カテゴリー: 食材・メニュー

  • 暑い夏を乗り切る!おすすめの夏のスイーツ!

    暑い夏を乗り切る!おすすめの夏のスイーツ!

    関東甲信越も梅雨明けが発表され、いよいよ本格的な夏がやってきました。またコロナも感染症5類に引き下げられ、今年の夏は、たくさんの人が移動することが予想されます。
    例年になく猛暑日が続いており、涼を求めてお客様がお店に立ち寄るケースも増えることでしょう。

    夏の訪れとともに、暑さを和らげ、心地よい涼を感じられるスイーツが人々にとって欠かせないものとなります。爽やかなフルーツを使用したものや、冷たい氷菓子、さわやかなヨーグルトスイーツなど、さまざまな魅力的なスイーツが人気を集めます。人気の夏のスイーツについて紹介していきます。

    マンゴーパフェ

    夏の代表的なフルーツとして愛されるマンゴー。その甘くてジューシーな味わいを楽しむために、マンゴーパフェは多くの人々に人気です。マンゴーアイスクリームやマンゴーソース、フレッシュなマンゴーの切り身が、ヨーグルトやグラノーラと相まって、さわやかで贅沢な味わいを演出します。

    カラフルで美しい見た目も、インスタ映えする要素として人気を博しています。またパフェを盛り付ける容器も涼しさを演出するとより夏を感じられるでしょう。
    テンポスドットコムではパフェグラスも多くそろえております。新規購入者や追加で購入をご検討の場合は是非ご利用ください。

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    かき氷

    暑い夏には、かき氷のひんやりとした口当たりが心地よく感じられます。シンプルなシロップから季節のフルーツや抹茶、ココナッツミルクなどさまざまな味が提供されています。
    また、トッピングにはアイスクリームやフルーツ、コンデンスミルクをかけることで、より豊かな味わいを楽しむことができます。子供から大人まで、幅広い世代に人気のあるスイーツとして親しまれています。

    テンポスドットコムではかき氷機も数多く取り揃えております。これからの時期、かき氷が沢山売れることが予想されますので、検討されてみてはいかがでしょうか。

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    ジェラート

    イタリア発祥のジェラートは、クリーミーで濃厚なアイスクリームのようなスイーツです。フルーツやチョコレート、ナッツなど、多彩なフレーバーが楽しめるため、夏にぴったりのデザートとして人気を集めています。
    また、ジェラートは一般的なアイスクリームよりも低脂肪で、風味が豊かなことから、健康意識の高い人々にも喜ばれています。

    ジェラートを作る為のフローズンマシンも取扱がございます。是非ご検討ください。

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    フルーツタルト

    季節のフルーツをたっぷりとトッピングしたフルーツタルトは、見た目にも華やかで、夏のテーブルを彩ります。さくさくのタルト生地に、甘酸っぱいフルーツが絶妙なバランスで組み合わさることで、爽やかな味わいが楽しめます。いちご、ブルーベリー、パッションフルーツ、キウイなど、さまざまなフルーツの組み合わせを楽しむことができます。

    冷やし抹茶

    日本の夏の風物詩として親しまれる冷やし抹茶は、抹茶パウダーを冷水や氷と混ぜて作る涼やかなスイーツです。独特の苦味と香りが特徴であり、抹茶の本来の風味を楽しむことができます。甘さを調整できるため、甘いものが苦手な人でも自分好みにアレンジできる点も魅力です。抹茶アイスクリームや白玉団子を添えることで、より贅沢な一品として味わうことができます。

    フローズンバナナ

    熟したバナナを凍らせて、アイスクリームのように楽しむフローズンバナナは、手軽で健康的なスイーツとして人気を博しています。バナナ本来の甘さとクリーミーな食感が特徴であり、お子様から大人まで幅広い年代に愛されています。また、トッピングにチョコレートやナッツ、ココナッツフレークなどを加えることで、さらなるバリエーションを楽しむことができます。

    夏のスイーツは、暑さを和らげてくれるだけでなく、フルーツやヨーグルトなどを使用したヘルシーな選択肢も豊富です。季節の味を楽しむとともに、家族や友人との楽しいひとときを共有できるスイーツは、夏の思い出作りにも一役買ってくれることでしょう。

    自宅で手軽に作れるものから、専門店で堪能する特別なスイーツまで、夏の楽しみを倍増させてくれること間違いなしです。今年も猛暑日が長く続くことが予想されます。この機会に夏メニューの一つとしてご検討ください。

    まとめ

    いかがだったでしょうか。
    テンポスドットコムでは、2万点以上の商品を掲載しております。
    この記事を参考に、「自分のお店に本当に必要なもの」を見つけてみてください。

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  • 業務用食材はどこで仕入れる?上手な仕入れが安定経営の近道!

    業務用食材はどこで仕入れる?上手な仕入れが安定経営の近道!

    新規開業に向けて準備することはたくさんあります。内装工事や厨房機器の設置、各種インフラ契約、スタッフ採用、そして提供するメニューも同時に決めていく必要がありますよね!
    メニューは開業する業態やお店のコンセプトにあわせて考えるのがポイントです。

    試作と試食を繰り返し、看板となるメニューやその他メニューが決まったら、仕入れの量やタイミングについても考えないといけません。これらは、どのように決めればよいのでしょうか。
    業者に注文する?近所に仕入れに行く?ネットで一括購入をする?

    さまざまな選択肢があるので、お店の環境にあわせて決めていきましょう!今回は、原価計算や業務用食材の仕入れルートについてご紹介していきます。

    ①お店のウリになる看板メニューを決めましょう!

    「これは必ず食べてほしい!」というメニューがあると、リピーターにも繋がりやすくなります。
    まず看板メニューを決めてから、その他の提供メニューを決めていきましょう。
    それぞれのメニューで原価はどのくらいを想定するかが仕入れの際の基準になります。

    原価とは「売上を作るために直接かかった総額」のことです。
    人件費や料理をする時に使う光熱費も原価に入ります。それらも加味して1つのメニューにかける原価を考える必要があります。

    また、売上に対する「原価」の比率を原価率と言います。
    一般的に飲食店の原価率は『30%以内に抑えると良い』と言われています。
    全メニューの原価を揃える必要はありません!

    原価率の高いメニューと低いメニューのバランスを考えながら看板メニュー、スピードメニューなどカテゴリーに分けて決めていくことも戦略になります。
    また季節によって食材の価格も変動するので、年間を通して原価調整が必要になるかもしれません。

    「お客様にはこのメニューを絶対に食べてほしい!!」
    「原価は高いけどお客様が喜んでくれるメニューを作りたい!他で経費を調整しよう」
    「仕入れコストを安くし、低価格メニューをメインにしてお客様に喜んでもらおう」

    などなど…
    お店ごとに原価戦略はさまざま考えられますが、メニューの軸を決めておくことが開業後の安定した経営に繋がりますので、しっかりと考えておきましょう。

    ②メニューが決まったら仕入れルートを選定しましょう!

    飲食店の仕入れルートは主に4つ。
    1. 卸業者から仕入れる
    2. 市場などで直接買い付ける
    3. ネット注文で仕入れる
    4. 農家や漁師から仕入れる

    それぞれメリット・デメリットがあるので1つのルートに限定せず、複数のルートを組み合わせて仕入れることが重要です。
    提供メニューに応じて柔軟に仕入れルートを使い分けていきましょう!

    1. 卸業者から仕入れる
    多くの飲食店が活用している仕入れルートが「卸業者からの仕入れ」です。
    特に食材だけでなくアルコールを含むドリンク類は、主に酒販店の卸業者からの仕入れになります。

    業務用食材についても卸業者からの仕入れをメインにしている飲食店が多いです。
    卸業者から仕入れるメリットは「直接配送してもらえる」「価格交渉ができる」ことです。
    席数にもよりますが、ある程度の仕入れ量が必要であれば直接配送してもらえるメリットは大きいです。

    メニュー内容が一定で大量仕入れを必要とするお店であれば価格交渉もしやすくなります。

    2. 市場などで直接買い付ける 
    飲食店が直接スーパーや市場に出向き、食材を調達するルートです。
    出店場所の近くに商店街やスーパー、市場があると便利ですよね!
    直接買い付けのメリットは「欲しい時、緊急時すぐに食材が手に入る」「実物を見て鮮度がわかる」ことです。

    また市場への買付けであれば専門家と話して目利きのポイントをアドバイスしてもらったり、新しい食材との出会いがあるかもしれません!
    季節ごとに旬を感じることで、メニュー開発に役立つ情報を得られるかもしれませんね。

    逆に、直接買付けのデメリットは「時間と手間を取られる」ことです。
    休憩時間や仕込み前にわざわざ買い出しに行ったり、混んでる時間に食材が切れてしまってすぐに欲しいという時は、手に入りやすい分買い出しに出るスタッフが不在になる可能性もあります。

    また大量仕入れには不向きで配送してくれないケースが多いので注意が必要です。

    3. ネット注文で仕入れる
    時間やタイミングを気にせず、24時間365日携帯やパソコンから気軽に仕入れができるルートがインターネットを活用した仕入れです。

    インターネットサイトから仕入れるメリットは「携帯やパソコンから気軽に注文できる」「小口注文も可能」「季節特集など旬のメニューの食材情報が入りやすい」などがあります。

    一般消費者でも利用が急増しているネット通販ですが、飲食店でも業務用食材や調味料・資材などざまざまな商品を簡単に購入することができます。

    食材を直接見ることができないので「見た目や感触などが思っていたものと違う」という可能性もあるのがネット注文のデメリットです。

    冷凍食品や調味料などリスクが少ない商品だけを仕入れるという活用方法もあるかもしれません。
    タイミングによっては初回特別価格やサンプル注文ができるなど、お得なメリットもあります。

    また、通販サイトごとに肉や野菜など一定の食材に特化していたり、掲載商品数が多いといった強みがあるので、メニューや業態に合わせてお店にあった通販サイトを見つけてみましょう。

    4. 農家や漁師から仕入れる
    卸業者を介さず生産者の方と直接契約をして仕入れる方法です。
    一番のメリットは「生産者の顔が見える安心感」。収穫するまでの工程や作り手の想いを体感できるので、お客様にも安心して料理を提供できます。

    直接仕入れはお店のアピールにも繋がるので、メニュー紹介で生産者の声を伝えることによりイメージアップも図れます。

    食材を活かした調理方法など情報収集もできるので、提供メニューの幅も広がるかもしれませんね。
    デメリットは提供メニューに適した生産者を自力で探し、直接交渉をする必要があることです。

    全国各地から探すことになるので、労力と時間もかかります。
    気象条件や発育次第では安定供給できない可能性もあるので不安要素にもなり得ます。

    しっかりと関係性を構築し、安定した仕入れができればお店のウリになります!状況にあわせて探してみると新食材の発見などにも繋がるかもしれません。

    ③複数の業者と安定した仕入れルートを構築しましょう!

    原価を割り出し、仕入れ先を複数社で組み合わせて工夫することで、お店に適した業務用食材を仕入れることができます。

    食材が高騰している中、発注頻度・仕入れ量の見直しや価格交渉を上手に行なうことで利益にも繋がります。ある程度の期間で現状を見直して、賢く食材を仕入れていきましょう。

    また、食材のこだわりを上手にアピールすることで、安心感のあるお店という印象を与えられます。お客様に満足してもらうことでリピーターにも繋がります!

    テンポスフードプレイスではバイヤーが厳選した業務用食材を気軽に注文できる【ミクリード】をご紹介しています!!

    サンプルで試食もできるので、ご自身で気になる食材をぜひお試しください。

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  • 繁盛飲食店への第一歩!ABC分析を活用してメニューの見直しを

    繁盛飲食店への第一歩!ABC分析を活用してメニューの見直しを

    飲食店を繁盛させるためには、どうしたらよいのでしょうか?

    飲食店を経営されている方にとっては、尽きない悩みであると思います。

    そこで今回は、メニューはどう見直したらいいのか、分析はどういった方法で行うのか、といった内容をご紹介していきます。

    繁盛飲食店を目指すうえで欠かせないステップなので、ぜひ参考にしてみてください!

    メニューの見直しはなぜ必要?

    「飲食店の顔」とも言われるメニュー。

    メニューは、売上や集客に大きな影響を与える存在であり、飲食店において重要な役割を担っています。

    そのため、メニューを見直したり分析したりすることは、繁盛店づくりにおいて必須なのです。

    メニューの見直しによるメリット

    それでは、メニューを見直すことで得られるメリットには、具体的にどういったものがあるのでしょうか。

    お客様の来店動機づくり・来店頻度の向上

    飲食店における売上の60%は、20%のお得意様、または常連客で作られています。

    お店の売上を成長させるためには、この20%のお客様に継続して来店してもらわなければなりません。

    そのためにも、季節ごとなどのある期間で新しいメニューを投入し、お店を飽きさせないようにしたり、新しいメニューを試そうという来店動機に繋げたりすることが大切です。

    客単価を上げることが可能に

    一品料理などでのメニュー見直しは、新メニューをぜひとも食べてみたい、試してみたいというお客様の心理を呼び込みます。

    結果、客単価がUPする効果があるのです。

    人は『新商品』や『新メニュー』といった言葉に良く反応してしまいます。

    既存のメニューを見直し、お客様をたくさん呼び込める新メニューを作成することが大切です。

    廃棄ロスの削減

    メニューの見直しや分析によって、仕入れ量をどう調節すれば無駄のない商品管理ができるようになるのかを知ることができます。

    メニューの種類や価格に幅がありすぎると、お店のコンセプトがぼやけてしまいます。

    軸であるコンセプトに沿って、提供するメニューを厳選するようなかたちでメニューを考えていきましょう。

    メニューを絞ることで、ストックしておかなければならない食材の種類を減らすことができ、廃棄ロスの削減に繋がるのです。

    メニューを分析する方法

    飲食店のメニューを分析したいという時によく用いられるのが、『ABC分析』です。

    この分析は利益を改善するための策として、多くの飲食店で一般的に活用されています。

    飲食店を経営する場合に欠かせないABC分析。

    その概要と方法をご紹介します。

    ABC分析とは何か

    ABC分析とは、売上高や販売個数、粗利率などのある特定の指標からメニューをランク分けする分析です。

    メニューの開発や在庫管理といった場面において、販売をするうえで優先するべきアイテムは何かを洗い出す方法で、店舗の販売促進や利益率の改善を図る手法でもあります。

    この分析を使うと、そのメニューが売上全体の中でどれほど貢献しているのか、影響力をひと目で把握することができます。

    お店で今売れている商品や、改善が必要なメニューが分かるため、対策も立てやすくなるのです。

    分析を使って現状を可視化することで、注力すべきメニューをすぐさま確認し、増産やコストコントロール、在庫管理に生かしていきましょう。

    ABC分析のやり方

    ABC分析は、以下の手順で進めていきます。

    (1)調べたい商品の1か月分の売上金額を用意する

    まず、メニューひとつひとつの単価や販売個数、売上高のデータを用意します。POS(=販売時点情報管理)の販売データを活用して、エクセルなどを使うと作りやすいです。

    メニューごとの単価と販売個数のデータが揃ったら、メニューごとの売上の金額を計算していきます。

    メニューごとの売上金額は、〈メニューごとの単価×メニューごとの販売数〉で求めることができます。

    その後、〈メニューごとの売上金額÷全体の売上金額〉で「売上の構成比」を算出します。

    (2)売上高の高い順に並び替える 

    売上金額を「降順」にソートし、売上の金額が高い順に並べ替えます。

    (3)売上累計と売上累積構成比を計算する

    売上累計、売上累積構成比はそれぞれ、

    〈売上累計=当該メニューの売上高+当該メニューよりも上位のメニュー全ての売上高〉

    〈売上累積構成比=売上累計÷全体の売上金額〉

    といった式で算出します。

    売上累積構成比とは、その累計が売上の全体に対し、どのくらいの割合を占めているのかを表したものです。影響度が低くなるごとに数値は多くなります。

    (4)売上累積構成比をもとにABCにランク分けする 

    ABC分析では、『パレートの法則』が使われています。

    パレートの法則とは、「商品の売上高の80%は、全商品のうちの20%の品目が生み出す」といった考え方です。

    商品の売上高によって、「A」「B」「C」のランクに分けることで、売上に大きく貢献している商品、または売上にあまり貢献していない商品を明確化させることができます。

    Aグループ:累積売上割合70%までの商品

    Bグループ:70%~90%の商品

    Cグループ:90%~100%の商品

    上記のように分類し、ランクによって分けていきます。

    ABC分析の活用方法とその影響

    ここまで、ABC分析の概要や分析方法について述べてきました。

    では、分析結果を具体的にどのように活用していけばいいのか。

    また、活用することでお店にどのような影響が及ぶのかについてご説明します。

    それぞれのランクごとの対応

    Aランク商品

    極めて総売上への貢献度が大きい商品、いわゆる「売れ筋商品」です。

    さらに売上を向上させるためにも、メニューの中で大きく目立たせ、存在感を出すことが必要です。

    また、Aランクは中枢となるメニューなので、販売する個数を増やすと良いでしょう。在庫管理では十分な保管場所を確保し、品切れが起きることのないように発注を行うことが大切です。

    さらに、スタッフが積極的に薦めたり、POPを店内の目につきやすいところに飾るなどして、大々的に宣伝していくことをオススメします。

    Bランク商品

    Aランクまでには及ばないですが、それなりに売上を出している商品といえます。

    適切に販売管理を行ったり、定期的に、もしくは在庫切れを見計らって発注を行ったりするのが一般的です。

    販売個数が多いのであれば、在庫管理をしっかり行い原価率を下げましょう。原価率を下げることで利益率が上がり、Aランクに昇格するかもしれません。

    また、Aランク商品と関連性の高いBランク商品を、メニューの同じページに記載することで、売り上げ増加を狙うこともできます。このような工夫を施し、Bランク商品をAランクへと押し上げるようにしましょう。

    Cランク商品

    売上の貢献度が低い商品であり、「死筋商品」とも呼ばれます。

    場合によってはメニューから外し、新しいメニューに入れ替えることも検討する必要があります。

    その際には、「メニューからなくした場合、不都合があるか」をよく考えましょう。

    メニューの入れ替えまではいかないという場合には、クーポンの配布などといった施策を考え、実行していくことが大切です。

    販売における優先順位が分かる

    ABC分析を行うことで、販売する際の優先順位を知ることができます。

    「ランクごとの対応」から、Aランク商品が最も重要であり、優先すべき商品だということが分かりました。

    このように、メニューの優先順位を理解することが、分析の目的の一つでもあります。自店の強みを知ったうえで、どう活かしていくのかをよく考え、他店との差をつけていきましょう。

    在庫管理にもメリットが

    優先順位が分かる=売れ筋商品が把握できる ということでもあります。

    優先度の高いAランク商品の在庫を沢山確保し、優先度の低いCランク商品をできるだけ少ない量で抑えると、売れ筋に合わせた無駄がなく適切な在庫管理を実現することができます。

    ABC分析の注意点

    メニューを見直す際、とても利便性が高いとされるABC分析。

    ですが、注意しなければいけない点もあります。

    ロングテール理論

    ロングテールとは、「人気商品の売上総額よりも、ニッチ商品の売上総額のほうが上回る現象」のことをいいます。

    メニューにおいては、「細く長く売れる商品」のことを指します。

    このようなロングテールの商品では、分析によってCランクに分類された商品に関しても、慎重に施策を検討しなければなりません。

    売上が低い商品だからといって、すぐに新しいメニューに入れ替えることは避けたほうが良いでしょう。

    一過性の人気商品や季節限定メニュー

    分析するメニューの中には、季節限定のものや、話題性のあるメニューが含まれていることを念頭に置かなければなりません。これらは、ある一定の期間にのみ収益が増す商品です。

    このような商品の中で、Bランク、Cランクに該当するものもあります。

    これらは、一定の期間以外では一時的にAグループに入ることがあります。

    そのため、在庫管理をしっかり行うことが必要です。

    また、分析をしている時点では一時的な人気と思われる商品であっても、人気が続くことで定番商品となる可能性も充分にあります。

    以上の点から、分析を行う場合には、「全体の分析」と「一過性の分析」の2通りの分析を行うとよいでしょう。

    粗利にも注目する

    人気メニューの中には、売上が大きくとも原価率が悪く、利益への貢献が難しいメニューが紛れていることもあります。

    売上高が大きいからといって、必ずしも利益を稼いでいるとは限りません。

    もし、粗利の低いメニューを看板メニューとして売ってしまうと、「売上をあげているのに、利益が少なくなる」という事態に発展してしまいます。

    このようなことを防ぐ為にも、ABC分析は『売上』だけではなく『粗利』でも行いましょう。

    まとめ

    今回は、メニューの見直し、分析方法についてご紹介しました。

    飲食店にとって、メニューの改善は売上の向上に直結します。

    定期的にABC分析を行い、繁盛店を目指しましょう。

    考案したメニューは素敵なメニューブックに載せて、お客様のもとへ届けてみてはいかがでしょうか?

    メニューブック一覧はこちら

    テンポスではメニュー開発についてもご紹介しております。

    ぜひあわせてご覧ください!

    メニュー開発について

  • 飲食店が仕入先を選ぶ際のポイントは?仕入先別のメリットやデメリットについても解説

    飲食店が仕入先を選ぶ際のポイントは?仕入先別のメリットやデメリットについても解説

    飲食店を経営する上で食材の仕入れをすることは必要不可欠です。しかし、仕入先業者によって

    食材の仕入れられる量や値段、取り扱っている食材などは様々なため、どこの業者が自分に合っているのか、選ぶ際何に気を付ければよいかなど分からない方も多いのではないでしょうか。

    そこで今回は仕入先を選ぶ際のポイントや注意点、どのように選べばよいかをご紹介します。

    仕入先別のメリットとデメリット

    仕入先として考えられるのは卸売業者、小売店、通信販売、市場です。まずはこの4つの仕入先それぞれのメリット・デメリットについて解説していきます。

    卸業業者

    食材の仕入先の中で、最も一般的なのが卸売業者と言われております。

    卸売業者との取引の流れは卸売業者の営業担当に欲しい食材の見積もりを発行してもらい、値段の交渉を経て仕入れ価格を確定させます。その後注文した商品が納品されます。

    メリット

    メーカーから直接仕入れる場合は、1袋や1箱単位での納品は基本的にはできず、取引自体受付けていない場合が多いです。対して卸売業者は新規開業の個人飲食店でも取引可能なところが多く、少量の注文でも配送が可能です。

    また、見積もりによる柔軟な価格対応も可能ですので、業者によっては品揃えが豊富なうえに安価で商品を仕入れることができます。

    デメリット

    最大のデメリットは商品を直接手に取っては選べないという点が挙げられます。しかし、中にはサンプルの注文ができたり、商談の際に現物を持ってきてくれる会社もあるので、取引の際は確認しましょう。

    また、取引は見積もり、交渉、合意の流れで行われるので、納品まで数日かかる場合もあります。急ぎで食材を用意する必要がある場合には注意が必要です。

    小売店

    スーパーや八百屋さん等の小売店は普段の生活から利用している方も多く、馴染み深いかと思います。食材の仕入れ先として小売店を利用している方もいらっしゃいます。

    メリット

    店舗から近い業務用スーパーや八百屋さん、お肉屋さんなどは気軽に利用できるため、急な欠品時などには非常に便利です。

    売り場面積が広いスーパーなら品揃えも豊富なので、一般的な食材に関してはスーパーに足を運べば解決します。また、食材を手に取って選べるのでその点も安心できます。

    デメリット

    配送の対応ができない場合が多いので、従業員が不足していたり一人でお店を切り盛りしている場合、負担が大きくなります。

    価格に関しても飲食店のメニューを網羅できる品揃えや価格の交渉などはもちろんできないので、卸売業者に比べると融通が利かないという点があります。

    通信販売

    以前はスーパーや卸売業者など直接お店に足を運んで食材をそろえたり、営業担当と打ち合わせをするというやり方が一般的でした。しかし、近年はAmazonや楽天といった通販サイトが台頭し、利用者数は年々増加傾向にあります。

    メリット

    見積もりを取る必要がないので、ネットを通じて簡単に注文ができます。

    通信販売でも自社で配送を行っている会社もあり、お店が配送エリア内にある場合は注文の品がすぐに届くので利便性が高いです。

    デメリット

    小売店のように直接手に取って食材を選定ができないという点、エリアや注文金額によっては配送料を負担する必要がある点がデメリットです。

    配送料がかかる場合はいくら安くて良い品物でも値段が他とあまり変わらなくなってしまうので、通販を利用する場合はまず配送料がかかるか確認する事をおすすめします。

    市場

    食材の仕入れ先と聞いて、市場を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。地方で水揚げされた新鮮な食材が集まる市場には飲食店経営者や地元の方、仲卸業者が集うので飲食店経営者にとっては貴重な場所になっています。

    メリット

    何十年も魚や野菜を見てきた目利きの仲卸業者さんとコミュニケーションを取ることで食材に関してのノウハウや取引の食材のトレンドなども学べるチャンスがあります。

    また、地元の希少な食材を取り扱っているだけでなく、仲卸業者からの直接の仕入れという事もあり、スーパーなどの小売店よりも安く仕入れることが可能です。

    デメリット

    市場は一般的に週2日の休市日というお休みがあるので、休市日にあたる2日間は別ルートの仕入先を確保する必要があります。

    仕入先を選ぶ際のポイント

    ここまで主要な仕入先を紹介してきましたが、どの仕入先もメリットとデメリットがあります。

    様々な仕入先がありますが、結局どの仕入れ先を選べば良いかわからない方も多いのではないでしょうか。

    どの仕入れ先にもメリット、デメリットがあり、完璧な仕入れ先はありません。

    そのため、価格や品質、供給量等の中で大事にしたいポイントを抑えたうえで、仕入れ先を選ぶことが大切です。また、もしものときに備えて複数の仕入れ先を確保しておくことが重要です。

    ここでは仕入先を選ぶ際のポイントをご紹介します。

    価格

    一番気になるのはやはり価格ではないでしょうか。今回紹介した中で、価格が比較的安いと言われているのは卸売業者と市場です。

    卸売業者を選ぶ際は業者によって価格が異なってくるため、複数の会社から見積もりをとって検討することをオススメします。また、安い分品質が悪い場合もあるので、他社と比較して見極めることが大切です。

    品質

    品質が優れているのも価格と同じで卸売業者と市場です。

    市場の人や卸売業者の人とコミュニケーションを密に取り、自分の納得のいく食材、仕入れ先を決めましょう。

    供給量

    供給が一番良いのは卸売業者です。毎日配送している会社も多く、大量発注にも対応しているため、安心です。卸売業者によって対応できる日、発注の量に違いがあるため、複数の卸売業者から話を聞いてみてください。

    まとめ

    いかがでしょうか。

    食材の仕入れと一口に言っても様々な仕入先があります。

    どの仕入先にもメリット・デメリットがあるので、自分に合った仕入れ先を見極めることが大切です。

    また、一つの仕入先に絞らず自分に合った複数の仕入先とつながりを持つとよいでしょう。

    テンポスでは冷凍食品を扱っているミクリードをはじめ、様々な食材業者をご紹介しております。

    気になった方は一度問合せてみてください。

    お問合せについてはこちら

    テンポスフードプレイス|食材紹介

  • 飲食店オーナー必見!テンポスがおすすめする食材業者一覧

    飲食店オーナー必見!テンポスがおすすめする食材業者一覧

    飲食店を運営していく場合、食材の仕入れ先を決める必要があります。

    食材の仕入れ先業者はとても多く、どの仕入れ先が良いのか迷う方も多いかと思います。

    そこで、今回はテンポスが提携している、肉、魚、野菜、酒、総合食材それぞれ、おすすめの仕入れ先を紹介していきます。

    肉の仕入れ先

    まず初めに肉の仕入れ先業者を2社紹介します。

    株式会社土屋

    牛・豚・鶏どんな部位でも扱っています。特に、ガラ類やチャーシューなど、ラーメン屋さん向けの商品が強みです。加工、仕込みまで行うので、仕込み時間の短縮・人材費カットに繋がります。

    対応地域

    千葉県

    有限会社旭屋肉店

    国産・輸入問わず、牛、豚、鶏、羊、馬等、豊富に扱いがあります。特に内臓肉が強みで、質、量ともに品揃えに自信があります。創業から約50年の経験と知識で、お客様にあった商品の提案をします。

    対応地域

    山手線圏内(対象外エリアあり)

    魚の仕入れ先

    次に魚の仕入れ先を3社紹介します。

    株式会社フーディソン(魚ポチ)

    1尾から注文できる飲食店専門の鮮魚仕入れサイト「魚ポチ」です!産地から直接仕入れているため、珍しい鮮魚や、豊洲の定番水産品、各種冷凍品など2,000種類以上の水産品の扱いがあります。スマホ、PCから発注可能で、登録日から利用できます!

    対応地域

    東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県

    有限会社魚秀

    神戸を中心に自社配送しております。日本各地から取り寄せた旬の魚を販売します。

    ふぐも一年中取り扱っております。幻の高級食材として有名な「クエ」もあります。

    ご要望に応じて普段ではあまり仕入れることのできないような珍しい魚も活魚としてご用意します。

    対応地域

    兵庫県:神戸市・三戸市・西宮市・宝塚市・芦屋市

    株式会社食一

    数100カ所の漁港を渡り歩き、各漁港の水揚げ状況・相場・状態などを直接見てきました。そこで培った経験・ネットワークは、全国でも誇れる数字と自負しています。

    協力漁港は100か所を超え、外食店さんの鮮魚・加工品のメニュー提案やオリジナル商品の原材料調達、加工・納品まで行っています。

    対応地域

    宅配便にて全国

    野菜の仕入れ先

    次に野菜の仕入れ先を5社紹介します。

    株式会社ベジクル

    テンポスの紹介経由でのお申込みで「初月のご注文5,000円OFF」

    ベジクルは、のべ約5,000店舗から選ばれている創業70年を超える老舗八百屋です。お見積りもすぐお出ししますので、まずはお気軽にご相談ください。

    対応地域

    東京都・千葉県

    株式会社吉川商店

    豊洲という特殊な市場なので、お店にあったこだわり野菜も時期に応じてご提案可能です。

    さらに、完全温度管理された自社センターからの直送なので、高品質の商品を低価格でお届けします。

    対応地域

    東京都23区

    野菜の丸平

    大量注文から、小ロットの注文やカット野菜、こだわり/珍しい野菜など様々なお曲様のご要望にお応えすることが可能です。

    農家や市場間のネットワークを活用し、商品ごとにその時期に最適な産地を見極め仕入れにより、安定した価格で提供します。

    対応地域

    東京都・千葉県

    川合商事株式会社

    世界一の青果市場、太田市場より毎日新鮮な野菜を仕入れお客様に提供する業務用野菜の卸販売店です。

    長ネギ1本等、小ロットでもお得なケース売りが可能です。

    対応地域

    東京都(品川区・目黒区・港区)

    株式会社梅村屋

    豊洲市場の仲卸です。

    仲卸の利点を活かし、その日に仕入れた商品をその日のうちにお客様にお届けします。

    一般的な食材以外にも、カラフルな野菜やマイクロリーフ等の扱いもあります。

    納品時に入荷状況をお知らせし、食材の使い方まで踏み込んだ提案が可能です。

    必要に応じてカット野菜のご相談もお受けします。

    対応地域

    東京都(千代田区・中央区・港区・台東区・江東区・品川区・目黒区・大田区・渋谷区)

    酒の仕入れ先

    次に酒の仕入れ先を5社紹介します。

    ジェノスグループ株式会社

    アイテム数5,000以上。国内外のあらゆる酒類・飲料を取り扱っています。一都三県対応可能です。

    ソムリエや利き酒師等の資格保有者が在籍しており、ドリンクメニューのご相談等も承ります。

    対応地域

    東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県

    株式会社小倉

    酒類全般お任せください。特にワインは5000類以上の豊富なラインナップ。

    都内最大級の専用倉庫と、冷蔵・冷凍設備により万全の品質体制を敷いております。

    小倉自らが開発したオリジナル商品「小倉プライベートブランド」のお酒もあります。

    対応地域

    東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県

    中山株式会社

    「北関東・甲信越業務用酒販売上 No.1!」中山グループは6,000軒以上の様々な業種の飲食店様にご利用いただいております。

    豊富な品揃えや物流・営業スタッフ・ツール作成等のサポート体制など、他には真似のできないサービスで飲食店様をサポートしている会社です。

    対応地域

    千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県

    株式会社桶谷

    大阪、奈良、京都にある3つの営業拠点、5ヶ所の配送センターによって、関西の主要エリアを全てカバーしている業務用酒類卸です。

    営業にはソムリエ・唎酒師・焼酎アドバイザーなどの有資格者が多く在籍し、お客様の課題解決力に絶対の自信をもっている会社です。

    対応地域

    大阪府・京都府・兵庫県・奈良県

    株式会社オーリック

    九州最大級の品揃えで、酒類全般を扱っています。「クイックデリバリー」が強みで、お電話、FAX、オンラインからご都合のよい方法で発注頂き、配達は1本から無料。

    欲しいお酒を欲しいタイミングでお届けしている会社です。

    対応地域

    福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・宮崎県・鹿児島県

    総合食品の仕入れ先

    最後に総合食品の仕入れ先を3社紹介します。

    株式会社ミクリード

    【テンポス限定】サンプル2品無料。

    「業務用食材通販 売上NO1」通販だから面倒な見積もり依頼や在庫の問い合わせなど一切不要。

    どんな業態のお客様でもご利用いただけるように、厳選した原料や商品を常時4,000点ご用意しております。ご注文1品から最短当日お届け致します。

    ※通常は別途送料負担、1回のご注文金額が6,000円以上(税抜)で送料無料です。

    対応地域

    全国対応可能

    株式会社久世

    使用頻度の高い汎用食材、生鮮三品の取り扱いの他、産地や品種、収穫方法などにこだわった良質な食材まで、ジャンル問わず品揃えをしています。

    また、ノウハウを活かして、お客様のニーズ、トレンドなどの観点から、オリジナルメニューや無駄のない調理オペレーションをご提案します。

    対応地域

    東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県

    株式会社クロコ(リクエ)

    飲食店に必要な食材・資材をなんと1万アイテムご用意しております。

    ご希望商品のリクエストやお取り寄せについてもご相談ください。きめ細かい注文対応で、少量発注もできます。

    対応地域

    東京23区(足立区・荒川区・江戸川区・葛飾区・北区等は対象外)

    川崎駅・横浜駅周辺

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。

    今回はテンポスが提携している仕入れ先を一部紹介しました。

    気になる仕入れ先がありましたら、お気軽に連絡をいただければと思います。

    食材仕入れ先サイト|テンポスフードサーチ

    また、テンポスでは食材の仕入れ先以外にも様々なサービスをご紹介しております。

    一度見てみてください。

    テンポスフードプレイス|サービス一覧

  • ケーキ屋開業のメニュー作成の方法とは?定番メニューから限定メニューまでご紹介!

    ケーキ屋開業のメニュー作成の方法とは?定番メニューから限定メニューまでご紹介!

    ケーキ屋を開業するときに悩むことの一つがメニュー作成。

    ケーキやスイーツは多くの種類があり、そこにお店のアレンジ商品まで加わると膨大な数になります。

    どのケーキをメニューに加えればいいかわからない…という方のために、今回はコンセプトに沿ったメニュー作成のポイント、そして定番商品から限定商品までを一挙ご紹介致します!

    メニューの作り方、構成、価格の設定方法など、メニュー作成は売上の要になりますので、焦らず時間をかけてじっくり決めましょう。

    メニュー作成

    メニュー作成時に重要となるのが「コンセプト」です。

    ケーキ屋をオープンする際に決めた、”どんなケーキ屋にするのか”ということを基に、メニュー作成に取り掛かりましょう。

    コンセプトの作り方についてはこちら▼

    [clink url=”https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/open/1401/”]

    今回は、コンセプトの考え方である7W2Hの中のメニュー作成時に重要な、「Whom(ターゲット)」と「Where(立地)」に絞って説明していきます。

    ターゲット別

    ケーキ屋のターゲットで多いのは、やはり女性やファミリー層でしょう。

    もちろん最終的には老若男女すべてのお客様に愛されるお店になることが理想ですが、まずは特定のターゲットに絞り込んでリピーターを増やしていくことが大切です。

    若い女性向け

    SNSをやっている方が多くいますので、味はもちろん見た目にもこだわったメニューを作成しましょう。

    お客様の口コミが広がると、お店の認知にも繋がっていきます。

    また、健康志向やダイエットに関心がある方が多いので、食材選びに慎重になる必要があります。

    グルテンフリーやカロリーカットなど、健康を意識したメニューもあると良いですね。

    ファミリー向け

    お子様向けのサイズのメニューや、誕生日などのお祝い用のホールケーキメニューを作ると良いでしょう。

    その際にプレートやろうそくのサービスがあると喜んでいただけます。

    主婦層向け

    ランチタイムやランチ後の入店が多いと考えられます。

    店内飲食の場合はセットメニューを作成して、お得感をアピールしましょう。

    食器や家具にもこだわると良いですね。

    立地別

    立地によって、来店するお客様のタイプががらりと変わります。

    お店の前を通る方の特徴や時間帯をしっかり調査して、メニューを決めていきましょう。

    駅前・繁華街などのお店

    見た目にインパクトのあるメニューを打ち出しましょう。

    「おすすめ商品」や「限定商品」など、注文メニューの種類を集中させて効率を上げることもできます。

    ロードサイドなどの郊外店

    広い客層に受け入れられる、最大公約数的な美味しさを狙いましょう。

    デザートとドリンクのセットなどでお客様の満足度をアップさせます。

    ケーキだけでなく、焼き菓子なども並べて客単価アップに繋げていきましょう。

    定番メニュー6選

    ケーキ屋で定番のメニュー6選をご紹介致します。

    定番ということもあり人気商品となっていますので、ぜひ取り入れてみてください。

    スポンジケーキ

    ショートケーキ、チョコレートケーキ、ロールケーキ…と一番の種類があるスポンジケーキ。

    きめ細かなふわふわのスポンジが特徴です。

    小さなころから親しみのあるスポンジケーキは一番の人気メニューでしょう。

    お店の顔ともなりうるメニューですので、メニューに確実に入れたい一つとなっています。

    バターケーキ

    パウンドケーキ、チーズケーキ、バウムクーヘンなど、スポンジとは違うしっとりとした食感が特徴のバターケーキ。

    クリームと合わせることはほとんどなく、生地を楽しむケーキです。

    主材料としてバターを多く使っているため、健康志向の方をターゲットとしている場合にはメニューには向いていません。

    シュークリーム

    焼いた生地の中にたっぷりのカスタードクリームが入っているのが定番のシュークリーム。

    生地はふわふわからザクザクまで、中のクリームは生クリームやチョコレートクリームなど、様々なバリエーションがありますので、個性のあるメニューを作成しやすい商品の一つです。

    また、同じシュー生地のエクレアやクロカンブッシュも人気です。

    モンブラン

    栗を原材料としたクリームが王道ですが、最近ではさつまいもやほうじ茶、いちごなど変わり種のモンブランも人気です。

    また、目の前でクリームを絞ってそのまま提供するモンブラン専門店も増えており、そのパフォーマンスも人気の理由となっています。

    タルト

    タルトといえばフルーツタルトが大人気。

    季節のフルーツや様々なクリームと相性抜群ですので、多くの種類を作ることができます。

    タルト専門店もあるくらいですので、お店の主要メニューとなるように色どりきれいなタルトを売り出していきましょう。

    ミルクレープ

    ミルクレープの鍵は、やはりクレープ生地。

    何層にも重ねるクレープ生地ですので、味や一枚一枚の厚さにもしっかりこだわりを持ちましょう。

    中に挟むクリームは様々で、定番の生クリームからフルーツのクリームまで多様にアレンジすることが可能です。

    限定メニュー

    ケーキ屋の限定メニューをご紹介致します。

    「限定」という言葉は購買意欲をかき立てる魅力的なワードですので、季節・イベントごとにお店オリジナルの限定メニューを打ち出していきましょう。

    季節限定

    ケーキに欠かせないものがフルーツ。

    春夏秋冬それぞれで旬のフルーツや素材がありますので、積極的に使用しましょう。

    春…サクラ、いちご、キウイ、夏みかん

    夏…桃、スイカ、さくらんぼ、メロン、マンゴー、パイナップル、梅、ブルーベリー

    秋…栗、ぶどう、梨、いちじく、柿、さつまいも

    冬…りんご、柚子、みかん

    イベント限定

    日本では習慣化されているイベントが数多く存在します。

    イベントごとで限定商品を出して、集客を積極的に行いましょう。

    1月~3月…バレンタイン、ひな祭り、ホワイトデー

    4月~6月…ゴールデンウィーク、母の日、父の日

    7月~9月…七夕、ハロウィン

    10月~12月…七五三、クリスマス

    特にクリスマスケーキはどのお店も力をいれるケーキです。

    デコレーションやフルーツなどにこだわって、あなたのお店ならではのケーキを作りましょう。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。

    ケーキ屋を開業するにあたり、コンセプトに沿ってメニュー作りをしていくことが重要となってきます。

    まずはどんな方をターゲットとするのかを決めてからメニュー作成に取り掛かりましょう。

    お店の顔となる商品を売り、お客様に愛されるケーキやスイーツを考案してください。

    商品・開業に関してご相談がありましたら、下記までお問合せくださいませ。

    テンポスドットコム

    お問合せ

  • 飲食店の「コロナ禍明け」対策!QRコードから見るデジタルメニュー表

    飲食店の「コロナ禍明け」対策!QRコードから見るデジタルメニュー表

    現在紙のメニュー表だけでなく新しい方法でメニューを置いている飲食店が急増しています。
    今回はそんな飲食店のメニュー表事情について詳しく説明していきます。

    デジタルメニュー表の種類

    皆さんもご覧になったことがあるかと思いますが、最近飲食店では紙のメニュー表ではなくデジタルメニュー表が増えています。
    デジタルメニュー表は大きく分けて2種類あります。

    タブレット型メニュー表

    まず1つ目はタブレット型のメニュー表です。
    卓上に紙のメニュー表の代わりにタブレットを設置し、そのタブレットからメニュー表を見ていただく方法です。
    多くのタブレット型のメニュー表はそのままオーダーすることが可能です。

    メリット

    一方でメリットは人件費を削減することが出来るという点です。
    テーブルでお客様が好きなタイミングで頼むことが出来るため、毎回テーブルにオーダーを取りに行く必要がなくなります。その分ホールのスタッフの人数を減らしたり、他の作業に入ってもらうことが出来ます。また、お客様がスタッフを呼んでもなかなか来ないな、と感じることも少なくなります。
    対面でのオーダーを減らすことが出来るため新型コロナウイルス感染拡大防止にも繋がります。

    デメリット

    タブレット型のメニュー表の大きなデメリットは導入費用が高いという点です。
    注文が出来るタブレットにする場合はPOSタブレットだけではなくPOSレジの導入も必須となります。
    またテーブルの数だけタブレットを用意しなければなりません。

    初期費用や月額費用が必要になるため導入する際は慎重な検討が必要です。

    QRコードから読み込むメニュー表

    タブレット型のメニュー表ともう1つ、現在飲食店でよく使われているのが「QRコード型のメニュー表」です。こちらは、レジ前やテーブルにQRコードを掲載し、そのQRコードからデジタルのメニュー表を見てもらう仕組みです。

    メリット

    QRコード型のメニュー表にはどんなメリットがあるのか説明いたします。

    衛生対策

    現在新型コロナウイルスの感染拡大により飲食店には今まで以上に清潔感やきちんとした衛生対策が求められる時代になりました。きちんと対策を行っているかどうかが飲食店を選ぶ条件になります。

    QRコード型のメニュー表は、お客様が自分のスマートフォンでメニュー表を見ることが出来ます。そのため色々な人が触れるメニュー表に触らなくて良いため安心して飲食店を利用することが出来ます。

    経費削減

    先ほどのタブレット型のメニュー表と同じく経費削減にも繋がります。紙のメニュー表やメニューブックを設置していると油などでベタベタになってしまい、掃除をしないとお客様に不快感を与えてしまいます。

    また新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにも毎回除菌をしなければいけません。QRコード型のメニュー表にしてしまえば除菌する必要がなくなるためその分別の業務に時間を費やすことが出来ます。

    更に紙のメニュー表やメニューブックはメニューの内容が変わったり、新メニューが追加になった際に印刷し、差し替えなければいけません。
    デジタルのメニュー表でしたら登録しているお写真を差し替えたり、文章を登録しなおすだけで簡単に更新することが可能です。

    比較的安価で導入可能

    最後のメリットが導入費用についてです。
    先ほどご紹介したタブレット型のメニュー表は、テーブルの数だけタブレットを用意したり、POSレジも導入する必要があります。
    そのため導入するための初期費用や月額費用がかかってしまいます。

    その点QRコード型のメニュー表は、POSレジやタブレットの用意は不要です。
    シールをテーブルなどに貼るだけですぐに導入が可能なので工事なども必要ありません。

    デメリット

    メリットに対してどんなデメリットがあるのかについても見ていきましょう。

    セルフオーダー機能がない場合が多い

    QRコード型のメニュー表はセルフオーダーの機能がついていないサービスが一般的です。
    メニュー表を見ることが出来るだけのため、オーダーは紙のメニュー表を同じくテーブルまで伺い取る必要があります。

    もちろんセルフオーダー機能がついているデジタルメニュー表もあります。
    セルフオーダー機能を使いたい場合はセルフオーダーの機能がついているサービスを選びましょう。

    通信料がかかってしまう

    もう1つのデメリットは通信料がかかってしまうという点です。
    QRコード型のメニュー表は基本的にお客様のスマートフォンで見るものになります。ネットに繋げる為にかかる通信料はもちろんお客様負担になってしまいます。

    また通信制限にかかっているお客様は読み込みが遅く、イライラさせてしまう可能性もあります。

    お店にフリーWi-Fiを設置するなど対策が必要になります。
    テンポスではWi-Fiの導入もお申込みいただけます!

    店舗用Wi-Fiの導入について詳しく見る

    テンポスのメニューQRコード化サービス

    テンポスではQRコード型のメニュー表サービスをご案内しております。

    サービスの内容と料金

    テンポスでご案内しているQRコード型のメニュー表は、QRコードのシールを郵送でお送りしております。そのシールを読み取ると、ホームページのメニュー一覧ページを見ることが出来るようになっています。

    表示されるホームページは同じくテンポスでご案内しているホームページ作成サービスで作成していただいたページ限定になります。

    ホームぺージ制作について詳しく見る

    シールのサイズは横83.8mm×縦42.3mmとあまり大きくないため、テーブルに貼っても雰囲気を邪魔しにくいです。基本的には赤で作成をしておりますが、ご希望の色に変更することも可能です。

    こちらのシール10枚+予備の2枚の計12枚で1,100円(税込)でご案内しております。
    送料も込みなのでかなりお得です!

    必要な情報

    テンポスではお客様にお送りいただいた内容をもとにページを作成いたします。
    デジタルのメニュー表を作成するにあたって必要な情報が3点ございます。

    写真

    まず料理のお写真です。1商品1枚までお写真を掲載することが出来ます。
    お写真はメニューを選ぶ際の最も重要なポイントになるため必ず掲載するようにしましょう。

    写真を撮るのが苦手だという方にはプロカメラマン紹介サービスもございます。

    綺麗な写真はやはり目を引きますし、注文の後押しにもなります。

    商品名

    2つ目が商品名です。

    商品名がわからないとお客様も注文が出来ないため必ず登録するようにしましょう。

    またメニュー表をまとめて掲載される飲食店の方もいらっしゃいます。

    価格

    最後が価格です。
    価格も商品名と同じく、わからないとお客様が注文するときに迷ってしまいます。

    価格を掲載する際は、表示形式に気を付けなければいけません。2021年4月から総額表記が義務化となりました。「総額表記」とはつまり税込みの価格ということです。

    現在は特に罰則などは定められていませんが今後条件が改訂されたときに慌てないためにも今のうちから税込みの金額で掲載しましょう。

    【人気の記事】5類移行後、飲食店のコロナ対策は「ゆるやかに継続」~最新・コロナ対応への意向~
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    まとめ

    いかがだったでしょうか?
    QRコード型のメニュー表とホームページをセットで作成することが出来るので作成する手間も減らすことが出来ます!
    お申込みお待ちしております!

    QRコード型のメニュー表について詳しく見る

  • 焼肉屋オーナー必見!焼肉屋開業時のお客様から求められる 定番メニューの作り方と準備

    焼肉屋オーナー必見!焼肉屋開業時のお客様から求められる 定番メニューの作り方と準備

    焼肉屋開業の準備で立地、内装、厨房、人材そして忘れてはいけないのがお客様に提供するメニューです。お客様にとって提供される料理は営業する飲食店にとって一番重要ともいえます。ここでは『どうやってメニューを作ればいいの?』『メニュー作りって何から取り組めばいいの?』などの、メニュー作りの基本をなど、オーナーなら誰しもが悩むメニュー作りの問題を解決していきます。

    焼肉屋メニュー作りで大事なのはコンセプト!?

    開業時、オーナーなら誰しもが悩むメニュー。修行元のお店のメニューを真似してみたり、人気店の内容を勉強したり、インターネットで流行りの料理を取り入れてみたりする方は多いのではないでしょうか?その考えは間違えではありませんが、ターゲットや、年齢層、利用するお客様の立地や、シチュエーションなど考えたメニューにしないとリピーターになってくれるお客様は少ないかも・・・。ここではそんな再来店してくれるメニュー作りの基礎を教えていきます。

    【人気の記事】好調!焼肉業態に見る これからの飲食業界 6つの成功キーワード&成功事例
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    焼肉屋のターゲットは誰なのか??

    自店の料理を食べる人がどんな人なのかを把握する

    ターゲットによって用意するメニューが変わってきます。

    例えばターゲットは「30~40代の働く女性」、「子育て中の女性と幼児」、「男子大学生と食欲旺盛な男性」、など細かくターゲットを設定し行動傾向を調べることが重要です。調査をすることで、何を提供すべきか、どのようなサービスが必要か見えてきます。ここではその例を一部紹介します。

    ■女性向け

    今時女子は健康志向や美容を意識したものを選ぶ傾向があります。例えば有機野菜使用、野菜をたっぷり、コラーゲンたっぷり、グルテンフリーなどを意識した者を口にしています。また、ダイエットを意識している女性も多いことから、量は少なめにしてあげるとなお良いでしょう。インスタや、ツイッター、TikTokなどのSNSの投稿も多いので、彩りのよいおしゃれな盛り付けや食器、ニンニクや煙の臭いが残らないように心がけましょう。

    ■ファミリー向け

    広い客層に受け入れられる基準以上のおいしさのお店を選ばれることが多い。アレルギーなどに気を付けたメニューや、キャラクター模した料理などを作るなど来店されたお子さんが喜んでくれます。お子様ランチや、選んだ子供用のメニューなどでちょっとしたおもちゃをあげるなど、子供からあのお店にまた行きたいと言わせるメニュー作りが必要です。

    ■若い男性向け

    一般的に広い客層に選ばれるおいしさで、安価な料金設定のお店を選んでいる傾向があります。

    ボリューム満点、高カロリーメニュー、こってりとした味などおなかがいっぱいになり、味の濃いものをたくさん食べれるようなメニューを作りましょう。

    ■サラリーマン

    サラリーマンは会社帰りなどに立ち寄ることが考えられ、メニューの構成としては飲みながら食べられ、すぐ食べれるようなサイドメニューなど用意しているとよいでしょう。お小遣い制のサラリーマンも多いことから高単価なこだわったメニューを用意するとリピータが見込めなくなるので注意しましょう。

    立地によってメニューの内容が変わる??

    出店した立地によって提供するメニュー内容を検討する必要があります。悪い例でいうと、出店した立地が「子供の多い住宅立地」だとしましょう。しかし、大人向けの高いお酒が多い店や、激辛料理ばかり用意している店など、子供が食べれないものばかりのお店に親は連れて行かないように、立地によって求められるニーズも変わってきます。

    「子供の多い住宅立地」であれば子供が楽しめるメニューを取り入れたり、お子様ランチなどのメニューを用意する。「若者が集まる立地」であればトレンドを取り入れた料理や、SNS映えするメニューなどを取り入れる。「人が住んでいないオフィス立地」であれば、サラリーマンや、OLがランチ時、会社終わりに利用できるメニューにしていくことが重要です。

    ■駅前・繁華街などのお店

    個性、インパクトのある強い美味しさとボリューム感をだし、回転率を上げる。「おすすめ商品」など、注文メニューの種類を集中させて効率を上げるデザートなどを提供する。滞在時間が長くなるメニューや、回転率を上げたい営業時間帯には提供を控える。夜の飲み客も期待できる場合は、お酒の品揃えを増やす

    ■ロードサイドなどの郊外店

    広い客層に受け入れられる美味しさのメニュー作りを行う。品数を多めにし、幅広い客層を取り入れ、サイドメニューやデザート類で、客単価UPを狙う。

    お客様の使用するシチュエーションでも内容が変わる??

    来店されるお客様にはいろんなシチュエーションで来店される方がいます。例えば誕生日のお祝いで利用するお客様ならケーキを用意したり、バースデイプレートなどをデザート時に出してあげる。また、誕生日コースなどサービスに基づいたメニュー作成をしてみましょう。

    ママ友の集まりなら子供と来店して食事をすることも多いので、子供向けのメニューを用意したり、デザートの種類を多くメニューに入れておくなど、会社帰りや、デートなどのシチュエーションに対応しメニューを用意しておくことも重要です。

    焼肉屋での定番メニューの作り方と重要なポイント

    開業前にメニューの内容を作っていくときに「あれ?他に何が必要なんだろう?」「このメニューの内容であっているのかな?」と感じたことはありませんか?メニュー作りをしていく上で基本の構成というものがあります。こちらではメニュー作りの構成や、ポイント、注意点を紹介していきます。

    基本的な焼肉メニューの構成

    メインメニュー

    お肉によってパフォーマンスを取り入れたメニュー作りや、タレの種類を数種類用意したり、おすすめの食べ方を記載するなどお客様に新たなお肉の魅力や、美味しさを発見してもらいましょう。

    ■メニュー作り

    高価な希少部位やホルモンなど、多様な肉の種類、タレ食べ方を変える。肉の種類を増やすことも大事ですが、『低カロリーの部位』や『高タンパク』、など狙ったターゲット層に響く品揃えが必要です。

    一人前の量は男性の場合、肉だけを食べる場合は400~500g程度、女性の場合は300~400g程度の量が目安です。焼肉は複数人で来店されることが多く、みんなでシェアしたり、様々な種類の肉を頼んだりと、複数の皿を食べることをがあります。一人前(一皿)の量は80g~100g程度に設定していくようにしましょう。

    ■メインメニューの例

    目玉商品
    例:熟成肉や希少部位などの高額メニュー
    日本では「柔らかさ」、「脂の質」、「臭み」が重要視される傾向中で、国産牛の人気は高く、A5ランクなど上位ランクの肉やカイノミやミスジなどの希少部位を求めて来店されるお客様も数多くいらっしゃいます。

    牛肉
    例:国産牛、カルビ、タン、ロース、ハラミなど

    豚肉・鶏肉
    例:トントロ、豚カルビ、鶏カルビ、ソーセージ 味噌や塩だれから選べる

    ホルモン
    例:牛ホルモン、牛レバー

    海鮮
    例:海老、イカ、ホタテなど

    野菜
    例:ピーマン、しいたけ、エリンギ、玉ねぎ、にんにく、じゃがバター、きのこバター、野菜盛り合わせなど

    セット
    3人前や6人前など数種類の肉がセットになっているものも用意しましょう。お客様の選ぶ時間の手間も省け、配膳の手間も削減でき、複数のお肉を食べたいお客様にはなくてはならないメニューとも言えます。

    サイドメニュー

    焼肉屋ではイチオシメニューを赤字覚悟で提供することもあり、そのような中で重要になってくるのがサイドメニューです。サイドメニューの役目全体の原価率をおさえる、幅広い客層の集客、顧客満足度を上げるなどのメリットがあります。

    また、サイドメニューを充実させることで、ほかの焼肉屋との差別化をしていくことができます。競合にはない自店だけの、人気メニューができることで安定して集客ができるようになります。

    サイドメニューの例
    おつまみ・スピードメニュー
    キムチ、チャンジャ、ナムル、枝豆、韓国のり

    刺し類
    ユッケ、馬刺しなど

    サラダ類
    店名の付いたオリジナルサラダ、サンチュ、シーザーサラダ、チョレギサラダ、ざく切りキャベツなど

    単品
    チヂミ、唐揚げ、ポテトフライ、ホイル焼き、など

    スープ・麺類
    チゲスープ、ユッケジャンスープ、コムタンスープ、テールスープ、ワカメスープ、卵スープなど

    麺類
    各スープを利用したラーメン、醤油ラーメン、味噌ラーメン、冷麺、トッピングなど

    ご飯類
    ごはん、ビビンパ、クッパ、おにぎり、卵かけごはん、丼物など

    キッズメニュー
    お子様セット、お子様ランチ、お子様ドリンクなど

    デザートメニュー

    女性と食事をすると、「甘いものは別腹」とよく言われますよね。女性はデザートを不思議と食べられちゃうものなのです。こういった機会に客単価UPのチャンスを狙いましょう。どの年代でも好かれるアイスクリームや、シャーベットは、用意も簡単でおすすめです。ただデザートは、独自のメニューを提供している店舗が多いで要注意。

    デザートの例
    アイス、シャーベット、プリン、パフェ、杏仁豆腐、ティラミス、ケーキなど

    ドリンクメニュー

    ドリンクは、粗利率が高いメニューです。原価率を下げるためにはドリンクを多く提供することが必須と言えますが、ドリンクの注文率を上げるためには工夫が必要です。例えばドリンクメニュー数を他社の数より多く取り扱う。「早割」や「ハッピーアワー」などのセットメニューを作る、他には自店だけのオリジナルドリンクの開発するなどで集客を見込めることもできます。

    時間帯でお客様の求めるものが変わる!

    来店するお客様でも時間帯によって求めてくるものが変わります。例えば昼食時には休憩が1時間で単価が安いものが出てくるランチメニューを作成する。ディナーメニューはボリューム満点のメニューや、お酒などがあうメニューを用意するとよいでしょう。

    あなたのお店は大丈夫??焼肉屋のメニューの価格設定と見直し方

    飲食店では、経営していく上で、「原価率は30%以下に抑える」べきだと言われることがあります。しかし、焼肉店の原価率は30~40%程と、他の外食産業に比べても高めの焼肉業態では、価格の設定が非常に重要です。ここでは価格設定のポイントを紹介していきます。

    誰もが悩む価格の設定方法

    価格の設定には様々な要素が含まれます。食材の原価率や、オーダーの取り方、出店したお店の立地、提供するサービスなどで提供される料理の雁が変わってくるのです。冒頭にも記載したコンセプトもとに提供する食材の原価率などのポイントを押さえることが重要です。

    価格設定の3つのポイント

    あなたのお店の価格の設定は、「業態」、「周辺エリア」の相場で決まる?

    あなたの「業態」の相場ってご存じですか?自店の業態と立地・雰囲気・サービス、客層などが近い同じような業態の競合の相場を調査してみましょう。

    また、「周辺エリア」は出店エリアでの周辺店舗やライバル店となりそうな競合の数と質、量、サービス、価格帯、入店状況、坪数などをチェックし、出店エリアに受け入れられる価格を考えていかなければなりません。

    客単価をもとに価格の設定をする

    メニュー価格を決定する際は、単品価格と併せて、総額の客単価からも算出するのが重要です。客単価を考慮せず、メニュー単品の価格を決めていっては、客単価がコンセプトから大きく外れてしまうなんてことも。基本要素として単価が原価率30%前後なるように設定するのが理想的と言われています。

    「目玉商品」「利益がでやすい商品」など考慮したうえでのメニュー価格の設定、来店されるお客様が来店しやすい原価率の高いメニュー、利益を出しやすい原価率の低いメニューを考えて価格の設定をしていきましょう。自店の利点やサービスを売りにメニュー構成を考え、トータルの原価率を30%程にできるようにしましょう。

    価格はそろえてわかりやすく

    提供する料理の価格がバラバラだと、お客様は料理を選ぶのに時間がかかってしまいます。悩む時間が長ければ長いほど注文点数は下がる傾向といわれてます。ここで重要なのが『シンプルにわかりやすく』ということ。一定の価格に揃えたり、端数は取り除いたり、揃えたりなど見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    食材の仕入れ方であなたのお店の命運が分かれる!?

    焼肉屋では、提供する肉の良し悪しでお客様の来店数が変わったり、悪い肉を提供してしまうと悪い評判を流されて客足が減るなど仕入れる肉によって大きく作用します。しかし、食材を仕入れるといっても簡単なことではありません。良い肉を安く仕入れるためには、肉に関しての知識が必要です。ここでは肉の仕入れ方などのポイントを押さえていきます。

    肉に関する知識は焼肉屋には必須条件!

    焼肉屋に行ったときによく店員さんが肉に関する知識を教えてくれたり、部位の説明、食べ方などを教えてくれます。肉の部位名はもちろん、和牛の定義、食肉専用の4品種名、和牛の格付け、時期による旬の部位などの知識と共に、手切りの方法などの知識をつけ、マニュアル化をするなどの準備をしておきましょう。

    インターネットや書籍を使って学ぶ

    焼肉の知識について書かれた本やサイトは多数存在しています。今はインターネットでなんでも探すことのできる時代です。焼肉の知識に関した投稿などをチェックしてみましょう。また、図や写真が多く、わかりやすいものを1冊でも持っておくと何度も復習ができます。

    食肉センターに見学に行く

    食肉センターに行き勉強をするのも不可欠です。食肉の加工方法や肉の切り方など目で見て感じ、勉強することができます。ただし食肉センターで勉強したからと言って簡単に仕入れさせてもらえるわけではありません。熱意を持って通い続けましょう。

    牧場へ見学に行く

    飼育されている牛や、豚などを見ておくことも牛肉、豚肉の勉強や、知識になります。酪農家の方に良い牛の見分け方、その上質な肉になる秘訣、肉質の違いなどについて教えてもらうとメニューに記載する小ネタなどになるでしょう。

    焼肉屋を開業する上での仕入先の選び方

    焼肉屋で開業するうえで仕入先は必要不可欠。良い肉や、鮮度のいいものを定期的に仕入れなければ焼肉屋を経営していくことができません。ここではその仕入先の選び方や、調べ方などを紹介していきます。

    卸業者

    卸業者からの仕入れ方は、欲しい部位別に欲しい量だけ仕入が可能な卸業者がほとんどです。卸業者から仕入れるためには様々ありますが、その中でも代表的な3つの方法を紹介します。

    今まで付き合いのあった取引先に紹介してもらう

    修行していた焼肉店や精肉店のるながりや、知り合いに飲食店の方がいる場合には取引先を紹介してもらうのが一番良い方法でしょう。

    特に、希少な部位などに関しては流通量の少ないので、人脈が必要となるため、同業者や畜産業者とのつながりは大事にしましょう。

    インターネットで卸売業者を探す

    今では、インターネットで注文することができます。また、全国配送可能な精肉卸業者は多数存在しており、松坂牛や、飛騨牛、鹿児島黒豚などもインターネットで仕入れることができます。

    通常、取引量によって見積価格は変わりますが、少量の購入の場合は取引ができない業者もありますので注意しましょう。

    生産者から直接

    酪農家から直接契約を行って直接仕入れる方法などもあります。酪農家との間に様々な仲介業者が入らない為、仕入れコスト少なくいことがメリットです。しかし、欲しい部位だけを仕入れるということは難しく卸業者を通した法が楽という酪農家もいるので要注意。この他にも、食肉センターなどから仕入れる方法もあります。

    良い肉をお客様へ提供するための秘訣

    一定の味をお客様に提供し続けるのは難しいといわれています。取り扱う食材の保存状況や状態、従業員一人一人のカットの方法などで食材の味が変わってしまうこともあります。このようなことがないように安定して提供できるようにしなければいけません。

    カットの腕

    肉の仕入れは、少なくとも10~13キロ単位での仕入れが一般的です。肉はできるだけ塊で仕入れましょう。カットの仕方次第で、見た目や味も大きく変わります。そのため、カッティングには細心の注意をし、従業員にお店を任せる時にはマニュアル作成などの用意をしておきましょう。

    卸業者との信頼関係

    良質な肉を仕入れるためには、目利きも必要ですが、それ以上に卸業者との信頼関係を築くことが大切です。日頃からコミュニケーションを取って信頼関係を築いていれば、良質な肉を優先して卸してくれたり、希少部位の仕入れ情報や、お得な情報などもらえますので仕入先業者は大事にしていきましょう。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?以上が、焼肉屋開業時のメニュー作成のポイントや、そのメリット、重要性などのまとめでした。このように焼肉屋開業時のメニュー作成で立地やターゲットによりメニュー設計や価格の設定方法が決まったりします。なかなか客単価が上がらないお店やリピーターなどが定着しないなどの悩みがある店舗は一度メニューから見直してみてはいかがでしょうか?

    あなたのお店にあったメニュー作りをしてみましょう。

    ▼テンポスではフランチャイズでの開業支援も行っております。まずはお気軽にご相談ください