投稿者: tenpos

  • 【ラーメン店・麺屋つくし】「味噌ラーメンを地元富山でもっと広めたい。」北海道・札幌の名店「すみれ」から「のれん分け」後の成功秘話とは?

    【ラーメン店・麺屋つくし】「味噌ラーメンを地元富山でもっと広めたい。」北海道・札幌の名店「すみれ」から「のれん分け」後の成功秘話とは?

    富山地鉄バス「太郎丸口(郊外方向)・富山市民病院前・富山市民病院口」 各バス停から徒歩約2分の立地にある、ラーメン店「麺屋つくし 本店」。2005年にオープンして以来、『ミシュランガイド富山・石川(金沢)2016特別版』で「ミシュランプレート(調査員おすすめ)」に選出や「富山県食べログラーメンランキング1位」を受賞などした実力店となりました。店主は、北海道・札幌にある味噌ラーメンの名店「すみれ」で10年近く修業を積んだ岩崎均(ひとし)さん。「すみれ」の系譜を継ぐ公認店ですが、地元富山から札幌に行き修行され、ここまで来るには一筋縄ではいかない数多くの苦労があったのです。

    開業までの経緯

    元々は大手運送会社に就職しセールスドライバーでした。人に雇われるのがあまり好きではなかったので、「いずれ何かをやりたい。」と思っていて、資金を貯めようということで20歳ごろから6年半、給料は高かったですが、寝る暇もないくらい働き詰め。

    そんな中、独立を考えていた頃、食べ歩きが好きで、全国を食べまわっていて、ひとまず富山に帰り出直して、今度は東京・横浜に行ったのですが、新横浜のラーメン博物館で、出会ったのが、当時出店されていた北海道・札幌にある味噌ラーメンの名店「すみれ」。15~16時ごろに入館したら唯一行列が出来ていて、「すみれ」を知りませんでしたが、家族ですみれの味噌ラーメンを食べた時、感動と衝撃で思わず無言で顔を見合わせました。急いでラーメンを平らげ、車の中から本店に即電話しました。

    弟子入りをしたいとすみれの社長に直訴するも、当時は地元以外からの弟子の受け入れを行っておらず、手紙も出しましたが、3回断られました。その後、「すみれ」の社長に挨拶をしに行こうという目的で札幌に行きましたが、社長には会えませんでした。しかし、たまたま、今はすみれから独立され暖簾分けをされている「麺屋 彩未」の奥さんが店長をやられていて、伝言を残したら「改めて面接をしようか。」という話になり、最終的には、私の押しと熱意に負けて弟子入りを認めてもらえたのです。

    体力には自信がありましたが、弟子入り後は、慣れない立ち仕事の連続と素人という立場で、1~2年は工場勤務でした。故郷富山の家を出て退路を断ち、札幌に移住して弟子入りできましたが、最初の2年位はほぼ雑用的な仕事。工場で、当時やっていたお土産用の「すみれ」のストレートラーメンを毎日作っていました。その後、ようやく厨房に入れましたが、3年目くらいで「辞めようかな」と思ったほどきつかったですね。富山から札幌に修行に行くといった他県からの人間は自分だけで、アパートも自分で探し借りていました。妻と子供も一緒に富山から連れていき、弟子入りの面接時に「10年働いたらのれん分けを認める。」ということで、「すみれ」2号店の店長を務め、24時間365日ラーメンに没頭しました。

    当時を振り返り、初めて店長になり自分の名刺をもらえたのは嬉しかったですね。今でも取ってあります。(笑)

    その後、2005年9月22日に地元富山で念願の独立をして今年で18年になります。出店場所は、味でとことん勝負するために、あえて大きな道路から1本入った人通りの少ない裏路地を選びました。最終的に富山地鉄バス 太郎丸口(郊外方向)・富山市民病院前・富山市民病院口 各バス停から徒歩約2分の立地にオープン。新店ながら「知る人ぞ知る」人気店になったのです。

    「麺屋つくし」一番人気の看板メニュー「もつ味噌ラーメン」1,000円(税込)※ほとんどの方が、小ライス170円(税込)も注文をされるそうです。

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    苦労したこと、失敗したこと、それらを乗り越えたエピソード

    東京での開業に憧れもありましたが、地元富山に「すみれ」の味を味わっていただきたいという気持ちが熱く最終的には富山で開業を決めました。

    2005年当時、東京ではある程度「すみれ」の知名度はありましたが、北陸で「すみれ」の知名度はそれほど高くはなかったんです。また、地元で「すみれ」の味が受け入れられるかという不安もありました。

    開業時には、周囲に富山にも「北海道ラーメン」の有名店が出店されていましたが、今は全て閉店。開業後は、毎日死に物狂いで働いていましたが、「富山では北海道ラーメンが受け入れられないのじゃないか。」という不安は常にありました。また、どこのお店にも言えることかもしれませんが、スタッフがなかなか集まりづらく、今は友達が友達を紹介という流れでなんとか確保が出来ています。

    また、物件探しは本当に苦労しました。ロードサイドではやりたくないという思いがあり、「すみれ」のルーツ同様、あえて大きな道路から1本入った人通りの少ない裏路地を選びましたが、半年くらいかかりましたね。

    売上に関しての失敗はそれほどなく赤字続きではなかったですが、2020年からのコロナには影響を受けました。他の「すみれ」からの独立店は1店舗での運営はほとんどですが、「麺屋つくし」は3店舗経営。複数店舗経営は人材の事もあるしリスクがあります。しかも富山駅前の「きときと市場とやマルシェのれん横丁」に出店した3店舗目は2020年1月に契約。2020年4月27日のオープンを予定していましたが、4月に緊急事態宣言が発令されたため、実際に6月1日にオープンを延期。閉店させることをいつも考えていたくらいです。外出制限もあり、郊外の本店は常連さんでなんとかなりましたが、駅前は難しい。駅前のオフィスからの来店客も減り1年半くらい赤字が続き苦労しました。

    今思うと、企業努力で、富山駅前のソーシャル活用とかスタッフのサービスの向上、味への追求、限定メニューの実施などで認知度を上げる努力をし続けて何とか乗り越えられた感じです。通販はコロナ前からやっていましたが、コロナ禍前は、店舗が忙しすぎて通販は後回し的な存在でしたが、コロナ禍では、外部コンサルタントから1年半くらい勉強をさせてもらい強化をし、外部委託から自社運営にし、カバーの要因となりました。

    25席(カウンター11席、テーブル14席)のため、行列が絶えない日が続いています。

    開業してみてはじめてわかったこと

    本店が『ミシュランガイド富山・石川(金沢)2016特別版』で「ミシュランプレート(調査員おすすめ)」に選ばれたこと。ミシュランガイド掲載は、「すみれ」からの独立店では「麺屋 彩未」だけ。本当にやっていて良かったなと思いました。「すみれ」では自分はセンスがあったわけではなく素人からの修行だったので感慨深いです。

    また、お客様との関係。「すみれ」時代は、対職人的な感じでしたが、常連さんが増えてくると、お客様と話す機会が増えてきて、自分が作ったラーメンを食べ終えたお客様を、自分がレジでお会計をする際に、笑顔が見られたり「美味しかった。また来るね。」なんて言ってもらえたりするのが嬉しかったです。

    元すみれ2号店の店長を勤めた後、2005年に「麺屋つくし」を開業。食べ終わるまで冷めないアツアツのスープに溶け込んだ生姜がアクセントで濃厚な味噌味が特徴。店名は『大地に力強く根付き、親しみやすく永く愛される「つくし」の様に、地に根をおろししっかりと育っていきたい、との思いから』だそうです。

    テンポスとのかかわり

    開業当時からのお付き合いで、富山店にはお世話になっています。今は立山町にありますが富山市内の呉羽にあった時から利用させてもらっています。

    「麺屋つくし」開業時、最初は地元の関係者から買っていましたが、鍋に制服(甚平)など、厨房機器関連は9割がテンポスさん。

    最近来店できていませんが、電話で店長の細川さんとは仲良くさせていただいており、とてもいい方で相談することもありますね。

    今後の展望・開業する方へのメッセージ

    自営業を始めて勉強になったのは「人を雇うこと」の難しさです。人それぞれ色んな考えや思いをもっています。
    今でも日々勉強させてもらっています。そのおかげで、私も、若い時より人間に深みが出たと思っております。

    富山といえば、「ブラックラーメン」のイメージが強く有名ですが、自分は、地元の皆さん、北陸の皆さんの1人でも多くの方にそれを覆す感動をもらった「すみれ」の味を伝えたい一心で店舗を展開しました。
    しかし、1店舗と3店舗ではトラブルの多さは倍以上になり、残念ながら儲けは倍になるわけではないのです。
    やはり、店舗を増やすとなれば費用は倍以上かかりやり方によっては違う結果もあると思いますが私の場合はそうでした。

    そんな中コロナが流行し始め、営業の規制、時間の規制があり、人との距離、ソーシャルディスタンスが設けられなかなか思うように行きませんでした。
    そこで、テイクアウトでの冷凍食品の技術の進歩に驚き目の当たりにし、こういったやり方も良いのではないかと感じました。

    小さいお子様をお連れのお客様や、歩行困難なご年配の方には、お店にはなかなか出向くことは難しく、テイクアウトならご自宅でもお店の味をそのままに喜んでいただけるのではないかと感じました。お店だけではなくそういった違う目線にも目を向け、テイクアウトや冷凍自販機の販売などをして、地元の方やお世話になった方に恩返しをして行きたいと思います。

    とめ

    北海道・札幌にある味噌ラーメンの名店「すみれ」で修業後、地元富山に凱旋され、当時定着されていなかった「味噌ラーメン」を軸に2005年にオープンして以来、『ミシュランガイド富山・石川(金沢)2016特別版』で「ミシュランプレート(調査員おすすめ)」に選出や「富山県食べログラーメンランキング1位」を受賞など、『「すみれ」では自分はセンスがあったわけではなく素人からの修行だったので感慨深いです。』というお言葉が印象的でした。

    「若いころの苦労は買ってでもしろ。」というと時代遅れなのかもしれませんが、「当時の苦労があったからこそ今がある。」と強く感じました。また、富山というと「ブラックラーメン」が有名ですが、『それを覆す感動をもらった「すみれ」の味、「味噌ラーメン」をもっと富山に広めて盛り上げたいですね。』というお言葉がとても印象的でした。

    地方から上京されて新規開業される方も多いと思いますが、このような経験と心構えが開業後の様々な苦労と困難を乗り越える根源なのかもしれません。ただ「息抜き」も忘れないようにしてくださいね。

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    #取材協力
    店名:麺屋つくし
    店主:岩崎均氏
    住所:富山県富山市太郎丸本町3-10-1 第2サクラギビル
    TEL:076-423-2941

  • 【四国】飲食店の保健所検査でチェックされる内容とは?

    【四国】飲食店の保健所検査でチェックされる内容とは?

    飲食店にとって、開業時に様々な検査が必要となりますが、特に保健所検査は、公衆衛生や安全性を確保するために非常に重要な要素です。以下に、チェックすべき基準と合格するための一般的な8つのポイントについて分かりやすく説明します。

    ただし、地域によってルールや要件が異なる場合もあるため、地元の保健所のガイドラインに従うことが最も重要ですので、必ず確認をしましょう。

    四国地区で飲食店を開業するメリットとは

    四国地区で飲食店を開業するメリットは、以下のようになります。

    四国独自の食文化がある:四国地方には、讃岐うどんや四万十川の天然ワサビなど、独自の食文化があります。また、四国は海に囲まれた地域でもあるため、新鮮な海の幸も豊富です。地元の食材を使ったメニューを提供することで、地元民からの支持を得ることができます。

    観光客の需要が高い:四国地方には、琴平町の金刀比羅宮や徳島県の阿波踊り、道後温泉などの観光地があります。観光客が多く訪れる地域で、独自のメニューやサービスを提供することで、需要を獲得することができます。

    地域のイベントに参加できる:四国地方には、多くの地域イベントが開催されています。例えば、徳島県の阿波踊りや香川県のうどん県国体などがあります。イベントに参加し、地元の人々に自分の店を知ってもらうことができます。

    人口密度が低いため、競合が少ない:都市部に比べて人口密度が低いため、飲食店の競合が比較的少ないです。ただし、地域によっては店舗数が少なく、需要と供給のバランスを見極める必要があります。

    地元の食材を安価に調達できる:四国地方は、自然が豊かで農業も盛んです。そのため、地元の農家から安価に食材を調達することができます。また、四国各地には飲食店向けの卸売市場もあります。そのため、コスト面でもメリットがあると言えます。

    以上のように、四国地方で飲食店を開業することには、独自の食文化や観光地、イベントへの参加、人口密度が低いこと、地元の食材を安価に調達できることなどのメリットがあります。

    これらのメリットを生かして、中国地区で飲食店を開業することは、成功の可能性を高めることができます。ただし、地域の風土や文化を理解し、それに合わせたメニューやサービスを提供することが重要です。

    今回は、飲食店開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「保健所検査」について深堀し、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」をご紹介します。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【四国地区】保健所検査や衛生管理に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    チェックすべき基準と合格するための一般的な8つのポイント

    1. 食品の保管と衛生管理

    ・食品の保管場所が清潔で、適切な温度で保管されているか確認します。
    ・食品の衛生管理が行われており、交差汚染を防ぐために異なる食材が分離されているか確認します。
    ・期限切れの食品がないか、食材のラベリングが適切に行われているか確認します。

    2.厨房の衛生状態食品の保管と衛生管理

    ・厨房が清潔に保たれ、定期的な清掃が行われているか確認します。
    ・調理器具やカウンターなどの作業スペースが適切に衛生管理されているか確認します。
    ・廃棄物やゴミの処理が適切に行われ、衛生的な状態に保たれているか確認します。

    3.従業員の衛生管理

    ・従業員が手を適切に洗っているか、手指消毒を行っているか確認します。
    ・飲食物の調理や接客に従事する従業員が、咳やくしゃみをする場合にはマスクを着用しているか確認します。
    ・従業員が病気や感染症の症状を示す場合には、飲食業務から離れるよう指導されているか確認します。

    4.衛生教育と訓練

    ・従業員が食品衛生に関する基本的な知識を持っているか確認します。
    ・飲食店が従業員に対して定期的な衛生教育や訓練を実施しているか確認します。
    これらは一般的な基準ですが、保健所の検査ではさまざまな要素が評価されます。

    飲食店が検査に合格するためには、以下のポイントにも注意する必要があります。

    5.食品の調理と加熱

    ・食材の調理が適切に行われ、食品が適切な温度で加熱されているか確認します。食中毒を引き起こす可能性のある菌が除去されるような適切な加熱が行われていることが求められます。

    6.飲食物の衛生管理

    ・サニタイズされた飲料水が提供されているか確認します。
    ・食品の包装や取り扱いが衛生的に行われているか確認します。

    7.客席とトイレの衛生状態

    ・店内の客席やテーブルが清潔に保たれているか確認します。
    ・トイレが清潔に保たれ、手洗い設備やトイレットペーパーなどの必要なアイテムが充足されているか確認します。

    8.安全対策と衛生管理の文書化

    ・飲食店が安全対策や衛生管理に関する適切な文書や記録を保持しているか確認します。これには食材の仕入れ元の情報、衛生教育や訓練の実施記録、定期的な清掃のスケジュールなどが含まれます。

    これらの基準とポイントを満たすことが、保健所検査に合格するために重要です。飲食店は定期的な検査を受け、衛生管理の向上と食品の安全性を確保するために努力する必要があります。

    飲食店の資格・許認可についてはこちら

    さらに、飲食店の開業時に必要な厨房機器を、専門スタッフがご紹介!厨房レイアウト作成時のポイントも紹介します。

    保健所の検査に必要な厨房機器は揃っているかが大切

    飲食店を開業する場合には、必ず保健所の検査が必要です。

    最近では、スケルトン状態の物件を取得して1から内装工事をするよりも、もともと飲食店だった居抜き物件を取得し、必要な機材が揃っている状態でスタートするという飲食オーナーさんも多くいらっしゃいます。

    もともと営業していた店の機材が残っているのだから、保健所の検査はすぐに通ると考えるオーナーさんもいるかもしれませんが、それは危険です。

    厨房に関しては、食品を衛生的に保つための必要最低限の設備があるのか?という観点で保健所のOKが出なければお店を開けることができません。

    保健所の検査基準について、ポイントを絞って解説していきます。

    【こちらもチェック】【まとめ】繁盛店の売れてるメニュー事例8選~集客アップにつながる看板&名物料理などを紹介~
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。 

    冷蔵庫、冷凍庫の選び方

    飲食店を営業する上で、冷蔵庫、冷凍庫の役割は食材の鮮度を保つだけではなく、食品の安全面、衛生面においても必要不可欠なものになり、設置義務があります。

    具体的には以下の基準があります。

    1. 営業時間内で使用する冷蔵庫、冷凍庫は厨房の区画内に設置しなければならない。

    冷蔵庫、冷凍庫の機能は主に、食材を冷やして保管することですが、使用する用途に応じてサイズや設置場所は変わります。

    食材を保管して仕込みの段階でしか使用しない場合や、蓋付きのドリンク保管のみであれば、厨房区画外に設置しても問題はありません。

    しかし、営業時間内に食材を取り出すことがある場合は、厨房区画内に設置していなければ保健所の検査基準違反となります。

    合わせて読み取れることは、明確にここからが厨房区画で、ここからが客席であるということがわかるような作りになっていなければならないということが言えます。

    2. 温度計がついていなければならない。

    また、冷蔵庫、冷凍庫がただ設置されていても、冷えていなければ意味がありません。

    冷えているかを常に確認できる状態として「冷蔵庫、冷凍庫に温度計がついているかどうか」が検査基準となります。

    業務用の冷蔵庫、冷凍庫は温度がデジタル表示で見れるものが一般的ですので、温度表示のランプなどが壊れていなければ問題ありません。

    ただ、小型の冷凍ストッカーや家庭用冷蔵庫には温度計がついていないケースもあるので、その場合は温度計だけ別で購入しなければなりません

    居抜きで入居した場合には、冷蔵庫、冷凍庫がちゃんと冷えるのかを確認したら、その温度計がついているかもしっかり確認しましょう。

    シンクの選び方について

    飲食店の厨房で冷蔵庫と同様に、必要不可欠なものといえばシンクです。
    保健所の検査基準としては以下の通りです。

    1. 厨房に最低2槽以上のシンクがないといけない

    シンクの用途は主に二つあります。
    食材を洗うため、食器や調理道具を洗うための2パターンになります。

    原則として2槽必要なのはそれぞれの用途に対して1槽ずつ必要ということになります。

    なぜ同じシンクではダメなのかというと、食材を洗った汚水で食器や調理道具が汚れてしまい、不衛生になってしまうことを防ぐという意味があります。

    シンクのサイズは指定があり、1槽あたり幅45cm以上、深さ18cm以上、奥行36cm以上でなければなりません。

    また消毒や洗浄のために温水を使えるということも、保健所の検査を通すためには必要になります。

    一つ例外として、食器洗浄機を設置している場合は、それで1槽分とみなされます

    2. 厨房に従業員の手洗用シンクが必要

    いくら食材や食器の衛生面に気をつけていても、厨房で働くスタッフの手が汚れていては元も子もありません。

    そのため消毒設備がついた手洗用のシンクが厨房内に1つ必要になります

    こちらもサイズの指定があります。

    手洗用は食材用、食器用に比べて小さく幅36cm、奥行28cm以上あれば検査は通ります。

    最近では保健所の新基準として手動の蛇口式ではなく、自動センサー付の手洗器を設置することが義務付けられています手動では衛生面で基準違反と見なされますので、居抜き物件の際は特に注意が必要です。

    食器棚の選び方について

    1. 食器は戸付の棚に収納する必要がある

    食器に埃や油がついてしまうことを防ぐために、戸付の棚に収納することが義務付けられています。

    効率を考えて、扉を外して使用している飲食店をよく見かけますが、保健所の基準によれば、食器を保管するための棚には扉がついていることが必須になります

    2. 埃が溜まりにくく、掃除がしやすい場所に設置

    吊り下げ式の戸棚に食器を収納する場合には、天井と吊戸棚の間にスペースがある場合、埃が溜まりやすい設計ということで基準違反となります
    置き型の食器棚を使用する場合には、極端に背が高く、手が届かない場合も、掃除がしづらいという点で基準違反とみなされます

    厨房レイアウトの基本!大事なのはオペレーション

    ここまでは、開業するために最低限必要な厨房設備について述べてきましたが、ここからは最適なレイアウトを作成するために抑えておきたいポイントをお伝えしていきます。

    1. メニュー構成は決まっているか?

    その店の武器となる主力メニューが何になるのかによって、必要な厨房設備が決まります。

    ラーメン屋なら茹で麺機が必要になりますし、寿司屋ならネタケースが必要になるということは誰でもわかります。

    ただ、主力メニューがあるということはサイドメニューもあるわけです。

    ラーメンと一緒に半チャーハンを出すのか、寿司と一緒にお酒を出すのか、というところを深くまで考えていくと、必要な厨房設備が複数あがってきます。

    そうなると、必然的にどこに何を配置するかを考えなければいけません
    そのため、まずメニュー構成をしっかり考える必要があります。

    2. スタッフの人数は決まっているか?

    メニュー構成が決まったからといって、レイアウトの作成に着手するのはまだ早いです。

    厨房を何人で回すのか、ホールは何人で回すのか、というスタッフの配置ついても先に決めておく必要があります

    なぜなら、全く同じ広さの店であっても、一人で回すのか、二人で回すのかで動線が全く変わってくるからです。

    3. オープンキッチンにするかクローズドキッチンにするか?

    スタッフの配置を決めることと同時に、カウンターから厨房内を見れるようなオープンキッチンにするか、逆にクローズドキッチンにするかも決める必要があります。

    先ほど例に挙げた、ラーメン屋や寿司屋ではオープンキッチンにした方が人気が出そうですよね。

    ここは席数や業態によって向き不向きがありますのでよく考える必要があります。一般的にはオープンキッチンの方が、厨房で作業しながらお客様を見ることができたり、お客様とコミュニケーションが取れるので、少ない人数でお店を回すオペレーションに向いています

    クローズドキッチンの場合は、調理に特化した設計にしやすく、シェフが集中して調理したり、大量調理が必要なオペレーションのお店に向いています

    ここまでオペレーションが決まってから、厨房レイアウトを設計することで、やっとそのお店に合った厨房レイアウトを設計することができます。

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  • あなたのお店は大丈夫?セルフサービス方式の衛生管理

    あなたのお店は大丈夫?セルフサービス方式の衛生管理

    ビュッフェやドリンクバーなどのセルフサービス方式でお客様の満足度が向上、お店としても人手不足を解消できて一石二鳥・・・と安心するなかれ。コロナ禍の影響でお客様の衛生意識が高まっている昨今、衛生管理に気を付けないと逆にお店のマイナスイメージにつながることも。

    この記事では、セルフサービス方式における衛生管理について客の視点で気になる点を紹介します。不衛生ととられないように提供して、しっかりとお客様の満足度向上につなげていきましょう!

    お冷、ドリンクバーなど

    セルフサービスの代表格、ドリンク提供時の注意点です。

    ・清潔感のあるドリンクバーにしよう!

    ドリンクを入れる容器

    容器に入れて提供する場合は蓋つき容器を選びましょう。受け皿もあると、容器に結露した水滴が落ちた際にテーブルに広がらず衛生的です。

    ドリンクの容器いろいろ取り揃えています!

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    コップ、グラス

    未使用のグラス、紙コップは下向きにしてホコリが入らないように配膳しましょう。

    氷入れ

    ドリンク同様、容器に入れて提供する場合は蓋つき容器のほうが良いでしょう。

    氷入れの容器もいろいろ取り揃えています!

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    ビュッフェ、バイキングなど

    ライスやサラダなどをセルフサービスで提供する際の注意点です。集客の大きな売りになる部分ですが、ここに問題があるとせっかくのサービスが逆に客離れにつながってしまうので注意しましょう。

    ・ビュッフェ、バイキングは衛生管理も大事です

    生鮮

    まずは温度管理が大事です。パンやボウルなどで提供する際は容器の下に氷を敷くなどして鮮度を保ちましょう。それがお客様から見えるようになっていると、温度管理に気を使っていることをアピールでき一石二鳥です。もちろん蓋も忘れずに。

    常温で傷みやすい食材を扱うので、トングや菜箸を容器に入れっぱなしにしたり使いまわすのは危険です。未使用品を複数配膳しておき、常に清潔なものを利用いただけるようにしておくと好印象を与えられます。未使用品と使用済み品を判別しやすいようにしておくと、間違って使用済み品を使ってしまうケースがなくなり更に良いと思います。

    サラダボウルいろいろ取り揃えています!

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    困ったらコレ!サラダステーション

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    加熱調理済み料理

    生鮮ほど神経質になる必要はありませんが、清潔感は大事です。蓋はあったほうが良いでしょう。

    ホテルパンいろいろ取り揃えています!

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    ライス類

    保温ジャーではなく、おひつなどで提供する場合は蓋をつけましょう。

    しゃもじにライスが付くのを防ぐため水につけているケースを見かけることがありますが、水が濁ってしまうと不衛生に見えてしまいますので、あまりおすすめしません。未使用のしゃもじが複数用意されていて使用済みと判別しやすくなっていると、お客様は気持ちよく利用できると思います。

    ・きれいなしゃもじでご飯をよそいたいですね

    取り皿、茶碗など

    コップなどと同様、下向きで配膳しましょう。

    ドリンクバー、ビュッフェなどを提供するテーブル

    開店前にきれいにしていても、お客様がこぼしてしまい汚れます。そのままにしていると見た目にも衛生的にも良くありません。

    見回り時間を決めて習慣化しよう

    忙しいときは後回しになりがち。見回り時間を決めておき、定期的に清潔にするようフロアスタッフを教育しましょう。確認すべきことややるべきことをチェックリストやマニュアルにしておくと抜けがなくなります。

    気が付いたときに臨機応変に対応できるように教育しよう

    見回り時間でなくとも、テーブルや布巾が汚れていたり、ふたがしまっていなかったり、未使用品のコップやしゃもじが切れていることに気づいたら臨機応変に対応するよう、フロアスタッフを教育しましょう。

    まとめ

    いかがだったでしょうか?

    手間を省くためにセルフサービスにしたのに、これでは手間が増えてしまうじゃないか・・・と感じたかもしれません。しかし、お客様に気持ちよく利用いただいてリピーターになってもらうために必要なコストと考えましょう。

    大量のトングやしゃもじは食洗器でまとめて洗浄しちゃいましょう!

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    一つでも参考になる情報があり、お店の改善につながれば幸いです!

  • 一人で飲食店を開業する際の開業の準備について

    一人で飲食店を開業する際の開業の準備について

    一人で飲食店を開業しようと思っている方は、相談できる方もあまりおらず、どんなことをしてよいか悩んでしまうと思います。今回は、開業の準備をする際にどのようなことをする必要があるかをご説明します。

    開業前の準備項目

    今回は以下の3点に絞ってご説明します。

    ・ビジネスプランの作成
    ・資金開業の見積もりと資金調達の方法
    ・飲食店の設備や厨房の準備についての留意事項

    ビジネスプランの作成

    ターゲット市場と協議

    地域の調査: まず、開業する地域の調査を行います。統計データ、消費行動、ライフスタイル、嗜好品の情報などを収集し、ターゲット顧客の特徴やニーズを把握します。

    並行分析: 既存店舗の分析を行います。類似業態の飲食店や同じターゲット顧客を持つ他の店舗を調査し、提供する商品やサービス、価格設定、顧客満足度などを比較します。強みと弱みを認識することで、自分の力を最大限に発揮できるようになります。

    ビジネスの概要

    業態とコンセプトの選定: まず、提供する料理やサービスの業態を選定します。例えば、カフェ、レストラン、バー、自分の興味や経験、市場のニーズに合わせて適切な業態を選びます。その業態に合ったコンセプトを考え、差別化するポイントや特徴を持たせることも重要です。

    ターゲット顧客の特定: ビジネスの概要を決めるためには、ターゲット顧客を特定することが重要です。地域の特徴や市場のニーズを考慮し、どのような顧客層を対象にするのかを明確にします。

    マーケティング戦略

    ターゲット市場の分析: まず、自分の飲食店がターゲットとする市場を詳しく分析します。 顧客の特徴、好み、行動パターン、ニーズの傾向などを捉えましょう。手法にも注意を払いましょう。

    ブランドポジショニング: 自身の飲食店が顧客に対してどのようなイメージや価値を提供するための戦略です。以下のステップを参考に、ブランドポジショニングを確立しましょう。

    1.目的と目標の設定: まず、自分の飲食店の目的や目標を明確にします。なぜこの飲食店を開業したいのか、どのような価値を提供したいのかを考えましょう。明確にすることが重要です。

    2.ターゲット顧客の定義: ターゲット顧客を詳細に定義しましょう。年齢層、分野、趣味、ライフスタイル、好みなど、顧客の特徴を捉えます。また、その顧客層にとって重要な価値を考えましょう。

    3.並行分析: 自社競合との比較を行いましょう。強調することが重要です。

    4.ブランドの特徴と気にしない部分の明確化: 自分の飲食店の特徴と気にしない部分を明確にしましょう。提供するメニュー、料理の特徴、素材の品質、サービスの質など、顧客に対してどのような価値を提供するかを考えましょう。

    5.ブランドメッセージの開発: 明確なブランドメッセージを開発しましょう。顧客に対して伝えたいメッセージやコンセプトを考えてまとめます。これは、広告や宣伝文、ウェブサイトのコピーなど、さまざまなコミュニケーションチャネルで使用されていくものです。

    6.ブランドのイメージ構築: ブランドイメージを構築するために、ビジュアル認知やロゴ、店内のデザインなども考慮しましょう。

    資金開業の見積もりと資金調達の方法

    資金見積り

    まず、開業に必要な資金を見積ります。以下の項目を考慮して、開業にかかる見積りを算出しましょう。

    ・物件および内装: 賃貸契約や改修費用、設備・機器の購入費用など。
    ・開業準備:開業手続きや許可申請、法の手続きに費用がかかります。
    ・営業資金:初期の経費、在庫の購入、従業員の給与、宣伝・広告費など。
    ・その他の費用:保険料、専門家へのコンサルティング料、予備費など。

    資金調達の方法

    開業資金を調達するための方法を検討しましょう。以下は一般的な資金調達の方法です。

    ・自己資金:自分の貯蓄や個人資産を活用する方法です。自己資金を投資することで、独立した経営者としての責任感も持てます。
    ・ビジネスローン:銀行や金融機関からの融資を受ける方法です。ビジネスプランや信用度に基づいて融資を受けることが可能です。
    ・投資家やパートナー:資金提供をしてくれる投資家やパートナーを探す方法です。ビジネスの成功に向けて、作成したコンセプトやビジネスプランに魅力を感じてくれる投資家やパートナーを見つけることが重要です。
    ・政府の助成金や補助金: 政府機関や地方自治体からの助成金や補助金を利用する方法です。開業地域や業態に応じて、各種の助成金制度が異なりますので、まずは役所で確認したりホームページを調べてみましょう。

    資金調達を検討する際には、返済計画や資金、権利の保障などを考慮し、自身のビジネスの健全性を確保することも重要です。

    飲食店の設備や厨房の準備についての留意事項

    飲食店の設備

    ・席数とレイアウト: 店内の席数や席のスペースの最大活用や顧客の快適さを重視し、テーブルや椅子の配置を計画します。
    ・インテリアと雰囲気: 飲食店の雰囲気を演出するために、インテリアや、照明などコンセプトに合ったデザインやカラースキームを考慮し、おしゃれで居心地の良い空間を作りましょう。
    ・カウンターやバーエリア: カウンターやバーエリアが広範囲の場合は、デザインや配置に工夫を凝らしましょう。顧客とのコミュニケーションや調理の様子を見せることができるような配慮を行います。

    厨房の準備

    ・厨房設備の選定: 料理の種類やメニューに合わせて必要な厨房設備を選定し調理器具、調理台、オーブン、フライヤー、冷蔵庫などを正しく配置し、効率よく調理ができるように構築しましょう。
    ・衛生基準と安全対策: 飲食店の厨房は衛生基準を満たし、食品の安全性を確保する必要があります。適切な衛生対策を実施し、食材の保管や調理の衛生管理を徹底しましょう。
    ・ストレージスペース: 食材や調理道具のストレージスペースを確保しましょう。材料を適切に管理し、効率的なストック管理を行いましょう。
    ・作業スペースと動線: 調理スタッフの作業スペースや動線を考慮しましょう。食材の受け取りから調理、盛り付け、配膳までの流れをスムーズにできるように配慮しましょう。

    衛生管理と法令

    ・衛生管理: 飲食店の衛生管理は非常に重要です。食材の保管や調理、食器や調理器具の洗浄など衛生基準を遵守しましょう。従業員には衛生教育を行い、衛生管理のルールや手順を徹底させます。また、食材の新鮮さと品質管理にも注意を払いましょう。
    ・法令と許可認可: 飲食店を経営する際には、各種の法令や許可に準拠する必要があります。法的な規制や義務を遵守することで、経営の安定性と信頼性を確保できます。
    ・消防対策: 飲食店では火災のリスクがあるため、消防対策に十分に配慮しましょう。行政との連携や定期的な点検を行うことも重要です。
    ・廃棄物処理: 飲食店では廃棄の発生が多いため、適切な廃棄物処理を行いましょう。食品環境廃棄物やゴミの分別、リサイクル、適切な処理業者との契約など、環境に配慮した廃棄物処理を実施しましょう。

    以上の留意事項を考慮して飲食店の設備や厨房の準備を行い、効率的な経営や顧客満足度の向上、管理の徹底などを実現しましょう。法令を確認し、適切な手続きを行うことも忘れないでください。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。

    飲食店の開業までにやることはたくさんあります。どれかを怠ってしまっては、いくら素晴らしい料理を提供できても、お客様に来ていただけないなどの問題が発生してしまいます。そうならないためにも、きっちり準備をしていきたいものです。

    テンポスドットコムでは飲食店開業の支援をしています。

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  • <中国>飲食店が店頭販売する時の注意点は?店頭販売の申請先ダウンロード

    <中国>飲食店が店頭販売する時の注意点は?店頭販売の申請先ダウンロード

    2020年から流行した新型コロナウイルスによって、飲食店は「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」の影響で飲食店は大きな痛手を受けました。
    それに伴い、店頭販売を新たに検討された飲食店が多かったと思います。

    ただ、店頭販売のやり方やコツ、資格など分からない方もいるでしょう。

    本記事では、コロナ禍明けの今、中国地区において、これから店頭販売を始める方や既に始めている方向けの、店頭販売に関しての疑問を解決致します。

    中国地区で飲食店の店頭販売をする5つのメリット

    中国地区で飲食店の店頭販売をするメリットはいくつかあります。以下にいくつかのメリットを挙げてみます。

    1.地域の需要に合った提供

    中国地方の消費者の好みや食文化に合わせたメニューや料理スタイルを提供することで、地域の需要に応えることができます。地元の新鮮な食材や地方特産品を活用したメニューは、現地の顧客にとって魅力的な選択肢となります。

    2.地域ブランドの活用

    中国地方は、独自の食文化や料理が存在し、地域ブランドとしての価値があります。地元の食材や料理の特長を活かし、地域ブランドとして認知されることで、顧客の関心を引き付けることができます。

    3.地域のコミュニティへの貢献

    店頭販売を通じて、地域のコミュニティとのつながりを深めることができます。地域のイベントや祭りに参加したり、地元の農産物や漁業などの業者と協力したりすることで、地域社会への貢献度を高めることができます。

    4.観光客の取り込み

    中国地方は観光地としても知られており、多くの観光客が訪れます。店頭販売を通じて、地方の特産品や伝統料理を提供することで、観光客の興味を引きつけることができます。観光客の満足度が高まると口コミや評判が広がり、さらなる集客効果が期待できます。

    5.地域経済への貢献

    飲食店の店頭販売は、地域経済に貢献する一翼を担います。地元の食材や飲食業者との取引を通じて、地域の雇用創出や地域経済の活性化に寄与することができます。

    これらのポイントに留意しながら、中国地区での飲食店の店頭販売を活用することで、地域のお客様に満足度の高い食事体験を提供し、お店の魅力を高めることができるでしょう。

    今回は、飲食店の店頭販売にあたり、「効果・コツ・許可・注意点」について深堀し、「これはありがたい。」と思っていただける、惣菜製造許可・菓子製造業・食肉製品製造業・魚介類販売業・食肉販売業など各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」をご紹介します。

    問合せ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【中国地区】店頭販売に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    【中国地区】店頭販売に関する参照リンク集はこちらからダウンロード

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    店頭販売の効果

    店頭販売とは、店先や店舗入口でテイクアウト用にお弁当屋や惣菜などを販売する方法です。
    お客様に立ち止まってもらうことで、お店の雰囲気やメニューを知ってもらうきっかけになります。

    そして店頭販売での対応や味、価格などでお店を好きになってもらえれば、その後店内飲食にきてくれる可能性も高まります。

    このように新規顧客を獲得し、更にそこからリピーターになってくれる可能性が期待できますので、店頭販売は売り上げに貢献する一つの手段といえるでしょう。

    店頭販売のコツ

    店頭販売を利用するお客様は、店の雰囲気や販売しているメニューに惹かれて商品を購入します。
    そのため、店を意識していない方にも興味をもってもらうことが重要です。
    お店の前を通る方を観察し、ターゲットを絞り込み、ニーズのあるメニューを店頭販売するようにしましょう。

    ここではお客様に足を止めて商品を見てもらうコツをご紹介致します。

    シズル効果

    シズル効果とは音や香りなどによって消費者の五感を刺激し、それによって購買意欲を生じさせる効果です。
    できあがったメニューを売るだけでなく、注文を受けてからその場で料理を作ると、音や香りでお客様の購買意欲が湧きます。

    店頭販売では販売しているメニューの実物を目にしたり匂いを感じたりできるので、見た目・香り・音を十分に活用することで集客と販促に繋がります。

    おすすめ商品

    その店の看板商品やおすすめ商品を大きく宣伝すると、足を止めてメニューを見てくれる可能性が高まります。
    行きたい店や食べたいものが決まっていない方は選択肢が多い状態ですので、おすすめ商品をPOPやA型看板を使ってアピールします。

    メニュー名や値段だけでなく、特徴やおおすすめの理由も合わせて掲示するようにしましょう。

    接客態度

    どんなにメニューや店の雰囲気が魅力的でも、スタッフの態度が悪く近寄りがたいと思われてしまっては、集客に悪影響を及ぼしてしまいます。
    清潔感のある身だしなみ、丁寧な言葉遣い、そして最も大切な笑顔で良い印象を持ってもらえるようにしましょう。

    マスクをしていると口元が見えないため、目元を意識して接客することがポイントです。

    また、お客様に声をかけるタイミングも重要です。
    お客様がメニュー表を見て考えているのにスタッフは声をかけない、逆に足を止めただけで勢いよく声をかけられる、など良かれと思ってとった行動でも、お客様によっては気分を悪くされてしまいます。

    お客様が興味を持っていそうなタイミングで挨拶することで、商品について聞いたり、会計をお願いしたりしやすい雰囲気を作ることができますので、意識して接客しましょう。

    販売時間

    せっかく店頭販売をするのに、人が全く通らない時間帯に行うのは労力の無駄になってしまいます。
    集客するには人通りの多い時間帯に実施するようにしましょう。

    時間帯によってターゲットを変え、販売するメニューを変えることも一つのポイントです。

    例えばオフィス街にある店であれば、平日のランチ時お弁当販売。
    住宅街にある店であれば、中食にも対応できるおかずのみの商品や、お子様向けの商品のニーズもあるでしょう。

    それぞれの時間帯のターゲットのニーズを考慮して、メニューを決めることが重要です。

    外装・POP

    外装は店の業態や扱うメニュー、雰囲気などを想像できるデザインにすることがポイントです。

    周囲に似たコンセプトの飲食店がある場合、外装まで似ているとご自身の店の印象が薄れてしまいますので、周囲の飲食店の外装は必ず確認しましょう。
    ご自身の店ならではの特徴が伝わるデザインを意識してみてください。

    また、通行人に店舗を知ってもらうには、POPや看板が有効です。
    POPや看板は歩きながらでも目に入るものでなければ効果がありませんので、離れた所からでも目に留まる大きさ・デザインにすることを心がけましょう。

    POPや看板を確認できても、魅力的なメニューや利用するメリットがないと購入にまで至らないので、写真やメニューの売りを載せるなど、テイクアウトしたいと思われるように作成しましょう。

    テイクアウト容器

    店頭販売では、持ち運びしやすく美味しそうな盛り付けを維持できる容器を選ぶ必要があります。
    せっかく味が美味しくても、持ち運んでいる間に料理が崩れたり、寄ったりすると次回購入に繋がりません。
    そうならないようにメニューごとに合う大きさや形状の容器を選ぶようにしましょう。

    汁ものはフタ外れにくい容器、カレーはルーとライスの仕切りがある容器、丼ものは高さのある容器を選ぶなど、お客様目線で考えることが大切です。

    店内で使用する食器にこだわるように、店頭販売で使用する容器にもしっかりこだわるようにしましょう。

    容器以外にも持ち運び用のビニール袋、おしぼり、割り箸やスプーンなどを用意すると、どこでも食事が楽しめてお客様に喜んでいただけます。

    店頭販売の許可

    店頭販売を行う場合、メニューによっては製造業や販売業の許可の取得が必要となるものがあります。
    事前にしっかり確認して店頭販売するようにしましょう。

    弁当・惣菜

    飲食店営業の許可を取得している場合、弁当や惣菜の店頭販売や仕出しは可能です。
    ただし、弁当や惣菜であっても「卸売販売」を行う場合は、惣菜製造業の許可が必要になります。

    仕出しの場合は、配膳台等の設備が必要となる可能性もあるので注意しましょう。

    ケーキ・焼き菓子

    飲食店営業の許可を取得していても、ケーキや焼き菓子等を製造して店頭販売するためには、別で「菓子製造業」の許可が必要になります。

    食肉製品(ソーセージ等)

    ソーセージのような食肉製品の店頭販売は、飲食店営業許可の他に「食肉製品製造業」の許可が必要になります。

    また、長期保存が可能となる製品等を製造する場合はも食肉製品製造業の許可が必要となる場合がありますので注意が必要です。

    刺し身

    飲食店営業の許可を取得していても、刺身を店頭販売する場合は別途「魚介類販売業」の許可が必要になります。

    店の調理場内で紙コップ等に注いだものを提供することは可能です。
    また、市販のお酒を開封せずにそのまま販売する場合も、食品衛生法上の営業許可を取得する必要はありません。

    しかし酒税法に基づく免許を受ける必要がありますので、税務署にご相談ください。

    生肉

    飲食店営業の許可を取得していても、生肉を販売する場合は、「食肉販売業」の許可が必要になります。

    ラーメン

    麺・スープ・具材を詰め合わせたセットを販売する場合、麺を製造する場合は「めん類製造業」の許可、チャーシューを製造する場合は「食肉製品製造業」の許可が必要になります。

    店頭販売の注意点

    店頭販売にはやってはいけないことや、気をつけるべきポイントがいくつかあります。
    それらを知らないまま店頭販売を始めると、法に触れてしまう可能性もあるので注意しましょう。

    店頭での盛り付け

    ご飯を盛り付ける行為は調理行為に該当しますので、調理場以外の場所で行うことができません。
    飲食店営業の営業許可を取得している盛り付けは必ず店の調理場内で行うようにしてください。

    また、屋外で食品を調理して提供する場合,飲食店営業(屋台)の営業許可が必要となります。

    しかし当該営業許可を取得している場合であっても、米飯類を調理して提供することはできないことになっていますので注意してください。

    衛生面

    店頭販売されるメニューは、店内で食べるものよりも食べるまでの時間が長く、食中毒危険性が高くなります。
    そのため、原材料の仕入れから販売までの衛生管理を徹底することや、早めに食べるよう呼びかけすることが重要です。

    冷蔵設備等がない店頭販売する場合、冷蔵設備等がないと食品の温度管理が困難です。
    必ず冷蔵設備を設けるなどをして温度を管理し、店頭販売するようにしましょう。

    冷蔵設備がある場合でも、サラダや生もの販売はおすすめしません。

    食品表示

    あらかじめ容器包装された加工食品には、食品表示が義務付けられています。
    ただし、メニューを店内で容器包装して販売する場合は、表示を行う必要はありません。

    しかし、アレルゲンや期限など、お客様が知りたい場合は情報提供できるようにしておく必要があります。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    店頭販売はお店を知ってもらうきっかけにもなり、新規顧客の開拓にも繋がります。

    また出来上がったメニューを実際に見て確認できるので、メニューの魅力をお客様に伝えることができます。
    販売許可や、店頭販売の注意点をしっかり確認して、売上に繋げられるようにしましょう。

    テンポスドットコム

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  • 【中国】飲食店の保健所検査でチェックされる内容とは?

    【中国】飲食店の保健所検査でチェックされる内容とは?

    飲食店にとって、開業時に様々な検査が必要となりますが、特に保健所検査は、公衆衛生や安全性を確保するために非常に重要な要素です。以下に、チェックすべき基準と合格するための一般的な8つのポイントについて分かりやすく説明します。

    ただし、地域によってルールや要件が異なる場合もあるため、地元の保健所のガイドラインに従うことが最も重要ですので、必ず確認をしましょう。

    中国地区で飲食店を開業するメリットとは

    中国地区で飲食店を開業するメリットは、以下のようになります。

    地元の食材を活用したメニューが作りやすい:この地域は、日本海と瀬戸内海に面しており、海の幸や山の幸が豊富です。特に瀬戸内海は、魚介類や牡蠣などが有名で、地元の食材を使った料理を提供することで、地元民からの支持を得られます。

    観光客の需要が高い:鳥取県には、鳥取砂丘や琴浦町などの観光地があり、島根県には、出雲大社や石見銀山などの観光地があります。また、広島県には、広島平和記念公園や宮島などの観光地があり、山口県には、秋吉台などの観光地があります。これらの観光地で飲食店を開業することで、多くの観光客から需要を得ることができます。

    交通の便が良い:鳥取県から山口県にかけては、高速道路や鉄道、空港などの交通手段が充実しており、アクセスが比較的容易です。特に、瀬戸内海を渡るフェリーや、山口県の関門トンネルなどのユニークな交通手段があり、観光客からも人気があります。

    人口密度が低いため、競合が少ない:都市部に比べて人口密度が低いため、飲食店の競合が比較的少ないです。そのため、需要に合わせたメニューやサービスを提供することで、比較的容易に顧客を獲得することができます。

    地域の食文化に注目が集まっている:鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県には、地域に根付いた独自の食文化があります。例えば、広島県には広島風お好み焼きや、山口県には関門海峡に面した海鮮料理などがあります。地元の食材や料理を取り入れたメニューを提供することができます。

    これらのメリットを生かして、中国地区で飲食店を開業することは、成功の可能性を高めることができます。ただし、地域の風土や文化を理解し、それに合わせたメニューやサービスを提供することが重要です。

    今回は、飲食店開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「保健所検査」について深堀し、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」をご紹介します。

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    チェックすべき基準と合格するための一般的な8つのポイント

    1. 食品の保管と衛生管理

    ・食品の保管場所が清潔で、適切な温度で保管されているか確認します。
    ・食品の衛生管理が行われており、交差汚染を防ぐために異なる食材が分離されているか確認します。
    ・期限切れの食品がないか、食材のラベリングが適切に行われているか確認します。

    2.厨房の衛生状態食品の保管と衛生管理

    ・厨房が清潔に保たれ、定期的な清掃が行われているか確認します。
    ・調理器具やカウンターなどの作業スペースが適切に衛生管理されているか確認します。
    ・廃棄物やゴミの処理が適切に行われ、衛生的な状態に保たれているか確認します。

    3.従業員の衛生管理

    ・従業員が手を適切に洗っているか、手指消毒を行っているか確認します。
    ・飲食物の調理や接客に従事する従業員が、咳やくしゃみをする場合にはマスクを着用しているか確認します。
    ・従業員が病気や感染症の症状を示す場合には、飲食業務から離れるよう指導されているか確認します。

    4.衛生教育と訓練

    ・従業員が食品衛生に関する基本的な知識を持っているか確認します。
    ・飲食店が従業員に対して定期的な衛生教育や訓練を実施しているか確認します。
    これらは一般的な基準ですが、保健所の検査ではさまざまな要素が評価されます。

    飲食店が検査に合格するためには、以下のポイントにも注意する必要があります。

    5.食品の調理と加熱

    ・食材の調理が適切に行われ、食品が適切な温度で加熱されているか確認します。食中毒を引き起こす可能性のある菌が除去されるような適切な加熱が行われていることが求められます。

    6.飲食物の衛生管理

    ・サニタイズされた飲料水が提供されているか確認します。
    ・食品の包装や取り扱いが衛生的に行われているか確認します。

    7.客席とトイレの衛生状態

    ・店内の客席やテーブルが清潔に保たれているか確認します。
    ・トイレが清潔に保たれ、手洗い設備やトイレットペーパーなどの必要なアイテムが充足されているか確認します。

    8.安全対策と衛生管理の文書化

    ・飲食店が安全対策や衛生管理に関する適切な文書や記録を保持しているか確認します。これには食材の仕入れ元の情報、衛生教育や訓練の実施記録、定期的な清掃のスケジュールなどが含まれます。

    これらの基準とポイントを満たすことが、保健所検査に合格するために重要です。飲食店は定期的な検査を受け、衛生管理の向上と食品の安全性を確保するために努力する必要があります。

    飲食店の資格・許認可についてはこちら

    さらに、飲食店の開業時に必要な厨房機器を、専門スタッフがご紹介!厨房レイアウト作成時のポイントも紹介します。

    保健所の検査に必要な厨房機器は揃っているかが大切

    飲食店を開業する場合には、必ず保健所の検査が必要です。

    最近では、スケルトン状態の物件を取得して1から内装工事をするよりも、もともと飲食店だった居抜き物件を取得し、必要な機材が揃っている状態でスタートするという飲食オーナーさんも多くいらっしゃいます。

    もともと営業していた店の機材が残っているのだから、保健所の検査はすぐに通ると考えるオーナーさんもいるかもしれませんが、それは危険です。

    厨房に関しては、食品を衛生的に保つための必要最低限の設備があるのか?という観点で保健所のOKが出なければお店を開けることができません。

    保健所の検査基準について、ポイントを絞って解説していきます。

    【こちらもチェック】【まとめ】繁盛店の売れてるメニュー事例8選~集客アップにつながる看板&名物料理などを紹介~
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。 

    冷蔵庫、冷凍庫の選び方

    飲食店を営業する上で、冷蔵庫、冷凍庫の役割は食材の鮮度を保つだけではなく、食品の安全面、衛生面においても必要不可欠なものになり、設置義務があります。

    具体的には以下の基準があります。

    1. 営業時間内で使用する冷蔵庫、冷凍庫は厨房の区画内に設置しなければならない。

    冷蔵庫、冷凍庫の機能は主に、食材を冷やして保管することですが、使用する用途に応じてサイズや設置場所は変わります。

    食材を保管して仕込みの段階でしか使用しない場合や、蓋付きのドリンク保管のみであれば、厨房区画外に設置しても問題はありません。

    しかし、営業時間内に食材を取り出すことがある場合は、厨房区画内に設置していなければ保健所の検査基準違反となります。

    合わせて読み取れることは、明確にここからが厨房区画で、ここからが客席であるということがわかるような作りになっていなければならないということが言えます。

    2. 温度計がついていなければならない。

    また、冷蔵庫、冷凍庫がただ設置されていても、冷えていなければ意味がありません。

    冷えているかを常に確認できる状態として「冷蔵庫、冷凍庫に温度計がついているかどうか」が検査基準となります。

    業務用の冷蔵庫、冷凍庫は温度がデジタル表示で見れるものが一般的ですので、温度表示のランプなどが壊れていなければ問題ありません。

    ただ、小型の冷凍ストッカーや家庭用冷蔵庫には温度計がついていないケースもあるので、その場合は温度計だけ別で購入しなければなりません

    居抜きで入居した場合には、冷蔵庫、冷凍庫がちゃんと冷えるのかを確認したら、その温度計がついているかもしっかり確認しましょう。

    シンクの選び方について

    飲食店の厨房で冷蔵庫と同様に、必要不可欠なものといえばシンクです。
    保健所の検査基準としては以下の通りです。

    1. 厨房に最低2槽以上のシンクがないといけない

    シンクの用途は主に二つあります。
    食材を洗うため、食器や調理道具を洗うための2パターンになります。

    原則として2槽必要なのはそれぞれの用途に対して1槽ずつ必要ということになります。

    なぜ同じシンクではダメなのかというと、食材を洗った汚水で食器や調理道具が汚れてしまい、不衛生になってしまうことを防ぐという意味があります。

    シンクのサイズは指定があり、1槽あたり幅45cm以上、深さ18cm以上、奥行36cm以上でなければなりません。

    また消毒や洗浄のために温水を使えるということも、保健所の検査を通すためには必要になります。

    一つ例外として、食器洗浄機を設置している場合は、それで1槽分とみなされます

    2. 厨房に従業員の手洗用シンクが必要

    いくら食材や食器の衛生面に気をつけていても、厨房で働くスタッフの手が汚れていては元も子もありません。

    そのため消毒設備がついた手洗用のシンクが厨房内に1つ必要になります

    こちらもサイズの指定があります。

    手洗用は食材用、食器用に比べて小さく幅36cm、奥行28cm以上あれば検査は通ります。

    最近では保健所の新基準として手動の蛇口式ではなく、自動センサー付の手洗器を設置することが義務付けられています手動では衛生面で基準違反と見なされますので、居抜き物件の際は特に注意が必要です。

    食器棚の選び方について

    1. 食器は戸付の棚に収納する必要がある

    食器に埃や油がついてしまうことを防ぐために、戸付の棚に収納することが義務付けられています。

    効率を考えて、扉を外して使用している飲食店をよく見かけますが、保健所の基準によれば、食器を保管するための棚には扉がついていることが必須になります

    2. 埃が溜まりにくく、掃除がしやすい場所に設置

    吊り下げ式の戸棚に食器を収納する場合には、天井と吊戸棚の間にスペースがある場合、埃が溜まりやすい設計ということで基準違反となります
    置き型の食器棚を使用する場合には、極端に背が高く、手が届かない場合も、掃除がしづらいという点で基準違反とみなされます

    厨房レイアウトの基本!大事なのはオペレーション

    ここまでは、開業するために最低限必要な厨房設備について述べてきましたが、ここからは最適なレイアウトを作成するために抑えておきたいポイントをお伝えしていきます。

    1. メニュー構成は決まっているか?

    その店の武器となる主力メニューが何になるのかによって、必要な厨房設備が決まります。

    ラーメン屋なら茹で麺機が必要になりますし、寿司屋ならネタケースが必要になるということは誰でもわかります。

    ただ、主力メニューがあるということはサイドメニューもあるわけです。

    ラーメンと一緒に半チャーハンを出すのか、寿司と一緒にお酒を出すのか、というところを深くまで考えていくと、必要な厨房設備が複数あがってきます。

    そうなると、必然的にどこに何を配置するかを考えなければいけません
    そのため、まずメニュー構成をしっかり考える必要があります。

    2. スタッフの人数は決まっているか?

    メニュー構成が決まったからといって、レイアウトの作成に着手するのはまだ早いです。

    厨房を何人で回すのか、ホールは何人で回すのか、というスタッフの配置ついても先に決めておく必要があります

    なぜなら、全く同じ広さの店であっても、一人で回すのか、二人で回すのかで動線が全く変わってくるからです。

    3. オープンキッチンにするかクローズドキッチンにするか?

    スタッフの配置を決めることと同時に、カウンターから厨房内を見れるようなオープンキッチンにするか、逆にクローズドキッチンにするかも決める必要があります。

    先ほど例に挙げた、ラーメン屋や寿司屋ではオープンキッチンにした方が人気が出そうですよね。

    ここは席数や業態によって向き不向きがありますのでよく考える必要があります。一般的にはオープンキッチンの方が、厨房で作業しながらお客様を見ることができたり、お客様とコミュニケーションが取れるので、少ない人数でお店を回すオペレーションに向いています

    クローズドキッチンの場合は、調理に特化した設計にしやすく、シェフが集中して調理したり、大量調理が必要なオペレーションのお店に向いています

    ここまでオペレーションが決まってから、厨房レイアウトを設計することで、やっとそのお店に合った厨房レイアウトを設計することができます。

    内装工事や厨房機器購入のご相談は、是非テンポスドットコムにお任せください。

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  • ブリキ看板で店舗イメージを格上げ!飲食店向けブリキ看板とは

    ブリキ看板で店舗イメージを格上げ!飲食店向けブリキ看板とは

    飲食店のインテリアには、魅力的なブリキ看板がおすすめです。アメリカンスタイルのブリキ看板は、ヴィンテージ感あふれるデザインでお客様の目を引き付けます。さまざまなサイズやデザインがあるので、お店の雰囲気に合わせて選ぶことができます。

    ブリキ看板は、屋内外兼用で耐久性があり、お店の装飾に最適です。当サイトでは、ブリキ看板についてご紹介しています。
    ぜひ、当サイトでお気に入りのブリキ看板を見つけて、飲食店の演出を楽しんでください!

    ブリキ看板の意義と歴史

    ブリキ看板はただの看板以上の存在です。
    これらの魅力的なアイテムは、飲食店が持つ個性と品質を表現するための重要なツールです。
    時を越えて風化したブリキ看板は、店舗が長い間立ち続けてきた証であり、信頼感を生む要素でもあります。

    一方、新しいブリキ看板は、店舗の新鮮さとユニークなスタイルを表現します。歴史的に見て、ブリキ看板はその耐久性と独特な見た目から、多くの商店や飲食店によって使われてきました。

    ブリキ看板は単なる指示手段ではなく、飲食店の魅力と質を高めるための重要な道具と言えます。その風化した姿は、時代を超えて生き続ける飲食店の証となり、客に対して信頼感を与えます。新品のブリキ看板は、逆に店舗の新鮮さや独自性を強調します。

    歴史的にも、その耐久性と独特なビジュアルから、ブリキ看板は数々の商店や飲食店に愛用されてきたのです。

    ブリキ看板のデザイン要素とその影響

    ブリキ看板のデザインは、店舗が伝えたいメッセージやブランドイメージを鮮やかに表現します。伝統的な字体やレトロな色調を使用することで、古き良き時代の雰囲気を再現することが可能です。それに対し、モダンなフォントや鮮やかな色彩を採用することで、前衛的な印象を演出することもできます。

    色彩
    要素
    看板の色は、ブランドのイメージを伝える重要な手段です。色にはそれぞれ異なる印象や感情が関連付けられており、ブランドのメッセージを伝えるために利用されます。
    影響
    鮮やかな色は元気で活発なイメージを、淡い色は落ち着いた雰囲気を演出します。また、特定の色(赤や黄色など)は食欲を刺激すると言われています。

    フォント
    要素
    文字の形状や大きさは、看板の情報を伝えるだけでなく、店舗の性格を反映する手段でもあります。
    影響
    古典的なフォントは伝統や高級感を、モダンなフォントは新しさや革新性を、カジュアルなフォントはフレンドリーさや親しみやすさを表現します。

    イラストと図案
    要素
    イラストや図案は、具体的な商品やサービスを象徴し、店舗の特色を視覚的に伝える役割を果たします。
    影響
    適切なイラストや図案を使用することで、店舗の特性や提供する食品、雰囲気を直感的に伝えることができます。

    レイアウト
    要素
    看板の要素(文字、色、イラストなど)の配置は、視覚的なバランスと情報の優先度を決定します。
    影響
    読みやすさと理解のしやすさを確保するために、重要な情報を中心に配置し、バランスの取れたレイアウトを心掛けることが重要です。

    材質
    要素
    ブリキ看板の材質は、耐久性だけでなく、その見た目や感触から店舗のイメージを作り出す要素でもあります。
    影響
    ブリキの光沢はレトロな雰囲気を作り出し、それ自体が飲食店の個性や歴史を象徴することができます。

    これら全ての要素が組み合わさることで、ブリキ看板はただの案内板以上の存在となり、飲食店の雰囲気やブランドイメージを強く印象付けるツールとなります。

    ブリキ看板が飲食店に与える印象

    ブリキ看板は、飲食店の最初の印象を形成する重要な要素です。独自性のあるデザインやメッセージは、通行人に対して店舗の特色を直感的に伝え、視覚的な魅力を提供します。そのため、ブリキ看板はただの装飾品ではなく、飲食店のイメージ作りに不可欠なアイテムとなります。

    レトロな印象
    ブリキ看板はその材質と経年変化により、レトロな、またはヴィンテージな雰囲気を醸し出します。これは店舗が長い歴史を持つこと、あるいは古き良き時代を大切にすることを暗示するかもしれません。

    個性的な印象
    ブリキ看板はデザインや形状、色使いによって、他の看板とは一線を画す個性的な印象を与えます。これは飲食店が他にはない特別な経験を提供する場所であることを表現します。

    手作りの印象
    ブリキ看板は手作りされることが多く、それにより職人の技や手間ひまを感じさせ、飲食店の丁寧なサービスや本物の食材へのこだわりを象徴します。

    親しみやすい印象
    ブリキ看板の質感や色使いは親しみやすさを感じさせます。これは飲食店が地域密着型で、地元の人々に親しまれていることを表すかもしれません。

    芸術的な印象
    ブリキ看板のデザインは、時には芸術的な印象を与えます。これは店舗が美味しい食事だけでなく、美しい視覚体験も提供していることを表しています。

    これらの印象は飲食店の個性やブランドイメージを形成する大切な要素となります。

    実際の飲食店でのブリキ看板活用例

    世界中の飲食店では、ブリキ看板を効果的に活用しています。レトロなカフェでは、その風合いを活かして店舗の歴史や地域性を強調し、モダンなレストランでは、ブリキ看板を用いて個性的で新鮮なビジュアルを創造しています。

    バー
    レトロ感のあるブリキ看板は、バーにおける大人の雰囲気や落ち着きを醸し出します。醸造所やビールのブランドの古い広告を模したブリキ看板がしばしば見られます。また、開店時間や特定のイベントを告知するためにも使用されます。

    カフェ
    カフェでは、ブリキ看板が温かみと親しみやすさを表現する一部となっています。メニュー項目や店内の自由なWiFiの存在、ペットの歓迎など、訪問者にとって有用な情報を表示するために使われます。また、手書きのメッセージや引用を含む看板は、カフェが居心地の良い空間であることを伝えます。

    カジュアルレストラン
    ブリキ看板はカジュアルレストランにおいて、親しみやすい雰囲気を作り出します。特定の料理やデイリースペシャルを宣伝したり、子供の客を歓迎するためのメッセージを表示したりします。また、レストランのロゴやモットーをデザインに取り入れることでブランドイメージを強化します。

    バル
    スペインのバルでは、ブリキ看板はタパスのメニューやワインの選択肢を表示するために使われます。また、色鮮やかなブリキ看板は、活気あふれるバルの雰囲気を反映し、来店者に楽しみや刺激を提供します。

    ブリキ看板のメンテナンスと管理

    ブリキ看板は耐久性がある一方で、適切なメンテナンスと管理が必要です。定期的に清掃を行い、必要に応じて塗装の補修をすることで、ブリキ看板は長持ちし、その魅力を保つことができます。また、季節の変化による影響を防ぐためにも、定期的なチェックが不可欠です。

    定期的な清掃
    ブリキ看板は外部環境の影響を受けやすいため、定期的な清掃が必要です。穏やかな洗剤と柔らかい布を使用して、汚れや塵を優しく拭き取ります。

    保護コーティングの確認
    看板が持つ色彩や光沢を保つためには、保護コーティングの状態を確認し、必要なら再塗装することが重要です。特に直射日光や雨風にさらされる看板には注意が必要です。

    錆のチェックと除去
    ブリキは錆びる可能性があります。定期的に看板の表面をチェックし、錆びた部分があれば専門の製品を使用して除去します。

    安全な取り付け
    看板がしっかりと取り付けられているか定期的に確認し、緩んでいる場合は再度固定します。これは看板が落下して怪我をさせる事故を防ぐためにも重要です。

    適切な保管
    看板を一時的に取り外す必要がある場合、例えば改装や移転など、直射日光や湿気から守る適切な場所に保管します。

    まとめ

    ブリキ看板は、ただの案内板以上の存在です。そのデザイン一つで、飲食店の雰囲気を左右し、ブランドイメージを強く印象付けます。耐久性と視覚的な魅力を兼ね備えたブリキ看板は、飲食店の歴史や個性を象徴する一方で、新鮮なイメージを提供するツールともなります。あなたの飲食店も、ブリキ看板を巧みに活用し、独自の魅力を引き立ててみてはいかがでしょうか。

    テンポスドットコムではこういったレトロ看板を多数取扱いをしております。
    これから開業、改装を考えている方は一度ご検討ください。

    素敵なレトロ看板特集はこちら!

  • サラリーマンからの飲食店開業 田中太郎はどうなる?

    サラリーマンからの飲食店開業 田中太郎はどうなる?

    現在サラリーマンのかた向けに飲食店開業のストーリーをくみたててみて! 使いたいキーワードは「副業」「兼業」「サイドビジネス」「働き方改革」で。

    描かれたストーリーは?

    「主人公の田中太郎は、都内の大手企業に勤めるサラリーマンです。彼は仕事にはやりがいを感じていましたが、最近では副業や兼業の可能性について考えるようになりました。働き方改革の波に乗り、自分の才能や情熱を生かす場を見つけたいという思いが強まっていたのです。

    ある日、田中は友人の結婚式で偶然、飲食店経営者の松本さんと知り合います。松本さんは自身のレストランを成功させ、充実した経済的な自立と自己実現を手に入れていました。田中は松本さんの話を聞きながら、自分も飲食業界で何かを成し遂げたいという夢を抱くようになります。

    田中は副業としてサイドビジネスとしての飲食店開業を考え始めます。彼は自身の趣味である料理を活かし、ユニークで魅力的なコンセプトのカフェを立ち上げることを決意します。副業として始めることで、安定した収入源を確保しながら、自分のアイデアを試すことができると考えたのです。

    田中は働き方改革を実現するために、詳細な計画を立てます。彼は現在の仕事との両立を図るため、週末や夜間にカフェの準備や運営に時間を割くことにしました。さらに、飲食業界の知識や経験を積むために、専門書籍やセミナーに積極的に参加し、地元の飲食店オーナーとの交流も深めました。

    開業に向けての準備が整った田中は、資金調達のために銀行や投資家との交渉を行います。彼の熱意と具体的なビジネスプランに銀行も投資家も興味を持ち、支援をしてくれることになります。また、副業としての飲食店開業をサポートするために、田中は家族や友人からの助けを借り、スタッフの採用や広告の企画も進めます。

    そしてついに、田中のカフェがオープンします。彼の独自の料理や居心地の良い雰囲気は、地域の人々に大きな反響を呼びます。田中の副業としての飲食店開業は順調に成果を上げ、その評判は口コミで広まります。田中は忙しい日々を送りながらも、サラリーマンとしての仕事とのバランスを取りながら、自分の夢を追求している充実感を味わいます。

    田中の成功は、他のサラリーマンたちにも大きな影響を与えました。彼のストーリーは、副業や兼業を通じて働き方を改革し、自己実現や経済的な自立を追求するサラリーマンたちの励みとなりました。彼らは田中の例に続き、自身の才能や情熱を活かしたサイドビジネスに挑戦し、より充実した人生を築いていくのです。」

    いくつかのポイントを見てみましょう

    田中太郎さん、理想的なストーリーで成功されてますね。そんなに上手くいくのかなあ。という印象です。一つ一つ見ていきましょう。

    副業OKのところってそんなにある

    そもそも副業がOKの会社ってそんなにあるのでしょうか?
    以下のデータは昨年調べられた数字です。

    「副業・兼業に関するアンケート調査結果」

    「副業・兼業に関するアンケート調査結果」/一般社団法人日本経済団体連合会ホームページより引用

    大企業になるほど高くなる傾向にはあるものの全体の70%以上は認める(認める予定)となっています。世間知らずなのは私のほうでした。

    企業が副業・兼業を認めている要因として
    ・多様な働き方へのニーズの尊重
    ・自律的なキャリア形成
    ・本業で活用できる知識・スキルの習得
    のような効果があるからと企業が期待しています。

    飲食店経営者の松本さんとの出会い

    ここで田中さんは松本さんに知り合って興味を持つのですが、きっと田中さん自身に現在の職場での将来に対する不安、人間関係の不満などがあったのかもしれません。でないと急に飲食業界に興味が湧いてくるなんてなさそうです。

    趣味の延長線上での起業

    田中さんは料理するのが好き。これは飲食店では絶対必須かもしれません。あとは人としゃべるのが好きとか。本業とは真逆の飲食業界というのが刺激が多そうです。これはよくわかる気がします。

    ユニークで魅力的なコンセプトのを立ち上げることを決意

    いきなりここですか? 結構簡単に辿り着いた感ありですね。
    でも行動力はステキです。田中さんのユニークなコンセプトとは?

    「田中は自身の料理の得意な分野や興味のあるテーマに基づいて、カフェのコンセプトを考えます。彼は自然食材やヘルシーな食事に興味があり、その要素を取り入れたカフェをイメージします。

    カフェの名前は「グリーンブレイズ」。店内は明るくナチュラルな雰囲気で、植物やグリーンを取り入れたインテリアデザインが特徴です。壁には自然の風景や植物の写真が飾られ、ゆったりとした空間が広がっています。

    メニューには、オーガニック食材や地元産の新鮮な野菜を使用したヘルシーな料理が並びます。朝食メニューでは、オートミールやフルーツ、スムージーが人気で、栄養バランスの良いスタートを提供します。

    ランチタイムには、サラダやスープ、季節の野菜を使ったカラフルなボウル料理が楽しめます。また、ベジタリアンやビーガン向けのオプションも豊富に用意されています。

    カフェのコンセプトをさらに魅力的にするため、田中は定期的にイベントやワークショップを開催します。例えば、オーガニック食材の栽培方法や料理教室、ヨガやマインドフルネスのクラスなど、健康とウェルビーイングに関するトピックに焦点を当てたイベントが行われます。

    さらに、地域のコミュニティとの関わりも重視しています。カフェでは、地元の農家や小規模生産者からの食材の調達を積極的に行い、地域の持続可能な食品システムの支援を目指します。また、地域のアーティストやクリエイターに展示や販売の場を提供し、地域文化とのつながりを大切にします。

    「グリーンブレイズ」は、ユニークなコンセプトとヘルシーな食事を提供することで、地域の人々に新しい飲食体験と共に、健康的なライフスタイルへのインスピレーションを与える場となるでしょう。田中は自身の料理の才能と情熱を活かし、人々の生活にポジティブな影響を与えることを目指しています。」

    ここまで具体的に考えていれば成功のイメージが湧いてきますね。

    詳細な計画 ~ 現在の仕事との両立を図る

    彼は詳細な計画を立てます。現在の仕事との両立を図るため、週末や夜間にカフェの準備や運営に時間を割くようにしました。遊ぶ時間がありません。でもこの期間は大丈夫なんでしょう。やりたいと思ったことを見つけたのが原動力になっているようです。素晴らしいです。

    ・専門書籍やセミナーに積極的に参加
    確かにたくさんあります。カフェだとコーヒー豆の会社、機器を提供している会社、会計士が中心になってるもの・・・

    カフェ開業の秘訣についてはこちら!

    カフェ開業に必要な資格や申請についてはこちらから!

    ・地元の飲食店オーナーとの交流
    これは本当に大切です。経験や知識を共有できます。地元の飲食店オーナーは地域の飲食業界で実績を持つ専門家です。彼らとの交流により、飲食業界のノウハウや成功の秘訣を学ぶことができます。

    また本人が週一の間借りキッチンで試してみたいときなど、飲食店オーナーのネットワークは非常に手助けとなると思います。

    試してみる

    ・飲食店でのアルバイト
    てっとりばやいのはこれでしょうか。自分が試してみたいカテゴリ―の店でアルバイトをして経験を積んでいきます。オーナーにしっかりと目標を伝えたうえで。

    ・料理実験やイベント開催
    自宅で料理実験を行ったり、友人や家族を招いてレストランのような雰囲気を作り上げたりすることで、自分の料理の腕やサービスに自信を持つことができます。

    さらに、特定のテーマや料理スタイルに基づいたイベントを開催して、自分のアイデアやコンセプトが受け入れられるか試すこともできます。

    ・飲食業界関連のコンテストやイベントへの参加
    自分の技術や才能を試すことができます。料理コンテストやバーテンダーコンテストなどの競技イベントは、自身のスキルや創造性を公開し、評価を受ける良い機会となるでしょう。

    開業に向けての資金調達

    自分の考えたコンセプトがみんなに共感してもらえるか、支持してもらえるかためしてみたい。当然のながれだと思います。
    どんなに小さな一歩目でも必ず資金は必要になります。

    資金調達についてのアレコレはこちらをご覧ください!

    クラウドファンディングについて詳しく知りたい場合はこちらから!

    そしてついに、田中のカフェがオープン

    してしまいました。すごい! 
    しかも「副業としての飲食店開業は順調に成果を上げ・・・・他のサラリーマンたちにも大きな影響を与えました。」
    すごすぎます。

    でも決して夢物語ではありません。
    私の知ってる人に
    ・通常はサラリーマン、週一でバーマスター固定客もしっかりついている人
    ・保母で小料理店手伝い、ファンが多くてクラウドファンディングで出店できそうな人
    とかいます。何かできそうな気がしませんか?

    まとめ

    今回はサラリーマンの飲食店開業について考えてみました。少しでも興味がある方、副業からスタートしてもいいのかもしれませんね。何事も経験です。

    テンポスドットコムでは飲食店開業の支援をしています。

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  • 冷蔵コールドテーブル(幅1500×奥行450)の人気商品4選を徹底比較!

    冷蔵コールドテーブル(幅1500×奥行450)の人気商品4選を徹底比較!

    飲食店には欠かせない冷蔵庫。その冷蔵庫には様々なタイプがあります。
    大きく分けて横型・タテ型の2つがあり、横型の冷蔵庫はコールドテーブルと呼ばれています!

    そして今回は、飲食店でも多く使われている横型のコールドテーブル(幅1500×奥行450)について比較しながら紹介していきます!

    冷蔵コールドテーブルにはどんな種類があるの?

    冷蔵コールドテーブルには5つの種類があります。

    ・冷蔵コールドテーブル(標準)
    ・舟形コールドテーブル
    ・サンドイッチコールドテーブル
    ・ドロワータイプのコールドテーブル
    ・低コールドテーブル

    以上の5つです。
    ここではこの5種類について紹介していきたいと思います!

    冷蔵コールドテーブル(標準)

    冷蔵コールドテーブルは標準型のものです。
    様々な業種の飲食店に対応できます!また、サイズ感も様々なものがあります。

    ・幅900以下のもの
    ・幅1200
    ・幅1500
    ・幅1800

    この中では幅1200が一番使われています。
    ここでは、主に幅1500×奥行450のものを紹介していきます!

    冷蔵コールドテーブルを探すにはこちら!

    舟型コールドテーブル

    舟型のコールドテーブルには、テーブルの代わりに舟型のシンクがついているのが特徴です。
    この船型コールドテーブルは、お寿司屋さんなどで使用されていることが多いです。
    舟形シンクは、大きな魚を解体するときに周りが汚れないようにするために使われることが多いです!

    舟形コールドテーブルを探すにはこちら!

    低コールドテーブル

    低コールドテーブルは、他のコールドテーブルが高さ800なのに対して600と低いことが特徴です。
    また、高さが低いためコールドテーブル上での作業は難しく、このコールドテーブルの上に大きな機材を置くのが一般的な使い方です。

    少しでも物を入れる場所が欲しい方が使っています!

    低コールドテーブルを探すにはこちら!

    サンドイッチコールドテーブル

    サンドイッチコールドテーブルはテーブルにちょっとした物を入れられる、くぼみがあることが特徴です。
    トッピングの多い料理を作る際に、そのくぼみにトッピングの材料を入れ、料理を作る際の作業効率をあげるための使い方ができます。

    幅広い業種で使われていますが、トッピングや装飾の多い料理を提供する方が使っています!

    サンドイッチコールドテーブルを探すにはこちら!

    ドロワータイプのコールドテーブル

    ドロワータイプのコールドテーブルは、物を入れる引き出し(ドロワー)が多くついていることが特徴です。
    ドロワーが多くあるため食材ごとに分けて保存することができ管理が楽になります!
    焼肉屋さんで多く使われている傾向があり、お肉の部位ごとに分けて管理することができ使われることが多いです。

    ドロワーコールドテーブルを探すにはこちら!

    比較する上で重要な項目

    横型冷蔵庫(コールドテーブル)は、厨房内のサイズや使用する食材の量により必要な大きさが変わってきます。
    あらかじめ、厨房のレイアウトや仕入れる食材の量に合わせて、必要なスペースを考えることが大切です。
    また、ドアの数や冷却法も冷蔵庫選びには欠かせない重要なポイントです。

    魚やブロック肉など、大きな食材を扱うお店では、センターフリータイプ(両開きドアを開けたときに仕切りがないもの)のものがオススメです!

    内容量

    どれくらいの食材を保管したいのか検討し、内容量やサイズを考えることが重要です!
    また、店内に置けるサイズなのか、どこに置くのかも決めておいたほうが、よりスムーズに選ぶことができると思います。

    更に、気を付けるポイントとして庫内寸法だけで大きさを比較するのではなく、有効内容量も確認することがあげられます。庫内数峰・庫内内容量では、庫内の棚や引き出しを取り除いた状態で計算されているため、実際に入れてみたら思ったよりも入らないということにもなる場合があります。

    有効内容量や収納スペース量を見ることで実際に収納できる賞を比較することができます!

    冷却方式

    冷蔵庫には冷却方法が2つあります。

    ・冷気強制循環式(強制対流式)
    ・自然対流式

    この2つです。

    <冷気強制循環式(強制対流式)>

    まず初めに冷気強制循環式の紹介をしていきます!

    冷気強制循環式は庫内に小型な扇風機のようなファンがついており、ファンを回して冷たい風を庫内全体に送ることで食材を冷やします。メリットとしては、すぐに冷やせるという点と扉を開けても庫内の温度が下がりにくい点が挙げられます。

    デメリットとして、風を送るので食材が乾燥しやすいという点があげられます。
    新鮮な魚や水気の多い果物などを保管するときは注意が必要です!

    <自然対流式>

    自然対流式はファンはなく庫内の壁面にある冷却器が食材を冷やします。
    メリットとして、風を使わないため食材が乾燥しにくいという点があげられます。
    デメリットとして、扉を開け閉めしすぎると庫内の温度が下がってしまい、そこから元の温度に戻るのに時間がかかるという点です。

    どちらの冷却法にもメリットデメリットがあるので、どのようにして使うのかシュミレーションして自分にあったコールドテーブルを見つけてください!

    人気の冷蔵コールドテーブル(幅1500×奥行450)4選を紹介!

    冷蔵コールドテーブルの種類や、比較を見る際の重要な項目を今までお伝えしてきました。
    ここからは具体的な人気の商品についてご紹介していきます!

    超薄型奥行き450mmタイプ横型冷蔵庫

    <基本情報>
    商品名:超薄型奥行き450mmタイプヨコ型冷蔵庫
    メーカー:フクシマガリレイ(旧福島工業)
    外形寸法:幅1500×奥行450×高さ800mm
    内形寸法:1,140×305×595mm
    有効内容量:冷蔵231L
    重量:65kg
    冷却方式:冷気強制循環式

    < オススメポイント! >
    ・省エネ基準達成率:151% 
    ・年間消費電力量:450kwh/年
    省エネ基準達成率151%で、年間消費電力も低く経済的なうれしい商品です!

    超薄型 奥行き450mmタイプ横型冷蔵庫はこちら

    パナソニック 冷蔵コールドテーブル 冷気自然対流式

    <基本情報>
    商品名:パナソニック(旧サンヨー)冷蔵コールドテーブル 冷気自然対流式 W1500×D450×H800 [SUR-N1541J]
    メーカー:パナソニック(旧サンヨー)
    外形寸法:幅1500×奥行450×高さ800mm
    有効内容量:237L
    重量:68kg
    冷却方法:自然対流式

    < オススメポイント! >
    ・新マイコン制御搭載
    ・庫内の高温異常があった場合、警告アラームにて知らせる
    ・ファンを使わない静かな運転
    自然耐空性で乾燥しにくいため、魚や切った果物・野菜を保存するのに最適!
    また最新のマイコン制御で扱いやすさを追及しています。

    パナソニック 冷蔵コールドテーブル 冷気自然対流式はこちら

    テーブル型冷蔵庫(内装カラー鋼板)RT-150CG 幅1500×奥行450×高さ800(790~830)mm 単相100V

    <基本情報>
    商品名:テーブル形冷蔵庫(内装カラー鋼板) RT-150MTCG 幅1500×奥行450×高さ800(790~830)mm 単相100V
    メーカー:ホシザキ
    外形寸法:幅1500×奥行450×高さ800(790~830)mm
    内形寸法:幅1140×奥行296×高さ604mm
    有効内容積:225L
    重量:64㎏
    冷却方法:強制対流式(冷気強制循環式)

    <オススメポイント>
    ・霜取り時 消費電力56/56w
    ・-3℃~12℃までデジタル表示
    霜取り時の消費電力が少ないのが特徴です!
    また、-3℃から〜12℃までデジタル障子で視覚的にわかりやすく管理しやすいです。

    テーブル型冷蔵庫(内装カラー鋼板)RT-150CG はこちら

    テーブル形冷蔵庫(内装カラー鋼板) RT-150MTCG-ML 幅1500×奥行450×高さ800(790~830)mm 単相100V

    <基本情報>
    商品名:テーブル形冷蔵庫(内装カラー鋼板) RT-150MTCG-ML 幅1500×奥行450×高さ800(790~830)mm 単相100V
    メーカー:ホシザキ
    型式:RT-150MTCG-ML
    外形寸法:幅1500×奥行450×高さ800(790~830)mm
    内形寸法:幅1140×奥行296×高さ604mm
    定格内容積:227L
    冷却方法:強制対流式(冷気強制循環式)

    <オススメポイント!>
    ・オープンフリー
    ・霜取り時の消費電力が58/58w
    オープンフリー(両開き扉の真ん中に仕切りがない)ため、物が取り出しやすい。
    また、霜取り時の消費電力が少ないのも魅力の一つ!

    テーブル形冷蔵庫(内装カラー鋼板) RT-150MTCG-MLはこちら

    冷蔵コールドテーブル(幅1500×奥行450)販売台数ランキング1位は!?(テンポス販売実績より)

    実際、一番売れている冷蔵コールドテーブル(幅1500×奥行450)はどのような商品なのか、みんなが使っているのはどのタイプなのかを見ていきましょう!

    テンポスバスターズ・テンポスドットコムとは?

    テンポスバスターズとは、実店舗で新品・中古の厨房機器や調理道具、家具や食器などを販売している企業になります。全国に64店舗を構え、全国の飲食店をサポートしています。

    テンポスドットコムは飲食店向けの冷蔵庫をはじめとする厨房機器、調理道具、家具などを扱う通販サイトです。
    厨房機器を取り扱うサイトとしては業界最大手に位置しています。
    そのようなサイトで人気の高い商品は、シェアが高く信頼のおける商品と言えるでしょう!

    販売台数ランキング1位は!?

    では、本題に戻って実際の過去2年間で集計した販売台数ランキング1位の商品を見てみましょう!

    【第1位】パナソニック(旧サンヨー) 冷蔵コールドテーブル 冷気自然対流式 W1500×D450×H800 [SUR-N1541J]

    <基本情報>
    商品名:パナソニック(旧サンヨー)冷蔵コールドテーブル 冷気自然対流式 W1500×D450×H800 [SUR-N1541J]
    外形寸法:幅1500×奥行450×高さ800mm
    メーカー:パナソニック(旧サンヨー)
    電源:単相100V 50/60Hz
    消費電力:145/140W[50/60Hz]
    コンセントプラグ:接地形2極差込 15A 125V
    有効内容積:237L
    重量:68kg
    ドア数:3ドア
    温度調節範囲:0から10℃
    センターフリーで食材も取り出しやすい設計です!

    また、新マイコン制御で扱いやすく、庫内の高温異常が発生した場合にもアラームにて知らせてくれる機能も搭載しています!

    パナソニック 冷蔵コールドテーブル 冷気自然対流式 [SUR-N1541J]はこちら

    まとめ

    今回は冷蔵コールドテーブル(幅1500×奥行450)について、お伝えしてきました。
    このページが少しでも商品選びの際の役に立てたなら、うれしいです!
    今回、紹介した商品以外にも様々なタイプのものがありますので自分に合った冷蔵コールドテーブルを見つけて下さい!

    冷蔵コールドテーブル(幅1500)はこちら!

    また、テンポスドットコムではその他の厨房機器や調理道具、食器や家具まで幅広く取り扱っています!
    冷蔵コールドテーブル以外の商品も是非ご覧ください。

    その他様々な商品はこちらから!

  • 夏がやってくる!賑わいを取り戻したビアガーデンを楽しもう!

    夏がやってくる!賑わいを取り戻したビアガーデンを楽しもう!

    だんだん暖かくなってきたなぁ…なんて思っていたら、気付けばもうすでに初夏のような汗ばむ陽気が続いていますね。そうなると頭によぎるのは、心地よい風に吹かれながら、つめたいビールで乾杯!
    そう、ビアガーデンの季節が到来します。

    コロナが落ち着いてきて、今年から営業を再開するという会場も多いのではないでしょうか。
    暑い日に開放的な屋外で飲むビールは格別ですよね。
    そして、ビールのお供に欠かせないのが「おつまみ」の存在です。

    みなさんはどんなおつまみでビールを飲むのが好きですか?
    今回はみんなが好きなビールのおつまみをランキングでご紹介したいと思います。

    第5位 「焼き鳥」

    様々な部位や味付けが楽しめる焼き鳥。

    幅広い年代からの人気が高いメニューでしたが、特に30代以下の若者からの人気が高いようです。片手で食べられる気軽さに加え、ここ最近では健康志向な若者が増えているらしく、胸肉などヘルシーな部位やたんぱく質を多く取れる食事を外食事にも心掛けている人が多いのだとか。

    その反面、好きな焼き鳥の種類を調べてみると、3位は「ぼんじり」、2位は「鶏皮」、1位は「もも」と比較的カロリー高めな部位が上位に並びました。頭では分かっていても、ついつい高カロリーなものを食べてしまう…、すごく分かります。

    第4位 「えだまめ」

    こちらは特に40代以上の方からの人気が高いメニューでした。
    シンプルながら茹でたてのえだまめは豆の味と塩気が引き立ち、ついついビールが進んでしまいますね。食べだしたら止まらず、気が付いたら無くなっているという方も多いのではないでしょうか。

    また、えだまめもたんぱく質を多く含む食品として健康を気にする方でも安心して食べられるメニューとして人気が高いようです。美味しくて栄養満点なのは嬉しいですよね。

    第3位 「ソーセージ」

    最近では本場のドイツ仕込みのソーセージが注目されていて人気が高まっていますね。
    一言でソーセージと言っても、味付けや調理方法も様々でハーブを練りこんだ爽やかなものや、お肉を粗く挽いて肉々しさを残したものなど種類が豊富なのも魅力の一つです。

    焼きたて茹でたてのソーセージは皮がパキッと弾けて中から肉汁があふれ出る。そこに冷えたビールを流し込む…、想像しただけで最高ですよね!

    第2位 「餃子」

    ビールに合うといえばこれ!の定番の餃子が第2位でした。
    近年では毎年各地で様々な人気店の餃子が食べられる餃子フェスが開催されるなど、餃子は今や日本人のソウルフード、国民食と言っても過言ではありません。

    定番の物から変わり種まで、中の具材を変えることで色々な味が楽しめるので、飽きる事がありません。調理法も焼き餃子、揚げ餃子、水餃子などバリエーションが豊富。
    また、しっかり味が付いていてビールのお供に最適ですが、中身はほとんど野菜というものも珍しくなく、意外にもヘルシーに楽しめるのも魅力の一つです。

    第1位 「からあげ」

    納得の第1位はみんな大好き、からあげでした!
    ごはんにももちろん合いますが、ビールとの相性はもう言うまでもありませんね。
    揚げ物とビールって、なんでこんなに相性がいいのでしょうか…。

    ついつい食べ過ぎ&飲みすぎてしまいますね。
    暑い夏の日に、熱々のからあげを頬張りながらの冷えたビールはまさに1日のご褒美にふさわしい最強タッグと言えるでしょう。

    進化するビアガーデン 2023年のトレンドは?

    近年ではビアガーデンのスタイルにも様々なものが取り入れられています。
    今トレンドのビアガーデンとは一体どのようなものなのでしょうか。

    都心で楽しむアウトドアスタイル

    コロナ渦に密を避けて楽しめる遊びとしてキャンプがブームとなりました。それを背景に、今都心でも「アウトドア気分」が味わえるスタイルのビアガーデンが人気なのだとか。アウトドアブランドとコラボしたビアガーデンなどもあり、海風を浴びながら食べるバーベキューなどに人気が集まっているようです。

    また会場はホテルなどでありながら、あえてキャンプグッズとしてテントやランタンなどを配置し、都心にいながらもキャンプやピクニック気分を楽しむことができ、美味しいお酒と食事を楽しみながら心のリフレッシュもできる事間違いなしですね。

     スイーツも楽しめるビアガーデン

    ビールやアルコールは少し苦手・・・でも、ビアガーデンみたいなところで友達とわいわい楽しみたい!という人には、スイーツ系の甘いカクテルやデザートに力を入れている「スイーツも楽しめるビアガーデン」がおすすめです。人気のスイーツブランドとコラボしたビアガーデンなどもあり、女子会での利用も多いのだとか。

    もちろんビールやカクテルの種類も豊富なので、お酒好きの方もそうでない方も一緒に楽しめるのが嬉しいポイントですね。オシャレなデザートやカクテルは写真映えすることも間違いなく、これまでのビアガーデンのイメージを覆す新たなスポットとして今後さらに人気が高まりそうです。

    まとめ

    皆さんは今年のビアガーデンの予定はもうお決まりですか?
    人気の会場は早い段階で予約がいっぱいになってしまうので、ぜひ早めに予定を立ててお好みのスタイルでおいしいビールとフードを楽しんでくださいね。

    今年も熱い夏がやってきそうですが、ビールで乾杯!を楽しみに乗り越えましょう。

    ビアガーデンメニューにも大活躍。食材仕入れのご相談はこちら

  • <北海道>飲食店が店頭販売する時の注意点は?店頭販売の申請先ダウンロード

    <北海道>飲食店が店頭販売する時の注意点は?店頭販売の申請先ダウンロード

    2020年から流行した新型コロナウイルスによって、飲食店は「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」の影響で飲食店は大きな痛手を受けました。
    それに伴い、店頭販売を新たに検討された飲食店が多かったと思います。

    ただ、店頭販売のやり方やコツ、資格など分からない方もいるでしょう。

    本記事では、コロナ禍明けの今、北海道地区において、これから店頭販売を始める方や既に始めている方向けの、店頭販売に関しての疑問を解決致します。

    北海道地区で飲食店の店頭販売をする5つのメリット

    北海道地区で飲食店の店頭販売をするメリットはいくつかあります。以下にいくつかのメリットを挙げてみます。

    1.北海道の食材の活用

    北海道は広大な自然が豊かで、新鮮な海産物や農産物が豊富にあります。店頭販売を行うことで、地元の食材を積極的に活用することができます。これにより、地元の食材の魅力を引き立て、地域の特産品や食文化をアピールすることができます。

    2.観光客へのアピール

    北海道は観光地として人気があり、多くの観光客が訪れます。店頭販売を行うことで、観光客に向けた魅力的なメニューや地元の味を提供することができます。地元の食材や料理を楽しんでもらうことで、観光客にとって北海道での食の体験が一層魅力的なものになります。

    3.直接的な顧客接点

    店頭販売では、顧客と直接対話する機会があります。顧客からのリアルなフィードバックや要望を聞くことができ、それに応じたサービスやメニューの改善が可能です。顧客とのコミュニケーションを通じて、信頼関係を築き、リピーターを増やすことができます。

    4.地域のコミュニティとの結びつき

    店頭販売を通じて、地域のコミュニティとのつながりを深めることができます。地元の人々や地域のイベントに参加することで、地域の人々との交流や地域の活性化に貢献できます。地域の支持を受けることで、地元の飲食店としての存在感を高めることができます。

    5.ブランド価値の向上

    北海道の地域性や食材の活用、観光客へのアピールなどを通じて、飲食店のブランド価値を高めることができます。地元の食材を使用し、地域の特産品や文化と結びつけたメニューやサービスを提供することで、独自の魅力を持ったブランドを構築することができます。これにより、他の飲食店との差別化が図れ、競争力を強化することができます。また、地域の人々や観光客からの口コミや評判が広がることで、知名度や信頼性も向上します。

    これらのポイントに留意しながら、北海道地区での飲食店の店頭販売を活用することで、地域のお客様に満足度の高い食事体験を提供し、お店の魅力を高めることができるでしょう。

    今回は、飲食店の店頭販売にあたり、「効果・コツ・許可・注意点」について深堀し、「これはありがたい。」と思っていただける、惣菜製造許可・菓子製造業・食肉製品製造業・魚介類販売業・食肉販売業など各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」をご紹介します。

    問合せ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【北海道地区】店頭販売に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    【北海道地区】店頭販売に関する参照リンク集はこちらからダウンロード

    (※上記ボタンをクリックし、ぜひダウンロードして活用してください!)

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    店頭販売の効果

    店頭販売とは、店先や店舗入口でテイクアウト用にお弁当屋や惣菜などを販売する方法です。
    お客様に立ち止まってもらうことで、お店の雰囲気やメニューを知ってもらうきっかけになります。

    そして店頭販売での対応や味、価格などでお店を好きになってもらえれば、その後店内飲食にきてくれる可能性も高まります。

    このように新規顧客を獲得し、更にそこからリピーターになってくれる可能性が期待できますので、店頭販売は売り上げに貢献する一つの手段といえるでしょう。

    店頭販売のコツ

    店頭販売を利用するお客様は、店の雰囲気や販売しているメニューに惹かれて商品を購入します。
    そのため、店を意識していない方にも興味をもってもらうことが重要です。
    お店の前を通る方を観察し、ターゲットを絞り込み、ニーズのあるメニューを店頭販売するようにしましょう。

    ここではお客様に足を止めて商品を見てもらうコツをご紹介致します。

    シズル効果

    シズル効果とは音や香りなどによって消費者の五感を刺激し、それによって購買意欲を生じさせる効果です。
    できあがったメニューを売るだけでなく、注文を受けてからその場で料理を作ると、音や香りでお客様の購買意欲が湧きます。

    店頭販売では販売しているメニューの実物を目にしたり匂いを感じたりできるので、見た目・香り・音を十分に活用することで集客と販促に繋がります。

    おすすめ商品

    その店の看板商品やおすすめ商品を大きく宣伝すると、足を止めてメニューを見てくれる可能性が高まります。
    行きたい店や食べたいものが決まっていない方は選択肢が多い状態ですので、おすすめ商品をPOPやA型看板を使ってアピールします。

    メニュー名や値段だけでなく、特徴やおおすすめの理由も合わせて掲示するようにしましょう。

    接客態度

    どんなにメニューや店の雰囲気が魅力的でも、スタッフの態度が悪く近寄りがたいと思われてしまっては、集客に悪影響を及ぼしてしまいます。
    清潔感のある身だしなみ、丁寧な言葉遣い、そして最も大切な笑顔で良い印象を持ってもらえるようにしましょう。

    マスクをしていると口元が見えないため、目元を意識して接客することがポイントです。

    また、お客様に声をかけるタイミングも重要です。
    お客様がメニュー表を見て考えているのにスタッフは声をかけない、逆に足を止めただけで勢いよく声をかけられる、など良かれと思ってとった行動でも、お客様によっては気分を悪くされてしまいます。

    お客様が興味を持っていそうなタイミングで挨拶することで、商品について聞いたり、会計をお願いしたりしやすい雰囲気を作ることができますので、意識して接客しましょう。

    販売時間

    せっかく店頭販売をするのに、人が全く通らない時間帯に行うのは労力の無駄になってしまいます。
    集客するには人通りの多い時間帯に実施するようにしましょう。

    時間帯によってターゲットを変え、販売するメニューを変えることも一つのポイントです。

    例えばオフィス街にある店であれば、平日のランチ時お弁当販売。
    住宅街にある店であれば、中食にも対応できるおかずのみの商品や、お子様向けの商品のニーズもあるでしょう。

    それぞれの時間帯のターゲットのニーズを考慮して、メニューを決めることが重要です。

    外装・POP

    外装は店の業態や扱うメニュー、雰囲気などを想像できるデザインにすることがポイントです。

    周囲に似たコンセプトの飲食店がある場合、外装まで似ているとご自身の店の印象が薄れてしまいますので、周囲の飲食店の外装は必ず確認しましょう。
    ご自身の店ならではの特徴が伝わるデザインを意識してみてください。

    また、通行人に店舗を知ってもらうには、POPや看板が有効です。
    POPや看板は歩きながらでも目に入るものでなければ効果がありませんので、離れた所からでも目に留まる大きさ・デザインにすることを心がけましょう。

    POPや看板を確認できても、魅力的なメニューや利用するメリットがないと購入にまで至らないので、写真やメニューの売りを載せるなど、テイクアウトしたいと思われるように作成しましょう。

    テイクアウト容器

    店頭販売では、持ち運びしやすく美味しそうな盛り付けを維持できる容器を選ぶ必要があります。
    せっかく味が美味しくても、持ち運んでいる間に料理が崩れたり、寄ったりすると次回購入に繋がりません。
    そうならないようにメニューごとに合う大きさや形状の容器を選ぶようにしましょう。

    汁ものはフタ外れにくい容器、カレーはルーとライスの仕切りがある容器、丼ものは高さのある容器を選ぶなど、お客様目線で考えることが大切です。

    店内で使用する食器にこだわるように、店頭販売で使用する容器にもしっかりこだわるようにしましょう。

    容器以外にも持ち運び用のビニール袋、おしぼり、割り箸やスプーンなどを用意すると、どこでも食事が楽しめてお客様に喜んでいただけます。

    店頭販売の許可

    店頭販売を行う場合、メニューによっては製造業や販売業の許可の取得が必要となるものがあります。
    事前にしっかり確認して店頭販売するようにしましょう。

    弁当・惣菜

    飲食店営業の許可を取得している場合、弁当や惣菜の店頭販売や仕出しは可能です。
    ただし、弁当や惣菜であっても「卸売販売」を行う場合は、惣菜製造業の許可が必要になります。

    仕出しの場合は、配膳台等の設備が必要となる可能性もあるので注意しましょう。

    ケーキ・焼き菓子

    飲食店営業の許可を取得していても、ケーキや焼き菓子等を製造して店頭販売するためには、別で「菓子製造業」の許可が必要になります。

    食肉製品(ソーセージ等)

    ソーセージのような食肉製品の店頭販売は、飲食店営業許可の他に「食肉製品製造業」の許可が必要になります。

    また、長期保存が可能となる製品等を製造する場合はも食肉製品製造業の許可が必要となる場合がありますので注意が必要です。

    刺し身

    飲食店営業の許可を取得していても、刺身を店頭販売する場合は別途「魚介類販売業」の許可が必要になります。

    店の調理場内で紙コップ等に注いだものを提供することは可能です。
    また、市販のお酒を開封せずにそのまま販売する場合も、食品衛生法上の営業許可を取得する必要はありません。

    しかし酒税法に基づく免許を受ける必要がありますので、税務署にご相談ください。

    生肉

    飲食店営業の許可を取得していても、生肉を販売する場合は、「食肉販売業」の許可が必要になります。

    ラーメン

    麺・スープ・具材を詰め合わせたセットを販売する場合、麺を製造する場合は「めん類製造業」の許可、チャーシューを製造する場合は「食肉製品製造業」の許可が必要になります。

    店頭販売の注意点

    店頭販売にはやってはいけないことや、気をつけるべきポイントがいくつかあります。
    それらを知らないまま店頭販売を始めると、法に触れてしまう可能性もあるので注意しましょう。

    店頭での盛り付け

    ご飯を盛り付ける行為は調理行為に該当しますので、調理場以外の場所で行うことができません。
    飲食店営業の営業許可を取得している盛り付けは必ず店の調理場内で行うようにしてください。

    また、屋外で食品を調理して提供する場合,飲食店営業(屋台)の営業許可が必要となります。

    しかし当該営業許可を取得している場合であっても、米飯類を調理して提供することはできないことになっていますので注意してください。

    衛生面

    店頭販売されるメニューは、店内で食べるものよりも食べるまでの時間が長く、食中毒危険性が高くなります。
    そのため、原材料の仕入れから販売までの衛生管理を徹底することや、早めに食べるよう呼びかけすることが重要です。

    冷蔵設備等がない店頭販売する場合、冷蔵設備等がないと食品の温度管理が困難です。
    必ず冷蔵設備を設けるなどをして温度を管理し、店頭販売するようにしましょう。

    冷蔵設備がある場合でも、サラダや生もの販売はおすすめしません。

    食品表示

    あらかじめ容器包装された加工食品には、食品表示が義務付けられています。
    ただし、メニューを店内で容器包装して販売する場合は、表示を行う必要はありません。

    しかし、アレルゲンや期限など、お客様が知りたい場合は情報提供できるようにしておく必要があります。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    店頭販売はお店を知ってもらうきっかけにもなり、新規顧客の開拓にも繋がります。

    また出来上がったメニューを実際に見て確認できるので、メニューの魅力をお客様に伝えることができます。
    販売許可や、店頭販売の注意点をしっかり確認して、売上に繋げられるようにしましょう。

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  • カフェを開業したい!でもなにから取り組めばいい?

    カフェを開業したい!でもなにから取り組めばいい?

    「カフェ開業したい!でもなにから取り組めばいい?」という疑問を抱くあなたへ。

    カフェ開業には具体的なステップがあります。
    まずは自分のビジョンを明確にし、ビジネスプランを作成しましょう。
    市場調査を行い、競合分析やターゲット顧客のニーズを把握して、適切な場所を選定し、設備や資格についても考えましょう。

    下記にそれぞれを記していきますので一緒に見ていきましょう!

    ビジネスプランの作成

    カフェを開業する前に、ビジネスプランを作成することが重要です。

    ビジネスプランは、カフェの目標や戦略、具体的な計画、そして市場や今後の分析などを含みます。ビジネスプランを作成することにより、事業展開の方向性を明確にすることができます。

    ①カフェの目標を明確にしましょう。
    どのようなカフェを開業したいのか、ターゲット市場や顧客ニーズは何かを考えます。
    また、独自のブランドイメージやカフェの特徴を定義し、その他の要件との差別化ポイントを見つけていきましょう。

    ②具体的な計画を立てます。
    開業に必要な予算や資金調達の方法を検討し、収支予測を行います。また、カフェの場所や店舗の検討、内装やレイアウトの設計、提供するメニューや価格設定なども計画に入ってきます。

    ③市場やそれに伴う分析を行いましょう。
    カフェ業界のトレンドや消費者の好みを理解し、人気競合の強みや弱みを理解することでより綿密なビジネスプランの作成に繋がります。
    ビジネスプランの作成は、カフェを開業する際に成功への道筋を描く重要なステップです。将来の成長や持続可能性を考慮しながら計画し、具体的な目標を明確にしましょう。市場調査の活用もおすすめです。

    カフェの場所はどのように決めたらいい?

    開業する地域のターゲット市場や既存店舗を分析しましょう。
    顧客の年齢層、趣味・嗜好、結果などをよく考えて、それに合わせた店舗を選ぶことが肝心です。
    またカフェの場所は、通行量の多い場所や人が集まるエリアを選ぶことが重要になります。

    交通の便や駅からの距離、駐車場の有無なども考慮しましょう。今後店舗の近くに出店する場合は、差別化戦略や特徴的なサービスに魅力を持つことが求められます。

     カフェの規模は店舗のサイズ、予算やターゲット市場に合わせて決定しましょう。席数やキッチンスペース、トイレなどの設備を考慮し、顧客の快適な空間と効率的な運営的なものを実現する物件を検討する事が必要です。

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    必要最低限の設備は?

     カフェの運営に必要な設備や機器をリストアップしましょう。

     エスプレッソマシン、コーヒーミル、冷蔵庫、オーブンなどの厨房機器から、テーブルや椅子、照明などの店内装飾。Posレジなどが準備できれば珈琲店をオープンすることができます。

    エスプレッソマシンやコーヒーミル

    カフェのメインとなるコーヒーの提供に必要なエスプレッソマシンが必要です。また高品質なコーヒーを提供するために、コーヒーミルがなどがで豆を挽くことで、フレッシュなコーヒーの味わいを提供することができます。

    コーヒーカップや紙コップ

     コーヒーやドリンクを提供する際に使用するマグカップや紙カップ。デザインやサイズにこだわり、カフェのブランドイメージを表現しましょう。

    冷蔵庫、製氷機、オーブン、シンク洗浄設備

    食材や生鮮食品の保管に必要な冷蔵庫、カフェで提供する焼き菓子やスイーツなどを調理するためのオーブン。氷を作るために必要な製氷機。食器や調理器具の洗浄に必要なシンクや洗浄設備が必要です。以上の機器や設備があればカフェを運営することはできるでしょう。

    テーブルと椅子

    お客様の座席となるテーブルと椅子をお店の坪数や立地、営業形態に合わせて準備が必要です。快適な空間を提供するために、デザインや素材にもこだわりましょう。

    POSレジ

    オーダー受け付けや会計をスムーズに行うためのPOSシステムは、売上管理や在庫管理など、効率的な運営に貢献します。
    どのようなPOSシステムが自店に合っているのかを検討し、比べたうえで導入を検討していきましょう。

    以上がカフェの運営に必要な最低限必要な設備や機器の一部です。カフェのコンセプトやメニューに合わせて、具体的な機器の検討を行いましょう。
    カフェの開業に必要な機材は下記のURLからすべて揃いますのでぜひ、参考にしてください!

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    開業に必要な資格、申請はなにがあるの?

    オーダー受け付けや会計をスムーズに行うためのPOSシステムは、売上管理や在庫管理など、効率的な運営に貢献します。
    どのようなPOSシステムが自店に合っているのかを検討し、比べたうえで導入を検討していきましょう。

    以上がカフェの運営に必要な最低限必要な設備や機器の一部です。カフェのコンセプトやメニューに合わせて、具体的な機器の検討を行いましょう。
    カフェの開業に必要な機材は下記のURLからすべて揃いますのでぜひ、参考にしてください!

    食品衛生責任者

    カフェで食品を提供する場合、地方自治体の規定によっては「食品衛生責任者(食品衛生管理者)」の任命が必要です。食品の衛生管理や取り扱いに関する知識を持ち、衛生基準を遵守する役割を担います。

    食品衛生責任者の資格を取得するためには

    食品衛生に関する研修や講習を受けることが必要です。地方自治体や食品衛生関連の団体が提供する研修や講習に参加し、要件を満たす試験に合格することで資格を取得できます。

    防火管理者

     30人を超える規模のカフェ店舗には防火対策が求められます。地方自治体の消防法に基づき、防火管理者(消防管理者)の任命が必要な場合があります。店舗の消防設備の点検や消防訓練の実施、避難計画の作成などをします。

    防火管理者の資格を取得するためには

    地方自治体の消防署や関連機関が提供する研修を受講する必要があります。研修内容は消防法や消防設備に関する知識や技術を学ぶものです。修了研修後に試験を受け、合格することで防火管理者の資格を取得できます。

    営業許可証

    カフェを営業するためには、地方自治体からの営業許可証を取得する必要があります。営業許可証は、カフェの営業が法律や規制に準拠していることを証明するものです。

    営業許可書を取得するためには

    営業許可証は地方自治体に申請する必要があります。所在地の少数役割場や商工会議所にお問い合わせ、営業許可の申請手続きについての具体的な要件や書類を確認してください。
    通常は申請書や事業計画書、店舗の図面などが必要となります。

    まとめ

    カフェを開業する際の必要最低限の説明をさせていただきました。
    まずはビジネスプランの作成と市場調査を行い、自分のビジョンとニーズに合致するカフェのコンセプトを確立していきましょう。必要な設備や資格についてもぜひご理解ください。

    資金調達の方法や書類の申請手続きも忘れずに準備し、経験豊富なメンターや専門家のアドバイスを受けることも大切です。
    カフェ開業は挑戦的ですが、夢を持って計画を実行し、準備と情熱をもって夢の実現を目指しましょう!

    テンポスでは夢をもって挑戦しているお客様の手助けをしています!興味ある方は以下をクリック!

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  • 【最近売れてます】えっ!?こんな商品知らなかった♪おすすめ厨房グッズ紹介。

    【最近売れてます】えっ!?こんな商品知らなかった♪おすすめ厨房グッズ紹介。

    (この記事は2023年6月時点の情報に基づき作成しております。)

    テンポスの売れ筋商品から役立つ商品をご紹介

    こんにちは!テンポスドットコムの自称データ分析担当ことハカセです。テンポスドットコムには2022年7月から在籍しています。もともと飲食店検索サイトを運営する会社でデータ分析の仕事をしていたので、データに基づいて議論するのが好きで、データをおかずにご飯を食べられるほどの自称データ好きです。

    今回は、直近半年間のテンポスドットコムの販売データの分析結果から、人気の売れ筋商品を紹介します。人気商品はあると便利だったり、他社サイトで購入するより安くかったり、購入メリットの大きい商品です。これから機器を揃えようとお考えの皆様は、ぜひ参考にしてみてください。

    今回はちょっとユニークな商品を3つ紹介します。なくても良いけど、あるととても便利なもの。スペースもさほど取らないのでおすすめの商品たちです。

    スーパーソニックスクラバー 電動お掃除ブラシ&パッドセット

    シンクの汚れ、コンロ周りの汚れ、気になりますよね。たわしやふきんで洗うのもなかなか大変。そんなときに便利なのがこの【スーパーソニックスクラバー 電動お掃除ブラシ&パッドセット】です。

    こちらの商品は、本体(硬質ブラシ、単三乾電池4本)、硬質山型ブラシ、パッド用ヘッド、替パッド3種類がついていて、高速で振動するブラシやパッドを使用してお掃除を行うため、手作業に比べて効率的に汚れを落とすことができます。振動や回転するブラシの力で、頑固な汚れや付着物を簡単に取り除くことができます。

    しかもその速度は毎分8,000回の高速反復回転!汚れにくかった部分にもスリムなヘッドとブラシで効果を発揮します。しかも多機能性があって、スーパーソニックスクラバーは、さまざまな表面や素材に対応するために、異なる種類のブラシやパッドを交換することができます。この多機能性により、タイル、シンク、浴槽、床、キッチン用品など、さまざまな場所やアイテムのお掃除に利用することができます。

     商品としては非常に安価なのですが、これで時間と労力が激的に節約できます。スーパーソニックスクラバーの高速な振動や回転は、手作業でのお掃除に比べて格段に楽です。お掃除が簡単なので、毎日のルーチンとしてこなすことができるので、、キッチンを長く美しく保つことができます。

    商品名:スーパーソニックスクラバー 電動お掃除ブラシ&パッドセット HT-JP 
    サイズ:幅40×奥行30×高さ255(mm)

    スーパーソニックスクラバー 電動お掃除ブラシ&パッドセット HT-JPはこちら

     洗えてたためる発酵器mini

    飲食店で食べられる美味しいパンの秘訣はしっかりとした発酵にあります。パンの出来上がりを大きく左右する大事な工程である発酵。この発酵器をつかうと温度と湿度を一定に保ち、パン生地を適正な状態で発酵させることができます。もちろん天然酵母づくりにもご使用いただけます。あるとパン作りがとてもはかどります。

    発酵器がほしいけど置き場所がないという方には、このコンパクトなサイズがとても良いです。発酵器ミニはコンパクトで省スペースなデザインです。キッチンの限られたスペースでも問題なく使用できます。

    また発酵の温度を保つことも大切ですが、本商品は自然な庫内対流を起こすために、本体下部には新鮮な空気を取り込むためのわずかな隙間が出来るように設計をしています。付属のコンベクションボードを最下段に取り付けることにより、庫内の温度が均一になりやすいような工夫をしています。

    発酵プロセスの制御やタイマー設定など、必要な機能が備わっていますし、パン以外にも、ヨーグルトなど、さまざまな食品の発酵に利用することができます。一つの機器で複数の用途に対応できるので、便利です。しかも消費電力は抑えめです。あると便利なひとしなです。

    商品名:【業務用】洗えてたためる発酵器mini【ホイロ】 PF110D【日本ニーダー(KNEADER)】
    サイズ:幅360X奥行350X高さ310 mm

    洗えてたためる発酵器miniはこちら

     タオルウォーマー おしぼり

    新型コロナウイルスの広がりとともに、おしぼりの需要が急増し、その後もおしぼりは定着した感があります。飲食店はもちろん、美容室・シニアホーム・エステサロン・ゴルフ場・ジムなどジャンルを問わず幅広いお店で使われるようになりました。タオルウォーマーはコンパクトで場所も取らず、これだけでおしぼりが50~55本入りますので、大勢のお客様にも対応できます。

     たかがおしぼりですが、これがあるかないかでお客さんの満足度が大きく変わるようになりました。入店後すぐに手洗いすることは難しい中で、感染症予防と衛生意識の高まりから、おしぼりには依然として高い需要があります。温かいタオルは、快適な感触やリラックス効果を提供し、使用者に心地よい体験をもたらしてくれます。

     またエステティックな利用として、タオルウォーマーは、スパやエステサロン、美容院などで広く使用されています。温かいタオルは、フェイシャルやボディトリートメントの一環として使用され、顧客に高級感と贅沢感を提供してくれます。

    商品名:タオルウォーマー おしぼり 12L 50~55本用 前開き扉仕様 TBTW-50M
    サイズ:幅420×奥行275×高さ290(mm)

    タオルウォーマー おしぼり 12L 50~55本用はこちら

    まとめ

    いかがでしたか?
    今回はテンポスの売れ筋商品の中からあると便利な商品をピックアップして紹介しました。
    どれもあると便利なものばかりですので、これから厨房機器のご購入を検討の方は参考にしてみて下さい。

    その他にもテンポスでは、多数商品を取り扱っております。きっとあなたのほしいものが見つかるはず、ぜひご覧ください。

    テンポスドットコムはこちら!

  • 【北海道】飲食店の保健所検査でチェックされる内容とは?

    【北海道】飲食店の保健所検査でチェックされる内容とは?

    飲食店にとって、開業時に様々な検査が必要となりますが、特に保健所検査は、公衆衛生や安全性を確保するために非常に重要な要素です。以下に、チェックすべき基準と合格するための一般的な8つのポイントについて分かりやすく説明します。

    ただし、地域によってルールや要件が異なる場合もあるため、地元の保健所のガイドラインに従うことが最も重要ですので、必ず確認をしましょう。

    北海道地区で飲食店を開業するメリットとは

    北海道地区で飲食店を開業するメリットは以下のようなものがあります。

    地産地消の需要が高い:北海道は、広大な自然と豊かな農林水産資源に恵まれており、地産地消の需要が高まっています。開業する飲食店で、地元産の食材を使ったメニューを提供することで、地元の消費者から支持されやすくなります。

    観光客の多さ:北海道は、豊かな自然や美しい景色が魅力的な観光地として有名です。夏は野外音楽フェスやキャンプ、冬はスキー場や温泉など、季節を問わず多くの人々が訪れます。観光客をターゲットにしたメニューやサービスを提供することで、需要を拡大することができます。

    外国人観光客の増加:北海道は、中国や東南アジアなどからの外国人観光客が増加しています。外国人向けのメニューを提供することで、海外からの需要を取り込むことができます。

    ブランド力の高さ:北海道は、牛乳やバター、チーズ、ジンギスカンなどの食品が全国的に有名です。また、地酒やワイン、クラフトビールなどの地元酒類も多数あります。北海道産というブランド力を生かした飲食店を開業することで、集客力を高めることができます。

    これらのメリットを生かして、北海道地区で飲食店を開業することは、成功の可能性を高めることができます。ただし、地域によっては厳しい気候や交通の便が悪い場合もあるため、地域の特性に応じた戦略が必要です。

    今回は、飲食店開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「保健所検査」について深堀し、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」をご紹介します。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【北海道地区】保健所検査や衛生管理に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    【北海道地区】保健所検査や衛生管理に関する参照リンク集はこちらからダウンロード

    (※上記ボタンをクリックし、ぜひダウンロードして活用してください!)

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    チェックすべき基準と合格するための一般的な8つのポイント

    1. 食品の保管と衛生管理

    ・食品の保管場所が清潔で、適切な温度で保管されているか確認します。
    ・食品の衛生管理が行われており、交差汚染を防ぐために異なる食材が分離されているか確認します。
    ・期限切れの食品がないか、食材のラベリングが適切に行われているか確認します。

    2.厨房の衛生状態食品の保管と衛生管理

    ・厨房が清潔に保たれ、定期的な清掃が行われているか確認します。
    ・調理器具やカウンターなどの作業スペースが適切に衛生管理されているか確認します。
    ・廃棄物やゴミの処理が適切に行われ、衛生的な状態に保たれているか確認します。

    3.従業員の衛生管理

    ・従業員が手を適切に洗っているか、手指消毒を行っているか確認します。
    ・飲食物の調理や接客に従事する従業員が、咳やくしゃみをする場合にはマスクを着用しているか確認します。
    ・従業員が病気や感染症の症状を示す場合には、飲食業務から離れるよう指導されているか確認します。

    4.衛生教育と訓練

    ・従業員が食品衛生に関する基本的な知識を持っているか確認します。
    ・飲食店が従業員に対して定期的な衛生教育や訓練を実施しているか確認します。
    これらは一般的な基準ですが、保健所の検査ではさまざまな要素が評価されます。

    飲食店が検査に合格するためには、以下のポイントにも注意する必要があります。

    5.食品の調理と加熱

    ・食材の調理が適切に行われ、食品が適切な温度で加熱されているか確認します。食中毒を引き起こす可能性のある菌が除去されるような適切な加熱が行われていることが求められます。

    6.飲食物の衛生管理

    ・サニタイズされた飲料水が提供されているか確認します。
    ・食品の包装や取り扱いが衛生的に行われているか確認します。

    7.客席とトイレの衛生状態

    ・店内の客席やテーブルが清潔に保たれているか確認します。
    ・トイレが清潔に保たれ、手洗い設備やトイレットペーパーなどの必要なアイテムが充足されているか確認します。

    8.安全対策と衛生管理の文書化

    ・飲食店が安全対策や衛生管理に関する適切な文書や記録を保持しているか確認します。これには食材の仕入れ元の情報、衛生教育や訓練の実施記録、定期的な清掃のスケジュールなどが含まれます。

    これらの基準とポイントを満たすことが、保健所検査に合格するために重要です。飲食店は定期的な検査を受け、衛生管理の向上と食品の安全性を確保するために努力する必要があります。

    飲食店の資格・許認可についてはこちら

    さらに、飲食店の開業時に必要な厨房機器を、専門スタッフがご紹介!厨房レイアウト作成時のポイントも紹介します。

    保健所の検査に必要な厨房機器は揃っているかが大切

    飲食店を開業する場合には、必ず保健所の検査が必要です。

    最近では、スケルトン状態の物件を取得して1から内装工事をするよりも、もともと飲食店だった居抜き物件を取得し、必要な機材が揃っている状態でスタートするという飲食オーナーさんも多くいらっしゃいます。

    もともと営業していた店の機材が残っているのだから、保健所の検査はすぐに通ると考えるオーナーさんもいるかもしれませんが、それは危険です。

    厨房に関しては、食品を衛生的に保つための必要最低限の設備があるのか?という観点で保健所のOKが出なければお店を開けることができません。

    保健所の検査基準について、ポイントを絞って解説していきます。

    【こちらもチェック】【まとめ】繁盛店の売れてるメニュー事例8選~集客アップにつながる看板&名物料理などを紹介~
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。 

    冷蔵庫、冷凍庫の選び方

    飲食店を営業する上で、冷蔵庫、冷凍庫の役割は食材の鮮度を保つだけではなく、食品の安全面、衛生面においても必要不可欠なものになり、設置義務があります。

    具体的には以下の基準があります。

    1. 営業時間内で使用する冷蔵庫、冷凍庫は厨房の区画内に設置しなければならない。

    冷蔵庫、冷凍庫の機能は主に、食材を冷やして保管することですが、使用する用途に応じてサイズや設置場所は変わります。

    食材を保管して仕込みの段階でしか使用しない場合や、蓋付きのドリンク保管のみであれば、厨房区画外に設置しても問題はありません。

    しかし、営業時間内に食材を取り出すことがある場合は、厨房区画内に設置していなければ保健所の検査基準違反となります。

    合わせて読み取れることは、明確にここからが厨房区画で、ここからが客席であるということがわかるような作りになっていなければならないということが言えます。

    2. 温度計がついていなければならない。

    また、冷蔵庫、冷凍庫がただ設置されていても、冷えていなければ意味がありません。

    冷えているかを常に確認できる状態として「冷蔵庫、冷凍庫に温度計がついているかどうか」が検査基準となります。

    業務用の冷蔵庫、冷凍庫は温度がデジタル表示で見れるものが一般的ですので、温度表示のランプなどが壊れていなければ問題ありません。

    ただ、小型の冷凍ストッカーや家庭用冷蔵庫には温度計がついていないケースもあるので、その場合は温度計だけ別で購入しなければなりません

    居抜きで入居した場合には、冷蔵庫、冷凍庫がちゃんと冷えるのかを確認したら、その温度計がついているかもしっかり確認しましょう。

    シンクの選び方について

    飲食店の厨房で冷蔵庫と同様に、必要不可欠なものといえばシンクです。
    保健所の検査基準としては以下の通りです。

    1. 厨房に最低2槽以上のシンクがないといけない

    シンクの用途は主に二つあります。
    食材を洗うため、食器や調理道具を洗うための2パターンになります。

    原則として2槽必要なのはそれぞれの用途に対して1槽ずつ必要ということになります。

    なぜ同じシンクではダメなのかというと、食材を洗った汚水で食器や調理道具が汚れてしまい、不衛生になってしまうことを防ぐという意味があります。

    シンクのサイズは指定があり、1槽あたり幅45cm以上、深さ18cm以上、奥行36cm以上でなければなりません。

    また消毒や洗浄のために温水を使えるということも、保健所の検査を通すためには必要になります。

    一つ例外として、食器洗浄機を設置している場合は、それで1槽分とみなされます

    2. 厨房に従業員の手洗用シンクが必要

    いくら食材や食器の衛生面に気をつけていても、厨房で働くスタッフの手が汚れていては元も子もありません。

    そのため消毒設備がついた手洗用のシンクが厨房内に1つ必要になります

    こちらもサイズの指定があります。

    手洗用は食材用、食器用に比べて小さく幅36cm、奥行28cm以上あれば検査は通ります。

    最近では保健所の新基準として手動の蛇口式ではなく、自動センサー付の手洗器を設置することが義務付けられています手動では衛生面で基準違反と見なされますので、居抜き物件の際は特に注意が必要です。

    食器棚の選び方について

    1. 食器は戸付の棚に収納する必要がある

    食器に埃や油がついてしまうことを防ぐために、戸付の棚に収納することが義務付けられています。

    効率を考えて、扉を外して使用している飲食店をよく見かけますが、保健所の基準によれば、食器を保管するための棚には扉がついていることが必須になります

    2. 埃が溜まりにくく、掃除がしやすい場所に設置

    吊り下げ式の戸棚に食器を収納する場合には、天井と吊戸棚の間にスペースがある場合、埃が溜まりやすい設計ということで基準違反となります
    置き型の食器棚を使用する場合には、極端に背が高く、手が届かない場合も、掃除がしづらいという点で基準違反とみなされます

    厨房レイアウトの基本!大事なのはオペレーション

    ここまでは、開業するために最低限必要な厨房設備について述べてきましたが、ここからは最適なレイアウトを作成するために抑えておきたいポイントをお伝えしていきます。

    1. メニュー構成は決まっているか?

    その店の武器となる主力メニューが何になるのかによって、必要な厨房設備が決まります。

    ラーメン屋なら茹で麺機が必要になりますし、寿司屋ならネタケースが必要になるということは誰でもわかります。

    ただ、主力メニューがあるということはサイドメニューもあるわけです。

    ラーメンと一緒に半チャーハンを出すのか、寿司と一緒にお酒を出すのか、というところを深くまで考えていくと、必要な厨房設備が複数あがってきます。

    そうなると、必然的にどこに何を配置するかを考えなければいけません
    そのため、まずメニュー構成をしっかり考える必要があります。

    2. スタッフの人数は決まっているか?

    メニュー構成が決まったからといって、レイアウトの作成に着手するのはまだ早いです。

    厨房を何人で回すのか、ホールは何人で回すのか、というスタッフの配置ついても先に決めておく必要があります

    なぜなら、全く同じ広さの店であっても、一人で回すのか、二人で回すのかで動線が全く変わってくるからです。

    3. オープンキッチンにするかクローズドキッチンにするか?

    スタッフの配置を決めることと同時に、カウンターから厨房内を見れるようなオープンキッチンにするか、逆にクローズドキッチンにするかも決める必要があります。

    先ほど例に挙げた、ラーメン屋や寿司屋ではオープンキッチンにした方が人気が出そうですよね。

    ここは席数や業態によって向き不向きがありますのでよく考える必要があります。一般的にはオープンキッチンの方が、厨房で作業しながらお客様を見ることができたり、お客様とコミュニケーションが取れるので、少ない人数でお店を回すオペレーションに向いています

    クローズドキッチンの場合は、調理に特化した設計にしやすく、シェフが集中して調理したり、大量調理が必要なオペレーションのお店に向いています

    ここまでオペレーションが決まってから、厨房レイアウトを設計することで、やっとそのお店に合った厨房レイアウトを設計することができます。

    内装工事や厨房機器購入のご相談は、是非テンポスドットコムにお任せください。

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  • 【売れ筋商品紹介】野菜カッターで激的に調理が捗ッター♪

    【売れ筋商品紹介】野菜カッターで激的に調理が捗ッター♪

    (この記事は2023年6月時点の情報に基づき作成しております。)

    テンポスの売れ筋商品から役立つ商品をご紹介

    こんにちは!テンポスドットコムの自称データ分析担当ことハカセです。もともと飲食店検索サイトを運営する会社でデータ分析の仕事をしていたので、データに基づいて議論するのが好きで、データをおかずにご飯を食べられるほどの自称データ好きです。

    今回は直近半年間のテンポスドットコムの販売データ分析から、人気の売れ筋商品を紹介します。人気商品はあると便利だったり、他社サイトで購入するより安くかったり、購入メリットの大きい商品です。これから機器を揃えようとお考えの皆様は、ぜひ参考にしてみてください。

    今回は野菜カッターメインでご紹介します。飲食店で満足度が高かったお店の話でよくあるのが、美味しい野菜がたくさん食べられたこと。でも野菜は事前の下準備が大変なので、すこし敬遠されがち。そんな中でも今回ご紹介する商品を使えば、野菜提供がとても簡単になります。ぜひお試しください。

    キャベツスライサー キャベツくん

    まずご紹介するのはキャベツスライサー「キャベツくん」です。必要な時に手軽に使えて後始末も楽なコンパクトな設計の手動式キャベツスライサーです。ハンドルと一体型のシャフトをキャベツに挿入して、あとは切り揃える厚みを調整したらハンドルを回すだけです。独自の刃物スライド機構により「おいしい」 キャベツの千切りがすぐにつくれます。

    キャベツくんを使うと、千切りキャベツづくりが時短できて効率的です。キャベツくんは、手作業でキャベツを切る手間と時間を大幅に節約します。独自の切削メカニズムによって、瞬時に均等なスライスを作ることができます。それに安全です。鋭利な刃は本体にしっかりと固定されており、指などを切ってしまう危険性もありません。

    また、滑り止めの付いたハンドルや安定したベースも備わっているため、安定した操作が可能です。
    しかも、均等にスライスできます。均等にスライスされたキャベツは味が安定しますし、料理やサラダの見た目も美しくなります。

    さらに掃除も簡単。そしてキャベツくんの魅力は他の野菜のスライスにもつかえること。お値段もリーズナブルですし、これがあるだけでサラダづくりが楽しくなりますし、おすすめです。

    キャベツスライサーキャベツくんはこちら

    ネギカッター 電動式 ネギ平ジュニア

    ネギをきるなら白ネギ専用の電動式ネギ切り機「ネギ平ジュニア」です。この商品は、薬味切りとハス切りを一台でできるのが特徴です。二つある投入口を使い分けることで、薬味切り、ハス切りが一台でできます。小型で軽量、取扱いが非常に楽で、鋭い刃物が高速回転で切っていきますので、全くストレスがありません。

    この商品があるとネギ切りはすぐに終わります。手では時間や手間のかかるネギの切り作業もなんのその。電動式なので、ボタンを押すだけでネギを均等な厚さでスライスすることができます。均等なスライスができるので、食感も味わいも安定しますし、見た目もきれいです。安全性もばっちり。刃は本体にしっかりと固定されており、指などを切る危険性もありません。

    操作も簡単で安定しており、初心者でも安全に使用することができます。ネギは旬の時期に大量に購入し、ネギ平をつかって大量にカットしておき適宜真空包装機などでパックして長期保存することも可能です。毎日ネギをカットする労力からも開放され、作業は格段に効率的になるでしょう。

    もちろん日々手でやってもよいですが、一度体験してしまうとなかなか手作業には戻れないようです。

    ネギカッター 電動式 ネギ平ジュニア

    かつらむき器 ピールS

    かつらむき器「ピールS」は、果物や野菜の皮を簡単かつ効率的にむくことができる便利なキッチンツールです。「ハンドルを回すと左右にスライドする刃物は、包丁でむいたようなみずみずしいツヤを生み出し、美しい盛り付けをあなたのものとします。」と千葉工業所のキャッチコピーにあるように、みずみずしいかつらむきができるのが魅力です。

     そしてとにかく早い!ピールSは、鋭い刃と効果的な設計により、果物や野菜の皮を迅速にむくことができます。手作業に比べて時間と労力を節約できるため、料理の準備時間を大幅に短縮することができます。しかも操作性がよく、誰でも簡単に扱うことができます。

    手にフィットするようなグリップやスムーズな刃の動きにより、使い始めからストレスフリーです。もちろん安全性も保証されていて、指を守るための安全機構を備えています。安心して使うことができる安全設計です。
    一度試したらわかると思いますが、ピールSの刃は細かく設計されており、果物や野菜の皮をきれいにむくことができます。均等で滑らかなむき剥きができるため、見た目の美しさを保ちながら調理することができます。

    かつらむきといえば大根のイメージが強いでしょうが、人参などもきれいに剥けます。またつまを作りたければ、つまきりアダプターセットをお買い求め頂くなどすれば、つまもすぐにつくれます。厨房の調理がスムーズになり、料理の準備や仕上げをより楽しく効率的に行うことができるでしょう。

    かつらむき器 ピールSはこちら

    まとめ

    いかがでしたか?
    今回はテンポスの売れ筋商品の中からあると便利な商品をピックアップして紹介しました。

    どれもあると便利なものばかりですので、これから厨房機器のご購入を検討の方は参考にしてみて下さい。その他にもテンポスでは、多数商品を取り扱っております。きっとあなたのほしいものが見つかるはず、ぜひご覧ください。

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  • 【徹底解説】飲食店のInstagram集客って何をすればいいの?

    【徹底解説】飲食店のInstagram集客って何をすればいいの?

    現在、飲食店の「お店選び」のツールとして利用されているInstagram。
    Instagramでお店を選ぶとき、何を基準に「良い」と感じますか?
    飲食店の皆様、何を発信すれば「良い」と思ってもらえるのかご存知ですか?

    この記事では、
    ・飲食店のInstagramの投稿内容のカギ
    ・「お手本投稿」とは何か
    ・UGCとは? 活用方法・サービスの紹介

    を掲載しています。
    お店の集客に必要な仕組みや取り組みを一緒に見ていきましょう!

    お店のInstagram、活用できていますか?

    Instagramが流行り出した頃から現在でも意識されている「インスタ映え」。
    インスタ映えを意識した投稿は、飲食店選びにおいて大きなお店選びの判断基準になり得ます。

    「そうはいってもウチはラーメン屋だし…」
    「焼き鳥屋であまり可愛いようなものは置いてないなぁ…」
    そういったお悩みを抱えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    現在の「インスタ映え」は、「可愛い投稿」に限らず、本稿で紹介する「UGC」という現象が購買意欲や来店の判断基準に繋がっています。
    本稿では「UGC」を活用した飲食店のInstagram運用について、わかりやすく解説していきます。

    飲食店のInstagram、何を載せていますか?

    現在飲食店を経営されている方、お店のInstagramは運用されていますか?
    運用されている方や、これから飲食店開業予定の方にお伝えしたいことがあります。
    飲食店のInstagramでは、お店のお知らせ・告知や、お店のお料理・メニューの投稿をすることで、集客効果を見込むことができます。

    しかし、「ただメニューの写真を載せる」だけではなく、「少しだけ」撮り方を工夫した写真を投稿するだけで、お客様のお店選びの判断基準にグッと引っかかりやすくなります。
    その「工夫」とは何か、探っていきましょう!

    商品をどう見てほしいか 「お手本投稿」をしよう

    前項で記した「少しだけ工夫して撮影した写真」とは、本項でお伝えしていく「お手本投稿写真」です!
    「お手本って何?」と思う方々にも伝わるようにご紹介いたします。

    美味しさと一緒に「体験」を発信しよう

    もちろん「シズル感」を初めとした美味しそうなお料理のお写真も、来店意欲に繋がります。
    プロのカメラマンが撮影した写真のように、アツアツのお料理の湯気が映ったお料理の写真もとっても魅力的ですよね。

    しかし最近のInstagramでは、「実際にそのメニューを食べた時の感情」がひと目で伝わるような投稿が目に留まりやすい傾向にあります。

    「このメニューを頼めば美味しい」
    「友達と行くときはこれを注文すれば楽しめる」
    来店いただくお客様にとって、皆様のお店のお料理はどんな「楽しみ方」ができるか考えてみませんか?

    お店の投稿が「お手本」になる!

    体験の発信のさらに一段階上、「来店いただくお客様の視点」に寄り添った写真の紹介をいたします。

    美味しいお料理やドリンクを、飲食店のInstagramで
    「お店のここを背景にするとよりおしゃれに撮れる!」といったように、
    「お客様がマネできる」ように撮影することがポイントです!

    中には「フォトスポット」を店内に設置しているカフェもあります。
    次項では、「お手本投稿の必要性」について深堀りしていきます。

    「UGC」 お手本投稿がお客様へと伝播!

    前項で紹介した「お手本投稿」は、なぜ必要なのでしょうか。
    その理由は、最近のSNSにおける消費者の「視点」と「需要」に基づいています。

    「もし1000円を払うなら、より良いもの・サービスを選びたい」

    誰もがこう考えてお店や商品を選ぶでしょう。

    では、何をもって「良いもの」とお客様は判断するのでしょうか?
    現在、お店の情報に加えて、「クチコミ」「知人のSNS投稿」を見て判断する人が圧倒的に増えています。

    飲食店のSNSで「お手本投稿」をして、
    「こんなおしゃれな料理があるんだ」
    「こんな美味しそうな料理があるんだ」
    といったように、より身近にお店の投稿をご覧いただくことで、来店したお客様ご自身のSNSでも「お手本投稿」を基盤とした投稿が、クチコミと共にアップされる効果が見込めます。

    「UGC(User Generated Content)」つまり「クチコミ」を誘発するお手本投稿をすることで、「UGC」が「UGC」を呼んでいくサイクルが出来上がります。

    このサイクルにより、実際に来店したお客様のクチコミや、知人のSNS投稿がまたさらにSNSを通じて伝播し、「お店で体験したこと」が拡散され、自然とお店のPRが行われていきます。

    そのため、お店選びをする人達にとって、グッと心を掴むSNS運用をするときには「お手本投稿」が必要不可欠です!

    飲食店→お客様

    飲食店からお店選びをしているお客様に対して行う『SNSの手法「お手本投稿」』によって見込める効果は

    「来店理由の1つになる」
    「お店でどんな体験・料理が楽しめるのかが明確になる」

    といったことが挙げられます。
    お客様にとっても、ご自身のスマートフォンで真似をして投稿できる「身近さ」がここでのカギとなります。

    来店したお客様→その友人・知人

    「お手本投稿」を見て実際に来店してくださったお客様に対しては、こんな効果を見込むことができます。
    「お客様がお店の投稿を真似して、ご自身のSNSでお店の発信をしてくれる」
    「その投稿を見たお客様の友人や知人の来店理由になり得る」

    こういったお客様の投稿は、実際にお店に行った人のクチコミとしても発信されることになります。
    「○○さんが選んだお店なら間違いない!」
    「○○さんが行ってたお店、美味しそうだなぁ」
    というように、より確実な事実としてお店の情報が伝わるので、お店選びの判断基準の中でもより「来店の可能性が上げられる」ものになると考えられます。

    みなさんも一度はSNS等で企業のPR広告を見たことがあるのではないでしょうか?
    例えば、「企業のPR広告で宣伝されている化粧水」と「10年来の友人が載せている化粧水」どちらの方が信頼性がありますか?

    同じ商品でも「発信している人が誰なのか」という視点で見ると、その信頼性に寄って商品への興味や購買・来店までの壁は高くも低くもなり得ます。
    そのため、来店されたお客様にお店の投稿・クチコミをしていただくことが大切なのです。

    つまり「UGC」(=クチコミ)は、「日々の生活に溶け込んだ集客方法」とも捉えることができますね!

    「UGC」を活用したサービス・トリドリマーケティング

    来店いただくお客様以外にも、「インフルエンサー」にお店のPRを依頼することで、
    「あの人が行ったお店に私も行ってみたい!」
    といった集客効果を見込むことができます。

    テンポスで紹介しているインフルエンサー集客サービス、「トリドリマーケティング」をご紹介します!

    インフルエンサーにお店をPRしてもらおう!

    トリドリマーケティングでは、
    ・Instagram
    ・Twitter
    ・Tiktok
    こちらのSNSにてインフルエンサーにお店の商品のPRを依頼することができます。

    月額制なので、「何人に依頼しても、何回依頼しても」料金が一律なところがメリットです!
    テンポスからお問い合わせいただくと、よりお得にサービスをご案内することができます。
    ぜひ一度お問い合わせください。

    お得なインフルエンサー集客サービスはこちら

    詳しいお問い合わせはこちら!

    まとめ

    いかがでしょうか?

    現在の飲食店のSNS集客のポイントは
    ・お店選びの判断材料となる投稿をすること
    ・来店したお客様が投稿と同じような体験ができる「お手本投稿」をすること
    です。

    また、テンポスでは
    「お店の経営でSNS運用の時間が取れない」
    「SNSで集客をしてみたいが操作方法がわからない」
    といった方々のサポートもしております。

    こちらもぜひ一度ご覧ください。

  • 飲食店開業の成功を支える市場調査と消費者分析の重要性

    飲食店開業の成功を支える市場調査と消費者分析の重要性

    飲食店を開業する際には、事前の調査が不可欠です。
    市場のニーズや競合状況、消費者の嗜好などを把握することで、成功への道筋をつけることができます。
    しかし、初めて調査を行う方にとっては、どのように進めれば良いのか分からないことも多いでしょう。

    本記事では、飲食店開業時に行うべき調査について、種類、やり方、注意点、そしてコツという4つのセクションで詳しく解説します。
    これから飲食店を開業しようと考えている方々にとって、参考になる情報を提供します。

    調査の種類

    開業時の調査にはさまざまな種類があります。
    以下に代表的な調査の種類を紹介します。

    市場調査

    市場調査は、開業前に市場全体の概要やトレンドを把握するために行われる重要な調査です。
    市場の規模や成長性、需要と供給のバランス、競合他社の数や位置などを分析し、市場のポテンシャルを把握します。
    これにより、自身の店舗の位置づけや競争力を見極めることができます。

    ニーズ調査

    ニーズ調査は、ターゲット顧客のニーズや好み、要望を明確にするための調査です。
    顧客の声を重視し、アンケート調査やフィードバックの収集を行います。
    顧客の好みや嗜好に合わせて商品やサービスを提供することで、顧客満足度を高めることができます。

    競合調査

    競合調査は、同じ市場で競合する他社の動向や戦略、提供している商品やサービスを調査することです。
    競合他社のウェブサイトや店舗を訪れ、価格帯やメニュー構成、顧客層などを分析します。
    競合の強みや弱みを把握し、自身の店舗の差別化ポイントを見つけることが重要です。

    消費者調査

    消費者調査は、ターゲット顧客の行動パターンや購買意欲、支出傾向を把握するために行われます。
    購買データやアンケート調査、インタビューなどを通じて顧客の行動や意識を分析し、消費者のニーズやトレンドを把握します。
    これにより、効果的なマーケティング戦略や顧客ターゲティングを実施することができます。

    レンド調査

    レンド調査は、開業する地域の適切な立地を選ぶために行われる調査です。
    周辺の人口密度、所得水準、競合店の存在、交通アクセスなどを分析し、成功の可能性を高める場所を見つけることが目的です。
    地域の市場潜在力や競争状況を把握し、立地戦略を策定するために重要な調査手法です。

    調査のやり方

    各調査を実施するためには、適切なやり方や手法を知ることが重要です。
    以下に、主な調査のやり方を解説します。

    アンケート調査

    アンケート調査は、ターゲット顧客や周辺住民に対してアンケートを実施し、意見や要望を収集する方法です。
    アンケートの設計や実施方法には注意が必要であり、質問内容やサンプルの選定、回収率の確保などを考慮する必要があります。
    正確な情報を得るために、調査の目的やターゲットを明確にし、信頼性の高いデータを収集することが重要です。

    データ分析

    データ分析は、過去の販売データや顧客データなどを分析し、傾向やパターンを把握するための手法です。
    販売データの分析や顧客の行動データを活用し、需要予測や効果的な商品・サービスの提供、マーケティング戦略の最適化などに役立ちます。
    データの収集・整理・分析方法には注意が必要であり、正確な情報を基に意思決定を行うことが重要です。

    顧客分析

    顧客分析は、既存の顧客データを活用して、顧客の嗜好や行動パターンを理解するための手法です。
    購買履歴やアンケート結果などのデータを分析し、顧客セグメンテーションや優先ターゲットの特定に役立ちます。
    顧客のニーズや好みに合わせたマーケティング施策やカスタマーエクスペリエンスの向上につなげることができます。

    地域分析

    地域分析は、開業する地域の特性や市場状況を把握するために行われる調査です。
    人口統計データ、所得水準、競合店の存在、交通アクセスなどの要素を考慮し、店舗の立地やターゲット顧客を選定します。
    地域の需要予測や潜在顧客の特性を理解し、戦略的な展開を行うことが重要です。

    販売データ分析

    販売データ分析は、過去の販売データを活用して売上傾向や商品の人気度を分析する手法です。
    売上データや売れ筋商品の分析により、需要の変動や季節性の把握、新商品の開発などに役立ちます。
    また、顧客の購買パターンや嗜好の把握にも活用できます。

    調査の注意点

    調査を行う上で、注意すべきポイントや落とし穴も存在します。
    以下に、調査時の注意点をまとめました。

    サンプリングの偏り

    調査において、サンプリングの偏りが生じることがあります。
    サンプリングは調査対象の一部を抽出する手法であり、偏りが生じると全体の特性を正確に捉えられない可能性があります。
    サンプルの選定方法やサンプルサイズの設定などに注意し、偏りを最小限に抑える努力が必要です。

    調査対象の設定

    調査対象の設定は、調査の精度と有用性に大きな影響を与えます。
    調査対象を明確に定義し、ターゲット顧客や調査の目的に合致するように設定することが重要です。
    具体的な属性や特徴、範囲を明確にし、正確な情報を得るための基盤を構築します。

    データの信頼性

    調査においてデータの信頼性は非常に重要です。
    データの収集方法や質問の適切性、データの正確性などに注意を払い、信頼性の高いデータを収集する必要があります。
    データの品質を保証するために、調査手法や質問の設計に関して専門知識を持った人材を活用することも考慮しましょう。

    時間とリソースの適切な配分

    調査には時間とリソースが必要です。
    調査計画を立てる際に、調査にかかる時間や予算を適切に見積もり、配分することが重要です。
    十分な時間とリソースを確保することで、調査の品質や効果を向上させることができます。

    調査のコツ

    効果的な調査を行うためのコツを紹介します。
    以下に挙げるポイントに留意することで、より有益な結果を得ることができます。

    目的を明確にする

    調査を行う際は、明確な目的を定めることが重要です。
    何を調査し、何を達成したいのかを明確にし、それに基づいて調査手法やアプローチを選定します。
    目的が明確であれば、調査結果の活用や意思決定への反映がスムーズに行われます。

    複数の情報源を活用する

    調査をより有効に行うためには、複数の情報源を活用することが重要です。
    公開データ、市場レポート、業界専門家の意見など、異なる情報源から得られる情報を総合的に分析しましょう。
    これにより、より幅広い視野で調査結果を評価し、より的確な判断を下すことができます。

    専門家のアドバイスを受ける

    調査を行う際には、専門家のアドバイスや支援を受けることも検討しましょう。
    市場調査やデータ分析、統計解析などの専門的な知識や経験を持つ専門家の助言を得ることで、調査の品質や信頼性を向上させることができます。

    結果を具体的なアクションにつなげる

    調査結果はアクションプランの策定や意思決定の基盤として活用されるべきです。
    調査結果から得られた洞察を具体的な施策や戦略に反映し、実際のビジネスに生かすことが重要です。
    結果を分析し、問題解決や改善策につなげることで、開業時の成功に繋げることができます。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    以上が、飲食店開業時に調査をするための「種類」「やり方」「注意点」「コツ」についての詳しい解説です。

    飲食店を開業する際、適切な調査を行うことは成功の鍵です。
    市場調査、ニーズ調査、競合調査、消費者調査など、様々な調査手法を用いて正確な情報を収集しましょう。また、顧客分析や地域分析、販売データ分析などを通じて、より具体的な戦略や施策を立案しましょう。

    調査の過程では、サンプリングの偏りやデータの信頼性に注意し、調査対象の設定や時間・リソースの適切な配分にも努めましょう。
    目的を明確にし、複数の情報源や専門家のアドバイスを活用し、結果を具体的なアクションにつなげることも重要です。

    開業時の調査は、将来の成功に向けた基盤を築くための重要なステップです。
    正確な情報と洞察を基に、戦略的な意思決定や効果的な施策を行い、飲食店の繁栄につなげましょう。
    調査結果の活用は、競争の激しい飲食業界での差別化や顧客満足度の向上にも不可欠です。

    開業における調査の重要性を理解し、着実に準備を進めていくことで、より成功への道を切り拓くことができます。
    ぜひ、この記事で紹介したポイントを参考にしながら、自身の開業プロジェクトに活かしてください。

    テンポスでは飲食店の開業から運営までトータルサポートをしております。
    開業について悩んでいる方、相談したい方はぜひ下記よりお気軽にお問合せください!

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  • トレンドを先取り!「まるごと」スイーツって何?

    トレンドを先取り!「まるごと」スイーツって何?

    毎年様々なトレンドを更新していくスイーツ。
    昨年で言うとピスタチオがトレンドだったように感じます。
    2023年はどんなスイーツがトレンドになるのでしょうか?
    この記事では、今年のトレンド予想「まるごとスイーツ」についてご紹介します!

    1.  フルーツを「まるごと」使用したスイーツがトレンドに!

    「まるごとスイーツ」の中でも、今年はフルーツをまるごと使用したスイーツがトレンドに予想されています。
    フルーツの自然の甘さや栄養価を最大限に引き出し、フレッシュ感満載な味わいを楽しむことができる画期的なスイーツです。

    美味しさだけではなく、まるごとフルーツを使用している鮮やかなビジュアルもトレンド予想されている理由に挙げられます。
    どんなスイーツがあるか、一緒に見ていきましょう!

    2. どんなスイーツがあるの?

    タルト・ゼリー

    まず、フルーツを「まるごと」使用したスイーツとして「フルーツタルト」と「フルーツゼリー」をご紹介いたします!

    サクサクのタルト生地に果物が美しく盛り付けられたフルーツタルトも、透明でプルプルとした食感と、フレッシュな果物の風味が楽しめるフルーツゼリーもとっても魅力的ですよね!
    また、季節によって様々な果物を使用し、そのシーズン限定のタルトやゼリーを食べるのも醍醐味です。

    春ならサクランボ、夏ならメロンや桃。秋なら栗やりんご、冬ならみかんなどが旬のフルーツとして楽しむことができます。
    フルーツの鮮やかな見た目の美しさだけでなく、ビタミンや食物繊維もたっぷり摂取できるので、健康面でも注目されるのではないでしょうか。

    本稿では「あさくまファーム」で販売しているフルーツタルトとゼリーをご紹介します!

    あさくまファーム 鬼盛りフルーツタルト

    ・あさくまファーム 【スタイル】 鬼盛りフルーツタルト 4,356円(税込)

    あさくまファーム【スタイル】鬼盛りフルーツタルトはこちら

    こちらのフルーツタルトは、
    ・いちご
    ・みかん
    ・若桃
    ・マンゴー
    ・洋梨
    といった5種類の果物がふんだんに使用されています。
    中でも若桃が気になる方は多いのではないでしょうか。
    若桃とは「早摘みの白桃」のことで、食感は梅、味は桃といった特徴的な果物です!

    あさくまファームで販売しているタルトは、全て完熟のフルーツ厳選して使用しています。
    そのため、フルーツ本来の甘味をしっかりと味わうことができるんです!
    どの果物も「まるごと」と言わんばかりに大量に盛られており、これ以上ないほどにフルーツタルトを満喫することができます。

    「フルーツがいっぱいのケーキが食べたい!」そんなお声にお応えするために作られたタルトです。
    お誕生日などのお祝い事にもピッタリのタルト、食べてみませんか?

    あさくまファーム 涼菓 フルーツゼリー5種セット

    ・あさくまファーム 【shirokane sweets TOKYO】涼菓 フルーツゼリー5種セット 3,348円(税込)

    あさくまファーム 【shirokane sweets TOKYO】涼菓 フルーツゼリー5種セットはこちら

    こちらのフルーツゼリーは、・ブラッドオレンジ
    ・桃
    ・ライチ
    ・りんご
    ・ぶどう
    といった5種類のフルーツゼリーがセットで販売されています。

    さっぱりとした味わいで、夏に食べるのにピッタリです!
    和と洋の素材を組み合わせており、お子様からご年配の方々までさまざまな年代の方にお楽しみいただけます。
    夏の疲れを爽やかな酸味とたっぷりのフルーツ果汁で吹き飛ばしませんか?

    3. フルーツだけじゃない!「まるごと大豆カフェ」をご紹介

    SOYBREAKまめcafe

    『SOYBREAKまめカフェ』は、渋谷にある国産大豆を「まるごと」使用した、大豆スイーツ専門のカフェです。
    皮ごと大豆を使用したオリジナルペースト「SOYBASE(ソイベース)」を、ソフトクリームやワッフルなど、全てのメニューに使用して販売しております。

    本稿ではイチオシメニュー2品をご紹介!
    渋谷に「まるごと大豆スイーツ」を食べに行きませんか?

    大豆をまるごと使用したドリンク「ソイリッチ」

    ※掲載写真は”黒蜜ふわとろきなこ”です。

    こちらのドリンクは、大豆を丸ごとペーストした「SOYBASE(ソイベース)」を使った、『SOYBREAKまめカフェ』オリジナルドリンクです。
    青臭くなく、スッキリとした甘さで大豆を存分に堪能できるドリンクです!

    味は
    ・無調整(ヴィーガンメニュー)
    ・調整
    ・黒蜜ふわとろきなこ
    ・黒糖抹茶
    ・カラメルプリン
    ・チョコばなな
    と美味しいフレーバーが勢揃い!
    その日の気分に合わせて楽しむことができます。

    大豆とフルーツをまるごと食べれる!季節フルーツソイパフェ

    『SOYBREAKまめカフェ』でも「まるごとフルーツ」が楽しめます!

    こちらのパフェのクリームやソフトクリームにも、もちろん「SOYBASE(ソイベース)」がふんだんに使用されています。
    季節のフルーツは毎月異なり、6月の季節フルーツはメロンが使用されています。
    熊本県産クインシーメロンを、「まるごと」1個、贅沢に堪能できるなんて魅力的ですよね。

    メロン好きな方には大満足の一品ではないでしょうか?
    暑くなるこれからの季節、果物がまるごと使用されている「フルーツソイパフェ」は見逃せません!

    ・SOYBREAKまめcafe 公式ホームページ

    SOYBREAKまめcafe 公式ホームページ

    ・SOYBREAKまめcafe 公式Instagram

    SOYBREAKまめcafe 公式Instagram

    ・SOYBREAKまめcafe 公式通販サイト

    SOYBREAKまめcafe 公式通販サイト

    4. まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    あさくまファームも、SOYBREAKまめcafeも同じ「まるごとスイーツ」ですが、それぞれの個性が違った魅力を生み出していますよね。
    紹介したスイーツ以外にも沢山の商品が掲載されているので、ぜひ双方のサイトをご覧ください!

    ・SOYBREAKまめcafe 公式ホームページ

    SOYBREAKまめcafe 公式ホームページ

    ・あさくまファーム 公式通販サイト

    あさくまファーム 公式通販サイト

  • <甲信越>飲食店が店頭販売する時の注意点は?店頭販売の申請先ダウンロード

    <甲信越>飲食店が店頭販売する時の注意点は?店頭販売の申請先ダウンロード

    2020年から流行した新型コロナウイルスによって、飲食店は「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」の影響で飲食店は大きな痛手を受けました。
    それに伴い、店頭販売を新たに検討された飲食店が多かったと思います。

    ただ、店頭販売のやり方やコツ、資格など分からない方もいるでしょう。

    本記事では、コロナ禍明けの今、甲信越地区において、これから店頭販売を始める方や既に始めている方向けの、店頭販売に関しての疑問を解決致します。

    甲信越地区で飲食店の店頭販売をする5つのメリット

    甲信越地区で飲食店の店頭販売をするメリットはいくつかあります。以下にいくつかのメリットを挙げてみます。

    1.地域密着度の向上

    店頭販売は、地元の顧客との直接的な接点を持つ機会を提供します。地元の人々との交流が増えることで、地域密着度を高めることができます。また、顔を合わせることでコミュニケーションが活発化し、顧客との関係を築きやすくなります。

    2.商品の実演・試食の機会

    店頭販売では、商品の実演や試食を行うことができます。実際に商品を見たり味わったりすることで、顧客の興味を引き付けやすくなります。特に飲食店では、試食によって美味しさや品質を実感してもらうことが重要です。

    3.即時のフィードバック

    店頭販売では、顧客からの即時のフィードバックを受けることができます。商品やサービスに関する意見や要望を直接聞くことで、改善点や新たな需要を把握することができます。これにより、より顧客のニーズに合った提供ができるようになります。

    4.視覚的な魅力の発揮

    店頭販売では、商品やメニューを鮮やかにディスプレイすることができます。美しい盛り付けや魅力的なパッケージングによって、顧客の目を引くことができます。視覚的なインパクトは購買意欲を高める要素の一つであり、店頭販売のメリットとして大きな役割を果たします。

    5.競合他社との差別化

    店頭販売は、他の飲食店との差別化を図る手段として有効です。地域の特産品やこだわりの食材を使用した商品を販売することで、顧客に独自性をアピールすることができます。また、接客やサービスの質を高めることで、他の飲食店との競争に勝つことができます。

    これらのポイントに留意しながら、甲信越地区での飲食店の店頭販売を活用することで、地域のお客様に満足度の高い食事体験を提供し、お店の魅力を高めることができるでしょう。

    今回は、飲食店の店頭販売にあたり、「効果・コツ・許可・注意点」について深堀し、「これはありがたい。」と思っていただける、惣菜製造許可・菓子製造業・食肉製品製造業・魚介類販売業・食肉販売業など各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」をご紹介します。

    問合せ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【甲信越地区】店頭販売に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    店頭販売の効果

    店頭販売とは、店先や店舗入口でテイクアウト用にお弁当屋や惣菜などを販売する方法です。
    お客様に立ち止まってもらうことで、お店の雰囲気やメニューを知ってもらうきっかけになります。

    そして店頭販売での対応や味、価格などでお店を好きになってもらえれば、その後店内飲食にきてくれる可能性も高まります。

    このように新規顧客を獲得し、更にそこからリピーターになってくれる可能性が期待できますので、店頭販売は売り上げに貢献する一つの手段といえるでしょう。

    店頭販売のコツ

    店頭販売を利用するお客様は、店の雰囲気や販売しているメニューに惹かれて商品を購入します。
    そのため、店を意識していない方にも興味をもってもらうことが重要です。
    お店の前を通る方を観察し、ターゲットを絞り込み、ニーズのあるメニューを店頭販売するようにしましょう。

    ここではお客様に足を止めて商品を見てもらうコツをご紹介致します。

    シズル効果

    シズル効果とは音や香りなどによって消費者の五感を刺激し、それによって購買意欲を生じさせる効果です。
    できあがったメニューを売るだけでなく、注文を受けてからその場で料理を作ると、音や香りでお客様の購買意欲が湧きます。

    店頭販売では販売しているメニューの実物を目にしたり匂いを感じたりできるので、見た目・香り・音を十分に活用することで集客と販促に繋がります。

    おすすめ商品

    その店の看板商品やおすすめ商品を大きく宣伝すると、足を止めてメニューを見てくれる可能性が高まります。
    行きたい店や食べたいものが決まっていない方は選択肢が多い状態ですので、おすすめ商品をPOPやA型看板を使ってアピールします。

    メニュー名や値段だけでなく、特徴やおおすすめの理由も合わせて掲示するようにしましょう。

    接客態度

    どんなにメニューや店の雰囲気が魅力的でも、スタッフの態度が悪く近寄りがたいと思われてしまっては、集客に悪影響を及ぼしてしまいます。
    清潔感のある身だしなみ、丁寧な言葉遣い、そして最も大切な笑顔で良い印象を持ってもらえるようにしましょう。

    マスクをしていると口元が見えないため、目元を意識して接客することがポイントです。

    また、お客様に声をかけるタイミングも重要です。
    お客様がメニュー表を見て考えているのにスタッフは声をかけない、逆に足を止めただけで勢いよく声をかけられる、など良かれと思ってとった行動でも、お客様によっては気分を悪くされてしまいます。

    お客様が興味を持っていそうなタイミングで挨拶することで、商品について聞いたり、会計をお願いしたりしやすい雰囲気を作ることができますので、意識して接客しましょう。

    販売時間

    せっかく店頭販売をするのに、人が全く通らない時間帯に行うのは労力の無駄になってしまいます。
    集客するには人通りの多い時間帯に実施するようにしましょう。

    時間帯によってターゲットを変え、販売するメニューを変えることも一つのポイントです。

    例えばオフィス街にある店であれば、平日のランチ時お弁当販売。
    住宅街にある店であれば、中食にも対応できるおかずのみの商品や、お子様向けの商品のニーズもあるでしょう。

    それぞれの時間帯のターゲットのニーズを考慮して、メニューを決めることが重要です。

    外装・POP

    外装は店の業態や扱うメニュー、雰囲気などを想像できるデザインにすることがポイントです。

    周囲に似たコンセプトの飲食店がある場合、外装まで似ているとご自身の店の印象が薄れてしまいますので、周囲の飲食店の外装は必ず確認しましょう。
    ご自身の店ならではの特徴が伝わるデザインを意識してみてください。

    また、通行人に店舗を知ってもらうには、POPや看板が有効です。
    POPや看板は歩きながらでも目に入るものでなければ効果がありませんので、離れた所からでも目に留まる大きさ・デザインにすることを心がけましょう。

    POPや看板を確認できても、魅力的なメニューや利用するメリットがないと購入にまで至らないので、写真やメニューの売りを載せるなど、テイクアウトしたいと思われるように作成しましょう。

    テイクアウト容器

    店頭販売では、持ち運びしやすく美味しそうな盛り付けを維持できる容器を選ぶ必要があります。
    せっかく味が美味しくても、持ち運んでいる間に料理が崩れたり、寄ったりすると次回購入に繋がりません。
    そうならないようにメニューごとに合う大きさや形状の容器を選ぶようにしましょう。

    汁ものはフタ外れにくい容器、カレーはルーとライスの仕切りがある容器、丼ものは高さのある容器を選ぶなど、お客様目線で考えることが大切です。

    店内で使用する食器にこだわるように、店頭販売で使用する容器にもしっかりこだわるようにしましょう。

    容器以外にも持ち運び用のビニール袋、おしぼり、割り箸やスプーンなどを用意すると、どこでも食事が楽しめてお客様に喜んでいただけます。

    店頭販売の許可

    店頭販売を行う場合、メニューによっては製造業や販売業の許可の取得が必要となるものがあります。
    事前にしっかり確認して店頭販売するようにしましょう。

    弁当・惣菜

    飲食店営業の許可を取得している場合、弁当や惣菜の店頭販売や仕出しは可能です。
    ただし、弁当や惣菜であっても「卸売販売」を行う場合は、惣菜製造業の許可が必要になります。

    仕出しの場合は、配膳台等の設備が必要となる可能性もあるので注意しましょう。

    ケーキ・焼き菓子

    飲食店営業の許可を取得していても、ケーキや焼き菓子等を製造して店頭販売するためには、別で「菓子製造業」の許可が必要になります。

    食肉製品(ソーセージ等)

    ソーセージのような食肉製品の店頭販売は、飲食店営業許可の他に「食肉製品製造業」の許可が必要になります。

    また、長期保存が可能となる製品等を製造する場合はも食肉製品製造業の許可が必要となる場合がありますので注意が必要です。

    刺し身

    飲食店営業の許可を取得していても、刺身を店頭販売する場合は別途「魚介類販売業」の許可が必要になります。

    店の調理場内で紙コップ等に注いだものを提供することは可能です。
    また、市販のお酒を開封せずにそのまま販売する場合も、食品衛生法上の営業許可を取得する必要はありません。

    しかし酒税法に基づく免許を受ける必要がありますので、税務署にご相談ください。

    生肉

    飲食店営業の許可を取得していても、生肉を販売する場合は、「食肉販売業」の許可が必要になります。

    ラーメン

    麺・スープ・具材を詰め合わせたセットを販売する場合、麺を製造する場合は「めん類製造業」の許可、チャーシューを製造する場合は「食肉製品製造業」の許可が必要になります。

    店頭販売の注意点

    店頭販売にはやってはいけないことや、気をつけるべきポイントがいくつかあります。
    それらを知らないまま店頭販売を始めると、法に触れてしまう可能性もあるので注意しましょう。

    店頭での盛り付け

    ご飯を盛り付ける行為は調理行為に該当しますので、調理場以外の場所で行うことができません。
    飲食店営業の営業許可を取得している盛り付けは必ず店の調理場内で行うようにしてください。

    また、屋外で食品を調理して提供する場合,飲食店営業(屋台)の営業許可が必要となります。

    しかし当該営業許可を取得している場合であっても、米飯類を調理して提供することはできないことになっていますので注意してください。

    衛生面

    店頭販売されるメニューは、店内で食べるものよりも食べるまでの時間が長く、食中毒危険性が高くなります。
    そのため、原材料の仕入れから販売までの衛生管理を徹底することや、早めに食べるよう呼びかけすることが重要です。

    冷蔵設備等がない店頭販売する場合、冷蔵設備等がないと食品の温度管理が困難です。
    必ず冷蔵設備を設けるなどをして温度を管理し、店頭販売するようにしましょう。

    冷蔵設備がある場合でも、サラダや生もの販売はおすすめしません。

    食品表示

    あらかじめ容器包装された加工食品には、食品表示が義務付けられています。
    ただし、メニューを店内で容器包装して販売する場合は、表示を行う必要はありません。

    しかし、アレルゲンや期限など、お客様が知りたい場合は情報提供できるようにしておく必要があります。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    店頭販売はお店を知ってもらうきっかけにもなり、新規顧客の開拓にも繋がります。

    また出来上がったメニューを実際に見て確認できるので、メニューの魅力をお客様に伝えることができます。
    販売許可や、店頭販売の注意点をしっかり確認して、売上に繋げられるようにしましょう。

    テンポスドットコム

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  • 【甲信越】飲食店の保健所検査でチェックされる内容とは?

    【甲信越】飲食店の保健所検査でチェックされる内容とは?

    飲食店にとって、開業時に様々な検査が必要となりますが、特に保健所検査は、公衆衛生や安全性を確保するために非常に重要な要素です。以下に、チェックすべき基準と合格するための一般的な8つのポイントについて分かりやすく説明します。

    ただし、地域によってルールや要件が異なる場合もあるため、地元の保健所のガイドラインに従うことが最も重要ですので、必ず確認をしましょう。

    甲信越地区で飲食店を開業するメリットとは

    甲信越地区で飲食店を開業するメリットは以下のようなものがあります。

    高級食材の豊富さ:甲信越地区には、高級な食材が豊富にあります。例えば、信州牛や長野県産のリンゴ、魚沼産のコシヒカリなどがあります。これらの食材を使った料理を提供することで、高級感のあるメニューを提供することができます。

    観光客の増加:甲信越地区には、多くの観光地があります。例えば、上高地や白馬などの山岳リゾート、長野市や軽井沢などの都市部、湖畔や温泉地などがあります。これらの観光客に向けたメニューやサービスを提供することで、需要を拡大することができます。

    多様な需要のある地域:甲信越地区は、都市部と山岳リゾート、湖畔や温泉地など、多様な需要がある地域です。そのため、ビジネス戦略を地域の特性に応じて調整することで、需要を上げることができます。

    飲食店の競合が少ない:甲信越地区は、大都市圏に比べて人口が少ないため、飲食店の競合が少ない傾向があります。そのため、競合に勝つために独自性のあるメニューやサービスを提供することが重要です。

    これらのメリットを生かして、甲信越地区で飲食店を開業することは、成功の可能性を高めることができます。ただし、地域によっては交通の便が悪い場合もあるため、地域の特性を踏まえたビジネス戦略が必要です。

    今回は、飲食店開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「保健所検査」について深堀し、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」をご紹介します。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【甲信越地区】保健所検査や衛生管理に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    チェックすべき基準と合格するための一般的な8つのポイント

    1. 食品の保管と衛生管理

    ・食品の保管場所が清潔で、適切な温度で保管されているか確認します。
    ・食品の衛生管理が行われており、交差汚染を防ぐために異なる食材が分離されているか確認します。
    ・期限切れの食品がないか、食材のラベリングが適切に行われているか確認します。

    2.厨房の衛生状態食品の保管と衛生管理

    ・厨房が清潔に保たれ、定期的な清掃が行われているか確認します。
    ・調理器具やカウンターなどの作業スペースが適切に衛生管理されているか確認します。
    ・廃棄物やゴミの処理が適切に行われ、衛生的な状態に保たれているか確認します。

    3.従業員の衛生管理

    ・従業員が手を適切に洗っているか、手指消毒を行っているか確認します。
    ・飲食物の調理や接客に従事する従業員が、咳やくしゃみをする場合にはマスクを着用しているか確認します。
    ・従業員が病気や感染症の症状を示す場合には、飲食業務から離れるよう指導されているか確認します。

    4.衛生教育と訓練

    ・従業員が食品衛生に関する基本的な知識を持っているか確認します。
    ・飲食店が従業員に対して定期的な衛生教育や訓練を実施しているか確認します。
    これらは一般的な基準ですが、保健所の検査ではさまざまな要素が評価されます。

    飲食店が検査に合格するためには、以下のポイントにも注意する必要があります。

    5.食品の調理と加熱

    ・食材の調理が適切に行われ、食品が適切な温度で加熱されているか確認します。食中毒を引き起こす可能性のある菌が除去されるような適切な加熱が行われていることが求められます。

    6.飲食物の衛生管理

    ・サニタイズされた飲料水が提供されているか確認します。
    ・食品の包装や取り扱いが衛生的に行われているか確認します。

    7.客席とトイレの衛生状態

    ・店内の客席やテーブルが清潔に保たれているか確認します。
    ・トイレが清潔に保たれ、手洗い設備やトイレットペーパーなどの必要なアイテムが充足されているか確認します。

    8.安全対策と衛生管理の文書化

    ・飲食店が安全対策や衛生管理に関する適切な文書や記録を保持しているか確認します。これには食材の仕入れ元の情報、衛生教育や訓練の実施記録、定期的な清掃のスケジュールなどが含まれます。

    これらの基準とポイントを満たすことが、保健所検査に合格するために重要です。飲食店は定期的な検査を受け、衛生管理の向上と食品の安全性を確保するために努力する必要があります。

    飲食店の資格・許認可についてはこちら

    さらに、飲食店の開業時に必要な厨房機器を、専門スタッフがご紹介!厨房レイアウト作成時のポイントも紹介します。

    保健所の検査に必要な厨房機器は揃っているかが大切

    飲食店を開業する場合には、必ず保健所の検査が必要です。

    最近では、スケルトン状態の物件を取得して1から内装工事をするよりも、もともと飲食店だった居抜き物件を取得し、必要な機材が揃っている状態でスタートするという飲食オーナーさんも多くいらっしゃいます。

    もともと営業していた店の機材が残っているのだから、保健所の検査はすぐに通ると考えるオーナーさんもいるかもしれませんが、それは危険です。

    厨房に関しては、食品を衛生的に保つための必要最低限の設備があるのか?という観点で保健所のOKが出なければお店を開けることができません。

    保健所の検査基準について、ポイントを絞って解説していきます。

    【こちらもチェック】【まとめ】繁盛店の売れてるメニュー事例8選~集客アップにつながる看板&名物料理などを紹介~
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。 

    冷蔵庫、冷凍庫の選び方

    飲食店を営業する上で、冷蔵庫、冷凍庫の役割は食材の鮮度を保つだけではなく、食品の安全面、衛生面においても必要不可欠なものになり、設置義務があります。

    具体的には以下の基準があります。

    1. 営業時間内で使用する冷蔵庫、冷凍庫は厨房の区画内に設置しなければならない。

    冷蔵庫、冷凍庫の機能は主に、食材を冷やして保管することですが、使用する用途に応じてサイズや設置場所は変わります。

    食材を保管して仕込みの段階でしか使用しない場合や、蓋付きのドリンク保管のみであれば、厨房区画外に設置しても問題はありません。

    しかし、営業時間内に食材を取り出すことがある場合は、厨房区画内に設置していなければ保健所の検査基準違反となります。

    合わせて読み取れることは、明確にここからが厨房区画で、ここからが客席であるということがわかるような作りになっていなければならないということが言えます。

    2. 温度計がついていなければならない。

    また、冷蔵庫、冷凍庫がただ設置されていても、冷えていなければ意味がありません。

    冷えているかを常に確認できる状態として「冷蔵庫、冷凍庫に温度計がついているかどうか」が検査基準となります。

    業務用の冷蔵庫、冷凍庫は温度がデジタル表示で見れるものが一般的ですので、温度表示のランプなどが壊れていなければ問題ありません。

    ただ、小型の冷凍ストッカーや家庭用冷蔵庫には温度計がついていないケースもあるので、その場合は温度計だけ別で購入しなければなりません

    居抜きで入居した場合には、冷蔵庫、冷凍庫がちゃんと冷えるのかを確認したら、その温度計がついているかもしっかり確認しましょう。

    シンクの選び方について

    飲食店の厨房で冷蔵庫と同様に、必要不可欠なものといえばシンクです。
    保健所の検査基準としては以下の通りです。

    1. 厨房に最低2槽以上のシンクがないといけない

    シンクの用途は主に二つあります。
    食材を洗うため、食器や調理道具を洗うための2パターンになります。

    原則として2槽必要なのはそれぞれの用途に対して1槽ずつ必要ということになります。

    なぜ同じシンクではダメなのかというと、食材を洗った汚水で食器や調理道具が汚れてしまい、不衛生になってしまうことを防ぐという意味があります。

    シンクのサイズは指定があり、1槽あたり幅45cm以上、深さ18cm以上、奥行36cm以上でなければなりません。

    また消毒や洗浄のために温水を使えるということも、保健所の検査を通すためには必要になります。

    一つ例外として、食器洗浄機を設置している場合は、それで1槽分とみなされます

    2. 厨房に従業員の手洗用シンクが必要

    いくら食材や食器の衛生面に気をつけていても、厨房で働くスタッフの手が汚れていては元も子もありません。

    そのため消毒設備がついた手洗用のシンクが厨房内に1つ必要になります

    こちらもサイズの指定があります。

    手洗用は食材用、食器用に比べて小さく幅36cm、奥行28cm以上あれば検査は通ります。

    最近では保健所の新基準として手動の蛇口式ではなく、自動センサー付の手洗器を設置することが義務付けられています手動では衛生面で基準違反と見なされますので、居抜き物件の際は特に注意が必要です。

    食器棚の選び方について

    1. 食器は戸付の棚に収納する必要がある

    食器に埃や油がついてしまうことを防ぐために、戸付の棚に収納することが義務付けられています。

    効率を考えて、扉を外して使用している飲食店をよく見かけますが、保健所の基準によれば、食器を保管するための棚には扉がついていることが必須になります

    2. 埃が溜まりにくく、掃除がしやすい場所に設置

    吊り下げ式の戸棚に食器を収納する場合には、天井と吊戸棚の間にスペースがある場合、埃が溜まりやすい設計ということで基準違反となります
    置き型の食器棚を使用する場合には、極端に背が高く、手が届かない場合も、掃除がしづらいという点で基準違反とみなされます

    厨房レイアウトの基本!大事なのはオペレーション

    ここまでは、開業するために最低限必要な厨房設備について述べてきましたが、ここからは最適なレイアウトを作成するために抑えておきたいポイントをお伝えしていきます。

    1. メニュー構成は決まっているか?

    その店の武器となる主力メニューが何になるのかによって、必要な厨房設備が決まります。

    ラーメン屋なら茹で麺機が必要になりますし、寿司屋ならネタケースが必要になるということは誰でもわかります。

    ただ、主力メニューがあるということはサイドメニューもあるわけです。

    ラーメンと一緒に半チャーハンを出すのか、寿司と一緒にお酒を出すのか、というところを深くまで考えていくと、必要な厨房設備が複数あがってきます。

    そうなると、必然的にどこに何を配置するかを考えなければいけません
    そのため、まずメニュー構成をしっかり考える必要があります。

    2. スタッフの人数は決まっているか?

    メニュー構成が決まったからといって、レイアウトの作成に着手するのはまだ早いです。

    厨房を何人で回すのか、ホールは何人で回すのか、というスタッフの配置ついても先に決めておく必要があります

    なぜなら、全く同じ広さの店であっても、一人で回すのか、二人で回すのかで動線が全く変わってくるからです。

    3. オープンキッチンにするかクローズドキッチンにするか?

    スタッフの配置を決めることと同時に、カウンターから厨房内を見れるようなオープンキッチンにするか、逆にクローズドキッチンにするかも決める必要があります。

    先ほど例に挙げた、ラーメン屋や寿司屋ではオープンキッチンにした方が人気が出そうですよね。

    ここは席数や業態によって向き不向きがありますのでよく考える必要があります。一般的にはオープンキッチンの方が、厨房で作業しながらお客様を見ることができたり、お客様とコミュニケーションが取れるので、少ない人数でお店を回すオペレーションに向いています

    クローズドキッチンの場合は、調理に特化した設計にしやすく、シェフが集中して調理したり、大量調理が必要なオペレーションのお店に向いています

    ここまでオペレーションが決まってから、厨房レイアウトを設計することで、やっとそのお店に合った厨房レイアウトを設計することができます。

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