カテゴリー: 経営ノウハウ

  • その接客、本当に正しい?意外と知らない!飲食店の正しい接客用語

    その接客、本当に正しい?意外と知らない!飲食店の正しい接客用語

    飲食店の接客において、正しい言葉遣いや接客用語は必要不可欠です。
    しかし、丁寧に接客できていると思いきや、間違った言葉で接客している方も少なくありません!

    せっかく気持ちを込めて接客をしても、言葉が間違っているだけで失礼な対応に値してしまいます。
    飲食店にとって接客は、良くも悪くもお店の印象を決めてしまうのです。

    お客様に「来てよかった!」と思っていただけるよう、正しい接客用語でおもてなしをしましょう。
    ここでは、接客用語の基本から、よくある間違い、敬語やクッション言葉などをご紹介していきます!

    正しく使えていますか?接客用語の基本を覚えよう

    まずは基本的な接客用語を確認しましょう。
    普段何気なく使っている言葉も、意味を理解することでより気持ちのこもった対応をすることができますよ。

    基本的な接客用語一覧

    いらっしゃいませ

    この一言から接客が始まる、飲食店の接客用語において一番重要な用語です。
    語尾を伸ばさず、来店されたお客様に笑顔で発しましょう。

    かしこまりました

    お客様から注文や要望などの依頼があったときに使用する言葉です。
    「分かりました」や「了解です」などの丁寧語に対して、謙譲語の「かしこまりました」を使用することで、よりお客様の敬意を示すことができます。

    少々お待ちください

    その場を離れる際や、お客様をお待たせしてしまう場合に使用する表現です。
    「ちょっと」ではなく、「少々」と表現するのが大事です。

    お待たせいたしました

    この言葉は「少々お待ちください」の後にセットで使用する言葉です。
    お客様を待たせてしまった際に使用するのはマストですが、自分ではあまりお待たせしたつもりがなくても、頻繁に使うようにしましょう。

    恐れ入ります

    感謝の気持ちを伝える際や、申し訳なさを伝えたい際に使用する言葉です。
    冒頭に「恐れ入りますが」と付けることで、お客様に何かを頼んだりする時などに「クッション言葉」として使用することができます。

    申し訳ございません

    お客様に謝罪する際に使用する言葉です。
    「申し訳ありません」を使いがちですが「申し訳ございません」の方が丁寧です。

    また、「すみません」ではお客様と対等になってしまうので、必要以上に謙譲するためにこの言葉を使いましょう。

    ありがとうございます

    お客様に対する感謝の表現です。
    接客業の基本となる言葉なので、しっかりとお客様に感謝の気持ちを伝えましょう。

    お客様が店を出られる際には「ありがとうございました」と頭を下げて伝えましょう。

    【人気の記事】繁盛につながる「メニューの価格」の決め方
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    「よろしかったでしょうか」は間違い?飲食店でやりがちなNG接客用語

    正しいと思って使っていた言葉も、実は失礼な言葉だった・・・なんてこと、ありませんか?

    そんな悩みを解消するべく、飲食店の接客におけるよくある間違いを、NG用語一覧と合わせてご紹介いたします!

    飲食店でよくある間違い

    飲食店でよく聞く接客用語も実は間違っているケースもあります。
    自分の表現が間違っていないか、今一度確認しておきましょう!

    「~でよろしかったでしょうか/~でよろしかったですか」

    お客様のオーダーを確認するときに使用する言葉ですが、「よろしかった」という過去形の表現は間違っています。正しくは、「よろしいでしょうか」という現在形の言葉を使用しましょう。

    「~になります」

    料理を提供する際に、「こちらに○○なります」と使いがちですが、「~になります」はAがBに変化するという意味なので、間違った表現です。
    そのため「こちら○○でございます」が正しい表現です。

    「~のお客様」

    「お待たせしました。○○のお客様。」
    飲食店でよく聞く言い回しですが、実はこれも間違った表現なのです。
    「○○のお客様は誰ですか?」という言葉を丁寧にしたつもりかもしれないですが、正しくは「お待たせしました。○○でございます。」となります。

    「~円からお預かりします」

    これもよく聞きますが、おかしな日本語にあたります。
    「~から」は「~から~まで」というように、一定の距離や幅を表す際に使用する表現です。
    そのため「1000円お預かりします。」が正しい表現です。

    ちなみに、代金をちょうどぴったり支払ってもらった際は、お釣りを返すわけではないので「お預かりします」という表現が間違いになります。
    「ちょうど頂戴いたします」と言うようにしましょう。

    「どちらにいたしますか?」

    選択肢のいずれかを選んでもらう際によく聞く言葉ですが、これも間違っています。
    「いたす」は「する」の謙譲語のため、自分が主語の時に使う言葉になります。

    メニューを決めるはお客様なので、「なさる」と言い換えましょう。
    正しくは「どちらになさいますか」です。

    「とんでもございません」

    お客様に感謝された時などに「恐縮」の意味を込めて使用しているのをよく聞きます。

    しかし、「とんでもない」そのもので1つの形容詞になるため、「ない」の部分を省いて「とんでもございません」と表現するのはNGです。

    「とんでもないことです」、「とんでもないことでございます」と言うようにしましょう。

    「店内でお召し上がりですか」

    「召し上がる」自体が敬語のため、「お」をつけることで二重敬語になってしまいます。

    「店内で召し上がりますか」が正しい表現になります。

    【こちらもチェック】「選ばれる飲食店」になるための接客トーク
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。 

    電話ってどう対応すればいいの?電話対応編

    飲食店では、お客様から予約や予約のキャンセル、場所の問合せ、クレームなど、電話対応をする場面がいくつもあります。
    ここでは、電話対応時の接客用語を、電話対応の基本と合わせてご紹介いたします!

    電話対応の基本

    声はハキハキ、丁寧に!

    電話は声だけでのコミュニケーションになるため、声で印象が決まってしまいます。

    そのため、電話での第一声はハキハキと「お電話ありがとうございます!」と伝えるようにしましょう。

    また、早口になりすぎないようゆっくりと丁寧に、内容がきちんと伝わるよう心がけましょう。

    名前を名乗る

    電話対応では、自分の名前を名乗るのが常識です。
    「お電話ありがとうございます。」の後に続けて「○○(店名)の△△(名前)です。」と名乗りましょう。

    メモと復唱で確認!

    飲食店での電話対応は予約の電話が圧倒的に多いのではないでしょうか。
    大人数の宴会の予約での聞き間違いは大きなトラブルに繋がりかねません。

    電話の際は必ずメモを取るようにしましょう。
    メモを取った後は、お客様の名前、電話番号、予約内容を復唱することでお客様にも安心感を与えることができます。

    接客用語一覧 電話対応編

    ・「お電話ありがとうございます。」
    ・「恐れ入りますが、もう一度お願いできますでしょうか。」
    ・「失礼ですが、お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか。」
    ・「よろしければ私がご用件を承ります。」
    ・「申し訳ございません。お電話が少々遠いようですが。」
    ・「ただいま、お時間よろしいでしょうか。」

    敬語

    敬語には尊敬語・丁寧語・謙譲語の3つがあります。
    これらの特徴と使い分けを理解することで、より丁寧な接客に近づきます。

    尊敬語

    尊敬語とは、目上の人を敬う気持ちを表す表現の敬語です。
    飲食店の場合は「お客様」を高める意味で使用しましょう。

    例)召し上がる(食べる)/いらっしゃる(来る)

    謙譲語

    謙譲語とは、尊敬語が相手を持ち上げる表現なのに対し、自分の動作をへりくだらせて、相手に敬意を示す表現です。
    主語は「自分」です。

    例)私ども(私たち)/拝見する(見る)

    丁寧語

    相手に対する言い回しを丁寧にすることで敬意を表します。
    同じ仲間や同僚と話すときに「です」、「ます」と言ったり、また、主語は自分だけでなく様々で、最も身近な敬語です。

    例)言います(言う)/思います(思う)

    クッション言葉

    丁寧な接客をするうえで「クッション言葉」はとても便利な言葉です。

    クッション言葉を活用することで、ワンランク上の接客をすることができます。

    クッション言葉とは

    クッション言葉とは、相手にお願いや反論、お断りをする際に、文の前に用いることで印象を和らげる効果があります。こちらが恐縮していることを伝える際に使われます。

    接客にはもちろん、ビジネスシーンや日常にも使える便利な言葉です。

    クッション言葉一覧

    ・お手数をおかけしますが
    ・恐れ入りますが
    ・失礼ですが
    ・差し支えなければ
    ・よろしければ
    ・失礼ですが
    ・申し訳ありませんが
    ・あいにく

    【人気の記事】目的を明確化し、店の成長につなげる! 戦略的会議のススメ
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    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    自分はしっかりと接客ができていると思っていても、知らぬ間に実は誤った言葉遣いをしていたり、お客様に失礼な対応をしていた方も多いのではないでしょうか。

    今回ご紹介した接客用語や敬語、クッション言葉など、これらを使いこなすことで質の高い接客をすることができます。お客様に敬意を持って接客をしていきましょう。

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  • 飲食店のアピールは写真が命!綺麗な写真は集客に繋がる

    飲食店のアピールは写真が命!綺麗な写真は集客に繋がる

    飲食店の集客のために何から始めたら良いかわからないという方はいらっしゃいませんか?
    こちらの記事では飲食店の集客に使われている媒体と、それに使われている写真の重要性を説明していきます。

    飲食店の集客方法

    飲食店の集客方法はさまざまです。
    ここではその中でも”写真が必要”な集客方法を5つご紹介いたします。

    写真が必要な集客方法

    ホームページ

    1つ目はホームページです。
    ホームページの役割はお店の基本情報やイベント情報、まとまったメニューなどを掲載するといったものが挙げられます。
    ホームページは初めて見た人にお店を知ってもらい、来店を促すツールになります。

    ホームページのメインは写真になります。
    文字ももちろん大事ですが、文字より写真のほうが見た人に強い印象を与えます。
    また写真のクオリティが高いとホームページ全体のクオリティも高く見せることが出来ます。

    ホームページの重要性について書いた記事があるのでそちらもよろしければチェックしてください!

    テンポスでご案内しているホームページ作成サービスについてはこちら

    Googleビジネスプロフィール

    2つ目は今話題のGoogleビジネスプロフィールです。
    Googleビジネスプロフィールとは、Googleマップ上にお店の情報を登録する機能です。
    また検索した人の現在地周辺のマップが表示されるため集客に繋げやすいツールとして注目されています。

    Googleビジネスプロフィールはお店の基本情報はもちろん、更に細かい属性を登録することが出来ます。そのためベジタリアンだったり、車いすを使っていたり、イスラム教徒でハラルフードを探しているという人も使いやすいツールです。

    Googleマイビジネスにも写真を投稿するといった機能があります。
    投稿した写真はお店の情報をGoogleで見たときに一緒に出てきます。

    店名や業種で検索されていなくても、検索した人が近くにいれば自分のお店を見てもらうチャンスがあります。そこで美味しそうな写真が投稿されていれば来店の後押しになりますよね。

    SNS

    3つ目はSNSです。
    SNSと一口に言っても、Instagram、Twitter、Facebook、公式LINEなど様々な種類があります。
    SNSを利用する際の注意点について記事にまとめております。
    よろしければチェックしてください!

    飲食店ではやはりInstagramを利用している方が多くいらっしゃいます。
    Instagramは写真がメインになります。写真がたくさん流れてくるタイムラインで興味をもってもらうためにはやはり綺麗な写真を使うことが大事です。

    チラシ

    4つ目はチラシです。
    今web集客が注目されていますが地域のお客様にアピールするならチラシも効果的です。

    上記の3つで紹介したweb集客と同様、チラシにもお店の基本情報や料理の写真を掲載することになります。自分のお店の全然知らない人にお店に来てもらうには、「美味しそう」と思ってもらうことが大切です。

    ポスター

    最後の5つ目はポスターです。
    ポスターはサイズが大きく目につきやすいため、人件費を割いてチラシを配らなくともお店の前を通る人にアピールすることが出来ます。

    特にお店が密集している地域ではお店の外観やポスターを見てどの飲食店にしようか決める方が多いです。またお店がオープンする前の工事中からポスターを貼っておけば、オープンする前から通りすがりの人にアピールすることもできます。

    ポスターにはパッと目を引く為にキャッチコピーや写真が大事になります。

    写真のクオリティの重要性

    さまざまな集客の方法をご紹介いたしました。
    上記の集客方法の中には口コミが書き込める媒体もあります。
    お客様が美味しそうな写真を撮って投稿してくれるだろうと思っていたら危険です。

    まずお客様が口コミを投稿してくれる確率はかなり低いです。
    自分に特にメリットがないのにわざわざ口コミを書く必要がないからです。

    口コミを書いてくれたお客様がいても、口コミと一緒に投稿する写真が美味しそうなものだとは限りません。上手に撮影できる人に撮ってもらえる確率はかなり低いです。美味しそうな写真どころかあまり美味しそうではない写真が投稿されてしまう可能性も大いに考えられます。

    そのため見た人にアピールするための美味しそうな写真は自分で投稿しましょう。

    来店するお客様の基準

    では来店するお客様はどんな基準で飲食店を選ぶでしょうか。
    金額、立地、雰囲気、店主の人柄、料理の味、話題性、コンセプト…様々な基準があります。

    今挙げた中でも「雰囲気」「店主の人柄」「コンセプト」は写真で伝えることが出来ます。むしろ文章よりも写真のほうが伝わります。

    また「料理の味」については、リピーターならすでに味を知ってもらえていますが、行ったことがない場合は想像するしかありません。美味しそうなシズル感たっぷりの写真があると想像が膨らみ美味しそうな印象を与えることが出来ます。

    テンポスのカメラマンサービス

    テンポスでは飲食店の方向けにプロカメラマンを紹介するサービスをご案内しております。

    サービス内容と料金

    弊社のサービスをお申込みいただいたお客様にプロカメラマンをご案内しております。
    テンポスと契約しているカメラマンが全国におり、お店の近くのカメラマンが撮影に伺います。

    料金は3時間、最低20カットで撮影費33,000円(税込)+カメラマンの交通費(実費)になります。
    納品するお写真は、20カット以上撮影をした中でホームページや販促物で使用する画像を厳選します。

    もちろんお料理のお写真だけではなく、お店の外観や内装のお写真も撮影可能です。
    お写真のカットについては当日カメラマンと直接ご相談していただいております。

    事例紹介

    実際にテンポスでカメラマンサービスをご利用いただいた方のホームページをご紹介いたします。

    炭火焼鶏料理 鼓太郎様

    埼玉県富士見市にある鶏料理専門店「炭火焼鶏料理 鼓太郎」様のホームページです。
    全体的に黒色を基調としており、ベースの色と綺麗な写真が高級感を醸し出しております。

    炭火焼鶏料理 鼓太郎様のホームページはこちら▶

    いぶしや様

    福岡県北九州市にある燻製専門店「いぶしや」様のホームページです。
    燻製専門店とかなり珍しいお店です。

    パックに入っている商品がメインになっているため、通常の飲食店に比べて美味しそうに撮るのが難しい商品です。実際にお皿に並べた写真もあり、よりイメージが湧きやすいですね。

    いぶしや様のホームページはこちら▶
    ※メニューのお写真は一部飲食店の方が撮影したものがございます。

    寿麹庵様

    神奈川県相模原市にある、古民家を改装したお食事処、「寿麹庵」様のホームページです。
    お料理は基本コースのみになっております。

    お料理や、お店の周りのお写真からはおおらかな自然と、長年の歴史から感じられる風格が伝わってきます。

    寿麹庵様のホームページはこちら▶

    まとめ

    いかがだったでしょうか?
    飲食店のアピールには写真は必要不可欠です。

    テンポスなら撮影したお写真をそのまま使用してホームページを作成したり、Googleビジネスプロフィールの登録も可能です。
    ぜひ詳細をご覧ください!

     

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  • ゴーストレストランでの開業するメリット・デメリットについてご紹介します

    ゴーストレストランでの開業するメリット・デメリットについてご紹介します

    昨今コロナウイルスの影響で、お店の運営が厳しい飲食業が増加しています。
    そんな中、注目を浴びているのが「ゴーストレストラン」と呼ばれる飲食店の形態です。ウーバーイーツや出前館などの飲食のデリバリー需要が上がっている中、ゴーストレストランの開業をお考えの飲食店オーナー様も増えてきております。

    本記事では、今後のお店の展開方法として知っておきたい内容、ゴーストレストランのメリット・デメリットをご紹介いたします。

    ゴーストレストランとは?

    ゴーストレストランとは、デリバリー専門としてお客様に料理を提供をする、主に「客席」を持たない飲食店のことです。ゴーストレストランは、ニューヨーク発祥の飲食業態で、最近ではデリバリーの需要が増加していく中、日本での開店も多くなってきました。ニューヨークではすでに「ゴーストレストラン」は人気を集めており、その背景にはウーバーイーツの影響も大きくあるでしょう。

    利用方法は、電話またはデリバリー専門のアプリで注文することで、お店に足を運ぶことなく、自宅などでお店の味を楽しめることができます。

    ゴーストレストランの仕組み

    飲食店開業には、多額の資金が必要となります。開業資金は飲食店の業態や居ぬき物件の利用などによって変動もしますが、一般的に最低1000万円ほどの資金が必要となります。
    しかし、開業から3年以内の閉店率が7割を超えるなど厳しい状況でもあり、成功率も決して高いものではありません。開業前に立地調査をしたものの、開店後当初予定したほどのお客様が来店されなかったり、改善しようとも中々解決できない問題もあるでしょう。
    ですが、ゴーストレストランはお客様を招く必要がなく立地の影響を受けません。他にも内装のデザイン工事や、装飾等も必要がないため、初期費用を抑えて開業できるのも注目されるポイントとして挙げられます。他にも家賃や光熱費などを大幅にカット、アルバイトなどの人件費もかかりません。

    ゴーストレストラン開業のメリット・デメリット

    注目を集めているゴーストレストランを開業する、メリット・デメリットについてご紹介いたします。

    メリット

    ゴーストレストラン開業のメリットについてご紹介していきます。

    開業費用を抑えることができる

    ゴーストレストランは、客席を必要とする飲食店と比較して初期費用を抑えて開業することができます。

    一般的な飲食店の開業には、店舗の内装・外装工事、装飾品などの設備や備品、ホールスタッフの人件費などトータルでも1000万円近くはかかってしまうものです。 
    しかし、ゴーストレストランでは間借り店舗、またはシェアキッチンを利用しての開業となり、内装や外観の見栄えを気にする必要もなく、テイクアウト用の容器を扱うため、食器類の準備も不要です。
    他にも店舗家具やレジも用意する必要がないため、開業費用を大分抑えることが可能です。

    経費を削減できる

    一般的な飲食店の経費には、店舗家賃・光熱費・食材費・人件費などが必要となり、ゴーストレストランでは、店舗家賃・光熱費・人件費などの経費をかなり抑えることができます。

    ゴーストレストランの場合、お客様が足を運ぶことがないため、お店の立地にこだわる必要がありません。また客席がないため、ホール従業員を雇う必要がないため、人件費削減にもなります。

    天候による売上の変動がない

    一般的な飲食店では、天候により売上や客足が減るケースも多々あり、大雨の日には、売上がいつもの半分近くまで下がってしまう店舗も少なくありません。

    しかし、ゴーストレストランでは、そんな悪天候な日でも影響を受けることがありません。
    外出を控えることもあり、いつも以上に注文が増えたりと、利用する方も多く売上が上がることもあるでしょう。

    新メニューを取り入れやすい

    新メニューを取り入れる際は、メニュー表を新しく作成または作り直したりと、準備に時間を取られることもあります。

    しかし、ゴーストレストランの場合はお客様用のメニュー表を作成する必要なく、タブレット内にメニューを追加するだけで、新メニューを簡単に取り入れることも可能です。
    異なるジャンルのメニューを取り入れことができるのも、ゴーストレストラン開業のメリットといえるでしょう。

    デメリット

    次にゴーストレストラン開業のデメリットについてご紹介していきます。

    お店の魅力での集客が困難

    ゴーストレストランの場合、実店舗を持たないためお店の外観や内装など料理以外の魅力や雰囲気を伝えることができません。
    このような一般的な飲食店と比較して集客しづらい点が、デメリットとして挙げられます。

    お客様とのつながりが作れない

    ゴーストレストランの場合は、お客様が来店することがないのでコミュニケーションをとる機会がなく、お客様とのつながりを作ることができません。

    実店舗では、顧客がリピーターとなり、他の顧客を紹介してくださるケースもありますが、客席を持たないゴーストレストランでは厳しいでしょう。

    ゴーストレストラン開業の流れ

    ゴーストレストランの開業の流れについてご紹介いたします。

    食品衛生責任者の資格を取る

    通常の飲食店同様に「食品衛生責任者」の資格を取得します。
    「食品衛生責任者」はコンビニやスーパーなど食品や料理を販売するお店では必須の資格になります。

    物件を決める

    次に物件探しです。
    主に既存店のキッチンを利用するか、シェアキッチンを利用するケースに分かれます。一般的な飲食店と違い、駅前や人通りの多い場所に絞って選ぶ必要はないでしょう。

    しかし、配達員は駅前近くで待機することも多いため、比較的駅からは遠すぎな物件を見つけることをおすすめします。

    Wi-Fi環境を整える

    ゴーストレストランでは、デリバリー代行アプリを利用するにあたって、タブレットで受注することとなります。
    そのためWi-Fi環境が重要となります。Wi-Fiの設備については物件探しの際に、必ず確認を取りましょう。

    営業可能日数について

    営業日数が少ないと、アプリでお店を探す際に上位表示されにくいといったケースもあります。
    土日祝日を含めて、基本的に週7日は営業できる店舗を見つけましょう。

    デリバリー代行アプリを登録する

    ゴーストレストランでは、デリバリー代行アプリの登録が必須となり、HPやSNS上で注文は可能ですが、一部の人にしか宣伝ができません。
    デリバリーアプリでは、利用者も多いため宣伝効果もあり集客にも期待ができます。

    まとめ

    今後もコロナの影響もありデリバリーの需要は拡大すると考えられるため、ゴーストレストランでの開業を選択肢の一つとして、お考えのオーナーさんも増えていくでしょう。

    ゴーストレストランの開業には実店舗にはない、メリットも多数あります。
    一度、今後のお店の展開方法として「ゴーストレストラン」での開業を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

    飲食店内装工事のお問合せはこちら

    初めて飲食店を開業される方へ

  • 顧客満足度を上げるには覆面調査がおすすめ!?覆面調査を行うメリットや調査方法について

    顧客満足度を上げるには覆面調査がおすすめ!?覆面調査を行うメリットや調査方法について

    飲食店を運営していく上で提供する飲食物の美味しさはもちろんのこと、従業員の接客態度やお店の清潔度など顧客満足度を上げるために様々なことに注意しなくてはなりません。

    しかし、長年飲食店を運営している場合や複数店を運営している場合などでは、お店の運営状態を客観視することは難しくなってしまうことがあります。

    今回紹介する覆面調査を行うことで客観的に店舗の問題点や改善点を発見することができます。

    覆面調査を行うメリットや注意点、調査会社を選ぶ際のポイントについて紹介していきます。

    覆面調査とは?

    覆面調査は、覆面調査の会社の調査員が一般のお客様のふりをしてお店に来店し、そこで提供する飲食物の味や温度などの質、提供までのスピード、従業員の接客態度、店内の清潔度など調査項目に沿って様々な調査を行います。

    調査員は、調査項目に沿って調査を行い、良かった点や悪かった点などの調査結果をレポートにまとめ、店舗のオーナーや従業員に報告をします。

    覆面調査の目的は、調査員がお客様目線で発見したお店の運営状態や店舗の問題点や改善点などをまとめた調査結果のレポートをもとに現状を把握し、店舗の運営を改善していくことです。

    調査内容

    調査内容は、提供する飲食物の盛り付け方や味は適切か、入店時にしっかり挨拶をしているかやオーダー時の従業員の接客態度など様々な項目があります。

    様々な調査項目から自分のお店で改善点が必要そうな点やしっかりマニュアル通りに行っているか確認したい点を選ぶことが大切です。

    調査の流れ

    調査会社によって調査にかかる期間は様々ですが、今回は調査実施前から調査実施後の大まかな流れについてご紹介いたします。

    1.調査項目を決める
    自分のお店に足りていないものやマニュアル通りに行えているかなどの自分のお店に合った調査項目を決めます。

    2.調査員の募集
    自分のお店に来てほしい調査員を募集します。募集する際は、性別や年齢など自分のお店に合った調査員を募集します。

    3.調査実施
    実際に調査員が一般のお客様のふりをして来店され、調査項目に沿って調査を行います。

    4.分析
    調査員がお店の運営状態や店舗の問題点や改善点などをまとめた調査結果のレポートをもとに現状を把握と分析を行い、店舗の運営方法を改善していきます。

    調査費用

    調査費用も調査会社によって様々です。
    調査員のランクや調査項目、調査にかける時間などで大きく変わってきます。

    大体1回の調査で1万円から2万円くらいはかかると考えておいた方がいいでしょう。

     覆面調査を行うメリット

    覆面調査を行うメリットについて紹介します。
    メリットは主に3つあります。

    運営状態を客観視できる

    お店の運営状態を客観視できるメリットがあります。

    長年お店を運営している場合や複数店を運営している場合などには、お店の運営状態を客観視できずどこから改善していいかわからなくなることがあります。

    覆面調査では、客観的に見たお店の問題点や改善点を発見することができ、運営状態を見直すことができます。

    また、最近では新型コロナウイルスの影響により、飲食店では感染防止など衛生対策がしっかりしているかが重要になってきました。

    覆面調査を行うことで実際に従業員がお店で決められたルールや店内でのアルコール消毒や検温などの衛生対策をしっかり行っているかの調査を行うこともできます。

    顧客満足度を上げられる

    調査員が発見した問題点や改善点などをまとめた調査結果のレポートをもとにお店の運営状態を見直すことで顧客満足度を上げることができます。

    調査結果のレポートをもとに分析を行うことで、提供する飲食物や接客態度などサービスの質を向上させることができます。

    飲食店ではリピーター顧客を獲得することが非常に重要であり、そのためには顧客満足度を上げることが大切です。
    覆面調査を行い顧客満足度を上げましょう。

    組織の改革

    調査結果のレポートをもとに人材教育やマニュアルの見直しなど組織自体の改革を行うことができます。
    組織の改革を行うことで組織全体の質を上げることが可能です。

    覆面調査を行う際の注意点

    覆面調査を行う際の注意点について紹介します。

    注意点は主に2つあります。

    費用対効果

    費用対効果が合わない可能性があります。
    1回調査を行い調査結果をもとに改善を行ったからといってすぐに改善されるわけではありません。

    改善を行うためには時間がかかるため、複数回の調査を行うことや時間をかけて改善していくことが大切です。
    一朝一夕で改善できるわけではないので、根気強く改善していきましょう。

    調査失敗

    調査員は、従業員にも店舗の状態についてヒアリングを行うことがあるため、従業員に調査員がバレてしまうことがあります。
    バレてしまうと通常通りの接客では無くなるため、調査を続けるのは難しくなってしまい失敗に終わる場合もあります。

    また、従業員に覆面調査を行っているのがバレてしまうと過度なプレッシャーやストレスを与えてしまうことがあるため注意が必要です。

    調査会社を選ぶ際のポイント

    調査会社を選ぶ際のポイントについて紹介します。
    ポイントは主に2つあります。

    調査内容

    調査内容は調査会社によって様々です。
    複数の調査会社から話を聞き、自分のお店に合った調査項目や調査員、調査期間などを見極め、選ぶことが大切です。

    調査項目では自分のお店に合った項目があるか、調査員では自分のお店のターゲット層の調査員がいるかなどを確認しましょう。

    費用

    費用も調査会社によって様々です。
    調査項目や調査期間、調査員のランクなど自分に合った調査会社を探しましょう。

    しかし、調査結果をまとめたレポートが今後のお店の改善を行っていく上で重要となってくるため、安ければ良いというものでもありません。
    多少お金をかけてでも信用できる覆面調査会社に依頼しましょう。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    以上が、覆面調査を行うメリットや注意点、調査会社を選ぶ際のポイントのまとめでした。

    覆面調査を依頼する場合、自分自身やお店に合った調査項目や調査費用、調査員がいるかを確認することが大切です。
    覆面調査を行うことで客観的に運営状態を把握することができ、リピーター顧客の獲得に必要な顧客満足度を上げることができます。

    まずは、覆面調査の話を聞いてみましょう!
    記事を読んで覆面調査を依頼したい方、気になっている方は是非下記よりお気軽にお問合せください!

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  • 営業許可がないと飲食店はオープンできない?開業するために必須な届け出と手続き

    営業許可がないと飲食店はオープンできない?開業するために必須な届け出と手続き

    飲食店を開業する時に忘れてはいけないのが営業許可証です。
    どんな業態や店舗でも営業する許可を得ないと、飲食店を開業することができません。

    また、許可を得るために提出しなければならない申請書などの書類や書類の提出期限、対象となる条件など、たくさんありすぎて分からなくなってしまう方も多いのではないでしょうか。

    ここではそんな飲食店営業に必要な許可証を注意点と併せて説明していきます!

    営業許可証が必要な飲食店とは?

    営業許可証が必要な飲食店と言っても、飲食店の業態は様々です。
    「食品の調理を行い、客に飲食をさせる営業」が飲食店とされていますが、営業許可証が必要な飲食店に自分の店舗が当てはまるのか疑問を持つ方も少なくありません。

    営業許可証が必要な飲食店は主に下記が挙げられます。

    ・食堂
    ・料理店
    ・すし屋
    ・うどん・そば屋
    ・仕出し屋
    ・弁当・惣菜屋
    ・レストラン
    ・カフェ
    ・居酒屋・バー
    ・喫茶店 

    ※食品衛生法の改正に伴い、令和3年6月1日より「喫茶店営業」は「飲食店営業」に統合されました。
    ※移動販売・臨時営業、自動車、自動販売機による営業も含まれます。

    忘れると開業できない?!飲食店を開業する上で必要な届け出

    ここでは、営業許可証から防災、保険のことまで、飲食店を開業する上で必要な届け出を紹介していきます。業態や提供するものによって必要なものが異なるので、自分の店舗には何が必要なのか予め確認しておきましょう。

    届け出先は自治体により異なり内容が変わってきますので、詳細は各自治体にお問い合わせください。

    飲食店営業許可申請書

    飲食店を開業する上でまず必要になるのは「飲食店営業許可」を取得することです。
    これは、人間が口にするものを扱う上で必ず必要になる届け出です。

    飲食店営業許可は、一度取得したら永久に有効というわけではなく、定期的な更新が必要になるので注意が必要です。営業する業種にもよりますが、一般的に5〜8年の有効期限が定められています。

    対象者:全店舗
    提出期限:店舗完成の10日前まで
    提出先:保健所
    必要なもの:申請書、営業設備の大要・配置図、場所の見取り図、食品衛生責任者の資格証明書、申請料等
    ※申請書は保健所の窓口・ホームページでダウンロードして準備することが可能です

    食品衛生責任者の取得方法はこちら

    個人事業主の開業届出書

    個人事業を開業したことを届け出る書類のことです。
    個人事業主になると、年収の多少に関係なく確定申告をしなければなりません。
    確定申告をする上で絶対に必要なのが「個人事業主の開業届出書」です。

    「個人事業主の開業届出書」は、個人で開業した場合も、法人で開業した場合もどちらにも必要になるので、法人を設立する方は注意が必要です。

    対象者:新たに事業を所得、不動産所得等を得る事業を開始した方
    提出期限:事業開始の1カ月以内
    提出先:税務署

    防災管理者責任届



    防災管理者とは、多くの人が出入りする建物などで火災による被害が起きないように、事前に防災管理の消防計画を作成し、防火する上で必要な業務を行う責任者のことをいいます。

    収容人数が30人を超える店舗が対象ですが、その場合、延床面積によって取得しなければならない資格が異なります。

    延床面積:1階の床面積+2階の床面積+3階の床面積・・・
    全ての階層の床面積を合計したものが延床面積となります。
    各階の床面積は、壁または柱に囲まれた部分で計算します。

    対象者:収容人数が30人を超える店舗
    ※延床面積が300平方メートル以上:甲種防火管理者
     延床面積が300平方メートル未満:種防火管理者、もしくは甲種防火管理者

    提出期限:営業開始まで
    提出先:管轄消防署または消防出張所


    火は使用するが調理を行わないカフェや、調理器具がIHの飲食店の場合は提出が不要なので注意が必要です。
    そのような場合、「火を使用する設備等の設置届」が必要になります。
    この届出の基準は、1つのキッチンで利用する厨房機器の電気、ガスの入力の合計が350キロワット以上ある場合です。


    自分の店舗が当てはまっているのか、開業時に納入した厨房設備の業者に確認しましょう。

    防火対象設備使用開始届

    建物や建物の一部を、これから使用し始める場合に必要になる届け出です。
    建物を使用する者(オーナー、テナント等)が使用する前に消防署に「防火対象物の使用(変更)届出書」の提出が必要となります。

    対象者:建物や建物の一部を新たに使用し始める場合
    提出期限:使用開始7日前まで
    提出先:管轄消防署
    ※届出が必要か所轄の消防署に問い合わせが必要です。

    また、開業時以外に「防火対象設備使用開始届」が必要になる場合は、下記が挙げられます。

    ・間仕切りや内装などを変更する場合
    ・建物や建物の一部を新たに使用し始める場合(工事を伴わない場合も含む)
    ・使用形態を変える場合(この場合は建築基準法上の確認申請が必要。区役所の建築課にも要相談)

    東京消防署:https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/

    労災保険の加入手続き

    この届け出は、特に飲食店だからというわけではなく、事業を経営して従業員を雇用するビジネスの場合に必要な届け出です。「労災保険の加入手続き」は、従業員が正社員ではなくアルバイトであっても必ず必要です。

    対象者:従業員を雇う場合
    提出期限:雇用日の翌日から10日以内
    提出先:労働基準監督署

    雇用保険の加入手続き

    こちらも「労災保険の加入手続き」と同じく、事業を経営して従業員を雇用するビジネスの場合に必要な届け出です。

    対象者:従業員(1週間の労働時間が20時間以上、かつ31日以上継続して雇用する)を雇う場合
    提出期限:雇用日の翌日から10日以内
    提出先:公共職業安定所

    深夜酒類提供飲食店営業開始届出書

    午後5時から午後11までの営業でお客様に酒類を提供する分には届け出は不要です。
    しかし、深夜12時以降も営業、かつ酒類を提供する場合には「深夜酒類提供飲食店営業開始届出書」が必要です。
    昼間に酒類を出すだけであれば届け出は不要なので、自分の店舗の営業時間を確認しましょう。

    ホステス等の接待を伴う営業には必要ありません。
    その場合には「風俗営業許可」が必要になります。

    対象者:深夜12時以降もお酒を提供する場合
    提出期限:営業開始の10日前まで
    提出先:警察署

    法人で必要になる届け出とは?

    ここまで、飲食店を開業する上で必要な届け出を紹介してきましたが、ここからは法人を設立した場合に必要になる届け出を紹介していきます。法人を設立する予定の方は確認しておきましょう。

    法人設立届出書

    飲食店に限らず法人を設立した場合には「法人設立届出書」が必要です。
    この届出を元に法人税の納付書が届き、申告が完了すれば税金を納付するという流れになります。

    対象者:法人を設立した場合
    提出期限:法人設立から2か月以内
    提出先:所轄税務署(法人登記をした先の税務署)
    ※政令指定都市などでは、場合によっては管轄の税務署が違っていたりするケースもあるため注意が必要です。

    青色申告承認申請書

    法人の場合は原則として「青色申告承認申請書」を届け出ることが必要です。
    ※個人事業で開業でも必要な場合があります。

    青色申告とは、日々の取引を所定の帳簿に記帳し確定申告することで税金の面で有利な特典を受けられる申告方法です。

    青色申告をするためには、開業届と青色申告承認申請書の提出が必要になるため、届出を提出していない場合は、自動的に白色申告になります。

    青色申告で黒字決算の場合利用できる特例が多く、また青色申告者であることが条件であることが税務上の措置では多いので、出して損をすることはありません。

    対象者:事業所得、不動産所得、山林所得のどれかを得ている場合
    提出期限:新規開業の場合、開業日から2か月以内
    提出先:管轄税務署

    給与支払事務所等の開設届出書

    従業員を雇用した場合、雇用してから1ヶ月以内に「給与支払事務所等の開設届出書」を届け出ることが必要です。
    給与と表していますが、役員報酬も同様なので注意!
    設立して始めは従業員がいないので給与は出さないと考えていても、後々のことを考えて先に提出できるものは提出しておくのがベターです。

    対象者:従業員を雇用する場合
    提出期限:開業後3ヶ月以内、または開業後その年の年末までの第1期終了日まで
    提出先:管轄税務署

    源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書

    従業員に給与を支払った場合、原則は毎月の支払の都度、給与から天引きした源泉所得税を税務署に納付する必要があります。
    しかし、「源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書」を届け出ておけば、この納付を年2回にまとめて行うことができます。

    初めから従業員が多く、源泉所得税を資金繰りの面からコンスタントに納めたいという方は、無理に提出する必要はありません。

    対象者:給与の支給人員が常時10人未満である源泉徴収義務者
    提出期限:開業後3ヶ月以内、または開業してからその年の年末までの第1期終了日まで
    提出先:管轄税務署

    酒類の販売には注意!その他必要な届け出とは

    他にも業態によっては必要な届け出がたくさんあります。
    ピックアップしてご紹介していきます!

    菓子製造業許可

    製造したケーキやパンをテイクアウトで販売する場合は「菓子製造業許可」が必要です。
    菓子とはパン、餅菓子、ケーキ、飴菓子、干菓子等通例概念による菓子を指し、焼菓子も含まれるため、予め販売する予定のものが当てはまっているのか確認しておきましょう。
    店内で料理を提供するだけであれば不要です。

    酒類販売業免許

    これは「届け出」ではなく、届けた上で許可をもらうものですが、お酒を店内で提供するだけではなく、その酒類を店舗で販売する場合「酒類販売業免許」を取得することが必要です。

    この免許は、販売先や販売方法で細かく分類されており、「一般酒類小売業免許」の免許を取得すれば、あらゆる酒類の販売ができます。

    また、注意すべき点は、自店舗でワインなどをボトルで提供し、飲み残した分を持ち帰ってもらうだけで、それは「酒類を販売した」ことに該当し、この免許が必要になるということです。

    この免許を取得しないで、ボトルの持ち帰りも含めて酒類を「販売」してしまうと、酒税法違反になり、1年以下の懲役または50万円以下の罰金という重い刑が待ち受けていますので、要注意!

    提出先:税務署

    風俗営業許可

    クラブやキャバクラのように接客サービスを行う飲食店は「風俗営業届」が必要です。
    接待とは、お客様の隣に座って相手をするだけではなく、たまたま従業員がカラオケのデュエット相手をするだけでも該当するので注意しましょう。

    また、接待もカウンター越しであれば風俗営業許可は不要です。

    対象者:客に接待行為を行う場合
    提出期限:営業開始の約2ヶ月前
    提出先:警察署

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    このように、飲食店を開業するには多数の届出や申請が必要になります。

    業態や何を提供するかによって提出する届け出が異なるため、自分の店舗には何が必要なのか事前に確認をすることが重要なポイントになっていきます。

    また、法改正により、必要な届け出や書類、提出先が変更する可能性もありますので、随時チェックをするようにしましょう。

    提出先や提出期限も様々なので、注意をしながら余裕を持って取り組みましょう!
    詳細は各届出先にお問合せください。

    テンポスドットコムでは、飲食店の開業をされる方に向けて、開業に必要な準備をお手伝い致します。

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  • 飲食店経営には必須知識!利益率計算から資金繰りを考える

    飲食店経営には必須知識!利益率計算から資金繰りを考える

    飲食店を経営するうえで必要なのは物件や設備だけではありません。経営がうまくいくかどうかは自身のお店の経営状態をいかに把握しているかがカギとなります。そこで今回は、飲食店を経営するうえで必須級の知識である利益率などについて解説をしていきます。

    飲食店経営に必要な経営指標とは

    経営指標とは企業の経営状態を数値で分かりやすくしたものを指します。経営者は様々な経営指標から自身のお店がどの程度の経営状態であるかを把握したうえで、改善策を考える必要があります。

    原価率とは

    原価とは商品に対する材料費のことを指します。つまり原価率とは販売価格の内の原価の割合を示します。なお、原価率の相場は業態ごとに異なりますが、一般的な飲食店の原価率の相場は30%程度と言われています。

    計算方法

    原価率の計算方法は以下の通りです。

    原価率(%) = 原価 ÷ 販売価格 × 100

    例えば1000円のステーキを販売した際の材料費が400円だった場合は、原価率は以下のように算出されます。

    400 ÷ 1000 × 100 = 40(%)

    原価率は40%となりました。

    利益率とは

    利益率とは売上総利益率のことを指します。売上総利益率とは、売上高に対する利益の割合を示す経営指標の事です。

    なお、利益率の相場は業態ごとに異なりますが、一般的な飲食店の利益率の相場は10~15%と言われています。カシオ計算機株式会社では独自の統計データから業態ごとの平均利益率を算出しています。

    計算方法

    利益率は以下の計算方法で算出します。

    利益 = 売上高 - 仕入れ原価

    利益率(%) = 利益 ÷ 売上 × 100

    例えば、900円の仕入れ原価の商品を1200円で販売し、300円の利益が出ている場合は計算は以下のようになります。

    300(利益) ÷ 1200(販売価格) × 100(%) = 25(%)

    上記の事例の場合の利益率は25%となりました。

    FL比率とは

    Food(食材費)とLabor(人件費)を合算したものをFLコストといいます。FL比率とは売上高に対するFLコストの比率を指します。FL比率には5段階の指標があります。

    FL比率50~55%もしくは50%以下は食材費、人件費を高い水準でコントロールすることができる優良店となります。多くの飲食店はFL比率55%~60%の水準にとどまっています。一方でFL比率60%~65%もしくは65%以上は危険店と言われ、食材費、人件費ともにバランスが悪く、いずれ経営破綻することが考えられます。

    計算方法

    FL比率の計算方法は以下の通りです。

    FL比率(%) = (食材費 + 人件費) ÷ 売上高 × 100

    店舗分析をする際に必須の経営指標とは

    上記では、基本的な経営指標である、利益率やFL比率を解説しましたが、経営指標にはまだまだ種類があります。以下では知っておくと便利な経営指標を紹介します。

    損益分岐点とは

    損益分岐点とは売上などの収益と運営費などの支出にかかるコストが等しくなる点を指します。つまり、損失と利益の分岐点となるポイントの事です。損益分岐点を上回れば黒字、下回れば赤字ということになります。

    損益分岐点には変動費と固定費が関係します。

    変動費とは

    変動費とは営業日によって変動する諸経費のことを指します。代表的なものとしては、食材費、水道光熱費などが挙げられます。

    固定費とは

    固定費とは一定の期間で変動せずに発生するコストのことを指します。代表的なものとしは、家賃や正社員の給料が挙げられます。

    計算方法

    損益分岐点の計算方法は以下の通りです。

    損益分岐点 = 固定費 ÷ (1 - (変動費 ÷ 売上高))

    例えば、毎月の売上高が250万円のお店で変動費が80万円、固定費が160万円かかる場合の損益分岐点は以下の通りに算出されます。

    160万円 ÷ (1 - (80万円 ÷ 250万円)) ≒ 235万円

    上記の例の場合の損益分岐点は約235万円となりました。毎月の売上高が250万円であるため、このお店は黒字と言えます。

    客席回転率とは

    客席回転率は日ごとに1つの席に何名の顧客が座ったかを示します。

    計算方法

    客席回転率の計算方法は以下の通りです。

    客席回転率 = 1日の来客数 ÷ 総客席数

    例えば、総客席数が50席で1日に150人の来店があれば3回転となります。

    人時売上高とは

    人時売上高とは1時間あたりに従業員1人につきどれだけの売上高を出しているかを示す指標です。一般的な飲食店における人時売上高の目安は4000円~6000円程度と言われています。

    計算方法

    計算方法は以下の通りです。

    人時売上高 = 売上高 ÷ 総労働時間

    例えば、1日当たりの売上が8万円あり、従業員5名で8時間ずつ働いたとします。この場合の総労働時間は40時間となります。よって人時売上高は次のように算出されます。

    80000万円 ÷ 40h = 2000円/h

    この際の従業員の給料が時給1000円だとすれば人時売上高の半分を占めることになり、残りの部分から諸経費を捻出することになります。このような場合は、アルバイトのシフトの見直しや売上高の改善などが必要になります。

    利益を上げるためにできることとは

    利益を上げるためには、上記の経営指標から見直すべき点を明らかにして、改善策を検討する必要があります。利益を上げるためにできる改善策を解説します。

    メニューの見直し

    原価を見直すことで利益率を上げることができます。原価率は一定の割合に留めなければならないわけではないため、原価率の低い飲料メニューと他の商品を組み合わせることでバランスをとるなど、工夫次第で利益を上げることができます。

    経営方法の見直し

    人件費を削減する場合に最も手っ取り早いのは、解雇や賃金の引き下げですが、これらは従業員のモチベーションに関わるため、おすすめはできません。

    マニュアルなどを見直して従業員一人一人の作業効率を上げるなど人時売上高を意識した対策をとりましょう。

    変動費を削減する

    食材のロスを無くすことによって、変動費の内の食材費を削減することができます。結果的に仕入れの数も減るため、損益分岐点が低下し利益を出しやすくなります。テイクアウトをする場合は消耗品を多く使用するため、原価の変動に損益分岐点が左右されやすくなります。

    テンポスドットコムなどの業務用品を取り扱っている店舗から安く仕入れることで、変動費を削減していきましょう。

    回転率を上げる

    客席回転率の他にも客席稼働率という経営指標があります。稼働率は以下の計算式で求めることができます。

    客席稼働率 = 満席時の客数 ÷ 総客席数

    満席時の客数が30人で総客席数が40席だとすると稼働率は75%となり、総客席数の25%が無駄になっていることが分かります。稼働率を上げるには、テーブルを2人席単位にして、客数によって自由に席数を変えられるようにしたり、相席を推奨することが挙げられます。

    ただし、昨今はコロナウイルスへの感染防止対策が重要視されているため、オーダーや料理の提供時間の短縮といった回転率の向上が必要となります。

    まとめ

    本記事では様々な経営指標を紹介してきました。実際に計算してみると自身のお店の経営状態がより一層分かりやすくなったのではないでしょうか。

    自身のお店の経営状態が分かればどの部分を改善すればよいかも見えてきます。本記事で紹介した方法以外にも改善策はあるため、自分のお店に合った改善策を実施し、健康的な飲食店経営を目指しましょう。

  • 飲食店における接客マナーとは?お客様と接する上での注意点について

    飲食店における接客マナーとは?お客様と接する上での注意点について

    飲食店で働く上でお客様と接する際に丁寧な言葉遣いは必要不可欠になります。しかし、誤った敬語の使い方や覚え方をしている方も多いのではないでしょうか?本記事では、飲食店における接客マナーや押さえておきたい接客7大用語、もしかすると実はよく見られている?従業員の不快な言動についてもご紹介いたします。

    飲食店における接客の基本とは?

    接客の基本として、まずはお客様に「喜んでいただく」「満足してもらう」ことではないでしょうか。そのためには、お客様と接する上で、常にお客様の立場に立って考えることが重要です。また接客サービスでは、「笑顔で接する・迎え入れる」「丁寧な接客・対応」をすることも心掛けていきましょう。

    常にお客様に気を配ることを意識する

    これは飲食店だけでなくサービス業では、当たり前と思っていただいてもいいでしょう。
    ただ、ここで注意が必要なのが特定のお客様や常連客のみ気を配るようなことはしてはいけません。

    例えば、初めて行ったお店で定員さんが他の常連のお客さんのような人ばかりに、気を配っていたり、サービスをしていたら、正直あまりいい気分ではないですよね。

    お客様には基本的に平等に接することを心掛けましょう。またお客様の顔を覚えたら2~3回目の来店時には挨拶など少しアレンジを加えてみるのもいいでしょう。こちらが以前来店されたことを覚えていることをアピールすることで、覚えていただけたのだと嬉しく感じるお客様も少なくありません。

    接客マニュアルを作ろう

    多くの飲食店で接客業務を大事にしている背景には、来店してくださったお客様に満足していただき、また「行きたい!」と思ってもらえることではないでしょうか。多くの飲食店では、リピーターとなるお客様を増やすためにも、接客に力を入れているお店も多いでしょう。お客様に満足していただく接客をするためにも、まずは接客マニュアルを作成し、従業員のサービスレベルに差を生じさせないこともポイントです。

    なぜ接客マニュアルが必要なのか?

    マニュアルがなければ、従業員の接客もバラバラになってしまいます。接客マニュアルを作成することで新人教育にも非常に役に立ちます。また他の従業員との接客レベルにも大きな差が生じなくなります。マニュアルを活かすことで、お店のサービスレベルも保ち続けることができます。

    実はよく見られている?従業員の不快な言動とは

    お客様が不快に感じてしまう接客にはいくつか決まったパターンがあります。

    不潔な服装、身だしなみ

    スタッフが不潔だと、お店の印象が悪くなってしまいます。お店の雰囲気作りは、スタッフの印象も重要な点となります。スタッフの身だしなみがきちんとしていないと、お店の雰囲気も悪くなり、お客様に不快感を与えてしまいます。

    [身だしなみのNG例]
    ・爪や制服の汚れ等
    ・ぼさぼさの髪
    ・厚化粧
    ・香水の匂いが強い

    従業員同士がかたまって話している

    従業員同士での会話も業務上、必要な時間でもありますが、あまりにも長時間話してしまうと、お客様も大事にされていないのかなと思ってしまいます。常にお客様には見られていると意識を持って行動しましょう。他にも、お客様に不快を与えないよう下記の項目には注意していきましょう。

    [お客様に不快を与えてしまう言動]
    ・壁や柱に寄りかかってしまう
    ・髪をさわる(口に入れるものを扱うため、不潔な印象を与えます)
    ・お見送りの前に、後片付けを始めてしまう
    ・腕を組んでいる

    押さえておきたい接客7大用語

    接客7大用語とは、「いらっしゃいませ」「かしこまりました」「少々お待ちください」「お待たせいたしました」「恐れ入ります」「ありがとうございます」「申し訳ございません」の7つが挙げられます。この7つの接客用語を使いこなせている人は、少ないかもしれません。

    それでは具体的に見てみましょう。

    いらっしゃいませ

    お客様を歓迎したり、来店していただいた際に、感謝の気持ちを込めて伝える言葉です。お客様の方を向いて笑顔で挨拶すること心掛けましょう。

    かしこまりました

    お客様から、注文や何か頼まれた時などに使います。よく「わかりました」や「了解しました」と言った返事を耳にしますが、これらは適切ではありませんので注意しましょう。「わかりました」「了解しました」が丁寧語ですが、「かしこまりました」は謙譲語にあたります。

    少々お待ちください

    お客様を待たせてしまう場合やお客様との会話中にその場を離れる時などに使用する言葉です。また「少々お待ちいただけますでしょうか」「少々お待ちくださいませ」も同様に使用できます。相手に待たせてしまい申し訳ないという気持ち込めて言いましょう。

    お待たせいたしました

    「お待たせしました」は、料理の提供の際やお客様から何か頼まれて戻ってきた時など、それが短時間であった場合でも待たせてしまい申し訳ないという気持ちを込めて使用します。

    恐れ入ります

    お客様に何か頼みごとをする時や、お願いをしたい場合に「恐れ入りますが」と冒頭にクッション言葉として活用します。「ありがとうございます」の代わりに使用したりと、感謝を伝えるフレーズでもあります。

    ありがとうございます

    お客様に感謝を伝えるときに「ありがとうございます」を使用します。他にもお客様が注文してくれた時など様々な場面で使用します。お客様がお店を出ていく時には「ありがとうございました」と頭を下げて伝えましょう。

    申し訳ございません

    「申し訳ございません」はお客様に迷惑やミスをしてしまった時などに使用します。
    よく「すみません」というフレーズを謝罪のときに使用する方も多いですが、「すみません」だと誠意が伝わりにくいので、ふさわしくないです。

    まとめ

    いかがでしょうか。飲食店における接客の基本として、まずはお客様に「喜んでいただく」「満足してもらう」ことです。そのためにも、スタッフの身だしなみがきちんとしているか、お客様に不快を与えてしまう言動はしていないか、注意しましょう。

    また接客マニュアルを作成することで、新人教育に役立つこともでき、従業員の接客もバラバラにならず、一定のサービスレベルを保つことができます。まずはお店のコンセプトに合わせてそのお店にあった、接客のマニュアルを作成することをおすすめします。

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  • 飲食店経営に税理士は必要?税理士のメリットやサービス内容、選び方について

    飲食店経営に税理士は必要?税理士のメリットやサービス内容、選び方について

    大小に限らず飲食店経営では、美味しい料理、丁寧な接客など多くの重要な点があります。
    これらの多くの重要な点をきちんと行うためには正しい資金繰りが大切となります。
    正しい資金繰りを行うことができない飲食店では、サービスの質のが下がることもあります。
    それを防ぐ方法として税理士に経理を依頼することがあります。

    中小の飲食店では「税理士がいなくてもやっていける」「税理士は費用がかかりもったいない」などと思われる方も多いです。

    しかし、飲食店の規模に限らず、税理士に経理を依頼するメリットは多くあります。

    今回は税理士を選ぶ時のポイントやメリット、デメリットについて紹介します。

    税理士とは?

    税理士は、税務法に定められた国家資格を保有する税務に関する専門家です。
    資金繰りや税務相談、銀行からの融資を受けられるようにしてくれるなど様々です。

    税理士のサービス内容

    飲食店における税理士のサービス内容は以下です。

    ・開業時のサポート(事業計画書作成/融資)
    ・帳簿作成/記帳代行
    ・資金調達サポート
    ・節税対策
    ・確定申告/決算申告

    このように飲食店における税理士のサービス内容は様々あり、税理士によって得意な分野があります。
    まずは自分が特に何に困っているのか、何に悩んでいるかを洗い出しましょう。
    洗い出してから税理士に依頼することで自分の困っていることや悩みを解消できるかを考えることが大切です。

    飲食店で税理士に依頼するメリット

    税理士に依頼するメリットについて紹介します。
    メリットは主に3つあります。

    本業に専念できる

    税理士に依頼する一番のメリットは経理にかかっていた時間を節約することで本業に専念できることです。

    飲食店では、新メニュー開発や仕入れや仕込み、サービスの品質向上のための従業員の指導、調理、片付けなど様々な業務に追われることも少なくありません。

    そこで専門知識が必要で慣れない経理に時間を取られるよりは、専門家の税理士に依頼した方がいいでしょう。

    本業である、美味しい料理や良質なサービスの提供が出来なくては、本末転倒です。
    経理は専門家の税理士に依頼し、本業に専念できる環境を整えることで売上や顧客満足度の向上にも繋がります。

    節税・コストを削減できる

    税理士に依頼すると節税効果も得ることができます。
    飲食店では、売上から実際にかかった費用を引いた額の所得額に応じて税金を支払わなくてはいけないため、所得額が大きいほど支払わなくてはいけない税金も増えます。

    そこで税理士は、節税対策をしてくれます。
    例えば、請求書や領収書などの入力です。
    忙しい業務の中で自分で請求書や領収書などの入力をすると入力ミスや入力漏れが起こることもあります。
    そうなると実際にかかった費用よりも少なく申告することとなり、本来払う必要のない税金も払うことになり、損をすることとなります。

    また、税理士に依頼することで納税額を抑えるコツや青色申告書の作成などサポートもしてくれるため、自分で申告を行うよりはるかに低い納税額にすることもできるかもしれません。

    経営改善を行える

    税理士に依頼をすることで経営改善を行えることもあります。
    日ごろの帳簿や財務諸表から何にコストがかかっているかが分かり、アドバイスやサポートをしてくれます。

    慣れない中で自ら帳簿や財務諸表を作成し、コスト削減や経営改善を行って行くことは難しいですが、財務の専門家である税理士に依頼することで自分のお店の弱点を把握することができ、早くから手を打つことができます。

    また、資金繰りのサポートもしてもらえます。
    最近ですと新型コロナウイルスの影響で営業すらできない飲食店も少なくありません。
    そこで政府からは補助金や助成金など受給できるようになりました。
    しかし、補助金や助成金などの申請時にはお店の財務情報が求められます。
    一から財務諸表を作成するのは時間と手間がかかりますが、税理士に依頼することでスムーズに受給できるようになります。

    このように緊急事態にも税理士がいることで対応でき、リスクヘッジを行うことができます。

    飲食店で税理士に依頼する際の注意点

    税理士に依頼するデメリットについて紹介します。
    デメリットは主に2つあります。

    費用がかかる

    売上の規模、法人か個人事業主か、従業員数などによって費用は変化するため一概には言えませんが、相場は月々1万円~5万円かかります。
    また、確定申告時や日頃の帳簿作成のみなど依頼内容でも費用は大きく変わります。

    そのため、月々1万円~5万円の費用を払うべきか検討することが大切です。

    自分でできることもある

    税理士に依頼せず、自分で行っている飲食店のオーナーも少なくありません。
    本やネットの情報で勉強し、最初は時間がかかるものの自分で行っているオーナーもいます。

    また、市販の会計ソフトを使用し管理しているオーナーもいるため、必ずしも税理士に依頼する方がいいというわけではありません。

    そのため、税理士に依頼するかは自分のお店の状況をみながら検討することが大切です。

    飲食店での税理士を選ぶ際のポイント

    税理士を選ぶ際の2つのポイントについてご紹介します。

    知り合いに紹介してもらう

    実際に税理士に依頼している飲食店オーナーの知り合いに税理士を紹介してもらうことも一つの手です。
    知り合いなど信頼のおける方からの紹介であれば、税理士も信用でき相談も親身に受けもらえるでしょう。

    しかし、知り合いに紹介してもらった税理士が必ずしも自分の店舗に合うとは限りません。

    すぐに依頼をするのではなく、自分の店舗に合うかしっかりと話し合うことが大切です。

    複数の税理士から話を聞く

    複数の税理士から話を聞くことも大切です。
    税理士によって得意な分野や特徴があるため、すぐに決めるのではなく、まずは様々な税理士から話を聞き、情報を集めましょう。

    お金という飲食店の経営には必要なものを預けることになるため、情報を集めた上で自分自身やお店に合う税理士を選ぶことが大切です。

    時間をかけてしっかりと話を聞き、比べたい方にオススメです。

    マッチングサービスを利用する

    マッチングサービスを利用することで自分に合った税理士を見つけることができます。
    マッチングサービスの場合、Web上で診断や見積りを無料で行えるため、コストをかけずに気軽に探すことがでます。

    時間とコストをあまりかけずに税理士を探したい方にオススメです。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    以上が、税理士を選ぶ際のポイントやメリット、デメリットのまとめでした。

    税理士に経理を依頼する場合、自分自身やお店に合った税理士を選ぶことが大切です。

    そのためには、まずは知人からの紹介を受けるなど複数の税理士の話を聞き、それぞれの得意分野や特徴を把握することが大切です。

    まずは、いろいろな税理士の話を聞いてみましょう!
    記事を読んで税理士に依頼したい方、気になっている方は是非下記よりお気軽にお問合せください!

    飲食業税理士紹介はこちらから

  • 【飲食店向け】数値見える化して水道代削減!その仕組みとは

    【飲食店向け】数値見える化して水道代削減!その仕組みとは

    飲食店の経営を行っていく中で売上を作ることが重要です。お客さんに来てもらって売上を作ることも大事ですが、お店を続けるために経費を削減することも大切です。

    経費の中で、料理する時に必要不可欠なのが「水」ですよね。「使う水を減らせばいいじゃん」と考えるものの中々簡単にはいきません。そこで今回は、費用の中での「水」の割合から節水方法まで紹介していきます。誰でも試せることから役立つ商品の紹介していきます。

    飲食店での費用の内訳

    飲食店の中で、かかってくる費用が2種類あります。固定費変動費です。

    固定費・・売上の増減に関わらずかかってくる一定の費用。
         (例)家賃、広告宣伝費、減価償却費etc

    変動費・・売上や使用量などによって変動する費用。
         (例)原材料、販売手数料、消耗品etc

    水道光熱費は、月の使用量によって費用が変動するため変動費に分類されます。

    水道光熱費の割合

    一般的には売上のおよそ60%から70%が変動費の目安と言われており、どこの飲食店でもこれぐらいを基準値としています。その中でも水道光熱費が占める割合は、業態にもよりますが約7%から

    10%です。ラーメン屋や中華など、水やガスを多く使う飲食店の場合ですと、10%以上占めることもあります。飲食店を経営し続けていくとなると、水道光熱費は売上の5%以下にできると合格と言われています。

    水道代料金の仕組み

    いざ水道代を減らそう、と思ってもやみくもに減らすより、仕組みを把握し理解していた方が効率的に減らせます。ここでは水道代の内訳や飲食店で水がよく使われる場所を説明していきます。

    費用の詳細

    水道代は内訳として、基本料金+従量料金で算出されています。
    基本料金・・水を使わなくてもかかる料金。メーターの大きさにより料金が変わってきます。
    従量料金・・使用した水の量に単価をかけて算出した使用料金のことです。

    従量料金には、下水道料金も含まれていますが水以外のものも流れておりメーターで測ることが難しいため、上水道料金で使った同じ分の水として計算されます。

    地域によって違うことも

    地域によって各事業体が異なりますため水道代が変わってきます。地形的な問題(地理的要因)や人口密度(社会的要因)といった問題より、それぞれの地域での取り組みなどが変わってくるため地域のよっても水道代は変わってきます。

    水道代が高くなってしまう原因

    水の使いすぎ

    単純ではありますが、「使いすぎ」というのがどこでも一番の要因です。
    洗い物をしている時に水を出しっぱなしにするなど、使いすぎている箇所がありませんか。

    「使う量を減らせばいいんでしょ」と思っていても簡単にできることではありません。
    それぞれの使い方、改善できるところは改善していきましょう。

    水漏れ

    使い方を見直して、それぞれが意識していても水道代が減らない。
    起きている原因として代表的なのが「水漏れ」です。蛇口の閉め忘れもありますが、地中部分の配管などで水漏れしているというケースも多々あります。

    水漏れのチェックは水道メーターで確認できます。普段使っている水道をしっかり閉まっていることを確認した上でそれでもメーターが回っている場合は、配管で水漏れしている可能性が高いため水道業者に見てもらいましょう。

    水道代の値上げ

    先ほど記述しましたが、水道代は地域によって金額も変わってきます。「法定耐用年数」というのが定められており、水道管を設置してから40年経過すると更新する必要があります。その時期に水道代が上げられることが多いため、明細書で確認しましょう。

    水道代を安くするためには

    水道代が高くなってしまう原因や、水道代の詳細を説明しました。
    ここからは実際に節水していくための代表例をご紹介します。
    一般的なご家庭で使われていることから、飲食店ならではのモノまで代表的なやり方をお伝えしていきますので、ぜひ試してみてください。

    つけ置き洗いで使う水の量を減らそう

    節水の基本として最も挙げられるのが「つけ置き洗い」です。やり方として40℃以上のお湯を桶やシンクにはり、洗いたい食器と洗剤を入れておくことで油汚れなどが浮き上がってきて少量の水で洗い流すことができます。ただし、長くつけ置きしてしまうと雑菌が繁殖してしまい逆効果になってしまうため20分から30分を目途に留めるといいでしょう。

    ゆで汁、とぎ汁の再活用

    うどんやパスタのゆで汁、お米のとぎ汁から出るデンプンには食器から汚れを引き離す効果があり、汚れを落とすには最適です。汚れを落としやすくすることで水の量を減らすこともでき、水道代削減にも繋がりますのでぜひ試してみてください。

    食洗機を導入しよう

    「洗い物」を食洗機に全て任せてしまうことで、実は水道費削減につながることもあります。
    手洗いの場合、水を流しながらすすいだりどうしても出しっぱなしになってしまい、気づいたら使いすぎてしまっているケースもあるかと思います。

    食洗機を導入することで、水道だ削減はもちろん「洗い物」を行うための人件費、時間も削減でき、手洗いよりも衛生的になることもありますので、この際に一度ご検討してみてはいかがでしょうか。

    JETを導入

    次世代節水装置と言われている「JET」。蛇口に取り付けるだけで最大30%の水道代が削減できます。使い心地も変わりませんので、ぜひ一度考えてみてはいかがでしょうか。

    まとめ

    今回は「水道代削減」について、水道代の仕組から削減方法の代表例を紹介しました。
    仕組につきましては、それぞれの地域や建物によって変わってきますのでこれを機に見直してみてはいかがでしょうか。

    削減方法につきましては、あくまでも事例でございますため何か試してみたときに少しでもお力になれれば幸いです。自分にあった方法で取り入れていきましょう。

    ここまで電気料金を削減する方法を挙げましたが、注意点もあります。場合によっては顧客満足度を下げることにつながるので、削減に取り組む際に考えるべきことをご紹介します。

    最後に

    テンポスフードプレイスは飲食店向けに水道料金削減のサービスを行っております。
    ほかにも電気料金やガス料金の削減サービスもあるため、お気軽にご相談ください。

    水道料金削減について詳しく見る

    電気料金削減について詳しく見る

    ガス料金削減について詳しく見る

  • 飲食店経営にはトラブルがつきもの!店舗総合保険に加入しリスクに備えましょう

    飲食店経営にはトラブルがつきもの!店舗総合保険に加入しリスクに備えましょう

    飲食店の経営を行っているとトラブルがつきものです。
    火災や水害など自然災害、異物混入や破損した食器での怪我など様々なトラブルがあります。
    また、最近ではデリバリーやテイクアウト需要に伴い食中毒のトラブルも多く発生しています。

    そんなもしものトラブルに備えるために多くの飲食店では店舗総合保険に加入しています。
    店舗総合保険に加入しておくことであらゆるリスクに対応することができます。

    今回は飲食店の経営を行っていく上でもしものトラブルに備えるために必要な店舗総合保険について、保険の種類や選び方についてご紹介します。

    店舗総合保険とは?

    まず最初に店舗総合保険とは、飲食店のお店のトラブルに対応するため保険です。
    飲食店を経営をしていると火災や水害、食中毒などによって店舗への損害が発生することがあります。
    そして損害に伴い売上や利益の減少、お客様への賠償など、様々なリスクに陥る可能性があります。

    また、予期せぬトラブルにより休業することになり、売上が全く無くなることもございます。
    店舗総合保険に加入することでそれらのリスクを最小限に抑えることができます。
    店舗総合保険は任意の保険で様々なリスクに対応できるようになっているので、自分の店舗に合った保険を選ぶことが大切です。

    飲食店のための保険の種類

    飲食店で起こりうるリスクは大きく分けて3つあります。
    損害:火災や水害等の自然災害による店舗への損害
    休業:食中毒などで店舗を休業する場合の損害
    賠償:異物混入や食中毒などのお客様への賠償事故

    起こりうる全てのリスクに備えることは財政面で難しいことがあるため、慎重に保険の補償内容を見極めることが必要です。

    特に飲食店の経営を行っていく上で必要な保険の種類についてご紹介いたします。

    火災保険

    日常的に火を扱う飲食店では火災リスクが高いため、火災保険に加入することが必須です。
    自店舗で火を扱わない場合でも近隣の店舗が火を扱っていると火災を起こすこともあります。
    ですので、もしも火災が発生した時のためにも火災保険には必ず加入しましょう。

    また、水災や爆発事故にも対応できる保険にも併せて加入しておくといいでしょう。
    自然災害による事故は、休業になったりお客様への賠償など損害額が比較的大きくなる傾向があるため、加入しておいた方がいいでしょう。

    生産物賠償責任保険

    生産物賠償責任保険は、提供して飲食物が原因でお客様に損害を与えてしまった際の保険です。
    例えば、提供した飲食物によって食中毒になってしまった場合や飲食物にガラスやプラスチック等の異物が混入していたことで怪我をしてしまった場合などです。

    飲食店を経営していると食中毒や異物混入といったトラブルは発生する可能性があるため、お客様のためにも生産物賠償責任保険には必ず加入しておいた方がいいでしょう。
    特に生ものを扱う店舗では必須です。

    ▼PL保険(製造物賠償責任保険)の詳細記事を読む

    施設賠償責任保険

    施設賠償責任保険は、施設の利用によってお客様に損害を与えてしまった際の保険です。
    例えば、床が濡れていて滑ってしまい怪我を負わせてしまった場合や店員がお客様の衣類を汚してしまったり、衣類を傷つけてしまった場合などです。

    気を付けていても偶然起こることがあるので、施設賠償責任保険には加入しリスクに備えておいた方がいいでしょう。

    保険を選ぶ際のポイント

    保険を選ぶ際の2つのポイントについてご紹介します。
    ポイントを参考にして、自分のお店に合った保険会社と契約しましょう。

    保険料

    飲食業の特約に加入する場合は、保険料に注意することが大切です。
    店舗総合保険に特約を追加することで月々の保険料が高くなることになります。
    そのため、飲食業の特約に加入する際は自分の店舗に合った補償内容なのかを見極めることが大切です。

    また、保険会社によって保険料も様々です。
    同じような補償内容でも保険会社によって保険料は異なります。
    詳しい内容が分からない場合は、保険会社と相談しながら加入する保険を決めましょう。

    他の保険会社とも比較をする

    飲食店を新規で始める場合、多くは不動産で店舗総合保険の加入を勧められます。
    しかし、不動産は保険についてのプロではないため、オススメされた店舗総合保険が必ずしも自分のお店に合っているとは限りません。
    そのため、不動産で店舗総合保険の加入を勧められた場合は、その場で契約をするのではなく、一度様々な保険会社と比較することが大切です。

    保険会社によって補償内容が異なるため、時間をかけて様々な保険会社の話を聞き、自分のお店に合った保険会社を選びましょう。

    保険の加入方法

    保険の加入方法は大きく分けて3つあります。
    自分に合った加入方法を選びましょう。

    保険会社と直接契約を行う

    1つ目が保険会社と直接契約を行うことです。
    保険会社の社員から直接保険についての詳しい説明が受けることができます。しかし、保険会社によって補償内容が異なるため、他社と比較を行うためは自分自身で他の保険会社にも話を聞きに行かなくてはなりません。

    より詳しい内容を聞いて比べたい方にはオススメです。

    保険代理店で契約を行う

    2つ目が保険代理店を通じて契約を行うことです。
    保険代理店では複数の保険会社の保険を扱っていることが多いため、様々な保険会社を一度に比較することができます。
    時間がなく一度に複数の比較を行いたい人や保険ことがよくわからない人にはオススメです。

    インターネットで契約を行う

    3つ目がインターネットで契約を行うです。
    最近では、インターネットから保険を契約することができます。
    インターネットで契約を行うと人件費分がかからないため、保険会社や保険代理店を契約をする場合よりも月々の保険料を抑えることができます。

    しかし、インターネットで契約の場合は、専任の担当者がついてくれるわけではありません。
    基本的に保険に関する問い合わせや相談も電話やメールのため、詳しい内容がつかみにくいことがあります。
    そのため、保険についてよくわからない人や密に相談を行いたい人はインターネットでの契約よりも保険会社や保険代理店を通して契約する方がいいでしょう。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    以上が店舗総合保険の種類や選ぶ際のポイントのまとめでした。

    店舗総合保険に加入する場合は、自分自身やお店に合った補償内容のある保険会社を探すことが大切です。

    どんなに気を付けていても飲食店経営には、トラブルがつきものです。
    そのため、自分のお店に起こりうるであろうリスクに以前に備えておきましょう。

    保険会社によって補償内容や保険料は様々なので、まずはいろいろな保険会社の話を聞いてみましょう!
    記事を読んで店舗総合保険に加入したい方、気になっている方は是非下記よりお気軽にお問合せください!

    飲食店専用保険について相談する

  • 飲食店のテーブルナプキンの折り方とは?選び方のコツもご紹介!

    飲食店のテーブルナプキンの折り方とは?選び方のコツもご紹介!

    レストランやホテルのテーブルに欠かせないナプキン。
    そんなナプキンの折り方には様々な種類があることをご存じでしょうか?

    テーブルコーディネートを華やかにするナプキンは色や折り方ひとつで、店の雰囲気をガラッと変えることができます。
    店のテーマやイメージに合わせたコーディネートをしてみましょう。

    本記事では意外と知らないナプキンの折り方や選び方をご紹介致します。

    テーブルナプキンとは

    テーブルナプキンとは、飲食店のテーブル上に置かれている白い紙や布のことを指し、ファミリーレストランや洋食店では、多くの場合テーブルナプキンが置かれています。

    現在では使い捨ての紙製ナプキンが主流ですが、発祥当時の主な素材は布で、紙製ナプキンは実は日本発祥のものです。
    紙製ナプキンが日本で生まれた当時、欧米諸国では薄い紙を作り出す技術が無かったため、日本製の紙製ナプキンを輸入して使っていました。

    テーブルナプキンには手のひらサイズの物もあれば、ランチョンマットのような大きさの物もあり、飲食店によって様々なタイプが利用されています。

    テーブルナプキンの役割

    カジュアルレストランから高級レストランまで、西洋料理店のテーブルにはナプキンが用意されていることが多いです。
    このテーブルナプキンの役割は、食事中に汚れるのを防ぐためのもの。

    食事をしていれば気を付けても口元が汚れたり、服に食べ物を落としてしまったりすることもあるでしょう。
    ナプキンはそんなときに役立つアイテムです。

    また、お客様の食事が終わって帰られるときの合図にもなります。

    格式高いお店では、床に落ちたカトラリーはお客様に拾わせてはいけないといった決まりごとがありますが、テーブルナプキンに関しては、基本的にお客様自身に拾っていただくことになっています。

    テーブルナプキンの選び方

    テーブルナプキンは、バリエーションが豊富です。
    サイズやデザイン、色、素材や柄、シチュエーションなどで選んでみてください。

    サイズで選ぶ

    ひと口にテーブルナプキンといっても、様々なサイズがあります。

    格式の高いレストランやホテルでは60cm角ほどの大きめのものが使われており、ランチやディナー、パーティーなど用途に応じてサイズを決めましょう。

    素材で選ぶ

    素材としては、麻、綿、ポリエステル、紙などが挙げられ、フォーマルなレストランであれば、麻素材を選ぶとよいでしょう。
    カジュアルレストランであれば、綿素材のものが扱いやすく、汚れても繰り返し洗濯できるのことがメリットです。

    ポリエステル素材は比較的扱いやすいですが、ワインなどをこぼしたときの吸水力は、麻や綿に比べると劣ることもありますので注意が必要です。

    場面によっては、繊細なレースなどを選ぶと雰囲気の演出に役立つでしょう。

    色・柄で選ぶ

    フォーマルなレストランであれば、白の無地で麻素材のものが格調が高いとされており、テーブルクロスとテーブルナプキンは同じ色や柄で、お揃いのものを準備するとよいでしょう。

    カジュアルレストランであれば、テーブルクロスや食器に合わせた色柄ものもOK。
    色が濃く、柄が大きいものほどカジュアルな印象になります。

    また、カラフルなテーブルナプキンは、口元を拭いた跡が目立ちにくいというメリットもあります。
    特に女性のお客様はソースやお化粧がナプキンに付着しているのを気にする傾向にありますので、赤や黒のナプキンを選ぶと良いでしょう。

    季節・行事で選ぶ

    テーブルコーディネートでは季節感の演出が大切になってきます。

    テーブルを囲むお客様が誰であっても、季節や行事は共通の話題です。
    食材や器、花でも季節を表現することはできますが、テーブルナプキンでも表すことができ、季節に合わせた素材や色、柄を選ぶのもよいでしょう。

    例えば母の日、クリスマス、バレンタインデーなど、様々な行事のイメージカラーによって選んでみるのも、お客様に喜んでいただけます。

    テイストで選ぶ

    テーブルナプキンの発祥は西洋ですが、現在では和と洋どちらの飲食店でも使用できます。

    シンプルな麻や綿素材のものであれば、どちらにも利用できるので、用途が広くて便利です。
    特に落ち着いた色目のものを選べば、和テイストのお店に合わせやすいでしょう。

    シンプルで両方のテイストのテーブルに使用できそうなものから少しずつそろえていくのも、一つの方法です。

    テーブルナプキンの折り方の種類

    テーブルナプキンには様々な折り方があります。
    テーマやイメージに合わせたテーブルコーディネートに欠かせない、人気の折り方をご紹介致します。

    デルタ

    ナプキンを三角形に折ったデルタ折りは、テーブルナプキンで一番オーソドックスな折り方。
    どんなレストランでも合うデザインで、初心者でも簡単に折ることができるので一番人気の折り方です。

    三角形の部分にメッセージカードやトーションフラワーをのせるのも一つのアイデア。

    ナプキンの色を変えるだけで可愛くもかっこよくもなる、シンプルだからこそ素敵な折り方です。

    王冠

    王様の冠のような王冠折りもよく選ばれている折り方で、ツンと立った王冠が上品な雰囲気を演出してくれます。
    基本の王冠から更にアレンジを加えることもできますので、基本の一つとして覚えておきましょう。

    華やかに開いた扇のような折り方も人気。
    扇のほかに、サンライズやお星さまなどとも呼ばれています。

    末広がりな形と星をイメージさせる可愛さから、お祝いの席でも人気で、デルタ折りと同じくメッセージカードを立て掛けたり、アイテムを一緒に置く事も可能。

    一色で統一感を出したり、二色使ってより華やかにしたりしてもよいでしょう。

    お皿を覆う大きな折り方なので、インパクトもバッチリです。

    テーブルナプキンでバラやカーネーションを作ることもできます。
    できあがったものをグラスにいれて、まるで本物の花のように見立てるのも一つのアイデアです。

    折り方は少し複雑ですが、素敵な花のテーブルナプキンが用意されていたら、お客様に喜んでいただけること間違いなしです。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    テーブルナプキンには口元を拭く以外にも、料理が服に付着するのを防ぐなど、お客様に気持ちよく食事をお楽しみいただくための役割を持っています。

    定番の真っ白なテーブルナプキン以外にも、色物や柄物など実に様々な商品があるので、「テーブルコーディネートで他店と差を付けたい!」という方はテーブルナプキンにこだわりを持ってみてください。
    プロポーズや誕生日、母の日など、お客様がどういう目的であなたのお店に行くのかをしっかり把握して、喜んでいただけるようにしましょう。

    テンポスドットコム
    https://www.tenpos.com/

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  • グルメサイトなら一歩目クーポンがおすすめ!その理由は?

    グルメサイトなら一歩目クーポンがおすすめ!その理由は?

    インターネットで集客を始めたいなら、ホームぺージ作成とグルメサイトの掲載、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を活用する方が多いのではないでしょうか。

    今回はその中でも「グルメサイト」についてです。グルメサイトに掲載するメリットやデメリット・グルメサイトの違いなどをお伝えしておりますので、検討する際に参考にしていただけたら嬉しいです。

    グルメサイトは基本的に2パターンある

    「グルメサイト」と一言で表しておりますが、「グルメサイト」には2つのパータンがあるのをご存じでしょうか。まずはパターンを知って自分のお店はどちらのパターンが向いているのか考えてみましょう。

    1.口コミ型グルメサイト

    口コミ型サイトは基本的にユーザーが投稿した情報で成り立っています。飲食店の営業時間やメニューなどの基本情報、感想や評価もユーザーの投稿によるものです。ユーザーがお店を評価しているので、お店の利用を検討している人にとっては便利なグルメサイトとなっております。
    一方で、飲食店にとっては好ましくない評価が付けられるリスクがあります。

    2.飲食店からの情報発信型グルメサイト

    口コミ型グルメサイトとは異なり、サイト運営側が飲食店に寄り添ったページつくりをしています。そのため口コミよりもお店側からの情報発信が中心となっております。サイト掲載用に料理の写真を撮影したり、お店に不利益になる情報は掲載しないため、ユーザーはサイトに書かれている飲食店の魅力に疑問を抱いてしまいがちです。しかし、飲食店側が正しく情報発信できれば問題ないと言えます。

    このようにグルメサイトによって注目すべき箇所が異なっています。

    グルメサイトに掲載するデメリット

    グルメサイトに掲載するとインターネットで飲食店を検索しているユーザーにヒットし、集客に繋がるかもしれませんが、もちろんデメリットもあります。

    例えば、お店を低評価する口コミを書かれてしまったり、掲載する際に初期費用や月額費が発生するサイトもあります。費用が掛かっても実際にそのサイト経由で集客できているのかが見えにくかったりしてしまいます。

    それでもグルメサイトに掲載するメリットは?

    それでもグルメサイトに掲載する理由は、グルメサイトに掲載すればお店の近くを生活圏とする人意外にもお店のことを知ってもらえるという宣伝力でしょう。口コミ型グルメサイトで高評価をもらえれば、お店を訪れるためにその地域を訪れてくれる人もいます。

    テンポスがおすすめする「一歩目クーポン」とは

    テンポスがおすすめする「一歩目クーポン」とは「行きつけ」に「行きつく」ための「人×飲食店」マッチングサイトです。全国にある飲食店約70万店のうち、約56万店は中小飲食店です。一歩目クーポンはそんな「街の小さな飲食店」にスポットを当てたグルメクーポンサイトです。

    大手のグルメサイトだと、大手飲食チェーン店も掲載しているので中小飲食店は隠れてしまいがちです。また、広告宣伝費を月額費+アルファで支払わないと検索された時も2ページ目以降に掲載されてユーザーに発見されにくくなります。

    しかし、「一歩目クーポン」は中小飲食店にスポットを当てて掲載しているので、大手飲食チェーンに隠れてしまったり、広告宣伝費を支払わないと検索時に発見されないという心配もありません。

    「一歩目クーポン」はユーザーのいる位置から近い順番で表示されるようになっているので、どの飲食店も公平に発見されやすいようになっています。

    口コミ型グルメサイトと飲食店からの情報発信型グルメサイトの良いところを掛け合わせたグルメサイトになっており、掲載情報は飲食店側からしか掲載することができません。なので、違う情報を掲載されたり、美味しくなさそうに撮られた写真を掲載されることもありません。

    口コミ型グルメサイトの口コミ投稿は、実は実際にお店に行っていなくても書くことができてしまうのです。なので嫌がらせで嘘を書くこともできます。しかし「一歩目クーポン」は

    クーポンを使わないと口コミが投稿できないようになっています。またクーポンはお店の住所の範囲内にいないと使うことができない仕様になっています。つまり、実際に来店した人しか投稿できないようになっているため、来てもいない人に嘘を書かれる心配もありません。

    一歩目クーポンはグルメクーポンサイトですが、単なる割引クーポンサイトではありません。
    クーポン=切符のような役割を果たします。一歩入ってもらえれば美味しい料理やお酒、楽しい時間を提供したいというお店の想いがきっと伝わる。その一歩のきっかけになればと考えています。

    一歩目クーポンに掲載するメリット

    「一歩目クーポン」に掲載するメリットは

    1、掲載費・登録費が無料!

    他のグルメサイトだと登録する際に初期費用や月額費用が安くても1,000円~10万円プランもあります。しかし「一歩目クーポン」は完全に掲載費・登録費が無料です。プラン別にできることが限られていたり、広告宣伝費を出さないと検索時に見つけにくいということもありません。”今だけ無料”というキャンペーンでもなくずっと無料なので安心してください。

    2、1回30円の成果報酬型!

    実際にクーポンが使われた時には成果報酬として1回30円かかります。しかし、1回30円のため2名以上のグループで来店されたも30円しか費用は掛かりません。他のグルメサイトだと集客人数×従量課金になっているので、業界最安値と言っても過言ではありません。利用回数と使用された日時は管理画面から確認することができ、不審な利用や身に覚えのない利用は、テンポスフードプレイスに連絡すれば取り消しになるので安心です。

    3、サポートが手厚い

    管理画面から情報を修正することはもちろん可能です。しかし、飲食店は忙しいものですよね。管理画面に入って情報を修正してというのは意外と手間が掛かるので後回しにしてしまいがちです。そんな時は、テンポスフードプレイスに電話かLINEで連絡をすればすぐに修正してもらえます。また、修正以外にも掲載する写真などについても相談できます。(営業時間:平日9:00~18:00)

    本当に30円だけ?

    本当に一歩目クーポンは本当に1回30円(税抜)しかかかりません。テンポスグループは飲食店の5年生存率を45%から90%にするため、中小飲食店の集客を支援するべく2019年2月に「一歩目クーポン」サイトを立ち上げました。

    「一歩目クーポン」ではただインターネット集客をするだけでなく、地域限定で紙媒体での集客支援も行っております。もちろんこちらも無料で掲載することができます。一歩目クーポンは本当に1回30円のみしかかかりません。あとでオプションが付いたり、途中から月費用が掛かってくるなんてこともございません。安心してお申込みいただけます。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。一歩目クーポンは中小飲食店とお客様を切符(クーポン)で結び、「行きつけ」に「行きつく」のをお手伝いするサイトです。登録費・掲載費は永年無料となっておりますので、ぜひお申込みください。

    一歩目クーポンのお申込みはこちら

  • カフェ・喫茶店の年間500件の閉店サポートをしてきた男が教える注意点とポイント

    カフェ・喫茶店の年間500件の閉店サポートをしてきた男が教える注意点とポイント

    カフェ・喫茶店の閉店をしていく際に、とりあえず業者に手配をしていたりする飲食店のオー ナーさんは多いのではないでしょうか?

    実は閉店の準備にもスムーズに勧めるコツや厨房機器の買取で抑えるべきポイントがあります。

    ここでは、年間500件以上の閉店サポートをしてきた男が教えるカフェ・喫茶店の閉店で抑えるべきポイントや注意点を説明していきます。

    閉店サポートをしてきた男だから教えれる!!カフェ・喫茶店の閉店するときの注意点とポイント

    飲食店を閉店する時の段取りや、準備は全部一緒だと思っていませんか?

    実は業態によって少しだけ違うんです!
    焼肉屋と、カフェだと重飲食と軽飲食による造作の金額に差があったり、厨房機器も専門的な機器などがあると準備の仕方が変わってきます。

    ここではカフェ・喫茶店を閉店する時の注意点やポイントを説明していきます。

    コーヒーマシンのメーカーに要注意!

    コーヒーマシンにはそれぞれ海外・国内のメーカーの機器があり、国内メーカーの機器であればメンテナンスをして再販できるので買取を受け入れてくれます。

    しかし、海外のメーカーになると代理店で販売をしていることが多く、その業者が代理店と取引がないとメンテナンスに必要なパーツなどの供給ができないため買取ができない場合があります。

    その場合は機器の買取ができる業者を探すか、知人に譲ったりなどを検討すると良いでしょう。

    コーヒーマシンの買取査定に大きく影響!?付属品の重要性

    コーヒーマシンは高額商品ですので、高くお売りする為にも付属品が揃っていると査定金額が上がります!

    他の厨房機器等もそうですが、買取をする際には付属品の有無で大きく査定が変わってくるもので、これはコーヒーマシンも例外ではありません。

    上記の記事にも記載しましたが、国内のメーカーであれば付属品を取り寄せれますが、国外になると海外から取り寄せ代理店から購入をするため、付属品1つ1つが高価になってきます。

    再販を考慮すると、その分買取時の金額を差し引かなければいかないため査定金額が下がります。
    また、コーヒーマシンになると付属品が多い機器もあるので無くさないようにしましょう。

    コーヒーカップもお金になる!?

    コーヒーカップと聞いて買取金額にさほど影響を受けないと思ってあきらめていませんか?
    実は高値で購入したコーヒーカップもそれなりの金額で売れる事があるんです。

    その方法が骨董屋などに出して査定してみるということ方法です。

    有田焼や、美濃焼などで作っているコーヒーカップや有名なブランドのコーヒーカップは普通の買取業者で査定するよりも、骨董屋で査定する方が高い査定をしてくれる事もあるので是非試してみましょう。

    また、コーヒーカップになると査定の金額で気を付けないといけないのがカップとソーサーがセットになっていることです。

    骨董屋も再販をする際にはカップとソーサーをセットで販売したいため、セットになっていないと査定をさげられてします。
    できるだけセットにして査定に出すようにしましょう。

    べ―カリーオーブンを使っているお店は要注意!?

    パンを焼いて提供しているカフェ・喫茶店ではより注意しないといけないのがベーカリーオーブンの搬出経路です。

    最大1トンを超えてくるベーカリーオーブンを搬出する際に搬出するスペースや、出入口があるかをよく確認するだけではなく、その幅や、高さ、段差などないといけません。

    壁や柱などがあり壊さないと搬出できない場合は解体工事後になってしまう可能性ありますので注意しましょう。

    イス・ソファなどの買取前に確認すべきポイント

    テンポスではソファやイスの買取も行っており、状態によっては買取査定が高くなる場合があります。

    しかし破れていたり、ぐらつきがある物、傷が目立つものは査定に大きく影響し、また1、2脚だけの買取は再販時になかなか売れずに売れ残る可能性から、脚数が少なすぎると買取の査定がつかない場合もあります。

    またオープン時などにソファを躯体の壁に打ち付けている場合に取り外しが買取の領域を超え、搬出が難しくなってしまうので事前に動かせる状態か確認をしておきましょう。

    食材や不要なものは事前に処分

    買取の搬出時に時間がかかる一つの要因として、食材などの不要なものをそのまま残してあり、その処分に時間がかかる事です。

    食材の場合、冷蔵庫や冷凍ストッカーなど電気を通さずにおいていると食材から臭気が出ます。
    食材から出る周期には、主に硫化水素やアンモニアなどの酸性物質が機器に悪影響を起こしたり、機器の悪臭の原因になります。

    また、コーヒー豆などがコーヒーマシンの中にある場合も長期間そのままですと臭いや根詰まりの原因になることがあるので買取搬出時にはできるだけ食材を処分し、綺麗な状態で引き渡すようにしましょう。

    商業施設等は事前の許可や準備が必要!?

    商業施設内で営業されている場合は、通常の物件にとは違いケースがいくつかあり、事前にデベロッパー側への確認が必要になってきます。

    給排水・ガスの切り離し工事

    機器などの搬出をする際に給排水・ガスを買取業者では止めることができません。ガスや給水などを遮断するようにデベロッパー側へ伝えましょう。

    また、買取業者はガスや水道などの取り外しはできないため、あらかじめ外しておくことも必要になってきます。こちらもデベロッパー側に相談し、工事業者の手配をして、外すようにしておきましょう。

    搬出時間・搬出経路

    商業施設では、自店の客以外に他のテナントの客もいるため基本的には営業時間外での作業をすることが多く、搬出経路も客が通らない経路を指示されます。

    客が通る経路を指示された場合、商業施設の床や備品に傷をつけないよう養生しての搬出が一般的になってくるので搬出経路の確認は前もって確認しておきましょう。

    また、営業時間帯の搬出の際は、搬出が終わるまで警備員の準備を指示してくるデベロッパーもいますのでデベロッパー側に確認し、その費用もかかることを念頭においておきましょう。

    物件の状態

    商業施設での退去は基本的にスケルトン戻しが一般的で、テナントで入るときの契約書にもほとんど記載がされています。
    契約書の内容を確認し、工事業者を手配しましょう。

    リース・レンタルの機器は買取対象外!?

    カフェ・喫茶店では高額な機器が多く、開業時し資金が足りなくて一部機器をリースやレンタルで用意している方も少なくありません。

    リースやレンタルの際には買取ができない場合があり要注意です!

    リースの場合は機器がリース満了になり、所有権が自分の者になっていれば買取業者が買取をすることが可能です。
    しかし、リース満了になっていない場合、所有権がリース会社になっていることが多いので事前に確認をしておきましょう。
    リース機器では居抜き後の造作譲渡の対象として引き継げことがあります。一度不動産屋などにも相談してみるのも良いでしょう。

    また、レンタルはあくまで借り物。
    ビールサーバーやディスペンサーなどがよく業者からレンタルされることがあります。
    しかし、所有権は自分ではないのでレンタルを行った会社に連絡し、引き取ってもらうようにしましょう。

    カフェ・喫茶店の買取で実際にあった裏話

    ここでは、カフェ・喫茶店の年間500件の閉店サポートをしてきた男が、実際に買取の現場で起こった珍事件や、裏話などを紹介していきます。

    意外なところから!?

    買取の搬出作業で機器を搬出するのにカウンターショーケースが邪魔でどかしてみると、レジの際に落とした1円玉や、10円玉などがカウンターショーケースの下にもぐりこんでおり、小銭が全部で千円分くらい出てきたことがありました。

    それをお客様に渡したらとても喜ばれていました。

    高級家具なのに!?

    買取の見積をしているとたまに高級家具がでてくることもあり、オーナーさんに専門の買取業者に相談を勧めるものの、「安くていいから、まとめて持っていってほしい」と言われたことがあり、そういった高級家具も綺麗にして店頭で再販をしていますので、チャンスがあったら店舗で安く買える時があるかも!?

    強敵!?

    カフェやパン屋さんなどによく多いのですが、大型の対面ショーケースの搬出が大変でした。

    その時のショーケースの長さが、2m40cmぐらいあり、買取のスタッフ4人掛かりで器具を使いながら、どうにか搬出できたこともあります。

    カフェ・喫茶店の閉店の流れ

    原状回復工事の手配、居抜き売却の手配

    現在の物件が賃貸である場合には管理会社、大家さん、デベロッパーへ解約の告知をおこなわないといけません。また賃貸借契約書などに原状回復義務がある場合は、自信で費用をかけて元に戻す必要があります。また、居抜きで売却するという方法もありますが、大家さんから居抜き売却はNGが出る可能性もあるので注意をしましょう。

    行政機関などへ届け出を提出する

    飲食店を閉店するのに各届け出で必要な行政機関は、保健所、警察署、税務署、消防署、公共機関(電気・水道・ガス)などが挙げられます。

    業態や保険の加入状況ごとに契約した書類が異なりますので、開業時何の書類を提出したか、また契約したところはどこかを確認しましょう。

    届け出が必要な機関

    保健所

    所轄の保健所へ「廃業届」を提出し、「飲食店営業許可書」も返納しなければなりません。
    提出期限は廃業日してから10日以内に提出しておくとスムーズに進みます。
    届け出は各地域の保健所ホームページから入手できます。

    警察署

    「深夜酒類提供飲食店営業開始届出書」を提出している店舗は、所轄の警察署に廃止事由を記した「廃止届出書」を提出する必要があり、期間は廃業日から10日以内に提出しなければいけません。

    「風俗営業許可証」を取得している場合には、「返納理由書」と一緒に所轄の警察署へ営業許可書を返納なければなりません。
    これらは、廃業したらすぐに返納することが求められており、廃業日から10日以内に返納しましょう。

    これらの詳しい内容は、所轄の警察署にて確認をしてください。

    税務署・税事務所

    「個人事業の開業・廃業等届出書」を、所轄の税務署へ廃業日から1ヶ月以内に提出てください。

    都道府県税事務所へも廃業を届け出る必要がありますが、届出書の名称や提出期限は都道府県によって異なりますので、一度所轄の税事務所に問い合わせましょう。

    また、「給与支払い事務所等の開設・移転・廃止届出書」は、営業廃止日から1ヶ月以内に提出し、消費税の課税事業者の場合は、すぐに「事業廃止届出書」を提出する必要があります。

    詳しくは各自治体の税務署・税事務所のホームページを確認してください。

    公共職業安定所

    雇用保険に加入していた場合には、「雇用保険適用事業所廃止届」と、「雇用保険被保険者資格喪失届」および、「雇用保険被保険者離職証明書」を廃業の翌日から10日以内に提出してください。

    公共職業安定所の窓口で取得するかホームページよりダウンロードして取得できますので確認してみましょう。

    日本年金機構(年金事務所)

    雇用保険や健康保険に加入していた場合には、「雇用保険適用事業所廃止届の事業主控」のコピーおよび「健康保険・厚生年金保険適用事業所全喪届」を廃業日から5日以内に提出する必要があります。

    労働基準監督署

    雇用保険、労災保険のいずれかの労働保険に加入している場合には、「労働保険確定保険料申告書」を事業の廃止又は終了の日から50日以内に提出しておきましょう。

    公共機関(電気・水道・ガス)

    契約解約日を電話で伝えまできるだけ早く解約をすることをおすすめします。
    これらは良く忘れがちで、忘れてしまうと請求はストップせず、余計な料金を払い続けることになるのでご注意ください。

    備品、厨房機器の買取、レンタル品返還

    厨房機器や食器、家具など店舗備品の処分が必要になりますが、買取・引き取りが可能です。
    工事にかかる費用やレンタル解約費用などの補填になる可能性が高いため、一度お見積りをおすすめいたします。
    相談に費用がかからない事がほとんどなので気軽に相談しましょう。

    取引先への閉店連絡

    営業をしていた際に定期的な食材仕入れを契約していたら、あらかじめ取引先へ連絡をしておきましょう。

    また、レンタル中の備品等がある場合も同様に連絡をしておかないと、閉店後に請求書が届いてしまいますので、定期購買、レンタル中のものがないか確認をしましょう。

    従業員へ解雇通知、転職先案内

    従業員を雇っている場合は、閉店の30日以上前までに解雇通知をしましょう。30日に満たない場合は「解雇予告手当」の支払い義務が発生します。また、可能な範囲で次の転職先を勧めることも大切です。

    テンポスでは閉店サポートは買取だけじゃない!?

    テンポスでは機器や家具以外にも閉店サポートをおこなっており、買取以外のお手伝いもしています。
    ここではその閉店サポートを紹介していきます。

    会社を売却

    飲食業界では人材不足の昨今、出店が非常に難しくなっており、出店意欲のある飲食店は従業員つきの物件、つまり会社ごと売ってくれるところを血眼になって探しております。

    いままで営業してきた店舗をこのまま手放すのではなく、M&Aや事業譲渡といった手段もあり、テンポスではそんな会社の状況に応じて一番得できる売却の提案ができます。

    居抜きで売却

    厨房機器や内装を全テナントが営業していた状態で新しい買い主に売却譲渡する「居抜き譲渡」をする際、設備の中にリース品が含まれていないか、あったとしても残りのリース残高を生産する必要があるなど注意しなければなりません。

    店舗売却の流れをはじめ、売却までにしなければならないことなどをテンポスがサポートしていきます。

    スケルトン解体依頼

    閉店後のテナントの引き渡しでスケルトン状態での原状回復が一般的です。

    しかし、飲食店の営業をしてきたオーナーさんになかなか解体工事を手配するのがむずかしいですよね?
    そんなときもテンポスにお任せください!

    テンポスではスケルトンに解体工事に関する窓口が1つなので非常にスムーズ!
    「現状復帰」・「内装」工事も承ります。同時に不用品も処分いたします。

    どれくらいで売却できるかも相談可能

    閉店を決意したけどこの後どうしたらいいか分からない、なるべくお金をかけず閉店したいけど方法が分からないという方は、迷ったらまずはテンポスへお問い合わせください。

    ▼詳細はこちら


    まとめ

    いかがだったでしょうか?
    カフェ・喫茶店で閉店する際の注意点や、ポイントなど紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?

    閉店ではさまざまな準備や確認等がありスムーズにいかないこともあります。
    そんな時はこの記事を思い出して是非参考にして下さい。

  • 飲食店の集客アイデアとテンポスでお申込み可能なサービスをご紹介!

    飲食店の集客アイデアとテンポスでお申込み可能なサービスをご紹介!

    飲食店に特化した集客方法はどのようなものがあるのか?飲食店向けの集客アイデアをご紹介します。どこから着手したほうが良いか分からないとお悩みの方や、現在行っている集客方法だけでは効果がないという方へ、参考としてご覧ください。

    飲食店に必要な集客アイデアとは?

    飲食店の集客アイデアは、どのような顧客を集めたいかによって手段が変わります。

    • 新規の顧客
    • リピーター

    また、どこに住んでいる顧客を集めるかによっても手段が変わります。

    • お店の近くに住んでいる、または最寄り駅として利用する顧客
    • 旅行客やインバウンド顧客

    特に2021年はコロナ禍でローカル集客の新規顧客獲得が重要となっています。
    今回は特にコロナ禍で対策するべき集客方法をご紹介します。

    飲食店に特に必要な集客方法

    特に対策するべき集客方法は下記の3つです。

    • Googleマイビジネス(ローカルSEO・MEO)
    • ホームページ
    • グルメサイト

    具体的にどのようなサービスがあるのか、どのようなメリットがあるのかまとめました。

    Googleマイビジネス

    すでにご存知の方も多いと思いますが、簡単に説明すると「マップにお店の情報が掲載できる」サービスです。
    Googleアカウントを作成すれば誰でもかんたんに地図にお店を無料で登録できます。

    Googleマイビジネスのメリット

    Googleで検索をするときは、「どこか新しいお店に行きたい」と考えている人が大半です。
    新しいお店を探すときは「地域名+業種」などで検索をかけます。例えば「新宿 居酒屋」「東京駅 イタリアン」という検索をします。
    このような検索の仕方を「ローカル検索」と言います。

    また現在はわざわざ地域名を入れて検索しなくても、自分が現在いる場所のまわりにどんなお店があるのかすぐに分かるようになっています。

    コロナ禍での地域密着集客にもつながる

    遠出したり気軽に出かけることができなくなった今こそ、Googleマイビジネスが活躍します。
    外出自粛といいつつも、普段良く外食していたユーザーは、飲食店に食べに行くことができなくなってしまったという不満を持つようになりました。よって自分の生活圏内の飲食店に足を運ぶことが多くなっています。

    そういえば近くにどんなお店があったっけ?と検索をかけたときに、地図付きでお店が掲載されていたら、ルート検索をしてすぐに行くことができるため、来店してもらえる可能性が高まります。

    飲食店にとって、まずはGoogleマップに掲載するところから始めた方が良いといっても過言ではない集客ツールです。

    Googleマイビジネスの登録・代行サービス

    自分ですぐに無料で登録できるツールではありますが、コロナ禍になってからGoogleマイビジネスが注目され、登録する店舗が増えています。
    多数のライバル店よりも自分のお店を見つけてもらうためには、まわりよりもどれだけたくさんの情報を入れるか、また顧客が検索しそうなキーワードを考えた上で情報を載せていくというテクニックが必要です。

    テンポスでは専門的なスタッフによるサポート含め、Googleマイビジネスの登録と運用の代行サービスを行なっています。

    サービス内容

    Googleマイビジネスの初期登録から掲載している情報の修正、月に1回どれだけの人に見られているか分かるレポート発行などをサポートしています。

    プラン

    • シンプルプラン 月額3,300円(税込)

    【サポート内容】
    ・Googleマイビジネスの初期登録
    ・情報修正代行(月1回)
    ・投稿代行(月1回)
    ・キーワード設定 3個
    ・レポート作成・送付

    • しっかりプラン 月額11,000円(税込)

    【サポート内容】
    ・Googleマイビジネスの初期登録
    ・情報修正代行(無制限)
    ・投稿代行(無制限)
    ・キーワード設定 6個
    ・キーワード対策
    ・他大手グルメサイトの修正代行(2媒体まで)
    ・サポート対応
    ・レポート作成・送付

    ※どちらのプランも1年契約となります。
    ※閉店や長期休業などやむを得ない理由以外での途中解約は承っておりません。

    期間限定のキャンペーン

    テンポスにてGoogleマイビジネスと他サービスをご契約いただくことで割引になるサービスをご用意しています。

    1. テンポスのホームページ作成と一歩目クーポンサイトへのクーポン掲載をセットでご登録いただくことで、ホームページの更新代行費用とクーポンのご利用分手数料が無料になります!
      ※ホームページのカスタムありプラン分は対象外となります。
    2. テンポス経由で電気料金削減サービスにご契約いただくことで、Googleマイビジネスの初月費用分が無料になります!

    Googleマイビジネスサービスの詳細はこちら

    ホームページ

    最近ではSNSのみで十分と考えている人も多いですが、公式情報がまとまっているという点とSNSだけでは掲載できないお店のこだわりやポイントを掲載することで、来店させる後押しとなる重要なツールです。

    どれくらい重要性のあるツールなのかを解説した記事もございますので、気になる方はチェックしてみてください。

    ホームページを作成するメリット

    お店のこだわりやイメージを伝えることができるため、より来店したいと思わせることができます。
    また補助金の申請などでホームページを提示すれば申請が通るという事例もあるため、名刺代わりにもなります。

    ホームページ作成サービス

    テンポスでは飲食店向けにホームページを作成しています。
    必要最低限のページのみで安く作成したい場合や、1からしっかりと打ち合わせて作成したいという場合でも、それぞれのご要望に合わせたご提案が可能です。

    サービス内容

    1. プランは3つ
    ・基本プラン
    5種類のテンプレートから自分のお店に合ったデザインを選択できるプランで、制作費は5万円からご案内しています。さらにプロカメラマンの撮影付で一番お得なプランです。
    ・かんたんプラン
    シンプルなテンプレートで飲食店のホームページに必要な構成が揃った格安プラン。
    ブログ・クーポン・予約ページの追加やメニューページに翻訳機能をつけることが可能です。
    メニューは30商品掲載できます。
    ・お試しプラン
    トップページ、メニュー、店舗情報ページの計3ページ作成。10商品までメニュー掲載可能。
    まずは急ぎで作成したい場合におすすめです。

    保守プランも複数ご用意しているため、ご希望にあったプランが見つかります。

    ホームページ作成の詳細


    2. 1からデザインを作成したい場合も対応可能
    お申し込みの前にヒアリング、お見積を作成し、その後も入念なお打ち合わせの上制作いたします。
    独自ドメインで作成したい、メールアドレスを作成したいといったご希望の場合は当プランがおすすめです。
    納品後、ご自身で新着情報や営業時間を変更したいといったご要望にも対応いたします。
    さらに、飲食店以外も対応可能です。

    グルメサイト

    食べログやぐるなび、ホットペッパーをはじめ、Rettyやヒトサラなどのグルメサイトへの掲載も検討したほうが良いでしょう。

    グルメサイトのメリット

    食べログ、ぐるなび、ホットペッパーなどの大手グルメサイトや、客単価の高いお店の場合はRetty、ヒトサラなど公式情報や口コミの質が良いサイトへの掲載もおすすめです。
    何より、検索順位で上位になりやすく、予約管理ができるのもメリットです。

    グルメサイトの登録・運用サポート

    テンポスでは食べログ、Retty、ヒトサラへの掲載も合わせてご案内可能です。
    掲載に関するお手続きは専門窓口にてご案内しております。

    サービス内容

    サービスの内容やプランに関しましては、各グルメサイトのプランに準じます。

    お申込みの流れ

    1. テンポスにてお申し込み
    2. 各担当部署からご連絡
    3. ご契約※ご契約内容は各グルメサイトに準じます。

    一歩目クーポン

    テンポスでは中小飲食店向けにグルメサイトを運営しています。
    一歩目クーポンサイトはこちら▶︎

    サービス内容

    掲載無料、クーポンが1回使用されたら30円手数料としてお支払いいただく成果報酬型のグルメ・クーポンサイトです。
    クーポンは最大で10種類掲載することが可能で、時間限定のクーポンなども設定することができます。

    一歩目クーポンの詳細はこちら

    その他の集客対策サービス

    LINE公式アカウント登録・代行サービス

    リピーター対策として、LINEで友達になり定期的に新商品の発信や2回目来店時に使用できるクーポンの発行などを行うことができるLINE公式アカウントの登録や運用代行を行なっています。

    LINE公式アカウント代行サービスの詳細はこちら

    非接触型決済導入サービスのご紹介

    テンポスでは非接触型決済サービスのご案内も可能です。
    コロナ対策として商品の支払いを全てお客様のスマートフォンひとつで出来るようになったり、新しく通販を始める場合もインターネット上で決済まで完結させることが可能なため、ご検討の際はお問い合わせください。

    2022/3/31 追記:通販機能はなくなりましたが、店頭商品のモバイル決済にご利用いただけます。

    非接触型決済導入サービスの詳細はこちら

    SNS運用サポート

    SNSの運用サポートも行なっております。
    「始めたいけど、初期設定の仕方が分からない」という場合はテンポスにて登録代行も行っておりますので、ご検討の際はお問いあわせください。

    SNS更新代行サービスの詳細はこちら

    気になる集客サービスをさらにチェック!

    テンポスでは動画作成やロゴ作成、メニュー表作成など、集客に関するサポートを多数ご紹介しております。
    テンポスフードプレイス公式サイトにて、ご案内しているサービスをそれぞれご紹介しておりますのでぜひご確認ください。

    テンポスの集客サービスをもっと見る

  • 飲食店の「コロナ禍明け」対策!QRコードから見るデジタルメニュー表

    飲食店の「コロナ禍明け」対策!QRコードから見るデジタルメニュー表

    現在紙のメニュー表だけでなく新しい方法でメニューを置いている飲食店が急増しています。
    今回はそんな飲食店のメニュー表事情について詳しく説明していきます。

    デジタルメニュー表の種類

    皆さんもご覧になったことがあるかと思いますが、最近飲食店では紙のメニュー表ではなくデジタルメニュー表が増えています。
    デジタルメニュー表は大きく分けて2種類あります。

    タブレット型メニュー表

    まず1つ目はタブレット型のメニュー表です。
    卓上に紙のメニュー表の代わりにタブレットを設置し、そのタブレットからメニュー表を見ていただく方法です。
    多くのタブレット型のメニュー表はそのままオーダーすることが可能です。

    メリット

    一方でメリットは人件費を削減することが出来るという点です。
    テーブルでお客様が好きなタイミングで頼むことが出来るため、毎回テーブルにオーダーを取りに行く必要がなくなります。その分ホールのスタッフの人数を減らしたり、他の作業に入ってもらうことが出来ます。また、お客様がスタッフを呼んでもなかなか来ないな、と感じることも少なくなります。
    対面でのオーダーを減らすことが出来るため新型コロナウイルス感染拡大防止にも繋がります。

    デメリット

    タブレット型のメニュー表の大きなデメリットは導入費用が高いという点です。
    注文が出来るタブレットにする場合はPOSタブレットだけではなくPOSレジの導入も必須となります。
    またテーブルの数だけタブレットを用意しなければなりません。

    初期費用や月額費用が必要になるため導入する際は慎重な検討が必要です。

    QRコードから読み込むメニュー表

    タブレット型のメニュー表ともう1つ、現在飲食店でよく使われているのが「QRコード型のメニュー表」です。こちらは、レジ前やテーブルにQRコードを掲載し、そのQRコードからデジタルのメニュー表を見てもらう仕組みです。

    メリット

    QRコード型のメニュー表にはどんなメリットがあるのか説明いたします。

    衛生対策

    現在新型コロナウイルスの感染拡大により飲食店には今まで以上に清潔感やきちんとした衛生対策が求められる時代になりました。きちんと対策を行っているかどうかが飲食店を選ぶ条件になります。

    QRコード型のメニュー表は、お客様が自分のスマートフォンでメニュー表を見ることが出来ます。そのため色々な人が触れるメニュー表に触らなくて良いため安心して飲食店を利用することが出来ます。

    経費削減

    先ほどのタブレット型のメニュー表と同じく経費削減にも繋がります。紙のメニュー表やメニューブックを設置していると油などでベタベタになってしまい、掃除をしないとお客様に不快感を与えてしまいます。

    また新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにも毎回除菌をしなければいけません。QRコード型のメニュー表にしてしまえば除菌する必要がなくなるためその分別の業務に時間を費やすことが出来ます。

    更に紙のメニュー表やメニューブックはメニューの内容が変わったり、新メニューが追加になった際に印刷し、差し替えなければいけません。
    デジタルのメニュー表でしたら登録しているお写真を差し替えたり、文章を登録しなおすだけで簡単に更新することが可能です。

    比較的安価で導入可能

    最後のメリットが導入費用についてです。
    先ほどご紹介したタブレット型のメニュー表は、テーブルの数だけタブレットを用意したり、POSレジも導入する必要があります。
    そのため導入するための初期費用や月額費用がかかってしまいます。

    その点QRコード型のメニュー表は、POSレジやタブレットの用意は不要です。
    シールをテーブルなどに貼るだけですぐに導入が可能なので工事なども必要ありません。

    デメリット

    メリットに対してどんなデメリットがあるのかについても見ていきましょう。

    セルフオーダー機能がない場合が多い

    QRコード型のメニュー表はセルフオーダーの機能がついていないサービスが一般的です。
    メニュー表を見ることが出来るだけのため、オーダーは紙のメニュー表を同じくテーブルまで伺い取る必要があります。

    もちろんセルフオーダー機能がついているデジタルメニュー表もあります。
    セルフオーダー機能を使いたい場合はセルフオーダーの機能がついているサービスを選びましょう。

    通信料がかかってしまう

    もう1つのデメリットは通信料がかかってしまうという点です。
    QRコード型のメニュー表は基本的にお客様のスマートフォンで見るものになります。ネットに繋げる為にかかる通信料はもちろんお客様負担になってしまいます。

    また通信制限にかかっているお客様は読み込みが遅く、イライラさせてしまう可能性もあります。

    お店にフリーWi-Fiを設置するなど対策が必要になります。
    テンポスではWi-Fiの導入もお申込みいただけます!

    店舗用Wi-Fiの導入について詳しく見る

    テンポスのメニューQRコード化サービス

    テンポスではQRコード型のメニュー表サービスをご案内しております。

    サービスの内容と料金

    テンポスでご案内しているQRコード型のメニュー表は、QRコードのシールを郵送でお送りしております。そのシールを読み取ると、ホームページのメニュー一覧ページを見ることが出来るようになっています。

    表示されるホームページは同じくテンポスでご案内しているホームページ作成サービスで作成していただいたページ限定になります。

    ホームぺージ制作について詳しく見る

    シールのサイズは横83.8mm×縦42.3mmとあまり大きくないため、テーブルに貼っても雰囲気を邪魔しにくいです。基本的には赤で作成をしておりますが、ご希望の色に変更することも可能です。

    こちらのシール10枚+予備の2枚の計12枚で1,100円(税込)でご案内しております。
    送料も込みなのでかなりお得です!

    必要な情報

    テンポスではお客様にお送りいただいた内容をもとにページを作成いたします。
    デジタルのメニュー表を作成するにあたって必要な情報が3点ございます。

    写真

    まず料理のお写真です。1商品1枚までお写真を掲載することが出来ます。
    お写真はメニューを選ぶ際の最も重要なポイントになるため必ず掲載するようにしましょう。

    写真を撮るのが苦手だという方にはプロカメラマン紹介サービスもございます。

    綺麗な写真はやはり目を引きますし、注文の後押しにもなります。

    商品名

    2つ目が商品名です。

    商品名がわからないとお客様も注文が出来ないため必ず登録するようにしましょう。

    またメニュー表をまとめて掲載される飲食店の方もいらっしゃいます。

    価格

    最後が価格です。
    価格も商品名と同じく、わからないとお客様が注文するときに迷ってしまいます。

    価格を掲載する際は、表示形式に気を付けなければいけません。2021年4月から総額表記が義務化となりました。「総額表記」とはつまり税込みの価格ということです。

    現在は特に罰則などは定められていませんが今後条件が改訂されたときに慌てないためにも今のうちから税込みの金額で掲載しましょう。

    【人気の記事】5類移行後、飲食店のコロナ対策は「ゆるやかに継続」~最新・コロナ対応への意向~
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    まとめ

    いかがだったでしょうか?
    QRコード型のメニュー表とホームページをセットで作成することが出来るので作成する手間も減らすことが出来ます!
    お申込みお待ちしております!

    QRコード型のメニュー表について詳しく見る

  • 食品衛生責任者の取得方法を解説!飲食店開業に向けた重要な資格!

    食品衛生責任者の取得方法を解説!飲食店開業に向けた重要な資格!

    食品衛生責任者とは

    食品衛生責任者は、飲食店や喫茶店、食品工場など、食品の衛生管理が必要な事業を行う際に必要になる資格です。

    食品の衛生責任者は、食品衛生法に定められた営業施設ごと、食品衛生責任者を選任し、各店舗に配置することが義務付けられています。

    役割としては、食材や調理機器・器具の取り扱いに衛生上の注意を払うこと、従業員への手洗い・消毒の実施を徹底させるなどが挙げられます。
    これら以外にもお店での食品衛生上、未然に事故を防止するための管理・運営が義務付けられています。

    食品衛生責任者は、取得後でも実務講習会などに参加し、最新の知識を学んでいくことが必要です。

    食品衛生責任者取得のメリット

    飲食店を開業する際に、営業許可証を取得するためには、「調理師」、「栄養士」、「食品衛生責任者」などいずれかの資格が必要になりますが、「食品衛生責任者」がもっとも簡単に取得できます。

    食品衛生責任者は、食中毒、食品衛生法違反を起こさないために、管理・運営をする責務があります。

    資格は、各都道府県の食品衛生協会が開催している講習を受講することで取得できます。
    講義内容は、衛生法規、公衆衛生学など6時間ほどの受講となります。

    受講料は都道府県によって異なりますが、大体1万円前後です。
    講習会受講後は、修了証として、食品衛生手帳が配布されます。

    食品衛生責任者の資格は、全国共通のため、どの都道府県で取得しても全国で飲食店を開業できます。

    基本的には常にお店にいる人が取得します。そのため、複数店舗を運営する場合は、お店と同じ数の資格保有者が必要です。お店には、最低1人は、食品衛生責任者として常駐する必要があります。

    食品衛生責任者受講が要らない人

    栄養士、調理師、製菓衛生師などの免許を持っている方は、食品衛生責任者養成講習会を受講することなく、申請のみで資格の取得が可能です。

    食品衛生管理者

    食品衛生責任者とよく似た資格で食品管理者という資格もあります。食品衛生管理者は、食品を製造または加工の過程において、その施設に配置することが義務付けられた国家資格です。

    乳製品、食品添加物、食用油、食肉製品等、特定の食品を製造または加工する工場などに1名の配置が必要になります。

    国家資格である食品衛生管理者は、歯科医師、薬学、獣医師など、一定レベルの知識がないと取得ができません。
    飲食店の経営については、食品衛生管理者は必ず必要な資格ではありません。

    【こちらもチェック】【まとめ】飲食店の衛生管理ノウハウ6選~感染予防から、クレンリネス、食中毒防止、HACCP対応まで~
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    食品衛生責任者の取得方法

    ここでは、食品衛生責任者の取得方法について解説していきます。

    講習会を受講するだけ?

    食品衛生責任者講習会は、「衛生法規」「公衆衛生学」「食品衛生学」の3つに分かれています。
    衛生法規(伝染病、疫病予防、環境衛生など)が2時間、公衆衛生学(商品衛生法、施設基準、規格基準など)が1時間、食品衛生学(食品事故、商品の取扱い、施設の衛生管理など)が3時間となっており、計6時間、地域によっては小テストを行う場合があります。

    有効期限と更新

    食品衛生責任者の有効期限はありません。更新については、都道府県により異なりますが、基本的に更新手続きは義務付けられていません。

    ですが、食品衛生責任者の資格取得後、講習会に参加しなければならないケースもあります。地域により参加が必須、任意で異なるため、事前に確認が必要です。

    受講証明書を紛失時について

    食品衛生責任者の証明書または終了書を紛失した場合は、再発行のために、受講証明書の番号が必要になります。

    万が一の事態に備えて、あらかじめ番号を別の場所に記録しておくと良いでしょう。

    受講資格

    食品衛生責任者講習会は、17歳以上であれば基本的に誰でも受講可能です。しかし、地域によっては現役高校生の場合は、受講不可としている場合があります。

    外国人の方は、在留カード・特別永住者をお持ちの方に限るとされています。

    予約方法と当日の流れ

    ここでは食品衛生責任者の予約方法と当日の流れについて解説していきます。

    予約方法

    食品衛生責任者講習会は、事前予約が必須です。地域によって異なりますが、「電話・インターネット・はがき・FAX」で申し込めます。

    東京都や大阪など人口の多い地域では1~3ヶ月先の予約が埋まっている場合がある為、早めに予約しましょう。

    申し込み後は「受講票」が届き、受講当日その受講票の持参が必要になります。

    当日の流れ

    当日の持ち物

    ・食品衛生講習会受講票(事前郵送のもの)。
    ・受講料(10,000円前後、地域によって金額は異なります)
    ・筆記用具
    ・身分証明書
    ・その他受講票に明記されている持参しなくてはならないもの

    受講当日

    受付・着席

    受講当日は9時半までに入室し、受講料を支払います。
    座席は、指定された席に着席し、テキストを受け取ります。

    講義

    10時から午前の講義が始まり、17時に終わります。
    衛生法規が2時間、公衆衛生学が1時間、食品衛生学3時間、途中休憩を挟んだ計7時間です。
    講習会ではテキストの中でも、重要なポイントを抜き取ったものになります。
    最後に行われるテストも講義の内容を聞いていればわかる確認テストのようなものです。

    修了証の交付

    講習会の最後には「修了証書」を受け取ります。
    お店を開業する際、保健所へ営業許可の申請をする時に、修了証は必要になります。

    原則では、お店の中で見やすい位置に、責任者の名前を記載したプレートの掲示をする必要があります。

    【人気の記事】飲食店×たばこの新ルール~健康増進法改正に合わせて要チェック!
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    まとめ

    食品衛生責任者は、飲食店開業には必要になる資格です。
    1日で取得できる資格ではありますが、東京都や大阪など人口の多い地域では1~3ヶ月先の予約が埋まっている場合がある為、早めに予約しましょう。

    また、食品衛生責任者以外にも飲食店開業に必要となる資格・許可がいくつかあります。

    下記URLでは、開業するために必要となる保健所、警察署、消防署、での手続き、税務署での手続き、従業員を雇用する時に必要な諸手続きや、申請のために必要な資格などの解説しています。
    合わせてチェックしてみてください。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!全国10地区版の「食品衛生責任者取得に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

    ダウンロードは下記10地区のご希望の記事リンクをクリックし、該当記事下部からダウンロードしてください。

    北海道地区で食品衛生責任者の取得方法・申込連絡先を無料でダウンロード
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/6563/

    東北地区で食品衛生責任者の取得方法・申込連絡先を無料でダウンロード
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/6591/

    関東地区で食品衛生責任者の取得方法・申込連絡先を無料でダウンロード
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/6133/

    甲信越地区で食品衛生責任者の取得方法・申込連絡先を無料でダウンロード
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/6560/

    北陸地区で食品衛生責任者の取得方法・申込連絡先を無料でダウンロード                                             https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/6566/

    東海地区で食品衛生責任者の取得方法・申込連絡先を無料でダウンロード
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/6557/

    近畿地区で食品衛生責任者の取得方法・申込連絡先を無料でダウンロード
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/6390/

    中国地区で食品衛生責任者の取得方法・申込連絡先を無料でダウンロード
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/6594/

    四国地区で食品衛生責任者の取得方法・申込連絡先を無料でダウンロード
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/6597/

    九州・沖縄地区で食品衛生責任者の取得方法・申込連絡先を無料でダウンロード
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/6488/

    ラーメン屋についてはこちら

  • 飲食店には欠かせないホームページをテンポスで作成!簡単・安い・すぐ出来る!

    飲食店には欠かせないホームページをテンポスで作成!簡単・安い・すぐ出来る!

    飲食店の集客といえばホームページやグルメサイト、SNSや今注目されているGoogleビジネスプロフィールと多種多様です。結局どの媒体を使用したらいいかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    こちらの記事ではその中でもホームページにスポットを当てて、必要性や料金、テンポスにお任せいただくメリットについて説明いたします。

    ホームページの必要性

    そもそも飲食店の集客にホームページは必要なのかという点についてです。
    ホームページの特徴は作成に費用や時間がかかるため第三者が勝手に作成出来ないため公式情報として信憑性が高いという点です。

    SNSやGoogleビジネスプロフィール、グルメサイトの無料プランはどれもアカウントやページを誰でもすぐに作成することが出来ます。
    そのため自分の知らなかったところで勝手に登録されているというケースも珍しくありません。

    常連さんやお客様が好意で作成してくれたページなら大きな問題に発展する可能性は低いです。
    しかし、そうではない人がいたずら目的で作成したページですと、勝手に誤った営業時間を掲載されてしまったり、ステータスを閉店に変えられてしまうこともあります。

    こうした理由で飲食店のホームページは他媒体に比べて信憑性が高く、一つあるだけでお客様からの信頼度にも繋がります。

    その他の理由や作成するメリットについて詳しく記載した記事がございますのでよろしければ参考にしてみてください。

    テンポスで作成するホームページ

    テンポスフードプレイスでは
    飲食店に特化したホームページ作成サービスを55,000円(税込)でご案内しております。

    どんな情報があれば作成が出来るのか、どんな内容のサービスなのか詳しく説明していきます。

    必要な情報

    テンポスで作成するホームページは最低3つの材料があれば作成することが出来ます。

    ①写真

    一つ目は「写真」です。写真はホームページの最も重要な材料です。
    ホームページのトップページには合計11枚の写真を掲載することが可能です。

    お店の外観や内装、実際に働いているスタッフの方やシェフのお写真があるとぐっと雰囲気が伝わりやすくなります。

    またこの11枚とは別でお料理のお写真をメニューとして10枚まで無料で掲載することが出来ます。
    もちろん料理名や料金も掲載可能です。

    ②お店の基本情報

    二つ目はお店の基本情報です。
    店名やお店の電話番号、住所などの基本情報はもちろん、営業時間や定休日などの基本情報も忘れずに掲載する必要があります。

    テンポスのホームページにはGoogleマップを追加することも可能です。
    実際に来店するお客様はGoogleマップを見ながらお店まで行くことが出来るので便利です。

    ③お店のアピールポイント

    最後はお店のアピールポイントです。
    お料理や使っている食材のこだわりや、お店の設備、シェフの経歴、どんな思いで始めたお店なのかなど…挙げるとキリがないですがお好きな内容を記載することが出来ます。

    もちろん中にはこういった文章を作成することが苦手な方もいらっしゃるかと思います。
    ご安心ください。テンポスでホームページを作成する際は作成するスタッフに相談をしながら進めていくことが出来ます。

    こういう内容をいい感じにまとめられないかな…といったざっくりとした内容でも構いません。掲載したい内容を箇条書きでお送りいただければスタッフが文章にして掲載いたします。

    テンポスのホームページで出来ること・出来ないこと

    こんな安いサービスで大丈夫?出来ないことが多いんじゃないの?と心配される方もいらっしゃるかと思います。テンポスのホームページで出来ること・出来ないことを正直に説明いたします。

    出来ること

    出来ることには前述した内容に加えて下記の項目を登録することが可能です。

    ・お店の基本情報
    ・店舗住所のGoogleマップ
    ・11枚までのお写真(トップ画面に表示されるお写真です)
    ・10商品のメニュー(追加する場合は別途料金がかかります)
    ・外部サイトへのリンク
    ・文字の色、大きさの変更
    ・営業日カレンダーの追加
    ・SNSや外部サイトなどのリンクの追加
    ・InstagramやFacebook、Twitterのページの埋め込み

    こちらに記載しきれていない細かい部分もございますので気になった方はお問合せください。

    出来ないこと

    安いが故に他社様に比べて出来ないこともあります。

    ・独自ドメインの取得
    ・テンプレートの選択
    ・求人ページの追加
    ・ブログ機能の追加
    ・予約機能の追加
    ・動画の掲載(YouTubeなどの埋め込みは可能です)

    こちらも記載しきれていない部分もございますが大まかな内容は以上になります。

    ▼詳しくは下記よりご確認いただけます。▼

    ホームページ作成

    ▼サンプルはこちら▼

    ライトプラン【サンプル】

    コロナ禍だからこそ必要な”更新”

    2019年から流行している新型コロナウイルスの感染拡大により
    急な緊急事態宣言や時短要請と国や政府から飲食店に向けて要請が出ることがあります。

    一昨年や去年と比べ、最近は緩和してきていますが、
    まだまだ気が抜けない状態です。

    「インターネットでお店の事を知って、せっかく来店たのに、お店に来てみたら店休日になっていた。」
    なんてケースはよく耳にします。

    実際にそういった情報発信によってお客様を失うことに繋がっているのです。

    信頼を失うことを防ぐためにも、
    ホームページには常に最新の情報を掲載しておくことが重要視されています。

    ご連絡をいただければスタッフがホームページの内容を修正いたします。

    ホームページは高価なイメージ

    とは言ってもホームページを作成するには何十万・何百万とかかるイメージがありますよね。
    お金をかけないとしても一から自分で作成しなければいけないツールなどもあります。

    10万円以下で作成できる本格的なホームページ作成

    テンポスードプレイスでは、88,000円(税込)で本格的なホームページが作成できます。

    業種やお店の雰囲気に会わせたホームページ作成が実現できます。
    メニューの種類が少ないバー業態やテイクアウト・デリバリー専門店に適したフォーマットまでご用意しています。

    テンポスプレイスのホームページ作成はプロカメラマンの写真撮影が付いてきます。
    ですので、高画質の料理写真・店内の内装外装・料理を作っているお手元等が最低20カット撮影することが出来るので、高クオリティのホームページ作成が可能になっています。

    実際にどのようなホームページが作成できるのかは、見ていただいた方が早いと思います。
    ぜひ下記からご覧ください!

    スタンダードプランはこちら

    まとめ

    いかがだったでしょうか?
    記事を読んでお申込みをご検討いただける方、気になっている方はお電話でもお話させていただきますのでお気軽にお問合せください!

  • ホームページで通販ページを作成!ご注文から納品までの流れ

    ホームページで通販ページを作成!ご注文から納品までの流れ

    飲食店を経営している方で通販を始めてみたいけど何から揃えたらいいかわからない…という方いらっしゃいませんか?

    こちらの記事では通販を始める為に必要な物や流れについて説明していきます。

     飲食店の通販が増えている

    現在新型コロナウイルス感染拡大防止による緊急事態宣言発令の影響で時短営業など飲食店が十分に営業できない状況が続いています。
    そんな中Uber Eatsや出前館、menuなどといったデリバリーやテイクアウトを始められる飲食店が増えているかと思います。

    同じように今通販を始められている飲食店も増えているんです。
    やはり対面しなくて良いという点と、遠くにありなかなか直接買いに行けないお店の商品を購入出来るという点が魅力的です。

    通販を始めるにあたって必要なもの

    通販は誰にでもすぐに始められるというわけではありません。
    お客様の注文から発送まで必要なものをそろえなければいけません。

    製造許可証

    飲食店を始める際に、「飲食営業許可証」の取得が必要になりますよね。
    この「飲食営業許可証」で行える範囲は「店内飲食」「持ち帰り」「配達」のみとなります。

    そのため通販を始めるためには「製造許可証」というものが新たに必要になります。
    こちらは例えば作った料理をお弁当にしてスーパーで販売する、などといった販売形態にも必要になります。
    製造してから購入したお客様の口に入るまでの時間が長いため、しっかりとした審査が必要とのことでした。

    製造許可証は営業許可証と違ったチェックポイントがあります。
    お近くの保健所で一度相談してみてください。

    販売サイト

    続いて販売する為にサイトが必要となります。
    サイトには自分で商品や値段を登録して作成していくサイトと、ページの作成を全てサポートしてくれるサイトの2種類があります。

    基本的に登録する内容は商品名、値段、写真のみになるためとても難しいというものではないことが多いですが、パソコンの操作に時間がかかってしまいます。
    パソコンの操作が苦手な方や、登録に時間があまり取れないという方はサイトの登録をサポートしてくれるサイトを選びましょう。

    また料金形態も様々です。
    サイトの作成に当たって初期費用がかかる物や、利用料として月額費用がかかる物、売上から一部手数料が引かれる物などがあります。

    通販の売上が多くなることが予想される場合は月額費用がかかるサイトがおすすめです。

    逆にはじめは少しずつ始めようと考えている方は売上から一部手数料が引かれるサイトがおすすめです。売上がない月は利用料がかからないため初心者には使いやすいです。

    このようにサイトは1種類ではないため自分の販売形態に合うタイプのサイトを選びましょう。

    商品の梱包

    実際に注文が入りお客様に商品をお届けする際に必要な物は4つございます。

    まず1つ目に梱包材です。こちらは説明するまでもありませんね。
    商品を入れるための袋や段ボール、ガムテープや衝撃を抑えるための緩衝材などが必要になります。

    2つ目に食品表示ラベルです。
    加工品の場合はどんな材料が使われているのか、賞味期限はいつまでなのか、保存方法について、製造元などを表記する義務があります。
    忘れずに用意しましょう。

    3つ目は説明書です。
    こちらは商品が届いた後の食べ方や、冷凍の商品でしたら解凍方法について記載がある説明書になります。
    必須ではありませんがあったほうがより丁寧です。お客様も安心して食べることが出来ます。

    最後がお礼状です。
    こちらも3つ目の説明書と同じく必須ではありませんがあったほうがお客様に感謝の気持ちを伝えることが出来ます。
    印刷したものではなく手書きのほうがより良いでしょう。

    テンポスフードプレイスのホームページ作成

    テンポスでは飲食店の方がお店の窓口としてまず用意したいホームページを格安で作成することが出来ます。
    全ての作成プランにはプロカメラマンの撮影費が含まれています。(※交通費は別途費)
    プロがとった高画質の写真を使ってより魅力的にお店をアピールすることが可能です。
    ですので、特に初めてで何から始めたらいいかわからないという方はぜひご覧ください。

    料金とセット内容

    ①スタンダードプラン 

    制作費88,000円(税込) 
    運用費6,000円(税込)

    ・他店と差を付けたい!
    ・業種に合わせたホームページ作成をしたい
    ・予約や店舗からのお知らせページも付けたい

    月々の運用内容は、毎月3回のホームページ更新対応・レポートの送付です。

    お店の営業時間や、新メニューの発売、臨時休業のお知らせ等ホームページの更新をテンポスにお任せいただけます。

    LINE、メール、電話、ご都合の良い媒体で一本ご連絡いただければテンポスにてホームページの更新までサポートしています。

    また、毎月どれくらいの方がホームページを見てくれているのか以外にも、流入元・検索キーワード・月々の考察・年齢比率等が記載された分析レポートをお送りしています。

    スタンダードプランの作成サンプルは下記からご確認いただけます。

     

    スタンダードプランはこちら▼

     

    ②ライトプラン 

    制作費55,000円(税込) 
    運用費1,650円(税込)

    ・費用を抑えて作成したい!
    ・基本情報の掲載のみで十分
    ・早く作成したい(カメラデータ納品後2週間で作成可能)

    月々の運用内容は、毎月1回のホームページ更新対応です。

    スタンダードプランと同様、お店の営業時間や、新メニューの発売、臨時休業のお知らせ等ホームページの更新をテンポスにお任せいただけます。

    ライトプランの作成サンプルは下記からご確認いただけます。

    ライトプランはこちら▼

     

    通販ページについて

    テンポスのホームページ内に通販ページを作成することが出来ません。

    ですが、テンポスで作成したホームページに外部通販サイトにお客様を誘導する「誘導ボタン」を作成することが出来るので、費用を抑えたホームページを作成だけでなく、お客様を通販サイトに誘導する窓口が持てるようになります。

    まとめ

    今回は通販を始めるにあたって必要な物について説明いたしました。
    テンポスフードプレイスでは相場の5分の1の費用で作成が可能な本格ホームページの制作プランを複数ご用意しています。

    すこしでも話聞いてみたいという方は、ぜひ下記よりお問い合わせください。

    お問い合わせはこちら▼

     

  • POSレジとは?飲食店向けのPOSレジの特徴・商品をご紹介!

    POSレジとは?飲食店向けのPOSレジの特徴・商品をご紹介!

    最近よく耳にする「POSレジ」とは何なのかをここではご紹介していきます。POSレジの特徴、メリット・デメリットとテンポスが取扱うPOSレジについて余すところなくご紹介していきます。
    ぜひこのままスクロールしてご覧ください!

    そもそもPOSレジとは?

    まずは、そもそもPOSレジとは何なのか、POSレジとPOSシステムの違いについても解説していきます。

    販売時点情報管理

    POSとは販売時点情報管理(Point of sale)のことで、物品販売の売上を単品単位で記録して集計するシステムのことです。


    そして、POSレジとは、上記のように、商品を販売した際に、その情報を管理できるレジのことを指します。飲食店でお会計が行われた際に、商品の種類、金額、個数、日付、時刻などのデータを記録するPOSシステムを搭載したレジです。


    現在では、スマホやタブレットの普及・POSシステムのクラウド化など、テクノロジーの発展により、今まで大手の店舗で取り入れられていたPOSレジは中小規模の店舗にも広がってきています。

    POSレジとPOSシステムの違い

    POSシステムは、商品の売上を単品単位で集計する商品販売管理システムのことで、POSレジはそのPOSシステムを搭載したレジのことです。


    また、普通のレジとの違いは、普通のレジは100円の商品や1000円商品、何円の商品が売れたのかが管理できるのに対し、POSレジは、何の商品が何個売れたのかを細かく管理できます。

    POSレジのメリット・デメリット

    ここでは、POSレジのメリットとデメリットについて紹介していきます。

    メリット

    販売の戦略が立てやすい

    POSレジは、売上データが簡単に取得でき、正確に行うことができます。収集したデータから分析することで、新商品の開発・今後の販売戦略が立てやすくなります。商品の種類、金額、個数、日付、時刻と併せ、性別や年代なども追加することでより、細かな戦略を立てることができます。

    多店舗の管理がしやすい

    多数の店舗がある場合でも、商品の情報はPOSレジ上で一元管理でき、その売上データを共有できるため、売上管理がしやすく、売上管理・在庫管理などのコスト削減にもつながります。

    不正を防止できる

    POSレジは、商品ごとにボタンがあるため、誤入力を防ぐことができます。また、普通のレジより入力の操作が簡単なため、業務の効率化も測ることができます。

    デメリット

    導入・月額のコストがかかる

    POSレジの導入には、普通のレジより費用がかかります。本体・POSシステムに加え、設置するためには備品や端末なども揃える必要があり、各POSレジについているオプションもつければつけるだけ、初期費用は高くなります。

    また、その他ネット環境の設備など追加で必要になる場合もあります。

    覚えるのに時間がかかる

    POSレジは入力などの操作は簡単ですが、機能が多くあるため、その分覚えるのに時間がかかります。タブレットやスマホの操作に慣れていない人は、その分覚えるの時間がかかります。

    POSレジを使うのにおすすめな人

    上記のメリット・デメリットからPOSレジを使うのにおすすめな人を挙げていきます。

    データに基づいた経営をしたい人

    やはり、普通のレジと比べて一番のメリットとしては、細かい売上データが簡単に取得できることです。こうした細かい顧客データから、販売戦略を立て、経営していきたい人にはPOSレジはおすすめです。

    複数店舗展開したい人

    POSレジは、複数の店舗があったとしても、POSレジ上で一括管理できるため、これから多店舗展開を考えている方は、売上・在庫の管理がしやすいことからPOSレジはおすすめです。

    テンポスが紹介するPOSレジ

    ここでは、テンポスが自信をもっておすすめするPOSレジをご紹介していきます。
    商品ページと併せてご覧ください!

    飲食店専用iPadPOS tenpos Air

    まずご紹介するのは、飲食店専用iPadPOS「tenpos Air」です。

    飲食店専用iPadPOS tenpos Air

    特徴その1 ノンストレスの操作スピード

    tenpos Airは、操作性を重視した安心設計POSで、抜群の操作性とストレスのない操作スピードを実現しています。

    他社のタブレットPOSと異なり、焼肉屋、居酒屋、中華などのメニュー数・オーダー数の多い業態にも万全対応しています。

    1画面に表示するメニュー数を最大化し、無駄な操作を削減しています。ボタンの反応スピードは他社オーダーエントリーシステム以上です。

    特徴その2 圧倒的な高性能

    tenpos Airは他社メーカーPOSにも引けを取らない高性能POSシステムをご用意しております。キッチンモニタ対応機能やマルチプリンタ対応機能、トッピングなどのオプション付きオーダー機能など、様々な飲食店のオーダーに対応した機能を搭載しています。

    特徴その3 安心・安全設計

    tenpos Airは店舗内にサーバーを設置し、店舗内のWi-Fi環境で動作します。インターネットに接続できない場合でも、オーダー、キッチン・レシートプリンタ・会計の出力には影響が出ません。
    また、データの二重管理により、万が一の端末故障時にもクラウドのバックアップか即データの復旧が行えます。


    365日ヘルプデスク対応で、導入時の設置・設定から、稼働後の操作説明をサポートしています。日本全国のお客様に安心してご利用いただけます。

    飲食店専用 多機能POSレジ UNIPOS

    次にご紹介するのが、飲食店専用 多機能POSレジ 「UNIPOS」です。

    飲食店専用 多機能POSレジ UNIPOS

    特徴その1 会計ミス・不正撲滅

    UNIPOSの「セルフ会計」システムは、店員がレジにオーダー内容を打ち込めば、お客様向けのディスプレイに、購入内容・金額が表示され、後はお客様に「セルフ会計」を行ってもらえれば決済完了です。

    特徴その2 人件費削減・業務の効率化

    UNIPOSは、従来の、「従業員がハンディ端末でオーダーを取る」方式から、ORコードを読み込む事で、お客様のスマホでのオーダーの方式も可能です。お店のスタイルに合わせて機能を選ぶことが可能です。

    また、画面は「完全フリーレイアウト」の仕様なため、商品の配置はメニューブックのようにすることができ、飲食店のオーダーコントロールが可能です。
    最高のサービスを、最小限の人員で提供することができます!

    まとめ

    いかがでしたでょうか。POSレジはとても高機能なレジである一方、導入には様々な準備が必要になります。オプションの有無によっても初期費用は大きく異なってきます。飲食店でPOS導入を迷われた際は、ぜひテンポスまでお問合せ下さい!

    POSレジについてすぐに問合せる

    POSレジについて詳細を見る

  • これから飲食店を開業する方必見!飲食店開業費の内訳とは

    これから飲食店を開業する方必見!飲食店開業費の内訳とは

    飲食店を開業するにあたり、開業費がいくらかかるか知りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。開業費を知ることは、適切な事業計画を設計するための一助となります。適切な事業計画を設計することは、融資を受けやすくなることにつながります。

    本記事では、飲食店を開業する際の開業費の内訳と削減方法について解説します。

    開業費とは

    開業費とは、名前の通り開業をするにあたって必要となる諸々の諸経費を指します。

    開業費には「物件取得費」「店舗投資費」「生活費」の3種類があります。

    物件取得費用

    物件取得費用とは、物件を契約するにあたって必要となる費用のことです。

    設備投資費用

    設備投資費用とは、厨房機器や店舗の外装内装の工事にかかる費用のことです。

    生活費

    生活費とは自分や家族を養うために必要な費用のことです。開業して数か月は、店舗の売上が安定しないため、その間の生活費を用意しておく必要があります。

    物件取得費と削減方法を解説!

    以下では物件取得費と削減方法について解説します。

    敷金

    敷金とは、物件を契約する際に、借主から貸主へ支払う費用のうちの一つです。主に、家賃を滞納した際の補填として利用されたり、契約中の物件に破損や故障箇所などがあり、この原因が借主にある場合の修繕費として利用されたりします。なお、経年劣化等の通常の生活によるものは敷金を利用した修繕の対象とはなりません。

    礼金

    礼金とは敷金と同様に、契約時に借主から貸主へ支払う費用のことです。礼金は貸主に対して、これからお世話になることへのお礼として支払います。敷金との違いとして、敷金は契約終了時に返還されますが、礼金は返還されることはありません。

    造作譲渡費

    造作譲渡とは、居抜き物件を契約する際に前の借主が利用していた内装や設備を譲り受ける際の交渉・譲渡のことを指します。造作譲渡に含まれるものとしては、内装や厨房機器などがあり、一方で家具や食器、調理器具は含まれないことが多いです。

    仲介手数料

    仲介手数料とは不動産会社へ支払う費用のことです。相場としては、一か月分の家賃となることが多いです。

    その他費用

    その他の費用としては、共益費、管理費などがあります。これらは、契約した物件に共用部分がある場合に発生します。

    削減方法

    物件取得費の削減方法として、最もおすすめなのは居抜き物件を利用することです。

    居抜き物件とは、前の利用者の設備を残したままの物件を指し、スケルトン物件とは建物の内装と外装を除いた躯体だけの物件を指します。

    スケルトン物件の場合は内装外装の工事が必要となるため、その分の費用がかかります。そのため、費用を削減したい場合は、居抜き物件を契約すると良いでしょう。

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    設備投資費と削減方法を解説!

    以下では、設備投資費と削減方法を解説します。

    店舗の外装

    店舗の外装は一番最初にお客様の目に入る部分であるため、集客や店の魅力を出すことができる重要な部分となります。

    店舗の内装

    店舗の内装はスケルトン物件か居抜き物件のどちらを契約するかによって、必要な費用が大きく変わります。内容としては電気・ガス・水道などの工事や厨房設備等の購入費が含まれます。中でも厨房設備の購入費は高額となることが多いため、注意が必要です。

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    広告費

    広告費は店舗の宣伝をするために必要となるチラシやポスター、インターネット広告などに関する費用のことです。店舗の集客を最大化するためにもしっかりと力を入れる必要があります。最初のうちは常連客もいないため、常連客になってもらうための宣伝が重要となります。

    運転資金

    運転資金とは、ランニングコストを指し、材料費や水道光熱費、人件費等が含まれます。開業直後は顧客が定着していないため、経営が安定するまでの期間の運転資金をまかなうために、予め準備をしておく必要があります。

    削減方法

    設備投資費の削減方法としては、中古商品を購入したり、水道光熱費を抑えるために、節水・節電を徹底すること等があげられます。また、適切な事業計画を立てることによって、人件費を最適化することもコストカットにつながります。

    特に厨房機器の購入は高額になりがちであるため、テンポスドットコムなどで中古厨房機器を購入することで設備投資費を抑えることができます。

    開業費を知る事のメリット

    以下では開業費を知ることのメリットを解説していきます。

    適切な事業計画の作成

    開業費を知ることで、適切な事業計画を作成することができます。事業計画は融資を受ける際に必ず必要になるため、事業計画の実現可能性は審査をする際の重要なポイントとなります。また、最適な融資金額を提案することで、店舗を運営しつつ、無理のない返済をすることができます。

    開業費の節約

    開業費の詳細を知ることで、開業費のどの部分が削減しやすいかを知ることができます。厨房機器などは中古厨房機器を利用することでコストカットがしやすいですが、広告費など店舗の集客につながる部分のコストカットには慎重になるべきでしょう。

    資金運用の最適化

    資金運用の最適化とは、資金をかけるべき重要な部分と重要度の低い部分の住み分けをすることで、経営パフォーマンスの向上や無駄な支出の削減をすることを指します。

    FLRコストについて

    FLRコストとは、材料費(Food)と人件費(Labor)と家賃(Rent)を足した費用のことです。一般的に全体の運用資金に対するFLRコストの比率の目安は60~70%と言われています。また個別の全体に対する目安として材料費は30%、人件費は20%、家賃は20%となっています。

    材料費が過剰な場合は、メニューや仕入れ先の見直しが必要となるかもしれませんし、人件費が過剰な場合は、シフトの見直しをする必要が生まれるかもしれません。こちらの目安を基に、削減するべき部分を考えていきましょう。

    まとめ

    今回は飲食店を開業する際の開業費について、物件取得費用と設備投資費用を中心に解説をしました。上記はあくまで目安であり、業態によって多少の誤差はあるため、インターネットで業態別の費用を調べたり、開業を経験している人にアドバイスをもらうのも良いでしょう。

    また、開業費を把握することで、費用の面において効率的な経営をすることが可能となります。今回紹介したFLRコスト等を目安として、自分の店舗に適した経営方法を模索していきましょう。