カテゴリー: 出店・開業

  • おせち作りに欠かせないお重をご紹介!Twitterプレゼントキャンペーンのお知らせも必見です!

    おせち作りに欠かせないお重をご紹介!Twitterプレゼントキャンペーンのお知らせも必見です!

    こんにちは!株式会社テンポスドットコムです。

    12月に入り今年も残りわずかとなりました。
    皆様年末年始に向けてお店の大掃除やおせちの準備はできていますでしょうか?

    今回は焼肉屋に欠かせないロストルクリーナーや、おせちのお重などをご紹介致します。

    また、現在テンポスドットコム公式Twitterで開催中にプレゼントキャンペーン「テンポス盛り付け選手権」のお知らせもございます!

    ぜひ覗いてみてください★

    竹ささら

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       頑固なこびりつきに! 
    ╰━v━━━━━━━━━╯

    1つ目にご紹介するのは*竹ささら*です!

    炒め物のあとのフライパンのこびりつき気になったことありませんか?
    ささらを使ってお手入れすればフライパンをきれいに保つことが可能です!

    また、竹皮だけでできているので折れにくく丈夫です◎

    【サイズ】直径42×270(mm)

    パン型 ウェーブ

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     *いつものパンを華やかに*
    ╰━v━━━━━━━━━━━━╯

    2つ目にご紹介するのは\パン型 ウェーブ/

    これを使ってパン生地を焼くと波型の筒状のパンができます!
    焼き上がったパンをスライスして野菜やチーズ・ハムなどをのせてカナッペ風にするもよし、具材を挟んでサンドイッチにしてもよしです♪

    いつものパンが華やかになりますよ◎
    パーティーやピクニック・お誕生会などにいかがでしょうか?

    【サイズ】幅100×奥行148×高さ90(mm)

    ロストルクリーナー


    焼き肉屋さん必見!お肉のこげつきをらくらく洗浄

    12月はクリスマスや年末、お正月の準備など、やることが盛りだくさん!
    今のうちに済ませておくのがおすすめです◎

    ということで次にご紹介する消費は*ロストルクリーナー*

    網や鉄板の汚れってなかなか取れなくて落とすのが大変ですよね…
    そんなときに活躍するのがロストルクリーナー!

    1回の洗浄サイクルで5~10枚のロストルを洗浄できるパワフルな洗浄能力!
    こびりついた汚れもスッキリ落として、ロストルを磨き上げます。

    また、コンパクトなつくりなので厨房内でも場所を取らず、設置場所に困りません◎

    この機会に是非ご覧ください!

    【外径寸法】幅678×奥行532×高さ980(mm)
    【型式】GRC-35B
    【メーカー】ネスター
    【年式】2019年製

    ワッフルベーカー


    可能性無限大∞最強ワッフルベーカー

    12月2日は #ワッフルの日 でした!
    今やすっかり定番スナックメニューとなり、ワッフル専門店も増えてきましたね!

    ということで次にご紹介する商品はワッフルベーカー!

    ◆場所を取らないコンパクト設計
    ◆アイデア次第で手軽にメニューが広がる!
    ◆簡単!そしてスピーディーに焼き上げ!

    テイクアウトやデザートメニュー、朝食やランチにもぴったり◎

    【寸法】幅255×奥行455×高さ160(mm)
    【メーカー】サンテック
    【型式】ST-1

    ギョーザ返し

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      ◎華麗に返します◎
    ╰━v━━━━━━━━━╯

    次にご紹介する商品は\ギョーザ返し/

    餃子を崩すことなくきれいに盛り付けられます♪

    ぜひご覧ください。

    【サイズ】170×75×柄の長さ:195(mm)

    業務用電子レンジ

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     大パワー!頑丈!省スペース!
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    次にご紹介するのは\業務用電子レンジ/

    コンビニでよく見かける方も多いのではないでしょうか?
    業務用電子レンジは家庭用のものと比べて大出力なので、お客様を待たせません!

    また、2段積みにして使用できるので、有効的にスペースを使うことができます!

    この機会に是非ご覧ください!

    【寸法】幅420×奥行480×高さ337(mm)
    【メーカー】シャープ
    【型式】RE-7600P

    スムージーブレンダー

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     冷凍フルーツもラクラク粉砕!♪
    ╰━v━━━━━━━━━━━━━╯

    次にご紹介するのは*スムージーブレンダー HBH650*

    耐久性の高いハイパワーモーターを搭載!
    強靭な刃でキューブアイスや硬い冷凍フルーツも難なく粉砕します。

    また、便利なお知らせランプで誤作動による転倒や、ドライブカップリングの摩耗などを防ぎます!

    ぜひご覧ください!

    【寸法】幅178×奥行203×高さ457(mm)
    【メーカー】ハミルトンビーチ

    3段お重


    今年もおせちの季節がやってきます

    最後にご紹介するのは\3段お重/

    今年も残すところ約1か月をきりました!
    街中ではおせちのカタログがよく目につくようになってきましたね。

    ところで、お重といえばおせちが思い浮かびますよね。
    しかし、お重はお正月以外にも運動会やお花見、秋の行楽にも活用できる万能商品なんです!

    また、お祝い事や特別な日のお一人様弁当など、非日常を感じる“ちょっと豪華なお弁当”として活用するのもおすすめです◎
    様々なシーンでお重を活用してみてください!

    ちなみにこちらの商品、未使用品かつ1セットのみですので早い者勝ちです!

    ぜひご覧ください!

    【寸法】幅198×奥行198×高さ178(mm)

    プレゼントキャンペーンのお知らせ

    \#テンポス盛り付け選手権 開催!/

    料理やお弁当の盛り付け写真をツイート!
    素敵な盛り付け写真を投稿してくれた方にはテンポスドットコムで使えるクーポンをプレゼント致します!

    【参加方法】
    ①@tenpos_com_ をフォロー
    ②盛り付け写真を撮影
    ③#テンポス盛り付け選手権 をつけて投稿

    期間:2021年12月1日(水)~ 2021年2月28日(月)

    皆様の投稿楽しみにしています!♪

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    本日ご紹介した商品はこちらです!

    ・竹ささら
    ・パン型ウェーブ
    ・ロストルクリーナー
    ・ワッフルベーカー
    ・ギョーザ返し
    ・業務用電子レンジ
    ・スムージーブレンダー
    ・3段お重

    この他にもテンポスドットコムでは飲食店で必要な商品を、新品中古問わず豊富に取り揃えております。
    サイズ・メーカー・形など、お客様のお店に合った商品のご提案が可能です。

    気になる商品や開業に関するお悩みなどございましたら、お気軽にお問い合わせください。

  • 飲食店の在庫管理の方法とは?抑えるべきポイントをまとめてご紹介!

    飲食店の在庫管理の方法とは?抑えるべきポイントをまとめてご紹介!

    在庫管理は、飲食店を経営する上で必須業務の一つです。

    しかし、消費期限の短い生鮮食品を取り扱うお店にとっては在庫ロスが多く、日々の管理が難しい作業です。
    在庫の無駄をなくして、売上を上げたいという飲食店オーナーは多いでしょう。

    本記事では、飲食店において効率的で正確な在庫管理を行うためのポイントや方法を解説します。

    在庫管理の重要性

    在庫管理は、食材を必要な量、必要な場所、必要なときに供給できるように維持するために行います。
    お店の商品や食材の在庫状況を把握し、仕入れる数が販売数に対して適切かどうかを見極めるための大切な業務です。

    在庫管理は、仕入れや売上など様々なものに直結するため、利益を左右する飲食店の重要土台となります。
    適切な在庫管理できれば、仕入れコストを最小限に抑えることができます。

    機会損失・食材ロス防止

    食材少なく発注してしまった場合、在庫切れによる機会損失が発生してしまいます。
    一方で食材を多く発注してしまい売れ残ってしまった場合、廃棄による食材ロスを招きかねません。

    精度の高い在庫管理が行われると、食材を適切な量とタイミングで発注することができるようになります。
    適切に管理すれば、仕入れコストを最小限に抑えることができるので、店舗利益にも繋がります。

    足りない食材の買い出しで開店時間に間に合わない、または余った食材を使い切るために破格で安売りしなければいけない、といった失敗を防ぐこともできます。

    品質低下や食中毒の防止

    在庫管理には消費期限切れや傷んだ食材の在廃棄なども含まれます。

    食材の在庫管理をだらしないままにしておくと、食中毒問題にまで発展する恐れもありますので、お客様の安心安全のためにも、きちんとした在庫管理が求められます。

    在庫管理の流れ

    では、一般的な飲食店の在庫管理はどのように行いのでしょうか。
    具体的な流れは以下の3つです。

    ①在庫状況の把握

    まず初めに行うことは現在の在庫状況の把握です。

    このときに意識すべきことは「シェルフライフ」と「ホールディングタイム」です。

    シェルフライフ・・・食材の消費期限のこと。これを過ぎると人体に悪影響を及ぼす可能性がある。
    ホールディングタイム・・・食材の賞味期限のこと。これを過ぎると、風味や品質が下がり、商品価値が低くなる。

    生ものは1日1回はこのシェルフライフとホールディングタイムの確認、併せて品質チェックを行うようにしましょう。

    ②仕入れ量の決定

    食材の仕入れのポイントは適切な量を、適切なタイミングで行うことです。
    予約状況・曜日・天気・気温・イベントなどから、客数を予測し、仕入れ量を決定します。

    生ものは使い切れる分だけ確保し、コンスタントに仕入れる食材は、1日の使用量・在庫状況・リードタイムなどから決定します。
    季節の食材は、過去の仕入れ量を参考にすると良いでしょう。

    開店したばかりの飲食店では、予測される量+20%の仕入れ量がおすすめです。

    ③棚卸の実施

    棚卸とは、週や月ごとに在庫量や品質をチェックする作業です。
    棚卸を行うことによって利益を把握し、在庫管理の精度があがりますので、飲食店の棚卸は月1回以上行いましょう。

    具体的な作業内容としては、保管方法や衛生状態が適正かを確認します。
    記録された在庫数は、月次の原価率や利益率を計算するときに利用されますのでしっかり記録を取りましょう。
    仕入れ価格の変動を把握するときにも役立ち、経営の分析・改善に活かすことができます。

    また、棚卸はスタッフ全員ができるようにし、全員で行うようにしましょう。
    スタッフ一人一人に、在庫管理が利益に繋がるという意識を持たすことによって、在庫管理が効率良く行えて精度もあがります。

    在庫管理のポイント

    ここまで在庫管理の重要性や流れを説明してきました。
    以下では、在庫管理を行う上でのポイントをご紹介致します。

    手順のマニュアル化

    在庫管理は決まった時間と決まった手順で行いましょう。
    スタッフ全員がマニュアル通りに実施できるようになればスケジュール管理も楽になり、在庫管理のミスも減らすことができます。

    日付の記入

    「在庫状況の把握」で説明した、シェルフライフとホールディングタイムをそれぞれ把握するためには、食材を保存している容器や袋には、必ず日付を記入しましょう。
    納品日や開封日、解凍日、賞味期限、消費期限などの必要な情報が、誰が見ても一目で分かるように記載しておきます。

    特に、一度調理や冷凍した食材は、新しいものと古いものの区別がつきづらいです。
    日付を書いて管理することで、先に使用すべき食材を簡単に判断できます。

    万が一、期日を過ぎた食材があった場合には、すぐに廃棄してください。

    先入れ先出し

    「先入れ先出し」とは、仕入れた日時の古い食材から順番に使用する方法で、飲食業界においては、鮮度を保つための基本的な食材管理方法です。
    これは廃棄ロスを防ぐことにも繋がります。

    効率よく行うためには保管場所の工夫も大切ですので、新しく仕入れた食材は保管場所の奥に保管し、前に仕入れた食材は手前に保管するなど、取り出しやすいようにしておきましょう。

    食材を分けて保管

    食中毒などの食品事故を防ぐために注意しなければならないのが、食材の保存方法です。

    肉や魚介類からでる汁(ドリップ)や野菜についた土が、他の食材を汚染し、細菌やウイルスによる食中毒の原因となる恐れがあります。
    食品の種類ごとに区別し、清潔なバットやビニール袋、蓋付きのタッパーなど別の容器に分けて保管することを徹底しましょう。

    在庫管理の方法

    在庫管理をする上で棚卸表と在庫管理表のデータを作成することが大切です。
    しかし膨大な食材の在庫管理を手書きで毎日記すことは大変効率が悪いですよね。

    効率よく在庫管理をするためのツールを以下でご紹介致します。

    エクセルデータ

    最も一般的な方法はエクセルデータです。

    あらかじめ項目や計算式が入ったテンプレートがインターネット上に多く存在しますので、必要な項目でカスタマイズし、数値を入力するだけで原価率や在庫数などを確認することができます。

    ただし、入出庫一覧表と在庫一覧表など、異なるデータ同士の連携には向いていません。

    システム・アプリ

    大量の在庫を効率良く管理できる在庫管理システムは、在庫状況を一元管理でき、仕入れ量を予測しやすくなります。
    システムやアプリ導入のメリットは棚卸や発注作業を自動化することで、生産性がアップし他業務の時間を増やすことができます。

    また、バーコードをハンディーターミナルで読み込むだけで棚卸ができ、入力作業がないため作業ミスを防ぐこともできます。

    ただし、費用がかかる場合が多いので、システム導入は慎重に検討しましょう。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    飲食店における在庫管理は、利益に直結する重要な業務の一つです。

    まずは在庫状況を把握し、適切な仕入れ量を決定しましょう。
    管理量が多い場合はシステムを導入することも検討してみてください。

    在庫管理ポイントは以下の4つです。
    ・手順のマニュアル化
    ・日付の記入
    ・先入れ先出し
    ・食材を分けて保存

    これらのポイントを押さえることで、より安全で効率的に在庫管理を行うことができます。
    在庫管理を毎日きちんと実行して徹底し、お店の利益やお客様の安心に役立てていきましょう。

  • パン屋開業時にコンセプトって必要?人気店のコンセプト例7選!

    パン屋開業時にコンセプトって必要?人気店のコンセプト例7選!

    パン屋に限らず、お店には必ずそれぞれの「コンセプト」が存在します。
    コンセプトを明確にすることで、その店がどんな店なのか、何を売りたい店なのかをお客様に伝えることができます。

    商品やメニューのこだわりをお客様に伝えるためにも、「コンセプト」を決めることは重要です。

    本記事では、パン屋開業に向けてコンセプトの作り方や、人気チェーン店のコンセプト例をご紹介致します。

    コンセプトとは

    コンセプトとは、基本的な考え方のことです。
    つまりあなたが「どんなパン屋にするのか」ということ。

    お客様にどのような価値を提供できるかは分かれば、入店のきっかけにもなります。

    店の軸であるコンセプトがはっきりしていないと目的が定まらず、お客様に十分な価値や魅力を伝えることができません。
    結果的に何がしたい店なのかが分からず、失敗に繋がってしまいます。

    漠然とした考えからスタートするのではなく、頭の中にある具体的なイメージを持つようにしましょう。

    コンセプトの決め方

    コンセプトを決める一番簡単な方法は「7W2H」に沿った考え方です。

    ビジネスでよく用いられる「7W2H」とは、「Why」「When」「Where」「Who」「Whom」「What」「Which」「How」「How much」のことです。
    自分の店舗イメージをしっかり細分化して考える思考法です。

    この「7W2H」をおさえることにより、戦略やアイディアの幅が広がり、新しい発想にも繋がります。

    What(なにを)・・・提供したいと考えている、メニュー・サービスの特徴
    Which(どれを)・・・お店が自信をもっておすすめする看板メニュー
    Whom(誰に)・・・ターゲットの設定
    Whehe(どこで)・・・出店する店舗のエリア、立地の調査
    Why(なぜ)・・・開業理由、創業目的・お客様の来店動機
    Who(誰が)・・・必要な従業員数、スタッフはプロかアルバイトかなど
    When(いつ)・・・開業時期と営業時間
    How(どうやって)・・・接客、サービス、集客、販売促進、提供方法の手段
    How much(いくらで)・・・開業にかかる資金や設定する客単価の決定

    人気ベーカリーチェーンのコンセプト例7選

    上記で決めたコンセプトをお客様に伝える際に大切なことは、お客様がどんなお店かすぐにイメージできるよう、分かりやすい言葉にすることです。

    「お客様がお店に行きたくなる理由」を考え、それから価格・パンの種類・店内の雰囲気、場所などを決めていくとスムーズに進みます。

    ここでは有名ベーカリーチェーンのコンセプトをご紹介致します。
    コンセプト作りで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

    Mini One(DONQ)

    Mini OneはDONQのグループブランドの1つです。

    ”デイリー・ピクニック・スタンド”がブランドコンセプト。
    これは日常生活の中で、ほっと一息つける、リラックスした、楽しい時間のことを意味します。

    出勤前に立ち寄る駅のコーヒースタンドのように、デイリー・ピクニックを楽しむ前に立ち寄る場所として、お客様の日常生活の中に“ちょっとうれしい”を作り出すおいしいコミュニケーションツールです。

    アンデルセン

    環境や健康への意識が高いデンマークをお手本にしているベーカリーです。

    ”まいにちに、ヒュッゲ。”というデンマーク語を掲げています。
    ヒュッゲとは「人と人とのふれあいから生まれる、温かな居心地のよい雰囲気」という意味。

    家族と味わう日々の食卓、お気に入りに囲まれて過ごす心地よい時間、自然のなかで、仲間と思いっきり楽しむ週末のひととき。

    デンマークの人々は、日々の暮らしの中で、それぞれのちょっとうれしいときや家族や仲間との時間をとても大切にしています。

    旗艦店「広島アンデルセン」を中心に、パンを通じてお客様の毎日に「ヒュッゲ」をお届けできるベーカリーでありたいと想いが込められています。

    ヴィ・ド・フランス 

    全国に約230店舗を展開するベーカリーカフェブランド。

    カフェでのひとときとお持ち帰りのひととき、2つの時間を大切にし、それぞれの場でおいしく楽しく喜んでいただきたいという願いがあります。

    また、”Daily Casual”=普段着のような、心地いい、自然な感覚を持ち、毎日でも飽きのこない豊富なアイテムを提案しています。

    メゾンカイザー

    メゾンカイザーは、オリジナル製粉の小麦粉と特別に製造された高品質のバターが特徴のベーカリー。

    ただパンを売るだけでなく、お客様とのコミュニケーションも大切にしています。 
    今晩のお料理に合わせたハードパンの提案をし、お客様からバゲットのおいしい食べ方を教えていただく。

    パンを介したお客様とメゾンカイザースタッフとのコミュニケーションによって食卓に溢れるおいしさと笑顔。 
    それがメゾンカイザーの考える「パンのある幸せな食卓」です。

    メゾンカイザーはパン作りを通して、 パンから生まれる新しい生活スタイルを提案していくことを目的としています。

    ポワン・エ・リーニュ

    独自に開発した国産良質小麦をさらに様々な素材と自家ブレンドした完全オリジナルのパンを販売するベーカリーです。

    店名の”ポワン・エ・リーニュ”はフランス語で「点と線」。

    丸の内という東京の起点から、世界という線へ、MADE IN TOKYOのパンのおいしさを発信したいという願いがこめられています。

    リトルマーメード

    お店の名前は、童話『人魚姫』にちなんで『リトルマーメイド』。

    リトルマーメイドは、「あなたに、いちばん近い、パン屋さん」をテーマとし、誰でもふらっと気軽に立ち寄れて、毎日あたりまえにおいしいパンが買える、そんなお店をめざしているパン屋です。

    乃が美

    高級生食パンで有名なパン屋です。

    『乃が美』の「乃」は、「すなわち、まさしく」、「美」は、「姿、色が美しい、感動、美味い」という意味。
    すなわち、日本一美味い食パンをお届けし、食パンを通して日本一の感動を届けることを目的としています。

    その揺るぎない信念が、『乃が美』という社名に込められています。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    パン屋を開業するにあたり、コンセプトを明確にすることは重要な要素の一つです。

    コンセプト例で紹介した店のように、お店にはお客様や商品への大切な「思い」があります。
    お店や商品の魅力をお客様にはっきりと伝え、長く愛されるお店づくりをしていきましょう。

  • 飲食店開業に必要な開業届とは?その書き方と提出するメリットについて

    飲食店開業に必要な開業届とは?その書き方と提出するメリットについて

    飲食店オープン時には、税務署に開業届を提出する必要があります。開業届とは個人事業主であることを税務署に宣言するための書類です。正しい呼び方は「個人事業の開業・廃業等届出書」といわれております。

    本記事では飲食店開業に必要とされる、開業届の入手方法や書き方、また提出することでの得られるメリット・デメリットについてご紹介いたします。

    開業届はいつ出すのか?

    開業届は業務を始めてから、1か月以内には提出しなければなりません。

    そのため、開業前に焦って書くこともありません。しかし、オープン当初な何かとバタバタしてしまうため事前に準備をして、必ず期限を守って提出しましょう。

    提出するメリット・デメリットについて

    飲食店をオープンするには開業届が必要となります。提出しなかったからといって、罰則になることもありません。ですが、開業届を出すことで多くのメリットを得られることができます。

    それでは提出することで得られるメリットについて、いくつかご紹介いたします。

    メリット

    それでは開業届を出すことによるメリットは、下記のようなものがあります。
    ・青色申告制度が利用可能
    ・屋号付きの口座開設が可能
    ・支援制度が利用できるようになる

    それでは一つずつ解説していきます。

    青色申告制度の利用が可能になる

    開業届を提出することで青色申告制度の利用が可能となります。

    青色申告制度を利用することで、特別控除として10万または最大65万円の控除が受けられるようになり、他にも「損失申告」といった赤字の際に繰り越すことができる制度の利用もできます。

    損失が発生した場合、最大3年間で繰り越すことが可能

    青色申告をしている場合、赤字で決算を迎えてしまった際でも、次の年などに持ち越すことが可能です。赤字の年に確定申告をすることで、最長で3年間赤字を繰り越すことができます。

    そのため、赤字が解消するまで所得税を納める必要はありません。

    屋号付きの口座を開設できる

    開業届を提出することで、挙げられるメリットとして屋号付きの口座を開設できることです。

    個人の口座を利用することも問題はないのすが、経費や経理のことを考えると事業用とプライベートで口座を分けておいた方が管理しやすく何かと便利です。

    他にも屋号付きの銀行口座だと、顧客や取引先からの信頼度も増します。

    支援制度が利用できる

    開業届を提出することで、支援制度の利用が可能となります。

    代表的な例で「小規模企業共済」などの制度があります。実績がない場合でも、こちらの制度は申し込みが可能です。

    デメリット

    それでは開業届を提出することによる、デメリットについてご紹介いたします。

    失業保険が受け取れなくなる

    開業届を提出することで、失業保険を受け取ることができなくなってしまいます。

    失業保険は無職の人に与えられる保険です。そのため開業届を出した時点で経営者と判断され、失業保険は貰えなくなってしまいます。

    失業保険が貰える期間中の場合は、開業届を提出する前に失業保険を受け取るか、考えておいた方がいいでしょう。

    毎年確定申告を行う必要がある

    開業届を提出することで、個人事業主は毎年確定申告を行なう必要があります。

    開業届を提出して、個人の事業所得があるにもかかわらず、確定申告書の提出がない場合、税務署から通知が来ることもあります。

    青色申告をしている方は、確定申告を行なわないことで、青色申告が取り消されてしまう可能性もあるため、確定申告は毎年必ず行うよう注意しましょう。

    開業届の入手方法と書き方について

    次に開業届の入手方法と書き方についてご紹介いたします。

    開業届はどこでもらえる?

    開業届はお近くの税務署または国税庁のホームページからダウンロードして入手することができます。提出の際は捺印が必要となりますので、必ずプリントアウトしましょう。

    開業届の書き方

    開業届の書き方についてご紹介いたします。

    開業を〇で囲む

    初めに、個人事業の開業・廃業等届出書と記載されている部分の開業を〇で囲います。

    税務署長

    所轄の税務署名と書類の提出日を記入します。

    納税地

    納税地については、住所地・居住地・事業所等をどれか選択後、その住所を記入していきます。飲食店の場合は事業所等を選び、お店の住所と電話番号を記入します。

    個人番号(マイナンバー)

    代表者の方の個人番号(マイナンバー)を記入します。

    職業・屋号

    職業の欄は決まった書き方はありません。飲食店開業の場合は「飲食業」と記入をします。屋号とは、自分のお店・個人事業の名前のことです。屋号は後から変更することもできます。

    届出の区分

    新規オープンであれば開業の項目に〇を付けます。

    所得の種類

    事業(農業)に〇を付けます。

    開業・廃業等日

    開業日を記入します。こちらは、お店の開業日など自由に決めることが可能です。

    開業・廃業に伴う届出書の提出の有無

    「青色申告承認申請書」又は「青色申告の取りやめ届出書」
    「青色申告承認申請書」の提出を一緒に予定している場合は、「有」に〇を付けます。

    消費税に関する「課税事業者選択届出書」又は「事業廃止届出書」
    通常こちらは「無」に〇を付けます。

    事業の概要

    どんな飲食店を開業したいのか、できるだけ具体的に記入しましょう。

    居酒屋の場合は「昼はランチメニューの提供、夜はアルコールの提供」など簡単に概要を記入すると伝わりやすく、おすすめです。

    給与等の支払の状況

    従業員などに給料を支払う場合に記入をします。また支払う場合であれば「従業員数」「給与の定め方」「税額の有無」を埋める必要があります。

    一人で営業する場合には記入は無しで大丈夫です。

    まとめ

    いかがでしたか。開業届について、今まで不明な点があった方も多いのではないでしょうか。書き方には十分注意をして、ミスがないよう項目を埋めていきましょう。
    「事業の概要」などはできるだけわかりやすく具体的に、どんな飲食店を開業したいのかポイントを押さえておくとなお良いです。また、開業届を出すことで多くのメリットを得られるため、提出することをおすすめします。

    まずは、開業前にメリット・デメリットを踏まえて開業届を出すか検討してみてはいかがでしょうか。

    行政手続について

     

     

  • こんな商品も売ってるの!?テンポスドットコムの中古品をご紹介!

    こんな商品も売ってるの!?テンポスドットコムの中古品をご紹介!

    こんにちは!株式会社テンポスドットコムです。

    本記事ではテンポスのお得すぎる中古商品を一挙ご紹介!
    インパクト大のインテリア雑貨から大人気のストウブの食器までアイテム豊富です♪

    ぜひ覗いてみてください★

    だまし絵

    【売上UPにつながるかも…?】

    まず初めにご紹介する商品は\ だまし絵 紳士/

    見る方向によって表情が変わる、だまし絵の壁面ディスプレイです!
    壁に取り付ければインパクト大です!

    テンポス、実はこんな珍しいアイテムもたくさん売っているんです★

    テンポスでは、中古ならではの珍しい雑貨を多数取り揃えております!
    ぜひあなたのお店にあったインテリア雑貨を探してみてください。

    【外形寸法】幅440×奥行535×高さ35(mm)

    ※この商品は既に売り切れております。
    以下ページをご覧ください。

    【中古】壁面ディスプレイ雑貨一覧はこちら

    ガスグリドル

    【食材の美味しさを最大限に引き出します】

    2つ目にご紹介する商品は\ ガスグリドル /

    最近話題の業態、移動販売やキッチンカーでも大活躍!
    お好み焼きや海鮮焼き、ステーキなどの新メニューの導入にもオススメです!

    グリドルで調理をすることにより、その場で焼くこうばしい香りとパフォーマンスでお客様受けもバッチリです★
    この機会に是非ご覧ください!

    【型式】TS-60
    【外形寸法】幅610×奥行370×高さ280(mm)
    【メーカー】兼光産業
    【ガス種】都市ガス(12A・13A)

    ガスグリドルTS-60はこちら

    ※この商品は中古の1品ものですので、商品が見られない場合がございます。
    売り切れの際は以下ページをご覧ください。

    中古グリドル・鉄板焼器一覧はこちら

    舟盛

    ◆新鮮なお刺身の盛り合わせを舟盛で!◆

    8月があっという間に過ぎ、9月のスタート!
    秋は旬の食材が多い季節ですよね♪

    中でも代表的なのが秋刀魚!
    脂ののった旬の秋刀魚は、刺身でいただくのが最高です。

    そんな魚の刺身盛り合わせにうってつけのアイテム\★舟盛★/

    大きな舟盛での提供はインパクト大!
    お客様に喜ばれること間違いナシです!

    テンポスドットコムでは他にも様々なサイズや形の舟盛を取り揃えておりますので、お気軽にご相談ください!

    【外形寸法】幅940×奥行360×高さ670(mm)

    舟はこちら

    ※この商品は中古の1品ものですので、商品が見られない場合がございます。
    売り切れの際は以下ページをご覧ください。

    中古盛舟一覧はこちら

    丸スタンドイス

    【どこか懐かしい!赤スタンドイスで一気にレトロな雰囲気に】

    4つ目にご紹介する商品は\ 丸スタンドイス/

    昭和レトロな雰囲気のレストランやバー、スナックのカウンター席に大活躍の1本脚スタンドイス!
    また、存在感のある赤色に厚手のシートなので、ラーメン店や中華料理店のイスとしてもぴったりです。

    この機会にぜひご覧ください!

    【外形寸法】幅340×奥行340×高さ600(mm)

    丸スタンドイスはこちら

    ※この商品は中古の1品ものですので、商品が見られない場合がございます。
    売り切れの際は以下ページをご覧ください。

    中古イス一覧はこちら

    ココット

    【ストウブのココットオーバル、この価格でいいんですか?】

    最後にご紹介する商品は・・・\ストウブ ・ココットオーバル23cm/

    オーバル (楕円) 形状は魚料理などにも使い勝手がよくおすすめです。
    キッチンに置いてあるだけで料理が上手そうに見えるアイテムです。

    中古で少しキズがありますが、逆に使い込んでる感が出ていいかも★

    しかもカラーは人気のグレー!
    薄めのカラーは文字の濃淡が浮かび上がってめっちゃおしゃれです♪

    人気商品のためすぐに売れてしまうかも…!?
    ストウブファンの方必見です!

    【外形寸法】幅225×奥行140×高さ115(mm)
    【メーカー】STAUB

    ※この商品は既に売り切れております。
    以下ページをご覧ください。

    中古食器・グラス一覧はこちら

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    本日ご紹介した商品はこちらです!

    ・だまし絵
    ・ガスグリドル
    ・舟盛
    ・丸スタンドイス
    ・ココット

    今週は珍しい商品の紹介が多かったですね♪

    この他にもテンポスドットコムでは飲食店で必要な商品を、新品中古問わず豊富に取り揃えております。
    サイズ・メーカー・形など、お客様のお店に合った商品のご提案が可能です。
    気になる商品や開業に関するお悩みなどございましたら、お気軽にお問い合わせください。

    次週の中古品紹介もお楽しみに!

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  • ケーキ屋開業時にコンセプトって必要?有名店のコンセプト例7選!

    ケーキ屋開業時にコンセプトって必要?有名店のコンセプト例7選!

    ケーキ屋に限らず、お店や商品には必ずそれぞれの「コンセプト」が存在します。

    コンセプトを明確にしておかないと、その店がどんな店なのか、何を売りたい店なのかがお客様に伝わらず、失敗に繋がってしまいます。

    商品やメニューのこだわりをお客様に伝えるためにも、「コンセプト」は重要な要素です。

    本記事では、ケーキ屋開業に向けてコンセプトの作り方や、有名店のコンセプト例をご紹介致します。

    コンセプトとは

    コンセプトとは、概念、基本的な考え方のことです。
    つまりあなたが「どんなケーキ屋にするのか」という意味です。

    お客様からすると「そのお店がどんな価値を提供してくれるのか」ということが入店のきっかけにもなります。

    店の軸であるコンセプトが明確になっていないと、開業前も開業後も目的が定まらず、お客様に十分な価値を伝えることができません。
    結果的に失敗に繋がってしまいます。

    コンセプトの決め方

    コンセプトの意味はなんとなく理解できたけど、実際にどうやって決めたらいいか分からないと悩まれる方も多いと思います。

    そこでとっておきの考え方を紹介させていただきます。
    それが「7W2H」に沿った考え方です。

    ビジネスでよく用いられる「7W2H」とは、「Why」「When」「Where」「Who」「Whom」「What」「Which」「How」「Howmuch」のことで、お店の目標を細分化して考える思考法です。
    これをおさえることにより、戦略やアイディアの幅が広がり、新しい発想にも繋がります。

    What(なにを)・・・提供したいと考えている、メニュー・サービスの特徴
    Which(どれを)・・・お店が自信をもっておすすめする看板メニュー
    Whom(誰に)・・・ターゲットの設定
    Whehe(どこで)・・・出店する店舗のエリア、立地の調査
    Why(なぜ)・・・開業理由、創業目的・お客様の来店動機
    Who(誰が)・・・必要な従業員数、スタッフはプロかアルバイトかなど
    When(いつ)・・・開業時期と営業時間
    How(どうやって)・・・接客、サービス、集客、販売促進、提供方法の手段
    How much(いくらで)・・・開業にかかる資金や設定する客単価の決定

    有名ケーキ屋のコンセプト例7選

    コンセプト作りで大切なことは、お客様がどんなお店かすぐにイメージでき、分かりやすい言葉にすることが大切なポイントです。
    「お客様がお店に行きたくなる理由」を考え、それから価格帯・スイーツのジャンル・店内の雰囲気、場所などの方向性を決めていくとスムーズに進みます。

    ここでは有名ケーキ屋のコンセプトをご紹介致します。
    コンセプト作りで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

    キルフェボン

    キルフェボンは、旬のフルーツをふんだんに使用したタルトのお店です。

    キルフェボン(Qu’il fait bon)とはフランス語で「なんていい陽気なんだろう!」という意味。
    天気のいい日に伸びをするような気持ちの良い時間を過ごしてほしい、ケーキを選ぶ楽しさをお客様にも感じてほしい、というあたたかい願いが込められています。

    HARBS(ハーブス)

    ハーブスは、ハンドメイドとフレッシュネスを追求したカフェです。

    心の底から「おいしい!」とお客様に感じていただきたいということが、ハーブス創業当時からの思いです。
    お店で過ごす喫茶の時間を通じて、お客様に幸せなひとときを過ごしていただきたいという願いが込められています。

    「1個食べて、心まで満たせるケーキとはどんなものか」
    この問いかけがハーブスのケーキづくりの出発点です。
    甘さの加減や空気の抱かせ方、素材の性質を研究し、大きくても食べられるレシピにたどりつきました。

    パティスリー・サダハルアオキ・パリ 

    パティスリー・サダハルアオキ・パリは現在、世界で最も注目される日本人パティシエの一人の青木定治さんがサンジェルマンにて開店したケーキ屋。

    青木定治さんのお菓子づくりの根底に流れる基本姿勢は、「お菓子を通して人を喜ばせたい。時に驚きと共に、時に感動と共に、人を楽しませたい」というもの。

    また、お菓子づくりにおいては、「生地を食べてもらうためのお菓子」を信条としています。

    果実園

    果実園は市場で仕入れた新鮮なフルーツを使ったスイーツやサンドウィッチがいただける、フルーツパーラーです。

    果実園は、果物は特別なものではなく、生活に密着したものであると考えています。
    お客様に「常に身近に果実(フルーツ)を感じていただきたい」という願いで、常日頃から手ごろな価格で旬のおいしいものを提供するように心がけています。

    ヴィタメール

    ヴィタメールはベルギー発のパティスリーです。

    「選び抜かれた最高の素材で仕上げたおいしさを目の届く範囲だけに届けたい」
    創業者アンリ・ヴィタメールの、本当においしいものを一番良い状態で味わってもらいたいという強い信念がそこにはあります。

    日本店は世界ではじめて2号店として認められた店舗です。
    四季豊かな日本と日本人のもつ味覚に合わせたオリジナルレシピの創造をプラスして、新しい伝統をこの偉大なる歴史に刻み込んでいます。

    パティスリー雪乃下

    パティスリー雪ノ下は鎌倉に本店を構える、マカロンで有名なケーキ屋です。

    お客様の楽しい時間の中に雪乃下のお菓子が花を添える、そんな形でお客様の側に寄り添うことができたならという思いがあります。

    ラデュレ

    ラデュレはフランス・パリで創業されたカフェ併設のパティスリーです。
    色とりどりのスイーツと可愛らしい雰囲気の店内が女性に大人気となっております。

    ラデュレのコンセプトは、一粒の砂の中に宿る愛らしい世界やワイルドフラワーの咲く華やかで美しい楽園のシェアです。
    魔法の言葉と夢のような旅、甘美で優雅な物語の世界をお客様に提供したいという思いがあります。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    ケーキ屋を開業するにあたり、コンセプトを明確にすることは重要な要素の一つです。
    コンセプト例で紹介したように、お店にはそれぞれのお客様への「思い」があります。
    お店の魅力をお客様にはっきりと伝え、お店のファンを増やし、長く愛されるお店づくりをしていきましょう。

  • ケーキ屋開業時に必要な厨房機器とは?それぞれの特徴をご紹介!

    ケーキ屋開業時に必要な厨房機器とは?それぞれの特徴をご紹介!

    SNSが流行している昨今、様々なケーキやスイーツがトレンドとしてあがっており、特に若い女性に支持されています。

    本記事では、ケーキ屋を開業したい!と考えている飲食店のオーナー様向けに、ケーキ屋開業時に必要な厨房機器をご紹介!

    あなたのお店のコンセプトに合ったものを選びましょう。

    オーブン

    オーブンは厨房機器の中で金額が高く、すぐに買い替えるものではありません。
    搬入したら「サイズが間違っていた!」「思ってた機能がない!」というようなことがないように、しっかり確認して購入しましょう。

    コンベクションオーブン

    コンベクションオーブンとは、ファンで熱風を強制的に循環させるオーブンのことです。
    機器の性能にもよりますが立ち上がり時間や調理時間が早く、熱風で加熱調理するので、庫内の温度が一定で焼きムラが少なく仕上がります。

    低い温度から高い温度まで設定できますので、生地に応じた仕上がりになります。

    ただし熱伝導が良いため、温度調節に注意をしないとケーキを焼いたときに表面が破裂することもありますので、温度調節に注意しましょう。

    また、コンベクションオーブンを選ぶ際、機能や性能ももちろん大事ですが、サイズや手入れのしやすさも重要なポイントです。
    毎日使うものですので、扉やヒーターなどが取り外しできるものがいいですね。

    デッキオーブン

    デッキオーブンとは天井と底で別々の熱源があるオーブンのことです。
    下からの熱で生地が持ち上がり、上からの熱で焼き色などをつけるので、上下からゆっくりと火を入れていくのが特長です。

    焼き菓子のどの面から熱を加えていくか調整することができます。
    蓄熱性が高いため温度が下がりにくく、ムラのないスポンジに仕上がります。

    また、小さな店舗の場合はミニデッキオーブンを選ぶと良いでしょう。
    ミニデッキオーブンは卓上で使用できるため場所をとらずに済みます。
    初めての方でも操作が簡単で分かりやすいこともメリットの一つです。

    パティスリーオーブン

    パティスリーオーブンとは窯の密閉性を高めたオーブンのことです。

    熱をしっかりと保持し、水分を逃さない窯の「密閉性」に優れているため、舌触りの良いプリンや、ふんわりとしたスポンジ生地、しっかりとしたカステラなどに最適です。

    ケーキショーケース

    ケーキショーケースとは、商品をお客様に見てもらいながら販売できるショーケースです。

    冷蔵のみですと庫内が乾燥しクリームに影響が出てしまうため、冷蔵のみのケーキショーケースの他に、庫内を常に湿度80%以上に保つ高湿タイプのケーキショーケースを選ぶのも良いでしょう。

    設置場所に応じて前後の扉が開くタイプや、機械室からの排気方向が前面・後方のものがあります。
    壁にショーケースの背面をぴたりとくっつけて設置する場合は、前面から排気するタイプをお選びください。

    ただし、あくまでもケーキショーケースであり保管には適していないため、営業終了後は商品は冷蔵庫へ移して保管するようにしましょう。

    ドーナツフライヤー

    一般的な揚げドーナツの場合、ドーナツフライヤーを設置するのが良いでしょう。
    フライヤーを上部に、高機能のホイロを下部に組み合わせた製品なら、醗酵後の生地をすぐにフライヤーで揚げられ、作業効率アップに繋がります。

    最近ではヘルシー志向が高まっているため、揚げない「焼きドーナツ」を販売するお店も増えています。
    熱源一体型タイプのドーナツメーカーはホットプレートと同じようにフッ素樹脂加工がされているものが多く、油を使わないのでカロリーカットができます。
    卓上で使えるコンパクトタイプですので、場所をとらずに済みます。

    ただし、一度に大量に作ることが難しいため、ドーナツをメインで扱うお店はドーナツフライヤーを選ぶようにしましょう。

    ワッフルベーカー

    今では世界の定番スナックメニューとなったワッフル。
    イートイン付きのお店なら、本格的なベルギーワッフルをメニューに取り入れてみるのも良いでしょう。

    ワッフルベーカーは卓上で使用できるものが多いので手軽に始めることができます。

    ワッフルベーカーを選ぶポイントは丸や四角などの形や、出来上がりの大きさです。
    イメージにあった商品を選んで、様々なトッピングを組み合わせて人気メニューを作りましょう。

    クレープ焼き機

    子どもから大人まで、どの世代でも長く愛されている人気のクレープ。
    スイーツ系から食事系までどんな食材とも相性バッチリなので、種類は無限大です。

    クレープ焼き機を選ぶポイントは、鉄板の厚さと大きさです。
    厚みがあると温度が下がりにくくなるため、最低でも6mm以上の厚さがある商品を選びましょう。
    大きさは提供するクレープの大きさに合わて選ぶのが良いですが、大きいサイズを選んでおくと無難でしょう。

    以下ではクレープ焼き機の電気式・ガス式のメリット・デメリットをそれぞれ説明致します。

    電気式

    メリット

    ①温度管理がしやすい
    飲食店やキッチンカーで使う電気式の大きなメリットは、ガス式に比べて温度管理がしやすいことです。
    家庭用のホットプレートのように温度設定が簡単で、温度を一定にキープできるので、初心者の人にも扱いやすいクレープ焼き機です。

    ②熱気が少ない
    熱気が少ないので、暑い夏夏でも作業がしやすいです。
    また、最近人気が高まっている調理場が狭いキッチンカーでも、電気式のクレープ焼き機なら熱気がこもりにくいのでおすすめです。

    デメリット

    ①価格が高い
    ガス式と比べると本体価格が高いことがデメリットとして挙げられます。
    メーカーやサイズにもよりますが、価格帯は10~15万円が多いです。

    ②焼いているうちに温度が下がる
    電気式は使い続けるうちに鉄板の温度が下がってしまいます。
    クレープ生地をある程度の枚数焼いたら、温度を再確認するなどの工夫をしましょう。

    ガス式

    メリット

    ①価格が安い
    ガス式クレープ焼き機のメリットは、電気式に比べて本体価格が安いことです。
    価格が安ければ、設備投資の金額を抑えることができます。

    ②火力が強い
    電気式に比べると火力が強いので、クレープ生地を連続で速く焼くことができます。
    また、強い火力で焼くとクレープ生地の焼き上がりがふんわりします。

    デメリット

    ①温度管理が難しい
    ガス式は温度管理を手動で行うため温度管理が難しく、特に初心者は練習が必須と言われています。また、風でガス火が消えてしまうこともあるので注意が必要です。

    ②作業時に熱くなる
    調理の際に火を使うので熱気が高くなります。
    暑い夏は、熱中症の可能性が高まるので注意しましょう。

    クレープパン

    クレープ焼き機は高価で場所もとるため、もっと手軽に始めたいという方にはクレープパンをおすすめします。
    安いもので1000円台~で購入することができますので、季節限定や提供数が少ない場合にはクレープパンを用意しましょう。

    トンボやスパチュラがセットになっている商品も、道具を買い足す必要がないためおすすめです。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    ケーキ屋開業に必要な厨房機器は、他の業種と違って特殊な機械が多いです。
    高額な商品が多いため、商品を選ぶ際はサイズや機能などしっかり確認するようにしましょう。

    選び方や詳しい製品について知りたいという方は、お気軽にテンポスドットコムまでお問合せください。

  • パン屋開業は儲かる?パン屋の現状からメリット・デメリットを解説!

    パン屋開業は儲かる?パン屋の現状からメリット・デメリットを解説!

    パン屋は、小さいときから馴染みのあり、身近な存在であり、小学生の将来の夢ランキングでは、常に上位に入る業態です。

    その憧れから、 社会人になりお金を貯め、独立し開業したり、また、食の欧米化により、パンの需要が増え、食パン・食卓パンの需要が増えたことなどの理由から、人気な業態です。

    一方で、少子高齢化により、パン屋オーナーの高齢化が進んだことによる後継者問題や、大手チェーン店、スーパーやコンビニの惣菜パンなどライバルも非常に多いため、市場競争が激しく、経営が難しい業態でもあります。
    ここでは、パン屋開業・経営を成功に導くためのポイント・注意点をメリット・デメリットを交えながら項目ごとに説明していきます。

    パン屋の市場規模

    パン屋開業にはまず、市場規模や市場動向を知ることが大切です。全体を把握したうえで他とのコンセプトの差別化を図るためにここでは、現状のパン屋の市場規模について解説していきます。」

    パン屋の店舗数

    全国のパン屋は、約10000店舗あり、人口10万人当たり7.89軒です。最も多いのは愛媛県、次に京都府、その次は長崎県です。一方、最も少ないのは秋田県で、次に宮城県、その次は山形県です。

    四国や関西などを中心に西日本のパン屋は多く、東北地方ではパン屋は少ないといえます。東北や北関東など、米が特産品の地域は比較的パン屋が少ない傾向にあります。

    出典:総務省統計局ホームページ http://www.stat.go.jp/data/index.html 

    パン業界の規模

    国内パンの市場規模は、約1兆5千万円と、これまでの「高級食パン」ブームや「メロンパン専門店」、最近でも,萌え断のサンドイッチ・フルーツサンドや「マリトッツォ」というスイーツパンなどが話題を呼んでいます。
    少子高齢化が進み、町のパン屋さんは減少傾向にある中で、上記のような専門店などは増えてきている傾向にあります。

    顧客動向と市場調査と競合調査

    市場規模や流行を調査した後は、実際にパン屋を開業する場所の顧客動向と市場調査・競合調査が必要になります。

    お店の近くに駅がある場合は、時間帯ごとに駅の乗降客数や年齢・男女比などを調べたり、実際に店舗前で通行量調査を行うことも大切です。

    時間帯の人数・性別・年代を一緒に調べることにより、ターゲット層の有無や顧客行動を把握できます。
    また、商圏内の「顧客層」「どんなお店があるのか」「価格帯」「メニュー」「営業時間」など競合店を調査します。

    こうした分析により、提供する、メニューや営業時間、価格帯など自分のお店の強みを活かすための戦力を立てることに役立ちます。しっかりと備えていきましょう。

    パン屋開業のコンセプト・形態

    ここでは、パン屋のコンセプト・また形態について解説していきます。

    コンセプト

    パン屋に限った話ではないですが、パン屋を開業する際には、どんなパン屋にするかという明確なコンセプトが大切になります。

    このコンセプトの軸がしっかりしていないと、開店後、ちぐはぐな経営となってしまい、失敗することになりかねません。

    飲食店におけるコンセプトは、7W「When」「Where」「Who」「Whom」「What」「Which」と2H「How」「Howmuch」からなる「7W2H」の観点から考えていきましょう。

    形態

    パン屋は、外部から仕入れたパンを販売する「仕入販売型」と、店内で焼き立てパンを製造し、セルフサービス方式で販売する「オープンフレッシュベーカリー」方式の2種類が大きく分けてあります。

    近年では、パン屋と言えば焼き立てパンとお客さんはイメージするほどオープンフレッシュベーカリーは増えています。

    また、店内での焼き立てパン製造方法は、大きく3つに分かれます。

    スクラッチ製法

    パン生地の製造から、成形、焼き上げまでを店内で行う製法です。
    生地から製造を行う分、その店ならではの個性を出すことが出来ますが、パン職人としての修行が必要になります。

    ベイクオフ製法

    冷凍されたパン生地を仕入れ、お店で生地を解凍して成形し焼き上げる製法です。
    スクラッチ製法より、店内での作業を減らし、大型の設備を設置する必要がないため、生地作りの手間を削減しながら、その店の個性を出すことができるというメリットがあります。

    QBD製法

    冷凍された成形・発酵までされたパンを、店内で焼き上げるという製法です。
    店内ではパンを焼くだけで良く、店内の広さや設備が、上記2つの製法よりは必要でないため、初期投資が抑えられます。

    パン屋開業のメリット・デメリット

    ここではパン屋開業におけるメリットデメリットについて紹介していきます。

    パン屋開業のメリット

    自分の思い通りの店を作れる

    やはり、一番の魅力は、自身のこだわりを詰め込んだ、思い通りの店を作れるところでしょう。
    パン屋は、子供の将来の夢ランキングでは、いまでも上位に入ってくるほどのあこがれの職業です。
    子供の頃から描いた夢を、実現し、自身のこだわりを追求したパン・サービスを提供することができます。
    パンのメニューはもちろん、内装や外装まで、自身の思いをそのまま形にすることができます。

    DIY工事で自分好みのデザインのお店を作りましょう!

    地域との関わりが深い

    物件を決める理由の一つとして、近くにおいしいパン屋があるというのが不動産屋であるくらい、パン屋は地域に身近な存在といえます。
    おいしいパン屋と地元で口コミが広がれば、SNSなどで広告をする以上に効果が発揮され、常連客の獲得が見込めます。

    パン屋開業のデメリット

    競合・ライバルが多い

    近くの個人店のパン屋だけでなく、大手コンビニエンスストアや、スーパーなども競合となります。
    食パンや、食卓パンなどの食事パンの需要が増加化傾向にあるため、コンビニエンスやスーパーなどでも種類豊富なパンの提供が進んでいます。

    そのため、あらかじめ製パン業態の現状を把握し、そこからしっかりとしたコンセプトを設計し、他店との差別化を図ることが大切です。

    業界全体での人件費や食材の高騰

    製パン業界では、世界的な天候不順などで、輸入小麦の価格が近年高騰しています。また、油脂の価格なども上昇し続けていることから、パンを作る際の原材料の高騰に繋がっています。


    また、最近では最低時給が高騰しているため、人件費を効率よく使うことが大事になります。アルバイトを教育するためのマニュアルや、メニューの提供方法など工夫が必要になります。

    パン屋の開業資金

    パン屋開業には、1000万~2000万ほど資金が必要です。
    もちろん、居抜き物件で厨房機器をそろえる必要がない場合や、中古の商品でそろえることで、節約することはできます。


    融資を受ける場合でも、自己資金が必要となり、初期費用に足して、30分の1以上はあるのが理想的です。それ以下である場合、融資を受けるハードルが高くなります。
    また、融資の場合には、民間の金融機関や日本政策金融公庫など公的機関など、いくつかの選択肢があります。


    中小零細企業の場合、「決算書の実績がない」「資金が小口」「担保力が低い」などの理由から、民間金融機関では、融資を敬遠されがちです。


    日本政策金融公庫は、民間金融機関と比べると、「金利がやすい」「無担保無保証の借入限度額が最高で3000万」「返済期間が長い」というメリットがあるため、優先すべきは、日本政策金融公庫です。

    パン屋のメニュー

    ここではパン屋の主なメニューについていくつか紹介していきます。

    レーズンロール

    主作業
    ①レーズンとバター以外をボールに入れ、生地を練る
    ②生地がよく伸びる王になったら、バターを入れさらに練る
    ③バターが良く混ざったらレーズンを入れ軽く混ぜる。レーズンはつぶれ易いので、軽く混ぜ合わせる。

    イギリスパン

    主作業
    ①バター・ショートニング以外の材料をよく混ぜる。
    ②薄い膜が張れば、バターとショートニングを入れ、されによく混ぜる。
    ③生地玉が大きいので、醗酵はしっかりと取る。

    クロワッサン

    主作業
    ①折込用バターは四角に伸ばしておく。
    ②オールインワン仕込みで、生地をあまり捏ねない。
    ③生地を30分ほど休ませながら、3回折り込みをする。伸ばす時は、バターと生地の硬さが同じであることが重要。

    パン屋開業に必要な厨房機器

    ここでは、パン屋開業に必要となる主な厨房機器についてご紹介していきます。

    ・冷凍生地

    縦型冷凍冷蔵庫
    冷蔵コールドテーブル
    コンベクションオーブン
    ドゥーコンディショナー
    ホイロ
    ドーナツフライヤー

    ・冷凍生地とスクラッチ

    縦型冷凍冷蔵庫
    冷蔵コールドテーブル
    デッキオーブン
    ドゥーコンディショナー
    ショックフリーザー
    縦型ミキサー

    ・洋菓子

    縦型冷凍冷蔵庫
    冷蔵コールドテーブル
    パティスリーデッキオーブン
    ショックフリーザー
    リバースシーター
    縦型ミキサー

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。テンポスではパン屋開業のための厨房機器はもちろん、パン屋開業についてのトータルプロデュースをしています。
    パン屋開業についてのご相談・内装・物件などお困りの際は、是非お問合せください。

    パン屋開業ドットコムはこちら

  • 飲食店の店頭販売のコツは?資格は必要?様々な疑問を解決いたします!

    飲食店の店頭販売のコツは?資格は必要?様々な疑問を解決いたします!

    2020年から流行している新型コロナウイルス。
    緊急事態宣言やまん延防止等重点措置で飲食店は大きな痛手を受けています。
    それに伴い、店頭販売を新たに検討する飲食店も多いのではないでしょうか。

    ただ、店頭販売のやり方やコツ、資格など分からない方もいるでしょう。

    本記事では、これから店頭販売を始める方や既に始めている方向けの、店頭販売に関しての疑問を解決致します。

    店頭販売の効果

    店頭販売とは、店先や店舗入口でテイクアウト用にお弁当屋や惣菜などを販売する方法です。
    お客様に立ち止まってもらうことで、お店の雰囲気やメニューを知ってもらうきっかけになります。

    そして店頭販売での対応や味、価格などでお店を好きになってもらえれば、その後店内飲食にきてくれる可能性も高まります。

    このように新規顧客を獲得し、更にそこからリピーターになってくれる可能性が期待できますので、店頭販売は売り上げに貢献する一つの手段といえるでしょう。

    店頭販売のコツ

    店頭販売を利用するお客様は、店の雰囲気や販売しているメニューに惹かれて商品を購入します。
    そのため、店を意識していない方にも興味をもってもらうことが重要です。
    お店の前を通る方を観察し、ターゲットを絞り込み、ニーズのあるメニューを店頭販売するようにしましょう。

    ここではお客様に足を止めて商品を見てもらうコツをご紹介致します。

    シズル効果

    シズル効果とは音や香りなどによって消費者の五感を刺激し、それによって購買意欲を生じさせる効果です。
    できあがったメニューを売るだけでなく、注文を受けてからその場で料理を作ると、音や香りでお客様の購買意欲が湧きます。

    店頭販売では販売しているメニューの実物を目にしたり匂いを感じたりできるので、見た目・香り・音を十分に活用することで集客と販促に繋がります。

    おすすめ商品

    その店の看板商品やおすすめ商品を大きく宣伝すると、足を止めてメニューを見てくれる可能性が高まります。
    行きたい店や食べたいものが決まっていない方は選択肢が多い状態ですので、おすすめ商品をPOPやA型看板を使ってアピールします。

    メニュー名や値段だけでなく、特徴やおおすすめの理由も合わせて掲示するようにしましょう。

    接客態度

    どんなにメニューや店の雰囲気が魅力的でも、スタッフの態度が悪く近寄りがたいと思われてしまっては、集客に悪影響を及ぼしてしまいます。
    清潔感のある身だしなみ、丁寧な言葉遣い、そして最も大切な笑顔で良い印象を持ってもらえるようにしましょう。

    マスクをしていると口元が見えないため、目元を意識して接客することがポイントです。

    また、お客様に声をかけるタイミングも重要です。
    お客様がメニュー表を見て考えているのにスタッフは声をかけない、逆に足を止めただけで勢いよく声をかけられる、など良かれと思ってとった行動でも、お客様によっては気分を悪くされてしまいます。

    お客様が興味を持っていそうなタイミングで挨拶することで、商品について聞いたり、会計をお願いしたりしやすい雰囲気を作ることができますので、意識して接客しましょう。

    販売時間

    せっかく店頭販売をするのに、人が全く通らない時間帯に行うのは労力の無駄になってしまいます。
    集客するには人通りの多い時間帯に実施するようにしましょう。

    時間帯によってターゲットを変え、販売するメニューを変えることも一つのポイントです。

    例えばオフィス街にある店であれば、平日のランチ時お弁当販売。
    住宅街にある店であれば、中食にも対応できるおかずのみの商品や、お子様向けの商品のニーズもあるでしょう。

    それぞれの時間帯のターゲットのニーズを考慮して、メニューを決めることが重要です。

    外装・POP

    外装は店の業態や扱うメニュー、雰囲気などを想像できるデザインにすることがポイントです。

    周囲に似たコンセプトの飲食店がある場合、外装まで似ているとご自身の店の印象が薄れてしまいますので、周囲の飲食店の外装は必ず確認しましょう。
    ご自身の店ならではの特徴が伝わるデザインを意識してみてください。

    また、通行人に店舗を知ってもらうには、POPや看板が有効です。
    POPや看板は歩きながらでも目に入るものでなければ効果がありませんので、離れた所からでも目に留まる大きさ・デザインにすることを心がけましょう。

    POPや看板を確認できても、魅力的なメニューや利用するメリットがないと購入にまで至らないので、写真やメニューの売りを載せるなど、テイクアウトしたいと思われるように作成しましょう。

    テイクアウト容器

    店頭販売では、持ち運びしやすく美味しそうな盛り付けを維持できる容器を選ぶ必要があります。
    せっかく味が美味しくても、持ち運んでいる間に料理が崩れたり、寄ったりすると次回購入に繋がりません。
    そうならないようにメニューごとに合う大きさや形状の容器を選ぶようにしましょう。

    汁ものはフタ外れにくい容器、カレーはルーとライスの仕切りがある容器、丼ものは高さのある容器を選ぶなど、お客様目線で考えることが大切です。

    店内で使用する食器にこだわるように、店頭販売で使用する容器にもしっかりこだわるようにしましょう。

    容器以外にも持ち運び用のビニール袋、おしぼり、割り箸やスプーンなどを用意すると、どこでも食事が楽しめてお客様に喜んでいただけます。

    店頭販売の許可

    店頭販売を行う場合、メニューによっては製造業や販売業の許可の取得が必要となるものがあります。
    事前にしっかり確認して店頭販売するようにしましょう。

    弁当・惣菜

    飲食店営業の許可を取得している場合、弁当や惣菜の店頭販売や仕出しは可能です。
    ただし、弁当や惣菜であっても「卸売販売」を行う場合は、惣菜製造業の許可が必要になります。

    仕出しの場合は、配膳台等の設備が必要となる可能性もあるので注意しましょう。

    ケーキ・焼き菓子

    飲食店営業の許可を取得していても、ケーキや焼き菓子等を製造して店頭販売するためには、別で「菓子製造業」の許可が必要になります。

    食肉製品(ソーセージ等)

    ソーセージのような食肉製品の店頭販売は、飲食店営業許可の他に「食肉製品製造業」の許可が必要になります。

    また、長期保存が可能となる製品等を製造する場合はも食肉製品製造業の許可が必要となる場合がありますので注意が必要です。

    刺し身

    飲食店営業の許可を取得していても、刺身を店頭販売する場合は別途「魚介類販売業」の許可が必要になります。

    店の調理場内で紙コップ等に注いだものを提供することは可能です。
    また、市販のお酒を開封せずにそのまま販売する場合も、食品衛生法上の営業許可を取得する必要はありません。

    しかし酒税法に基づく免許を受ける必要がありますので、税務署にご相談ください。

    生肉

    飲食店営業の許可を取得していても、生肉を販売する場合は、「食肉販売業」の許可が必要になります。

    ラーメン

    麺・スープ・具材を詰め合わせたセットを販売する場合、麺を製造する場合は「めん類製造業」の許可、チャーシューを製造する場合は「食肉製品製造業」の許可が必要になります。

    店頭販売の注意点

    店頭販売にはやってはいけないことや、気をつけるべきポイントがいくつかあります。
    それらを知らないまま店頭販売を始めると、法に触れてしまう可能性もあるので注意しましょう。

    店頭での盛り付け

    ご飯を盛り付ける行為は調理行為に該当しますので、調理場以外の場所で行うことができません。
    飲食店営業の営業許可を取得している盛り付けは必ず店の調理場内で行うようにしてください。

    また、屋外で食品を調理して提供する場合,飲食店営業(屋台)の営業許可が必要となります。

    しかし当該営業許可を取得している場合であっても、米飯類を調理して提供することはできないことになっていますので注意してください。

    衛生面

    店頭販売されるメニューは、店内で食べるものよりも食べるまでの時間が長く、食中毒危険性が高くなります。
    そのため、原材料の仕入れから販売までの衛生管理を徹底することや、早めに食べるよう呼びかけすることが重要です。

    冷蔵設備等がない店頭販売する場合、冷蔵設備等がないと食品の温度管理が困難です。
    必ず冷蔵設備を設けるなどをして温度を管理し、店頭販売するようにしましょう。

    冷蔵設備がある場合でも、サラダや生もの販売はおすすめしません。

    食品表示

    あらかじめ容器包装された加工食品には、食品表示が義務付けられています。
    ただし、メニューを店内で容器包装して販売する場合は、表示を行う必要はありません。

    しかし、アレルゲンや期限など、お客様が知りたい場合は情報提供できるようにしておく必要があります。

    【人気の記事】低コストで開業できる!小さな飲食店のメリットと準備のポイント
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    店頭販売はお店を知ってもらうきっかけにもなり、新規顧客の開拓にも繋がります。

    また出来上がったメニューを実際に見て確認できるので、メニューの魅力をお客様に伝えることができます。
    販売許可や、店頭販売の注意点をしっかり確認して、売上に繋げられるようにしましょう。

    下記URLでは、飲食店の店頭販売にあたり、「効果・コツ・許可・注意点」について深堀し、「これはありがたい。」と思っていただける、惣菜製造許可・菓子製造業・食肉製品製造業・魚介類販売業・食肉販売業など各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」をご紹介します。
    合わせてチェックしてみてください。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!全国10地区版の「店頭販売に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

    ダウンロードは下記10地区のご希望の記事リンクをクリックし、該当記事上部からダウンロードしてください。

    <北海道>飲食店が店頭販売する時の注意点は?店頭販売の申請先ダウンロード
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/8364/

    <東北>飲食店が店頭販売する時の注意点は?店頭販売の申請先ダウンロード
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/8376/

    <関東>飲食店が店頭販売する時の注意点は?店頭販売の申請先ダウンロード
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/7711/

    <甲信越>飲食店が店頭販売する時の注意点は?店頭販売の申請先ダウンロード
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/8358/

    <北陸>飲食店が店頭販売する時の注意点は?店頭販売の申請先ダウンロード
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/8380/

    <東海>飲食店が店頭販売する時の注意点は?店頭販売の申請先ダウンロード
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/8314/

    <近畿>飲食店が店頭販売する時の注意点は?店頭販売の申請先ダウンロード
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/7823/

    <中国>飲食店が店頭販売する時の注意点は?店頭販売の申請先ダウンロード
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/8368/

    <四国>飲食店が店頭販売する時の注意点は?店頭販売の申請先ダウンロード
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/8372/

    <九州・沖縄>飲食店が店頭販売する時の注意点は?店頭販売の申請先ダウンロード
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/8201/

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  • 居酒屋を開業する前に絶対に知っておくべきポイント【2023年2月更新】

    居酒屋を開業する前に絶対に知っておくべきポイント【2023年2月更新】

    飲食店にはさまざまな種類のお店があります。その中でも「居酒屋」は開業がしやすい業態と言われております。
    特に小さい居酒屋は「誰しもが開業できる」といったメリットがある一方、長年やっている居酒屋や新規開業の居酒屋など多く、非常に激しい競争率のため経営が難しい点が挙げられます。

    本記事では、そんな居酒屋開業における注意点・成功するためのポイントについて説明していきます。これを知っておくだけでもぐっと成功率が上がるはずです。

    居酒屋開業のメリット

    居酒屋を開業するメリットについてご紹介します。

    ひとり飲みのニーズが拾える

    居酒屋開業のメリットとして、「ひとり飲み」のニーズを拾えることです。

    近年では男性だけでなく、女性のひとり飲みも増加しております。単価が低くとも頻繫に来店していただく確率も上がり、ターゲットとして実に魅力的です。

    特に昨今のコロナ禍において大勢での飲み会が減り、少人数、ひとり飲みも増えています。コロナの影響が続く限りひとり飲みの需要は増えると考えられます。

    利益率が高い

    居酒屋の大きなメリットのひとつとして「高い利益率」が挙げられます。

    アルコール類(ビール・焼酎・日本酒・ウイスキーなど)はもちろん、焼き鳥・刺身などの料理は仕入コストの2〜3倍で提供できます。原価率の低さ、粗利率が高い点が居酒屋開業のメリットです。

    初期費用を少なく抑えれる

    居酒屋は小規模での開業もできます、他の業態と比較して初期投資を少なく抑えられることが可能で、8席のカウンターのお店でも十分に営業することができます。開業資金をなるべく少なくすることが成功率アップのひとつのポイントにもなります。

    居酒屋開業のデメリット

    次に居酒屋を開業するデメリットについてご紹介します。

    誰でも参入できる

    資金さえあれば居酒屋は誰でも開業することができます。勿論開業資金があまりない方よりも開業資金があるような企業の参入などは容易なためライバルが多くなる可能性があります。

    また資格・学歴など関係なく出店できるため、競争率が激しい業態です。誰でも簡単に開業できることは、メリットである反面デメリットにもなります。

    ライバル店が多い

    新規オープンの居酒屋が日頃出店されるなか、魅力的なお店にするため、成功率をアップさせるためにも様々な準備をし、競合に勝つ方法を考えていく必要があります。市場規模は減少していますが、新規出店数が減ってはおらず、ライバル店との競争は激化しています。利益を上げている飲食店は、規模が小さい居酒屋であっても、安さサービスの質など日々努力して考えています。そのため現状に満足してしまうと、すぐに時代遅れな店になってしまいます。流行に遅れないよう日々調査することも大切です。

    【こちらもチェック】居酒屋を開業する!開業の流れと成功・失敗のポイントは?
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。 

    失敗と成功の分岐点

    居酒屋業態の現状の把握

    若年層の「アルコール離れ」や「会社帰りの居酒屋需要の低下」など居酒屋業態は深刻な問題を抱えています。また「家飲み」や「ちょい飲み」といった居酒屋を利用しない、手軽な飲み方も流行にもなっています。新規開業において、より深いニーズを獲得するためにも、他店以上に事前の調査・準備が大切です。事業計画、メニュー作り、コンセプトは明確にし、他店との大きな差別化が必要です。

    人手不足

    飲食業界の人手不足は年々深刻化しております。なかなか人が集まらず多くの飲食店は悩んでいるのが現状です。

    人が足りないため、スタッフの負担もかかってしまいます。労働環境が悪化することで、スタッフの離職につながり、新人の方が入ったところで定着せずサービス低下によりお客様離れと、負のスパイラルに陥ってしまいます。

    この流れに陥らないために、人手が少ない状況でもお店を回せる体制を整える、省力化を考えることは必須項目です。事前にどのくらいのスタッフが必要なのか、それが正社員なのかアルバイトなのかも必ず開業する前にしっかりと考える必要があります。

    開業資金計画

    どのような居酒屋を開業するか大きい、小さいによって違いはありますが、個人で開業する小さい居酒屋の場合は、開業資金が700万円~1200万円程度は必要となります。

    ほとんどの飲食店は、オープンから経営が軌道に乗るまでに3~6ヶ月ほどかかり、この時期を乗り越え、リピーターを地道に増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。運転資金はその数ヶ月を乗り越えるために欠かせない、最も重要な資金の一つです。

    失敗しない資金計画の基本は、下調べで手抜きをしないことです。予算立ての際には、お店を作る際の開業資金だけでなく、数ヶ月分の運転資金についてもしっかりと検討し準備を行いましょう。

    コンセプトを考える

    コンセプトの重要性

    コンセプトとは、簡単にまとめると「どんな居酒屋にするか」ということです。

    お客様から見て「その居酒屋がどんな価値を提供してくれるのか」ということになります。
    このコンセプトとは居酒屋を開業するにあたって、軸となる部分となり、これがしっかりと決まっていないと開店する前も開店してからも迷走してしまします。

    成功している居酒屋には、しっかりとしたコンセプトがあるため、必ずコンセプトはしっかりと決めましょう。

    多種多様な居酒屋業態

    飲食業界の中でも居酒屋業態のコンセプトの多様性は群を抜いています。

    立ったままお酒を楽しめる「立ち飲み」、値段が安く気軽に楽しめる「大衆酒場」、おしゃれな料理やお酒が楽しめる「創作居酒屋」、人の目を気にせず楽しめる「個室居酒屋」、お化け屋敷や牢獄を体現できる「テーマ系居酒屋」、各地方の郷土料理や地酒が楽しめる「ご当地居酒屋」、モダンな中に昭和の雰囲気を残した「ネオ居酒屋」など、、、
    そんな強豪なライバルだらけの業態で、残り続けていくためには、揺るがない独自性あるコンセプトが必要です。ただそのコンセプトが奇抜だからと言っていいわけではなく、お客様から求められるコンセプトなのかどうかをしっかり見極める必要があります。

    メニュー作成

    メニューを開発する際に、忘れてはならないのがどこの居酒屋でもよく見る「定番メニュー」です。
    定番メニューはニーズも高いため、注文されることが多いメニューです。お店側としても、あると安心なメニューのため、お客様にもお店側にもメリットがあります。

    メニュー考案、価格設定など、メニュー作成は売上に繋がる要なので、物件を決める前から時間をかけて決めましょう。

    メニュー構成

    居酒屋に限らず飲食店経営を成功させる重要な点として、人気の看板メニューの開発です。これをしっかり開発するかどうかで成功率がぐっと上がります。

    しかし、話題になる看板メニューを考案するのは簡単ではありません。

    どのような料理やドリンクを提供するか、調理法はもちろん、その「構成」が重要なポイントになり、まずはお客様となるターゲット層をしっかりと絞り込むことです。実際のターゲットになるお客様の客単価、品数、注文の流れなどをシミュレーションしながら考えることが重要です。

    メニューを作る際には、「看板メニュー」「定番メニュー」「稼げるメニュー」の3つから構成していきましょう。

    看板メニュー

    「看板メニュー」はお客様にぜひ食べてもらいたいと、その居酒屋を象徴したものです。

    集客の効果や顧客満足度を高めるためにも、必須のメニューです。
    居酒屋といっても、立ち飲み・個室居酒屋・大衆酒場・ダイニングバー、お化け屋敷や牢獄を体験できる体現型の居酒屋や昭和の雰囲気を残した居酒屋など様々です。

    まずは開業するお店のコンセプトをしっかりと考え、コンセプトを象徴する、独自性の高く人を惹きつけるメニューを考案しましょう。独自性のない料理でも、食材や調理法にこだわったりと、盛り付け方、提供方法に特徴を付ける、など工夫を凝らしいきましょう。最近ではひとつの料理がInstagramに投稿され、それが拡散して人が集まることも珍しくありません。今後新規で居酒屋を開業する上にはこのあたりも外せないポイントです。

    定番メニュー

    「定番メニュー」は、居酒屋でいう枝豆や漬物、唐揚げ、フライドポテトなど誰もが注文するようなメニューです。もしなければお客様の満足度が下がってしまうメニューとも言えます。
    追加の注文を受けることができ、客単価UPの鍵となるため、定番メニューは用意しておきましょう。

    稼げるメニュー

    「稼げるメニュー」とは、原価率が低く「売れると儲かるメニュー」です。

    「稼げるメニュー」は、セット販売や、「とりあえずの一品」や食事の最後の「〆の一品」として注文してもらえるよう工夫しましょう。実際に開業する前にはライバル店舗がどのように稼げるメニューを展開しているのか、競合調査をすることで自分の居酒屋がどうすればいいのか、参考にするのもおすすめです。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。居酒屋は開業資金さえあれば、誰でも参入できる業種でもあります。コロナ禍ではあるもののライバル店舗も日々増えていく中、多店舗とどう差別化を出していくかがポイントになります。居酒屋と言っても『立ち飲み』『大衆酒場』『ダイニングバー』『個室居酒屋』など多種多様に存在します。

    まずご自店のコンセプトは何かをしっかりと考え、それに沿って開業していくことを心掛けていきましょう。事前にしっかりとコンセプトや差別化を考えることで居酒屋開業の成功率が上がります。

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  • ゴーストレストランでの開業するメリット・デメリットについてご紹介します

    ゴーストレストランでの開業するメリット・デメリットについてご紹介します

    昨今コロナウイルスの影響で、お店の運営が厳しい飲食業が増加しています。
    そんな中、注目を浴びているのが「ゴーストレストラン」と呼ばれる飲食店の形態です。ウーバーイーツや出前館などの飲食のデリバリー需要が上がっている中、ゴーストレストランの開業をお考えの飲食店オーナー様も増えてきております。

    本記事では、今後のお店の展開方法として知っておきたい内容、ゴーストレストランのメリット・デメリットをご紹介いたします。

    ゴーストレストランとは?

    ゴーストレストランとは、デリバリー専門としてお客様に料理を提供をする、主に「客席」を持たない飲食店のことです。ゴーストレストランは、ニューヨーク発祥の飲食業態で、最近ではデリバリーの需要が増加していく中、日本での開店も多くなってきました。ニューヨークではすでに「ゴーストレストラン」は人気を集めており、その背景にはウーバーイーツの影響も大きくあるでしょう。

    利用方法は、電話またはデリバリー専門のアプリで注文することで、お店に足を運ぶことなく、自宅などでお店の味を楽しめることができます。

    ゴーストレストランの仕組み

    飲食店開業には、多額の資金が必要となります。開業資金は飲食店の業態や居ぬき物件の利用などによって変動もしますが、一般的に最低1000万円ほどの資金が必要となります。
    しかし、開業から3年以内の閉店率が7割を超えるなど厳しい状況でもあり、成功率も決して高いものではありません。開業前に立地調査をしたものの、開店後当初予定したほどのお客様が来店されなかったり、改善しようとも中々解決できない問題もあるでしょう。
    ですが、ゴーストレストランはお客様を招く必要がなく立地の影響を受けません。他にも内装のデザイン工事や、装飾等も必要がないため、初期費用を抑えて開業できるのも注目されるポイントとして挙げられます。他にも家賃や光熱費などを大幅にカット、アルバイトなどの人件費もかかりません。

    ゴーストレストラン開業のメリット・デメリット

    注目を集めているゴーストレストランを開業する、メリット・デメリットについてご紹介いたします。

    メリット

    ゴーストレストラン開業のメリットについてご紹介していきます。

    開業費用を抑えることができる

    ゴーストレストランは、客席を必要とする飲食店と比較して初期費用を抑えて開業することができます。

    一般的な飲食店の開業には、店舗の内装・外装工事、装飾品などの設備や備品、ホールスタッフの人件費などトータルでも1000万円近くはかかってしまうものです。 
    しかし、ゴーストレストランでは間借り店舗、またはシェアキッチンを利用しての開業となり、内装や外観の見栄えを気にする必要もなく、テイクアウト用の容器を扱うため、食器類の準備も不要です。
    他にも店舗家具やレジも用意する必要がないため、開業費用を大分抑えることが可能です。

    経費を削減できる

    一般的な飲食店の経費には、店舗家賃・光熱費・食材費・人件費などが必要となり、ゴーストレストランでは、店舗家賃・光熱費・人件費などの経費をかなり抑えることができます。

    ゴーストレストランの場合、お客様が足を運ぶことがないため、お店の立地にこだわる必要がありません。また客席がないため、ホール従業員を雇う必要がないため、人件費削減にもなります。

    天候による売上の変動がない

    一般的な飲食店では、天候により売上や客足が減るケースも多々あり、大雨の日には、売上がいつもの半分近くまで下がってしまう店舗も少なくありません。

    しかし、ゴーストレストランでは、そんな悪天候な日でも影響を受けることがありません。
    外出を控えることもあり、いつも以上に注文が増えたりと、利用する方も多く売上が上がることもあるでしょう。

    新メニューを取り入れやすい

    新メニューを取り入れる際は、メニュー表を新しく作成または作り直したりと、準備に時間を取られることもあります。

    しかし、ゴーストレストランの場合はお客様用のメニュー表を作成する必要なく、タブレット内にメニューを追加するだけで、新メニューを簡単に取り入れることも可能です。
    異なるジャンルのメニューを取り入れことができるのも、ゴーストレストラン開業のメリットといえるでしょう。

    デメリット

    次にゴーストレストラン開業のデメリットについてご紹介していきます。

    お店の魅力での集客が困難

    ゴーストレストランの場合、実店舗を持たないためお店の外観や内装など料理以外の魅力や雰囲気を伝えることができません。
    このような一般的な飲食店と比較して集客しづらい点が、デメリットとして挙げられます。

    お客様とのつながりが作れない

    ゴーストレストランの場合は、お客様が来店することがないのでコミュニケーションをとる機会がなく、お客様とのつながりを作ることができません。

    実店舗では、顧客がリピーターとなり、他の顧客を紹介してくださるケースもありますが、客席を持たないゴーストレストランでは厳しいでしょう。

    ゴーストレストラン開業の流れ

    ゴーストレストランの開業の流れについてご紹介いたします。

    食品衛生責任者の資格を取る

    通常の飲食店同様に「食品衛生責任者」の資格を取得します。
    「食品衛生責任者」はコンビニやスーパーなど食品や料理を販売するお店では必須の資格になります。

    物件を決める

    次に物件探しです。
    主に既存店のキッチンを利用するか、シェアキッチンを利用するケースに分かれます。一般的な飲食店と違い、駅前や人通りの多い場所に絞って選ぶ必要はないでしょう。

    しかし、配達員は駅前近くで待機することも多いため、比較的駅からは遠すぎな物件を見つけることをおすすめします。

    Wi-Fi環境を整える

    ゴーストレストランでは、デリバリー代行アプリを利用するにあたって、タブレットで受注することとなります。
    そのためWi-Fi環境が重要となります。Wi-Fiの設備については物件探しの際に、必ず確認を取りましょう。

    営業可能日数について

    営業日数が少ないと、アプリでお店を探す際に上位表示されにくいといったケースもあります。
    土日祝日を含めて、基本的に週7日は営業できる店舗を見つけましょう。

    デリバリー代行アプリを登録する

    ゴーストレストランでは、デリバリー代行アプリの登録が必須となり、HPやSNS上で注文は可能ですが、一部の人にしか宣伝ができません。
    デリバリーアプリでは、利用者も多いため宣伝効果もあり集客にも期待ができます。

    まとめ

    今後もコロナの影響もありデリバリーの需要は拡大すると考えられるため、ゴーストレストランでの開業を選択肢の一つとして、お考えのオーナーさんも増えていくでしょう。

    ゴーストレストランの開業には実店舗にはない、メリットも多数あります。
    一度、今後のお店の展開方法として「ゴーストレストラン」での開業を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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    初めて飲食店を開業される方へ

  • これから飲食店を開業する方必見!飲食店開業費の内訳とは

    これから飲食店を開業する方必見!飲食店開業費の内訳とは

    飲食店を開業するにあたり、開業費がいくらかかるか知りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。開業費を知ることは、適切な事業計画を設計するための一助となります。適切な事業計画を設計することは、融資を受けやすくなることにつながります。

    本記事では、飲食店を開業する際の開業費の内訳と削減方法について解説します。

    開業費とは

    開業費とは、名前の通り開業をするにあたって必要となる諸々の諸経費を指します。

    開業費には「物件取得費」「店舗投資費」「生活費」の3種類があります。

    物件取得費用

    物件取得費用とは、物件を契約するにあたって必要となる費用のことです。

    設備投資費用

    設備投資費用とは、厨房機器や店舗の外装内装の工事にかかる費用のことです。

    生活費

    生活費とは自分や家族を養うために必要な費用のことです。開業して数か月は、店舗の売上が安定しないため、その間の生活費を用意しておく必要があります。

    物件取得費と削減方法を解説!

    以下では物件取得費と削減方法について解説します。

    敷金

    敷金とは、物件を契約する際に、借主から貸主へ支払う費用のうちの一つです。主に、家賃を滞納した際の補填として利用されたり、契約中の物件に破損や故障箇所などがあり、この原因が借主にある場合の修繕費として利用されたりします。なお、経年劣化等の通常の生活によるものは敷金を利用した修繕の対象とはなりません。

    礼金

    礼金とは敷金と同様に、契約時に借主から貸主へ支払う費用のことです。礼金は貸主に対して、これからお世話になることへのお礼として支払います。敷金との違いとして、敷金は契約終了時に返還されますが、礼金は返還されることはありません。

    造作譲渡費

    造作譲渡とは、居抜き物件を契約する際に前の借主が利用していた内装や設備を譲り受ける際の交渉・譲渡のことを指します。造作譲渡に含まれるものとしては、内装や厨房機器などがあり、一方で家具や食器、調理器具は含まれないことが多いです。

    仲介手数料

    仲介手数料とは不動産会社へ支払う費用のことです。相場としては、一か月分の家賃となることが多いです。

    その他費用

    その他の費用としては、共益費、管理費などがあります。これらは、契約した物件に共用部分がある場合に発生します。

    削減方法

    物件取得費の削減方法として、最もおすすめなのは居抜き物件を利用することです。

    居抜き物件とは、前の利用者の設備を残したままの物件を指し、スケルトン物件とは建物の内装と外装を除いた躯体だけの物件を指します。

    スケルトン物件の場合は内装外装の工事が必要となるため、その分の費用がかかります。そのため、費用を削減したい場合は、居抜き物件を契約すると良いでしょう。

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    設備投資費と削減方法を解説!

    以下では、設備投資費と削減方法を解説します。

    店舗の外装

    店舗の外装は一番最初にお客様の目に入る部分であるため、集客や店の魅力を出すことができる重要な部分となります。

    店舗の内装

    店舗の内装はスケルトン物件か居抜き物件のどちらを契約するかによって、必要な費用が大きく変わります。内容としては電気・ガス・水道などの工事や厨房設備等の購入費が含まれます。中でも厨房設備の購入費は高額となることが多いため、注意が必要です。

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    広告費

    広告費は店舗の宣伝をするために必要となるチラシやポスター、インターネット広告などに関する費用のことです。店舗の集客を最大化するためにもしっかりと力を入れる必要があります。最初のうちは常連客もいないため、常連客になってもらうための宣伝が重要となります。

    運転資金

    運転資金とは、ランニングコストを指し、材料費や水道光熱費、人件費等が含まれます。開業直後は顧客が定着していないため、経営が安定するまでの期間の運転資金をまかなうために、予め準備をしておく必要があります。

    削減方法

    設備投資費の削減方法としては、中古商品を購入したり、水道光熱費を抑えるために、節水・節電を徹底すること等があげられます。また、適切な事業計画を立てることによって、人件費を最適化することもコストカットにつながります。

    特に厨房機器の購入は高額になりがちであるため、テンポスドットコムなどで中古厨房機器を購入することで設備投資費を抑えることができます。

    開業費を知る事のメリット

    以下では開業費を知ることのメリットを解説していきます。

    適切な事業計画の作成

    開業費を知ることで、適切な事業計画を作成することができます。事業計画は融資を受ける際に必ず必要になるため、事業計画の実現可能性は審査をする際の重要なポイントとなります。また、最適な融資金額を提案することで、店舗を運営しつつ、無理のない返済をすることができます。

    開業費の節約

    開業費の詳細を知ることで、開業費のどの部分が削減しやすいかを知ることができます。厨房機器などは中古厨房機器を利用することでコストカットがしやすいですが、広告費など店舗の集客につながる部分のコストカットには慎重になるべきでしょう。

    資金運用の最適化

    資金運用の最適化とは、資金をかけるべき重要な部分と重要度の低い部分の住み分けをすることで、経営パフォーマンスの向上や無駄な支出の削減をすることを指します。

    FLRコストについて

    FLRコストとは、材料費(Food)と人件費(Labor)と家賃(Rent)を足した費用のことです。一般的に全体の運用資金に対するFLRコストの比率の目安は60~70%と言われています。また個別の全体に対する目安として材料費は30%、人件費は20%、家賃は20%となっています。

    材料費が過剰な場合は、メニューや仕入れ先の見直しが必要となるかもしれませんし、人件費が過剰な場合は、シフトの見直しをする必要が生まれるかもしれません。こちらの目安を基に、削減するべき部分を考えていきましょう。

    まとめ

    今回は飲食店を開業する際の開業費について、物件取得費用と設備投資費用を中心に解説をしました。上記はあくまで目安であり、業態によって多少の誤差はあるため、インターネットで業態別の費用を調べたり、開業を経験している人にアドバイスをもらうのも良いでしょう。

    また、開業費を把握することで、費用の面において効率的な経営をすることが可能となります。今回紹介したFLRコスト等を目安として、自分の店舗に適した経営方法を模索していきましょう。

  • 飲食店開業までに必要なもの最新総まとめ【2022年2月更新】

    飲食店開業までに必要なもの最新総まとめ【2022年2月更新】

    「飲食店開業」。誰しも1度は憧れたことがあるのではないでしょうか?
    しかし、飲食店を開業するにはメニュー開発や資金調達、物件探し、さらに資格取得や開業手続きまで、やらなければいけないことがたくさんあります。


    何から始めればいいのか、何が必要なのか、どのような流れなのか、そんな方のために飲食店を開業するまでの流れをそれぞれポイントと合わせて紹介していきます!

    飲食店開業準備に入る前に!最初に知っておくべきこととは?

    飲食店の開業を決めてからオープンまで、準備することがたくさんあります。
    事前にしっかりと準備をしていないと、開業できてもそのあとに失敗してしまう恐れがあります。


    失敗を防ぐために、まずは開業について理解を深めましょう!
    開業のベストタイミングや自分に合った開業方法を知っておくことで、より開業成功の道に近づきます。

    飲食店開業のベストタイミングはいつ?

    飲食店の開業には、良いタイミングと悪いタイミングがあります。世の中の情勢、コロナや自分自身の状況にもよりますが、一般的には9月から10月に開業するのがベストタイミングと言われています。

    逆に、悪いタイミングというのは12月から1月です。
    それは、クリスマスや忘年会、新年会などの行事により、飲食店が最も忙しくなる時期だからです。

    繁忙期に開業し、お客様に不慣れな対応をしてしまうのは避けましょう。
    最初の2、3カ月は仕事に慣れる時期として計算すると、9月から10月に開業するのがベストと言えます。

    また、自己資金がある程度貯まっているときも開業のタイミングです。
    開業後で一番大変なのは資金調達です。コロナの影響で大変な状況ではありますが、開業するからには飲食店は長続きしなくては意味がありません。

    独自開業?フランチャイズ経営?自分に合った開業方法とは?

    開業には主に2つの手段があります。
    それぞれの特徴を理解し、自分に合った開業方法を見つけましょう。

    独自開業

    何もない状態、0から一人で開業を始める方法です。

    ノウハウを持たない場合、物件や設備、資金など大きな労力や資金が必要になり、全て自分一人でやらなければならないため、苦労が多くなります。

    しかし、やることが多い分やりがいが大きく、利益も多く得ることができるという魅力もあり、全て自分一人での意志で決定することができ、自由度が高いため個性を出したい方におすすめです。

    自分一人で選択できるという点から、居抜き物件や中古厨房機器を使用することで多少の資金を抑えることができるため、資金面に関してはある程度工夫することができます。昨今資金ゼロからの開業などの記事もありますが現実的ではありません。

    フランチャイズ経営

    フランチャイズ本部企業と契約を結び、経営する手段です。
    フランチャイザーが築き上げた商標や商号を使用する権利を与える代わりに、フランチャイジーはロイヤリティーという対価を払うというシステム。

    フランチャイズ経営の魅力はなんと言っても、フランチャイズ本部の持つ商標、チェーン名称、商品、ビジネス、経営のノウハウなど活用して経営できることです!

    既に知名度があるため、開店当日からリピーターとなるお客様を招き入れることも可能です。
    ブランド力が活かせられるのは、独自開業とは異なる大きなメリットですよね。

    また、定期的な商品開発が行われるため、全国展開であればテレビなどの宣伝が威力を発揮することもあります。

    このように、未経験からオーナーとして活躍することができ、集客支援や社員育成のサポートも受けることができるため、安心して開業することができます。

    しかし、ブランド力を活かすことができるというのは、逆に悪い影響を受ける可能性もあるということです。

    また、希望の物件や内装など、自分の思い通りにならない点も出てくるため、自分の理想通りのお店を開業したい方にはおすすめできません。

    最低条件を決めて、自分に合った開業方法を知りましょう。

    魅力的な飲食店にするには?コンセプトの重要性

    コンセプトを明確に作成していないと、オープン後の経営の仕方や方針に影響したり、狙いたいターゲット層のいない立地に出店したり、資金繰りがうまくいかなくなったりという話を飲食店を経営するオーナーさんなら誰しもが聞いたことがあるのではないでしょうか?

    ここでは飲食店にとって重要なコンセプトの考え方について説明をしていきます。

    コンセプトの重要性

    コンセプトとは、概念、つまり基本的な考え方のことを言います。

    簡単に言うと「どんなお店にするか」ということであり、この軸がしっかりしていないと開店前も開店後も迷走、結果として「開業失敗」につながってしまいます。

    コンセプトは、来店されるお客様がお店に対するイメージや、どのような商品やサービスを提供しているのかを判断する材料にもなるのです。

    コンセプトの考え方

    飲食店におけるコンセプトは、「7W2H」の観点から考えていくことができます。

    「7W2H」に沿って、コンセプトを固めていきましょう。

    What(なにを)

    お店でどのような商品を提供するのか。メニュー・サービスの特徴。

    Which(どれを)

    どれを看板商品とするのか。お店のウリを明確にしましょう。

    Whom(だれに)

    ターゲット像はどのようなものか。
    メインターゲットとサブターゲット(次いで取り込みたい客層)を設定しましょう。
    ターゲットはお店周辺にどのくらいいると考えられるのか、どのようにアプローチをするか。

    Where(どこで)

    出店するお店の場所。自宅と同じ場所なのか、自宅とは別の場所なのか。立地条件やエリア、席数を設定し、調査をしましょう。
    この場合は「ターゲット」が関係してくるため、Whom(だれに)を踏まえた上で決定しましょう。

    Why(なぜ)

    創業目的、目標、夢。なぜお店を始めるのか考えてみましょう。
    また、お客様視点に立って、なぜ来店するのかも考えてみることで、より明確なコンセプトを決めることができます。

    Who(だれが)

    誰が開業するのか。一人で開業するのか、誰かと一緒に開業するのか。
    スタッフや雇用する予定の従業員数、スタッフはプロかアルバイトか等。

    How(どうやって)

    どのようにしてお店を世の中に広めていくか、どのようにして接客、サービスを提供するか。
    集客・販促・提供方法を考えましょう。

    How much/long(どのくらい)

    開業にかかる資金、設定する客単価、どれくらいの期間をかけて開業するのか。

    When(いつ)

    開業時期、営業時間、定休日。
    開業までの時間、いつまでに開業するか、どんな時間帯に利用してもらえるのか。

    売れるメニューを開発しよう!

    提供するメニューによって、集客や売上、来店されるお客様の満足度等、飲食店の命運が決まります。
    お客様が満足するようなメニュー、また、利益につながるメニューを開発しましょう。

    メニュー作成時のポイント  

    コンセプトを明確に!

    どのようなメニューを提供するのか、まずはメニューの基本方針を決めることが重要なポイントになります。

    ターゲットとなる客層を明確にし、店のコンセプトに沿ったメニューを用意することで、店の個性や統一感が出すことができます。

    メニューの種類

    メニューの種類によって、店にもたらす効果・役割が異なってきます。
    多くの飲食店で取り入れられているメニューの種類・効果には、以下のようなものがあります。

    「定番メニュー」
    同じジャンルの飲食店ならば必ずと言っていいほど置いてあるメニューのことです。
    顧客のニーズを満たしやすいことが特徴です。
    例:居酒屋=ビール、中華料理屋=餃子

    「看板メニュー」
    そのお店の看板、お店の顔となるメニューです。
    これを目当てにお客様が来店するため、店のブランディングや宣伝に繋がります。
    飲食店の競争が激しい中、他のお店にはないメニューを作ることで顧客の増加、リピート率向上にも効果があります。

    その他、原材料費や調理のコストがかからない「利益率の高いメニュー」、季節ごとの一品など一定期間で変わる「期間限定メニュー」など、それぞれバランスをよく取り入れることを意識しましょう。小さいお店、大きいお店に関わらず、これらのメニューを事前に決めておくことをおすすめします。

    こだわりを持つ

    顧客のニーズはその時代によって変化していきます。
    しかし、味を変えてしまうと、常連客が離れてしまう可能性もあります。
    何度でも足を運びたくなる、オリジナリティ溢れるメニューを日々追及し続けていきましょう。

    見た目

    料理の美味しさももちろん、見た目も重要です。
    盛り付けや色合いは、食指を動かすきっかけとなります。

    また、近年ではソーシャルメディアへの投稿が盛んになってきています。
    お客様自身が宣伝をしてくれることもあるので、見た目のインパクトや彩りはとても重要です。
    コンセプトで設定したターゲットの客層から料理の種類、ボリューム、器、盛り付け方を決めましょう。

    メニューブックの作成

    飲食店におけるメニューブックは、お客様が席について1番最初に目にするものです。
    メニューの伝え方がうまくいかないと、売れる商品も売れなくなってしまいます。

    メニューブックには様々な種類があります。
    自分のお店の雰囲気やコンセプトに合ったメニューブックを選び、より魅力的にメニューを提供しましょう。

    メニューブックの種類

    折り畳みタイプ
    1枚タイプに比べて、メニュー数は比較的多く掲載可能な分、コストがかかります。
    二つ折り、三つ折り、観音折りなどの種類があります。
    ラーメン店や定食店向けです。


    見開きタイプ
    お店のメニュー数に応じたメニューブックを作成することができます。
    レストランや居酒屋など多くのメニューを提供する業態向けです。

    メニューブック作成時のポイント

    イチオシメニューは大きく目立たせる
    お客様は、メニューブックを見て、一番目立っているメニューをお店のイチオシ商品だと認識します。
    だからこそ、一番注文してほしいメニューは、一目でわかるように一番大きく、一番目立つように配置しましょう。

    カテゴリを分けて表示
    「サラダ」「焼き鳥」「刺身」など、カテゴリを分けて掲載しましょう。
    バランスのよい注文や注文品数の増加にもつながります。

    写真は大きく・多く
    メニュー写真はプロにお願いするとより効果的です。
    費用はかかりますが、「美味しそう」な写真で紹介することで、売り上げに繋がります。

    テンポスではメニューブックの作り方からメニューブックの購入まで、飲食店を開業されるお客様をお手伝い致します。

    ●メニューブックの購入

    テンポスドットコム

    ●メニューブックつくりのご相談

    テンポス情報館

    ベストな仕入れ先を見つけるには?

    仕入れ先の探し方

    仕入れ先を探す方法としては、下記が挙げられます。

    ・インターネット
    ・お店の近所を探す
    ・知り合いから紹介してもらう
    ・展示会・市場で探す

    近年ではインターネットで仕入れ先を探す方が多い傾向にあります。
    また、飲食店を経験されている方は当時の繋がりやツテなどから仕入れることが多いようです。

    仕入れ先の種類

    仕入れ先は主に下記が挙げられます。

    ・通販サイト
    ・スーパー
    ・生産者
    ・業務用卸業者
    ・市場

    品質や価格は適切か、自分の店に合っているか、支払い方法や納品方法など、複数の仕入れ先を比較し、自分のお店にあった仕入れ先を見つけましょう。リスト化しておくことで将来的に仕入れ先を変更する時にも役立ちます。

    テンポスでは飲食店の仕入れのお手伝いを致します。

    ●仕入れ先開拓

    ミクリード

    ●酒類の仕入れ

    サントリー


    飲食店開業、気になる費用について解説!

    飲食店を開業するにあたって誰もが直面する開業資金問題。
    いざ開業するときに「資金が足りない」なんてことのないよう事前に知識をつけましょう。
    ここでは、必要な費用の概要と資金調達方法を紹介していきます。

    必要な費用とは?

    開業に必要な資金は主に以下の4つに分けられます。

    物件取得費
    物件を本契約して自分の物件として取得するために必要なお金です。

    店舗投資費用
    店舗としての体裁を整えるために必要なお金です。

    運転資金
    運転資金=FLコスト(食材費+人件費)+家賃 

    生活費

    開業時に使用できる?補助金・助成金って?

    国や地方公共団体から支出される資金として、「補助金」、「助成金」があります。
    こちらは返済の必要がないうえに、資金として活用できるのです。
    それぞれ審査があるので、しっかりと条件を満たした上で申請しましょう。

    資金調達方法

    自分で貯金をする

    約6割の企業が、飲食店を開業してから事業が軌道に乗るまで6ヶ月かかり、残り4割は6ヶ月以上の期間を要しています。
    そのため、最低6ヶ月分は運転資金を予測して準備しておく必要があります。コロナでの営業自粛、短縮営業などの可能性も考え少し余裕を持って準備を心掛けてください。

    最低でも3ヶ月分は自己資金としても用意し、あと3ヶ月分は「制度融資」「創業融資」「助成金・補助金」などの方法で資金調達するようにしてください。

    知り合いからの支援

    資金調達方法の中でも最もハードルが低く、負担が少ないです。
    信用次第で利息や返済日などが、金融機関と比べて融通が利きます。

    知り合いだからと曖昧にせず、返済義務の有無や返済期間、利子などについて明確に取り決めを行い、契約書まできちんと作成するようにしましょう。

    銀行・信用金庫からの融資

    資金調達をするにあたって、普段から利用している身近な存在ということもあり、銀行からの融資が真っ先に思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
    しかし、事業主の過去の取引実績をもとに厳正な審査を行うため、意外にもハードルが高いようです。最初の自己資金ゼロの場合には銀行や信用金庫からの融資は非常に難しいと考えてください。

    飲食店成功の鍵!いい物件を見つけるには?

    物件は飲食店の成否を決めます。
    優良な物件を見つけるにはどうしたらいいのでしょうか。

    さまざまな物件がありますが、なかなか理想の物件に出会えないこともあります。
    たくさんある中から理想の物件を見つけるため、物件の探し方をお伝えしていきます。

    それぞれの特徴を理解して自分に合った探し方で見つけましょう!

    3つの調査方法

    ネット

    物件を探すにあたって、やはりネットで探すのがよりたくさんの情報を得られるでしょう。
    ただ1サイトだけから探すのではなく、複数のサイトに登録してこまめにチェックすることで、大体の相場が分かるようになっていきます。あらかじめ気になった物件をリストにしておくと便利です。

    サイトによって、公開している物件が違うところもあるので、よりたくさんの場所からチェックするようにしましょう。またコロナ禍では居抜き物件なども非常に増えていますのでいい物件を探し出せれば、初期費用を抑えることも繋がります。

    不動産屋

    ある程度のエリアが既に決まっている人は、そのエリアの不動産会社に問い合わせてみるのもいいでしょう。
    不動産会社によっては、その地域の建物のオーナーと繋がりを持っている可能性があるため、ネットには出回っていない物件を紹介してもらえる場合も少なくありません。

    また、不動産会社の担当者から、物件探しに有益な情報を得られたり、アドバイスをもらえる可能性もあります。

    自分の足で歩いてみる

    エリアが決まっている場合、不動産会社に訪れるだけではなく、自分の足でその地を歩いてみるのも大切です。
    その地域の雰囲気や人通り、競合店があるのかなど、直接感じることで気づくこともあります。自宅とは別の場所で開業する場合は時間を変えて何度か歩いてみるといいでしょう。

    実際にその地域を歩いてみて不動産会社を見つけたら寄ってみるのもいいですが、アポ無しで突然訪問するのは迷惑と感じる不動産会社の方もいます。なるべく事前に確認して話を聞くようにしましょう。

    厨房機器・備品を揃えよう

    まずは厨房に必要な機器をチェックしていきましょう。
    避けたいのは、先に厨房機器を購入してからレイアウトや動線を考えることです。
    この順序だと限られた配置・動線の確保しかできなくなるため、無駄が発生するリスクが高くなります。

    順番として、まずは配置や動線を決めてから、それに合わせて厨房機器や家具、備品を購入しましょう。特に小さいお店の場合には後から変更することが難しいため計画的に進めてください。

    厨房機器

    いざお店を開業してから「必要な機器が足りない」、「使わない機器を購入してしまった」なんてトラブルは避けたいところです。
    今回は業態にかかわらず、小さいお店の場合でも揃えておきたい厨房機器を7点ピックアップしました。

    冷凍冷蔵庫

    食材を保存するための冷凍冷蔵庫は飲食店にとって欠かせない機器になります。
    提供する料理の量や厨房の広さを考えて、冷凍冷蔵庫の容量やサイズを決めましょう。

    シンク

    シンクは調理前の手洗いや、食器や調理器具の洗浄のために欠かせない機器です。

    ガステーブル・ガスレンジ

    ガステーブル、ガスレンジは調理時間の短縮、作業効率が大幅にアップします。

    作業台

    作業台は、盛り付けをしたり、お盆へ料理をセットするときに必要です。

    コールドテーブル

    コールドテーブルがあると作業と保存をスムーズに切り替えることができます。
    温度管理に気を使うメニューを扱う店舗の必需品です。

    製氷機

    冷たいドリンクの提供や食材の保存には、氷が必要です。

    食器棚

    食器やグラスを清潔に保管するには、食器棚が必要です。

    食器・備品

    料理を演出する食器やグラス、カトラリーはお店の印象を決定づけます。
    お店の雰囲気を左右するテーブルや椅子などの家具は、デザインも重要ですが、お客様の使いやすさを第一に考えて選んでください。
    寸法を測って図面と照らし合わせ、イメージ通りの家具を揃えていきましょう。

    厨房機器は新品で揃えようとするとかなりの金額がかかってしまいます。
    中古機器も視野に入れ、コストを抑える必要があります。ぜひテンポスにご相談下さい。

    ●厨房機器・店舗用品の通販サイト

    テンポスドットコム

    忘れていませんか?飲食店開業手続き!

    開業の準備が整い、いざオープン!の前に、一番忘れてはいけないのが開業の手続きです。
    開業に必要な申請や資格を持っていないと、どれだけ入念に準備をしても開業できない恐れがあります。

    予め必要な手続きを確認し、スムーズに開業できるようにしましょう。

    必要な申請・検査・届け出

    開業に必要な申請・検査・届け出は主に以下が挙げられます。

    ・税金関係で必要な届け出「個人事業主の開業届出書」
    ・衛生上必要な届け出「飲食店営業許可」
    ・消防上必要な届け出「防火管理者選任届」
    ・従業員を雇用する上で必要な届け出「労災保険、雇用保険の加入手続き」
    ・お酒を提供する場合に必要な届け出「深夜酒類提供飲食店営業開始届出書」

    必要な資格

    ・食品衛生責任者
    ・防災責任者

    これらは飲食店を開業するにあたって必須な資格です。
    ちなみに、「調理師免許」の資格は不要です。

    この他にも「持っていると強みになる資格」が存在します。
    さらに集客や売り上げを上げたい方は、自分の業態に合った資格を取ってみるのもおすすめです。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。

    飲食店を開業するには、やるべきことがたくさんあります。
    しかし、一つ一つしっかりと準備することで成功の道に近づきます。

    重要なことは、開業の流れを予め把握できているかということです。
    開業後に後悔しないよう、余裕をもって取り掛かりましょう!

    テンポスドットコムでは、コロナ禍においても飲食店の開業をされる方に向けて、開業に必要な準備をお手伝い致します。

    また、各業種に絞った専門サイトを5業種オープンいたしました。

    各業種の開業に必要な機器、情報・サービスのご提供をしております。

    是非、お店を開業する際の参考にしてみてください!

    https://www.tenpos.com/c/special-contents1/open-guide

    ラーメン屋開業ドットコムはこちら

    カフェ・喫茶店開業ドットコムはこちら

    ケーキ屋・スイーツ開業ドットコムはこちら

    パン屋開業ドットコムはこちら

    ホテル・宿泊施設ドットコムはこちら

  • なぜ、みんなは焼肉店を開業したがるのか?本当に儲かるのか?

    なぜ、みんなは焼肉店を開業したがるのか?本当に儲かるのか?

    今、焼肉店用の機器を探す人、焼肉店居抜き物件の問合せをする人が増えています。なぜ、焼肉店開業を目指す人が増えているのでしょうか?

    このコーナーでは焼肉店を開業するメリットや注意点について考えていきたいと思います。

    ※開業に関して少しでも興味がある方におすすめ!「メインコンセプト・だれに・どこで・いくらで・いつ・何を・なぜ・だれが・どのように」の9つの項目を簡単に整理できる「開業コンセプトシート」と「記入例」を「無料」でダウンロードできます。

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    この続きをみるには

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    「開業コンセプトシート」はこちらからダウンロード

    (※上記ボタンをクリックし、ぜひダウンロードして活用してください!)

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    【人気の記事】焼肉業態に見る6つの成功キーワード~これから伸びる飲食店の共通点とは~
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    みんなは焼肉店を開業したがるのか?

    たくさんある外食の業種のなかで、なぜ今焼肉店なのでしょうか? この時流に乗って大丈夫なんでしょうか?
    数多くの飲食店の出店、退店のお手伝いをしてきたテンポスグループの社員の目から考えていきたいと思います。

    みんな焼肉が大好き

    みなさんは「焼肉」というとどんなイメージを持たれますか?

    「スタミナ」「牛肉」「ホルモン」「食べ放題」「バーべキュー」「にんにく」「たれ」「にぎやか」・・・なんだか力強さやたくさん食べるイメージですよね。また前向きなイメージも多いのではないでしょうか?

    ハレの日に選ばれやすい

    運動会や試合など体を動かしたあと食べたくなるのも焼肉が一番人気だそうです。

    そうです。みんな焼肉が大好きです。そして必ず楽しいイメージがついてきます。
    とここまでは焼肉店の開業に関してのプラスのイメージばかり述べてきましたが、もう少し数字の面や時期なども考えていきましょう。

    客単価が高い

    焼肉は、コースやセットメニュー、サイドメニューを注文されることが多く、ドリンクの注文や追加も受けやすいため、他の業態と比較すると圧倒的に客単価が高い業態と言えます。「和牛〇〇〇円!」「カルビ〇〇〇円!」などの薄利なキラーメニュ―を販促のために前面に押し出してもセットメニューやサイドメニューが利益をカバーしてくれます。

    時期にあっている

    焼肉業界はコロナ下で他の飲食に較べ影響を受けにくかったという記事を多く目にしました。
    これは「換気」が問われる時に焼肉店はダクトで空気を吸い込み店内の空気は常に新しいものになっているからと言われます。

    また個食、黙食がクローズアップされるこの時期に一人での焼肉というスタイルも出てきました。

    本当に儲かるのか?

    では焼肉屋は本当に儲かるのでしょうか? 人件費や原材料の視点から考えていきたいと思います。

    少人数でできる

    焼肉のいいところは調理の大部分をお客様が自ら行うということです。

    ごくまれに「フルサービス」を売りにしている焼肉屋がありますが、ほとんどの焼肉店は焼く作業はお客様が担当します。
    本場の韓国でも以前は店員が焼くパターンがほとんどでしたが、日本式が逆上陸して人気を博していると聞きます。

    店側は下調理食材と環境を提供するだけでお客様は自分の加減で焼いて食べます。ですから無責任な言い方をするようですが、肉の調理に関してはお客様の自己責任となります。


    焼く工程をお客様にお願いすることによって他の飲食店に比べ厨房での作業を大きく減らすことができます。

    オーダーもタッチパネルにして徹底的に少人数化している店舗もふえてきました。初期投資は必要ですが、人件費高騰の打開策、注文増とういう観点で経営者から 注文の手軽さ(特に若年層に)、店員との接触回数減という観点でお客様から支持されています。実際にここ数年急速な店舗展開をしている焼肉チェーンはこの営業スタイルです。

    フードロスがでにくい

    焼肉のいいところは食品ロスが少ないところです。

    牛肉は捨てるところが無いとよく言われるように色々な部位で提供できます。とういうことは・・・稀少部位などを日替わり限定メニューにすればいくらでもロス回避が可能となり結果トータルの原価率を下げることができます。

    また他の業種に比べてメニュー数が少ないので使用する食材も自ずと減ってきますので管理が楽になります。

    押さえるポイントがシンプル

    焼肉屋に関する色々なブログやページで出てくるのが「焼肉店は押えるポイントがシンプル」というところです。
    そのシンプルなポイントとは「肉の品質」と「メニュー」のふたつだと言っても過言ではありません。

    【こちらもチェック】焼肉店を開業し、繁盛させるには?~開業手順や仕入れ、販促のノウハウを紹介~
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    注意したい点

    なんだ簡単じゃないかと思われたかたもいらっしゃるかと思いますが、ここで注意点が数点あります。

    ニオイの問題

    お客様を呼ぶには良い焼肉の香りですが、食べたくないものからするとマイナスなニオイでしかありありません。焼肉が重飲食に分類され家主から嫌がられる所以です。
    上に一般住居がある物件に入ろうとすると障害となることが多くあります。無駄に時間を費やさないよう先に確認しておきましょう。

    設備にお金がかかる

    焼肉店でお金がかかるのがダクト設備です。充分な換気のためにはしっかりした設備が必要です。
    みなさんは排煙機能が不十分な焼肉店って行かれたことはありませんか?

    私が経験したのは排煙設備が不十分(吸いが甘い)なうえに冬場で暖房のため窓を締めきって営業されてるお店です。しかも炭火+ホルモンと最悪な状況でした。テーブルや床ぬるぬる、目はしばしば、食事どことではありませんでした。服や髪の毛にもニオイが付着し非常に残念な気持ちになりました。

    特にコロナ下で不十分な換気状況での営業となればお客様は見向きもしてもらえません。しっかりした設備でお客様をお迎えしたいものです。

    飲食店の内装工事費用って業種によって変わるの?焼肉店とか高そうだけど

     

    食中毒の問題

    「焼肉✕食中毒」のキーワードで調べるとたくさんの事例がでてきます。「腸管出血性大腸菌O157」、「カンピロバクター」、「サルモネラ」・・・などです。

    お客様が焼いて食するので加熱不足や箸、トングの使い分けなど危険な要素が出てきます。
    食中毒は工程を分解していけば危険なポイントは数箇所しかありません。一つずつ確実につぶしていきましょう。

    衛生管理に関しては別の記事で詳しくお伝えいたします。

    【人気の記事】焼肉業態に見る6つの成功キーワード~これから伸びる飲食店の共通点とは~
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか? 焼肉店の人気の理由についてまとめてみました。今の時流に乗っている業態への変更や新規出店も一つの手です。

    ▼テンポスではフランチャイズでの開業支援も行っております。まずはお気軽にご相談ください

  • そば・うどん屋を開業、メニュー作成はどこに注意すればいい?

    そば・うどん屋を開業、メニュー作成はどこに注意すればいい?

    短時間で調理でき食べることのできるそば・うどんは昼食メニューとして大人気です。昼食や夕食、お酒の締めにも人気のメニューです。

    蕎麦やうどんはメニュー数が限られていますので、ターゲット層や立地条件をしっかり考えましょう。

    メニュー考案、構成のしかた、価格の設定方法など、メニュー作成は売上の要になりますので、物件を決める前から時間をかけてじっくり決めることが大切です。

    コンセプトに基づいて

    大事なのはコンセプトに沿っているかどうかです。
    開業のコンセプトで設定したターゲットの客層からそば・うどんの味、量、器、盛り付け方を決めていきます。

    ターゲット別:例

    女性向け
    ・健康志向や美容を意識したメニュー構成・・・有機野菜使用・野菜をたっぷり・コラーゲンたっぷり・十割そばなど
    ・量は少なめに設定
    ・彩りのよいおしゃれな盛り付けや器で興味をひく
    ・低カロリーメニュー提案やカロリー表示を打ち出し

    ファミリー向け

    ・広い客層に受け入れられる最大公約数的なおいしさ
    ・メインメニュー、サイドメニューやデザート品を用意してメニュー数多めにする
    ・お子様向けメニューの提案

    若い男性向け

    ・安価な料金設定
    ・ボリューム満点、分厚いチャーシューなど高カロリーメニュー
    ・丼ものメニューと「麺+丼」セット

    サラリーマン

    昼・・・すぐに食べられる・回転率を優先・セットメニュー
    夜・・・お酒の後にも食べたくなるあっさりした蕎麦やうどん・お酒やおつまみも用意する

    フリーク(愛好家)

    うどんやそば一本で勝負

    などターゲットにより準備するメニュー構成が変わってきます。

    ターゲットは「20~40代の働いてる女性」、「子育て中のお母さんと幼児」、「男子学生と食欲旺盛な男性」「近隣の会社の30~50代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。そうすることで、何を提供すべきか、どのようなサービスが必要かが見えてきます。

    最初から幅広い層をターゲットにするのは危険です。メニューの数が増えてしまい、手が回らなくなってしまう恐れがあります。メニューの数が多いと必要な食材が増えますので、食材のロスもその分増えてしまうというデメリットがあります。

    また、厨房のスペースによっては、設置できるコンロ数や機器に制限があるため、考え通りのメニュー数に対応できない場合があります。
    そうした場合は、トッピング等で差別化するなど工夫をしてください。

    立地別

    駅前・繁華街などのお店

    ・インパクトのあるメニューを打ち出す
    ・品数は少なめにし回転率を上げる
    ・「おすすめ商品」など、注文メニューの種類を集中させて効率を上げる
    ・デザートなど滞在時間が長くなるメニューの提供はピーク営業時間帯控える
    ・夜の飲み客も期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみを用意したりする

    ロードサイドなどの郊外店

    ・広い客層に受け入れられる最大公約数的な美味しさを狙う(やさしい味)
    ・刺身や寿司、天ぷらのセットなど高めの価格設定帯の商品を用意し顧客満足度を上げる
    ・サイドメニューやデザート類で、客単価UPを狙う

    メニュー作り

    そば・うどん

    こだわり

    味が良くなくてはいけないのは当然といえます。しかし、感激度の高すぎる味というのは毎日食べるには重すぎ(インパクトがありすぎ)、飽きられやすいものです。「毎日食べても飽きの来ない味付け」でなければ、お客様のリピート回数を増やしていくことは難しくなります。もちろん「こだわり」がなければ足を運んでいただくことができません。こだわりと、普遍的な味のとのさじ加減が重要になってきます。

    また、顧客ニーズというものはその時代時代によって変わってくるものです。しかし、味を変えてしまうと、常連客離れにもつながりかねません。

    何度でも足を運びたくなる、オリジナリティ溢れる蕎麦を、日々追求し続けていく姿勢が必要といえます。

    つゆと麺のバランス

    基本は「濃いそばつゆには冷たい麺」「薄いそばつゆには温かい麺」という組み合わせです。

    絶対的な決まりがあるわけではないので、独自の組み合わせを研究することで既成概念を覆すような味にたどり着けるかもしれません。実際に讃岐うどんの全国ブームにより「ひやあつ」などの組合せも市民権を得ています。

    地域性

    日本全国には多種多様の「ご当地そば」や「ご当地うどん」あり、その地域に受け入れられやすい味というものがあります。事前の調査を行うことは、エリアごとの「好まれる味」を知る重要な手がかりとなります。使用する醤油などはもっとも地域性が出やすいと思われます。

    流行

    爽やかな「すだち蕎麦」、どっさり肉を盛った「肉うどん」、見た目が真っ白な「白いカレーうどん」など、その時々のトレンドが存在しています。トレンドを取り入れた期間限定メニューを扱うなどお客様を飽きさせない工夫も必要となります。

    独創性

    最近の健康志向の中で、塩分の摂りすぎや、カロリー制限、栄養バランスの偏りといった点での関心が高まっており、オーガニックやグルテンフリー、ビーガン(ヴィーガン)、低糖質、無化調など、新しい視点での商品づくりが求められています。

    盛り付け

    昨今はSNSでの拡散効果が大きな集客を生むことから、見た目のインパクトは意識したほうがよいでしょう。トッピング・薬味の色味や配置に気を配り、トッピングに特徴がある場合は、主役となる食材が引き立てる盛り付けをしましょう。

    温度

    出来上がったらすぐに提供するということは大前提です。器の温度にも注意し、最も美味しい状態で食べられる温度で提供してください。

    見た目

    盛り付けや色合いは、食指を動かすきっかけとなります。また、近年ではソーシャルメディアへの投稿が盛んですので、お客様自身がカメラマンとなりご自店の宣伝をしてくれますので、見た目のインパクトや彩りはとても重要です。店名の入った丼なども効果があります。

    限定メニュー

    看板メニューとは別に、流行や季節感を取り入れた「季節限定メニュー」や「数量限定メニュー」を据えることで、顧客動向を追っていくことができます。

    つゆ(だし)

    つゆ(だし)

    つゆの味は地域によって好まれる味や風味が異なります。
    関東では、だしに濃口しょうゆなどで味付けしたものを「つゆ」と呼び、関西では、だしに薄口しょうゆなどで味付けし「だし」と呼びます。

    つゆは、味の決め手となる「かえし」と「出汁」を合わせて作ります。
    そばつゆは、そばの強い風味に負けないよう、醤油の味わいがしっかり利いているのが特徴です。
    『甘口で濃厚』『しっかり辛め』 など、そばの特徴に合ったゆつに仕上げます。

    うどんには麺自体に塩分が含まれていているため、そばのつゆよりも出汁の割合を高めて薄めに作ります。
    味のキーとなるつゆ(だし)は、地域差が大きいのものでその地域の好みにあった味付けが必要です。
    顧客の反応や市場傾向に注視して作る必要があります。

    出汁

    関東のうどんつゆは、鰹節のだしを主な原料として、昆布や煮干等は補助的に使います。関西のうどんだしは、鰹節、煮干、イリコ等の魚系の材料と昆布の両方を使う特徴の違いがあります。
    節の種類として鰹節、鯖節、宗田節などがあります。一般的に厚削り節を使用します。一緒に昆布の出汁をとる店が多いようです。
    「うま味」と「香り」がそばつゆの決め手となります。

    かえし

    かえしには醤油を加熱する「本がえし」と、醤油を加熱しない「生がえし」があります。
    本がえし・・・醤油の角が取れ、まろやかな味わい
    生がえし・・・醤油を加熱しないため、醤油の味が引き立つ

    基本は醤油、砂糖、みりんで作ります。砂糖とみりんの使用量は店によって大きく異なります。
    砂糖の種類も上白糖やザラメなど、どのような味わいにしたいのかによって異なります。

    うどん、蕎麦の中心となるのが麺です。シンプルな分非常に奥が深いものです。

    そば

    一般的に「蕎麦」とは「そば粉」を原料とした麺のことを指します。
    「そば粉」「小麦粉」「水」を使用して作ることが多いですが、そば粉の種類やつなぎの配合などによって、色も香りも異なるそばになります。
    「そば粉」には一番粉、二番粉、三番粉、四番粉の4つの種類があります。それぞれ蕎麦の実を製粉した回数によって呼び名が変わってきます。

    そば粉の種類

    一番粉・・・そばの実を製粉して一番初めの粉で、実の中心部分の胚乳のさらに中心部分です。でんぷんが主体で更科粉とも呼ばれています。
    二番粉・・・胚乳と胚芽で構成され、香り高く風味も栄養価も高いです。
    三番粉・・・暗い青緑色で甘皮も含まれています。栄養価が高く、香りも強いです。繊維質が多いため、食感は荒くなります。
    四番粉・・・風味や色が強いが、食感が悪いため、乾麺の製造に使用されることが多いです。

    麺の種類

    二八そば・・・そば粉8割、小麦粉2割の配合。蕎麦屋のメニューに載っている一般的な蕎麦がこのタイプです。
    田舎そば・・・そば粉をそば殻をつけたまま使用するため、麺の色が濃く太い麺が特徴です。蕎麦の香りも強いです。後述します更科そばの対極の位置づけとなります。
    十割そば・・・そば粉100%で打ったもの。強い蕎麦の香りと風味が特徴ですが、つなぎを一切使わないため麺が切れやすいです。
    更科そば・・・一番粉を使用したそばで、でんぷんを多く含みます。蕎麦の香りは少ないですが、ほのかな甘みと白いことが特徴です。
    変わりそば・・・一番粉と小麦とは別に、他の材料を混ぜ込んで打ったものです。茶、柚子、ゴマ、桜など、季節を楽しめる蕎麦になっています。

    他にも全国にご当地そばがあり、食べ方やつなぎの種類によって呼び名が変わってきます。

    麺の量

    1人前の量は、150g~200gが平均的です。麺の種類によって茹で上がり後の数値が異なりますので、それを考慮した上で決めてください。

    うどんは小麦粉を練って麺状にしたものの総称で、形状についてはある程度の幅や太さがあれば良く、明確に定義されているわけではありません。元々米があまり取れない時の代用として食べられており、古来より日本全国で親しまれている食品です。

    うどん

    うどんの麺は、基本的に「水」、「小麦粉」、「食塩」で作ります。生地に食塩を加えるのは、麺にコシを与えてくれるグルテンの形成を、促進させるためです。
    麺を選ぶ時には、つゆとの相性や地域特性を考慮する必要があります。
    麺を決めていくには、「太さ」、「水の分量」、「1玉の量」、「麺は自家製か仕入か」を決めなければなりません。

    項目ごとに説明していきます。

    麺の太さ

    切刃番手 (きりはばんて)
    幅30mmのめん帯から何本の麺を切り出すかの基準を日本工業規格(JIS)で定められています。
    うどん 7番(4.29mm)~16番(1.88mm)
    きしめん 4番(7.5mm)~6番(5mm)
    そば 18番(1.67mm)~24番(0.94mm)

    水の分量

    うどんの麺は、塩水と小麦粉の配分量によっても違いがでてきます。麺に含まれる塩水の重量が多いものを「多加水」、少ないものを「低加水」と言います。加水率は45%前後が一般的です。

    多加水麺
    多加水麺は、弾力がありもちもちした食感、喉越しの良さが特徴です。
    また、水分を多く含んでいるためのびにくい反面、つゆが絡みにくいと言えます。

    低加水麺
    低加水麺は、弾力は低めになり硬めの食感となりますが、その分小麦粉の風味を感じやすいのが特徴です。 加水率が低いほどのびやすくなりますが、つゆ絡みはとても良いです。

    麺の量
    1人前の量は、150g~200gが平均的です。麺の種類によって茹で上がり後の数値が異なりますので、それを考慮した上で決めてください。

    トッピング

    トッピングには、海苔、温泉卵、おろし、とろろ、肉などがあり、その店の特徴を出しやすいアイテムとなります。
    活用の仕方次第で売上UPにつながります。ご自身のお店のコンセプトをよく見つめ直し、マッチするものを選んでください。

    トッピングのもたらす効果は以下のようなものがあります。

    1.見た目
    蕎麦のトッピングはビジュアルのインパクトを高めるだけでなく、その蕎麦のコンセプトを分かりやすく伝えられるアイテムともいえます。トッピングや薬味の選び方次第で、味も見た目もグレードアップしてくれます。一見ボリュームが無さそうに見えるラインナップも肉系を追加するとボリューム感が出ます。

    2.オリジナリティを出しやすい
    トッピングをアレンジするのは、オリジナリティを加えるには一番簡単です。
    変わり種の蕎麦は話題になりやすいため、オリジナリティ溢れるものを考案してみるのもよいでしょう。

    3.客単価UP
    蕎麦という単品商品に彩りをつける大事な商品であると同時に、客単価を上げる手段でもあります。
    特に天ぷらや肉系は強めの価格設定しやすいアイテムです。

    サイドメニュー

    顧客満足度UP・客単価UPを目指すなら一品メニュー
    「お客様満足度UP」「客単価UP」を目指せるのが一品メニューです。うまく活用すれば、強い武器となるでしょう。
    一品メニューとしておすすめのメニューを以下にご紹介します。ご紹介するメニュー以外でも、名物となるような一品メニューの開発をなさってみてください。

    おススメのサイドメニュー

    そばがき
    蕎麦屋でしかなかなか食べられないということで人気のメニューです。素朴な味でヘルシーな一品です。

    だし巻き玉子
    そばつゆにも使用するだしで作るふわふわのだし巻きは女性にもお子様にも人気の高いメニューです。

    ミニ丼
    その店独自の食材を使ったミニ丼が多数存在します。ミニ丼に秘められた可能性は無限大です。すでに用意したメニューの組み合わせで、知る人ぞ知る美味いオリジナルミニ丼が生まれるかもしれません。蕎麦とセットメニューにしてみてもいいですね。

    鴨焼き
    柔らかくジューシーな鴨は、お酒のつまみにもぴったりの一品です。

    天ぷら盛り合わせ
    蕎麦と天ぷらは相性抜群です。春夏秋冬、それぞれの季節の食材を提供するのも良いですね。

    デザート類
    住宅街やロードサイド、ショップインショップなどの立地や、ファミリー層や女性をターゲットとした店舗では、デザートを用意しておくと、食後の追加注文やアイドルタイム時間帯での集客が期待でき、客単価UPにつながります。

    アルコール類
    繁華街や近隣に居酒屋があるなど、立地によっては夜のメニューにお酒をおくと、客単価UP・集客を狙えます。
    一緒に、おつまみも用意できるとなおよいでしょう。

    注意の必要なサイドメニュー
    デザートやアルコールなどは、滞在時間が長くなり回転率を落としてしまうため、導入する場合は提供時間帯を区切ったり客単価との兼ね合いを考えて扱うようにしてください。

    セットメニュー
    『おそばと天ぷら』や『おそばと丼』、立地や店舗規模によっては『刺身』や『寿司』などのセットメニューを作り、顧客満足度のUP・客単価UPにつなげましょう。

    限定メニュー
    旬の食材を使った季節限定メニューや、トレンドを取り入れた期間限定メニューを用意し、顧客を飽きさせない工夫をしましょう。

    テイクアウト・デリバリー
    テイクアウトやデリバリーは売上UPの材料となります。特にターゲットが周辺州民や周辺勤務者の場合は、デリバリー需要が大きい場合がありますので、顧客獲得が見込まれる場合は導入を検討してください。

    玉子焼きや唐揚げなどはテイクアウトメニューとしても展開しやすく、顧客の幅も広げることができます。
    また、蕎麦は乾麺などを、お土産や贈答用として店頭販売やネット販売することも可能です。
    乾麺は長期保存ができ、非常食や保存食としても利用できます。

    生麺の場合、保存はききませんが、お店でのクオリティをご家庭で感じたいというお客様もいらっしゃいます。 客単価のUPや新規顧客の獲得にもなりますのでご検討してみてはいかがでしょうか。

    価格

    300円程の立ち食い店から、1000円以上の専門店まで、販売価格には幅があります。
    1000円を超える価格で提供する店舗もありますが、1000円以上の値を付けて勝負できる店舗はほんの一部にすぎません。
    有名店の価格はだいたい800円前後、格安のチェーン店で500円前後、口コミサイトでの人気店での相場も800円前後です。

    価格設定のポイント1

    価格の設定は、「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    「業態」の相場
    ご自身のお店の業態と立地・雰囲気・サービスなどが近い同業態の飲食店の相場を調査しましょう。

    「周辺エリア」の相場
    出店エリアでの周辺店舗やライバル店となりそうな店舗の数と質、量、サービス、価格帯、入店状況などをチェックしましょう。

    その上で、地域に受け入れられる価格を考える必要があります。

    価格設定のポイント2

    トータルの客単価から考える
    メニュー価格を決定する際は、単品価格と併せて、総額の客単価も検討する必要があります。
    トータルの客単価を考慮せず、メニュー単品の価格を決めていくだけでは、トータルの客単価がコンセプトから大きく外れてしまうこともあります。
    トータルの客単価が原価率30%前後なるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は『目玉商品』『利益がでやすい商品』の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニュー、この両方の商品を組み合わせ、適切な原価率をはじき出しましょう。

    自店の看板商品にはこだわりを持ち、競合店との差をつけたいところです。

    しかし、粗利率の高いメニューへの注文が予想以上に集中してしまい、トータル原価率が40%に近くなってしまうと経営を圧迫し、立ち行かなくなってしまう可能性もあります。安易に原価率を下げると、蕎麦の質の低下へとつながりお客様離れを招きかねません。

    原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えた他のメニューを一緒に注文してもらえるような仕組みやメニュー構成を考え、トータルの原価率を30%程にできるようにしましょう。

    価格設定のポイント3

    価格はそろえてわかりやすく
    商品価格がバラバラで統一感がない場合、お客様は選ぶのに悩んで時間がかかってしまいます。悩むほどに注文点数は下がる傾向にあるといわれています。
    『シンプルにわかりやすく』を念頭に、価格をそろえたり、下2ケタを統一したりと見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    ※端数価格効果の利用

    端数価格効果とは消費者心理に基づいた価格設定で、末尾を『8』に揃えるテクニックです。
    90円と88円、1000円と980円など末尾を『8』にすると、価格差以上に安いイメージを持ってもらう心理的効果があります。

    まとめ

    いかがでしょうか。うどんと蕎麦のメニュー作りについてまとめてみました。是非ヒントを参考に売れて儲かるメニューを開発してください。

  • 飲食店を開業する人必見!気になる融資や補助金について

    飲食店を開業する人必見!気になる融資や補助金について

    飲食店開業の準備をするにあたって、誰もが直面する開業資金問題。
    中古の厨房機器を使用したり、居抜き物件で開業するなど、開業資金を抑える手段はいくつかありますが、資金調達方法として「融資」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

    しかし、資金調達の手段は「融資」ばかりではありません。
    国や地方公共団体から支出される、返済の必要がない「補助金」、「助成金」も資金として活用できるのです。

    この記事では、飲食店を開業したいけど資金が足りない、「補助金」と「助成金」の違いが分からない、そんな人に向けて、補助金と助成金の特徴やおすすめの融資先、融資を受ける方法、さらに、融資を受ける際の注意点を紹介していきます。

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    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/1709/

    融資次第で飲食店開業の方針、運営が決まる?!

    飲食店の開業において、足りない資金は「融資」、「補助金」、「助成金」に頼るといっても、それぞれ何が違うのか分からないという方も少なくありません。
    ここでは、それぞれの特徴や違い、注意点など、詳しく解説していきます。

    そもそも融資、補助金、助成金、何が違うの?それぞれの特徴を解説!

    融資

    金融機関からお金を借入することです。そのため、利息の支払いと返済義務が生じます。
    審査が通れば開業前に資金を得ることができるといった特徴があります。

    補助金 

    補助金とは、開業や事業を成長させるための設備投資をサポートすることを目的に、個人事業主や企業に支給されるお金です。経済産業省が管轄し、私たちが納める税金を財源としています。

    地方公共団体、民間団体から支出されるもので、原則は返済不要です。


    審査に通った場合のみ、受け取りが可能で、基本的に前払いではなく後払いになります。

    補助金は募集期間が年に数回のみという場合が多く、予算が決まっているため倍率も高く、申請してももらえない可能性もあるので注意が必要です。

    補助金によって補助率や上限金額は異なり、事前の審査や事後の審査によって金額が変動するため、この点も注意が必要になります。

    助成金

    助成金とは個人事業主や企業に支給されるお金のことで、厚生労働省が管轄し、各事業主が国に納入する雇用保険料を財源としています。

    補助金と同じで国や地方公共団体、民間団体から支出されるもので、原則は返済不要、後払いです。
    審査は無く、必要な条件を満たし、認められれば受け取りが可能です。
    募集期間が比較的長く、補助金と違いスケジュールに余裕をもって申請することができます。

    利用可能な融資・補助金・助成金とは?

    まずは自分に合った融資先、補助金・助成金を知りましょう。
    紹介しているもの以外にも、様々な制度があります。

    利用したい制度が決まったら、まずは運営元を調べ、それぞれ条件や募集期間を確認することを忘れずに!
    申請する際は、各制度のホームページから申請書をダウンロードし、必要事項の記入、そして運営元へ提出という形になります。

    補助金と助成金は後払いのため、その点も注意が必要です。

    創業補助金

    創業時に必要な資金の一部を国や地方公共団体が支援してくれる制度のことです。

    支給額:最大200万円
    対象者:創業を行う個人、中小企業、小規模事業者等
    補助対象経費:店舗借入金・設備費・人件費・広報費等
    運営:中小企業庁

    新規開業賃料補助制度

    創業当初の経営が不安定な時期に賃料に一部を助成し、区内における新規開業を支援してくれる制度です。最寄りの自治体のホームページを確認しましょう。

    支給額:月額5万円
    対象経費:店舗賃料、事務所賃料
    対象者:該当地区で創業した法人・個人

    小規模事業者持続補助金

    開業後に利用できる補助金です。
    販路開拓に取り組む費用として利用することができ、ホームページやチラシの作成にも活用することができます。

    支給額:最大50万
    対象経費:広報費、開発費、機械装置費等
    対象者:製造業、小売業、サービス業等に属する事業者。サービス業の場合は従業員数が5名以下が条件。
    運営:全国商工会連合会

    日本政策金融公庫

    日本政策金融公庫とは、以前は「国金」と言われていた政府系金融機関です。
    日本全国に融資先が88万社あり、1先あたりの平均融資残高は約703万円、その内無担保融資割合が85%を超えているという、飲食店開業希望者にとって、本当にありがたい存在です。

    日本政策金融公庫に融資を申請するためには、まず「創業計画書」というものを作成した上で融資申請や窓口に問い合わせをする必要があります。

    信用保証協会融資

    自治体・信用保証協会・金融機関の提携による融資制度です。
    信用保証協会による保証を受けた状態で、金融機関を通し、各自治体の資金を借りるという仕組みになっています。

    融資を受ける際に気を付けるべきポイントとは?

    融資を受ける前に、自分が審査に通ることができるのか一度確認しましょう!
    確認事項として、以下の4つのポイントを押さえておくことが重要です。
    制度によって審査基準が異なるため、希望の制度の審査基準を確認し、通過できる可能性を高めておきましょう。

    支払いの滞納を解消しよう

    融資を受けるためには、公共料金・家賃・税金の滞納が無い状態が必須条件になります。
    公共料金には水道光熱費や電話料金なども含まれます。

    もし、融資を受けようと考えている場合、全て支払いが終わってから申請するようにしましょう。
    支払いが残っている状態で審査を通過できる可能性はほぼ無いといってもいいでしょう。

    過去の信用情報はクリアになっている?

    審査では、過去の信用情報がクリアであることも確認されてしまいます。
    そのため、消費者金融から借り入れがあったり、過去5年以内に債務整理を行った方の場合、審査に通過するのは難しくなります。

    貯金と支援金の合計が300万円以上

    飲食店融資の申請をする場合、貯金と支援金の合計が300万円以上あることが望まれます。
    親族に金銭的支援ができる人がいることを確認するために、自己貯金額は100万円以上、親族からの支援金を含めて300万円以上である必要があります。

    創業計画書・事業計画書は充実している?

    飲食店融資を申請する場合、創業計画書や事業計画書が必要な場合があります。
    矛盾がなく、将来的に軌道に乗ることが明確であることが分かる内容であることが重要です。
    売上・利益・返済のバランスに矛盾が生じないよう、的確なビジネスプランを作成しましょう。

    借りすぎに注意!

    必要以上に融資を受けてしまうのはとても危険です。
    事前に金額を確認して、必要な分だけ借り入れるようにしましょう。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    資金調達には「融資」だけでなく国や地方公共団体から支援される返済不要の「補助金」や「助成金」があります。
    開業するにあたって、まずは事業計画をしっかり立て、必要な分だけ調達するようにしましょう。

    新型コロナウイルス感染症対策と助成金・融資関連情報について

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  • 開業資金が少なくても大丈夫!飲食店開業の手順とオススメの方法

    開業資金が少なくても大丈夫!飲食店開業の手順とオススメの方法

    飲食店を開業する上で必要不可欠でありながら、多くの方々が用意することに苦労するものの一つに開業資金があります。これから飲食店を始めようとしている方のなかには、「開業資金を出来得る限り抑えたうえで、飲食店を開きたい」という方々も多いのではないでしょうか。

    この記事では、これから飲食店を開業しようと考えている方に向けて、飲食店を開業するのに必要な資金額や、飲食店を開業するための手順についてご紹介します。

    開業資金とは

    開業資金は、設備資金と運転資金に分類されます。以下の記事では資金ごとの特徴や平均金額について解説します。

    設備資金とは

    設備資金とは、名前の通り店舗を開業する上で必要となる設備や厨房機器、調理道具等を購入するための資金を指します。

    設備資金の内訳

    設備資金には物件の購入費用、内装外装の工事費用、厨房機器、備品の購入費用などがあります。設備資金として融資を受ける場合はそれぞれの見積書が必要となります。

    また、設備資金は年々減少しており、2020年の設備資金の平均値は989万円と日本政策金融公庫による調査開始以来、最も少なくなっています。設備資金の内訳としては、500万円未満での開業が47.3%となっており、500万円~1000万円未満が27.3%を占めています。500万円未満での開業の割合は日本政策金融公庫の調査が開始されて以来最も高くなっています。

    参考:日本政策金融公庫2020年度新規開業実態調査

    運転資金とは

    運営資金とは店舗を開業した後に必要とされる資金を指します。

    運転資金の内訳

    運転資金の内訳としては、食材や備品の仕入れ代金、人件費、家賃、水道光熱費、広告宣伝費などがあります。運転資金については、毎月の売上でまかなうことが出来ると考えている方も多いのではないでしょうか。

    しかし、クレジットカード決済の場合は、現金取引と異なり、売り上げの発生日にはすべて売掛金として処理されます。一方で運転資金のように買掛金として支払いが後日に発生する場合、必要な時に手元に資金が残らないことも考えられます。

    このように売掛金が入金されるまで、必要な材料費などを補うために運営資金があります。

    開業資金ゼロとはどのような状態か

    開業資金ゼロというのは、上記で触れた開業資金及び運転資金が枯渇している状態を指します。ほとんどの場合は、開業資金がゼロの状態では店舗の運営どころか開業すらままなりません。

    そこで役立つのが、日本政策金融公庫や地方金融機関から融資を受けることです。組織によって、様々な融資条件がありますが、条件を満たしていれば、飲食店の開業に必要な資金を借りることができます。

    以下では、日本政策金融公庫による融資の種類と融資条件について解説します。

    意外と知らない!?融資を受けて開業する方法!!

    日本政策金融公庫の融資を受ける

    日本政策金融公庫とは日本経済の成長や地域活性化への貢献を目的として、創業される方や中小企業・小規模事業へ融資を行っている政策金融機関です。

    融資先数は4.4万企業、平均融資金額は102百万円、融資の約5割が融資期間5年と返済計画の立てやすい長期融資となっています。

    この他にも財務診断やSWOT分析などの経営に役立つアドバイスや同業他社の成功事例といった経営をするうえで役立つ情報の提供も行われています。

    新創業融資制度

    新創業融資制度では新たに事業を始める方に対して事業開始後に必要となる設備資金や運転資金のために幅広く融資が行われています。担保・保証人については原則として不要ですが、対象者と自己資金の要件が設定されています。

    メリット

    新創業融資制度を利用することで、無担保・無保証で最大3000万円までの融資を、申し込みから1ヶ月程度と早い期間で受け取れます。また、通常の金融機関からの融資と比較すると金利が安く、返済までの期間が、設備資金の場合は20年、運転資金の場合は7年と長期間に設定されています。

    デメリット

    通常の金融機関の融資制度と比較すれば利率は低くなることが多いですが、日本政策金融公庫における他の融資と比較すると無担保である分、利率が高くなります。

    融資の要件について

    新創業融資制度では2つの融資要件が設定されています。

    1つ目の要件は「新たに事業を始める方または開業後2年以内の方」です。なお、新しく事業を始める場合は、適正な事業計画を作成しており、審査の際に事業を遂行するための能力が十分であると認められる必要があります。

    2つ目の要件は「新たに事業を始める方または開業後1年以内の方を対象とした自己資金要件」です。この条件に該当する場合は、融資金額の10分の1以上の自己資金を用意する必要があります。

    ここで問題となるのが自己資金が指す範囲です。どこまでを自己資金とすることができるかを知らなければ、融資の際に要件を満たさない事業者として審査の際にマイナスの印象を与えてしまいます。

    自己資金とは

    自己資金として認められるには、出所が明確であることと、第3者へ返済する必要がないことが大前提です。出所が明確でない資金は審査の際に細かく確認されるため、注意が必要です。自己資金の具体例としては以下のものが挙げられます。

    ・通帳に記載されている貯金

    ・退職金

    ・生命保険の解約金

    ・自己資産(不動産など)を売却して得た現金

    融資を受ける際の注意点

    新創業融資制度を受ける際に注意することはいくつかあります。

    1つ目は前述の自己資金についてです。家族や友人から贈られた資金だとしても借入金とみなされる可能性があります。自己資金の中に出所が不明の資金があれば、金融機関からの信用にもかかわるため細心の注意が必要です。

    2つ目は融資の金額についてです。融資を受けるためには「その資金がなぜ必要か」「どのような用途で使用するか」を明確に説明できる必要があります。融資金額を適当に決めれば、計画性がない事業と判断され、審査に落ちる可能性が高まります。

    3つ目は融資の用途についてです。受けた融資は、必ず金融機関に申請した事業に使用しましょう。融資金額の使用先について金融機関に報告する際に、別の用途に使用していれば、融資の返還を求められる可能性があります。また、信用にかかわる問題であるため、今後の融資を受けられなくなる可能性もあります。

    新規開業資金

    新規開発資金では新たに事業を始める方や事業開始後7年以内の方を対象者としています。

    特徴としては、「地域おこし協力隊の任期を終了していること」や「Uターンにより地方で新たに事業を始める方」を特別利率の条件としており、地域活性化に貢献できる事業者に向けた制度となっています。

    女性、若者/シニア起業家支援資金

    女性、若者/シニア企業家支援資金では事業開始後7年以内の女性の方や35歳未満か55歳以上の方を対象者としています。

    特徴としては、名前の通り、女性やシニアの事業者に特化した融資制度であることが挙げられます。

    まだ間に合う!!開業費を抑える方法とは

    店舗開業費を抑える方法

    飲食店を開業する多くの人は融資を利用していますが、本記事で紹介した新創業融資制度は毎月の返済を求められます。融資を受ければ、毎月の返済額も増加します。融資も大切ですが、開業費や運転費を抑えるためにできることを実践していきましょう。

    物件選び

    物件には大きく分けてスケルトン物件と居抜き物件があります。

    スケルトン物件とは建物の内装や外装を除いた躯体だけの物件を指し、居抜き物件とは設備を残したままにしてある物件のことを指します。

    開業費を抑えたい場合は、当然ですが居抜き物件を選ぶべきです。スケルトン物件では内装、外装費や厨房設備やその他備品など自身で用意するものが多く、余計に資金が必要になってしまいます。

    厨房設備

    居抜き物件にすれば、前の使用者が使用していた厨房設備を利用することもできますが、故障していることもあるため、ある程度は自前で厨房設備や備品を用意することを念頭に置いておいた方がいいでしょう。

    厨房設備の購入費を抑えるには、テンポスドットコムなどの中古厨房機器を取り扱っている店舗やウェブサイトから購入することをお勧めします。

    まとめ

    まとめとして、開業資金ゼロで飲食店を開業するのは難しいですが、ある程度の自己資金を用意することができれば、日本政策金融公庫などの金融機関から融資を受けることが可能です。
    そのためには融資に必要な自己資金や事業計画書などを用意する必要があります。

    また、融資だけに頼らず「開業費を抑えるために居抜き物件を利用する」「中古品やリース商品を利用する」「内外装費の工事を自分で行う」ことで開業費を抑え、返済に困らない事業計画を立てていきましょう。

  • オープン前の総仕上げ!プレオープンをやったほうがいい理由と方法

    オープン前の総仕上げ!プレオープンをやったほうがいい理由と方法

    夢にまで見た自分のお店のオープンで開業までに様々な準備をしてきたと思います。

    しかし、オープンしてからオペレーションがうまく機能していなかったり、在庫が足りない、従業員の対応などのトラブルが起こりオープンしてからマニュアルなどの改善をしていくといったことなどをよく耳にするのではないでしょうか。

    そのようなトラブルに対処するためのプレオープンです。ここではそのプレオープンをするメリットと、その方法などを説明していきます。

    なぜプレオープンが大事なのか

    『プレオープン』ってよく聞くけど、どうしてやったほうがいいのか?また、とりあえずやっているけど意味あるのか?という飲食店オーナーは多くいるのではないでしょうか?
    実はプレオープンはオープン前の準備で一番大事なんです!

    ここではそんなプレオープンの説明と、そのメリットについて説明していきます。

    そもそもプレオープンってなに?

    プレオープンとは英語では【preopen】と書き、【Pre】とは「前に」「前もって」「代わりに」、といった意味を持ちます。直訳すると「オープン前のオープン」という意味であり、簡単にいうところの練習での営業をするということになってきます。

    プレオープンでは、知人や、関係業者などを集め本番営業同様の状況を作り、店舗のオペレーションが機能しているかなどの確認などを判断しており、飲食店をなどの店舗での営業をしていく方はほとんど実施しています。

    このプレオープンをやらずにグランドオープン後に料理の提供が遅れたり、店舗でトラブルなどが起こると、せっかく来店してくれたお客様からレッテルを張られ集客が困難になることもあります。

    プレオープンで自分のお店の『粗』を見つけることで、お客様から見たグランドオープン後の『質』が変わってくるので本番と変わらないプレオープンをしましょう。

    知っておこう!開業前のプレオープンのメリット・デメリット

    プレオープンの大事さは上の記事を読んで分かったと思いますが、実際にプレオープンをして何が分かるの??という方はいるのではないでしょうか?
    ここではそんなプレオープンのメリット、デメリットについて紹介していきます。

    プレオープンのメリット

    接客オペレーションの見直しができる

    本番同様の状況を作ることで、接客のオペレーションや、動線、対応などの確認をすることができます。ここで重要なのは忙しくなっても店舗を回転できるオペレーションになっているかということが重要です。
    また、忙しい状況をわざと作ることによってスタッフの接客態度などがマニュアル通りに接客でき、臨機応変に対応できるかなどの確認もできます。改善の余地があるのであればここで改善しておきましょう。

    機器・設備トラブルの確認できる

    オープン時によくあることとして、機器や、設備のトラブルです。居抜きで使われていた部分を整備せず、そのまま使用してると、ごくまれに故障などのトラブルが発生することもあります。
    そのため、本番同様などの状況を作ることで未然にこれを防ぐことも可能です。

    お客様目線での意見が聞ける

    本番と同じ状況でやることにより、少なからず「粗」が生じます。そこで、実際に来ていただいたお客様にアンケートなどを取り、来店後の意見を聞くことも大事です。
    この意見を集めてオープンまでに改善することで、お客様の満足度に繋がってくるので、しっかり意見を集めましょう。

    キッチンのオペレーションやマニュアルが機能しているかを確認できる

    キッチンでオープン後によくあるトラブルが、忙しくなると味付けが変わったり、盛り付けが写真と違ったり、料理の提供などの悪評が挙げられます。
    プレオープンでキッチンの回転、オペレーションや提供スピードなどを確認する事で、マニュアルの変更や配置人数の変更などを見直すことが可能です。

    飲食店でお客様が一番期待するところでもあるので、入念チェックする必要があります。

    オープン関係者へのお礼ができる

    開業するために関わった施工業者、厨房業者、食材業者などへのお礼をすることができます。また、友好な関係を作ることで2店舗目などをオープンさせる際にも協力してくれます。

    今後のことを考えても業者さんを招待することは大事なことです。

    プレオープンのデメリット

    狙っているターゲット層ではない

    プレオープンではもともと作成していたコンセプトシートのターゲットとは大きく変わることが多々あります。
    例えば若い女性をターゲットとした飲食店を開業する場合だと、男性の多い業者さんだと、ターゲットに大きくズレが生じます。このような場合は業者さんの家族や友人なども含めて招待することをお勧めします。

    赤字になるリスクがある。

    プレオープンでは招待したお客様から代金を頂かないか、半額だけもらうなどのケースが多いです。
    オープン前にお祝いで開業までに関わった業者さんや、マスコミ関係の方を招き、新しいお店のお披露目会でもあるので、ある程度出費するということを念頭に置いておきましょう。

    しかし、見栄を張り、盛大にするなどの無理は今後の経営に響いても来るので要注意です。

    トレーニング次第で悪評に繋がる可能性がある。

    従業員の教育が不十分なままプレオープンを迎えてしまうと、接客が悪くなってしまったり、料理の提供が遅かったりなど、せっかく来てくれたお客様ががっかりして帰ってしまうこともあります。

    そういった事態が起こらないように従業員の教育は時間がかかってもしっかりするようにしましょう。

    意外と知らないプレオープンの準備とその方法

    『プレオープン』をやると決めたけど、いざ準備といっても何をすればいいかわからない人が多いのではないでしょうか?
    ここではその準備の方法などを説明していきます。

    準備

    開催スケジュールの確定

    プレオープンの日程はオープン前日~1週間前を設定するようにしましょう。プレオープンの回数ですが、オープンまでに2回以上やることをお勧めします。
    プレオープン後には、出てきた問題点などを改善する話し合いなどをするようにしましょう。

    招待客の選定、告知

    自分の身内や、友人の招待であれば、電話やメールなどでの招待でいいですが、物件を借りてる物件のオーナーさんや、修行先の恩師などであれは招待状を用意するようにしましょう。

    店舗アンケートの準備

    招待したお客様にはアンケートをし、自店の料理や接客などの意見を集めるようにしましょう。これを集めるか集めないかでグランドオープン後の店舗の質が大きく変わってきます。
    また、記述式でのアンケートだと適当に書かれる恐れがあるので、選択式にすることがお勧めです。

    まとめ

    いかがだったでしょうか?プレオープンのやり方や、方法などはここに書いてあるだけではないですが、少しでもプレオープンの知識の手助けになればと思います。

    プレオープンはグランドオープン後の模擬練習です。ここでプレオープンだからといってやるからには本気で抜かりなくやるように準備をしていきましょう。

    開業支援についてはこちら

     

  • あなたのお店は大丈夫?飲食店を開業する前の準備と、失敗しないお店づくり

    あなたのお店は大丈夫?飲食店を開業する前の準備と、失敗しないお店づくり

    飲食店の開業準備で立地、内装、厨房などの準備をしてようやく開業したお店。しかし、開業したのもつかの間、売上や、集客、教育などに悩む飲食店のオーナーさんは少なくありません。ここではそんな開業しても失敗しないお店づくりの方法や、開業時に抑えとかなければならいことなどを紹介していきます。

    焦りは禁物! 物件選びは慎重に!

    開業時、物件選びというのはとても重要です。飲食店の売上のほとんどが物件で決まるといっても言われている重要ポイントでもあります。


    焦って決めた物件でよくあるのが「味は一流なのに客が全然入らない」、「トレンドを取り込んでいるのに客が来てくれない」などは立地が影響していることが少なくありません。ここではそんな物件選びの3つのポイントを紹介していきます。

    物件を決める前に必ず立地調査をしないといけない??

    お店に入ってくれる物件なのかを調べる「通行量」の調査

    「通行量」を調べるといってもただお店の前を通った人を数えるだけではありません。お店の前を通る人数も大事ですが、自分の店のコンセプトにあった客が入るか、どんな人が通っているのかを調べるターゲットの確認や、歩行者がどこに向かって歩いているか、その目的地までに自分の店を通るのかを調べる動線が重要となってきます。

    自分のライバルは誰なのか調査する「競合店舗」の調査

    出店した立地で飲食店をしているのは自分だけではないことがほとんどです。近くの競合となる店舗は何なのか、またその競合店舗にどのくらいの客が入っていて、その客を奪える相手なのかを調査することも大事です。


    また、似たような業態をしてる店舗を調査し、競合に足りないものを取り入れる事も必要です。そもそもは客が入ってないならその立地では人気のない業態なのかもしれないなど判断基準にもつながります。

    遠くからでも気づいてくれるか「看板」の調査

    出店しても道を歩いている客に自分の店がどこにあるかがわからないとお店に入ってくれません。
    お店の位置を示してくれる看板は必要不可欠です。また、その日入店されなくてもその看板に興味を持ってくれた歩
    行者が別の日に客として来店してくれることもあります。
    看板の設置は建物にもよりますが、可能であれば遠い位置からでも分かるような看板にしましょう。


    また、他の店の看板にかぶるようならA型看板などの設置も検討して、歩行者の目に入るようにしましょう。

    開業前のコンセプト作り込み次第でお店の命運が分かれる!?

    「どんな飲食店にするか」「お店でどういったサービスを提供するか」「どういう雰囲気で過ごしてほしいか」など、客にとってどういうお店であるかが大事になってきます。コンセプトが明確になっていることで経営での迷走をすることがなくなります。


    コンセプトを明確にしていない店づくりをおこなった場合、経営難や、軸とはズレのある経営をしてしまい失敗してしまうこともあります。そうならない為にもコンセプトは明確に作りこみましょう。

    飲食店におけるコンセプト「7W2H」とは??

    飲食店におけるコンセプトは、What(なにを)、Which(どれを)、Whom(だれに)、Where(どこで)、Why(なぜ)、Who(だれが)、When(いつ)、How much(いくらで)、How(どうやって)の2Hから成る「7W2H」から考えていくことができます。

    What(なにを)

    提供したいと考えている、メニュー・サービスの特徴のこと。「だれが、どのように利用するのか」、「どのようにサービスを提供するのか」を考えることです。客が来店するシーンのイメージが大切になってきます。

    Which(どれを)

    個人店や小規模飲食店が開業後に生き残るために必要な目玉商品を準備しましょう「このお店の料理がまた食べたい」「あの店の料理が食べたい」など客が興味を持つメニューを考えましょう。来店動機につながる高い看板商品を作ることでお店のイメージにもつながるでしょう。

    Whom(だれに)

    だれがターゲットか明確にしましょう。タイミングでターゲットが変わる場合もあります。メインターゲットが誰なのか、またサブターゲットが誰なのかを具体的に設定することが重要です。

    Where(どこで)

    作ったコンセプトにあった立地なのかを考えます。どこで店を開業していくかなどをここでは明確にしていきます。

    Why(なぜ)

    明確な動機をここでは考えていきます。「どうしてお店を開きたいか」、開業するにあたって「何をしていきたいのか」を洗い出しましょう。

    Who(だれが)

    ひとりで経営していくのか?従業員を雇って経営するのかなどを明確化しましょう。また社員、アルバイト、パート人で運営していく場合、各々のスキルだけでなく年齢や給与を想定することで、採用活動や、どういう人と働くかが明確化できます。

    When(いつ)

    自分がいつ開業するのかを明確にします。物件や、内装、人材採用ではスケジュール通りに進むことは100%ありません。スケジュールを明確にし、余裕をもって計画しましょう。

    How much(いくらで)

    どのくらいの費用で開業するのか。また、集客をどのくらいの費用でやっていくのかを考えていきます。店舗の備品をネットや実店舗で調べて開業にどのくらいの費用がかかるか、また、物件の契約資金、従業員のお給料をいくら払うのかを明確化していきましょう。

    How(どうやって)

    客にどうやってサービス、料理を提供するかを考えていきます。そのほかに、どのようにしてお店を経営していくのかを明確化していきます。

    お金の管理は最も重要!飲食店で失敗しないお金の抑えるべきポイント

    ようやく開業したものの、売上や経費の管理などできず、資金繰りもうまくいかず閉店をした失敗談はよく耳にするのではないでしょうか?ここでは飲食店で失敗しないお金の抑えるべきポイントを紹介していきます。

    失敗する人はお金の動きが分かってない!?

    売上の推移は毎日確認、分析!

    レジ締め精算を飲食店では毎日行う業務フローですが、業務として行っているだけではダメです!何がどのくらい売れて、何時ぐらいに売上が上がったなど分析する必要があります。


    売上を分析することによって売上の下がり始めを早期に発見でき、対処できることもできます。また、売上の兆候を掴むことによって売上アップにもつながるので毎日確認しましょう。

    売上に対してどのくらい経費を使っているか?

    売上は申し分ないのになかなか利益が残らないなど失敗談はよく聞きます。利益を残したいのであれば使っている経費に敏感にならなければなりません。


    消耗品や、電気代、水道代などの変動費をどれだけ抑えれるか、また固定費は月にどのくらい使っているかなどを把握することが大事です。また、損益分岐点を把握することでどのくらい売り上げなければならないかを知ることもできます。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?以上が、飲食店を開業する前の準備と、失敗しないお店づくりのポイントでした。開業・経営していくにあたり、失敗は少なからずあると思います。しかし、上記のポイントを抑えることで失敗が少ない店舗づくりをしていきましょう。

  • ラーメン屋を開業する前に絶対に知っておくべきポイント【2022年3月更新】

    ラーメン屋を開業する前に絶対に知っておくべきポイント【2022年3月更新】

    飲食店開業で一番人気のラーメン屋。様々な場所で出店されているラーメン屋は市場競争が激しく、開業するも失敗してなくなく閉店するラーメン屋が多いのも現状です。
    1年以内に4割、3年以内に7割以上が開業に失敗して閉店しているという統計データもあるほどです。

    そこで、このサイトでは、ラーメン屋経営を成功に導くための開業前の準備・ポイント・注意点などを説明しています。

    繁盛するラーメン屋はコンセプト作りを重視している

    『ラーメン屋を開こう!』と決めて、開業、オープンをしたものの客が入らず、経営がうまくいかないまま閉店するラーメン屋は少なくありません。

    こういったラーメン屋の経営者に見られるのが開業前のコンセプトが曖昧ということです。ここではラーメン屋を開業していく前のコンセプトの重要性を説明します。

    コンセプトの作り方

    「コンセプト」とは飲食店における基本的な考え方のことです。このコンセプトを開業前にどれだけ明確にできているか、そして具体的に考えられるかで店が成功するかが大きく変わってきます。有名店で修行したから大丈夫だろうと思われる方もいるかもしれませんが開業前にしっかりとコンセプトを考えましょう。

    作成をしていく上で「どんなにするラーメン屋にするか」ということが大事でであり、客から見たら「そのラーメン屋がどんな価値を提供してくれるのか」、どんなお店かすぐに具体的にイメージすることができ、分かりやすい言葉にすることが重要です。

    ラーメン屋のメインコンセプトを具体的にすることで、価格帯、サイドメニュー、お店の雰囲気、場所などの方向性が決まり、開業するのにどのような準備が必要かが明確になってきます。

    コンセプトを作成するときの基本は、「Why」「When」「Where」「Who」「Whom」「What」「Which」の7Wと「How」「Howmuch」の2Hから成る「7W2H」の観点から考えていくことができます。

    事業計画で今後の経営の方向性が決まる!?

    コンセプトが具体的に作成できたら、次に事業計画書を作成します。事業計画を作成していく上でよくある失敗のケースとして「スケジュール通りに進まない」、「計画した内容と大幅にずれが生じる」、「開店後売上が大幅に下回る」などあげられます。
    ここでは事業計画を失敗しないポイントを説明していきます。

    事業計画の作成ポイント

    「事業計画を作るといっても何からすればいいかわからない・・・」そんな方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
    事業計画を作成していく上で抑えないといけないポイントをここでは簡単に紹介していきます。

    開業計画

    開業計画とは簡単に説明すると、「どういうラーメン屋を作るか」に関する計画のことです。

    開店していく店の出店場所、店の内外装のデザイン、厨房の配置、屋号などを開業計画では作成していきます。

    開業資金計画

    資金計画とはラーメン屋を開業するに必要な開業資金の計画のことです。
    内訳としては物件費用、内装工事費用、機器や備品、運転資金、採用費用、販促費などの費用が必要です。

    居抜きの物件での契約、機器・備品などを中古にする方法をとり、コストを抑えることは可能です。

    開業したいお店や資金的な制限があることを念頭に考えた上で、物件探しや事業計画作成をしていきましょう。

    収支計画

    収支計画とは、「収入」と「支出」、「借入」と「返済」などの「入ってくるお金」と「出ていくお金」を長い期間にわたって予測することです。

    入ってくるお金を計算し、そこから出ていくお金を引いて、どれほどの利益がでるか、その利益で今後やって行くことができるかを考えていきます。それにより、必要な売上金額を導き出すことができます。

    ランニングコストを明確に算出し、どのくらいの売り上げを作らないいけないのかをしっかりと考えていきましょう。どんなお店もすぐに利益を生めるものではありません。何か月後に利益が出るかなどをしっかり計算した上で短期的にならないように計画を立てていきましょう。

    出店場所やコンセプトで内容が変わる??メニュー作成のポイント

    メニュー作成は、コンセプト作成・事業計画と同じく作成に時間がかかり、誰しもが悩む部分になってくるので早めのとりかかりが必要です。
    出店場所探しが始まると、内外装の業者や厨房機器、それを納品する業者などの見積もりなど忙しくなってきます。
    工事に入ってからは、内外装業者との打合せ、什器や調理道具など備品購入、アルバイトや人材採用、集客・販促準備などすべきことが盛りだくさんです。

    物件引き渡し時期にはメニュー開発・メニュー構成と価格の決定をしておかなければなりません。

    ここでは、メニュー開発におけるポイントを説明していきます。

    メニューの作成ポイント

    メニュー作成をするにも何から手を付ければいいかわからない何てことをよく耳にします。
    初めてをラーメン屋をオープンする方は特に該当するのではないでしょうか?

    メニューのコンセプト

    大事なことはコンセプトに沿っているかどうか。
    コンセプトで設定したターゲットの客層からラーメンの味、ボリューム、器、盛り付け方を決めていきます。
    想定されるお客様の性別、年齢層、来店時間や滞在時間、平日なのか休日なのか、などによってもメニューのコンセプトが変わってくるかと思います。

    家族連れ、サラリーマン、女性客、など属性によってもメニューコンセプトをどのようにするかを考える必要があります。収益を上げるためにサイドメニューを作るか、売れるものは何がいいか、などを検討するべきです。
    まずはライバルとなるような同じ地域の競合ラーメン屋がどのようなメニューコンセプトになっているのかを調べてみてから自分のお店のコンセプトを考えるのがいいでしょう。

    ラーメンの種類

    ラーメンの種類といっても麺や、スープによって様々な種類があります。
    スープだけでも醤油、味噌、塩、豚骨、魚介など、こちらもどのスープを提供するのか、メニューコンセプトから考えていきましょう。
    また、地域性や、その時の流行によって来客の影響なども加味したうえでメニュー作りを行っていきましょう。
    期間限定などで限定スープなどを出すのもひとつの選択肢です。

    【こちらもチェック】繁盛につながる「メニューの価格」の決め方
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。 

    物件の選び方で今後の投資回や、収益が変わってくる??

    チェーン店の飲食店や、有名メーカーなど立地を選ぶ専門の部隊などがいるほど重要され、選ぶ場所によって収益が変わってくる立地。
    また、ラーメン屋開業の際にその物件の状態や、必要な設備などで初期投資がどれだけかかってくるか左右されてきます。成功するも失敗するも立地は大きく影響を及ぼします。

    立地調査

    立地調査で大事になってくるのが、その物件の「集客力」を調べるということです。
    立地で開業したラーメン屋の成功を左右する重要な部分にもなってきます。
    また、「通行量」、「ターゲット層」、「看板の位置」等も重要になってきます。

    立地別の特徴

    開業する立地の特徴をとらえて置くことも大事です。
    繁華街、駅前・駅近、ビジネス街・オフィス街など立地によってターゲット、ピーク時の来店客数なども変動します。

    立地の特徴を抑え、出店場所を選んでいきましょう。

    物件探しの方法

    物件を探す方法にも様々な方法があります。
    WEBサイト、不動産会社からの紹介、現在営業をしている人からの紹介など、このような方法であなたに合った物件を探していきましょう。

    居抜きとスケルトン

    ここでは居抜き物件と、スケルトン物件の特徴を説明していきます。
    居抜き物件と、スケルトン物件の特徴を理解するだけでどういう物件を選べばいいかが変わってきます。

    居抜き物件

    「居抜き物件」とは、前テナントのガス設備や水道設備、内装がそのまま残っている物件のことです。
    以前店舗で使用していた物を、無償もしくは有償で譲渡されます。
    スケルトン物件よりも、市場に多く出回っており、使用できるものが多ければ開業資金の中の初期費用を抑えることもできます。

    スケルトン物件

    スケルトン物件とは、新しく建てたばかりの建物や、原状回復で前店舗のガス設備、水道設備、内装がすべて撤去されて綺麗になっている物件のことです。

    スケルトン物件を選ぶ際には居抜き物件に比べてコストが格段に変わってくるので要注意です。元々の開業資金からどのくらいコストがかかるのかをしっかりと見積もることが重要です。

    物件取得費

    物件を契約する際に、初回家賃、保証金、仲介手数料などの費用が必要になります。

    物件の情報などがまとめてある物件概要書にはこのような項目を記載しないといけない法律があり、すべての概要書に記載されています。

    物件所得費の項目を不動産屋等に確認しながらどのくらいかかってくるか確認していきましょう。

    こんなにあるの??意外と知らない開業資金調達の方法

    開業金額が明確になったら迅速に準備をしなければなりません。
    銀行などの融資を考えている場合は、申込みから決定まで平均1ヵ月は必要になるケースがほとんどです。

    申請書類を揃えることも考慮して、資金が必要になる約3ヵ月前には申請準備を始めるようにしましょう。
    ここでは資金調達の種類には次のようなものがあります。

    自己資金
    親族・知人
    民間の金融機関
    公的機関
    リース・割賦
    インターネット上での借入れ(ソーシャルレンディングなど)
    クラウドファンディング

    上記の項目からあなたに合った調達方法を見つけましょう。

    内外装工事の理想の店づくりと、スケジュー

    内装工事業者の選定は、飲食店の施工経験が豊富な業者を選ぶようしましょう。
    物件を内見するときには内装工事業者の方に同行してもらうようにし、現場調査をして概算見積もりを出してもらいます。
    可能であれば業者を3社ほど選び合い見積もりをもらい自分のコンセプトに近く、コストが低い業者を選定しましょう。

    また、工事に入る前に、消防署・保健所に前相談や内容の確認、日中の工事に制限があり夜間にしか工事ができない建物もありますので不動産屋、物件オーナー等に確認し注意しするようにしましょう。
    工事引き渡し前に、消防と保健所の検査があり、検査合格後に引き渡しとなります。

    内外装工事にかかる期間は、一般的には2・3週間~2か月ほどですが、物件の規模や状態によってはより多くの時間を要する場合もあります。

    内装工事のご相談はこちら

    厨房機器・什器・備品の購入準備

    内装工事業者の「現地調査」の際には、提供したいメニュー、使用する厨房機器などを伝え設備の確認をしましょう。

    「現地調査」が終わり次第、厨房機器、家具、調理道具など見積もりも取ってください。

    納品までに時間を要する商品もありますので、「物件契約締結」後はすぐに厨房機器、家具、調理道具の注文します。

    その後、調理道具や食器、清掃用品などの備品を注文します。工事中には備品の納品ができませんので、備品の納品は工事引き渡し後におこなってください。

    これらの厨房機器、備品など全て新品で揃えるとかなりの金額がかかってしまいます。
    現在は中古などでも品ぞろえがいいので最初の開業資金を考え、なるべく初期費用をかけずに開業することをおすすめします。

    開業前の飲食店で必ず必要な許認可・資格取得

    飲食店を開業するためには「食品衛生責任者」の資格を前もって取得しておく必要があります。

    また、消防と保健所の検査を受ける必要があります。消防・保健所の検査を合格をしない限り営業を開始できないためご注意ください。
    ラーメン屋開業の際に必要な資格としてはこの「食品衛生責任者」の資格のみです。

    開業後は、1カ月以内に税務署に「開業届」を提出しましょう。

    採用や育成期間はどのくらい必要?

    アルバイトや、正社員など新しくスタッフを雇う場合にはオープンの1カ月以上前から求人を始め無ければなりません。
    オープン間近になってくると研修やトレーニングなどの教育が間に合いません。

    また、場所によっては応募がなかったり、採用が決まらない場合があります。
    その場合は早めに求人をかけ準備しておく必要があります。

    オープン前の大事な宣伝!集客・販促

    内外装工事に入る前には、隣の企業や店舗に挨拶をしましょう。
    通常は、元請の工事業者が挨拶に行きますが、店舗オーナーが一緒に行くことで印象が良くなります。

    また、オープンの前には再度オーナーが挨拶回りをおこうことで良好な関係を築けるなど、経営に大きな影響を与えます。ラーメン屋においては近隣の飲食店舗などと良好な関係を築くことで身近なリピーターの獲得に至る可能性が十分にあります。

    工事の期間中には、集客・販促のためのビラ・ショップカード・ポイントカードの作成、自店のHPやSNSの開設・グルメ予約サイトへの申し込みなどをして準備していきましょう。

    オペレーションの改善を見直せるオープン方法

    ビラ配りや、FAX、DMなどで集客してオープンしたものの現場ではトラブルや、オペレーションの乱れなどラーメン屋のオーナーなら誰しも経験するものです。
    ここではそうならないための2つのオープン方法をご紹介します。

    プレオープン

    初めてのオープンの場合、アルバイトや従業員が慣れないため様々な失敗、トラブルになることが多々あります。
    そのトラブルなどの対策ができるのが「プレオープン」です。

    親しい友人や、開業に関わった業者などを招待し、実際の営業時のシミュレーションを行いオペレーションをなどの確認をおこなえます。
    プレオープン後には、浮かび上がったトラブルや、問題点の改善策を練り、対策を行ってオープンを迎えましょう。

    サイレントオープン

    近年増加しているサイレントオープンというオープン方法です。
    事前に告知をせず、静かにオープンすることで、オープン時にお客様が押し寄せることなくオープンがすることができます。

    また、ラーメン屋は比較的少人数で来店する客が多いことからスタッフもじっくりと接客に慣れていくことができ、慣れてきたところで集客宣伝を行うことで、サービス面での評価を上げることができます。

    まとめ

    いかがだったでしょうか?
    ラーメン屋開業に必要な知識、また準備は参考になったでしょうか?
    これから夢にまで見たラーメン屋の開業。このブログが少しでも力になれたら幸いです。
    開業支援を行っている企業も多いのであまりひとりで悩まずに誰かに相談してみることも重要です。
    冒頭にも記載したようにラーメン屋は1年以内に4割、3年以内に7割のラーメン屋が閉店しています。
    こうならないためにも計画的にオープン準備を行っていきましょう。