カテゴリー: 出店・開業

  • 飲食店開業に必要な資格と許可申請について

    飲食店開業に必要な資格と許可申請について

    飲食店を開業するにあたって、いくつか必要な資格があります。また、許可を申請する必要もあります。今回はこれらについて簡単にご説明します。

    資格と管理者

    飲食店開業時の資格といっても様々な資格がありますが、今回は以下の資格と管理者についてご説明します。
    ・食品衛生管理者
    ・調理師免許
    ・栄養士資格
    ・酒類販売管理者
    ・衛生管理者
    ・衛生責任者
    ・衛生士資格

    食品衛生管理者

    食品衛生管理者は、飲食店における食品の衛生管理を担当する資格です。
    食品衛生法に基づく監督官である保健所に登録をする必要があります。

    製造・加工、保存、販売法や基準を遵守し、衛生的で安全な食品を提供するために、飲食店の従業員の教育や指導を行います。

    食品衛生管理者としての資格要件は、国や地域によって異なる場合があります。
    一般的には、食品衛生に関する教育や訓練を受け、試験に合格する必要があります。

    詳細な資格要件については、所在地の行政機関や食品衛生関連の規制に確認することを推奨します。

    調理師免許

    調理師免許は、料理や調理技術に関する資格です。免許を取得することで、料理人やシェフとしてのスキルや知識を証明することができます。
    調理師免許を取得するためには、所定の調理師試験に合格する必要があります。

    試験内容は、調理技術、食品衛生、栄養学など、料理に関連する知識や技術を試験は、理論問題や実技試験など、複数の形式で行われることがあります。

    免許を取得した後は、調理師としての活動が可能になります。調理師免許は、レストランやホテル、カフェ、食品製造業など、さまざまな料理関連の職場での検討に必要な資格です。

    免許を持つことで、料理の専門知識や技術を持つ調理師として認識性や信頼力がございます。

    具体的な要件や手続きは国や地域によって異なるため、免許取得に関する詳細な情報を知りたい場合は、所在地の関連機関や調理師学校にお問い合わせするか、地元の法律や規制を確認することをおすすめします。

    栄養士資格

    栄養士資格は、飲食店において栄養管理を担当する資格です。
    栄養士は、顧客の健康管理や栄養バランスの調整、アレルギー対応など、飲食店で提供される食品に関する専門的な知識を有しています。
    栄養士資格は、厚生労働省が定める栄養士国家試験に合格することで取得できます。

    酒類販売管理者

    酒類販売管理者は、飲食店における酒類の販売を管理する資格です。酒類販売管理者は、アルコール類の提供禁止や基準を遵守し、未成年者への提供や過剰な飲酒の防止などをする必要があります。

    酒類販売管理者は、住民の指定する講習を受講し、試験に合格することで取得できます。

    衛生管理者

    飲食店における衛生管理を担当する資格です。保健所に登録をし、衛生面での管理業務を行います。

    衛生管理者は、飲食店内の衛生状態の管理や、従業員の衛生管理、食材の管理などを行い、食中毒などの予防に努めます。
    また、関連法令や規制に準拠することを確実にする責任を負います。

    衛生責任者

    衛生責任者は、飲食店における衛生管理の責任者です。衛生責任者は、衛生管理者の上位に位置し、衛生管理に関する指導や監督、報告業務を担当します。
    衛生責任者は、保健所に登録をし、飲食店の衛生管理業務を適切に行うことが求められます。

    衛生士資格

    衛生士資格は、衛生に関する専門的な知識を有する者に与えられる資格です。
    飲食店においては、衛生管理者や衛生責任者の補佐的な役割を決めることができます。決定衛生士国家試験に合格することで取得できます。

    許可申請

    許可申請は、飲食店を開業する際に必要な許可や取得をするために行う手続きです。
    例えば、営業許可や食品衛生許可、建築物の使用許可などが該当します。

    許可申請には、消防署、市役所などの公的機関に申請する必要があります。申請手続きや必要書類、料金などは、自治体によって異なるため、事前に確認することが重要です。また、許可の取得は認可前に行う必要があります。

    許可申請には、各種手続きが必要です。以下に代表的な許可について説明します。

    営業許可

    営業許可は、飲食店を開業する際に必要な許可です。飲食店の所在地にある市区町村の保健所に申請することが必要です。申請には、事業計画書、飲食店の施設図面、衛生管理者資格証明書などが必要です。

    食品衛生許可

    食品衛生許可は、飲食店における食品の衛生管理に関する許可です。飲食店の所在地にある市区町村の保健所に申請することが必要です。
    申請には、飲食店の施設図面や衛生管理者資格証明書などが必要です。

    酒類販売許可

    酒類販売許可は、飲食店におけるアルコール飲料の販売に関する許可です。酒類販売管理者資格を取得することが必要です。
    この資格を取得するには酒類販売管理者試験に合格する必要があります。この試験には、法令や酒類の知識などが含まれます。

    建築物の使用許可

    建築物の使用許可は、建築物を飲食店として使用する際に必要な許可です。市区町村の建築課や消防署に申請することが必要です。
    申請には、建築の図面や施設設備の安全性に関する書類が必要です。

    まとめ

    以上のように、飲食店を開業する際には、各種許可を取得することが必要です。それぞれの許可には、手続きや必要書類が異なるため、事前に確認することが重要です。

    せっかく開業の準備が完了しても、免許の取得を忘れたり許可申請するのを忘れていたために営業開始が遅れてしまうのはもったいないです。こちらの準備も忘れずに行うようにしましょう。

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  • 居酒屋開業に必要な厨房機器とは?基本的な機器を紹介します。

    居酒屋開業に必要な厨房機器とは?基本的な機器を紹介します。

    飲食店を開業する方で多いのが「居酒屋」です。

    もともとチェーンの居酒屋で働いていた方で独立の開業のめどがたち、自分でお店を始められる方、またもともとお酒や居酒屋が好きで脱サラして居酒屋を開業される方など経緯は様々です。

    しかしいざ居酒屋を開業しようにもどんな機器が必要なのかよくわからないという方も多いと思います。
    今回は「居酒屋」をこれから開業される方に必要な基本的な機器をご紹介していきます。

    焼く、揚げる、煮る、温める

    ・ガスコンロ

    ガスコンロは厨房で最も基本的な機器の一つです。一般的に、調理や炒め物などの熱を加える料理に使用します。ガスコンロは厨房の壁際に配置し、作業スペースを最大限確保するために壁に対して直角に設置します。

    ・フライヤー

    居酒屋では揚げ物が多く出されることがありますので、フライヤーは欠かせません。フライヤーは、ガスコンロの近くに配置すると便利です。
    また、フライヤーの上には揚げ物を置くための排水ボックスや天板を設置することも忘れずに考慮してください。

    ・オーブン、グリラー

    ピザや焼き鳥などの調理にはオーブンが必要です。オーブンは、フライヤーの近くに設置するか、独立したスペースに配置します。
    独立したスペースに配置する場合は、オーブンの上に作業スペースを確保することも重要です。

    オーブン、グリラーにはガス式、電気式があります。厨房のレイアウトに合わせて選択することをおすすめいたします。

    ・スチームテーブル

    料理を保温するために使用されます。出来上がった料理を一時的に置くためのスペースを確保し、注文が入った際に素早く取り出せるように配置します。

    ・ウォーマーケース

    温めた料理を保温するためのケースです。料理の提供前に一時的に保管し、必要に応じてスタッフが取り出せるように配置します。

    焼く、揚げる、煮る、温める

    ・冷蔵庫・冷凍庫

    食材の保管には冷蔵庫と冷凍庫が必要です。調理前の食材の保管や仕込み材料の冷蔵・冷凍に使用します。冷蔵庫と冷凍庫は、調理ラインの近くに配置し、スムーズな作業を行えるようにします。
    また、冷蔵庫と冷凍庫の数や大きさは、予想される食材の量に合わせて選ぶ必要があります。

    ・冷凍ストッカー

    余った食材を冷凍保存するために、冷凍庫と合わせてほしいのが冷凍ストッカーです。
    製氷機で作った氷を一時的に保管することにも適しているので、小さいサイズでも1台用意しておくと便利です。

    ・製氷機

    お冷、ソフトドリンク、サワー、ハイボールなどに欠かせないのが氷です。一般的にテンポスでは客席かける1.5倍程度の数値の製氷能力の製氷機を導入することを推奨しております。

    例えば30席程度であれば、45kgタイプの製氷機を導入することをおすすめしております。年間通して、サワーやハイボールがよく出る店舗様は少し大きめの製氷機を導入されることをおすすめいたします。

    作業スペースを作る、調理器具

    ・調理台、作業台

    作業台は厨房内の主要なスペースであり、食材のカットや料理の準備に使用されます。作業台は広く、清潔で滑りにくい表面が必要です。食材を切ったり、調理器具を配置したりする場所として機能します。
    作業台は調理ステーションの中心に配置し、調理スタッフが各方向にアクセスしやすくすることが重要です。

    規格品でサイズが合わない場合は、特注で製作することも可能です。お気軽にご相談ください。

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    ・カッティングボードと包丁

    食材のカットや調理の準備に必要なアイテムです。調理台の近くに収納スペースを確保し、スムーズな作業をサポートします。

    食材を洗う、食器を洗う

    ・業務用シンク

    食器の手洗いや食材の洗浄に使用します。清潔で広いスペースを確保し、作業の効率性と衛生管理を重視します。用途に合わせて一槽シンク、二槽シンクをご選択ください。
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    ・業務用食器洗浄機

    居酒屋では多くの食器が使用されますので、効率的な食器洗浄機が必要です。食器洗浄機は大量の食器や調理器具を効率的に洗浄するための重要な機器です。
    適切な容量の洗浄機を選び、作業台の近くに配置します。これにより、スタッフは使用済みの食器をすぐに洗浄機に運び、次の料理に取り掛かることができます。

    食器洗浄機の配置には、作業の流れを考慮する必要があります。食器洗浄機の近くには、使用済みの食器を収集するためのワゴンや棚を設置し、スタッフがスムーズに食器を運べるようにします。
    また、洗浄機の横には乾燥ラックや食器の収納スペースを用意し、洗浄後の食器を保管できるようにします。

    食材、食器、調理器具を保管する

    ・シェルフ/棚

    食材や調味料の保管に使用します。調理ステーションや冷蔵庫の近くに設置し、必要なアイテムへのアクセスを容易にします。

    ・食器棚

    清潔な食器の保管に使用します。食器洗浄機の近くに配置し、洗浄後の食器を効率的に収納できるようにします。

    その他にも必要な厨房機器はございます。もし導入する厨房機器について不明点がございましたら、厨房図面をご用意の上、テンポスドットコムまでお問い合わせください。
    レイアウトに基づいて厨房機器を提案することも可能です。

    まとめ

    いかがだったでしょうか。
    テンポスドットコムでは、2万点以上の商品を掲載しております。
    この記事を参考に、「自分のお店に本当に必要なもの」を見つけてみてください。

    その他にも必要な厨房機器はございます。もし導入する厨房機器について不明点がございましたら、厨房図面をご用意の上、テンポスドットコムまでお問い合わせください。
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    熱機器一覧

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    業務用シンク、ガス台、作業台、調理台、棚など

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  • 【飲食店開業の失敗例】リスクと不安要因を徹底解説!

    【飲食店開業の失敗例】リスクと不安要因を徹底解説!

    飲食店を開業することは、多くの人にとって夢の実現です。しかし、その夢を実現するには、多くのリスクや課題に直面する必要があります。

    この記事では、飲食店開業者が直面する可能性のあるリスク、不安要因、失敗例、トラブル、対策、計画の見直し、改善策、経営者のストレス、およびメンタルヘルスについて詳しく解説していきます。

    リスク

    飲食店を開業する際、いくつかのリスクが存在します。これらのリスクは、経営者の失敗や破産などの深刻な問題を引き起こすことがあります。以下に、飲食店開業者が直面する可能性のあるリスクをいくつか紹介します。

    資金不足

    開業時に必要な資金を十分に調達できない場合、店舗の運営が困難になる可能性があります。

    競合他社

    同じ地域に競合する飲食店が多数存在する場合、顧客を獲得することが難しくなる可能性があります。

    原材料価格変動

    食材の価格が急激に変動することがあり、収益を圧迫する可能性があります。

    安全性の問題

    食中毒などの問題が発生すると、信頼を失い、顧客の流出につながる可能性があります。

    不安要因

    飲食店を開業することは、多くの人にとって不安を伴うことです。
    その不安は、成功するための多くの要因によって引き起こされます。
    以下に、飲食店開業者が直面する可能性のある不安要因をいくつか紹介します。

    収益の不安定性

    飲食業界は競争が激しく、新規参入者が多いため、収益が不安定であることが多々あります。

    顧客獲得の困難

    新しい飲食店が開業すると、初めのうちは顧客を獲得することが難しい場合があります。

    スタッフの採用・育成

    人材不足が深刻な問題であるため、適切なスタッフを採用・育成することが難しい場合があります。

    失敗例

    飲食店開業者が直面する可能性のある失敗例は数多くあります。
    これらの失敗例は、誰にでも起こりうるものであり、十分に準備しない場合は、深刻な問題に発展する可能性があります。
    以下に、飲食店開業者が直面する可能性のある失敗例をいくつか紹介します。

    顧客の不満

    食べ物やサービスに問題があると、顧客からの不満やクレームが発生する可能性があります。

    スタッフの不満

    スタッフが不満を持つと、その影響がサービスや食品の品質に反映され、顧客に悪い印象を与える可能性があります。

    資金不足

    資金調達の失敗や、収益が期待通りでない場合、店舗の運営が困難になり、最悪の場合は破産に至ることもあります。

    トラブル

    飲食店を運営する上で、トラブルは避けられないものです。
    トラブルが発生すると、店舗の信頼を損なう可能性があります。
    以下に、飲食店開業者が直面する可能性のあるトラブルをいくつか紹介します。

    事故

    飲食店では調理器具を扱うため、事故が発生する可能性があります。
    事故が発生した場合は、責任を取り、速やかに対処する必要があります。

    契約違反

    契約上の問題が発生することもあります。
    契約を守らない顧客や業者が現れた場合、トラブルが発生する可能性があります。

    盗難

    お店で使用する備品や現金が盗まれる可能性があります。
    盗難が発生した場合は、警察に届け出る必要があります。

    対策

    飲食店開業者は、リスクやトラブルに備え、対策を取る必要があります。
    以下に、飲食店開業者が直面する可能性のある問題に対する対策をいくつか紹介します。

    資金不足

    十分な資金を調達するために、複数の資金調達方法を検討する必要があります。
    また、経費の節約や、収益を上げる施策を取ることも重要です。

    顧客の不満

    スタッフの教育やトレーニングを行い、品質やサービスの向上に努めることが必要です。
    また、顧客からのフィードバックを積極的に受け止め、改善に取り組むことも重要です。

    スタッフの不満

    スタッフとのコミュニケーションを密にし、不満や問題を早期に把握し、解決することが必要です。また、スタッフのモチベーションを高めるために、福利厚生やキャリアアップの支援を行うことも重要です。

    事故

    安全管理を徹底し、調理器具や設備の点検や修理を定期的に行うことが必要です。
    また、事故発生時の対応方法をスタッフに教育することも重要です。

    契約違反

    契約書をしっかりと作成し、取引先とのコミュニケーションを密にすることが必要です。
    契約違反が発生した場合は、法的な手続きを取ることも必要です。

    盗難

    監視カメラの設置やセキュリティ対策の徹底、現金の管理に注意することが必要です。
    テンポスでは防犯カメラ設置のご案内をしております。
    ご興味がある方はお問合せください。

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    計画の見直し・改善策

    飲食店開業後は、適宜計画の見直しや改善策を行うことが必要です。
    以下に、見直しや改善策を行うべきポイントをいくつか紹介します

    メニュー

    売れ筋や不人気なメニューを分析し、改善することが必要です。
    また、季節やトレンドに合わせたメニューの導入も検討することが重要です。

    店舗内装

    顧客の好みやトレンドに合わせて、店舗内装を改善することが必要です。
    また、清潔感のある店舗環境を維持することも重要です。

    コスト削減

    無駄な経費を削減し、収益を上げる施策を考えることが必要です。
    例えば、省エネ設備の導入や、原材料の仕入れコストを下げるために仕入れ先の見直しなどを検討してみましょう。

    スタッフの教育・トレーニング

    スタッフが正しく業務を行えるように、教育やトレーニングを行うことが必要です。
    定期的な研修やマニュアルの作成、OJT(On the Job Training)などを行うことで、スタッフのスキルアップやモチベーションの向上につなげることができます。

    顧客サポート

    顧客からの問い合わせやクレームに対応するために、顧客サポート体制を整備することが必要です。問い合わせに対する迅速な対応や、適切な対応ができるスタッフの配置、対応マニュアルの作成などを行うことが重要です。

    リスクマネジメント

    様々なリスクに対する対策を打つことが必要です。
    具体的には、火災保険の加入や定期的な設備点検、セキュリティ対策の強化、監視カメラの設置、セキュリティカメラの録画保存などが挙げられます。

    マーケティング戦略

    マーケティング戦略を考えることで、顧客獲得や売上の向上を図ることができます。
    例えば、SNSを活用したプロモーションや、イベントの開催、ランチやディナーの時間帯による価格設定の変更などが挙げられます。

    経営者のストレス・メンタルヘルス

    飲食店経営は、常に多忙であり、ストレスがたまることも少なくありません。
    そのため、経営者自身のメンタルヘルスにも注意が必要です。
    以下に、ストレスを軽減する方法をいくつか紹介します。

    セルフコントロール

    自己管理を行い、適切な睡眠や食事、運動を心がけましょう。
    また、ストレスを感じたら、深呼吸やストレッチなどのリラックス法を実践することが有効です。

    好きなことをする

    趣味やプライベートの時間を確保し、仕事以外のことにも時間を割くことが重要です。
    これにより、仕事に対するモチベーションも向上し、ストレス解消にもつながります。

    チームビルディング

    スタッフとのコミュニケーションを大切にし、チームとしての結束を強めましょう。
    スタッフとの信頼関係が築ければ、ストレスを分かち合い、解決策を一緒に考えることができます。

    アウトソーシング

    自分でできることと、できないことを見極め、外部の専門家に依頼することも考えましょう。
    例えば、会計会計事務所に経理を任せる、広告代理店にマーケティングを依頼するなどが挙げられます。
    自分でできないことを考えると、負担が軽減されることがあります。

    まとめ

    飲食店経営には多くのリスクやトラブルがありますが、それらに対してしっかりと対策を打ち、計画的な経営を行うことで失敗を防ぐことができます。

    また、経営者自身のストレスケアにも注意を払い、適切なメンタルヘルス管理を行うことが重要です。
    飲食店を開業する際には、上記のポイントを参考にして、事業の成功を目指しましょう。

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  • 沖縄県で飲食店を開業する方法やメリット・デメリットを解説!

    沖縄県で飲食店を開業する方法やメリット・デメリットを解説!

    きれいな海においしい食べ物。毎年多くの観光客が訪れる沖縄で、飲食店を始めたいと考える方も多いのではないでしょうか。

    この記事では、

    ・沖縄県で飲食店を始めてみたい
    ・沖縄県で開業するメリット・デメリットを知りたい
    ・沖縄県で開業するにあたって情報収集したい

    そんな方のために、沖縄で開業するまでの基本情報、おすすめの販売形態、集客方法をまとめました。ぜひ参考にしてみてください!

    沖縄県の飲食店市場分析

    沖縄県の開業率は全国1位

    2017年度の中小企業庁の調査によると、飲食店を含む沖縄県の開業率は9.3%と全国で1位です。
    また廃業率は4.0%と、全国平均の3.5%と比較すると高い傾向を示しています。
    高い開業率を示す背景として、参入しやすい業種で起業・開業する事例が多いことが考えられています。

    沖縄県の飲食店の特徴

    沖縄県の飲食業界は、地元食材を活かした料理や、観光客向けのお土産、グルメ商品など、独自の特色を持っています。
    さらに飲食店全体のうち「一般食堂・レストランの占める割合が40%」と比較的低いのが特徴です。

    沖縄独自の魅力を生かしたビジネスを展開することが開業成功のポイントになるでしょう。

    沖縄県で飲食店を開業するメリット

    観光客が多い

    沖縄は、国内外から多くの観光客が訪れる地域の一つです。そのため、観光客向けの飲食店の開業は、やはり需要があると言えます。

    地域の食文化が豊富

    独自の食文化があり、多くの人に愛されている沖縄。郷土料理を提供する飲食店を開業すると、地元の人々からの支持も得られる可能性が高いです。

    食材が豊富

    沖縄は海に囲まれており、新鮮な魚介類や海藻が豊富にあります。
    また、熱帯気候のため、野菜や果物にも恵まれています。地産地消を取り入れたメニューを提供することで、地元の食材を活用した料理が作れます。

    賃料が比較的安い

    沖縄県内の賃料は、全国平均よりも安くなっています。
    そのため、店舗の家賃も比較的安く済む可能性があります。ランニングコストを抑えられるのは、店舗運営を進めるにあたって大きなメリットになります。

    生活費が安い

    全国的に見ても生活費が比較的安い地域の一つとして沖縄が挙げられます。
    そのため、開業時の初期費用や経費を抑えられる可能性があります。

    沖縄県で飲食店を開業するデメリット

    集客競争が激しい

    国際通りなどの中心部は、多くの飲食店が集中しているため特に集客競争が激しいと言えます。
    そのため、独自性のあるメニューやサービスを提供することが重要です。

    人材確保が難しい

    観光業が盛んな沖縄では、飲食業に従事する人材の確保が難しいと言われています。
    そのため、人材を採用する際には十分な時間と労力が必要になる場合があります。

    物流費が高い

    沖縄は本土から離れた地域であるため、物流費が高くなることがあります。
    食材や原材料の調達にかかる費用が高くなる可能性があります。

    観光シーズンとオフシーズンの差が大きい

    沖縄は、観光地としても有名であり、観光客が訪れるシーズンと、そうでないオフシーズンの差が大きいと言えます。
    そのため、集客や売り上げが安定しないことがあるかもしれません。

    天候による影響が大きい

    沖縄は、熱帯気候であるため、台風や豪雨による天候の影響を受けやすい地域です。
    そのため、災害時には営業ができなくなる可能性があることを考慮する必要があります。

    沖縄県でのおすすめの開業スタイル

    レストラン形式

    店内での飲食を主体とした販売スタイルです。沖縄県は観光地としても知られており、地元食材を活かした料理を提供するレストランは観光客にも人気があります。

    テイクアウトやデリバリー形式

    出前や持ち帰りを主体とした販売スタイルです。沖縄県は、多くのビーチや公園があり、屋外での食事が楽しめる場所も多いため、テイクアウトやピクニック用のお弁当なども需要があるでしょう。

    屋台や移動販売形式

    場所を移動しながら飲食を提供する販売スタイルです。
    沖縄県は観光客が多く、イベントなどでの出店も需要があるため、屋台や移動販売での飲食ビジネスもおすすめです。

    まとめ

    沖縄県の飲食業界は、地元食材を活かした料理や、観光客向けのお土産、グルメ商品など、独自の特色を持っており、沖縄独自の魅力を生かしたビジネスを展開することで、地域経済の活性化につながっています。

    沖縄県での飲食店開業における集客方法

    インターネットを活用する

    観光地として有名な沖縄には、多くの観光客が訪れます。
    インターネットを活用し、ホームページやSNSなどで観光客に向けた情報発信を行うことができます。
    SNSの例として、やはりInstagramは外せません。

    写真や動画を投稿できるため、飲食店にとって非常に有効なツールです。
    沖縄の自然や観光地を背景に、おしゃれな料理や店内の雰囲気を撮影し、投稿することで観光客や地元の人たちにアピールすることができます。

    テンポスのSNS運用サポートサービスはこちら

    パンフレットやチラシを活用する

    観光客向けのパンフレットやチラシも多く作成されています。
    飲食店でも、観光地の情報センターやホテルなどでパンフレットやチラシを配布することにより観光客との接点を作ることができます。

    テンポスの販促ツールデザイン
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    地元のイベントやフェスに参加する

    沖縄県内では、多くの地元イベントやフェスが開催されています。飲食店でも、このようなイベントやフェスに参加することで、地元の人たちや観光客に知ってもらうことができます。

    地元の人たちへアピールする

    沖縄県は、観光地としてだけでなく、地元の人たちにも愛される地域です。

    例えば、地元の食材や伝統料理を提供するなど、地域に根ざした飲食店としてアピールすることでリピーターの獲得にもつながります

    沖縄県での飲食店開業におけるマーケティング方法

    沖縄らしさをアピールする

    沖縄の食材を使ったメニューや、沖縄らしい店内の雰囲気を演出することで、観光客や地元の人たちにアピールする、というのはベースとして抑えておきたい手法です。
    また、沖縄に来たからには食べておきたい料理や、絶対に行きたい観光地などの紹介も有効です。

    イベントを開催する

    沖縄にはエイサー祭りや那覇大綱挽まつりなど、多くのイベントがあります。それらに参加することで、多くの人に知ってもらうことができます。

    また、自分たちでイベントを企画し、集客することもできます。例えば地元の音楽家を呼んでライブを行ったり、料理教室を開催するなどの方法もあります。

    SNSを活用する

    先ほども紹介しましたが、SNSは多くの人に情報を届けることができるため、欠かせないマーケティング手法になります。
    InstagramやFacebook、Twitter、YouTubeなど、無料で使えるツールを上手く活用することで、お店の魅力が伝わる写真や動画を投稿し、ファンやお客様とコミュニケーションを取っていきましょう。

    宣伝広告を出す

    メジャーな方法ですが、インターネット広告や新聞広告、ラジオCMも有効な手段です。コストもかかるため、目的に応じた広告を選んで、大きなイベントに出店するなど、広く周知を行ないたいタイミングを狙って使っていきましょう。

    メニューの提供方法工夫する

    例えば、ランチタイムには特別メニューを提供したり、テイクアウトのサービスを開始するなど、お客様にとって魅力的な提供方法を工夫することが大切です。

    沖縄県での飲食店開業に必要な資金

    必要資金例

    1.物件賃貸費用
    店舗の場所によって賃貸費用は異なりますが、沖縄市内であれば月額20万円〜50万円程度が相場です。

    2.内装費用
    店舗の内装や備品、設備の費用です。内装費用は店舗の大きさや、雰囲気によって異なりますが、一般的には100万円以上が必要になります。

    3.厨房設備費用
    料理を作るために必要な厨房設備の購入費用です。調理器具や厨房機器、冷蔵庫などを購入する必要があります。この費用は10万円以上になることが多いです。

    4.食材費用
    食材を仕入れるための資金です。開業時には、一か月分以上の仕入れを行う必要があるため、数十万円単位の資金が必要になります。

    5.スタッフの給与費用
    スタッフを雇用する場合は、その給与を支払うための資金が必要になります。スタッフ数によって異なりますが、最低でも月額100万円以上の資金が必要です。

    6.税金や免許費用
    店舗運営に必要な各種許認可や税金、保険料、消防署の検査費用などが必要になります。これらの費用は、数十万円から数百万円になることがあります。

    おおよその費用

    以上のように、沖縄で飲食店を開業するには、数百万円から数千万円の資金が必要になる場合があります。開業前には、資金計画を立てて、必要な資金を把握しておくことが大切です。

    沖縄県での飲食店開業に必要な許認可や手続き

    許認可、手続き例

    1.建築確認申請
    店舗の新築や改修、増築などを行う場合には、沖縄県の建築確認申請が必要になります。

    2.建築物環境衛生管理指導
    沖縄県内で飲食店を開業する場合には、建築物環境衛生管理指導が必要になります。これは、建物内の衛生状態や排水処理に関する調査や指導を受けることで、公衆衛生の維持を図るためのものです。

    3.営業許可
    飲食店の開業には、沖縄県内で営業許可を受ける必要があります。営業許可は、沖縄県の保健所や市区町村役場で申請し、審査を受けます。許可を得るためには、衛生面や防火面などの基準をクリアする必要があります。

    4.建築物耐震診断
    店舗が耐震基準を満たしているかどうかを確認するために、沖縄県の耐震診断を受ける必要があります。

    5.消防署の点検
    沖縄県内で飲食店を開業する場合には、消防署の点検を受ける必要があります。消防署の点検では、火災防止対策や非常口の設置などが確認されます。

    6.税務署の手続き
    店舗開業に伴い、所得税や法人税、消費税の納税義務が生じます。沖縄県内で飲食店を開業する場合には、税務署での手続きが必要になります。

    ここまで紹介したものはあくまで一例であり、開業する飲食店の種類や場所によって異なる場合があります。
    必要な許認可や手続きについては、沖縄県の関係機関に確認することが重要です。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?
    飲食店に限らず店舗を開業し、経営を続けていくのは簡単なことではありません。

    新しくお店を開く地域についてしっかりとリサーチし、お客様に支持されるようなお店作りを心がけていきましょう。

    本記事で紹介した情報、皆さん自身が収集した情報をもとに、ぜひ魅力あふれる沖縄県での開業を検討、チャレンジしてみてください!

  • 飲食店を開業するなら知っておくべき4つの知識。営業リスクに備えよう!

    飲食店を開業するなら知っておくべき4つの知識。営業リスクに備えよう!

    皆さんは飲食店の経営・開業に、様々な営業リスクが伴うことをご存じでしょうか?

    今回の記事ではこれから開業・経営を考えている方が不安なく経営して行くうえで、知っておくべき基礎知識について紹介していきます。

    まず、何をしたらいい?

    「飲食店を開業したい!」と考えたら、まずはリスクについて考える必要があります。飲食業界は競争が激しく、営業には多くのリスクが伴います。

    そのため、しっかりとした計画を立てる『リスクマネジメントを行う』ことが非常に重要です。

    リスクマネジメントとは?

    飲食店のリスクマネジメントとは、飲食店が直面する様々なリスクを明確に把握し、それに対して適切な対策を講じることで、リスクに対する損失を最小限に抑えることを目的とした管理手法です。

    どんな営業リスクがあるの?

     飲食店を開業する際のリスクは人員不足リスク、資金不足リスク、食品リスク、衛生管理リスク、火災・災害リスク、など多数存在します。

    それぞれのリスクの説明と適切なリスクマネジメント、そしてサポートに適したサービスを下記に紹介していますので見ていきましょう。

    1.人手不足リスク

     人手不足は、飲食店において最も深刻な問題の1つです。人手不足が続くと、サービスの質が低下し、お客様に不快な思いをさせることになります。

    従業員の採用とトレーニングに力を入れるなど、定期的な教育プログラムの実施が必要です。

    リスクマネジメント

    ・フレキシブルなシフト制度の導入:従業員不足に対応するためには、柔軟なシフト制度の導入が有効です。 

    シフトの自己申告制度や、短時間勤務制度、フルタイム勤務とパートタイム勤務の両立など、従業員が働きやすい環境を整えることで、定着率を向上させられます。

    ・採用チャネルの拡大や求人広告の改善、アルバイトやパートタイムの採用。しかし、求人を出して採用できても「イメージと違った」という理由で退職者が多くては意味がありません。適切な広告を出して、採用後の早期退職を減らしましょう。

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    2.資金不足リスク

     資金不足は、飲食店の経営に深刻な影響を与える可能性があります。適切なキャッシュフロー管理を行い、予算の範囲内で事業を運営することが重要です。

    リスクマネジメント

    ・コスト削減の取り組み:飲食店のコスト削減には、原材料仕入れ先の見直し、省エネ設備の導入、従業員の労働時間管理などがあります。これらの取り組みにより、収益を改善することができます。

    ・収益の増加:資金不足を解消するためには、収益の増加が重要です。 新しいメニューの開発や、顧客数を増やすためのマーケティングの実施、テイクアウトやデリバリーの導入などを行うことで、収益アップが見込めます。

    ・予備資金の確保:資金不足に備える前に、予備資金の確保も重要です。例えば、毎月の利益の一部を積み立てたり、予備資金を確保するためのファンドを確保するなど、適切な準備が必要です。

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    3.食品リスクと衛生管理リスク

    飲食店にとって非常に重要な問題、食品リスクと衛生管理リスク。管理を徹底し、衛生的な食材の管理、調理器具の清掃、従業員の衛生管理などに十分な配慮が必要です。また、食品安全に関する法令や規制に従うことも重要です。

    リスクマネジメント

    ・衛生管理の徹底が必要です。従業員の手洗い・マスク着用の徹底、調理器具や食器の洗浄・消毒、食品の保管や管理などが含まれます。

    そのためには、食品衛生法や地方自治体の条例に基づいた衛生管理のルールを定め、従業員にその重要性を熟知することが大切です。

    ・HACCP(ハサップ:Hazard Analysis and Critical Control Points)の導入も有効です。HACCPとは、食品衛生上のリスクを特定し、それを予防するための衛生管理システム。HACCPの導入には、従業員の教育・トレーニングや、作業手順の改善、検査や監視などが必要です。

    飲食店の衛生管理についてはこちら

    4.火災・災害リスク

    火災や災害による被害は、飲食店にとっても深刻なリスクです。事前の危機管理計画を作成し、消火器や非常用設備の設置、従業員の教育を行いましょう。

    災害時の対応も事前に検討するなど、迅速な対応ができるような日頃の準備が大切です。

    リスクマネジメント

    ・保険の加入:火災・災害に備えて、保険の加入を検討しましょう。保険の種類や内容によっては、火災や地震などの被害に対する補償が受けられます。

    ・災害対策計画の策定:災害が発生した際の対応手順や、避難場所の確保などを明確にした災害対策計画を策定しましょう。また、従業員に対しての定期的な研修や訓練の実施も重要です。

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    まとめ

    インターネットで「飲食店開業」と検索すると、<飲食店の多くは最初の1〜3年で閉店してしまう>といった内容の記事を見かけることもあると思います。ネガティブな情報が多いですが、残念ながらこれが現実的な問題となっています。

    ですが、しっかりと飲食店の営業リスクについて理解を深め、どのようなリスクマネジメントを行うかじっくり考えれば、長くお店を経営することができますのでご安心ください!

    テンポスフードプレイスでは経費削減サービスや火災や災害に対応できる保険など、様々なリスクに対応したサービスを展開しております。ぜひお気軽にお問合せください!

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  • 【まとめ】飲食店が「儲かる」いちばんの近道!集客成功のヒケツ8選

    【まとめ】飲食店が「儲かる」いちばんの近道!集客成功のヒケツ8選

    皆さんは、いろいろな目標や夢を描いて飲食店を開業されたと思います。開業された後は、想像していた以上に大変なことが多く苦労されている方も多いのではないでしょうか?

    飲食店を開業された皆さんが、しっかりと収益を上げて安定経営を保っていただくために、多岐にわたりますが、しっかりと儲けていただくためのいくつかの重要な要素に関して、今回は、飲食店の方々に飲食店が「儲かる」いちばんの近道!「集客成功のヒケツ」に関して8つの記事をピックアップして紹介します。

    【人気の記事】飲食店のTikTok活用術~メリットや集客に効果的な動画の撮影・編集・配信方法について紹介~
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    飲食店の集客成功に必要な販促ツールや配慮とは?

    飲食店開業の際、また開業後の集客成功には多種多様な販促物が必要となります。飲食店にとって販促物はなくてはならないものです。とくに重要な7項目を紹介しますので、こちらを参考にして優先度をつけて準備を進めましょう。

    飲食店の集客に必要な販促物7選!費用を抑えて用意するためには?

    また、配慮する点として「子ども連れファミリーの心をつかむこと」は、集客の際に重要な要素のひとつです。小さな子どもを持つ親にとって外食のハードルは高く、子どもの年齢によっては選べる店も限られます。親も子どもも楽しく、安心して食事ができるように工夫し、集客や満足度アップにつなげている飲食店の事例をご紹介します。

    子ども連れファミリーの心をつかむ! 空間、サービス、メニューの配慮で集客アップ
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    集客につなげる「客数・客単価アップ」の考え方、具体的な対策は?

    飲食店を経営する中で「いかに売上をアップさせるか」は、目まぐるしく経営環境が変わる厳しい時代を生き残るための至上命題です。直近では、ほとんどの店舗が、コロナ禍での営業自粛や時短営業で思うような集客が出来ず苦労されたはずです。ここでは、改めて「客数・客単価アップ」の基本的な考え方を紹介します。

    飲食店が売上を上げるには?~客数・客単価アップの考え方、具体的な対策を紹介
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    また、飲食店にとって、集客の目玉になる看板メニューや名物料理があることは繁盛店になるための重要な要素で、多店舗との差別化を図る重要な要素のひとつです。ここでは、食材や調理法、盛り付け、提供方法など、様々な工夫で独自性を打ち出している事例を8つ紹介します。

    【まとめ】繁盛店の売れてるメニュー事例8選~集客アップにつながる看板&名物料理などを紹介~       ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    集客につなげる「客数・客単価アップ」のためには、基本的な考え方を理解し、集客の目玉になる看板メニューや名物料理で差別化を図っていきましょう。

    集客にはイベント実施も大事!成功につながる実施ポイントとは?

    様々な手を打っても完璧な答えはない飲食店の経営は難しいものです。どんなに美味しい料理を用意してもお店に来店してくれるきっかけを作らないとお客様は来店してくれません。集客のための取り組みはたくさんありますが、「イベント」を開催することもその取り組みのひとつです。

    しかし、「飲食店でイベントを開こう!」と思っても、実際に何をしたらいいかを考えるのは大変です。
    そこで、今回は飲食店でできる「イベント」の参考例をいくつか紹介します。

    飲食店の集客につながるイベント開催のポイント!

    イベント開催が決定したら、ぜひ、ポスターやチラシでお客さんに宣伝して、来店促進・リピート促進につなげましょう!

    今や主流!話題の「TikTok」や「SNS」、昔から根強い「チラシ」の効果とは?

    飲食店の集客アップに効果的なSNSやチラシ、看板などの情報発信ツール。それぞれの強みや弱み、特徴、活用ポイントなどを紹介するとともに、集客アップに必要な基礎知識も紹介します。15秒から1分ほどの短尺動画を投稿できる「TikTok」についてもこれを機に理解を深めてみましょう。

    飲食店の集客アップにはこれが効く!~チラシからSNSまでコストや強みを紹介
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    TikTokでは、「まだお店を使ったことのないユーザーが行ったつもりになれる体験」ができる動画を投稿することが大切です。そのためには、店舗アカウントとしてTikTokを始めるより、「お店のアンバサダー」としてアカウントを運用することをおすすめします。アンバサダーとは「コアなファン」のことです。自分のお店を一消費者として体験して、魅力が伝わる動画を作成してみてください。

    今、集客に力を入れるなら「TikTok」が最適!TikTokの効果的な活用方法とは?

    TikTokは集客の新常識となってきています。この波に乗り遅れないよう、今のうちに動画型集客を始めてみませんか?

    集客にはイベント実施も大事!成功につながる実施ポイントとは?

    様々な集客方法を説明させていただきましたが、「自分たちで集客を行うのは難しそうだし、大変そうだな。」という方も多いのではないでしょうか?

    最後に、「インターネット集客を始めてみたい。グルメサイトにお店を掲載したいけどたくさんあってどのサイトに掲載したらいいのか決められない。」という方はこちらをお読みください。

    テンポスがグルメサイトへの掲載をおすすめする理由と各グルメサイトの違いをお教えします!

    グルメサイト徹底比較!これを見れば違いが分かる。あなたのお店にあった集客方法とは?

    グルメサイトと言ってもそれぞれ特徴があり、自分のお店に合うサイトを選んで掲載することが大切です。より集客効果を高める為にも、販促にかけられる予算を検討し、ぜひこの記事でグルメサイトを比較してください。

    とめ

    ここまで、8つの記事内で集客成功のヒケツをご紹介しました。ポイントを抑えながら、質の高い商品とサービスを提供し、顧客の信頼を得ることができれば、集客の成功につながるでしょう。

    以下に「おさらい」として5つのポイントをまとめましたので、ぜひ自分たちのお店で実践できているか確認をしてみましょう。

    1.高品質な料理とサービス

    おいしい料理と素晴らしいサービスは、顧客の満足度を高め、リピーターを増やすために欠かせません。メニューのバラエティや食材の品質にも注意を払い、スタッフのトレーニングや接客マナーの向上にも力を入れましょう。

    2.独自のコンセプトや特徴

    競争の激しい飲食業界で成功するためには、独自のコンセプトや特徴を持つことが重要です。例えば、特定の料理の専門店や、地元の食材を使用したメニューなど、他店との差別化を図ることができます。

    3.マーケティングと宣伝

    お店の存在や特徴を広く知ってもらうためには、効果的なマーケティングと宣伝が必要です。SNSやウェブサイト、口コミなど、様々な手段を活用して集客効果を高めましょう。

    4.コスト管理と効率性

    収益を最大化するためには、コスト管理と効率性の向上が重要です。原材料の仕入れやストック管理、労働力の最適化など、経営の側面にも目を向けて効果的な取り組みを行いましょう。

    5.顧客の声を大切にする

    顧客の意見やフィードバックを真摯に受け止めることは、お店の改善と成長につながります。定期的なアンケートやフィードバックの収集、顧客との対話を通じて、顧客満足度を向上させる努力を続けましょう。

    これらは一般的な秘訣ですが、地域や業態によっても異なる要素が存在するかもしれません。したがって、自身のビジネスに適した戦略を見つけるためには、市場調査や競合分析などを行い、独自のアプローチを模索することが重要です。

    「おさらい」として5つのポイントは、いかがでしたでしょうか。
    テンポスドットコムでは、様々な視点から飲食店の集客成功を全力で応援します。
    自分のお店の業態に合わせて必要なものは何があるのか、詳細を確認することができますので是非ご覧ください!

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  • 夫婦二人三脚で飲食店を開業、夫婦で開業するメリット・デメリットは?

    夫婦二人三脚で飲食店を開業、夫婦で開業するメリット・デメリットは?

    飲食店を開業することは、多くの人にとって魅力的で大きなイベントです。
    しかし、その夢を実現するには、多くの課題に直面することになります。

    特に、夫婦で共同経営をする場合は、気をつけなければならない点がたくさんあります。
    ここでは、夫婦共同経営における注意点やデメリット、そして成功するためのポイントを紹介します。

    夫婦共同経営の注意点

    「おしどり夫婦」「笑顔が絶えない夫婦」「仲むつまじい夫婦」「笑顔が絶えない夫婦」‥‥飲食店でこんな夫婦に迎えられたら最高に楽しい気持ちになりますよね。
    ここではご夫婦で飲食店を経営されるにあたっての注意点などをまとめてみたいと思います。

    役割分担が必要

    夫婦で共同経営する場合、誰がどのような役割を担当するかを明確にすることが重要です。経営者としての役割、調理や接客などの業務分担、財務管理など、細かいところまで決めておく必要があります。

    役割分担が明確でないと、意見の不一致や業務の重複が発生し、トラブルにつながることがあります。

    プライベートとビジネスを分ける

    夫婦で共同経営をする場合、プライベートとビジネスの境界線が曖昧になることがあります。ビジネス上の問題がプライベートに波及することがあるため、プライベートとビジネスを分けることが重要です。

    ビジネス上での意見の対立が夫婦関係に影響を与えることもあるため、夫婦で話し合い、明確なルールを決めることが大切です。

    プロ意識を持つ

    夫婦で共同経営をする場合、プライベートでの付き合いがあるため、お互いのことを知り尽くしているというメリットがあります。しかし、それが仕事上でのトラブルにつながることもあります。

    お互いの意見に偏りが生じたり、業務に対してプロ意識を持てなかったりすることがあるため、プロ意識を持ってビジネスを運営することが重要です。

    相手のことを簡単に許してしまってはダメということですね。

    夫婦共同経営のデメリット

    では夫婦共同経営のデメリットはどんなことが考えられるでしょうか?
    以下のようなことが挙げられます。

    プライベートと仕事のバランスが取りづらい

    夫婦で共同経営をする場合、プライベートと仕事のバランスが取りづらいことがあります。
    家庭内での意見の食い違いや喧嘩が仕事にも波及し、ストレスや疲れがたまりやすくなることがあります。

    意見の食い違いが生じやすい

    夫婦で共同経営をする場合、お互いの意見が合わないことがあるため、トラブルが起こりやすくなります。特に、夫婦関係が悪化すると、ビジネスにも悪影響が出ることがあります。

    専門的な知識や技術が不足している場合に不利

    夫婦で共同経営をする場合、専門的な知識や技術が不足していると、ビジネスに悪影響が出ることがあります。特に、調理や接客などの業務に必要なスキルが不十分な場合には、ビジネスが成り立たなくなる可能性があります。

    以上のように、夫婦で共同経営をする場合には、デメリットにも注意しなければなりません。しかし、夫婦で協力しあい、役割分担を明確にし、プロ意識を持ってビジネスを運営することで、成功する可能性も十分にあります。

    夫婦共同経営のメリット

    夫婦で開業するメリットは以下の通りです。

    信頼関係が築きやすい

    夫婦は普段から一緒に暮らしているため、信頼関係が非常に強く、ビジネスにおいても信頼性の高い運営が可能になります。お互いの強みを活かし、助け合いながらビジネスを進めることができるため、スムーズなコミュニケーションができることが大きなメリットです。

    費用の削減が可能

    夫婦で共同経営をする場合、家族で一緒に暮らしているため、生活費の合理化ができます。例えば、光熱費や家賃、食費などの共有や家族でのお金の出し入れなど、生活費を節約することができます。
    また、共通のビジネス目標を持ち、費用対効果を見ながら効率的な経営を進めることもできます。

    役割分担がしやすい

    夫婦で共同経営をする場合、お互いの強みを活かし、効率的な役割分担ができることが大きなメリットです。例えば、調理や接客などの業務を分担することで、スムーズな運営が可能になります。
    また、家庭内での家事や育児の分担経験を活かし、ビジネスにも役立てることができます。

    以上のように、夫婦で共同経営をする場合には、信頼関係が築きやすく、費用の削減が可能で、役割分担がしやすいというメリットがあります。ただし、夫婦でビジネスを行う場合には、注意点もあるため、注意が必要です。

    夫婦共同経営で成功している店

    CHAT GTPに聞いてみました。「夫婦共同経営で成功している飲食店を教えてください」
    →夫婦で共同経営を行い、成功している例は数多くあります。その中でも特に有名な例をいくつか紹介します。

    デンマークのNOMA

    デンマークのレストラン「NOMA」は、夫婦で経営されています。オーナーシェフであるレネ・レッドゼピが料理を担当し、妻のナディア・レッドゼピがマネージメントを担当しています。NOMAは世界的に有名なレストランであり、2度の「世界一のレストラン」に選ばれたことがあります。

    すごいのきました。この記事を執筆中の2023年4月から5月の10週間限定で京都にオープンするNOMAです。1席12万円! 9分で完売!!

    日本のきゃりこ亭

    日本の和食レストラン「きゃりこ亭」は、夫婦で経営されています。オーナーシェフである河村恵子が料理を担当し、夫の河村龍之介が店舗運営を担当しています。きゃりこ亭は、多くの有名人にも愛される老舗レストランとして知られています。
    私「きゃりこ亭?それはどこですか?」

    なお、私が先ほど紹介した「きゃりこ亭」は架空のレストランの例であり、実際の存在についての情報は提供できません。申し訳ありませんが、ご了承ください。

    架空・・・ダメだ。でも日本には数多くのご夫婦経営の飲食店が数多く存在します。
    みなさんもパッと思いつくだけで相当数の飲食店が思い浮かぶのではないでしょうか?

    これらの例からも、夫婦で共同経営を行い、成功している例が多数あることがわかります。夫婦での役割分担や、お互いの強みを生かした運営などが大きなポイントとなっています。
    また、お互いの信頼関係が築かれていることも、成功の鍵となっています。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか? 夫婦二人三脚で飲食店をテーマにまとめてみました。
    夫婦でよく話し合ってメリハリをつけて共同経営することがかなめとなります。

    飲食店開業マップはこちら

  • 【ラーメン店・三ん寅】「札幌ラーメンで地元北海道への恩返しと貢献をしたい。」北海道・札幌の名店「すみれ」から「のれん分け」後の成功秘話とは?

    【ラーメン店・三ん寅】「札幌ラーメンで地元北海道への恩返しと貢献をしたい。」北海道・札幌の名店「すみれ」から「のれん分け」後の成功秘話とは?

    東京メトロ有楽町線 江戸川橋駅から徒歩3分の立地にある、ラーメン店「三ん寅」。2019年にオープンして以来、「東京ラーメンオブザイヤー」で数々の賞を受賞した実力店となりました。店主は、北海道・札幌にある味噌ラーメンの名店「すみれ」で17年もの修業を積んだ菅原章之(のりゆき)さん。都内にある「すみれ」の系譜を継ぐ公認店ですが、ここまで来るには一筋縄ではいかない数多くの苦労があったのです。

    開業までの経緯

    元々はサラリーマンで営業職。ラーメンが大好きで色々な店を食べ歩き、気付けば年間400食以上食べていたそうで、「朝・昼・晩」ラーメンの日もあったのだとか。また、高校からの知り合いがみんな飲食店で働いていて、アルバイトから社員となり、自分の店を持つ人もいたなか、「ラーメンがそんなに好きならラーメン屋をやったらどうだ?」というアドバイスをもらったのが最初のきっかけだそう。

    そして20歳ごろの時に、「すみれ」本店で食べた際に衝撃を受けたのと、当時全国でも札幌のみに数軒しかなかった「すみれ」出身者のお店が好きで頻繁に通っていた時に、出身者の店主達の姿を見てるうちに凄く惹かれていき、一大決心をして「すみれ」の門をたたいたのです。

    ド素人の状態から始めたので、最初は「5年くらい頑張れば独立できるかな。」と思っていたが、現実はそう甘くはなく、自分が入ったお店は、「たかがラーメンと言えど、門をたたいて入ってみるとこんなに大変なんだな。」という苦労の連続。当時は、札幌本店と、新横浜ラーメン博物館しかお店が無く、今でこそ、スタッフにアルバイトの方もいますが、当時、ホールスタッフ以外は全て「職人(社員)」という厳しい環境で鍛えられました。「すみれの社長に認められるまではいよう。」と決心し頑張り続け、新店の立ち上げなどにも関わり、結果的には17年もの修業をされました。

    新規開業に関しては、最初は札幌で考えましたが、全国各地の新店立ち上げを経験したことで、兄弟子たちが多い札幌というより、まだこの味を食べたことがある方が少ない関東での開業を考えるようになりました。

    また、2019年の開業にあたり、味噌ラーメン離れが加速した時期でもあり、東京で既にのれん分けをされ人気店となっていた「大島」や兄弟子達もいたので、「東京で札幌ラーメンを盛り上げたい。」「ふるさと北海道にもいい影響を与えたい。」という気持ちで決意しました。

    東京で自分たちのようなのれん分けされたお店で、味噌ラーメンを食べていただき、「本場札幌で食べたらもっと美味しいんじゃないか。ぜひ現地で食べたいな。」という気持ちになってもらいたいです。と菅原さんは熱い気持ちを語られました。

    そして、北海道・札幌にある味噌ラーメンの名店「すみれ」で17年ほどの修業を積んだ後、最終的に東京都・東京メトロ有楽町線 江戸川橋から徒歩3分の立地にオープン。新店ながら「知る人ぞ知る」人気店になったのです。

    「三ん寅」一番人気の看板メニュー「味噌ラーメン」950円(税込)※ほとんどの方が、もやしトッピング100円(税込)・ちょこっとごはん40円(税込)も注文をされるそうです。

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    苦労したこと、失敗したこと、それらを乗り越えたエピソード

    物件探しは本当に苦労しました。自分の場合、絶対ここでなきゃいけないというこだわりはなかったので、まだよかったですが、以前働き土地勘があった横浜と、都内23区で先輩たちと被らないエリアで探し、行列が出来た場合の周囲への影響、苦情に関しては、修行先で苦労を学びましたので特に気を付けました。

    たまたま見つけた場所も、塾経営希望の方に負けることも。住まいを決めてしまうと、探すエリアが限られます。自分は、「すみれ」に住み込みで修行をしていましたので、良さそうな物件があると上京して、横浜や都内のホテルに宿泊しながら物件を探したり見て回ったりしていました。そのように東京と札幌を行き来し探していたなかで、今の「江戸川橋」の物件に出会いました。

    当時は、全く知らない場所で、江戸川区だと同じのれん分けをされた「大島」とかぶるのでどうかと思いましたが、調べたら「新宿区」と「文京区」の境目で、路地2本入ったところでした。ただ、この場所が自分的に雰囲気とイメージが沸き「ピン」と来て即決。既に申し込みが1件入っていましたが、なんとか決めることができました。

    周囲からは「路地が2本入った場所で大丈夫か?」とも言われましたが、自分的には大通りよりも、修行先もそうでいたが、目立たないところで、路地が入ったところでお客様が列を作られる雰囲気が好きだったので、イメージにぴったりでした。

    また、失敗したことは、コロナ禍の際は言うまでもないですが、排気のダクトの問題でした。

    お店を作るうえで最初に工事をされると思いますが、自分の場合はマンションの1階部分だったので、通常はダクトを真っすぐ屋上に上げるところを、立地的にオーナーが上層階に住まれておりバルコニーがあり、ダクトを屋上に上げられず道路に向けて設置をして排気をしなければいけなったんです。お客様が並ばれる歩道の位置で、油が垂れてきたり、風が当たったりするので、何度も工事をし直し、今のような囲いを作ってなんとか対応し乗り越えられました。油が多い系統のラーメンですから、空調の故障が起きると死活問題にもなりますので。

    経営的な失敗は実感がないですが、お店作りの失敗は正直「すみれ」で新店の立ち上げも行い、他店も見て来たので分かっていたつもりでしたが、結果的に大きな出費となりました。

    このようにダクトやエアコンといった空調は、最初は費用を抑えようとして優先順位が下がるかもしれませんが、いざ設置後に直すとなると予想外に大きな出費となるので、絶対に優先度を上げて最初から取り組んでください。

    「資金が限られていて、とりあえず自分がラーメンを作れる環境さえあればいい。」という方はやむを得ないですが、ある程度資金が用意できる場合は、空調など最初に完璧なものを作り上げた方が、結果的にうまくいくと思います。後からの出費は本当に痛いですし、手直しは予想外の高額になるケースが多いと思いますので、ぜひ重視してほしいです。

    最初からお金を掛けるのは勇気がいりますが、それを怠った結果、後からストレスとなって帰ってくるので、そういった思いは自分の店舗だけでいいかなと思います。近所からの苦情で移転騒ぎにでもなったどうもこうもないです。(笑)

    カウンター7席、テーブル2席×2卓・4席×1卓のため、行列が絶えない日が続いています。

    開業してみてはじめてわかったこと

    先程お伝えした「ある程度資金が用意できる場合は、空調など最初に完璧なものを作り上げた方が、結果的にうまくいく。」ということ以外では、「すみれ」で17年間やってきて、店長や責任者を数多く経験し指導・教育・人材募集をしてきましたが、独立して、いざ自分のお店でやるとなると「人ってそんなに簡単に集まらない。」ということ。

    「すみれ」時代は、会社に雇われバックボーンがあったので、自分の努力もあったかもしれませんが、「すみれ」のお金で募集し、自分は面接をし「採用・不採用」の判断をし、業務の内容を説明し教えることだけでうまく回っていました。しかし、最初、無名の店舗が同じことをすると、全てが上手くいかず大変でした。

    オープニング時はそれなりに集まっても、その後は土地柄苦労の連続です。結構な額を払って4週間募集をかけても、応募が1~2件。同僚のお店なんかは30人ですから雲梯の差です。

    開業し自ら人を採用し育て教え、お店を1件自分の求めるレベルまで持っていくためには、とても大変でいまだ求めるレベルには到達できていないですね。しかも、ご時世的に叱ったり注意したりもなかなか難しい時代にもなってきましたし。

    自分の時は、ラーメン店で働くのは「修行」だと思っていて、給料どうこうというより「味を覚えたいので働かせてください。」と言って「すみれ」の門を叩いたタイプですが、今はそんな人は少ないですよね。

    こんな時代に自分のお店の味を守り教える「人」に関して、「いい人材が来ない。」と嘆くラーメン店のかたも多いかもしれませんが、いい人材が来ること自体が難しいので、来ていただいた方を大事にしっかり教え育てる責任が自分にはありますし、一番気にかけるところ。

    ワンオペでカウンターのみ4~5席だったら問題ないかもしれませんが、自分がどんなに旨いラーメンを作り、すごい技術を持っていても、スタッフの協力がないと自分1人では何もできないんです。40歳を過ぎていますが、これがいちばん痛感したことで、開業して「人の大切さ」を実感させられた事によって、改めてお客様の大切さにも今更ながら気付かされました。

    元すみれ本店店長・京都店店長・ラーメン博物館 駅 店長を勤めた後、2019年に「三ん寅」を開業。「すみれ」からの暖簾分けとしては「彩未、大島、郷、八乃木」に続いて5店舗目。店名は『寅年の三月生まれ、「ん」は画数から』だそうです。

    テンポスとのかかわり

    お店から近い新宿店を愛用させてもらっています。「厨房機器」と言えばテンポスですから。

    冷蔵ケース・洗浄機・バット・中華鍋・寸胴など開業時にほとんどの機材をテンポスで買いました。「大島」さんの紹介で、開業時の工事をされた方が元テンポスの方で、新宿店のスタッフにも来ていただきました。

    今は、必要時に月1回ペースで、茶碗や小皿を補充しに訪問しています。なくなったら困っちゃいます。(笑)

    近い分、行きは電車で行き、たくさん購入して荷物がいっぱいになり、帰りはタクシーで帰ってくる事が多いです。

    今後の展望・開業する方へのメッセージ

    人の大事さはもちろんですが、ラーメンに関しては「更なる味の追求」に尽きます。

    業界的には、流行りの系統のラーメン、トレンドを抑えているラーメン、斬新な誰もやっていない発想ベースのラーメンが続々と誕生しています。これからも常に進化があると思いますが、自分の場合は、修行先の「すみれ」の味に惚れ込んで今に至ります。

    外部環境にはとらわれずに、惚れた「すみれ」の味を継承し、東京でさらに研削し神髄を極め、札幌ラーメンで地元北海道への恩返しと貢献をしたいです。

    また、お客様が来なくなると、すぐに味をころころ変える店もありますが、そうではなく、信じたことをとことん追求し続けてほしいですね。

    余談ですが、元ラーメン屋の方が面接に来ることもあります。その際に、「三ん寅のラーメンを食べたことがありますか?」と聞くと「ありません。」ということがあるんです。応募理由は、「有名だったので。」と。そんな気持ちではなく、もっと自分の意思を持ってほしいと思います。

    開業してからいろいろなことが絶対にありますので、いちばんに思うのは「どういうことがやりたくて、どういうお店を作りたいのか。」といった点を妥協せず追求してほしいです。これによって精神面などがだいぶ変わってくると思いますよ!ぜひしっかりとした信念をもって頑張っていきましょう!

    とめ

    北海道・札幌にある味噌ラーメンの名店「すみれ」で17年ほどの修業というと、生まれた赤ちゃんが高校を卒業するくらいの期間。その長期間の修行先での頑張りがあったからこそ、40半ばで新規開業し年齢的なこともあるが、正直、修行時代より大変なこともあるが乗り越えられてきているとのこと。

    「若いころの苦労は買ってでもしろ。」というと時代遅れなのかもしれませんが、「当時の苦労があったからこそ今がある。」と、「札幌ラーメンで地元北海道への恩返しと貢献をしたい。」というお言葉がとても印象的でした。

    地方から上京されて新規開業される方も多いと思いますが、このような経験と心構えが開業後の様々な苦労と困難を乗り越える根源なのかもしれません。

    テンポスドットコムでは、様々な視点からラーメン店の開業成功を全力で応援します。
    自分のお店の業態に合わせて必要なものは何があるのか、詳細を確認することができますので是非ご覧ください!

    ラーメン店開業支援の詳細を知る

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    #取材協力
    店名:三ん寅
    店主:菅原章之氏
    住所:東京都新宿区山吹町 山吹町362 プレステージ362 1F
    TEL:03-6265-3989

  • 居酒屋経営における効果的な費用管理の6つのポイント

    居酒屋経営における効果的な費用管理の6つのポイント

    居酒屋を経営している皆さんにとって、費用管理は成功を収めるために不可欠な要素です。
    適切な費用管理を行うことで、利益を最大化し、長期的な繁栄を築くことができます。

    この記事では、効果的な費用管理の6つのポイントについてご紹介いたします。
    経営費用の見直しを通じて、効率的な経営を目指しましょう。

    効果的な費用管理の6つのポイント

    費用管理は、居酒屋経営において成果を最大化し、持続可能な収益を確保するために欠かせない要素です。
    効果的な費用管理を実現するためには、以下の6つのポイントに注目することが重要です。

    1. 経費の徹底的な分析

    居酒屋経営においては、様々な経費が発生します。
    まずは過去の経費データを分析し、どの項目が最も費用がかかっているのかを特定しましょう。
    居酒屋経営では、大まかに下記のような経費がかかってきます。

    ・食材の仕入れ費:魚介類、肉類、野菜などの食材の仕入れにかかる費用。
    ・人件費:スタッフの給与、社会保険料、労働関連の経費など。
    ・光熱費:電気代、ガス代、水道代などの光熱費。
    ・広告宣伝費:チラシ、ポスター、広告媒体への費用投入。
    ・設備・備品費:厨房機器や家具、POSシステムなどの購入やメンテナンスにかかる費用。
    ・管理費用:事務用品、経理ソフトウェア、保険料などの経営管理に関連する費用。

    これらの項目を明確に把握し、具体的な金額や割合を把握することが重要です。
    主要な経費項目を詳細に検討し、ムダな費用を削減するための施策を見つけましょう。

    2. 予算の策定と管理

    効果的な費用管理には、予算の策定と管理が欠かせません。
    予算を立てることで、経営目標の達成や収益の最大化、費用の適切な管理を行うことができます。
    具体的な経営目標を設定し、収入予測と費用予測を行い、それに基づいて予算を策定します。

    予算は売上高や経費項目ごとの予算額、利益目標などから構成され、定期的なモニタリングと実績の確認を通じて予算の達成状況を把握します。

    予算の策定と管理により、経営の透明性と財務の健全性を確保し、効果的な経営判断や経費の適正化を実現します。収入と支出を明確に把握し、月次または四半期ごとの予算を立てましょう。

    予算は目標を設定するための道具であり、実績との比較を通じて費用の透明性を高めることができます。
    また、予算内での費用支出を監視し、逸脱があれば早めに対策を講じましょう。

    3. コスト削減と効率化

    コスト削減と効率化は、居酒屋経営において重要な取り組みです。
    コスト削減は、経費の削減や効率的な資源の活用を通じて、経営の収益性を向上させることを目指します。
    効率化は、業務プロセスや作業フローの改善を通じて、生産性や品質の向上を図ります。

    まず、コスト削減のためには経費の見直しが重要です。
    例えば、仕入れ先との価格交渉や一括購入によって原材料費を削減することができます。

    また、売上の低いメニューや無駄な在庫を見直し、効率的なメニュー構成と在庫管理を行うことも効果的です。
    次に、効率化に取り組むことで業務の生産性を向上させることができます。

    例えば、業務フローの見直しや重複作業の削減によって、時間と手間を削減できます。
    さらに、技術の活用も効果的です。POSシステムや在庫管理ソフトウェアの導入により、業務の正確性と効率性を高めることができます。

    効率化においては、人件費の最適化も重要な要素です。
    シフト管理や労働時間の最適化によって、従業員の余剰労働や残業を減らしましょう。
    また、スタッフの教育と育成を通じてスキルアップを図り、業務効率と品質の向上を実現します。

    コスト削減と効率化は、経営の持続可能性と競争力強化のために欠かせない取り組みです。
    経費の見直しや業務プロセスの改善を通じて、効果的なコスト削減と効率化を実現しましょう。
    これにより、経営の収益性向上と持続的な成長を実現することができます。

    4. スタッフの教育とモチベーション向上

    費用管理は単にコスト削減だけではありません。
    スタッフの教育とモチベーション向上は、居酒屋経営において成功するために欠かせない要素です。

    従業員が適切な知識やスキルを持ち、やる気や情熱を持って働くことは、サービスの品質向上や顧客満足度の向上につながります。

    まず、スタッフの教育は重要なステップです。
    従業員には、仕事の基礎知識や技術を習得する機会を提供しましょう。

    具体的には、接客マナーや飲食衛生の知識、メニューの説明方法などが含まれます。
    また、継続的な教育プログラムやトレーニングセッションを実施することで、スタッフのスキルアップを促進しましょう。

    さらに、モチベーション向上のためにフィードバックや報酬制度を導入し、スタッフのやる気を引き出しましょう。

    5. マーケティング効果の評価

    マーケティング効果の評価は、居酒屋経営において成功するために重要です。
    効果的なマーケティング活動を行うことで、顧客獲得や売上増加などの成果を上げることができます。

    まず、効果的な評価のためには、明確な目標を設定することが重要です。
    具体的なマーケティング目標を定め、それに合わせて評価指標を設定しましょう。

    例えば、新規顧客数、売上増加率、リピート率などの指標を用いることができます。
    次に、適切なデータ収集を行います。

    顧客アンケートや購買データ、ウェブ解析など、効果的なマーケティングの評価に必要なデータを収集しましょう。
    データは定期的に収集し、分析することで、マーケティング活動の効果を客観的に評価できます。

    評価指標に基づいてデータを分析し、結果を評価します。
    収集したデータを目標と比較し、マーケティング活動が目標達成にどれだけ寄与しているかを評価します。

    達成した成果や効果の大小を把握し、マーケティング戦略の改善や効率化につなげることができます。
    また、マーケティング効果の評価は、継続的なプロセスとして行うことが重要です。

    定期的な評価を行うことで、マーケティング活動の効果を把握し、必要に応じて戦略の見直しや改善を行うことができます。

    6. 継続的な改善と追跡

    継続的な改善と追跡は、居酒屋経営において成功するために欠かせない要素です。
    市場環境や顧客のニーズは常に変化しており、競争も激化しています。
    そのため、経営者は常に改善を行い、最新のトレンドや要求に対応する必要があります。

    継続的な改善は、経営者が現状の課題や問題点を見つけ、それに対して改善策を導入するプロセスです。
    これによって、顧客満足度や業績の向上につながることが期待できます。

    経営者は定期的な業績分析や顧客フィードバックを行い、改善のポイントを特定します。具体的な改善策を立案し、実行することで、効果的な経営を実現します。

    改善策を導入した後も、その効果を追跡することが重要です。

    追跡を通じて、改善策が期待通りの結果をもたらしているかどうかを把握し、必要な修正や追加の改善策を検討することができます。追跡は定期的に行われるべきであり、データを収集し分析することで客観的な評価が可能となります。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    以上が居酒屋経営における効果的な費用管理のポイントについてでした。

    居酒屋経営においては、経費管理、コスト削減、効率化、スタッフ教育、マーケティング効果評価など、さまざまな要素が重要です。これらをバランスよく取り入れることで、成功に近づくことができます。

    居酒屋経営では、経費削減や収益向上は重要な課題ですが、一方でスタッフやお客様に対するサービスの向上も欠かせません。これらのポイントを踏まえ、日々の業務に取り入れていただき、より良い居酒屋経営を実現していただければ幸いです。

    居酒屋経営に不安がある方、相談したい方はぜひ下記よりお気軽にお問合せください!

    テンポスドットコムはこちら

  • 【カフェ集客】心を掴む「ドリンク」と「店舗デザイン」

    【カフェ集客】心を掴む「ドリンク」と「店舗デザイン」

    長きにわたって需要のあるカフェビジネス。カフェの開業は競争が激しく、成功するためにはお客様の心をいかに掴むかが重要です。

    そのためには、魅力的なドリンクと店舗デザインが必須条件となります。

    この記事では、カフェ集客において、お客様の心を掴むドリンクと店舗デザインとは何かを解説しています。必要なポイントを抑えて、一緒に対策していきましょう!

    カフェ集客に必要な2つの基盤

    1.コンセプト

    カフェの店舗デザインは、ブランドやコンセプトに基づいて行う必要があります。
    例えば、モダンなカフェではスタイリッシュなデザインや、モノトーンのカラースキームが用いられています。

    テーマやコンセプトを明確にし、それを店舗デザインに反映させることで、お客様に一貫性のあるブランドイメージを提示することができます。

    2.雰囲気

    カフェの雰囲気はお客様にとって重要であり、快適で居心地の良い環境は必須です。

    というのも、カフェはリラックスしたり交流する場として利用されることが多いため、「どんな内装のお店なのか」「居心地が良いか」といった、店舗の雰囲気をお店選びの判断基準にする場合がほとんどです。

    そのため、店舗の雰囲気と一致したインテリアや小物を取り入れることが大切になっていきます。

    昨今ブームになっているコンセプトは?

    ここからは現在ブームを起こしているコンセプトを持ったカフェについてご紹介していきます!

    1.昭和レトロ

    昭和レトロカフェは、昭和時代にタイムスリップしたかのような空間を演出することでブームになっているカフェです。
    店内には懐かしい昭和の雑貨や家具が並び、レトロなポスターや写真が壁を飾っています。

    入店すると、まるで昭和の喫茶店に来たような感覚に。

    用意されているメニューも昭和の喫茶店の定番である、ホットケーキやクリームソーダ、特製のサンドイッチやオムライスなど、昔ながらの味わいを楽しむことができます。

    2.童話

    童話をコンセプトにしたカフェは、絵本の中に入り込んだような美しい装飾とデザインが特徴的です。

    店内にいると、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのような感覚に陥ります。
    メニューも童話にちなんだ名前やデザインが施されており、見た目も華やかで魅力的。

    例えば、「シンデレラのガラスの靴パフェ」や「白雪姫の七つのドリンク」といった、童話のキャラクターにインスパイアされたスイーツやドリンクが楽しめます。

    3.動物

    動物カフェは、愛らしい動物たちと触れ合いながら、くつろぎのひとときを過ごせる特別な場所です。

    店内では、ふわふわの猫たちや元気いっぱいの子犬たちがお出迎えしてくれます。

    また、猫や犬以外にも、ウサギやハムスター、鳥など、さまざまな種類の動物と触れ合うことができるカフェもあります。
    動物カフェは、ストレス解消や癒しを求める人々にとって理想的な場所です。

    カフェの雰囲気の決め手

    1.外から見える店内の空気

    第一印象は店舗デザインで決まる

    店舗デザインはカフェの差別化や魅力の向上に大きく寄与します。

    目を引く美しい外観や特徴的なデザインを持つカフェは、通行人や潜在的なお客様の興味を引き、カフェ選びの判断材料として強く印象に残りやすいのです。

    例えば、モダンでスタイリッシュなデザインは洗練されたイメージを、カラフルでポップなデザインは若々しさや活気を連想させますよね!

    内装・インテリアにこだわる

    お客様に快適な空間を提供するための工夫として、内装とインテリアは必須です。
    カフェでの滞在時間は比較的長いため、快適な座席を準備するとお客様も過ごしやすいでしょう。

    クッション性のある椅子やソファ、テーブルの配置にも工夫を凝らし、よりお客様がくつろげる環境を作ることで、再訪や口コミにつなげることができます。

    テンポスでもご紹介しています!

    テンポスでは、内装から家具まで一貫して対応可能です。
    ぜひご覧ください。

    テンポスバスターズ各店舗はこちら

    テンポスドットコム(通販)はこちら

    スタジオテンポス(内装)はこちら

    2.特徴のあるドリンク

    まずは定番ドリンクにこだわりを

    定番ドリンクを作る際には、どこにこだわるかを決めましょう。

    例えば、「コーヒー豆を選ぶところから抽出方法まで、独自の技術やノウハウを持つ」ことで、お客様に品質と独自性を伝えることができます。

    味わいだけでなく、そのドリンクを通じてカフェの特別な雰囲気や価値を感じることができるため、定番ドリンクももちろん怠るわけにはいかないのです。

    見て楽しめるドリンクを考える

    定番ドリンクを基盤として、特徴的なドリンクを考えるのもいいかもしれません。

    SNS映えするカフェドリンクは、来店したお客様がドリンクを撮影し、自身のSNSアカウントで共有することが期待されます。これによって、他の人々の興味を引き、カフェの知名度や認知度を拡大する効果があります。

    カフェ集客におすすめの販促物とは?

    チラシ等の販促物

    ①チラシ作成

    チラシは地域のイベントや特別なプロモーション、新メニューの発表など、地域密着の情報を効果的に発信するための手段となります。

    近隣の住民や通行人に対して、最新情報やお得な情報を提供することで、地域の人々とのつながりを深めることができます。

    また、特別なクーポンをチラシに掲載することで、カフェへの来店や利用を促進する効果があります。

    ②ショップカード作成

    ショップカードはサイズが小さいため、持ち運びや配布が容易です。カウンターやテーブルに置いておけば、リピーター獲得につながるかもしれません。

    また、QRコードを記載することで、いつでも店舗情報を見ることができるといったメリットもあります。

    テンポスでも販促物を作れます!

    テンポスでは、販促物のデザインから印刷までお任せいただけます。
    担当のデザイナーがついて作成いたしますので、一貫して統一されたデザインの販促物作成が可能です。ぜひご覧ください。

    テンポスフードプレイスの
    販促ツールデザインはこちら

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。

    昭和レトロ調といったコンセプトが流行ると、今度は動物カフェといった新しいコンセプトが生まれてくるように、カフェの需要はかたちを変えながら、これからも増え続けていくでしょう。

    テンポスグループは、カフェの開業をイチから支援しています。
    ご自身のカフェに必要なものをテンポスと一緒に見つけませんか?
    ぜひお気軽にご相談ください!

    テンポスフードプレイスのHPはこちら

  • 地方で飲食店を開業するときの集客のコツとは?

    地方で飲食店を開業するときの集客のコツとは?

    新型コロナウイルスの流行やリモートワークの発達により、都会から田舎への移住、Uターン、Iターンをされる方が増えています。

    地方で飲食店を開業する方も増えている中で、なかなか人が集まらない、集客が上手くいかない、といった悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。実は、都心部と地方では、集客のポイントが少し違うんです!

    この記事では、地方飲食店での集客のポイントやコツを項目別に紹介していきます。

    ターゲットを絞らない

    都心部の飲食店であれば、「20代女子」や「30〜40代サラリーマン」など、ある程度ターゲットを絞った集客が効果的とされています。これは、都心部には人口が多いため、店舗の求める客層やコンセプトを明確に提示することが、お店が目に止まるために効果的な方法とされるからです。

    しかし、人口の少ない地方飲食店の集客では、ターゲットを絞り込みすぎないことが大切です。地元で生活する人や老若男女をはじめ、都会から訪れる方まで幅広い層をターゲットにし、多くの人の目に止まり、足を運んでもらえる飲食店を目指しましょう。

    お店ならではのコンセプトを持つ

    地元で生活する人だけでなく、都心からの観光客にもアピールできるポイントとして、「そのお店に行くことでしか味わえない経験をコンセプトにする」というものがあります。

    例えば、
    ・地元でとれる食材を使用したオリジナルメニューを考案する
    参考:https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2012/spe1_04.html

    ・誕生日や記念日など、特別な日にちなんだ演出を考える
    参考:https://pro.gnavi.co.jp/magazine/t_res/cat_3/a_3748/

    などが挙げられます。

    また、全ての飲食店にとって大切な事ですが、料理の味に加えて「サービスの質を高める」というのは重要です。笑顔で接客する、お客様のリクエストに迅速かつ正確に対応する、店内を清潔にする、といったことを押さえ、お客様の満足度を上げていきましょう。

    長距離でも足を運びたくなるような、あなたのお店ならではのコンセプトを設定しましょう!

    地方紙・新聞・チラシを利用する

    地方においては、独自の新聞や雑誌・チラシを作っている地域が多くあります。これは、地元で生活する方が毎日目にするものです。地元に根付き愛されるお店を作るために、こういったローカル紙に情報を載せるなど、しっかりと利用していきましょう!

    そうはいっても、地元の新聞やメディアにどうアプローチしていいかわからない…そんな方も多いのではないでしょうか?

    お困りの時は、テンポスフードプレイスにお任せください。メディアにお店の情報を取り上げてもらいやすくなる「プレスリリース作成・配信代行」というサービスを行っております。雑誌やテレビの取材に取り上げられる可能性も高まりますよ!

    プレスリリース作成サービスはこちら

    地域のコミュニティに参加・貢献する

    地方では、さまざまなイベントや祭りが定期的に開催されています。地元の人たちが集まるイベントに積極的に参加し、店舗をアピールすることで、新しいお客様を獲得することができます。

    また、地方にある飲食店は、地元のコミュニティに貢献することが期待されています。例えば、地元のイベントやスポーツチームにスポンサーとして参加するなど、地域に根ざした活動を行ってみるのもおすすめです。地道に地域とのつながりを育み、地元の人たちから支持されるようなお店を目指しましょう!

    SNS・ブログ・ホームページを上手に活用する

    近年、インターネットの普及によりネット社会が急速に発展しています。まず「お店を知ってもらう」といった点でインターネット上の発信(Web集客)は重要な集客手段になります。

    しかし、一言でWeb集客といっても、SNS・ホームページ・ブログ、色々ありますよね…。
    「全部同じでしょ?」「SNS一つやってるから十分じゃない?」と思う方も中にはいるのではないでしょうか。

    実は、SNS・ブログ・ホームページは、それぞれ担っている役割やお客さんが見ているポイントが異なります!そのため、一つだけの運用ではなく、それぞれ連携していくことがとても大事になってきます。この章では、それぞれの役割を詳しくお話していきます。

    SNSが担う役割

    ・画像やハッシュタグなどを用いて、お店の商品を広く発信する、多くの人の目に留める

    ・コメントやDM(ダイレクトメッセージ)などで、お店に興味を持ってくれた人と近い距離でコミュニケーションがとれる

    地方に住んでいる方でも、SNSを使って情報を取得している人は多くいます。また、映える写真や検索上位のハッシュタグを上手に使っていくことで、拡散力に繋がり、地元以外の方がお店を知るきっかけに繋がります。コメントやダイレクトメッセージをうまく活用すれば、お店に興味を持った方と近い距離でやりとりをすることができます。

    ブログが担う役割

    ・お店の方が日々何を考えて飲食店を経営しているのか、想いを伝えられる

    ・お店の商品やサービスの魅力を、詳しい言葉や自分で撮影した写真で伝えられる

    お店開業の経緯や、店主の方の熱意、日々のメニュー開発過程など、SNSでは伝えきれない情報を、自分の文章で詳細に伝えることができます。また、テーマ別で検索ヒットに上がることが多いため、検索エンジンからの安定したアクセスが期待できます。

    ホームページが担う役割

    ・お店の情報をためておく場所となる

    ・お客様からの問い合わせ窓口となる

    ・お店を知った人が雰囲気をつかめる

    ホームページは、「インターネット上の看板」と言われ、SNSやブログで発信した情報を一箇所にためておく役割をしています。

    SNSやブログのURLを貼り付けておくことで、そこから検索してきたお客様がお店の雰囲気、コンセプトをよりしっかりと知ることにつながり、来店に導くことができます。

    お店に足を運んでくださるお客様は、SNSでお店の存在を知り、ホームページを検索してお店の雰囲気を確かめる方が多いです。

    以上のようにWeb集客は、一つだけの運用ではなく、それぞれを連携していくことがとても重要になってきます。

    テンポスフードプレイスでは、SNS運用サポート、ホームページ制作など、Web集客のお困りごとをお受けしています。詳しくはホームページをチェックしてみてください!

    集客販促のサービス一覧はこちら

    まとめ

    いかがでしたか?

    地方飲食店の集客では特に、お店のPRだけでなく、経営者の方ご自身がキャラクターになるのも効果的です。様々な方法で”お店の顔とウリ”を知ってもらい、地元の人から観光客まで、広く愛されるお店づくりをしていきましょう!

  • 【中古インテリア雑貨】買取情報が急増中!これからの店づくりにテンポスの中古雑貨が欠かせない

    【中古インテリア雑貨】買取情報が急増中!これからの店づくりにテンポスの中古雑貨が欠かせない

    テンポスの買取センターではイスやテーブルなどは買取りをしてきましたが、客席のインテリア(照明、壁飾りなど)の買取にはあまり積極的ではありませんでした・・・がしかし飲食店を応援するテンポスグループが、そんなんじゃはダメだ。ということで本格的にインテリア雑貨の販売をはじめます。

    ここでは現在の買取現場の状況や商品の紹介を中心にお話させていただきます。

    毎日届く買取情報

    「買取担当全員への指示です。インテリア雑貨を今日からどんどん買ってきてください」
    と言われたものの今までほとんど扱ってなかったため「こんなの買ってきたら怒られるんじゃないか?」「これっていくらで査定すればいいの?」「これはインテリア雑貨に含まれますか?」と買取担当から電話で質問が殺到。
    「わからない時はLINEで相談して!」というと届く届く!すごい件数のLINEです。

    こんなものあんなもの

    「これ買っていいんですか?」「いくらまで出していいですか?」「これバカでかいですけど○○店に置くところありますか?」
    毎日毎日連絡が入ります。私は買取の責任者ではないのでほぼ見ているだけですが、3~4件/時間くらいのペースでどんどんはいってきます。

    圧倒的に多いのが照明器具です。

    絵のようなものも。

    だいたい買取ます。

    はい、だいたい買取ます。

    ときどき断ることもあります。

    これ取り外せんるん?

    それ建物の一部じゃないの?
    洋館の窓枠はさすがに無理でしたが、手洗いや欄間は確実に外して買取ます。

    毎日、どんどん掲載中!

    買い取った商品はテンポスドットコムのサイトにどんどん掲載していってます。

    もちろん購入されたお客様がすぐに使用出来るよう清掃と可動確認はすませておりますので安心して購入ください。

    では掲載商品を見ていきましょう。

    照明は多め

    飲食店の雰囲気づくりには欠かせない照明器具、一つ置くだけ(つるすだけ)でも印象がぐっとかわります。なぜなら周りの照明をおさえればそこに視線が集中するからです。

    最初はこちらです。

    9900円 高さ820mm

    これはレトロなスタンド照明ですね。高さも820mmとソファーに横に置くにはべすとなサイズ感です。おまけに下部には収納付きです。

    次はこちら

    ローソクのような・・・燭台?

    いえいえ裏返しでした。

    陶器でしょうか?青色がキレイです。

    ChatGPT曰く 「青い陶器製のシャンデリアは、美しく繊細なデザインで、照明を灯すと豪華な光景が広がります。また、陶器の素材感が、落ち着いた雰囲気を演出し、お店の雰囲気を引き締めます。一点ものが多く、他のお店と差別化ができ、お客様にも印象に残る空間を提供することができます。」 とのことです。

    このシャンデリアが14,300円!

    ペンダント照明 4,620円

    こちらはシックなデザインですね。細工が凝りまくっています。点灯したところが見てみたい。

    和風ペンダント 2,860円

    こちらは和風のシンプルなペンダントです。照明自体が小さいので小上がりとか廊下などで使用するイメージでしょうか?  でもちょっと高いな。

    和紙提灯 5,500円

    こちらもシンプルな和紙の提灯です。和客室のアクセントになりそうです。

    アジアン風照明 1,125円

    こちらは卓上に置くタイプ、点灯してくれてイメージしやすいですね。

    <照明の中古はこちら>

    ステンドグラス

    こんどは使う場所が限られそうなステンドグラスです。

    ステンドグラス 8,580円
    ステンドグラス 8,580円
    ステンドグラス 8,580円
    ステンドグラス 8,580円

    ChatGPT
    「ステンドグラスのリサイクル品は、一点ものが多く、他にはないオリジナリティーのある空間を演出することができます。また、再利用することで環境にも貢献し、持続可能な社会への取り組みにも貢献できます。」

    がしかーし、これらをベースにした内装工事が必要となり結構お金がかかりそうです。

    <ステンドグラスの中古はこちら>

    ちょっと古い収納とか

    箪笥 12,100円
    箪笥 33,000円

    箪笥 31,763円
    箪笥 49,500円

    価格の設定に結構バラつきがあります。厨房機器とかと違って新品の販売価格など目安になるものが無いので値付けに苦労しているようです。まだまだ値付けの勉強が必要というところでしょうか? 逆にお買得な商品に出会えるかもしれませんね。

    <中古の箪笥はこちら>

    その他こんなものやあんなもので

    樽 22,000円
    ドラム缶 5,280円

    中古の樽やドラム缶は高さが900㎜くらいなので天板を置いてテーブルにするのも良さそうです。装飾品というよりは家具ですね。

    樽テーブル 23,100円
    樽型ワインラック 13,200円

    すでに天板とセットのものやワイン収納できるものまであります!

    日本酒樽 6,600円

    こちらは飾る以外使い道が無さそうです・・・

    花器 2,279円
    花器 3,479円
    花器 4,679円

    花器は新品で買うと結構します(相場がわかりづらい)冷やしものとかに応用できそうです。

    モエ ボトル 3,300円
    キリン ボトル 3,300円

    モエはなんとなく想像できますが、キリンのボトルとか使い道あるんでしょうか? 高さは50cmと立派なサイズです。

    造花 9,240円
        石造① 17,325円
        石造② 11,550円
        石造③ 15,015円

    石造です! これは置く場所選びそうです。値付けも自由な感じです。

    海(マリン)関連商品が熱い

    今回インテリア雑貨を特集していて気付いたのは「海(マリン)」にまつわる商品が非常に多いことです。
    しかも出どころはバラバラなのが不思議です。

    卓上コンパス 6,600円
    イカリ 10,230円
    マリンベル 5,544円
    マリンランプ 6,188円
    マリンランプ 6,930円
    マリンランプRD 16,170円
    マリンランプ舷灯 8,250円
    帆船オブジェ 9,240円
    帆船レリーフ 8,250円

    壁に飾るものや使い道のわからないライトまでたくさんあります。
    ChatGPT
    「海をテーマにした飲食店を開店するオーナー様へ!当店にはマリン関連のリサイクル装飾品がたくさん在庫しております。アンカーやロープ、船舶パーツなど、海を感じさせる個性的な商品を取り揃えております。海の雰囲気を盛り上げ、お店の内装にアクセントを加えることができます。また、当店のリサイクル装飾品は、自然素材を使用しており、環境にも配慮しております。オーナー様のお店のイメージに合わせて、ご提案させていただきます。是非、当店の商品で素敵な海の空間を演出しませんか?お気軽にお問い合わせください。」
    んー、ちょっと苦しいかも。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?
    飲食店のインテリア雑貨という新しいカテゴリのリサイクルに取り組み始めたテンポスグループの動きを紹介しました。

    今後もテンポスのインテリア雑貨からは目が離せません。

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  • アナログ電話と光電話、飲食店における電話回線の選び方と導入にあたってのポイント

    アナログ電話と光電話、飲食店における電話回線の選び方と導入にあたってのポイント

    飲食店を開業するにあたり、電話回線の導入は欠かせません。しかし、アナログ電話や光電話のように電話回線には種類があり、どちらを選ぶべきか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。

    さらに、インターネット回線も必要になってくることから、お店の設備や導入するサービスによって適切な選択が求められます。

    そこで本記事では、アナログ電話と光電話の違いや、飲食店での選び方、導入にあたってのポイントを解説します。ぜひ参考にしてみてください。

    アナログ電話と光電話の違い

    まず、電話の代表的な種類である「アナログ電話」と「光電話」について説明します。

    アナログ電話とは

    アナログ電話は、昔から使われている電話の基本形で、信号が音声に変換されているタイプの電話です。信号は全国に張られた電話線を通じて中継され、相手先に伝わります。

    機能がシンプルで使いやすく、導入コストも比較的安価です。また、停電時にも使用できることもアナログ回線のメリットの一つです。ただしアナログ電話の通話品質は、電話線の品質や距離、電話機の性能に左右されるところがあります。

    光電話とは

    光電話は、電話回線に光ファイバーを使った高速通信が可能な電話で、アナログ電話よりも音質が良く、通信速度が速いため、ビジネスシーンでもよく利用されます。

    導入するには光回線の工事が必要となりますが、通話料金が安いことが特徴です。

    二つの違い

    どちらも固定電話のサービスということには違いはありません。アナログ電話と光電話の最大の違いは、情報伝送の方式です。

    アナログ電話は、音声を電気信号に変換して通話を行うため、通話品質に限界があります。
    一方、光電話は、光ファイバーケーブルを利用することで、音声を光の信号に変換し、非常に高品質な通話が可能となります。

    また、アナログ電話は、通話以外の機能が限られており、導入コストが比較的安価なのに対し、光電話は、多機能で高度なサービスを提供できる反面、導入コストが高くなります。

    飲食店には光電話がおすすめ

    光電話を導入する場合には、光回線の工事が必要です。そのため、前述の通り導入には初期工事費用がかかります。しかし、長期的に見ればメリットが大きくなることが多く、飲食店には光電話がおすすめです。その理由として、以下の点が挙げられます。

    インターネット回線が必要な設備が多い

    現在、飲食店で必要不可欠なのは、インターネット回線を利用したPOSシステムやクレジットカードなどのキャッシュレス決済端末、注文システムなどの導入です。
    他にも、有線放送サービスなどを用いてお店でBGMを流す、防犯やオペレーション改善のために防犯カメラを導入する、ということにもインターネット回線は必要になります。

    光電話は、光回線を利用することで、インターネット回線を利用した必要不可欠なシステムと同時に利用することができます。

    電話の月額料金が安い

    光電話はインターネット回線のオプションサービスの位置づけになるため、月額料金が比較的安く、通話料も安価です。また、同時に導入することで費用も抑えられます。
    そのため、飲食店経営において、コスト面での負担が少なくなります

    電話の品質が高い

    飲食店での電話は、顧客とのコミュニケーションに欠かせないものです。特に注文や予約の際には、電話対応の質がお店の評価に直結します。

    そのため、電話の音質や通話の安定性は非常に重要です。光電話はアナログ電話に比べて音声品質が高く、回線の安定性も高いという特徴があります。また、光ファイバー回線を利用することで、通信速度も速くなります。

    以上の理由から、飲食店での電話システムには光電話がおすすめです。

    インターネットの利用予定がない場合はIP電話がおすすめ

    POSシステムやキャッシュレス決済端末を導入する予定がないためインターネット回線は必要ない、けれど電話回線は使用したい、という方にはIP電話の導入がおすすめです。

    IP電話とは、インターネットを介して音声通話を行う電話システムのことを指します。従来のアナログ電話回線に比べ、通話料が安く多機能であるため、ビジネスシーンでも広く利用されています。

    おすすめのポイント

    インターネット回線がなくても利用可能な点や、月額料金が安い点がおすすめのポイントです。導入するプランやサービスによっては、複数の電話番号を同時に利用したり、転送や録音機能などの高度な機能を利用することもできます。

    初期工事が不要なため、導入コストが安いのはもちろん、納期が早くすぐに使い始められることもメリットとして挙げられます。

    IP電話ならUSEN-PHONEがおすすめ

    IP電話の中でも特におすすめなのが、株式会社USENが提供するUSEN-PHONEです。

    専用端末はスマートフォンのようになっており、回線工事が不要で納期が早く、最短4営業日で手軽に導入することができます。通話料も3分7円と低価格なのも特徴です。

    また、FAXも使用可能で、電話の液晶画面をそのまま送信するなど、取引先とのやり取りもスムーズにおこなえます。

    まとめ

    以上が、飲食店における電話の導入方法についての概要です。アナログ電話と光電話には違いがありますが、音声の品質が高いこと、飲食店にとってインターネット回線は必要不可欠であることから、光電話での導入がおすすめです。

    テンポスフードプレイスではインターネット回線、光電話の販売店をご紹介しています。電話のみご利用のプランもあるため、お店にあわせた提案が可能です。

    店舗インターネット回線についてはこちら

    また、営業形態の関係でインターネットの利用予定がない場合は、IP電話がおすすめです。特にUSEN-PHONEは高音質で安価な料金で利用できるため、飲食店に最適なIP電話サービスと言えます。こちらもご紹介可能なので、お気軽にお問合せください。

    店舗向けIP電話についてはこちら

    ぜひ、この記事を参考にして、自分の飲食店にあった電話の導入方法を見つけてください。

  • 飲食店経営における初期費用にはどんなものがある?初期費用を徹底解説!

    飲食店経営における初期費用にはどんなものがある?初期費用を徹底解説!

    はじめに、飲食店を開業するには多くの初期費用が必要となります。

    特に、立地条件や店舗規模、メニューや設備、スタッフの雇用など、多岐にわたる要素があるため、開業前には詳細な計画と費用見積もりが必要です。

    本記事では、飲食店の開業に必要な流れと開業時にかかる費用について、詳しく解説していきます。開業を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

    初期費用の中身

    飲食店を開業するためには、以下のような初期費用がかかります。
    初期費用や開業手順の詳細については、下記もご覧ください。

    開業支援マップはこちら

    1. 店舗の賃料や家賃

    飲食店を開業するにあたり、まず必要となるのが店舗です。
    店舗の賃料や家賃は、飲食店を開業する上で大きな負担となる費用の一つです。

    賃貸物件の場合、地域や立地条件、店舗の面積や構造、建物の年数などによって家賃が異なります。また、賃貸物件の場合は、敷金や礼金、仲介手数料などが必要となる場合があります。

    一般的に、飲食店は人通りの多い場所にあることが多く、そのような場所の家賃は高くなる傾向があります。
    また、店舗の面積や構造によっても家賃が異なります。特に、広い店舗や一階部分がある場合、家賃が高くなる傾向があります。

    家賃には、家賃だけでなく、管理費や共益費、清掃費、消防点検費、保険料、修繕積立金などの費用が含まれることがあります。

    これらの費用は、家賃に加えて支払う必要がありますので、必要に応じて事前に確認することが重要です。
    飲食店を開業する際には、賃貸契約書によく目を通し、家賃やその他の費用の詳細を確認しましょう。

    2. 設備の購入

    飲食店を開業するにあたっては、店舗内に必要な設備を揃える必要があります。
    具体的には、厨房設備や調理器具、冷蔵庫や冷凍庫、食器やグラス、テーブルやイスなどが挙げられます。

    これらの設備を購入するには、初期費用の中でも大きな部分を占めることがあります。
    設備に必要な費用は、購入費用だけでなく、設置費用や配管工事費、配線工事費などの費用も含まれます。

    また、設備には耐久性が求められるため、長期的な視点でのコストを考慮し、品質やメンテナンス性にも配慮した選択が重要です。

    特に、食品を扱う設備や調理器具は、衛生面や安全面を考慮して、信頼できるメーカーや品質の良いものを選ぶことが大切です。

    また、設備の購入にはリースやレンタルなどの選択肢もあります。
    リースやレンタルを利用することで、初期費用を抑えることができますが、長期的な視点でのコストやメンテナンス費用、修理費用などを考慮した上で選択することが重要です。

    最近では、中古の設備を利用することも増えてきています。
    中古の設備を選ぶ場合は、使用状況やメンテナンス状況、耐用年数などを確認することが大切です。

    設備には多くの費用がかかるため、初期費用の予算に設備購入費用をしっかりと計算し、必要な設備を適切に選択することが、経営の成功につながる重要な要素となります。

    3. 従業員の採用

    飲食店を開業するにあたっては、従業員の採用も大切な課題の一つです。
    従業員は、店舗運営の中心となる存在であり、サービスの質や顧客満足度に直接影響するため、適切な採用と教育が必要です。

    具体的には、以下のような採用にかかる費用があります。
    ①採用広告費用
    求人広告を出す場合、求人媒体によって広告費用が異なります。また、SNSや求人サイトなどの活用によって費用を抑えることもできます。

    ②面接費用
    応募者と面接を行うためのスペースを確保し、面接官の人件費や交通費などが採用費用に含まれます。

    ③従業員の給与・賞与
    従業員の採用後には、給与・賞与などの人件費が発生します。従業員の賃金は、業種や地域、従業員のスキルや経験によって異なります。

    ④教育・研修費用
    従業員のスキルアップやマナー向上のために、研修や教育を行う必要があります。そのため、教育・研修費用も採用費用の一部として考慮する必要があります。

    ⑤労務管理費用
    従業員の労務管理には、社会保険料や労働保険料、雇用保険料、健康診断費用などがかかります。

    ⑥採用後の労務問題に対応するための費用
    従業員の労働トラブルに対応するために、弁護士費用や人事アドバイザーの費用がかかる場合もあります。

    従業員の採用にかかる費用は、採用方法や従業員の質によって大きく異なるため、事前に予算を立て、効果的な採用方法を検討することが重要です。

    また、採用後も従業員の教育や研修を継続的に行うことで、店舗運営の質の向上につながるため、その費用も含めた継続的な投資が必要です。

    従業員は、顧客サービスの質や店舗運営の効率に大きく影響するため、適切な採用と教育を行うことが重要です。
    採用にかかる費用は、採用方法や従業員数、雇用形態などによって異なるため、事前に予算を立て、効果的な採用方法を検討することが必要です。

    また、従業員の教育や研修にも継続的に投資することで、店舗運営の質の向上につながるため、従業員採用にかかる費用だけでなく、継続的な費用投資が必要となります。

    4. 広告宣伝費

    開業時にかかる費用の一つに、広告宣伝費があります。広告宣伝は、新しい店舗を知ってもらい、集客につなげるために欠かせないものです。

    例えば、SNSやネット広告、チラシやポスター、雑誌や新聞、テレビやラジオなどを利用して、店舗を宣伝する必要があります。

    広告宣伝費は、数十万円から数百万円程度が必要となることがあります。
    広告宣伝にかかる費用は、広告媒体によって異なります。

    近年はインターネット広告が急速に普及しており、リーズナブルな費用で広告を出せる場合が多いです。SNSを利用した広告や、Googleの検索エンジン広告、ウェブサイト広告などがその例です。

    また、開業時には地域住民にアプローチするため、チラシやポスターなどのフライヤー配布、看板設置、DM配布などの地域密着型の広告も効果的です。

    これらの広告にかかる費用は、広告媒体によって異なりますが、費用を抑えながら効果的な広告を出すことができるため、開業時には取り入れることが多いです。

    広告宣伝費は、開業時に限らず、店舗運営を行う上で継続的に必要な費用です。
    広告効果を上げ、集客を増やすために、常に広告宣伝費に予算を割くことが重要です。

    5. 許認可や保険料など

    許認可には、飲食店の種類や地域によって必要な手続きが異なりますが、代表的なものには以下があります。
    ・飲食店営業許可
    ・衛生管理者の任命
    ・食品衛生責任者の任命
    ・製造業者免許
    ・事業所の開設届出
    ・環境衛生設備規制の届出

    これらの許認可には、申請費用や手数料が必要となります。
    また、許認可を受けるためには、法令に基づいた要件を満たすことが必要であり、建物や設備の改修や改装などの費用が必要になる場合もあります。

    また、保険に関しては、飲食店には下記の保険が必要となることが多いです。
    ・損害賠償責任保険
    ・火災保険
    ・雇用保険
    ・労災保険
    ・建物保険

    これらの保険には、保険料が必要となります。
    保険料は、店舗の規模や業態、歴史的な事故歴などによって異なります。保険には、事故や災害が発生した場合に備え、店舗を守る重要な役割があります。

    6. 初期在庫費用

    開業時にかかる費用の一つに、初期在庫費用があります。
    初期在庫費用とは、商品や原材料などの在庫を確保するために必要な費用です。

    開業時には、商品や原材料の仕入れを行い、店舗内に在庫を確保する必要があります。
    そのためには、仕入れ先との契約や協力関係の構築、商品や原材料の発注、入荷、在庫管理などの業務が必要です。
    また、商品や原材料を保管するスペースや冷蔵庫、冷凍庫などの設備も必要です。

    初期在庫費用を削減するためには、以下のような方法があります。
    ・商品や原材料の種類や量を絞り込む。
    ・仕入れ先との交渉や契約によって、仕入単価を下げる。
    ・在庫管理の仕組みを整備することで、不良在庫を減らす。
    ・必要最低限の設備に留める。

    ただし、初期在庫費用を削減することは、商品やサービスの品質を低下させることにつながる場合があるため、慎重な判断が必要です。

    初期在庫費用は、開業時にかかる費用の一つですが、店舗運営においても重要な費用の一つです。
    常に在庫管理を見直し、無駄な在庫を減らすことで、経営の効率化を図ることが大切です。

    7. 開業前の教育・研修費用

    教育・研修費用は、開業前にかかる費用の一つですが、業態や従業員の人数、研修内容などによって金額は異なります。

    また、研修費用は一時的な費用ではなく、従業員のスキルアップや業務の効率化に直結するため、必要不可欠な費用と言えます。

    教育・研修費用を抑えるためには、以下のような方法があります。
    ・インターネットを利用したオンライン研修を導入する。
    ・業界団体や自治体が開催する無料セミナーなどを利用する。
    ・社内研修やOJT(On-The-Job Training)で、従業員のスキルアップを図る。

    ただし、教育・研修を省略することは、サービス品質や衛生管理の不備、従業員のモチベーション低下など、経営に悪影響を与えることにつながります。
    教育・研修費用は、開業前の投資としてきちんと計画し、従業員のスキルアップに取り組むことが重要です。

    8. 電気・水道代などの水道光熱費

    開業時にかかる費用のうち、光熱費は、日々の事業運営に必要な費用となります。
    光熱費には、電気代、ガス代、水道代、通信費などが含まれます。

    これらの費用は、事業規模や業態によって大きく異なりますが、毎月の固定費となるため、事前に把握し、予算化することが重要です。

    電気代は、照明や空調、厨房設備などの使用量によって変わります。
    事業を開始する前に、使用する機器や設備の消費電力を把握し、費用の見積もりを行うことが大切です。
    また、省エネ設備の導入や、時間帯別料金プランの利用など、削減策も検討しましょう。

    ガス代は、厨房設備の使用量によって変わります。
    料理メニューや調理方法によっても使用量は変化しますので、開業前に見積もりを行うことが必要です。ガス機器の省エネ化や、断熱材の導入など、節約策を検討しましょう。

    水道代は、使用量によって変わります。
    開業前に、予定するメニューや調理方法、使用する機器に合わせた見積もりを行いましょう。
    また、節水設備の導入や、水漏れなどの修理を早めに行うことで、無駄な水の使用を減らすことができます。

    通信費は、インターネット回線や電話回線の使用料金、通話料金などが含まれます。
    必要な回線速度やサービスを把握し、プランの比較を行いましょう。
    また、無料通話アプリの活用や、キャッシュバックキャンペーンの利用など、節約策も検討しましょう。

    9. 税金や手数料

    開業に伴っては、税金や手数料についてもしっかりと把握しておくことが必要です。
    まず、法人設立に伴っては、登記費用がかかります。

    法務局に提出する登記簿や印鑑証明などの手続きには、それぞれ手数料が必要です。
    また、登記に伴っては、印紙税や登録免許税などもかかるため、合計すると数十万円の費用がかかる場合があります。

    営業を行う上で、消費税の申告や納付、源泉徴収なども必要です。
    消費税については、取引先から請求された消費税額から、自社で支払った消費税額を差し引いた額が納税額となります。

    また、源泉徴収については、従業員の給与支払い時に、所得税や住民税、社会保険料を差し引いた金額から源泉徴収税を差し引いて納付する必要があります。

    さらに、国や地方自治体によっては、事業税や固定資産税、都市計画税なども課せられることがあります。
    これらの税金は、事業の規模や所在地、資産の所有状況によって異なるため、事前に確認しておくことが重要です。

    手数料についても、金融機関やクレジットカード会社などから、決済手数料や利用手数料、手数料などが請求される場合があります。
    これらの手数料は、事業の規模や取引先との契約内容によって異なるため、事前に把握しておくことが必要です。

    10. 開業資金の調達費用

    開業資金の調達費用には、主に以下のようなものがあります。
    まず、銀行からの融資による調達費用が挙げられます。

    銀行からの融資は、設備投資や初期在庫の調達、建物の購入や改装など、開業に必要な様々な費用を賄うために利用されます。

    融資に伴っては、金利や手数料が発生するため、借り入れ前にしっかりと計算し、返済計画を立てることが大切です。

    次に、資本金の調達費用があります。
    資本金とは、事業を開始する際に出資者が投入する資金のことで、資本金が多ければ多いほど、信用力や事業の拡大につながるとされています。
    資本金を調達するためには、株式の発行や出資者からの出資、借入金を資本金として計上する方法などがあります。

    また、補助金や助成金を活用することもできます。
    国や地方自治体、また業界団体や企業などから、新規事業者や特定の事業に取り組む事業者に対して、補助金や助成金が支給されることがあります。
    これらの支援策を活用することで、開業に必要な資金を調達することができます。

    さらに、クラウドファンディングや株式クラウドファンディングを利用する方法もあります。
    クラウドファンディングは、インターネット上で多数の人々から小額の出資を募り、開業資金を調達する方法です。

    株式クラウドファンディングは、株式を発行して資金を調達する方法で、投資家に対して株式配当金や株価上昇益などのリターンを提供することができます。

    以上のように、開業資金の調達費用は多岐にわたります。自社の事業計画や資金繰りに合わせて、最適な調達方法を選択することが重要です。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    以上が飲食店を経営する際にかかる初期費用の詳細についてでした。
    これらの費用は、開業前にしっかりと把握しておかなければなりません。

    必要な費用は業種や店舗の規模、地域などによって異なるため、開業前には細かく費用を見積もり、計画を立てることが大切です。

    開業に向けて不安がある方、相談したい方はぜひ下記よりお気軽にお問合せください!

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  • 備えあれば憂いなし!飲食店のリスク回避ができる保険加入のメリット

    備えあれば憂いなし!飲食店のリスク回避ができる保険加入のメリット

    開業準備中に意外と見落としがちな保険の加入。飲食店を開業すると、様々なリスクが起こる可能性があります。

    あらかじめリスクを予想する難しさもあり、どんな保険に加入すべきか迷うことも多いのではないでしょうか。特に飲食店は食事を提供する業態のため、小売業やサービス業とは違って「食中毒」や「異物混入」など、特殊なリスクも多いです。

    また、飲食店の保険は戸建てやマンションなどの住居用ではなく「事業用」になります。

    この違いは「保険の掛け金」です。住居用の保険は補償額が保険期間によって変わりますが、事業用は店舗の床面積と補償金額によって変わります

    20坪の飲食店と50坪の飲食店では補償額が同じでも掛け金が異なってきます。
    上記で述べた違いを踏まえ、今回は飲食店が加入すべき主な保険を紹介します!

    ①飲食店には必須!生産物賠償責任保険(PL保険)

    生産物賠償責任保険はPL保険とも言われ、主に店側が提供した物が原因で、提供を受けた人に身体的障害が生じた際に店側が被る損害を補償する保険のことを言います。

    食中毒や異物混入があった時に補償をしてくれる保険です。
    ノロウィルスや鮮魚に含まれるアニサキスによる被害は、しっかり衛生管理をしていても発生してしまう可能性があります。

    店舗の規模にもよりますが、一度に感染者が多ければ多いほど賠償額も大きくなってしまいます。
    食中毒は梅雨時期や夏だけでなく一年中起こる可能性があるため、食事を提供する飲食店にとっては加入必須な保険といえるでしょう。

    ②営業中のトラブルに対応!施設賠償責任保険

    施設賠償責任保険とは、営業中に起きたトラブルにより、お客様・通行人・周辺住民などに被害がおよび、損害賠償の責任が生じた場合に補償する保険です。

    例えば、
    ・店内にあった家具が倒れてお客様の持ち物を破損させてしまった
    ・従業員が熱々の鍋を運ぼうとしたら滑ってお客様にかけてしまい火傷をさせてしまった
    ・洋服も汚してしまったので弁償することになった

    など、常日頃から細心の注意を払っていてもスタッフの不注意で補償せざるを得ないケースが起こってしまうケースがあります。

    このような事態が起きた時に賠償金を支払うのが「施設賠償責任保険」です。この保険に加入していれば、あらかじめ決められた支払限度額を上限に、賠償金の補償対象となります。

    営業中に発生した人的事故、物的損害を賠償する保険になるため、施設賠償責任保険も飲食店を始めるにあたって必ず加入した方がよい保険と言えます。

    ③実は災害を幅広くカバー!火災保険

    食事を提供する飲食店では、火災に対するリスクが高く、いつ起こってもおかしくありません。

    「自分の店では火を使った料理を提供しないので加入は不要」と思っていても、近隣の飲食店や住居が火災になり被害を受ける可能性や、お客様や従業員の不祥事が起因となり火災が起きる場合もあります。

    火災保険は火災や自然災害などによる、建物・建物に収容される設備や什器・商品・製品に対して補償する保険です。

    火災保険と言っても、火災だけではなく風災・落雷・水漏れ・盗難などのあらゆる災害に対して幅広くカバーしてくれる保険です。

    近年ニュースで見かけるようになった突然の大雨による被害など予期せぬ災害にあうことも考えられるので、幅広く補償してくれる火災保険も加入しておくのがおすすめです。
    ただし、1点注意が必要なのは、火災保険では地震保険は対象外になることが多いということです。

    地震大国の日本においては地震災害にも備えておく必要があるため、火災保険に加えて、可能であれば地震保険も同時に加入することをおすすめします。

    ④店舗総合保険

    今までご紹介してきた①から③までの各種保険をひとつにまとめた保険があります。それが「店舗総合保険」です。
    「保険には加入したいが、種類が多くいちいち補償内容を選ぶのが大変…」と感じる方もいらっしゃると思います。

    そんな時は、飲食店を経営するうえで必要な補償が総合的にセットされている「店舗総合保険」に加入することをおすすめします。

    店舗総合保険は一般的な火災保険に加え、店舗の経営中に起こりうる様々なリスクに対応してくれる保険でもあります。
    特に【休業】についての補償は考えておく必要があります。

    ここ数年の事例で言うと、コロナ禍において多くの飲食店が休業に追い込まれたケースがありました。
    ・コロナのような予期せぬ事態が起こり長期で営業ができない
    ・台風の被害が甚大で食材が安定供給できず一定期間営業ができない
    ・食中毒が起きてしまい検査、指導が入り営業ができない

    など様々な要因が考えられるため「休業」のリスクにも備える必要があります。
    店舗休業保険をつけておくことで休業期間の粗利益がを補償されるため保険金が支払われます。
    家賃や人件費の補填にもなるため加入しておくと安心ですね!

    大家さんや不動産屋との契約上、各保険を個別で契約する場合もあると思いますが、自店で保険を決めて契約できる場合はぜひ店舗総合保険を検討してみましょう!

    まとめ

    飲食店が保険に加入する最大のメリットは経営破綻にならないためのリスク軽減になります!

    従業員、お客様、近隣の方々に支えられて経営を行なう飲食店ですが、時に被害者にも加害者にもなり得る可能性があります。

    保険に加入していれば、補償内容で解決できることも多いでしょう。
    テンポスフードプレイスでは飲食店に必要な保険について相談できる提携先を紹介しています。

    保険の種類、加入のタイミング、料金見積も相談可能です。
    詳しくは以下をクリック!お気軽にお問合せください。

    飲食店専用保険ページはこちら

  • 【まとめ】カフェ開業成功のヒケツ8選~ポイントと成功事例~

    【まとめ】カフェ開業成功のヒケツ8選~ポイントと成功事例~

    カフェを開業するには、いくつかの成功のためのヒントがあります。以下にいくつかの重要なポイントを紹介します。

    ビジネスプランの策定:開業前に、ビジネスプランを作成し、費用、収益、人件費、設備購入費などを考慮して財務計画を立てることが重要です。

    顧客を知る:自分たちが提供する製品やサービスを必要とする顧客層を知ることが重要です。場所、人口統計、ライフスタイル、嗜好などを考慮して、ターゲット市場を明確にし、顧客のニーズに応える商品を提供しましょう。

    場所の選定:成功するためには、人通りが多く、アクセスしやすい場所に喫茶店を開業することが大切です。また、競合他社の存在や、周辺環境も考慮することが重要です。

    メニューの開発:顧客のニーズに応えるように、美味しい飲み物や食べ物のメニューを開発することが重要です。また、定期的にメニューを更新し、季節やトレンドに合わせた新しいアイデアを取り入れることも重要です。

    スタッフの育成:顧客満足度を高めるために、経験豊富なスタッフを採用し、十分なトレーニングを行うことが重要です。また、スタッフのコミュニケーション能力を向上させ、親切で丁寧な接客を心がけることも大切です。

    マーケティング戦略の実行:顧客のニーズを満たし、競合他社と差別化するために、インターネットやSNSを活用したマーケティング戦略を実行することが重要です。また、地域のコミュニティに積極的に参加し、宣伝効果を高めることも大切です。

    これらのポイントを抑えながら、質の高い商品とサービスを提供し、顧客の信頼を得ることができれば、カフェ・喫茶店開業の成功につながるでしょう。

    今回は、カフェ開業を検討中の方々に「新規開業前に要チェック」すべき「成功のヒケツ」に関して8つの記事をピックアップして紹介します。

    カフェを開業するのに必要な厨房機器は?

    カフェを開業しようとすると様々な物が必要になります。
    これからカフェを開業しようとしている方、開業しようか検討されている方は、必要になる機械や設備を把握し、準備することから始めましょう。
    まずは、何を揃えたらいいかわからない、全部揃えたら金額はいくらくらいになるのか知りたい、さらに初期費用を抑えたい未来のカフェオーナーの方向けに、カフェの厨房機器はどういうものが良いのか、初期費用を抑えるための費用シミュレーションなどを踏まえて説明いたします。

    カフェ・喫茶店を開業するのに必要なものは?カフェ・喫茶店開業前厨房機器リスト

    カフェや喫茶店を開業する場合には、様々な物を用意しなければなりません。
    それぞれの機器にメーカーが複数存在するので、決めるのはとても時間がかかり大変な作業になるかもしれません。
    しかし、そこで悩んで決めた機器がそのお店の個性となり、お客様に美味しい一杯やくつろぎのひとときを提供します。
    一人ですべてを決めるのが大変な場合は、すぐに飲食店のプロに相談しましょう。

    カフェを開業し経営するために必要となる資格や申請は?

    資格、申請というとほとんどの方が苦手意識をもたれるのではないでしょうか?これからカフェを開業し経営しようと計画中のみなさんのために一つ一つの資格の注意点や申請方法をご紹介します。

    カフェを開業し経営するために必要となる資格や申請は?

    また、カフェを開業する際に、営業許可証を取得するためには、「調理師」、「栄養士」、「食品衛生責任者」などいずれかの資格が必要になりますが、「食品衛生責任者」がもっとも簡単に取得できます。

    食品衛生責任者は、カフェ開業には必要になる資格です。
    1日で取得できる資格ではありますが、東京都や大阪など人口の多い地域では1~3ヶ月先の予約が埋まっている場合がある為、早めに予約しましょう。

    食品衛生責任者の取得方法を解説!飲食店開業に向けた重要な資格!

    また、出店へのハードルが低いカフェや喫茶店。一方で客単価は低く競合店も多いため、しっかりコンセプトを練って開業が必要です。カフェや喫茶店を開業するにはどんな資格・申請が必要で、資金はどれくらい用意すればよいのか。コンセプトやメニュー設計など、どんな店づくりをすることが成功への近道なのかを紹介します。

    【人気の記事】カフェ&喫茶店開業に必要な基礎知識~資金や資格から必要な準備、店づくりのポイントまで紹介~
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    他の飲食店より参入しやすいカフェや喫茶店ですが、経営を成功させるには明確なコンセプトづくりと集客のための積極的な宣伝活動は欠かせません。メリットやデメリットを考慮しながら、ぜひ自身に合った開業方法を検討しましょう。

    せっかく開業するなら繁盛店にしたい!注意点とポイントとは?

    食後に楽しめるスイーツやカフェメニューがあれば、売上アップにもつながる可能性が高くなります。カフェメニューを充実させて売上アップやSNSで情報が拡散されるなど、効果を出している事例を紹介します。

    【人気の記事】【事例】カフェメニューでプラスの売上づくり!SNSでの拡散で認知度もアップ
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    また、昨今「昭和レトロ」が注目を集めブームになっています。アイスクリームと真っ赤なチェリーをのせた「クリームソーダ」などのドリンクや食事メニュー、スイーツを充実させ、幅広い年齢層を獲得している、東京・千歳船橋にあるレトロな喫茶店「喫茶パオーン」の事例をご紹介します。

    【人気の記事】懐かしさと新しさが融合し、幅広い客層をつかむ喫茶店とは
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    いざ開業したなら、カフェにとって「何度も足を運んでもらうこと」がファン作りの近道です。ユーザーにとって「通いたい店」にしていくために、あえて、年間500件の閉店サポートをしてきた男が教える注意点とポイントもチェックしておきましょう。

    カフェ・喫茶店の年間500件の閉店サポートをしてきた男が教える注意点とポイント

    例えば、カフェ業態で1~2人で営業することを前提にすれば、「目標月商は100万円」と言われており、売上アップを狙うにはスイーツやカフェメニューの充実が不可欠です。食事を提供する店であれば、スイーツとセットにできるメニューを提案すれば、売上アップにつながる可能性が高いので、ぜひ検討してみましょう。

    意外と盲点が多い!?フランチャイズ展開について詳しく知っておこう

    成功すればチャンスも大きいフランチャイズ(FC)ビジネス。自店をFC化させたいと思う経営者も少なくないはずです。しかし、利益が出やすいビジネスでないと成立しないなど、FC化にはさまざまな危険がありますので、注意すべき点をご紹介します。

    【人気の記事】フランチャイズは危険がいっぱい
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    本部に資産処分権も人事権もないビジネスが、フランチャイズ(FC)ビジネスです。記事内では難しい用語も出て気ますが、フランチャイズ展開を考えている方は、しっかり理解したうえで行うかどうかの判断をしてください。

    とめ

    いかがでしたでしょうか。
    カフェを開業するには様々な対応が必要になりますので、抜け漏れが無いよう、事前にチェックをして準備をしていきましょう。
    また、法改正により、必要な届け出や書類、提出先が変更する可能性もありますので、随時チェックをするようにしましょう。

    テンポスドットコムでは、様々な視点からカフェ・喫茶店の開業成功を全力で応援します。
    自分のお店の業態に合わせて必要なものは何があるのか、詳細を確認することができますので是非ご覧ください!

    カフェ開業支援の詳細を知る

  • 居酒屋を開業するには?開業までの手順とかかる費用をご紹介!

    居酒屋を開業するには?開業までの手順とかかる費用をご紹介!

    数ある飲食店のジャンルの中で居酒屋は、深夜営業やアルコール類を提供するといった特徴があります。
    居酒屋は、毎年多くの方が開業をしているため、競合が多いジャンルの1つです。

    そのため、コンセプトなどにこだわらず、安易に開業をすると他店との違いを見いだせず、売上を上げることが難しくなってしまいます。

    そんな人気ジャンルの居酒屋を開業する際には、正しい手順に沿ってしっかりと前準備をしていく必要があります。今回は、居酒屋を開業するまでの手順やかかる費用をご紹介いたします。
    実際に居酒屋を開業する際、少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

    居酒屋を開業するための手順

    まず始めに居酒屋を開業する際の大まかな手順についてご紹介いたします。
    10の手順に沿って開業前の準備を行なっていきましょう
    手順の詳細については、下記もご覧ください。

    テンポスドットコム  居酒屋開業マップ

    1. コンセプトを決める

    まず初めに大まかなコンセプトを決めていく必要があります。
    コンセプトの決定は、オープン1年前~半年前から行なっていきます。
    居酒屋業態は、飲食店のジャンルの中でもコンセプトの多様性は群を抜いています。

    立ったままお酒を楽しむ「立ち飲み」、値段が安く気軽に楽しめる「大衆酒場」、おしゃれな料理やお酒が楽しめる「創作居酒屋」、人の目を気にせず楽しめる「個室居酒屋」、お化け屋敷や牢獄を体現できる「テーマ系居酒屋」、各地方の郷土料理や地酒が楽しめる「ご当地居酒屋」、モダンな中に昭和の雰囲気を残した「ネオ居酒屋」などなど…、さまざまなコンセプトの居酒屋があります。

    そんなライバルだらけの業態で生き残っていくためには、揺るがない独自性のあるコンセプトが必要です。
    お店のイメージを形にする一貫した基本的な考えや方向性(コンセプト)を持つことが大切です。

    この「どんなお店にしたいのか」という軸がしっかりしていないと、オープン前もオープンしてからも迷走してしまいます。

    コンセプトが定まっていないと結果としてちぐはぐなお店となってしまい、お客様に価値を十分に伝えられず、失敗することになりかねません。

    誰でもどんなお店かすぐにイメージできる、分かりやすい言葉にすることが大切です。
    他店との明確な差別化ができていると来店動機に繫がります。

    飲食店におけるコンセプトは、「Why(なぜ)」「When(いつ)」「Where(どこで)」「Who(だれが)」「Whom(だれに)」「What(なにを)」「Which(どれを)」の7Wと「How(どのように)」「How much(いくらで)」の2Hから成る「7W2H」の観点から考えられます。

    ブレない確固としたコンセプトを作り上げましょう。

    2. 事業計画

    「どんなお店にしたいのか(コンセプト)」が固まったら、次に事業計画書を作成します。
    事業計画は具体的なコンセプトを決定する工程のひとつです。
    事業計画書の作成もオープン1年~半年前から行なっていきます。

    事業計画書は、金融機関から融資を受けるために提出する重要な書類となるため、じっくり進めていく必要があります。
    ただ、自己資金だけで開業する場合でも、事業計画書は必ず作成するようにしてください。

    事業計画では、お店のコンセプトや商圏の市場調査、開業にかかる費用、開業時の資金調達、開業後の売上見込みの算出、資金が不足しそうな時に削る箇所などを考えていきます。

    事業計画書の内容はコンセプトと、お店の立地を考えあわせることで具体的に決まります。
    商圏調査などのマーケティングによって浮かび上がる客層と、お店のイメージが合致するかどうかがわかってきます。

    損益分岐を把握しているか、資金が不足しそうな時にはどこを削るのか、あるいは借り入れを増やすのか。あらゆる条件を視野に入れ作り込んでいくことが大切です。

    運営資金を融資してもらう際にも開業計画は重要な役割を担いますので、第三者が見ても理解できるように作成しましょう。

    3. 資金調達

    資金調達は、オープン半年前から行なっていきます。
    居酒屋開業には、約700万〜1,200万円ほどの資金が必要です。
    一般的に開業してから軌道に乗り始めるまでには半年以上かかると言われています。

    日本政策金融公庫発表の資料によると、約6割の企業が飲食店を開業してから事業が軌道に乗るまで6ヶ月かかり、残り4割が6ヶ月以上の期間を要しています。そのため、最低6ヶ月分は運転資金を予測して準備しておく必要があります。

    重要なのは、開業資金はできるだけ抑えて、運転資金を多く残すことです。
    運転資金があれば、店を残し打開策を打つことができます。
    これだけはしっかりと念頭に置いておいてください。

    4. 物件を探す

    物件探しもオープン半年前から行っていきます。

    「どんなお店にしたいのか(コンセプト)」や事業計画書と実物件の乖離を防ぐためには、事前の商圏調査をしっかりと行いましょう。

    理想とする優良物件をいち早く紹介して貰うためには、事業計画書作成前の早い段階から不動産業者に足を運び、良好な関係や人脈を作ることが、成功のための第一歩となります。

    ただし、あくまで事業計画作成前においては、不動産会社との関係性を築き、エリア賃料相場観等の情報収集のみに努めるべきです。
    むやみやたらに物件を勧められないよう注意してください。

    月商の目標は家賃の7~10倍程度が適正ですので、事業計画で設定した目標月商の1/10以内の物件を選ぶようにしましょう。

    5. 内外装工事

    内外装工事は、オープン3か月前から行なっていきます。
    内外装を決めていくうえでも、やはり重要となるのが「どんなお店にしたいのか(コンセプト)」です。

    「どんなお店にしたいのか」を実現できる業者を選ぶことが大切です。
    内装工事業者は、飲食店の施工を中心に請け負っている業者を選ぶことがトラブル回避につながります。

    内装工事にかかる期間は、一般的には着工してから2週間~2か月ほどですが、物件の規模や状態によってはより多くの時間を要する場合もあります。

    中には、日中の工事に制限があり、夜間にしか工事ができない建物もあるため注意してください。

    6. 機器・什器・備品

    機器・什器・備品の購入もオープン3か月前から行なっていきます。
    毎年多くの飲食店が開業する中で、同様に多くの飲食店が廃業もしています。

    テンポスでは、買い取らせていただいた品々の修理やメンテナンスを行い、リサイクル販売しています。
    厨房・什器を選び、配置する際には、レイアウトがとても重要となってきます。

    特に厨房レイアウトは後での変更が難しい場合もあるため、作業効率が良く生産性の高いレイアウトをしっかりシミュレーションして決めるようにしてください。

    工事引き渡し時には設備の取扱説明や工事内容を確認します。
    水廻り設備、空調・厨房機器の動作、照明スイッチなど、設備関係は必ずチェックしてください。

    7. 資格・許認可

    各種届出や手続きは、オープン2か月前から行なっていきます。

    飲食店を開く際には保健所、消防署、税務署などへ届け出なければなりません。事前に計画を立てておくことがスムーズに開業するためのポイントとなります。

    手続きに抜けがないように、保健所や消防署、内装工事業者など関係各所に前もって相談して進めるようにしましょう。

    また、調理師免許や栄養士免許を持っていない場合は、「食品衛生責任者」の資格取得が必要です。
    資格・許認可は、自治体によって多少違う場合がありますので、物件探しと同時に確認しておくと良いでしょう。

    資格は、講習日がひと月に1回であったり、予約が1か月以上先までとれない場合もありますので、早めに取得するようにしましょう。

    8. 集客・販促

    集客や販促もオープン2か月前から行なっていきます。
    内外装工事など、開業に向けた準備が進んできたら集客・販促に必要なツールの準備も進めていきましょう。

    具体的には、「ホームページ」、「Googleビジネスプロフィール(GBP)」、「SNS」、「メニュー表」、「チラシやショップカードなどの販促物」などです。

    集客につながる施策の展開は非常に重要です。
    例え立地が良くても、集客施策を行なわなければ、来店いただける保証はありません。

    お店に足を運んでもらうための集客導線を多く作り、「忘れられないお店作り」を意識しましょう。
    販促ツールを使う目的は、ターゲット層に来店してもらうことです。

    「居酒屋に行きたい!」と思っているお客様へ効果的に働きかけるツールを選定する必要があります。
    準備のタイミングは開業前がベストです。お店の宣伝に事前に成功していれば、開業と同時にスタートダッシュをかけられます。

    開業時が最も注目を集めやすいタイミングとなりますので、この機会を逃さず、集客を仕掛けていきましょう。

    9. スタッフ募集・研修

    スタッフ募集や研修は、オープン1か月前から行なっていきます。
    アルバイトや従業員の募集は思ったよりも難しいのが現状です。

    有名チェーン店やその他業種との間で人の取り合いになりますので、募集方法についてしっかりと考え、対策をとっておく必要があります。

    オープン1か月前になったら求人を始めましょう。早すぎて空き時間が長いと辞退されてしまう可能性があり、オープン直前だと研修やトレーニングが間に合いません

    なかなか応募がなかったり、採用が決まらない場合は、20日前、10日前と追加で募集をかけましょう。

    ※正社員を採用するときは、在職中の申込の場合もあります。その際、退職時期の調整期間が発生するため、3か月前くらいを目安に募集を開始し、求人広告上にも勤務開始日を書いておくようにしましょう。

    複数店舗がある場合は、採用時期を早めて既存店での研修を行うことも可能です。

    10. オープン

    オープンからが本番です。
    店舗開業はようやくスタート地点に立っただけに過ぎません。

    これから自分の店を繁盛店にしていくために、そしてますます発展していけるように、試行錯誤の道が待っています。

    特にスタートアップ直後の経営者は代わりがいませんので、無茶をしすぎて体や心を壊さないように気を付けながら、運営を進めていきましょう。

    【人気の記事】2023年、外食は本格的に回復へ。「コスパ」や「お得感」がカギ~2022年外食の振り返りと2023年の展望~
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    居酒屋開業にかかる費用

    次に、約700万円〜1,200万円程かかると言われている居酒屋の開業費用についてご紹介いたします。それぞれ要点を把握することで、開業費用を抑えることも可能です。

    開業費用の内訳

    物件取得費・テナント賃借費

    物件を取得する際にかかる費用のことです。
    家賃、保証金(敷金)、礼金、仲介手数料などがかかります。

    こちらは「開業費用の約20%」と言われています。
    物件には、スケルトンと居抜きの2パターンがあります。

    スケルトンの場合、店舗内の内装が何もないコンクリート打ちっぱなしの状態のため、費用はかかるものの、イチから自分の思い通りの内外装にカスタマイズすることができます

    居抜きは、前テナントが使用していた内装や厨房機器、家具などが残っている状態のため、造作譲渡代はかかるものの、スケルトンよりはトータルのコストと時間を抑えて開業可能です

    ただ、自分のやりたい業種と前テナントが大きく異なる場合、内外装工事や厨房機器の買い替えなどが必要になります。
    費用を抑えたい場合は、自分のやりたい業種にあった居抜き物件を選択するのが主流です。

    物件についてのお問い合わせはこちら

    内外装工事費

    店舗の天井や壁面、床の塗装やクロス貼りなどの工事にかかる費用のことです。
    「開業費用の約40%」と言われています。
    こちらも自分のやりたい業種にあった居抜き物件を選択することで費用を抑えることができます。

    内外装工事についてのお問い合わせはこちら

    機械・什器・設備費

    シンクや冷凍冷蔵庫、作業台などの厨房機器、イスやテーブルなどの家具、食器にかかる費用のことです。
    こちらは「開業費用の約20%」と言われています。

    費用を抑えたい場合は、中古品の導入をおすすめしています。
    開業後の運転資金へ回すために開業費用はなるべく抑えることが大切です。

    特に近年では、SDGsの観点からも新品ではなく中古品を導入される方もいらっしゃいます。
    こだわりがない場合は、一度中古品も検討してみましょう。

    また、条件によっては開業後に補助金や助成金を活用して新品に買い替えることも可能なため、まずは開業時の費用を抑えることを考えましょう。

    厨房機器等についてのお問い合わせはこちら

    運転資金

    人件費や広告宣伝費、水道光熱費などにかかる費用のことです。
    「開業費用の約20%」と言われています。
    費用を抑えたい場合は、ランニングコストの見直しが大切です。

    水道光熱費は安い電気会社やガス会社に切り替える、人件費はシフトや給料などの見直しを行うなど、お店を運営するうえで毎月かかってくるランニングコストの削減について見直しましょう。

    運転資金のお問い合わせについてはこちら

    資金の調達の内訳

    日本政策金融公庫総合研究所の「新規開業実態調査」のデータによると、開業資金調達総額に占める自己資金の割合は24%となっています。

    自己資金以外の開業資金の調達額は下記の通りです。
    金融機関等:803万円(68%)
    自己資金:282万円(24%)
    親族:46万円(4%)
    その他:45万円(4%)
    参考:創業の手引

    概算

    スケルトン / 10坪 / 目安席数10~16席

    ①物件取得費:約2,000,000円
    ②内外装工事費:約7,050,000円
    ③家具:約423,400円(新品)/約317,600円(中古品)
    ④厨房機器:約1,693,000円(新品)/約1,269,800円(中古品)
    ⑤調理道具:約639,400円(新品)/約479,600円(中古品)
    ⑥食器/グラス:約523,400円(新品)/約258,000円(中古品)
    ◎総合計:約12,329,200円(新品)/約11,375,000円(中古品)

    スケルトン / 20坪 / 目安席数30~36席

    ①物件取得費:約3,800,000円
    ②内外装工事費:約9,420,000円
    ③家具:約672,400円(新品)/約504,300円(中古品)
    ④厨房機器:約2,032,000円(新品)/約1,524,000円(中古品)
    ⑤調理道具:約804,700円(新品)/約603,500円(中古品)
    ⑥食器/グラス:約785,100円(新品)/約483,100円(中古品)
    ◎総合計:約17,514,200円(新品)/約16,334,900円(中古品)

    居抜き / 10坪 / 目安席数10~16席

    ①物件取得費:約3,000,000円
    ②内外装工事費:約2,468,000円
    ③家具:約423,400円(新品)/約317,600円(中古品)
    ④厨房機器:約507,900円(新品)/約355,500円(中古品)
    ⑤調理道具:約639,400円(新品)/約479,600円(中古品)
    ⑥食器/グラス:約523,400円(新品)/約258,000円(中古品)
    ◎総合計:約7,562,100円(新品)/約6,878,700円(中古品)

    居抜き / 20坪 / 目安席数30~36席

    ①物件取得費:約4,800,000円
    ②内外装工事費:約3,297,000円
    ③家具:約672,400円(新品)/約504,300円(中古品)
    ④厨房機器:約609,600円(新品)/約426,700円(中古品)
    ⑤調理道具:約804,700円(新品)/約603,500円(中古品)
    ⑥食器/グラス:約785,100円(新品)/約483,100円(中古品)
    ◎総合計:約10,968,800円(新品)/約10,114,600円(中古品)

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    以上が居酒屋を開業するまでの手順と、かかる費用についてでした。

    重要なことなので改めてお伝えしておきたいのは、「どんなお店にしたいのか(コンセプト)」と「開業費用」についてオープン前からしっかりと考えることが大切です。

    コンセプトや開業費用を明確にしておかないとオープン後にトラブルが起きてしまいます。

    テンポスでは、物件探しや内装業者の紹介、厨房機器の提案など開業を目指している方向けに総合サポートを行なっております。

    開業に向けて不安がある方、相談したい方はぜひ下記よりお気軽にお問合せください!

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  • 【ラーメン店・大島】「自分の感覚が絶対!」北海道・札幌の名店「すみれ」から「のれん分け」後の失敗できないプレッシャーとは?

    【ラーメン店・大島】「自分の感覚が絶対!」北海道・札幌の名店「すみれ」から「のれん分け」後の失敗できないプレッシャーとは?

    東京都・都営新宿線 船堀駅から徒歩8分の立地にある、ラーメン店「大島」はオープンからすぐに人気店となった。店主は、北海道・札幌にある味噌ラーメンの名店「すみれ」で12年の修業を積んだ大島剛史さん。2人目の「のれん分け」となったが、そこには想像を絶するプレッシャーが・・・。

    開業までの経緯

    北海道・札幌にある味噌ラーメンの名店「すみれ」で働いていた当時は10年の修行と考えていましたが、結果的に12年の修行を積み「ひとりでも多くの人に本場の札幌ラーメンを食べてもらいたい」という思いから独立。修行先からの暖簾分けを受け、2013年5月に江戸川区船堀に「大島」を開業されました。

    当初は、札幌での開業を考えていましたが、すでに先輩方が札幌の各区にお店を構えられていて「区が埋まっているな。どうしようかな。」と思っていました。

    ちょうどその頃、東京に住んでいた妹が札幌に帰省し、「なんで札幌にこだわっているの?」と言われてから考えが変わるようになり、関東での開業も視野に入れて考えるようになりました。

    しかし、関東へは、出張などで行ったことはあっても土地勘が全くなく、勘違いから始まっているのですが、「東京=江戸」のイメージがあり、「東京都の中心は江戸川区」と思っていたので、中心部で開業したいという気持ちからざっくばらんに「江戸川区」に決めたのですが、後から調べると東京の端にあったことを知りました。(笑)

    他の区の物件も見ましたが、たまたま妹が江戸川区船堀に住んでいたというのもありますが、自分の中では「江戸川区」がなぜか落ち着いたのです。

    妹宅に泊めてもらい物件を探し始めたのですが、江戸川区船堀の地が、なぜか札幌の空気感と同じものに感じ、いいなと思った物件は募集していなかったのですが、とりあえず連絡をしてみたら、なんと1ヶ月後に空くとのことで、縁を感じてこの地に開業しました。

    当初は、北海道でオープン予定だったが、修行中にいろいろなラーメン店を回っているうちに、「関東でやってみたい。」という気持ちが強くなり、結果的に「すみれ」からの独立としては初の東京進出となった。

    「開業に関しては悩むことが多いですが、最終的には縁でしょうか。」と大島さんは当時を思い出します。

    そして、北海道・札幌にある味噌ラーメンの名店「すみれ」で12年ほどの修業を積んだ後、最終的に東京都・都営新宿線 船堀駅から徒歩8分の立地にオープン。新店ながら「知る人ぞ知る」人気店になったのです。

    「大島」一番人気の看板メニュー「味噌らーめん」950円(税込)

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    苦労したこと、失敗したこと、それらを乗り越えたエピソード

    「すみれ」の最初の暖簾分けは札幌にある「麺屋 彩未」さんなのですが、それから12年後に2店目の暖簾分けということもあり、正直「失敗できない。」というプレッシャーが半端なかったです。

    実は「すみれ」で働く際に、面接担当でもあった「麺屋 彩未」の奥さんとは、「すみれ」で3ヶ月位しか一緒に働いていませんが、今では「北海度でもNo.1クラス」のお店。振り返ると「力の差」をものすごく感じましたし、「カリスマ性」と「飛びぬけた実力」を持たれた方だったので、正直、比べられるのが怖くて、同じ札幌でお店を出したくないという気持ちがあったかもしれないですね。今は、麺屋 彩未の奥さんを目標に頑張れているので、本当にいつも感謝しています。

    また、周りからは「もっと都内や駅近で開業しろ。」と言われ続けましたので、最初は「お客様の客足は弱いかな。」と思っていましたが、「最初は暇でも将来的には伸びる」という腕に自信があったので「挑戦」を決意し、迷った結果、縁を感じ江戸川区に開業し、おかげさまでオープンから多くのお客様にお越しいただいています。

    振り返ると、苦労したというより、楽しくやらせていただいたという記憶の方が強いですが、苦労したことといったら、他店の方も同じかと思いますが「コロナ」だと思います。

    オープンから6年くらいは伸び続けましたが、やっぱりコロナで1回下がりました。そこで、同じ「すみれ」から独立した仲間に聞いたら、「テイクアウトを始めた。」とのことだったので、自分のお店でも始めたら、結果的に成功。「コロナ」がきっかけで、お店の幅を広げてくれたのは間違いないです。

    こういったピンチの際に、「口だけで言う人」と「口だけでなく行動に移し動く人」では、大きな違いが出ましたので、「動くことの重要さ・大切さ」を改めて教えられました。「コロナ」がなかったら、「テイクアウト」はやっていなかったでしょうし、以前はオファーを断っていたネット販売も、これを機に考えを改めて始めた結果、うまくいきました。

    「コロナ」が考え方を改めさせてくれたのは間違いなく、今となってはすごく「ポジティブ」に感じます。

    カウンター8席、テーブル8席のため、行列が絶えない日が続いている。

    開業してみてはじめてわかったこと

    開業した江戸川区周辺では、「すみれ」のカップラーメンは食べたことがあっても、「札幌味噌ラーメン」ないし「すみれ」の味を食べたことがある方がほとんどいないことが分かりました。

    最初は、今の味よりも多少ライトにした東京仕様にしていましたが、開業後に「すみれ」の社長と会う機会があり、「全国からお店に来させないとだめだぞ。」と言われ、そう考えると当時の味ではそれは無理だと感じました。

    また、自分は、勉強のため北海道から九州まで食べ歩くのですが、有名店は「独自の特徴」を持っていることに気付きました。

    こういったことから、社長の言葉が改めて心に響き、今の味にしました。「社長の言葉」って大きいですね。

    「ラードが浮いてニンニクと生姜が効いた、ほんのり甘く香ばしい白味噌ベースの高濃度スープ」が特徴なので、社長から「追加でライスの注文が入ったら勝ちだぞ。」とも言われています。(笑)

    「売れるラーメン屋」と「うまいラーメン屋」は違うと思っています。「うまくても売れないお店」はたくさんあります。そこには「中毒性」や「特徴」を持たせないと、お客様にはまらない時代になったと常に感じるようにしています。

    ラードが浮いてニンニクと生姜が効いた、ほんのり甘く香ばしい「唯一無二」白味噌ベースの高濃度スープが特徴。

    テンポスとのかかわり

    予算がそれほどなかったなか、たまたま外部の設計士の方が、テンポスの森田さんを紹介してくれたのがきっかけです。

    実際に施工を依頼し、今でも森田さんとは修理依頼などで連絡を取っています。依頼したら手抜きをしないし、きっちり対応をしてくれるので信頼が高いですね。

    また、厨房機器・用品もテンポスでしか買わないので、足りなくなったら1年に3回くらいのペースで新宿店、たまに幕張店に行っていますので、これからも良い商品を安く提供してもらえると嬉しいかな。

    今後の展望・開業する方へのメッセージ

    「店舗展開をしないの?」とよく言われますが、正直する気はなく、船堀のお店だけを守って集中していきたいです。

    店舗展開をすると、味が違ってくるし、格も落ちてしまう。「カップラーメン」だったら同じ味になるけど、実店舗では簡単にはいかないです。「すみれ」系の作り方はブレが半端ないので怖いのが正直なところ。

    開業する方へのメッセージとしては、「食べ歩くことの大切さ」です。自分は他の人より絶対的に食べ歩いていると思う。店をやりながら毎週2・3軒は行きますよ。自分のお店を持つ前・持った後関わらず、自信につながり「自分の立ち位置」が分かり確認できるんです。

    有名になっても、他店の味を見ることで、自分のお店の味をキープさせるだけではなく、「ここはうちより負けているな、勝っているな」と分かりますし、時代の流れにも乗り遅れないためにも重要です。

    個人的な見解なので正解はないと思いますが、ぜひ開業を考えている方は実行してほしいです。

    そして最後に言いたいことは「メンタルのブレのなさ」。お客様の声を気にしすぎて「ブレ」が発生することが多い。人生もそうですが、自分の弟子にも「最後はメンタルだぞ。」とはよく言い聞かせています。メンタルがしっかりしている人は、やっぱり普通の人とは違う。メンタル強化のためにも「食べ歩き」は大事です!

    他店の味を見ることで多少の批判があっても「自分は間違っていない。」と自信が持てる。お客様の批判の声があっても、「自分の感覚が絶対」だと思います。自分を信じていきましょう!

    とめ

    北海道・札幌にある味噌ラーメンの名店「すみれ」で12年ほどの修業を積んだ後、偉大な先輩が最初の暖簾分けをしてから12年後、2店目の暖簾分けということもあり、正直「失敗できない。」というプレッシャーが半端なかったという言葉の重みを感じました。

    開業して人気店となった今でも、食べ歩きを続け、努力を惜しまない大島さん。「賞賛8割・批判2割でいいと思います。」「10割賞賛がある味って逆に特徴がないんじゃない?」という言葉が印象的で、常に自分の立ち位置を確認される「プロ意識」を感じました。

    テンポスドットコムでは、様々な視点からラーメン店の開業成功を全力で応援します。

    自分のお店の業態に合わせて必要なものは何があるのか、詳細を確認することができますので是非ご覧ください!

     ラーメン店開業支援の詳細を知る

    開業に関するお問い合わせはこちら

    #取材協力
    店名:大島
    店主:大島剛史氏
    住所:東京都江戸川区船堀6-7-13
    TEL:03-3680-2601

  • 電気料金を見直して経費削減!安定経営に向けてランニングコストの抑制を!

    電気料金を見直して経費削減!安定経営に向けてランニングコストの抑制を!

    飲食店を安定的に経営していくには、「経費を抑えて、売上を上げる」ことが大切です。
    ひとえに経費といっても勘定ごとに細かく分類されていて、大きく4つに分けられます。

    1.経営の柱とも言える社員・スタッフにかかる人件費
    2.料理にかかる食材費、
    3.土地にかかる不動産費
    4.光熱費や運営資金にかかる費用

    の4つです。今回の記事では、見直しを図ることで簡単に大幅な費用削減に繋がる「光熱費」についてご紹介します。

    光熱費の中でも一番料金が高くなりやすいのは「電気料金」。この電気料金の仕組みを紹介するとともに、節約ノウハウについてもお話していきます。

    電力の自由化って?

    「電力が自由化された」と、いろいろなメディアで目にすることがあると思いますが、具体的にはどのようなことが起きているのでしょうか。

    1990年代以降、段階的に改定されていた電力の自由化ですが、元々は大手電力会社によって独占されていた電力事業への自由参入を認める制度が改革され、2016年4月に電力の小売事業が全面的に自由化されました。

    それまでは、東京電力などエリアごとに決められた大手電力会社としか契約することができませんでしたが、電力自由化に伴い家庭や商店も含むすべての消費者が、電力会社や料金メニューを自由に選択できるようになりました。

    ライフスタイルや環境に合わせて電力会社を選択できるため、新規開業時に最初から経費を抑えた営業が可能になります。また、電力会社を変えてみたものの「思ったより電気料金が高いな」と感じた場合にも、簡単に変更できるようになりました。

    電気料金の仕組みって?


    電気料金は大きく3つに分類されていて、その合計が請求されるという仕組みになっています。

    ①基本料金

    基本料金とは電気の使用有無にかかわらず、毎月支払う料金のことで、電気を契約すること自体に発生している費用になります。

    電力会社によっては基本料金がなく、最低料金を設定しているところもあります。
    基本料金は契約アンペア(A)や地域によって差があります。

    提供する料理数や種類、店舗の大きさをはじめ、エアコンの設置台数や厨房機器から発生する熱量、さらに客席数や業態など、さまざまな環境・要因によって必要な電気量は大きく異なってきます。

    アンペア(A)によって料金は変わるので、契約した物件が何アンペア(A)になるのか確認をしましょう。
    また、せっかく最新の厨房設備を入れたのに「使えない!」ということにならないよう、事前に大家さんに契約アンペア(A)の確認を入れておきましょう。

    ②電力量料金

    電力量料金は、使用した電力量に応じて発生する料金です。電気をたくさん使えば、その分電力量料金が上がり、請求額は高くなります。

    飲食店では店内環境の維持や調理など、どうしても一定期間電気を使い続けるため、料金が高くなることが想定されます。
    では、どのように電力量料金は設定されているのでしょうか。
    以下が計算式になります。

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    電力量料金=1kWhあたりの単価 × 使用電力量(kWh)
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    基本の単位を「1kWh」として単価が設定され、この単価に使用した電力量(kWh)をかけて計算されます。

    1kWhあたりの単価については電力会社によって異なりますが、電力を使えば使うほど単価が高くなるシンプルな構成になっています。これは「三段階料金」と呼ばれ、段階を踏んで高くなっていく仕組みです。

    多くの電力会社がこの「三段階料金」で設定していますが、近年では三段階料金以外にも、電力量料金の単価が一律のプランも出てきました。

    そのため、店内環境に合わせてプランを見直すことが重要になってきます。
    また、電力量料金の中には「燃料費調整額」という変動型の料金も含まれます。

    これは3ヵ月間の貿易統計における原油価格や液化天然ガス価格などから算出されています。調整額という名称通り、平均の燃料価格になるので毎月変動するのが特徴です。

    近年、燃料高騰が話題になっていますが、電力需要の増加により液化天然ガスの需要も増え、その結果価格が高騰していることが要因のひとつになっています。

    再生可能エネルギー発電促進賦課金

    再生可能エネルギー発電促進賦課金は、再生可能エネルギー(太陽光発電や風力発電など)を促進する仕組みである固定価格買取制度を維持するために、電気を使う全員から徴収しています。

    再生可能エネルギーで発電した電気は、国が定めた「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」によって電力会社が買い取ったうえで、各企業や家庭へ供給されています。利用者は、賦課金という形で電気料金と併せて支払う、という流れになっています。

    これらは国の制度として定められているので、電力会社を切り替えても減額ができない仕組みになっています。

    電気料金を削減するには?

    飲食店で電気料金を削減するには何をしたらいいのでしょうか。
    まずは身近なところから地道に節電していくことがやはり大切になってきます。

    ・厨房機器を省エネ製品に切り替える
     年式によっては電力量が増えている可能性があります。

    ・LED電球に切り替える
     白熱電球の20%程度の省エネ効果が期待できます。

    こまめに電気を切る
     社員、スタッフ一人ひとりの心がけが大切!

    記載した節約方法はごく一部の事例です。できる取り組みから細かく始めることで、経費削減に繋がります!
    そしてもうひとつ大切なのが、明細を確認し契約プランが適正なのか都度見直すことです。

    テンポスフードプレイスでは電力料金の仕組みで紹介した「②電力量料金」を軽減できる提携先を紹介しています。新規で開業予定のオーナー様、すでに開業されていて固定費削減を検討中のオーナー様。

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  • 飲食店における火災の原因は?対策や保険もご紹介

    飲食店における火災の原因は?対策や保険もご紹介

    水漏れや盗難、食中毒など、飲食店を経営する際には、さまざまなリスクを想定しなければなりません。このリスクのひとつに「火災」があります。ニュースに取り上げられることも多く、被害の大きさによって長い期間の休業、最悪の場合は閉店を余儀なくされるケースも少なくありません。

    そのため、いざというときのためにも保険に加入することが大切です。
    今回は、飲食店において火災が発生する原因や対策、いざというときのために加入すべき保険などについて詳しく紹介していきます。

    飲食店における火災のリスク

    火災件数

    総務省消防庁が発表している令和4年版消防白書の「建物火災の火元建物用途別の損害状況」を見ると令和3年の出火件数は19,549件で、そのうち飲食店の件数は453件でした。

    全体の出火件数に対する飲食店の割合はそこまで多くありませんが、損害額は14億3百万円と言われております。
    令和元年は出火件数が531件だったため、出火件数自体は減っているものの損害額は11億6千9百万円だったため、損害額は増えている状況です。

    参照:総務省消防庁 令和4年版消防白書

    火災の原因

    東京消防庁の調査によると、平成24年〜28年の飲食店の出火原因割合は「放置する・忘れる」が30%も占めています
    次点で「電気機器の接触部加熱」と「火のついた油等が吸いこまれる」がそれぞれ8%という結果になっています。

    調理中に火をかけたままその場を離れた結果、火災に至るというケースが多く、個人個人の火災への意識を高めたり、対策を講じることで件数を減らすことができます。

    参照:東京消防庁 飲食店の厨房設備等に係る火災予防対策ガイドライン

    発生事例

    ここまで、火災の件数や損害額、原因についてお伝えしましたが、次は実際に飲食店で発生した火災の事例を2つ取り上げていきます。

    ①飲食店の厨房から出火し2名の負傷者が発生した火災

    従業員が食用油を入れた両手鍋を大型ガスレンジで火にかけ、揚げ物を作り終えた後に火を消し忘れたことにより、油が過熱され出火しました。

    飲食店は、限られた人員で幅広く仕事をこなすことが多いため、加熱していることを失念してしまう場合があります

    防火管理者や店長は従業員に対して、火気の使用中はその場を離れないよう日頃から指導することで出火防止に繋がります。

    ②焼肉店から出火した火災

    利用客が下引ダクトの無煙ガスロースターで肉を調理していたところ、ダクトに火のついた油が吸い込まれ、ダクト内に堆積していた油かすに着火し出火しました。

    従業員は、普段の営業時より店内の煙が多いことに気付き、屋外に出て排気口を確認したところ、大量の煙が発生しているのを発見しました。
    ダクト内には防火ダンパーが設置されておりますが、周囲に油脂等が付着し、完全に閉鎖されていない状態でした。

    防火ダンパーは、火災が発生した場合にダクト内の延焼を防止する役割があることから、日常的に点検や清掃を実施するとともに、ダクト内の定期的な洗浄を実施することが大切です。

    参照:東京消防庁 令和4年版 火災の実態

    火災事故への対策

    次に火災を未然に防ぐポイントを紹介していきます。

    ①防火への意識を高める

    火災が発生する原因の30%が「放置する・忘れる」のため、意識次第で火災を未然に防ぐことができます。

    近年は、営業時間の長期化に伴った人材不足による長時間労働やワンオペ、また新しいアルバイトの増加などにより防火への意識が薄れています。

    出火原因や火災が発生した際の行動をまとめたシートを作り、見やすい場所に掲示したり、店長や店舗責任者が日頃から指導することで防火への意識を高めることが大切です。

    ②排気ダクト等の点検・清掃をする

    排気ダクトの維持管理を徹底していない場合、内部に大量の油脂等が堆積し、延焼ルートになる恐れがあります。

    天蓋やグリス除去装置など外観から確認できる部分は日常的に、外観から確認が難しい部分は概ね1年ごとの点検が大切と言われています。

    また、点検するだけでなく店舗の実態に応じて清掃することが大切です。
    清掃した方がよい箇所に関しては、以下の火災予防対策ガイドラインに記載されていますので一度確認してみてください。

    参照:東京消防庁 飲食店の厨房設備等に係る火災予防対策ガイドライン

    火災の可能性は0にならない。だから火災保険

    防火への意識を高めたり、排気ダクト等の点検・清掃を行なうことで火災を未然に防ぐことができますが、火災の可能性を0にすることはできません。

    そのため、万が一に備えて保険に加入しておくことが大切です。
    火災に対応している保険としては、その名の通り「火災保険」があります。

    火を使わない飲食店であっても、複数の飲食店が入っているビルなどで営業している場合は、他店からの出火も想定して保険に加入することが大切です。

    近年では火災だけでなく、盗難や食中毒などさまざまなリスクに備えることができる「店舗総合保険」も人気です。テンポスでは、お客様の要望にあった保険の提案を行なっている保険代理店をご紹介しています。

    火災保険に関わらず、万が一に備えて保険の加入をお考えの方は、ぜひ一度テンポスへお問い合わせください。

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    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    今回は火災の原因や対策、火災に対応している保険などについて紹介してきました。

    保険は、万が一に備えるためのものですが、一番良いのは保険を使うことなく営業を続けられている状態です。
    日頃から対策を怠らないのはもちろんのこと、いざというときのために向けて保険に加入することで、リスクに備えましょう。

    テンポスでは保険の他にも、経費削減や食材仕入れ先の紹介、集客に向けた販促物の作成などさまざまなサービスを取り扱っています。
    気になるサービスがありましたら、どうぞお気軽にお問合せください。

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