カテゴリー: 経営ノウハウ

  • 飲食店の生命線!?飲食店開業前の集客と販促準備のポイント

    飲食店の生命線!?飲食店開業前の集客と販促準備のポイント

    集客は飲食店にとっての生命線でもあり、最も重要視しなければいけないポイントで、集客をせずに成功している飲食店はないといっても過言ではありません。どんなに大きな飲食チェーンでも集客に力を入れています。
    ここでは飲食店を開業していく、また、飲食店をすでに始めているオーナー・経営者の集客と販促についてのポイントをまとめていきます。

    販促をする前に必ず知っておこう!集客・販促の基礎知識

    開業してから集客をやっても全然効果が出ない。そんなオーナー・経営者は多数存在します。販促はやみくもにただするだけでは集客の効果が上がりません。ここでは販促を行っていく上での抑えなければならないポイントを紹介していきます。

    相場を知っておこう!飲食店で使うべき販促費用とは!?

    飲食店で販促費用は全体のどの程度のかければいいかご存じでしょうか?
    ただ販促費をかけるのもいいですが、かけすぎると売上に対しての費用対効果が悪くなる場合もあり、かけられる最大の販促費用を考えることが重要です。立地や、世間の状況などにも寄り切りですが、費用相場は3%~5%と言われており、売上100万なら、3万円~5万円が目安となってきます。

    また、販促がほとんどできておらず、集客がうまくいかない店は、販促費用を5%かけて行くことも重要になってきます。販促費用の費用対効果の目安としては使った販促費の約10倍以上が効果があったとされています。

    販促費で10万円使ったのであれば、その販促媒体での売上が100万円あれば効果があったということになります。
    販促で集客をおこなうのであれば、費用に対しての費用対効果を確認するまでが1セットです。

    ターゲットで集客の方法が変わる??目的に合った販促の選び方

    ターゲットとは、「新規客」なのか「リピート客」どのタイプの客を集客するかというところです。
    現状の自店の客の比率を考え、どういうタイプの客を増やしたいかを考えるによってどのような販促をしていくかが変わってきます。販促方法は変わります。

    新規客の場合

    新規での集客の場合は、ホームページの作成、チラシ・グルメサイトへの掲載、グルメ情報サイトへの登録、フリーペーパーへの広告、看板、チラシ(新聞折込・ポスティング)、Googleマイビジネスへの登録などがあります。

    リピート客の場合

    リピートでの集客の場合は、DM(ダイレクトメール)、SNSなどを使った販促、メールマガジン、ポイントカードなどがあります。
    このように目的によって使う媒体が変わってきます。シーズンなどによって販促の打ち方が変わってくることもありますが、どのようなターゲットを集客したいか考えて販促を打つようにしていくことが重要です。

    こんなにあるの!?販促方法の選び方とその種類

    販促を打っても販促方法がイマイチだったらいくら販促費用をかけても売上にはつながりません。特に伸び悩んでいる店舗からしたら、少しでも効果が高い販促方法を選びたいところですよね。今の自店の状況を知り、どんな客をターゲットにするかでどんな販促方法を選ぶが重要になってきます。
    そのためには、低コストの販促方法があるのであれば試してみましょう。手間や、時間はかかりますが、自店にあった効果のある販促方法を見つけることができます。

    ホームページの開設

    飲食店にとってホームページの重要性は最も高いです。
    店舗のメニューや外観、内観など、新規客に安心して来店できる信頼にもつながります。


    場合によっては、新規客に来店してもらうために独自のクーポン掲載なども効果的です。
    一般的にはコストは高いともいわれていますが、近年では無料でホームページを作成してくれる会社や、無料でホームページを作成できるサービスなども増えてきています。

    SNSアカウントの用意

    Facebook、Twitter、Instagram、LINE、TikTokなどのアカウントを開設し、自店の店の近況を更新していきましょう。頻度としてはほぼ毎日、難しくても週に2〜3回は更新を心がけましょう。

    それぞれのSNSを利用している年齢層は若干異なります。インターネットを使ってお店の魅力をアピールするためにもSNSはぜひ活用したいところです。
    一度情報が拡散すれば、コストをかけずに大々的に宣伝することも可能です。

    グルメサイトの登録

    「食べログ」、「ぐるなび」、「一歩目クーポン」、「ホットペッパー」などのグルメサイトへの登録をしておくと、新規客の集客の窓口となります。
    ただ、掲載するのではなく、それぞれの媒体の特性をいかして掲載することをお勧めします。

    ショップカード、ポイントカードやクーポン準備

    飲食店の場合は、1000円で1ポイントなど、100ポイント溜まったらドリンク無料など、ポイントカードを作ることで既存客のリピートを促進することができます。ポイントカードやクーポンは、既存客の獲得に効果的な手段です。
    ただし、内容次第では利益が大幅に減ってしまうので、利益とのバランスを考慮する必要があります。

    DM(ダイレクトメール)

    はがきやチラシなど直接客に送る郵送の販促のことです。開店をお知らせするDMも作っておくなおといいです。
    割引情報や目玉商品、クーポンなどを、DMで宣伝すればさらに知名度と、来店客数がアップします。

    デリバリーサービス

    デリバリーサービスには顧客の拡大や広告効果など、実は様々なメリットがあり、家でも食べたいものが食べられる店にしておくことが重要です。離れた場所に住むお客様に商品を運ぶことも考え、メインメニュー、サイドメニューが充実していると喜ばれます。

    Googleビジネスプロフィールへの登録

    無料で登録できるGoogleのサービスです。
    営業時間や電話番号、ルートの情報をGoogle検索やGoogleマップに掲載でき、高い集客効果が期待でき、写真付きの口コミを投稿することで店内の雰囲気など確かめることができます。

    Googleの媒体ということもあり、来店客の安心感を高め集客に大きく影響します。
    無料のサービスで使い方次第では高い効果も見込めますので登録しておくことをおすすめします。

    まとめ

    販促の知識をつけることで自店にあった販促の仕方は見つかりましたか?
    今までただ何となく集客をしてきたオーナー・経営者の方も費用をかけすぎていたり、自分の店にあった媒体で販促をしていたなど気づきにつながればと思います。
    また、これから開業を考えていく方には、この記事を参考に効果的な販促をしていただければと思います。

    飲食店経営支援サービス一覧はこちら

  • ラーメン屋を開業する前に絶対に知っておくべきポイント【2022年3月更新】

    ラーメン屋を開業する前に絶対に知っておくべきポイント【2022年3月更新】

    飲食店開業で一番人気のラーメン屋。様々な場所で出店されているラーメン屋は市場競争が激しく、開業するも失敗してなくなく閉店するラーメン屋が多いのも現状です。
    1年以内に4割、3年以内に7割以上が開業に失敗して閉店しているという統計データもあるほどです。

    そこで、このサイトでは、ラーメン屋経営を成功に導くための開業前の準備・ポイント・注意点などを説明しています。

    繁盛するラーメン屋はコンセプト作りを重視している

    『ラーメン屋を開こう!』と決めて、開業、オープンをしたものの客が入らず、経営がうまくいかないまま閉店するラーメン屋は少なくありません。

    こういったラーメン屋の経営者に見られるのが開業前のコンセプトが曖昧ということです。ここではラーメン屋を開業していく前のコンセプトの重要性を説明します。

    コンセプトの作り方

    「コンセプト」とは飲食店における基本的な考え方のことです。このコンセプトを開業前にどれだけ明確にできているか、そして具体的に考えられるかで店が成功するかが大きく変わってきます。有名店で修行したから大丈夫だろうと思われる方もいるかもしれませんが開業前にしっかりとコンセプトを考えましょう。

    作成をしていく上で「どんなにするラーメン屋にするか」ということが大事でであり、客から見たら「そのラーメン屋がどんな価値を提供してくれるのか」、どんなお店かすぐに具体的にイメージすることができ、分かりやすい言葉にすることが重要です。

    ラーメン屋のメインコンセプトを具体的にすることで、価格帯、サイドメニュー、お店の雰囲気、場所などの方向性が決まり、開業するのにどのような準備が必要かが明確になってきます。

    コンセプトを作成するときの基本は、「Why」「When」「Where」「Who」「Whom」「What」「Which」の7Wと「How」「Howmuch」の2Hから成る「7W2H」の観点から考えていくことができます。

    事業計画で今後の経営の方向性が決まる!?

    コンセプトが具体的に作成できたら、次に事業計画書を作成します。事業計画を作成していく上でよくある失敗のケースとして「スケジュール通りに進まない」、「計画した内容と大幅にずれが生じる」、「開店後売上が大幅に下回る」などあげられます。
    ここでは事業計画を失敗しないポイントを説明していきます。

    事業計画の作成ポイント

    「事業計画を作るといっても何からすればいいかわからない・・・」そんな方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
    事業計画を作成していく上で抑えないといけないポイントをここでは簡単に紹介していきます。

    開業計画

    開業計画とは簡単に説明すると、「どういうラーメン屋を作るか」に関する計画のことです。

    開店していく店の出店場所、店の内外装のデザイン、厨房の配置、屋号などを開業計画では作成していきます。

    開業資金計画

    資金計画とはラーメン屋を開業するに必要な開業資金の計画のことです。
    内訳としては物件費用、内装工事費用、機器や備品、運転資金、採用費用、販促費などの費用が必要です。

    居抜きの物件での契約、機器・備品などを中古にする方法をとり、コストを抑えることは可能です。

    開業したいお店や資金的な制限があることを念頭に考えた上で、物件探しや事業計画作成をしていきましょう。

    収支計画

    収支計画とは、「収入」と「支出」、「借入」と「返済」などの「入ってくるお金」と「出ていくお金」を長い期間にわたって予測することです。

    入ってくるお金を計算し、そこから出ていくお金を引いて、どれほどの利益がでるか、その利益で今後やって行くことができるかを考えていきます。それにより、必要な売上金額を導き出すことができます。

    ランニングコストを明確に算出し、どのくらいの売り上げを作らないいけないのかをしっかりと考えていきましょう。どんなお店もすぐに利益を生めるものではありません。何か月後に利益が出るかなどをしっかり計算した上で短期的にならないように計画を立てていきましょう。

    出店場所やコンセプトで内容が変わる??メニュー作成のポイント

    メニュー作成は、コンセプト作成・事業計画と同じく作成に時間がかかり、誰しもが悩む部分になってくるので早めのとりかかりが必要です。
    出店場所探しが始まると、内外装の業者や厨房機器、それを納品する業者などの見積もりなど忙しくなってきます。
    工事に入ってからは、内外装業者との打合せ、什器や調理道具など備品購入、アルバイトや人材採用、集客・販促準備などすべきことが盛りだくさんです。

    物件引き渡し時期にはメニュー開発・メニュー構成と価格の決定をしておかなければなりません。

    ここでは、メニュー開発におけるポイントを説明していきます。

    メニューの作成ポイント

    メニュー作成をするにも何から手を付ければいいかわからない何てことをよく耳にします。
    初めてをラーメン屋をオープンする方は特に該当するのではないでしょうか?

    メニューのコンセプト

    大事なことはコンセプトに沿っているかどうか。
    コンセプトで設定したターゲットの客層からラーメンの味、ボリューム、器、盛り付け方を決めていきます。
    想定されるお客様の性別、年齢層、来店時間や滞在時間、平日なのか休日なのか、などによってもメニューのコンセプトが変わってくるかと思います。

    家族連れ、サラリーマン、女性客、など属性によってもメニューコンセプトをどのようにするかを考える必要があります。収益を上げるためにサイドメニューを作るか、売れるものは何がいいか、などを検討するべきです。
    まずはライバルとなるような同じ地域の競合ラーメン屋がどのようなメニューコンセプトになっているのかを調べてみてから自分のお店のコンセプトを考えるのがいいでしょう。

    ラーメンの種類

    ラーメンの種類といっても麺や、スープによって様々な種類があります。
    スープだけでも醤油、味噌、塩、豚骨、魚介など、こちらもどのスープを提供するのか、メニューコンセプトから考えていきましょう。
    また、地域性や、その時の流行によって来客の影響なども加味したうえでメニュー作りを行っていきましょう。
    期間限定などで限定スープなどを出すのもひとつの選択肢です。

    【こちらもチェック】繁盛につながる「メニューの価格」の決め方
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。 

    物件の選び方で今後の投資回や、収益が変わってくる??

    チェーン店の飲食店や、有名メーカーなど立地を選ぶ専門の部隊などがいるほど重要され、選ぶ場所によって収益が変わってくる立地。
    また、ラーメン屋開業の際にその物件の状態や、必要な設備などで初期投資がどれだけかかってくるか左右されてきます。成功するも失敗するも立地は大きく影響を及ぼします。

    立地調査

    立地調査で大事になってくるのが、その物件の「集客力」を調べるということです。
    立地で開業したラーメン屋の成功を左右する重要な部分にもなってきます。
    また、「通行量」、「ターゲット層」、「看板の位置」等も重要になってきます。

    立地別の特徴

    開業する立地の特徴をとらえて置くことも大事です。
    繁華街、駅前・駅近、ビジネス街・オフィス街など立地によってターゲット、ピーク時の来店客数なども変動します。

    立地の特徴を抑え、出店場所を選んでいきましょう。

    物件探しの方法

    物件を探す方法にも様々な方法があります。
    WEBサイト、不動産会社からの紹介、現在営業をしている人からの紹介など、このような方法であなたに合った物件を探していきましょう。

    居抜きとスケルトン

    ここでは居抜き物件と、スケルトン物件の特徴を説明していきます。
    居抜き物件と、スケルトン物件の特徴を理解するだけでどういう物件を選べばいいかが変わってきます。

    居抜き物件

    「居抜き物件」とは、前テナントのガス設備や水道設備、内装がそのまま残っている物件のことです。
    以前店舗で使用していた物を、無償もしくは有償で譲渡されます。
    スケルトン物件よりも、市場に多く出回っており、使用できるものが多ければ開業資金の中の初期費用を抑えることもできます。

    スケルトン物件

    スケルトン物件とは、新しく建てたばかりの建物や、原状回復で前店舗のガス設備、水道設備、内装がすべて撤去されて綺麗になっている物件のことです。

    スケルトン物件を選ぶ際には居抜き物件に比べてコストが格段に変わってくるので要注意です。元々の開業資金からどのくらいコストがかかるのかをしっかりと見積もることが重要です。

    物件取得費

    物件を契約する際に、初回家賃、保証金、仲介手数料などの費用が必要になります。

    物件の情報などがまとめてある物件概要書にはこのような項目を記載しないといけない法律があり、すべての概要書に記載されています。

    物件所得費の項目を不動産屋等に確認しながらどのくらいかかってくるか確認していきましょう。

    こんなにあるの??意外と知らない開業資金調達の方法

    開業金額が明確になったら迅速に準備をしなければなりません。
    銀行などの融資を考えている場合は、申込みから決定まで平均1ヵ月は必要になるケースがほとんどです。

    申請書類を揃えることも考慮して、資金が必要になる約3ヵ月前には申請準備を始めるようにしましょう。
    ここでは資金調達の種類には次のようなものがあります。

    自己資金
    親族・知人
    民間の金融機関
    公的機関
    リース・割賦
    インターネット上での借入れ(ソーシャルレンディングなど)
    クラウドファンディング

    上記の項目からあなたに合った調達方法を見つけましょう。

    内外装工事の理想の店づくりと、スケジュー

    内装工事業者の選定は、飲食店の施工経験が豊富な業者を選ぶようしましょう。
    物件を内見するときには内装工事業者の方に同行してもらうようにし、現場調査をして概算見積もりを出してもらいます。
    可能であれば業者を3社ほど選び合い見積もりをもらい自分のコンセプトに近く、コストが低い業者を選定しましょう。

    また、工事に入る前に、消防署・保健所に前相談や内容の確認、日中の工事に制限があり夜間にしか工事ができない建物もありますので不動産屋、物件オーナー等に確認し注意しするようにしましょう。
    工事引き渡し前に、消防と保健所の検査があり、検査合格後に引き渡しとなります。

    内外装工事にかかる期間は、一般的には2・3週間~2か月ほどですが、物件の規模や状態によってはより多くの時間を要する場合もあります。

    内装工事のご相談はこちら

    厨房機器・什器・備品の購入準備

    内装工事業者の「現地調査」の際には、提供したいメニュー、使用する厨房機器などを伝え設備の確認をしましょう。

    「現地調査」が終わり次第、厨房機器、家具、調理道具など見積もりも取ってください。

    納品までに時間を要する商品もありますので、「物件契約締結」後はすぐに厨房機器、家具、調理道具の注文します。

    その後、調理道具や食器、清掃用品などの備品を注文します。工事中には備品の納品ができませんので、備品の納品は工事引き渡し後におこなってください。

    これらの厨房機器、備品など全て新品で揃えるとかなりの金額がかかってしまいます。
    現在は中古などでも品ぞろえがいいので最初の開業資金を考え、なるべく初期費用をかけずに開業することをおすすめします。

    開業前の飲食店で必ず必要な許認可・資格取得

    飲食店を開業するためには「食品衛生責任者」の資格を前もって取得しておく必要があります。

    また、消防と保健所の検査を受ける必要があります。消防・保健所の検査を合格をしない限り営業を開始できないためご注意ください。
    ラーメン屋開業の際に必要な資格としてはこの「食品衛生責任者」の資格のみです。

    開業後は、1カ月以内に税務署に「開業届」を提出しましょう。

    採用や育成期間はどのくらい必要?

    アルバイトや、正社員など新しくスタッフを雇う場合にはオープンの1カ月以上前から求人を始め無ければなりません。
    オープン間近になってくると研修やトレーニングなどの教育が間に合いません。

    また、場所によっては応募がなかったり、採用が決まらない場合があります。
    その場合は早めに求人をかけ準備しておく必要があります。

    オープン前の大事な宣伝!集客・販促

    内外装工事に入る前には、隣の企業や店舗に挨拶をしましょう。
    通常は、元請の工事業者が挨拶に行きますが、店舗オーナーが一緒に行くことで印象が良くなります。

    また、オープンの前には再度オーナーが挨拶回りをおこうことで良好な関係を築けるなど、経営に大きな影響を与えます。ラーメン屋においては近隣の飲食店舗などと良好な関係を築くことで身近なリピーターの獲得に至る可能性が十分にあります。

    工事の期間中には、集客・販促のためのビラ・ショップカード・ポイントカードの作成、自店のHPやSNSの開設・グルメ予約サイトへの申し込みなどをして準備していきましょう。

    オペレーションの改善を見直せるオープン方法

    ビラ配りや、FAX、DMなどで集客してオープンしたものの現場ではトラブルや、オペレーションの乱れなどラーメン屋のオーナーなら誰しも経験するものです。
    ここではそうならないための2つのオープン方法をご紹介します。

    プレオープン

    初めてのオープンの場合、アルバイトや従業員が慣れないため様々な失敗、トラブルになることが多々あります。
    そのトラブルなどの対策ができるのが「プレオープン」です。

    親しい友人や、開業に関わった業者などを招待し、実際の営業時のシミュレーションを行いオペレーションをなどの確認をおこなえます。
    プレオープン後には、浮かび上がったトラブルや、問題点の改善策を練り、対策を行ってオープンを迎えましょう。

    サイレントオープン

    近年増加しているサイレントオープンというオープン方法です。
    事前に告知をせず、静かにオープンすることで、オープン時にお客様が押し寄せることなくオープンがすることができます。

    また、ラーメン屋は比較的少人数で来店する客が多いことからスタッフもじっくりと接客に慣れていくことができ、慣れてきたところで集客宣伝を行うことで、サービス面での評価を上げることができます。

    まとめ

    いかがだったでしょうか?
    ラーメン屋開業に必要な知識、また準備は参考になったでしょうか?
    これから夢にまで見たラーメン屋の開業。このブログが少しでも力になれたら幸いです。
    開業支援を行っている企業も多いのであまりひとりで悩まずに誰かに相談してみることも重要です。
    冒頭にも記載したようにラーメン屋は1年以内に4割、3年以内に7割のラーメン屋が閉店しています。
    こうならないためにも計画的にオープン準備を行っていきましょう。

  • 飲食店開業、スタッフの採用や育成は?~育成編

    飲食店開業、スタッフの採用や育成は?~育成編

    苦労して採用した従業員やアルバイト。早く戦力になってもらいたいものです。ここでは開業時に採用したスタッフをいち早く戦力化するためにマニュアルの作成と戦力化に関してまとめて行きたいと思います。

    マニュアル作成

    多店舗展開しているお店にはかならずマニュアルがあります。
    マニュアルがあるからこそ、出店場所やスタッフが違ってもお店の味・サービスが安定して提供でき、お客様からの支持を受けることができているのです。

    これは個人のお店でも同じことが言えます。全ての時間帯、全てのスタッフで味やサービスの安定をはかるべくマニュアルの導入を検討ください。

    【メリット】
    ・業務の統一化することにより接客レベルのバラつきが無くなる
    ・新人育成の時間を短縮できる

    わかりやすいマニュアルがあると、業務説明を簡略化することができます。
    教える人が複数の場合、どの作業をどこまで教えたのかなどの共有もスムーズです。
    マニュアルに基づいて説明すると、教える人によって内容が変わってしまうということや、説明漏れが起きるという事態を防ぐことができレベルの統一をはかることができます。

    また、見直しやすく、すばやい対応につながるのがマニュアルのよいところです。
    マニュアルは、スタッフの作業効率をあげる手助けとなります。

    マニュアルの種類

    接客マニュアルや閉店作業マニュアルなどを作成し、具体的な作業手順を決めましょう。
    【基本マニュアル】【業務内容マニュアル】【緊急時対応マニュアル】から構成し、まとめるとよいでしょう。

    基本マニュアル

    ・基本マニュアル
    ・コンセプトや経営理念や方針、心構え
    ・販売戦略
    ・お店のルール
    ・給料日
    ・伝達方法
    ・服装などのマナー
    ・スタッフの役割分担

    など基本的事項を書いておきましょう。
    開業してから接客の質が落ちていると感じている場合は、基本マニュアルを見直してみましょう。

    業務内容マニュアル

    ホールマニュアル
    ・来店からオーダーを受け、飲食の提供までの手順
    ・お会計手順

    キッチンマニュアル
    ・レシピ
    ・調理行程
    ・調理手順

    衛生管理マニュアル
    ・食品の管理方法
    ・調理器具の洗浄・消毒・乾燥方法

    など衛生管理に必要な作業をしっかりとマニュアルに記載するようにしましょう。
    明記したマニュアルは例ですので、必要と思われる項目ごとに用意します。

    緊急時対応マニュアル

    ・クレームやスタッフのミスの対応方法
    ・店長不在時の対応方法
    ・災害時の対応方法
    緊急時のマニュアルは、イレギュラーなできごとに対応する方法を記載しておきます。

    マニュアルの作成ポイント

    マニュアルは、すぐに実践できるように具体的に記述することがポイントとなります。
    具体的に記述するためには、実際に現場で行われていることを文章にする必要があります。

    しかし、現場で行われるすべての事柄をマニュアルに落とし込むとなると、多大な時間と労力がかかってしまいます。

    そのため、マニュアルに記載する内容を洗い出す作業が必要となります。
    飲食店マニュアルの作成手順

    1.目的を明確にする
    まず最初に行うのが、目的の明確化です。
    このマニュアルは何を目的に作るのかというものをはっきりとさせましょう。

    2.情報を集める:実際に現場で行われる事柄の洗い出し
    文章化する必要のある業務や作業が何か、業務に役立つ知識などを洗い出します。
    実際にマニュアルを活用しているお店などの情報は参考になりますので、探してみるのも1つです。
    すぐに実施できるように、具体的に記述しておくことも大事です。

    3.マニュアルに記載する内容の選別
    「基本的なマニュアル」「業務内容のマニュアル」「緊急時のマニュアル」のどれに分類されるのかを考えます。
    また、各分類の中でもより細かくカテゴリ分けをすると、さらにわかりやすくなります。

    探しやすいように、目次を作っておきましょう。
    またマニュアルは、常に新しくしていくものだという認識を持ちましょう。

    オープニング研修


    いいスタッフは その人の資質ももちろんですが、しっかりとしたトレーニングが重要となります。特に最初のトレーニングが肝心です。

    無事にオープニングスタッフを採用できたら、オープンに向けた研修に移ります。
    チェーン店の新規開店では、研修ができる店舗がある場合は先に他店舗でおおまかなオペレーションを学んで、新店で最終チェックを行うのが一般的です。
    個人での新規のオープンの場合は、オープンの約2週間前から研修をスタートさせましょう。

    研修期間も時給は発生しています。
    そのため、オープニング研修は経験の有無に関わらず、短期間で最低限のことを覚えてもらう必要があります。

    キッチンスタッフ

    ・味や盛り付けが一定になるよう練習を重ねる
    ・調理機器の使い方
    ・効率の良い調理方法の確認
    ・スタッフの動線を徹底

    ホールスタッフ

    ・席の番号を覚える
    ・メニューの暗記と各メニューの説明
    ・サーブの仕方
    ・注文から提供までの流れ
    ・片づけ手順の確認

    全スタッフ

    オープニングならではの仕事として食材や備品の買いだし、清掃、ビラ配りなどに参加してもらいましょう。
    食器や調理器具の位置なども、このときスタッフと相談しながら決めるとオープン後に迷わなくてすみます。

    また、新メニューを発売するときも事前にスタッフ全員に対して研修を行っておくことで、新メニューのアピールポイントをお客様に説明することができ注文率を上げることができます。
    スタッフの接客はお店を印象付ける重要な要素でもありますので、清潔さや身だしなみ、言葉遣いなどの研修は定期的に行い、スタッフへの意識付けを行っておきましょう。

    早期離職を防ぐために
    早期離職を防ぐには人材を育てる工夫が必要です。
    スタッフがこの店で長く働きたいと思う環境を作っていくと同時に、彼らにしっかりとした目標を与えて、意識を高めていくことが大切になってきます。
    スタッフの笑顔が自然と出てくるような環境を作っていきましょう。

    調理面

    回転率・オペレーションの効率化を徹底
    回転率を上げるためには、提供までの時間にも注意しましょう。
    スピーディーに提供することや店内のオペレーションの効率化は、徹底する必要があります。

    キッチンスタッフは提供メニューの試作を繰り返し、味や盛り付けが一定になるようトレーニングしましょう。
    また、効率の良い調理方法の確認やスタッフの動線を徹底することも重要です。

    厨房のオペレーション

    1.料理の提供時間及びクオリティの研修
    ・動線の確認
    ・料理を出せるまでの時間が長すぎないか
    ・質は充分か

    2.衛生管理の徹底
    ・食品衛生法の基準を満たしているか
    ・清掃やゴミの管理はできているか

    3.厨房及び作業の安全性
    ・火器等の調理器具の扱いは安全か
    ・消防法・条例の基準は満たしているか
    ・厨房機器、備品及び食材等の管理オペレーション
    ・在庫の管理及び発注
    ・食材が切れることなく回すことができるか、調味料のストックは充分か
    ・納品及び検品の方法
    ・納品される食材の検品等のルールはマニュアル化されているか
    ・厨房機器の動作確認
    ・厨房機器の故障の有無の確認
    ・故障した場合の修理方法及び問い合わせ先のマニュアル準備

    サービス面

    ホールスタッフは、お客さんとのコミュニケーションが大切です。
    メニューの暗記や各メニューの説明なども普段から研修を行い、スタッフ全員が何を聞かれてもすぐに答えられるようにしておく必要があります。

    スタッフの接客はお店を印象付けますので、清潔さや身だしなみ、言葉遣いなどの研修を定期的に行い、スタッフへの意識付けを行っておきましょう。

    ホールのオペレーション

    1.従業員の服装及び立ち振る舞い
    ・制服の着こなし方
    ・挨拶、声掛けの練習

    2.オーダー伝達及び配膳等の方法
    ・客席への案内の仕方
    ・メニューとメニュー説明を覚える
    ・注文のとり方、サーブの仕方
    ・ホールと厨房とのやりとり方法の確認
    ・片付けの手順やタイミング

    3.レジの操作方法
    ・お金の出入り口であるレジの管理方法
    ・過不足が出た場合の対処方法

    4.その他
    ・クレームの対処方法はマニュアル化されているか
    ・ホール、トイレの清掃

    まとめ


    オープニングのスタッフ育成についてまとめましたが、いかがでしょうか?

    「あの仲間と楽しく働きたい。」「この店での経験が自分の人生にとってプラスになるかもしれない。」と感じて応募してきてくれるスタッフとの関係を築くことができれば、簡単にはお店を辞めることはありません。
    そういったスタッフは、お客様からの評価も高く、結果として売上も利益も伸ばしてくれます。
    スタッフを辞めさせないことが最大の採用活動と言えます。

    また、テンポスグループでは飲食店のスタッフ採用のサポートも行っております。

    飲食店の人材紹介・人材派遣・求人広告などを専門に行っている「ディースパーク」がございますので、是非ご相談下さい。

    ディースパークの詳細を見る

  • 飲食店の集客につながるイベント開催のポイント!

    飲食店の集客につながるイベント開催のポイント!

    飲食店の経営って難しいですよね。どんなに美味しい料理を用意してもお店に来店してくれるきっかけを作らないとお客様は来店してくれません。
    集客のための取り組みはたくさんありますが、「イベント」を開催することもその取り組みの一つです。

    飲食店で「イベント」を開こう!と思っても、実際に何をしたらいいかを考えるのは大変ですよね。
    そこで、今回は飲食店でできる「イベント」をいくつか紹介します。

    お店で実施する際のヒントにしてください!

    飲食店でイベントを開くメリットとは

    飲食店でイベントを行うのは、もちろん集客のためです。
    しかしその他にもメリットがあります。

    飲食店でイベントを行うメリットをあげてみましょう!

    ・来店動機に繋がり、集客が見込める
    ・来店したことないお客様にも知ってもらえるきっかけになる
    ・お店のマンネリを防げる
    ・お店や従業員の刺激になり活気がでる
    ・他店との差別化を図れる

    集客以外にもメリットはたくさんあります。
    上記であげたメリット以外にもあるかもしれません。

    飲食店でイベントをやる時期は

    イベントをやる時期は年末年始などのもともと繁忙期の時期にはやらない方がいいでしょう。もともと繁忙期に加えて、イベントをやることで集客してしまうとお店のスタッフが混乱してしまいます。

    お店によっても違いますが、お店の閑散期、もっと集客したい時期にイベントをやるのがいいです。

    イベント開催時にはここに注意!

    お店の閑散期に開催するのはいいですが、スタッフも手薄になっていませんか?東京だとお盆の時期は地元へ帰省する人が増えるので閑散期になりやすいです。そこでイベントをやろう!と考えるかもしれませんが、スタッフも帰省の予定がないか確認してからスケジュールを組みましょう。

    せっかくイベントをやるから来たのに、お店のスタッフが手薄でお店を回せられなかったとなったら元も子もありませんよね。

    お店のオープンにあわせてイベントを開催しよう!

    お店のオープン(開業)にイベントを行えば、お店の注目度が高まること間違いなしです!では、どんなイベントがいいのでしょうか。

    オープン記念「○○を無料でご提供!!」

    実際に何かを無料で提供しても、大半のお客様は本当にそれだけを食べて帰る人はいません。結果、他のメニューを注文してくれますし、1品無料で食べているお得感から、単価の高いメニューを注文してくれるかもしれません。

    なので、「○○を無料でご提供!!」のイベントをやってしまうと、売上が極端に下がると思われてしまいますが、基本的には極端に下がるということはありません。

    それに一度食べてもらい、気に入ってもらえたら再来店にも繋がります。

    無料にするメニューは、思いきって看板メニューにしてみましょう。看板メニューつまりお店が力を入れているメニューの方が、SNSでシェアしてもらえる確率が高くなります。

    お店のオープン(開業)は一度しかないので思いきって「○○を無料でご提供!!」のイベントもやってみましょう!

    もしオープン時はスタッフが少ない、オペレーションが慣れていないなどありましたら、オープンして一か月後とかでもいいでしょう。

    その場合は、オープン時に来てくれたお客様にもチラシや口頭で宣伝しておきましょう。

    お店のコンセプトを押し出したイベント

    コンセプトや世界観がしっかりしているお店だったらそのコンセプトを活かしたイベントをしてみるのはいかがでしょうか。

    例えば、下記のようなイベントはいかがでしょうか。

    店長がピンク好きすぎて壁一面がピンク色のお店だったら「ピンクの服を着てきたら○○サービス」
    これは完全に店長のご趣味ですが、ピンクの壁紙のお店にピンクの服でいったらSNS映え間違いなしです。イベント後にSNSでお客様が投稿してくれやすくなるのでお店の宣伝になります。

    お店の名前が「居酒屋 たなか」だったら「たなかさんがグループにいれば10%OFF」
    これは店名に名前が入っているお店ならぜひやってみていただきたいイベントです。このイベントのメリットは、たなかさんがたなかさんではない人も誘って一緒に来店してくれることです。その逆もしかり、たなかさんではない人がたなかさんを誘ってお店に来店してくれます。

    オープン時にイベントをやるメリット・デメリット

    オープン時にイベントを行うメリットは下記になります。
    ・お店の周知がしやすい・注目を集めることができる
    ・実際の来店に繋がりやすい
    ・お店のコンセプトやウリを知ってもらえる

    逆にオープン時にイベントを行うデメリットは下記になります。
    ・無料や割引での提供期間が長いと安売りのイメージがついてしまう
    →イベントは期限を決めて行いましょう。また何日まで限定なのかきちんと伝わるように宣伝をしましょう。長くても2週間くらいがよいでしょう。

    ・予想を越える来店客数になるとオペレーションが回らなくなる可能性がある
    →オープンスタッフだとオペレーションが回らなくなり、クレームになってしまう可能性もあります。事前研修をしっかりと行いましょう。

    ・事前の告知をしないといけない
    →オープン前にチラシやSNS、店頭での声掛けなどで宣伝しないとせっかくイベントを開催しても来店に繋げることはできません。

    周年でイベントを開催しよう!

    お店が長く続けられるのもいつも来てくれるお客様がいるからです。お店の記念日に周年祭を行うのはいかがでしょうか?

    お客さんに感謝を伝えるイベント

    常連のお客様、新規のお客様どちらにも「来てくれてありがとう」と伝えたいですよね。いつも退店時に「ありがとうございました。」などの声掛けはしていますが、イベントとしてもっと「ありがとう」を伝えたいという方におすすめのイベントです。

    1.メッセージカードを会計時にお客さんへ渡す
    同じメッセージを書いておいて渡すのもいいですが、せっかくならお客様それぞれに手書きで書きたいですし、自分が貰って嬉しいのも手書きで自分だけに向けたメッセージですよね。

    このイベントを行うことで接客スタッフは意識してお客さんとマニュアル以外の会話をするようになります。そうすることで、お店に来てくれたきっかけや、料理の感想などを聞くことができます。

    実は誕生日や記念日などの特別な日に来てくれているかもしれません。そんなお客様がいたら、「おめでとうございます。」と声をかけると思います。特別なサービスでなくても「おめでとう」と言われるだけでお客様はお店にいい印象を持ってくれます。

    気に入ってもらえたらまた記念日に来てくれるかもしれないし、普段の日でも来てもらえるようになるかもしれませんね。

    2.周年祭限定の特別メニュー
    ちょっと良い食材を使ったスペシャルメニューを作って食べてもらう企画です。
    事前に宣伝しておけば、常連さん以外のお客様も「このメニューを食べに来たい!」と思ってもらうことができます。

    この場合、原価は高くなってしまっても仕方ありません。
    あくまで集客メニューなので利益が少なくても、持ち出しにならない程度の価格帯を設定します。
    特別メニューで来店してもらったら「また来たい!」と愛されるお店のサービスをしてください。

    3.お店のロゴ入りノベルティを渡す
    せっかく渡すなら実用的な物にして、使ってもらえるようにしましょう。お店のロゴを入れておけばそれだけで実は宣伝効果になります。

    ノベルティといっても種類はいろいろありますが、今ならマスクケースとエコバッグなども面白いですね。会社や大学が近くにあればボールペン、スナックやバーなどで喫煙可のお店であれば、ライターのノベルティも面白いです。

    ボールペンやライターなどは人に貸す機会があるので、受け取った人の周りの人にもお店の存在を知ってもらうことができます。ノベルティを作成する際はお店のロゴや店名が分かりやすいようにデザインして、お客様自身にお店の広告塔になってもらいましょう!

    イベント開催が決定したらお客さんに宣伝しよう!

    いざイベントを開催してもお客さんが来てくれないと意味がありません。開催することが決まったら必ず前もって宣伝しましょう。

    ポスター・チラシで宣伝しよう

    ポスターを店内に貼っておけば、直近でお店を利用した人にイベントがあることを知ってもらえます。また、貼るだけでなく注文を伺った時や、お会計の時に「いつにこんなイベントがあるので良かったら来てくださいね。」と声をかけましょう。

    テンポスではポスター・チラシの作成も行っております!ポスター・チラシを作りたいと思っている方はぜひお気軽にお問い合わせください。

    詳しく話を聞いてみる

    誰だって主催者から誘われていないパーティーには行きませんよね。けど主催者から誘われたパーティーなら予定を確認して判断すると思います。お店は主催者になるのでどんどん声をかけて行きましょう。

    SNSで宣伝しよう

    お店のSNSがあれば活用しましょう!
    Instagramであれば、通常の投稿だけでなくストーリーズを使ってみましょう。
    またハッシュタグ検索に強いので投稿の際は、「#蒲田グルメ」のようにお店のエリアを付けた投稿にしてみてください。

    Twitterはシェア機能があるので拡散力が強いです。「友達を誘ってくてください!」などの一言を添えるとシェアしてくれる確率が高くなるかもしれません。

    Facebookは文字数制限がないのでイベントの詳細を文字で伝えることができます。

    SNSをどんな風に活用していけばいいか分からない、お店の営業で忙しくてSNSまで手が回らない、そんな時はテンポスにお任せください!InstagramとFacebookの運用をサポートいたします!

    詳しく話を聞いてみる

    まとめ

    いかがでしたか?オープン時や周年祭などお店でイベントを行ってみてはいかがでしょうか。

    クーポンを活用したい方はこちら

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  • そば・うどん屋開業時の厨房レイアウトのポイントをご紹介!

    そば・うどん屋開業時の厨房レイアウトのポイントをご紹介!

    厨房を配置する際には、厨房内のレイアウトがとても重要となってきます。
    厨房レイアウトは後での変更が難しいため、作業効率が良く生産性の高いレイアウトをしっかりとシミュレーション行って決めるようにしましょう。

    厨房レイアウト

    厨房のレイアウトによって、作業効率・生産性が大きく変わってきます。
    しかし厨房区画内の設備やり直しは、後でやり直しがききません。
    限られた厨房スペースを有効に使うためには、余計なものを省き、メニューに必要な機器を最低限揃えることが大切です。

    厨房レイアウトを内装業者や厨房屋などの業者に全て任せっきりにして、後悔している飲食店様は数多くいらっしゃいます。
    どなたにも、自分流のやり方や動きやすい動線、使いやすい位置などがあるはずですので、イメージを重ね、使いやすいレイアウトを作ることが重要です。

    繁盛店を研究するなどして、生産性が高く効率の良い厨房を目指しましょう。

    種類

    まず、厨房の種類についてご紹介します。
    一般的な厨房として、次の3種類が挙げられます。

    ・オープンキッチン
    ・クローズドキッチン
    ・セミオープンキッチン

    それぞれ特徴や、お店の業種との相性もありますので、メリットやデメリットも考慮しながら決定しましょう。

    オープンキッチン

    オープンキッチンの特徴は客席から厨房内が見え、調理している姿が見えることです。
    昔から親しまれてきた厨房の形態ともいえます。
    調理する様子を間近で見ることができるので、香りや音などエンターテイメントとして楽しむ事ができます。

    また、調理過程をオープンにしておくことで、お客様に安心感を与えることもできます。

    メリット
    ・厨房と客席が近い為、少人数のスタッフで開業できる
    ・お客さんとの会話が生まれるので、リピーターが増えやすい
    ・調理過程を楽しんでもらえる
    ・料理の準備や提供のタイミングがとりやすい

    デメリット
    ・キッチン内のディスプレイや見栄えにも気を遣う
    ・初期投資が高くなる
    ・客席のお手入れが大変になる
    ・新人スタッフへの教育がしにくい

    クローズドキッチン

    クローズドキッチンは客席から厨房内が見えない形態です。
    そのため、客席の照明を落として雰囲気を作り出すこともできるフレンチレストランや、イタリアンレストランでは多く見られる形態です。

    厨房と客席を完全に区切ることで、お客さんは食べることや一緒に来店した人との時間を楽しむことに集中できます。

    メリット
    ・厨房のことを気にせず、客席の雰囲気を作り出せる
    ・料理人が調理に集中できる
    ・調理中の汚れが厨房の外に出ていきにくい
    ・厨房内の設備にこだわらなくても、客席の雰囲気を損なわない
    ・新人スタッフへの教員が実践の中で行える

    デメリット
    ・料理ができてから運ぶまでに時間がかかる
    ・料理を出すタイミングが分かりにくい
    ・料理を運ぶスタッフが必要になる 
    ・厨房内の整理整頓が疎かになりやすい

    セミオープンキッチン

    セミオープンキッチンはオープンキッチンとクローズドキッチンの長所をいいとこ取りした形態です。
    完全にオープンするのではなく、厨房の一部だけをお客様から見えるようにしたり、空間の区切りをガラス張りにしたりするセミオープンキッチンスタイルのお店が増えてきました。

    メリットは多いですが、両方のデメリットも多少引き継いでいるため、セミオープンキッチンを採用する場合は、店舗のコンセプトをしっかりと考えましょう。

    パターン

    厨房は、お店の顔となるメニューを生み出す場所です。
    メニューの内容によって、「限定型」と「フルライン型」の2つに分けることができます。

    限定型

    こちらは、限られたメニューに特化している厨房です。
    ラーメン店やハンバーガー専門店などでよく見られるスタイルで、居抜き物件の場合、前の店舗が限定型だと、改修工事が必要になる可能性があります。
    同じ業態で営業する場合は、工事にかける費用を安くおさえられるでしょう。

    フルライン型

    さまざまな業態に対応可能なため、レストランや居酒屋など多くの飲食店で使われている、基本のスタイルです。
    店舗の規模やスタッフの数などによって、必要な厨房機器を選定・配置しましょう。

    スタッフの少ない飲食店で広すぎる厨房にしてしまうと、無駄な動きが増えたり、客席を狭くした分の売り上げを落としたりすることに繋がることもあり、反対に厨房を狭く作ってしまったために、スタッフを増員した際に効率が落ちてしまうこともありますので、気をつけましょう。

    まずはお店の規模、スタッフの人数、提供するメニューについて計画立てをしてから、レイアウトを決める必要があります。

     厨房機器設置ポイント

    厨房のレイアウトが決まったら、厨房機器の配置場所を決めましょう。
    厨房機器の配置次第で、作業効率をさらにアップさせることができます。

    食器棚

    食器を収める棚は、頭がぶつからず、手が届く高さに配置しましょう。
    155~170cmほどの高さに食器棚を配置すると、作業の邪魔にならず、取り出しやすくなります。

    調理機器

    包丁は安全で取り出しやすい場所に配置し、使用頻度が高いまな板を置くためのスペースも確保しましょう。
    忘れてしまいがちなのが、フードプロセッサーなどの電化製品を使うためのコンセント位置です。
    コンセントに水が跳ねると漏電し危険なため、防水仕様のコンセントを用意しましょう。

    熱機器はなるべく1ヶ所のダクトフードにまとめて設置することで、ダクト工事費用を安く抑えることができます。
    調味料の置き場所は、手の届きやすいところに配置することが必要です。

    基本的なことですが、これらを確実におさえることで、食事の提供スピードも変わります。
    細かい箇所までこだわりを持って配置しましょう。

    ディッシュアップ台

    配膳をするためのディッシュアップ台は、料理を提供するための動線と下膳するための動線がぶつからないように、一方通行になるように配置しましょう。

    複数の料理を同時に配膳できる広さがあると時短に繋がります。

    洗い場

    フライパンや鍋釜を洗うシンクの大きさは、狭すぎない広さを確保しましょう。
    洗い場は、食洗器用と洗い用と、それぞれに湯沸かし設備があると便利です。

    下げたお皿などをためておくためのスペースも、きちんと確保しましょう。
    閉店間際に洗い場が食器で溢れかえらないよう、十分なスペースが必要です。

     まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    厨房のレイアウトの種類やポイントについてまとめました。
    後からの変更がききませんので、妥協せず、効率を重視したレイアウトにしましょう。

    テンポスでは、そば・うどん屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    そば・うどん開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

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  • 飲食店に必要なSNS集客!SNSを利用する際の注意点

    飲食店に必要なSNS集客!SNSを利用する際の注意点

    今よく耳にするSNSは飲食店の集客にも多く使われるようになりました。

    実際にSNSを使って集客を始めるにはどのような部分に注意してどのような内容を配信すれば良いのか詳しく説明してきます。

    飲食店のSNS集客の必要性

    他にも色々と集客方法がある中でなぜSNSが話題になっているのか、SNS集客にどのようなメリットがあるのかについて説明していきます。

    チラシやポスターとはどう違うのか

    飲食店の集客方法にはポスターやチラシもよく使われています。
    それらとSNSはどのように違うのでしょうか。

    1つ目は紙媒体よりもたくさんの人に見てもらえるという点です。
    ポスターやチラシにも近隣で働いている人や住民に見てもらえるという利点がありますが、SNSでは様々な地域、媒体によっては世界中の人に見てもらうことができます。

    2つ目に費用を抑えて集客ができるという点です。
    SNSはほとんどが無料で使うことができます。コンサルティングなどを付けずに自分たちで運用すれば無料で活用することが可能です。

    SNSではどんな集客効果が見られるのか

    ではSNSではどんな集客効果が見られるのか。
    先ほど話したようにSNSではどこでどのような人に見られるかわかりません。
    きちんとターゲットを決めて活用すれば来てほしいお客さんへの集客効果が見込めます。

    SNSの種類について

    そんなSNSにはたくさんの種類があります。
    それぞれにどんな特徴があり、どのように活用するのがいいのか説明していきます。

    SNSの種類

    飲食店によく使われているSNSは主に4種類あります。
    Instagram、Facebook、Twitter、LINEの4つになります。

    それぞれの特徴

    Instagram

    まずはInstagramです。
    Instagramは若者を中心に利用されているSNSです。利用している人の年齢層は10~30代が半分以上を占めています。しかし最近では40代以上のユーザーも増えてきており今後も大きくなっていくSNSになりそうです。

    Instagramは写真の投稿がメインになるため料理の写真やお店の雰囲気をアピールしやすいです。更にハッシュタグで最寄り駅や地名で地元の人にアピールすることも出来ます。

    Facebook

    続いてFacebookです。Facebookは反対にユーザーの年齢層が高く、最もアクティブに利用しているユーザーは30代後半~40歳以上です。そして実名で登録しているユーザーが多くビジネスシーンでよく使われています。

    Facebookでは年齢層が高めの方をターゲットにした客単価が高めな飲食店が始めるとアピールしやすいでしょう。また他のSNSと比べて制限少なく自由度が高いというのも特徴の1つとして挙げられます。

    Twitter

    次にTwitterです。Twitterは幅広い年齢層に使用されているSNSです。世界中で今どんなことが起きているのかというリアルタイム性が大きな特徴です。

    他のSNSに比べて「リツイート」という機能があるため拡散力があります。そのためプレゼント企画に使う飲食店が多く見られます。

    LINE

    次はLINEです。LINEは個人間でのやり取りが多いため飲食店の集客のイメージがあまり湧かないですが大事なツールの1つです。ユーザー数が圧倒的に多く、全年代で約8割が利用しているメディアとなっております。

    LINEは不特定多数のターゲットに配信をするわけではなく、アカウントを登録してくれた人に配信することができます。クーポンやイベントの最新情報をお客さんに直接送ることが出来ます。そのためリピーター対策に最適です。

    SNSを始める際の注意点

    とても便利なSNSですが始める際は注意も必要です。
    どんなところに注意が必要か説明していきます。

    配信する際の注意

    配信する際の注意点です。まずは配信する時間帯です。
    TwitterやInstagramなどの不特定多数の人が見るSNSでも当てはまりますが、特にLINEのように直接お客様に連絡をするようなツールは配信時間に注意が必要です。

    早朝や深夜等お客様が寝ていると思われる時間帯での配信は控えましょう。
    見てもらえない可能性が高いというのもありますが、それだけではなくクレームにもなりかねません。お店に来てもらいやすくするためにお昼や夜のご飯時に配信するようにしましょう。

    次に注意するポイントは内容についてです。
    当たり前ですが誤った内容を配信しないようにしましょう。
    配信してしまった際には出来るだけ早く訂正とお詫びの内容を配信するようにしましょう。

    SNSには「炎上」と言われる非難や批判が殺到してしまう状況に陥る可能性があります。
    内容を作成する際は特定の人物を否定するような内容や、他の飲食店と比べたりする内容、人種差別などは配信しないように気を付けましょう。

    また炎上商法と呼ばれる、あえて炎上させて有名になるという方法がありますがおすすめできません。お店のいい情報を広めるためのツールなので、悪い情報がネット上に拡散されてしまっては意味がありません。

    SNSへの反応についての反応

    SNSへの反応についてです。
    今回ご紹介した4種類のSNSはどれも投稿に「口コミ」や「いいね」を付けることができます。またフォロワー数などの反応もリアルタイムで見ることができます。

    口コミが合った際には必ずこちらからも反応するようにしましょう。
    他の人も見ることが出来る公共の場です。「口コミがあったのに無反応だ」と悪いイメージになってしまう可能性もあります。あまりいい内容ではない口コミでも真摯に対応すれば逆に良いお店だと思ってもらえることもありますので必ず返信するようにしましょう。

    どんな内容を配信すれば良いのか

    4種類のSNSには上記で説明した通りそれぞれに特徴があります。
    特徴を把握してSNSを使い分けましょう。

    ターゲットを決める

    まずはターゲットを決めることが大事です。
    例えばInstagramやTwitterは若者を中心に利用されているSNSになります。
    インスタ映えするカフェや大衆居酒屋など若者をターゲットにしている飲食店にはおすすめのツールになります。

    逆に年齢層が高めなレストランなどではFacebookのほうがターゲットに合っています。
    もちろんInstagramやTwitterがおすすめできないというわけではありません。
    ハッシュタグなどを工夫して、お店に来てもらいたいお客さんにより見てもらえるように工夫しましょう。

    最後にLINEは先ほども説明した通りリピーター対策向けです。
    新規のお客さんではなく来店したことのあるお客さん向けですので、お店にLINEのお友達登録が出来るQRコードを掲載したりして登録数を増やしましょう!

    他SNSのリンクを貼る

    1つ以上のSNSを運用する場合はそれぞれにリンクを貼ることも必ず行いましょう。
    例えばInstagramを見たお客さんがそこからTwitterを見てくれたり、FacebookからLINEのお友達登録をしてくれたり、ということがあります。

    どのお客さんがどの媒体を見ているかわからないので配信の際は必ずリンクを貼るようにしましょう。

    まとめ

    飲食店のSNSを使った集客について説明いたしましたがいかがでしょうか。

    どんなお客さんに来てほしいのかをまず明確にし、そのターゲット層に合ったSNSを活用しましょう。

    テンポスではSNSの更新代行サービスをご案内しております。

    ご自身で更新する時間が無い方や登録の方法がわからない方は是非チェックしてみてください。

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  • 飲食店開業、スタッフの採用や育成は?~採用編

    飲食店開業、スタッフの採用や育成は?~採用編

    アルバイト、従業員といったスタッフ採用は思ったよりも難しいのが現状です。飲食チェーンやその他業種との間で人材の取り合いになりますので、募集の方法についてしっかりと考え、対策をとっておきましょう。

    求人をはじめるのはオープン1ヶ月前と言われています。早すぎて待機する期間が長いと辞退されてしまう可能性がありますし、直前だと充分なトレーニングが出来ません。

    ※正社員採用の場合は、在職中の申込みが大半だと思います。その場合、前職を辞めるための調整期間があるため、早めに募集を開始し(3ヶ月前くらい)、求人広告上には勤務開始日を記しておくようにしましょう。

    採用の必要性は?

    オープンしたて売り上げの見込みがたちにくいものです。また、できるだけ人件費を抑えたいという気持ちも働きます。

    ですが、9割以上の飲食店は、店長1人での運営は困難です。

    飲食店では、営業中最低1人は店にいる必要があります。また、店舗規模によってはホールでの接客担当や厨房での調理担当がそれぞれ必要となるでしょう。家族の力を借りない場合は、スタッフの募集が必須となります。

    売上に応じたスタッフを構えれば、多くのお客様にさらによいサービスと料理を提供できるようになります。かならず売上アップにも繋がります。

    採用するメリット

    1.回転率が高まる

    商品の提供時間が短縮され結果回転率が上がります。特にランチタイムなど回転率が売上直結となる場合はなおさらです。

    2.教育コストがそれほどかからない

    下ごしらえや清掃など技術を要しない単純な作業はどんどんスタッフにやってもらいたいものです。調理についても工程をマニュアル化することにより任せることが可能となります。

    採用したその日から戦力にできます。

    スタッフの人件費

    あなたのお店に必要な人材

    人材は「正社員」「パート(主婦)」「アルバイト(若年)」の3通りです。
    主婦と学生は勤務時間の応じて採用仕分けます。

    これから事業を拡大させていくためには「正社員」も必要です。
    ご自身が店主となられる場合、同じ仕事ができて、店舗運営を任せる人がいることで、ご自身のお休みも確保でき、トラブル発生の場合でも営業を続けることができます。

    ではスタッフを雇った場合、どれくらいの人件費が必要になるのか考えていきましょう。

    雇用形態別賃金目安

    1.アルバイト・パートの場合(目安)

    平均時給は900円~1,100円ほど。 ※地域によって最低賃金が異なるため、地域差があります。
    週5日、1日8時間働いた場合は、月給14万~16万円ほど。
    深夜に営業では時給1,250円~1,400円ほどにアップするため、月給にしておよそ20万~22万円ほど。
    年収で換算すると190万~230万円ほどになります。

    2.社員の場合(目安)

    月給22万~30万円が相場とされています。
    年収はお店の規模や地域によりますが、300万円前後。
    正社員の場合、ボーナスは平均で50万円ほどのことが多いようです。

    飲食店の人件費の考え方

    コストでメインになるのは食材費と人件費です。人件費は売上の3割以内でまかなうのが理想とされています。
    この割合は業種にもよります。サービス主体のナイト系などは高くなりますし、食材勝負の鮮魚や肉を扱う業態では低くなります。

    目安は食材費+人件費で6割が目安になります。
    一般的な採用コストは(月)
    アルバイト:数万円~10万円程度
    社員:25万~50万円程度

    スタッフ採用のスケジュール

    開店日が近づいてくると、どうしてもバタバタしてしまうものです。多店舗展開しているオーナーでさえバタバタされるのですから初めてお店を持たれる方なら尚更です。

    オープン日から逆算しながらスタッフの研修期間を決め、研修スタート日までに人材が揃うようにスケジュールを組みましょう。

    募集開始の目安

    1.アルバイト・パートの場合

    オープニングスタッフの募集はオープン日の30日前くらいを目安とします。
    なかなか人が集まらなかったり採用者が少ない場合は、途中で計画を見直して再度募集を掛けてみてください。

    早めにスタッフが決定した場合は、オープンまでの研修期間や研修場所の情報をきちんと伝える配慮が必要です。アルバイトやパートの方にとって無収入の期間があるのは辛いものです。研修期間や開店準備手伝いなどで少しでも手当をつけてあげるとよいでしょう。

    なお、すでにお店がある場合は、オープン準備期間にも研修場所が確保できるため、早めに採用しても構いません。

    2.正社員の場合

    正社員の採用はさらにタイミングに注意しましょう、目安は2~3ヶ月前ほどでしょう。

    在職中の方を採用する場合は、退職時期の調整期間が発生するため、採用直後に入社というわけにはいきません。求人広告上には勤務開始日を書いておくと採用活動がスムーズに進むでしょう。

    飲食業界は人手不足と言われています。求人の募集期間には余裕を持って、一定期間を過ぎても決まらない場合は、条件を良くするなどの再考も必要です。

    募集方法

    求人を出す際は働き手の目線に立ち、どのような職場なら働きたいかを考えて掲載する必要があります。
    時給以外にも店舗の持つイメージ、制服、まかない(特に学生にとっては)なども決め手となります。
    スタッフの募集は思ったよりも難しいかもしれません。

    雇用条件や雇用形態の決定

    1.時給や月給の決定

    スタッフの給与は、各都道府県の最低賃金をクリアしておく必要があります。周辺の店舗よりも低い給与ベースにしてしまうと、他店に応募を奪われてしまうことになります。同エリア・同業態の飲食店の給与レベルをチェックした上で、給与額を決めるようにしてください。

    正社員の場合、給与は低めですが休日数が多めの勤務スタイルも人気があるため、給与だけではなく採用条件も検討します。

    事前準備

    ・地域の給与の相場を調べる
    ・売上予測や利益予測から時給や月給を決める
    ・シフトのシミュレーション
     平日、休日の昼と夜に何名必要か
    ・採用基準を決めておく
     お店のコンセプトやターゲットとする客層に合うかどうかの採用基準

    求人手段

    採用すべき職種や人数が決まったら次は求人広告を出します。
    アルバイト募集の手段は店頭チラシ、求人誌への掲載などもあります。

    都道府県、エリアによって求人掲載サイトの向き不向きが分かれますので、資料請求や打ち合わせを行い求人掲載費用と効果を比較しましょう。

    募集広告の種類

    1.店頭掲示

    費用:無料
    特徴:広く訴求はできないが、すぐにできる

    店舗の工事が始まったタイミングで、「オープニングスタッフ募集!」の告知をして募集します。
    手書きでも良いので、ポスターを1枚用意するだけですので手間や費用が掛かりません。
    しかし、この手段だけでは必要な期限までに応募がない可能性があります。
    他の方法と併せて実施するのがよいでしょう。

    オープン後は、店舗入り口、トイレやレジ付近など目に触れやすい場所に貼りましょう。お客様の場合は店の雰囲気をある程度知った上で募集されるので欲しい人材が見つけやすいです

    2.ソーシャルメディアの活用

    費用:無料
    特徴:求人率は低いが、すぐにできる

    SNS(フェイスブックやツイッター、インスタグラムなどの)もオープン前にお店のアカウントを作り拡散する事で有効な手段となります。店頭にQRコードを貼りだすなど露出していきましょう。

    無料で利用できるメリットもあり、若いスタッフの求人募集には向いています。

    3.求人情報誌・求人アプリへの掲載する

    費用:期間やプラン次第
    特徴:地域、サイトによって効果はまちまち

    求人情報誌には、新聞折込、フリーペーパー、インターネットサイト、求人アプリなど多種多様な媒体があります。アルバイトやパートの募集には、不特定多数の人に情報を届けられる求人情報誌や求人アプリは効果が大きいと言えます。

    地域やサイトによって効果が出やすい媒体が異なってきます。資料請求や打ち合わせを行い求人掲載費用に関しての費用対効果を考え比較検討しましょう。

    無料掲載のものもありますが、有料掲載の求人誌の掲載費用は、マスの大きさなどにもよりますが数万円から10万円以上かかる場合もあります。

    社員募集の場合は、掲載が長期間になる分、費用がかさみがちです。

    ここ最近ではWEB媒体、スマホアプリ、LINEなどを通じての応募の比率がとても高くなってきています。
    アルバイトは若い人が応募してくる可能性が高いので、前述の媒体を上手く活用しましょう。

    学生向け、主婦向け、飲食業界希望者向けなど、さまざまな特性に特化した求人情報誌・求人アプリがあるので、欲しい人材のターゲットに応じて使い分けると良いでしょう。

    4.公共職業安定所 (ハローワーク)

    費用:無料
    特徴:競争率が高い

    社員募集に向いているのはハローワークや人材紹介会社です。ハローワークでの募集申し込みは、店舗住所を管轄するハローワークで行います。希望すれば、ハローワークのWEBサイト上にも公開してもらえます。

    ハローワークは公共サービスですので、なんといってもメリットは利用料金が無料というところです。
    デメリットは、求人費用がかからないため利用する会社が多く、競争率が高い点があります。

    また、掲載や選考に時間がかかることや、掲載できる情報が少ないため希望する人材が集まらない可能性もあります。
    近くにない場合は難しいかもしれませんが、頻繁に行って担当者に相談してみるのも手法のひとつです。

    5.人材紹介会社

    費用:採用した月収の2~4か月分
    特徴:職人さんなど経験者の採用時に有効

    社員募集には人材紹介会社の利用も有効です。人材紹介会社は求人側の希望に合わせた人材を探して紹介してくれるというメリットがあります。成功報酬型なので紹介された人材を採用したときに料金が発生します。料金の相場は、採用した人材の月収の2~4か月分です。

    正社員や店長候補など、コストを掛けてでも良い人材が欲しいポストを募集する場合は利用を考えてみるとよいでしょう。良い人材が取れれば決して高い募集費ではないはずです。

    6.オープンの告知チラシに募集の案内を入れる

    費用:枚数や配布方法、掲示場所によって様々
    特徴:多くの目には留まりやすいが効果はまちまち

    駅や街中に掲出する広告や、地域に配布するチラシに、「オープンニングスタッフ募集!」の文字を加えてみるのも一つの方法です。

    たくさんの方の目につくので、求める条件にあてはまる人材からの応募が期待できます。デメリットは、広告の制作や掲載に費用がかかることと、オープン直前の募集ですので時間的なリスクがあることです。

    7.近隣の学校などに協力を仰ぐ

    ホールのスタッフなど学生でも始めやすい仕事内容であれば、近隣の学校に求人の情報を掲示させてもらうことも考えましょう。学校に貼りだされている求人なので学生側も信用でき、応募率がかなり高いのがメリットです。
    ただしテスト期間などシフトを調整する必要もあります。

    8.知人から紹介してもらう

    知人などから直接紹介してもらう方法もあります。よく知っている人からの紹介であれば、経歴や人柄などを事前に知ることができるという大きなメリットがあります。

    求人する際の工夫

    募集要項には、興味を持った人へどんなお店なのかをイメージしてもらう必要があります。

    募集要項に必ず記載したい項目

    ・店名
    ・開店予定日(工事などで遅れそうな場合は注意書きを追加)
    ・募集する人材(社員/アルバイト/パート・・・)
    ・職種(接客〇人/調理〇人・・・)
    ・労働時間(10:00~14:00・・・)
    ・給与/時給(〇〇〇〇円以上/22時以降〇〇〇〇円以上・・・)
    ・待遇(ユニフォーム貸与、まかない付・・・)
    ・住所
    ・面接場所
    ・電話番号
    ・募集受付期間
    ・担当者名
    ・店舗の外観orイメージ写真

    そのほか、掲載すると良いこと

    ・経験の有無や年齢の幅
    ・お店の特徴をアピール
    ・オーナーや一緒に働くスタッフの写真
    ・年末年始の休暇や夏季休暇などの勤務条件(帰省で人数確保が難しい時期ですが、優遇すると集まりやすいです)など情報はできるだけ詳しく記載
    求職者に店をイメージしてもらうため、情報はなるだけ詳しく記載しましょう

     例としては
    「調理スタッフ〇人、接客スタッフ〇人」
    「22時以降 〇〇〇円時給UP!」 
    「未経験者歓迎!」
     などです。

    オープンスタッフ募集時の工夫

    オープン前には、内装工事が終わっていなかったり、メニュー撮影が完了していなかったりと、求人広告に掲載する画像が用意できない場合がほとんどです。

    その場合は、以下のような対策をとりましょう。

    ・内装の完成予想図(デザインのラフなど)を掲載する
    ・姉妹店があればその店の写真をイメージとして掲載する
    ・店のコンセプトやメインとなるメニューを紹介する
    ・制服があればデザインの掲載する
    ・オープニングならではの魅力をアピールする
    ・同期スタッフが多いので、みんな同じスタートラインから仕事をはじめることができる
    ・イチからつくりあげていくクリエイティブな喜びがある
    ・オープニングを体験することは将来独立する時に役立つ

    なかなか決まらない場合の対策

    なかなか応募がなかったり、採用が決まらない場合は、途中で追加募集をかけましょう。

    ある程度期間を過ぎても決まらない場合は、求人掲載を増やしたり、採用条件を良くするなどの検討も必要です。

    まとめ

    オープニングの採用活動についてまとめましたが、いかがでしょうか?

    「あの仲間と楽しく働きたい。」「この店での経験が自分の人生にとってプラスになるかもしれない。」と感じて応募してきてくれるスタッフとの関係を築くことができれば、簡単にはお店を辞めることはありません。

    そういったスタッフは、お客様からの評価も高く、結果として売上も利益も伸ばしてくれます。店が軌道に乗ってからはスタッフを辞めさせないことが最大の採用活動と言えます。

  • 焼き鳥屋開業は儲かる?焼き鳥屋開業のメリット・デメリットを解説!

    焼き鳥屋開業は儲かる?焼き鳥屋開業のメリット・デメリットを解説!

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    ※開業に関して少しでも興味がある方におすすめ!「メインコンセプト・だれに・どこで・いくらで・いつ・何を・なぜ・だれが・どのように」の9つの項目を簡単に整理できる「開業コンセプトシート」と「記入例」を「無料」でダウンロードできます。

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    「開業コンセプトシート」はこちらからダウンロード

    (※上記ボタンをクリックし、ぜひダウンロードして活用してください!)

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    この続きをみるには

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    【人気の記事】目的を明確化し、店の成長につなげる! 戦略的会議のススメ
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

    下記URLでは、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。
    合わせてチェックしてみてください。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!全国10地区版の「食品衛生責任者取得に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

    ダウンロードは下記10地区のご希望の記事リンクをクリックし、該当記事上部からダウンロードしてください。

    【北海道地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/9406

    【東北地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/9441

    【関東地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/9341

    【甲信越地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/9401

    【北陸地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/9449

    【東海地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/9396

    【近畿地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/9384

    【中国地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/9409

    【四国地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/9420

    【九州・沖縄地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/9391

    テンポスドットコムHP

    お問い合わせはこちら

    ▼テンポスではフランチャイズでの開業支援も行っております。まずはお気軽にご相談ください

    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

  • そば・うどん屋開業時に必要な機器・家具・食器とは?選び方をご紹介!

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    そば・うどん屋を開業時に必要な厨房機器、調理道具、家具、食器などをご紹介!
    あなたのお店のコンセプトに合ったものを選びましょう。

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    厨房機器

    厨房機器は設備の中で多くの資金を必要とします。
    搬入したら「サイズが間違っていた!」というようなことがないように、しっかり確認して購入しましょう。

    熱機器

    まず熱源をガスにするか電気にするかを決めます。
    ガスの場合は、プロパンガスか都市ガスかの確認をしましょう。
    都市ガスの場合は12A・13Aなどもあわせてご確認ください。

    そば釜・うどん釜

    かまどに置いて使用します。
    底が丸く、胴のまわりにつばをつけた形になっており、鉄やステンレスや熱効率の良いアルミの素材も一般的です。
    点火はマッチで点火棒に火をつけ種火、バーナーに点火します。
    お客様を待つ間は、種火だけの燃焼で待機します。

    フライヤー

    ・据え置きタイプ
    揚げ物メニューがあるお店は、スタンダードな据え置きタイプを導入しましょう。
    揚げ物メニューがよく出るお店では、13Lタイプや、一斗缶を全て使い切れる18Lタイプがおすすめです。
    スタンダード型は、コックをひねるだけでフライヤーの下部の油缶(フライヤーの付属品)に油を排出できます。
    ※毎日使用する場合、油の交換目安は2,3日です。

    ・卓上タイプ
    コンパクトタイプでヒーターユニットを取り外して掃除ができます。
    油の交換は、電源を切り、油の温度が下がってから行ってください。
    機器によって変わりますが、一般的な油の容量は約7Lです。

    ・注意点
    隣にシンクがあると、水が入ってしまった時に油が飛び跳ねて大変危険です。
    付属の油切板を取り付けて、シンクとの距離をあけるようにしましょう。
    水洗浄した後も、完全に乾かした後に油を入れて 油の飛び跳ねの原因を防ぎましょう。
    電気タイプの場合は、タコ足配線にならないように注意してください。

    鋳物コンロ

    大きさ、火力などたくさんの種類があります。 ガスホースをつなぎますので設置場所は自由です。
    大きい寸胴を使用する時は、低めの台に設置すると中も見やすいです。

    ・羽根の有無
    「羽根つき」の場合、炎が斜め45度に出て、目詰まりしにくいというメリットがあります。
    「羽なし」の場合、鍋の平底に効率よく炎が当たるように設計されているので、炎がまっすぐでます。

    ・種火の有無
    「種火あり」はバーナーから常に火を出している状況にすることができます。
    長時間使用する場合に向いているので、常に煮炊きする場合は、「種火あり」がおすすめです。
    「種火なし」はチャッカマンやライターなどで都度火を付けるタイプです。
    一般的に「種火なし」の方が比較的安価で、需要も高いです。

    ・注意点
    不完全燃焼の可能性があり、一酸化炭素中毒の危険がありますので、コンロのサイズ以上の鍋を使用しないでください。
    最大使用可能鍋直径を、必ず確認しましょう。

    ガステーブル・ガスレンジ

    ・外管式
    外管式はヘダーにノズル付のガス栓があり、そのガス栓を手動で空けて点火します。
    自動消火の安全装置はついていませんが、コックで火力調整することができ、火加減の微調整が可能です。
    昔ながらのタイプで、着火は着火棒やチャッカマンで手動でつけます。
    ガスレンジの下部のガスオーブンは、自動で温度設定はできませんので、オーブン用の温度計など使用してください。

    ・内管式
    内管式は圧電点火式で、つまみを回すと自動的に点火します。
    安全装置が装備されているものがほとんどですが、火力調整はポジションごとに異なっており、外管式のような火力の微調整はできません。

    下部のガスオーブンは、100℃~350℃での温度設定が可能です。
    庫内の熱風をファンで循環させるコンベクションタイプもあり、 料理をムラ無く短時間で調理できるメリットがあります。

    ローレンジ・スープレンジ

    大きな寸胴を使った調理がしやすいよう、ガスコンロの高さが低く設計された業務用レンジです。
    大きいサイズの鍋が置けるよう強度・耐久性が考慮されています。
    また、超強力な強火がでるようになっているので、大量のつゆを一気に温めることができます。
    バーナーは、目詰まり防止構造により、煮こぼれによる立ち消えもなく安全です。

    炊飯器

    ・電気
    使い勝手が良く、オーソドックスです。
    3升タイプは通常のコンセントでなく、200Vの電源が必要です。
    ~2升については、家庭用と使い方は変わりません。
    炊飯してから保温するまでを1台でまかなうことができます。

    ・ガス
    表面はしっかり、中はふっくらおいしく炊けます。
    ガス栓があり、フードの下に設置する制約があります。
    基本的に保温はできないので、保温ジャーが別途必要ですが、1升~2升はジャー機能付き商品もあります。

    ・保温ジャー
    炊きあがったご飯を保温するための商品です。
    ガス炊飯器には、基本保温機能はついていないため、ガス炊飯器にて炊いたご飯は保温ジャーに移し替えて保温するのが一般的です。

    冷機器

    冷蔵庫

    冷蔵庫の目的はある程度の期間を冷やしながら保管することです。冷蔵ショーケースに比べ密閉性が高く、細かな温度設定も可能です。
    扉を開けた時でも冷蔵庫の場合は約3分、冷凍庫の場合は約6分で元の設定温度に戻る様に設計されています。

    ・強制対流式
    業務用冷蔵庫の大半は強制対流です。
    冷却器で作られた冷気をファンで強制的に循環させて冷やすため、冷却能力が高いのが特徴です。
    扉を開けた時に庫内の冷気が一気に流れ出てしまうため、庫内の温度が上がりますが、短時間で元の設定温度に戻る様に設計されています。
    扉の開閉が多いお店は強制対流のタイプをお選びください。

    ・自然対流式

    庫内の背面に冷却板があり、この冷却板の冷気が自然な空気の対流によって庫内温度を下げる方式の冷蔵庫です。
    直接食品に冷気が当たらないことから、食品が乾燥しにくいため鮮度保持には優位といえます。
    また、ファンを使わないため運転音が静かです。
    強制対流と比較すると価格は安価ですが、冷却能力が低く、庫内温度にムラが生じやすいです。
    ドアの開閉をあまり行わないようなお店や、補助的な使用、ドリンクの保管に使うことをおすすめします。

    ・注意点
    レイアウトの際には、冷蔵庫のユニット(コンプレッサー)と熱機器は極力離して置きましょう。
    機械下部にあるトラップからホースを使って排水溝へ流すため、近くに排水が取れる場所がベストです。
    排水溝が近くにない場合は排水工事が必要となる場合もあります。
    排水設備がない場合は、オプションの強制蒸発皿を付けるか、バットなどの受け皿を使用するなどの対処ができます。

    バットで受ける方法は衛生的ではありませんのでご注意ください。
    必ず一日に一回程度、受け皿の確認をするようにしてください。
    フィルター掃除を週一回行ってください。

    製氷機

    1日あたりの製氷能力が25kgの製氷機の場合、貯氷量が13kg程度と半分くらいしかありません。
    貯氷量が13kgに達すると製氷機は運転停止の状態になります。
    そのため、一度に大量の氷が必要な場合は製氷能力だけでなく、貯氷量もチェックしてください。
    20席のそば・うどん屋の場合35kgタイプがおすすめです。

    ・アンダーカウンタータイプ
    コールドテーブルや作業台などと天板の高さを揃えることができます。
    天板部分を作業スペースとして使えますので、作業効率が高いです。

    ・バーチカルタイプ
    高さが高い分、省スペースに設置できます。
    氷の取り出しが簡単で、腰をかがめることなく楽に作業を行うことができるタイプです。
    小規模飲食店から中型店まで、幅広く対応しています。

    ・注意点

    氷が山の形に貯まっていくと、落下口を塞いでしまうため製氷運転が停止してします。氷を平らにならすようにして、最大貯水量まで貯められるようにしましょう。

    氷が足りない時の応急処置として、営業開始前に満タンになった製氷機の氷を清潔な袋に移して、冷凍ストッカーで保管しましょう。 設置後は、電源を入れてから60分以内で製氷できます。
    初めはきれいな形にできないので何回か様子を見てください。

    冷蔵ショーケース

    ・小型ショーケース
    温度帯は3度から10度のドリンク専用の冷蔵ショーケースです。
    肉や魚には温度が高すぎるため、保管に使用できません。
    上部が作業台として使えるタイプもあります。

    ・リーチインショーケース
    高さが1900mm程度あるショーケースです。お客様から見える位置に置いたり、カウンター内に置いたりしても演出効果バツグンです。

    ・4面ガラスショーケース
    お客様への商品のアピール力がバツグンです。
    フレッシュさをアピールしながらフルーツジュースやデザートの販売にもおすすめです。
    扉は前面だけでなく、背面も開く機種があり、対面販売におすすめです。

    冷凍ストッカー

    冷凍ストッカーは、ゲンコツ ガラ等 スープ食材 チャーシューなどの肉関連の保存や氷不足時のための製氷機の氷のストックや、冷凍された食材のストックなど重宝されます。
    容量の選び方は、仕入先の定期配送に合わせてどれだけストックしたら良いかを考えておく必要があります。 

    ・チェスト式
    冷気が逃げにくい、扉を上に開くタイプです。
    コンパクトサイズの機種から500Lを超えるサイズまで幅広くあります。
    ストッカーの上部に扉を開けられるだけのスペースが必要です。
    食材を整理しにくい・取り出しにくいという点がデメリットとしてあげられます。

    ・スライド式
    カウンターの下などのように、ストッカー上部に隙間がない場所でも使用が可能なスライド扉です。
    45L~60Lのコンパクトサイズが特徴です。
    デメリットとして食材を整理しにくい・取り出しにくい点があげられます。

    ・アップライト式
    前面の扉が前に開くタイプで、食材を整理しやすく、取り出しやすいです。
    冷気が逃げ出しやすく、大きさに比べ内容量が少ないです。

    ・超低温タイプ
    庫内温度が-60℃以下の製品で、食材の鮮度を長期間保つことができます。
    一般的な-20℃のタイプですと2~3か月が鮮度を保てる期間です。
    -60℃以下では、タンパク質の酵素分解や、脂肪の酸化、微生物の繁殖も防ぎますので1年以上保存可能です。

    ・注意点
    故障の原因となる為、生ものを凍らせたり、水を凍らせたりしないで下さい。
    温度調節を「強」で長時間使用しない下さい。
    温度帯は-20℃前後ですが、庫内表面に霜が付くと冷えが悪くなります。
    霜取りの方法は、運転を停止させ自然解凍させるか、付属のスクレーパー(へら)を使用してください。
    金属製のものや、アイスピックの使用はやめましょう。

    調理道具

    寸胴

    スープ類を作るのに⽋かせないのが⼨胴です。
    寸胴鍋の特徴は、底が平らで熱伝導が良いことです。
    そば・うどん屋でのスープの量は300~500mlが一般的です。
    繁盛店になることを踏まえ、大きめの寸胴を複数用意しておきましょう。

    ・アルミ
    アルミ鍋の熱伝導の良さは、熱が鍋全体に伝わり、鍋の上部と下部で温度差が少なく調理をしやすい点です。
    酸やアルカリに弱いため、食品の長期保存には不向きです。
    耐久性にはやや欠けますので、過熱・空炊きにはご注意ください。

    ・ステンレス
    オールマイティさと丈夫さで、飲食店で最も広く普及しているのがステンレス鍋です。
    多層鋼による熱伝導の改善、軽量化、電磁調理器(IH)の普及により、主流となっています。

    ・モリブデン鋼
    ステンレスの種類にモリブデンが含まれた、高級ステンレス素材です。
    ソース・しょう油・各種タレなどの酸性や塩分が強い液体にも非常に強いのが特徴です。

    濃度計・温度計

    ・塩分濃度計、めんつゆ濃度計
    めんつゆ、だし汁、 醤油、ソース、ケチャップ、たれなどに使用できます。
    実際の味と、測定値との関係を調べ、体調や個人差に左右されない味を確保できます。
    目盛で計測するアナログタイプと、数値で表示するデジタルタイプがあります。
    計測する食材により、自動温度補正機能や防水機能の有無を選択しましょう。

    ・中心温度計
    中心温度計はセンサーを刺す長さに注意しましょう。
    センサーの先端に温度を感知する部分があるので、そこが完全に食材に刺さるようにセンサーの太さの15~20倍を挿入しなくてはなりません。

    ・油酸化計
    油の劣化を計測判断する計測器です。
    正確な交換時期の判断が誰でも可能になり、油の有効活用が可能です。

    家具

    椅子

    ・スタンダードタイプ
    背もたれが無いスツールタイプや和風イスなど、そば・うどん屋は席数確保のためコンパクトタイプが多く導入されています。

    ・スツールタイプ
    背もたれがないので省スペースのお店に最適です。
    木製の角タイプや、金物の丸タイプなど種類も豊富です。

    ・座り心地重視の大きめタイプ
    お客様をゆったり座らせたい、とお考えの方は少し大きめの椅子を用意しましょう。

    テーブル

    テーブルの形には金物脚角ベースタイプや木製棚付き対立タイプなどがありますので、ご自店の雰囲気やコンセプトにあったものを選びましょう。

    ・メラミン化粧板
    色や柄を印刷した化粧紙に、メラミン樹脂を含浸した素材を表面の仕上げに使用したものです。
    そこに合板やMDFなどを貼りつけ、テーブル天板に仕上げます。
    キズ・熱に強く長持ちするので飲食店では70%のシェアがあるといわれています。

    ・集成材
    木材のひき板あるいは小角材を圧縮し、大きな板材に加工したものです。

    ・突板
    突板とは、薄くスライスしたベニヤ板やMDFなどの合板に貼り付けたものをいいます。
    集成材・突板はともに天然木ですので木の風合いを生かしレトロ調・アンティーク調なテーブルに仕上げたいお客様にオススメです。
    ※ただし天然木のためキズ・熱に弱いというデメリットもあります。

    食器

    そば・うどんの盛り付けは、普通の⽫を使うよりそば器を使うことでより⼀層雰囲気が出ます。すのこを引くことで余分な⽔分を落としてくれる役割も果たしてくれます。

    セイロ

    様々な形がありますが、一人前のサイズですと、7~8寸の大きさでの提供がおすすめです。

    ・プラスチック製
    ⼀番お店で使われていますのがプラスチック製です。蕎⻨だけでなく、天ぷらやお寿司の盛り付けも様になります。
    洗い物なども簡単に済ますことができます。⼤量購⼊を考えるなら、安いプラスチック製がおすすめです。

    ・木製
    本格的な⾒た⽬をだしたいのであれば、⽊製がおすすめです。⾃然な⼿触りと⽊の温もりを感じることができます。
    ただし、極端な温度変化に弱いためひび割れやカビに注意が必要です。

    ・陶器製
    陶器製は三つの中で⼀番個性を出しやすいものとなっています。飽きのこない⾊味や質感を楽しむことができます。
    重く、割れやすいため、丁重に扱う必要があります。

    箸の種類は、「割り箸」、「樹脂製箸」、「木製箸」の三種類が一般的です。
    食器洗浄機を使用するお店で「樹脂製箸」、「木製箸」を選ぶ際には、食器洗浄機可能か、耐熱温度は何度かなどの確認をしましょう。

    ・割り箸
    割り箸も様々な材質の違いがあります。比較的安価なものだとアスペンや白樺が一般的です。

    ・樹脂製箸
    「エコ箸」とも言われ、シェアが広がっています。コストなどを考えた上で決めましょう。
    樹脂製箸を選ぶ際は、ノンスリップを選んでください。グリップがしっかりしているものは更におすすめです。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    そば・うどん屋開業に必要な機器や食器などは、様々な種類があります。
    特に厨房機器は何度も買い替えられるものではないので、慎重にサイズなどを確認してください。
    厨房のレイアウトやオペレーションに合わせて、商品を選ぶようにしましょう。

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  • 飲食店開業の物件探しで困っている方必見!物件探しの流れとポイント

    飲食店開業の物件探しで困っている方必見!物件探しの流れとポイント

    これから開業するご自身のお店のコンセプトと実物件のギャップを防ぐためには、事前の商圏調査をしっかりと行う必要があります。
    理想の物件をいち早く紹介して貰うために、事業計画書作成前の早い段階から不動産業者に足を運びましょう。
    良好な関係や人脈を広げることも重要です。

    月商目標は家賃の7~10倍程度です。
    事業計画で設定した、目標月商の1/10以内の物件を選びましょう。

    今回は、立地調査の仕方や立地別の特徴、居抜き物件とスケルトン物件の違いについてご説明いたします。
    それぞれメリット・デメリットがありますので、物件を決める際の判断材料としてご活用ください。

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    未掲載物件も多数!物件探しのご相談から内装・厨房の手配までワンストップ対応『居抜き物件』『スケルトン物件』『事業譲渡』『M&A』を扱っており、お客様の業種に合った物件をご紹介します。

    立地調査

    まず、物件探しで重要なポイントは「立地」です。
    立地は、ターゲットによって適している場所が異なります。
    コンセプトやニーズに適しているか、人通りがあるかなど、計画するお店にきちんと合う物件なのかを見極めましょう。
    家賃は投資金額が大きいため、変更できません。
    安すぎる物件は集客の失敗、好立地の高い物件は経営を圧迫に繋がりますので、慎重に選びましょう。

    立地調査

    立地調査は、その物件の集客力を調べるために行います。
    集客力を計るにはターゲットとなる曲想の割合が肝心です。
    物件の前を実際に通行している人数や、お客様が入っていく店の特徴などの行動調査をします。
    曜日や時間帯による通行量の違い、通っている年齢層や性別、天候による動きなども調べましょう。

    また、近くのライバル店の集客、単価や営業時間なども調査しておくと良いでしょう。
    ライバルとなるのは同業種だけではありません。
    他業種の飲食店、コンビニエンスストアやスーパーでも競合店となります。

    立地調査は何度も行うことで、徹底的にリサーチができます。
    入店し易い場所か、看板は目立つ場所に設置可能かなどもふまえて選びましょう。

    立地別の特徴

    繁華街

    メリット
    ・昼夜問わず多くの人が集まるため集客しやすい
    ・ターゲット層が広い
    ・商圏規模が大きい
    ・昼間人口、購買人口が多いため外食傾向が高い
    (滞在時間が半日以上あるため、レジャーなどの非日常空間では外食傾向が高くなる)

    デメリット
    ・物件取得費や家賃、保証金が高い
    ・人件費が高くなる
    ・人気の立地なため、競合となる店が多い

    駅前・駅近

    メリット
    ・人が集まりやすいので、集客がしやすい
    ・ターゲット層が広い
    ・視認性が高く、宣伝効果も高まる

    デメリット
    ・店舗の家賃や敷金・保証金、人件費などが高い

    ビジネス街・オフィス街

    メリット
    ・ランチ需要がずば抜けて高い
    ・夕方以降の飲みの需要も見込める

    デメリット
    ・土日や休日の集客が難しい
    ・提供までの時間がかかると敬遠されてしまう
    ・競合店が多い
    ・駅によっては夜の営業に強くない

    学生街

    メリット
    ・リピートに繋がりやすい
    ・ピーク時間がばらけやすい
    ・アルバイトが集めやすい

    デメリット
    ・同じ形態の競合店が多い(学食という最大の競合あり)
    ・大学の長期休暇中は人が減る
    ・客単価が低い
    ・顧客による騒音が問題となることもある

    住宅街

    メリット
    ・家賃が安い
    ・単身者用の1ルームが多い立地では需要が高い

    デメリット
    ・住宅街の立地は、相対的に外食傾向が低い
    ・大きな集客が難しい

    商店街

    メリット
    ・商工会と協力して施策を講じることができる
    ・閉店した店舗が多い場合、家賃が安い
    ・シャッター通り化している場合、競合が少ないため、地元住民から多くの支持を受けられる

    デメリット
    ・想定していたターゲット層と異なり、需要が低い場合がある
    (周辺人口は多くても、実際に商店街を利用する人の数や年齢層が想定と異なる場合がある)
    ・シャッター通り化している場合、古い商品街は集客に苦戦しがち
    ・大手ショッピングモールに押され、縮小傾向が高い

    路面店

    メリット
    ・集客力が高い
    ・視認性が高く宣伝効果が高い
    ・テイクアウト販売がしやすい

    デメリット
    ・初期費用が高い
    ・賃料が高く、ランニングコストが大きくなる
    ・物件が少ない

    ロードサイド

    メリット
    ・ファミリー層を取り込みやすい
    ・郊外に立地することが多いため、激戦区などと比べて家賃・仲介手数料などの費用が安い

    デメリット
    ・有名チェーン店が競合になりやすい
    ・郊外に位置することが多いため、人口密度が低く開店初期の集客が難しい

    物件探し

    探し方

    1.WEBサイト

    家賃相場を把握するために、まずWEBサイトなどで多くの物件情報を集めましょう。
    情報収集することによって、ある程度家賃相場観を養うことができます。

    2.出店エリアの不動産会社を訪れる

    WEBサイトでの物件探しと同時に、出店エリア付近の不動産会社に直接出向くようにしましょう。
    その際は、貸店舗物件を多く取り扱っている不動産会社を選ぶこともポイントです。
    ネットには出回っていない物件を紹介してもらえる場合もあります。

    また、不動産会社の方から、物件探しに有益な情報を聞いたり、アドバイスをもらったりできる可能性もあります。

    3.出店エリアを歩いて回る

    出店希望エリアを歩いて回ることは、生活している人のライフスタイルやライバル店も確認できます。
    また、テナント募集の空き物件に出会える可能性もあります。

    内見

    物件探しを始めて、気になる物件がでてきた場合は内見予約をして内見しましょう。
    気に入った場合、内装業者に同行してもらい現地調査をします。
    見積もりを出してもらうことによって、出店にかかる費用を把握することができます。
    物件取得費や内外装工事費用、必要な機器取得費用を確認し、その物件が事業計画で立てた予算内のものあるかどうかを判断しましょう。

    内見では、残っている設備などを細かくチェックすることも大切です。
    一般的に、内装工事よりも費用がかかるのが、インフラ工事です。
    契約後に、想定外の出費が増えるということがないよう、以下の点をチェックしましょう。

    ・譲渡物がどれか(前オーナーの私物が残っている場合があります)
    ・リース品の有無(リース品が残されている場合、リース残債を引き継がないといけない可能性があります)
    ・譲渡の対象物厨房設備などが正常に使えるかの動作確認
    ・排気・排水の立ち上がりの位置(排気・排水の位置によってレイアウトに制限がかかります)
    ・電気やガスの容量(足りない場合は希望の機器が設置できず、別途工事が必要となります)

    店舗物件を、内装のプロと一緒に内見しませんか?

    物件取得費

    初回家賃、保証金、仲介手数料などの費用が必要です。
    地域や地価によって異なるので、開店予定のエリアの相場を確認しましょう。

    1.初月分の賃料
    2.初月分の管理費
    3.敷金/保証金: 家賃3~10ヶ月分
    4.礼金: 家賃0~2か月分
    5.仲介手数料: 家賃1か月
    6.その他: 造作譲渡代(居抜きの場合)、家賃保証委託料(その他)

    1~5が必要です。6は場合によります。

    物件取得費用とは、物件を契約する際にかかる必要な費用のことです。
    この物件取得費用の内、最も大きな割合を占めるのが、「保証金」です。
    敷金と言う場合もありますが、店舗保証金は、物件によって異なりますが月額家賃の6~12ヶ月程度です。
    例えば保証金10ヶ月・償却2ヶ月の場合は、解約時に8ヶ月分の保証金が返金されることになります。

    その他、不動産屋への仲介手数料や礼金、前家賃、造作譲渡代(居抜き物件の場合、設備代など)等が必要となります。
    物件によっては、保証会社への加入が必須という場合もあります。
    この場合は、加入時に家賃の0.5~1ヶ月分を保証会社に支払います。

    家賃

    売上の10%以内が目安と言われています。
    仮に家賃が20万円である場合、目標月商は200万円、年商目標は2400万円となります。

    賃貸物件を借りる場合は、毎月の家賃は大きなコストになります。
    家賃を支払えないために閉店する店舗も多いので、特に店舗の立地は慎重に選びましょう。

    大切なポイントは、長期間家賃を支払っても負担にならないかどうかです。
    家賃は固定費であり、経営が悪化しても変わることはありません。
    一ヶ月だけの家賃で計算するのではなく、1年を通した固定費として考える必要があります。
    出店スケジュールを検討する際に想定する売上金は、最も高い時、平均時、下がった時と3パターンを算出します。
    1年間を通してしっかりとスケジュールを練りましょう。

    居抜きとスケルトン

    居抜き物件

    居抜き物件とは?

    居抜き物件とは、前のテナントの設備や家具などが残っている物件のことです。
    スケルトン物件よりも、多く市場に出回っています。

    メリット

    ・改装費・設備費の大幅なコストダウンが可能
    ・工事期間・オープンまでの期間短縮
    ・前店舗のプラスイメージの引継ぎ
    ・物件数が多い

    デメリット

    ・設備・内装の柔軟性が低い
    ・残された設備が使えない可能性がある
    ・立地・賃料・集客などでリスクがある場合がある
    ・前店舗のマイナスイメージ

    注意点

    ・前テナントが閉店した理由を必ず確認
    ・大幅なレイアウトの変更
    ・残された設備の確認
    ・異業種の居抜き物件

    造作譲渡費用

    造作譲渡費用とは、居抜き物件に残ったなどのいわゆる造作物をの買取費用です。
    設備などの造作物の使用年数や価格ではなく、立地や集客力といった物件価値によって設定されます。
    居抜き物件の場合、造作譲渡費用がかかるケースが多いのでしっかりと確認しましょう。

    造作譲渡料一式で見積もりが出るので、内見で確認した内容と金額が見合わない場合は値下げ交渉も可能ですが、ライバルがいる可能性もあるので、あまり無理な交渉は避けた方が良いでしょう。

    また、造作譲渡に関しては、売主と買主の間の契約になります。
    安さだけでの判断ではなく、「相場」や「物件の有益性」も合わせて判断しましょう。

    スケルトン物件

    スケルトン物件とは?

    スケルトン物件とは、前店舗の設備や内装がすべて撤去されている物件です。
    簡単にいうと、コンクリートの打ちっぱなしの状態のことです。

    メリット

    ・レイアウトや内装デザインの自由度が高いためオリジナリティをだせる
    ・新しい需要を獲得できる可能性がある
    ・居抜き物件よりも低コストになる場合もある
    ・設備の管理がしやすい
    ・物件情報が豊富

    デメリット

    ・初期費用が高くなる
    ・工事期間に時間を要する
    ・店舗の周知に時間がかかる
    ・凝った内装の場合、原状回復費用が余計にかかる

    注意点

    ・万が一退去が必要となった際の原状回復工事
    ・返却期日までの時間

    不動産契約のスケジュール

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    お店を一度オープンすれば物件を変更することはできません。
    ご自身の店のコンセプトやターゲットによって立地を絞り込み、納得いくまでじっくり、妥協せずに物件探しをしましょう。

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  • ポップはどのように作成するのが正解?売上アップが狙えるポップデザイン

    ポップはどのように作成するのが正解?売上アップが狙えるポップデザイン

    飲食店に限らず、雑貨屋や本屋でもよくポップを見かけます。
    そもそもポップとは何なのか?お店に必要なのか?と思っていませんか?

    ポップがどれだけ重要なのか飲食店で働いている皆様にご理解いただければと思います。

    ポップの重要性

    ポップとは「Point of purchase advertising」の頭文字をとった言葉になります。
    一般的には消費者が商品を購入する場で行われる広告全般を指します。
    ポップにはお店や商品の魅力を伝えて購入や注文の意志を決定させる大事な役割があります。

    ポップの掲載で売上が上がることも

    ポップはきちんと作れば確実に売上に繋がります。
    ポップの目的にはいくつか種類があります。

    1つ目がお客さんにもう1品注文してもらうためのポップです。
    一緒に食べるおすすめメニューや食後のデザートをアピールするものが多いです。

    2つ目はお店の一押しメニューをアピールするポップです。
    他の店より安い、ここでしか食べられないなど特別なメニューをアピールすることでお客様の再来店につなげられます。

    3つ目はLINEのお友達登録やメルマガの登録を促すポップです。
    こちらも次回の来店に繋げるためにお客様にお得な情報やイベント情報を配信することができるため効果的です。

    4つ目はお店のイベントを案内するポップです。
    お客様が見て「お得なイベントをやるならその時にまた来ようかな」と思っていただけます。

    飲食店を利用するお客さんの目線

    飲食店に行った際にメニューや壁に貼ってある文字などは必ず目に入ります。
    「今日は何を食べようかな」と考えている人や「お店のおすすめメニューが食べたいな」と考えている人は少なくありません。
    そこにポップがあるともう1品頼んだり、再来店を決断するきっかけとなります。

    ポップのデザイン

    ポップには様々な種類やデザインがあります。
    種類を大きく分けると4つです。

    1つ目が「店外ポップ」です。
    文字通りお店の外に設置するのぼりやA型看板などが当てはまります。
    店外に設置するポップなのでいかにお店の魅力を伝えるかが重要になります。

    2つ目は「店内ポップ」です。
    店内に設置するポップは種類が豊富です。よく居酒屋などで見かける壁掛けのメニューや、卓上にある三角ポップ、スタンドクリップにポップを挟むスタンドポップなどがあります。
    お店のオススメメニューや、LINEやメルマガの追加推奨内容を記載している場合が多いです。

    最後に商品周りに掲載する「店内装飾ポップ」です。
    例えば店内やレジ前で商品を販売している場合、その商品をより魅力的に見せるために使用します。またバイキング形式のお店や自分でドリンクを作るスタイルのお店だと、オススメの作り方や料理の説明のポップを掲載することもあります。

    またお店に掲載するポップにはやはり自分のお店だけのオリジナリティを出した方が特別感が出ます。お店のロゴなどを入れて作成することもおすすめです。

    ロゴは作成していない!という方がいらっしゃいましたら是非テンポスにお任せください!
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    目を引くデザインの特徴

    目を引くデザインではないとポップを掲載しても効果があまり見られない場合があります。
    ではどのようなデザインが目を引くのでしょうか。

    ポップには商品をオススメするという大事な役割がありますので最低限「商品名・値段」がないといけません。出来れば商品の写真もあったほうがいいでしょう。

    「安さ」を売りにしている商品の場合、金額の部分を大きく記載したり目立つ色を使ったりするのが良いでしょう。
    「季節のメニュー」の場合、料理の写真や季節感を感じられるイラストや色味を使うのがオススメです。
    「お店のオススメメニュー」はこの商品を頼むとこんないいことがあります!と、お客様に頼むメリットをわかりやすくするのもポイントです。

    このように目的によってデザインが変わってきます。

    飲食店のポップで多いデザイン

    飲食店のポップは雑貨屋さんなどと違い、美味しそうに見せることが最も重要になってきます。
    そのため「サクサク」「ふわふわ」のように料理の味や食感を想像しやすいオノマトペを入れているものが多いです。

    ポップ作成・設置の際に気を付けること

    まずポップを作成する際に気を付けることは「綺麗に書く」ということです。
    そんなこと?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ポップが乱雑に書かれていたりあまり美味しそうに見えないと逆効果になってしまうこともあります。

    絵や綺麗に書くことが得意ではない方は印刷会社にデザインを依頼するというのも1つの手です。

    また設置する際に気を付けなければいけないことは「お客様の邪魔にならないようにすること」です。卓上ポップを設置したことで料理を置く場所が小さくなってしまっていたり、店外ののぼりで店内が見えない、といったことにならないように気を付けましょう。

    卓上ポップの場合は料理を置く場所を確保するためにテーブルに貼るシールタイプにしたり、紙ナプキンの入れ物に貼るなどの方法があります。

    同じポップをずっと設置しているというのも良くありません。
    もう扱っていないメニューのポップや明らかに季節外れのメニューのポップをいつまでも掲載しているとお客様の誤解を招いてしまうことがあります。
    定期的に新しいものに入れ替えましょう。

    作成方法の種類

    では実際にポップを作成する場合はどのように作成すればいいのでしょうか。

    作成方法は大きく分けて2つ、「自分で作成する」のか「印刷会社にデザインを依頼する」のかになります。それぞれメリットとデメリットがあります。

    自分で作成する場合

    「自分で作成する」場合は自由にデザインを決めることができるためお店らしさを全面的に出すことができます。しかし絵や文字を書くことがあまり得意ではないと綺麗なポップを作成することができません。手書きが苦手という方はPowerPointやillustratorを使用して作成するのも良いでしょう。

    フリーの素材を利用して綺麗なポップを作成することができます。
    この際、フリーでも商用利用可能かどうか確認を忘れないように気を付けましょう。

    印刷会社に依頼する場合

    「印刷会社にデザインを依頼する」場合はやはり自分で作成するよりも綺麗にポップを作成できるというのが大きなメリットになります。またLINEのQRコードや写真を入れたポップを依頼することも可能です。

    ただ多くの会社では決められたサイズや形式の中から選んで作成をすることが多いため、理想のポップが作成できない場合があります。また、印刷会社に印刷まで依頼する場合は最低でも10部からなど、少数印刷することが難しい場合が多いです。

    また自分で作成するよりも費用がかかります。
    ポップの種類にもよりますがデザインのみで10,000円~が相場です。

    ポップを置く効果的な場所

    先ほど説明した通りポップには様々な種類とそれに伴って設置場所があります。
    お客様の飲食の妨げにならない程度に目立つよう設置しましょう。

    特に効果的な場所

    飲食店での特に効果的な場所はやはり「卓上」「レジ前」です。
    飲食店に来るお客様が一番長い時間を過ごす場所は席です。料理が運ばれてくるまでの間や、飲食をしている間も目からは色々は情報を取り入れます。そこにポップがあるととても効果的です。

    もう1つが「レジ前」です。
    レジ前にポップがあるとお会計をする際に自然な流れでお客様にご案内をすることができます。
    ただ、対応キャッシュレスのシールやキャンペーンの告知、LINEやメルマガ登録のご案内などたくさん置いてしまうと視覚的に情報過多となり逆効果になってしまうため気を付けましょう。

    まとめ

    以上、飲食店のポップについてのまとめでした。いかがでしたでしょうか?

    ポップはお店の小さな営業マンとも言われています。
    魅力的なポップは必ずお客様の心を掴んでくれます。

    注意点に気を付けながらポップを作成・設置して売上アップに繋げましょう。

  • 飲食店にホームページは必要?SNSやグルメサイトでは足りない必要性

    飲食店にホームページは必要?SNSやグルメサイトでは足りない必要性

    飲食店をインターネットで調べたときに、グルメサイトが一番最初に表示されたり、まとめサイトが表示されるケースが多々あります。

    その状況を見て、「そもそもホームページは必要なのか」「どうせ検索で引っかからないなら不必要ではないか」と考えてしまうのも無理ありません。しかし、人気店のほとんどはホームページを保有しています。

    飲食店のホームページの必要性

    飲食店の集客方法として、チラシ配りやポスティングなど他にもさまざまな種類の販促方法がある。しかし紙だと印刷費や宣伝のための人件費が必要になります。

    印刷費、人件費がかからないのがインターネット集客です。
    インターネット集客の中にはホームページやSNS、グルメサイト掲載などがあるが、今や多数の情報で溢れているインターネットで自分のお店の情報を知ってもらうことが難しくなりました。

    それであればインターネット集客、特にホームページの必要性が問われるようになりました。

    誰もが悩むホームページ作成

    つい、自分のお店をwebで見つけてもらったら、すぐに来店してもらうものだろうと考えてしまいます。しかし、インターネットで食べに行く場所を探しているお客様はかなり慎重に比較して来店すべきお店を決めているのです。

    ユーザー側の視点

    例えば、「仲間を連れて1週間以内で近くて美味しい飲食店を探さなければならない」とします。
    最初に見つけるきっかけになるのはもちろんグルメサイト、もしくはSNSです。口コミも見て判断するでしょう。

    その後、「これは本当の情報だろうか?」「このメニューはまだ実際にあるのだろうか」と公式情報が載っているホームページを見に行きます。

    そこで、公式のホームページがなかったらどうでしょうか。他に口コミがよく、公式ホームページに店主のこだわりや、どのようなメニューが注文できるか確認できるお店があれば、仲間におすすめする理由になるためそちらへ来店しやすくなります。

    ホームページを作成した飲食店の意図

    グルメサイトの掲載はもちろん、ホームページも合わせて準備したいという飲食店オーナー様曰く、「ホームページを名刺代わりにしたい」「SNSではメニューがよくわからない、一覧が見たいという要望があったから作成した」という理由を元にホームページを作成するケースもあります。

    SNSやグルメサイトの掲載で良いという認識は誤り

    SNSやグルメサイトに店舗情報を掲載しただけでは来店動機としては効果が薄くなりやすいです。

    SNSのデメリット

    SNSの発信はあくまで「最新情報」「トレンドが見れたら良い」という場合が大半です。他にどのようなメニューがあるのか確認しようとたどるにも、メニューというカテゴリ分けで見られることはなく、そこで諦めて他の飲食店に移ってしまう可能性もあります。

    自分の店を「見つけてもらう」には一番良い手段ではありますが、そこから「来店動機につながるか」はあと一押し足りない媒体です。

    グルメサイトのデメリット

    GoogleやYahoo!で近くの食べにいきたい業種のお店を探した時は、一番最初に食べログやぐるなびに掲載をした情報が出てくるため、SNSと同様見つけてもらいやすい媒体です。口コミも来店動機に繋がりやすいと言えるでしょう。

    しかし、口コミの信憑性も昨今では疑われています。口コミにありもしない悪評を書かれて来店客数が減った、というケースも少なくありません。

    そのような時に、ホームページに正しい情報を記載して悪質な口コミに対して対策を取ることもひとつの手段になります。

    ホームページでは何が補えるのか

    SNSやグルメサイトは「自分のお店を見つけてもらえるツール」となりますが、来店動機にはなりにくいという欠点もあります。

    ホームページも、すぐに見つけてもらうにはお金と時間がかかりますが、公式情報が発信されているという点で来店動機に繋げられるという、他のツールには劣らないメリットがあります。

    ホームページに何を掲載したら良いのか

    SNSやグルメサイトと掲載する内容がほとんど被っているため、一体何を掲載すれば良いのかと考えてしまいます。
    しかし下記の通り掲載をすれば公式情報であるという信頼性を確立できます。

    確実な公式情報を発信する

    特に現在は新型コロナウイルスの影響で、時短営業やテイクアウトの実施などを行なっている飲食店がほとんどです。しかし、グルメサイトでは営業時間が更新されていなかったり、SNSでは投稿に埋もれていつから時短営業をしているのか探すのに時間がかかりあきらめてしまうといったケースがあります。

    更新が必須の項目

    必須項目は「営業時間」「メニュー」の2点です。それ以外はほとんど変更しなくても良い情報です。

    まず営業時間は、誤った情報を載せていると食べに行ったお客様は「せっかく調べて行ったのに、すでに営業が終了していた」「調べていったけど、定休日だった…」とがっかりするポイントになります。今後、そのお店が通常営業に戻ったとしても、「またこのお店が時間通りに営業している可能性が低い」と信頼性を失い、来店動機を逃してしまう可能性があります。

    メニューについても、すでに提供していない季節限定メニューが掲載されており、来店した時に「それはすでに終了しています」と言われてしまったら、次にまた行きたいとは思わなくなってしまいます。

    情報の更新は、自分が決定した時に変更をしておかないと、多忙でつい更新を忘れてしまって古い情報が残ってしまっていた時に信頼を失いかねません。

    メニュー一覧と更新

    メニューの更新が必須項目だと述べましたが、更新には古い情報を消していくことだけではなく、新メニューや季節限定のメニューも掲載しておくことが肝心です。
    SNSに投稿するのも良いですが、情報が埋もれてしまいます。ホームページに掲載しておくことで、いつまでこのメニューが食べられるのかとお客様が確認してくれます。

    必要だと思うが、コロナ禍で販促に経費がかけられない

    ホームページの準備は必要だとは思っていても、ホームページ制作会社を検索していると安くても10万円~・本格的なホームページを作成しようと思ったら安くても30万円~、保守費用も月額1万円~というところがほとんどです。それならSNSだけで十分だと考えてしまいます。

    その販促経費、抑えられる方法があります

    コロナ禍だと営業時間の変更など、どれだけの頻度でホームページの情報に変更をかけるかわかりません。毎月更新だけで1万円もかかるのであれば、SNSやグルメサイトの更新で十分だと思う場合もあるかと思います。
    また、会社によってはホームページの更新費・サーバー費・ドメイン料が別々に請求されるケースも少なくありません。
    しかし、経費を抑えてホームページの作成・情報の更新ができるサービスがあります。

    テンポスのホームページ作成サービス

    テンポスでは、お申し込みは格安8万8000円(税込)で本格ホームページ作成ができます。
    これまで話していた更新費・サーバー費・ドメイン料も含んで月額6,600円(税込)でホームページ作成を更新し続けることが可能になります。

    またテンポスのホームページ作成では、すべての作成プランにプロカメラマンの写真撮影が含まれています。

    実際にお店にプロのカメラマンがお伺いして、
    お料理や店舗の内装外装、お料理を作っているお手元の風景等を撮影し、撮ったお写真をホームページに使用して作成することできるので、格安で本格的なホームページの作成が可能となっております。

    特に新規開業の際は、他で資金を使いたい・最初は何があるか分からないから初期費用を抑えたいといったご要望に合ったサービスです。作成もメールやLINEでホームページに掲載したい写真や情報を送るだけで、スタッフが埋め込みを進めていき完成までサポートします。

    ぜひ実際にどのようなホームページが作成できるのか、下記からご確認ください。

    スタンダードプラン;サンプル

     

    もし‥‥
    「こんなにしっかりしてなくていいんだよな…」「予約とかブログページは要らない」という場合は、
    さらにお安く5万5000円(税込)からホームページの作成が可能となっております。

    こちらの制作プランだと、月額1,650円でホームページの運用が可能です。
    ぜひ下記から、実際の作成したサンプルを見てご検討ください。

    ライトプラン:サンプル

     

    利益を残しながらweb集客

    新型コロナウイルスが流行してから3年以上経過しましたが、未だ本当に収束するかも分からなず、いつになったら元の生活に戻れるか分からない状態です。そのような中でも、飲食店のオープン・経営に尽力されているオーナー様へ少しでも「食べてもらう喜び」に対して注力していただけるよう、販促をなるべく抑えつつ必要最低限の媒体は掲載し、サポート体制を整えています。

    損しないweb販促で集客・売上アップ

    web集客に向けて高額の費用を使わないとうまくいかないといった意見を多く見かけますが、まずはweb上に掲載してお客様に知ってもらい、来店してもらわないとたくさんのお客様に来店してもらえません。

    しかしいきなり高額のweb集客サービスを利用するのではなく、手段はたくさん持っておきながら、一番自分のお店に合う販促を見つけていくことが大切です。ホームページをそもそも準備しておくつもりはなかったという方も、まずは一度ご相談ください。

    ホームページ制作について詳しく見る

  • 飲食店におけるキャッシュレス決済の導入とそのメリット

    飲食店におけるキャッシュレス決済の導入とそのメリット

    飲食店においても「キャッシュレス決済」を導入することが一般的になってきました。

    キャッシュレス決済の種類や特徴、そしてメリットを知ることで、自分のお店に合わせたキャッシュレス決済の導入のヒントにすることができます。

    自分のお店に合うキャッシュレス決済をぜひ見つけてみてください。

    キャッシュレス決済とは?

    キャッシュレス決済とは、文字通りの意味で、現金(Cash)なし(less)で支払いをすることで、一般的な硬貨や紙幣を使った、現金支払い以外の決済方法のことです。

    最近よく耳にするけどそもそもキャッシュレス決済って?

    現金以外での決済方法と一口に言っても、さまざまなものがあります。
    事前にお金を払っておいてそのあとに商品を受け取る前払い方式や、商品の提供を受けると同時に現金以外の方法でお金を支払う同時払い方式、商品の提供を受けた後にお金を支払う後払い方式のもの。

    これらの全てが「キャッシュレス決済」です。

    既に普及しているこれも実はキャッシュレス!

    改めて「キャッシュレス」と聞くと、イメージが湧かない人たちも実はもうすでに使っています。
    例えば、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードもキャッシュレスです。

    事前にお金をICカードにチャージして、交通代として使ったり、コンピニ・スーパーでの買い物に使っている時、現金なしで決済しています。
    クレジットカードもキャッシュレスです。先に買い物はしても実際の支払いは翌月という後払い式の決済方法です。

    特に注目されるスマホ決済

    最近特に「キャッシュレス」といって、イメージされるものはスマホ決済です。

    スマートフォン1つで買い物ができるので、とても便利な決済サービスです。

    非接触型IC決済と呼ばれる、「iD」「QUICPay」「楽天Edy」などのサービスや、それらの決済方法まとめて管理する「Apple Pay」や「Google Pay」なども利用者が増えています。

    一方で、QRコード(バーコード)決済として、何度も還元キャンペーンを行い有名になった「PayPay」をはじめ、多くの人が利用しているLINEの決済サービス「LINE Pay」、携帯会社が運用する「d払い」、「au Pay」などのサービスも利用者を増やしています。

    キャッシュレス決済の利用者が増えている

    キャッシュレス決済の利用者は、新たなサービスがリリースされる中で増えています。

    世界の傾向としても、日本内においてもキャッシュレス化は進んでいますが、海外に比べ日本はまだまだ普及していないと言われています。

    世界のキャッシュレスの普及

    キャッシュレス決済の普及率は、2016年時点で韓国で9割、中国で6割、アメリカ・イギリス・オーストラリアなどでも5割前後となっています。特にお隣の韓国や、中国では国を挙げたキャッシュレス化の推進により高水準の普及率になっています。

    日本のキャッシュレスの普及

    一方、日本のキャッシュレス決済の普及率は2016年時点で2割弱と諸外国に比べ、まだまだ現金が決済の中心となっています。しかしながら、2020年には28.5%にまで増加し、少しずつ普及率を伸ばしています。

    日本でもキャッシュレスが浸透してきた

    特に2019年10月から2020年6月まで、消費税が10%に引き上がるとともに実施された、「キャッシュレス・ポイント還元事業」において、加盟店の導入時の費用負担軽減や、利用者へのポイント付与により、利用者が増えました。

    また、2021年3月までにマイナンバーカードを申請すると上限5,000円分のポイント還元を行う、「マイナポイント」事業もはじまり、ますます日本においてもキャッシュレス化が拡大しています。

    キャッシュレス決済の種類と特徴

    そんな日本でも普及し始めた、「キャッシュレス決済」ですが、大きく分けて3種に大別されます。
    それは、クレジットカード決済、電子マネー決済、QRコード決済です。
    それぞれの種類と特徴を見てみましょう。

    クレジットカード決済

    キャッシュレスの中でも主流で、30〜40代を中心に幅広い年代で利用され、高額な決済にも対応しています。商品の提供を受けた後にお金を支払う後払い方式のものが中心です。VISA、MasterCard、JCB の他にも、American Express、Diners Club、DISCOVER、中国銀聯などの決済ブランドがあります。

    電子マネー決済

    Suicaや PASMO などの交通系 IC カードや、イオン系列の WAON、セブン系列の nanaco などが有名です。特に、交通系ICカードは、交通機関の発達した地域で、サラリーマンや学生などを中心に利用されています。大手飲食店などでも、比較的、客単価の低い飲食店で導入されている傾向があります。

    QRコード決済

    PayPayや、d払い・メルペイなど、スマホでQRコードやバーコードを表示させて決済する方法です。今、一番利用者を拡大している決済方法で、20~30代を中心に若者の利用も多くなっています。インターネット環境があれば、設備が不要で、どのようなお店でも導入可能です。

    自分のお店はどのキャッシュレスが合うのか、詳細をまとめた記事もございますので是非参考にしてみてください。

    飲食店のキャッシュレス決済の導入メリット

    キャッシュレス決済がどういうもので、どういった種類や特徴があるのかを理解した上で、キャッシュレス決済導入にはどのようなメリットがあるかを見てみましょう。

    レジ業務の効率化

    会計時のお客様と店員のやりとりが減り、レジの打ち間違いや、おつりを渡す際のミスもなくなり、効率よくレジ業務が行えます。また、お客様がレジに並ぶ際にも、キャッシュレス決済であれば会計がすぐ済むので、行列ができにくくお客様が不満を持つ「レジ待ち」の防止にも繋がります。

    集客効果アップ

    キャッシュレス決済を導入することで、決済アプリの地図情報にお店が掲載されることで集客効果にも繋がります。ホームページやグルメサイトで利用可能な決済方法を掲載することや、お店の外装に利用可能な決済方法をステッカーとして貼ることにより、キャッシュレス利用者の入店の動機にも繋げられます。

    キャッシュレス利用者の中には、「クレジットカードが使えないなら他の店にしよう」、「今、スマホしか持ってないから、スマホ決済できる店にしよう」と考える人もいるようです。

    インバウンド集客

    新型コロナウイルスの影響で、現在は外国人観光客が少ないですが、インバウンド集客の対策の入口はキャッシュレス対応です。東京オリンピックが開催されるとなった際には、当初より少ないとは言え訪日外国人数は増加します。
    世界的に利用されているVISA、MasterCardなどのクレジットカード決済への対応はもちろん、中国人観光客向けに、クレジットカードの銀聯(UnionPay)や、QRコード決済のAlipayやWeChat Payの導入をすることで、インバウンド集客にも対応できます。

    現金手渡しがなく衛生対策にも

    新型コロナウイルスの影響といえば、衛生対策も必須です。
    もともと現金の受け渡しは、多くの人の手を渡っているので不衛生とされていましたが、最近は特に感染症の広がりにおいても現金手渡しを避ける傾向があります。
    キャッシュレス決済を導入することで、お客様・店舗スタッフともに現金の受け取りや、おつりの受け渡しがなくなり衛生対策にもなります。

    まとめ

    以上が、キャッシュレス決済の種別や特徴、そのメリットのまとめでした。

    これからさらに進むキャッシュレス化に対応するために、キャッシュレス決済を導入して波に乗り遅れないことが大切です。現状のキャッシュレス需要やターゲットをまとめた記事もありますので、参考にしてみてください。

    導入する決済サービスをどれにするか悩んだ時には、あなたのお店のターゲット層の年代や客単価、立地としてサラリーマンが多いのか、外国人観光客が多い地域なのかも合わせて考えることで、導入のヒントにもなります。一括で多くの決済に対応することができるサービスもあります。

    あなたのお店にあったキャッシュレスサービスを導入しましょう。

    キャッシュレス導入についてのご相談は、テンポスフードプレイスでも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

    キャッシュレス導入支援はこちら

  • 飲食店における人件費の目安は?管理する時のポイントと注意点

    飲食店における人件費の目安は?管理する時のポイントと注意点

    飲食店を経営するうえでとても重要なのが人件費のコントロールです。

    どんなに売上を上げてもかかるコストが大きければ利益は上がりません。人件費はできるだけ抑えたいコストではありますが、サービス業である飲食店にとって、パート・アルバイトを含む従業員は欠かせない存在でもあります。

    目安となる人件費はどのくらいか。削減する時のポイントや注意点を理解して、効果的に利益を上げていきましょう。

    人件費を管理する時に大切な考え方は「FLコスト」

    人件費に限らず、飲食店経営において重要な指標の一つが「FLコスト」です。

    FLコストとは?

    Fは「Food(食材)」、Lは「Labor(労働)」を意味しており、それぞれの頭文字を取って「FLコスト」と呼ばれています。「FLコスト」とはつまり食材費と人件費を合わせたもので、これをうまくコントロールすることが経営の中で大切です。

    人件費の目安

    一般的に食材費は売上に対して30%程度、人件費は30%程度、合計60%に抑えるのが適正と言われています。もちろん扱う料理や業態によって目安は異なります。

    もしこの比率が常に60%を大きく超えている状態だと、家賃や水道光熱費、その他の諸経費によって利益がマイナスになってしまう恐れがあります。

    人件費に含まれるもの

    人件費は「給与」だけじゃない

    人件費として計算されるのは「給与」だけではありません。単に「給与」だけで考えると、想定していたよりも利益が残らないという事態に陥ってしまいます。

    人件費には何が含まれる?

    従業員が正社員なのかパートやアルバイトなのかでも変わってきますが、人件費は「給与」以外にも以下の項目が挙げられます。

    ・社会保険料
    ・福利厚生費
    ・賞与(ボーナス)
    ・通勤手当
    ・役職手当などの各種手当
    ・社宅費

    法人化している場合「社会保険への加入」は必須になります。個人事業主でも常に5人以上の従業員が働くお店の場合は「社会保険への加入」が義務づけられています。

    このような「給与」以外の費用も考慮し、正しく人件費を計算しましょう。

    人件費を削減するには

    人件費を少しでも減らし、より効率的に利益を上げるためにはどうすればよいでしょうか。

    効果的に人件費を削減する方法の例を3つご紹介します。

    人件費を削減する3つの例

    柔軟にシフトを変更できるようにする

    お店のアイドルタイム、すなわち忙しくない時間帯に多くの従業員を投入することは効率的ではありません。売上の増減に合わせて、従業員の労働時間を調節することが大切です。うまく調節をしないと人件費が固定費となり、売上低調時に利益が上げられなくなってしまいます。

    また、大人数の宴会の予約が入ったり、逆にキャンセルになったりするなど、イレギュラーが発生しやすいのが飲食店です。そのような時には従業員と相談してシフトを調整しましょう。

    マニュアルを作成する

    新しく従業員を採用した場合や、業務に慣れない従業員がいる場合、先輩が時間を割いて業務を教えたりフォローにまわったりすると思います。必要なことですが、これが増えると通常の業務にきちんと対応ができなくなってしまい、人件費に影響を及ぼしてしまいます。

    このような問題を解消するためマニュアルを作成し、教育にかける人件費を抑えましょう。

    オペレーションを改善する

    日々の業務を見直してオペレーションを改善することも、人件費を削減するうえでは大切です。

    注文を受け方や調理の手順、お会計時の対応など、いろいろな角度からオペレーションを改善することで、給与や従業員の数を変えずに生産性を高めることができます。

    テンポスフードメディアでは人材育成に関する記事もあります。
    ぜひこちらの記事も空いている時間にご覧ください。

    [clink url=”https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/779/”]

    人件費削減における注意点

    人件費はできるだけ削減できるのが望ましいですが、ここに大きな落とし穴があります。人件費を削減する時に、以下のようなことにならないよう注意しましょう。

    サービスのレベルが下がってしまう

    従業員の人数などを減らして人件費を削減した時に、それが適切でないとサービスレベルが低下してしまう場合があります。例えば「呼んでもなかなか注文を取りに来ない」「オーダーミスをする」「常にバタバタして落ち着かない雰囲気になる」などが挙げられます。

    充分な接客ができずに顧客満足度が低下し、結果的に客離れに繋がってしまいます。

    労働環境が悪化してしまう

    理不尽な給与の大幅カット(賞与のカットも含む)や無理なシフト調整によって従業員満足度が低下し。離職に繋がります。その結果従業員の数が減り、一人あたりの仕事量が増えたり、充分な接客ができずに顧客満足度が低下するなど、悪循環が発生します。

    人件費に関連する指標

    削減例と考えるべき注意点以外にも、人件費を適切に管理するために必要なさまざまな指標があります。最低限覚えておくべき基本的な4つをご紹介します。

    人時売上高

    「従業員が1時間にでどのくらい売上を上げられるか」を示す指標です。
    「1日の売上÷1日の全従業員の労働時間」で算出します。

    人事売上高は5000円以上が理想とされています。
    この数字はシフトを組むうえでも参考にできるものです。

    労働分配率

    労働分配率とは「粗利のうち、人件費がどのくらいの割合か」を表す指標で、粗利とは「売上」から「原価(食材費)」を引いたものです。
    「人件費÷粗利×100」で算出し、基準値は40%以下となっています。

    労働生産性

    労働生産性とは「従業員1人あたりがどれくらいの利益をあげたか(生産性)」示す指標です。
    「粗利÷従業員数」で算出します。(粗利=売上-原価)
    労働生産性の基準値は50万円とされています。

    平均時給

    社員・パート・アルバイトすべてを含めた従業員の、1人1時間当たりの時給のことです。
    「人件費総計÷全員の労働時間の合計」で算出します。
    基準値は都心部と地方で異なりますが、おおよそ1200円以下が理想とされています。

    ロボットを導入して人件費を削減する方法もあります。
    テンポスフードメディアでは人件費削減方法に関する記事もありますので、気になった方はご覧ください。

    [clink url=”https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/select/1770/”]

    まとめ

    いかがだったでしょうか。
    効率的に利益を上げていくには、人件費の管理が必要不可欠です。従業員満足と顧客満足の両立を図りながら、データに基づいて人件費を管理することで、利益を上げやすいお店にすることができます。

    自分のお店に最適な人件費率を見つけ出し、より良いお店にしていきましょう。

    テンポスでは求人マッチングサイトもご紹介しております。
    人材不足で悩んでいる店舗様がありましたら、一度問い合わせてみてください。

    短期求人マッチングサイト紹介

  • 焼肉屋開業に必要となる機器・什器・備品の選び方とは?

    焼肉屋開業に必要となる機器・什器・備品の選び方とは?

    焼肉屋開業に必要となる機器・什器・備品を選び、配置するとなると、レイアウトが重要となります。厨房レイアウトにつきましては、配置後の変更が難しいケースもあります。そのため配置前に生産性が高く、作業効率が良いレイアウトにするため、じっくりとシミュレーションを行い決めていきましょう。近年の焼肉屋は、煙の充満するのを気をつけたりと、昔の焼肉屋とは違った店内の雰囲気を出したりと様々です。ご自身のコンセプトに沿ったお店作りにしていきましょう。

    厨房機器の基礎知識

    熱機器

    熱源はガスまた電気にするかを決めましょう。ガスの場合だと、都市ガス(12A・13A)、プロパンガスの確認をします。

    鋳物コンロ

    鋳物コンロは、火力が強い上に、ある程度設置場所が自由です。また鋳物コンロはガス管さえつなげることができれば、どこでも料理に必要な火力を得ることができます。

    ガスレンジ

    ガスレンジは、オーブンとガステーブルを一体化した熱調理機器です。ガスコンロで調理しながら、下部に搭載されているオーブンで調理することも可能です。調理時間の短縮、作業効率が大幅にアップします。一台で二役を担ってくれるので調理場のスペースを有効に活用できます。

    フライヤー

    ガスフライヤーの形状は大きく分けて、「据置型」と「卓上型」の2種類があります。
    据え置き型はスタンダードなタイプのもので、油交換の際に、コックをひねることで下部にある油を排出できます。日頃の油交換の作業を考慮すると、設置スペースを確保できるのであれば「据置型」がおすすめです。
    卓上型は設置スペースが確保できない場合や、オープン後に揚げ物メニューを追加された際などに、非常に便利な機器となります。

    炊飯器

    炊飯器にも主に3種類のタイプがあります。
    ガス炊飯器は、表面はしっかり中はふっくら、おいしく炊くことができます。通常ガス炊飯器は保温機能がないため、保温ジャーが必要となります。
    保温ジャーは炊飯器で炊いたご飯を保温専用ジャーに入れて保温することで、味も香りも変わらないおいしいご飯を食べることができます。
    電気炊飯器は、炊飯と保温を1台でまかなうことができます。

    ガス式

    メリット

    ・焼き上がりがふわっとする
    ・火力が強く連続して焼ける
    ・本体価格が安価
    ・使用できる鍋
    ・フライパンの種類が多い

    デメリット

    ・温度管理が必要
    ・調理時、周囲の温度が上がる
    ・初心者には火加減が難しい

    ガスの種類

    熱機器は、必ず店舗のガス種(都市ガス・プロパンガス)を確認してから購入しましょう。

    注意点

    ・火事の恐れがあるため、接地面、可燃物とは一定の離隔距離をとる。
    ・フード換気扇を必ず設置する。

    外管式

    外管式はヘッダーにノズル付きのガス栓があり、そのガス栓を手動で空けチャッカマンなどで点火します。自動で火が消えるといった安全装置はついていませんが、コックで火力を調整することができ、火加減の微調整が可能です。コックで火力調節するタイプなので、火加減の微調整を手動で行いたい人におすすめです。

    内管式

    内管式は外管式とは異なり、圧電点火方式で家庭用コンロのようにつまみを回して点火させます。掃除の際は五徳を外し、簡単にお手入れできます。扱いやすく、安全装置が装備されている機器もありますが、外管式のように火力の微調整が行うことができません。

    電気式

    メリット

    ・火の消し忘れなどによる火災が起きにくい
    ・温度を一定に保て、温度調整がしやすい
    ・掃除がしやすい

    デメリット

    ・向き・不向きの料理が多い
    ・IH対応の調理器具が必要
    ・ガス式に比べて本体価格が高価

    冷機器

    冷蔵庫・冷凍庫

    冷蔵庫は主に食品を長期保存冷やしながら保管することが目的です。密閉性が高く、冷蔵ショーケースと比較して細かな温度設定もできます。

    製氷機

    製氷能力の計算方法
    おすすめ製氷能力=客席数 × [1.5~2.2]
    例:30席の焼肉屋の場合、30×2=60kgのため55~65kgタイプがおすすめです。ですが、ドリンクや調理で氷をたくさん使う場合は[1.5~2.2]の数値を高めに設定しましょう。

    冷蔵ショーケース

    業務用冷蔵ショーケースは、冷やしながら中の商品を見せるなど商品の演出効果、アピールにもなります。スライド扉タイプは、通路幅が狭い場所にも設置が可能です。スイング扉タイプは、開閉がスムーズで商品の出し入れがしやすいです。

    冷凍ストッカー

    冷凍ストッカーは、氷不足に困らないよう製氷機の氷のストックをしたりと、食品ロス軽減のため冷凍された食材などたくさんの物を一度に保存することができます。仕入れるお肉屋さんの定期配送に合わせて、容量の選び方、どの量をストックするかを考えておく必要があります。

    什器の選び方

    業務用イスの選び方、焼肉屋でおすすめのイスをご紹介します。

    焼肉屋でおすすめのイス

    スツール/省スペース(客席数優先)
    背もたれがないので省スペースのお店に最適です。他にも木製の角タイプや金物の丸タイプなど種類も豊富です。
    座り心地重視の大きめタイプ
    お客様にゆったり、居心地の良いイスに座っていただきたいと、お考えでしたら少し大きめのタイプも多数ございます。

    業務用テーブルの選び方

    テーブル天板の種類

    メラミン化粧板とは色柄や木目を印刷した化粧紙に、メラミン樹脂を浸透させ紙を重ねたものです。それに合板やMDFなどを貼り付け、テーブル天板に仕上げます。キズや熱に強く飲食店では約7割のシェアがあるといわれております。
    集成材は小さな寸法に切り出したひき板や小角材を圧縮し、大きいサイズの板材に加工されております。
    突板とは、薄くスライスしたベニヤ板やMDFなどの合板に貼り付けたものをいいます。

    食器の選び方

    食器の選び方についてご紹介します。

    デザイン・カラー

    印象的な器はSNSでの宣伝効果を高めることができます。しかし、オリジナルなデザインの食器を発注するのはコストもかかります。コストを抑えオリジナルな食器を再現したい場合は、器の色にこだわるのもポイントです。気をつけておきたいことは、食欲を減退させてしまうカラーなどにはしないよう注意が必要です。

    レイアウトの重要性

    厨房のレイアウトによって、作業効率や生産性が大きく変わってしまうことがあります。冒頭でも述べたように、厨房レイアウトにつきましては、配置後の変更が難しいケースもあります。厨房スペースを限られた中で有効に使うには、余計なものを省き、メニューに必要な機器を最小限で揃えることがポイントです。初めに必要となるのが水回りですので、シンクを中心に動線を考慮してレイアウトを考えます。
    厨房機器には、冷蔵庫、製氷機などは必需品となります。冷蔵庫や冷凍庫は、縦型と、作業台と冷蔵庫・冷凍庫を兼ねた横型(コールドテーブル)がございます。
    熱機器は基本となるオーブン・電子レンジの他、メニューに合わせて炊飯器など他機器も揃えていきましょう。

    まとめ

    いかがでしょうか。焼肉屋開業に必要となる機器・什器・備品には、それぞれ豊富な種類の商品があります。また厨房レイアウトに関しては、内装業者の方など業者に任せっぱなしにして、後から後悔する飲食店様を数多くいます。誰もが、動きやすい動線や機器の扱いやすい位置などがあるはずです。他にも繁盛店ではどのようなレイアウトなのか研究することもおすすめです。
    ご自身のコンセプトに沿った、機器・什器・備品を選定し、何度もイメージを重ねて、生産性と作業効率が上がるレイアウトを作ることを心掛けていきましょう。

    焼肉屋の機器・什器備品についてはこちら

  • 飲食店開業に向けての事業計画とは?準備と作成方法について

    飲食店開業に向けての事業計画とは?準備と作成方法について

    事業計画書とは、どのように事業を経営していくのかを具体的に書面にしたものです。金融機関からの事業資金を調達するための鍵となる重要な書類となります。
    ここでは、飲食店開業における事業計画についてご紹介いたします。

    飲食店開業における事業計画とは?

    コンセプトが決まったら、作成したコンセプトに具体的な数字を落としこんでいき、事業計画書を作成していきます。売上目標や今後の流れなど、具体的にまとめ第三者にも伝わる事業計画を作成しましょう。

    開業計画

    飲食店の開業には「売上計画」や「収支計画」を含む、具体的な「開業計画」が必要となります。

    売上計画

    店舗の立地や業態、規模などの特性を踏まえて、売上の見通しを立てます。計画通りに売上があがらないと開業後に経営困難になってしまう可能性が高くなります。そのため平日、土日祝で来客予想数を変えるなど、細かく作成していきましょう。
    ■売上
    売上 = 1日の来客数 × 客単価 = 席数 × 客席稼働率 × 回転数 × 客単価
    売り上げを上げるには下記3つの方法があります。
    ・客数(集客)を上げる
    ・客単価を上げる
    ・回転率・稼働率を上げる

    シミュレーション

    下記のポイントに注意して、実際にシミュレーションを行ってみます。
    ・売上につながる部分(客単価など)を過剰評価していないか
    ・計画にズレが生じた場合の資金調達手段などの対策はしているか
    ・毎月の運転資金が、計画より上回る可能性はないか
    立地条件によっては、平日や土日祝、時間帯によって客層が異なるため、その差も考えることが必要です。
    そのため売り上げを考える際には、週単位で考える必要があります。

    収支計画

    収支計画は、「収入」と「支出」、「借入」と「返済」などの関係を長期わたって予測することです。
    収支計画書とは「収入」と「支出」を表にして、どのくらい利益が出るのか表したものを指します。
    飲食店にかかる主な費用
    ■人件費・・・・・・売上の30%以内
    ■家賃・・・・・・売上の10%以内
    ■原料費・・・・・・・売上の30%以内
    ■水道光熱費・・・・・売上の5%以内
    ■その他の経費・・・・売上の10~15%以内
    人件費・家賃・水道光熱費は、コントロール次第では金額も大きく変動するため、利益が左右されることもあるので注意が必要です。

    損益分岐点

    損益分岐点とは、売上高と費用の額が等しくなるラインのことを言います。損益分岐点を計算する事で、「使った費用に対していくら売れば回収できるか」がわかります。
    損益分岐点=固定費÷(1-変動費÷売上高)
    変動費:売上に比例して増減する費用のこと。(原材料費・仕入原価・販売手数料など)
    固定費:売上の増減にかかわらず発生する一定額の費用のこと。(人件費・家賃・水光熱費・リース料など)

    FLコスト(FL比率)

    FLコストとは、「食材原価(Food)と人件費(Labor)の合計金額です。
    FL比率とは、飲食店の売上高に占める、FLコストの比率のことを言い、飲食店を経営する上で重視すべきポイントとなります。
    FLコストとFL比率の計算式については下記のように求められます。
    ■FLコスト=食材費+人件費
    ■FL比率=(食材費+人件費)÷売上

    市場調査

    開業したい店舗エリアの目星がついたら、次はそのエリアの競合店の立地調査を行います。
    開業予定の店舗と似たようなコンセプトとなる競合店については重点的に調査分析します。出店予定の店舗の周りにどんな競合店があるのか、周囲にどのくらいの人がいるかなど、環境的な事情を調べておくことはとても重要です。周囲の他店状況次第では、どれだけ良いお店を開業したとしても利益が見込めないケースもあります。

    商圏分析

    商圏とは自身のお店を出店する際に、来店を見込める顧客が集客できる地域のエリア範囲です。
    商圏範囲はその店の業態、店舗の距離、競合店の存在、出店エリアの人口、顧客の移動手段など環境によって変わってきます。店舗付近に駅がある場合は、時間帯ごとに駅の乗降客数や年齢別人口を調べるのもいいでしょう。実際に足を運んで店舗前まで通行量調査を行い、年代や性別など時間帯によって人数を調べるのも有効です。店舗前での通行量調査は土日祝、天候、朝・昼・晩と様々な条件で行うこともおすすめします。
    この調査ではターゲット層、顧客の行動も把握することができるため、商圏範囲を設定する際に大切なポイントとなります。

    店舗の場所、建物

    店舗は場所や物件によって、集客数や毎月かかるコストが異なります。事業計画・コンセプトをもとに、物件探しの諸条件をしっかり固めることが重要です。家賃を支払えないことが原因で閉店する店舗もあるため、店舗の立地は慎重に選びましょう。

    内装、外装

    内外装を決めるうえで、やはり重要となるのがコンセプトです。コンセプトを意識して、店舗に必要な内装・外装を選びましょう。

    飲食店内装工事のお問合せはこちら

    厨房設計

    厨房設計では必要な設備や広さ、レイアウトを決定していきます。提供するメニューによっては、必要な機器が異なりますので注意しましょう。

    店名(屋号)

    お店のネーミングで重要なのは、覚えやすいことです。長い店名は人の記憶に残りにくいものです。長い店名だと言葉に出しにくい上、インターネットで検索の際に入力の手間もかかります。魅力が十分に伝わる店名にするために、コンセプトやターゲットを考え、そこに見合った店名を付けるようにしましょう。

    資金計画

    資金計画は、開業するときに必要な資金に対して計画することです。資金計画には次の4つを盛り込みます。

    1. 投資計画を立てる

    まずは飲食店を開業するために、何にいくらお金をかけるのかが重要です。主に物件費用、内装工事費用、厨房機器やテーブル、椅子などの備品、販促費、仕入れ、運転資金、人件費など、何にいくらお金がかかるのか数字で示します。

    2. 利益計画を立てる

    利益計画とは、売上高、費用の目標といった毎月の儲けがいくらかかるかを計画書にまとめたものです。営業を開始する前には、利益計画を立てる必要があります。

    3. 資金調達計画

    資金調達とは資金調達方法を企画・計画することで、どこから調達するか具体的に計画を立てていきます。

    資金調達方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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    4. 返済計画

    返済計画では借り入れたお金を何年で償却するのか、返済方法や返済期間、返済金額などを明確にしていきます。

    店開業にかかる費用

    飲食店を開業するためには、物件費用、内装工事費用、厨房機器やテーブルなどの備品、人件費、販促費など様々な費用が必要になります。

    各費用の内訳
    開業資金は下記のように区分され、開業資金は状況によって異なりますが1000~1500万円程度は必要となってきます。
    ■家賃
    ■物件取得費
    ■内装工事費
    ■厨房機器・備品代
    ■初期仕入代
    ■宣伝広告費
    ■運転資金
    ■人件費
    ■原材料費
    ■水道光熱費
    ■借入金返済

    コスト削減のポイント

    ■中古品を利用
    ホールから見えない厨房機器・備品を中古品で揃えることで費用を抑えることができます。
    ■居抜き物件
    もしラーメン屋を開業するのであれば、以前ラーメン屋だった物件で、使用された機器・備品などを使用することで大幅にコストカットが見込めます。
    ■リース
    厨房機器をリース契約にすることで、初期費用を抑えることができます。しかし、所有権はリース会社が持っているため、リース契約が終了した後も所有権は移りませんので注意しましょう。
    ■広告・宣伝費用は外注コストの削減
    広告・宣伝にあたっては、広告作成費用や送付、掲載費用等が発生します。
    SNSの活用や自ら広告案を出したり、チラシの配布を自ら行うことで、外注コストの削減も可能です。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?以上が事業計画の目的や計画内容などについてのまとめでした。売上計画・収支計画などあらゆる計画を立てていくことで、そこから売上が足りない場合の原因や問題点、対策がしやすくなります。シミュレーションは何度も行って、開業に備えるようにしていきましょう。

    事業計画書について

  • 飲食店の集客に役立つ販促アイデア3選!他のお店と差を付けよう!

    飲食店の集客に役立つ販促アイデア3選!他のお店と差を付けよう!

    飲食店を繁盛に導く販促方法はたくさんあります。
    今回はその中でもチラシ配布やグルメサイトの掲載など一般的に知られている方法ではなく、ちょっと変わった販促方法を3つまとめました。

    他のお店はやっていないアイデアで注目を集めよう!

    販促のアイデアで悩んでいる人のために、また他のお店と同じ販促ではつまらない!という方に他のお店と差を付けられる販促方法をまとめました。

    他にも販促方法はたくさんあるのでぜひ販促方法の参考のひとつにしていただけたら幸いです。

    ユニークなアイデアの販促方法3選

    飲食店の販促方法にはたくさんの種類がありますが、今回はその中から3つをピックアップして紹介します。

    そもそも販促とは?なんでやるべきなの?

    販促とは販売促進を略した言葉で、お店や料理の良さを知ってもらう宣伝活動です。

    【販促を行うメリット】

    ・消費者の来店の選択肢に入れることができる
    今はいろいろな媒体があり、たくさんの飲食店があります。ですが、消費者の数は減っています。販促を行うことでたくさんある飲食店の中からあなたのお店を行こうと思う選択しに入れることができます。

    ・期間限定のメニューなどの宣伝になる
    冬によく見かけるいちごフェアなどの○○フェアを行うことで期間限定のメニューをより宣伝することができます。また、○○フェアやっているなら行ってみようと新規客の獲得にも繋がります。

    ・リピート客を飽きさせない
    毎日来ているような常連さんであれば、料理よりもスタッフの人柄や雰囲気が好きで来ているお客様が多いですが、○○フェアやユニークなクーポンなどで販促を行うことで月1~2回程度来ているお客様に飽きられず、更には来店回数を多くすることができます。

    飲食店の種類や季節によっては顧客が少なくなってしまう時期もあります。そういった時期に顧客を呼び込む方法としてもイベントやフェアは非常に役立ちます。

     ユニークなイベントを開催しよう!

    お店の周年記念や、季節のイベント、旬な食材を使ったイベントを開催しましょう!

    イベントをやることで常連のお客様に楽しんでもらうだけでなく、新規客を呼び込むこともできます。また、新規のお客様にイベントもやっている飲食店なんだと印象を与えることができます。

    ・お店の周年記念
    これはすでにやっている飲食店も多いと思いますが、お店の周年記念にイベントを行いましょう!
    飲食店を開業しても50%の飲食店が5年で閉店してしまいます。お店を続けていられるのは、お店に来てくれるお客様がいてこそです。周年記念はぜひいつも支えてくれているお客様へ感謝を込めて行いましょう!

    開業した日のみ行いたい場合は、何をするか事前に企画してビラを作成し1ヵ月前からお客様に配布して告知しましょう。

    開業年のお酒を用意したり、開業当時にあったメニューを特別に振舞うなどがあると面白いですね。
    また、常連のお客様ばかりと盛り上がってしまうのは気を付けましょう。新規のお客様や、常連ではないけれどビラを見て来てくれたお客様に常連しか入りにくいと印象を与えてしまいます。
    スタッフ全員で来てくれたお客様全員に話をしに行きましょう。

    ・季節のイベント
    昨今は1年間を通していろんなイベントがあります。そこに乗っかりましょう!
    例えば、ハロウィンやバレンタインにお菓子をお土産として渡すのもいいですね。そこに小さいメッセージカードでハッピーハロウィンやハッピーバレンタインと店名を書くことでよりお客様の印象に残るかもしれません。

    ・旬な食材を使ったイベント
    フルーツを使ったフェアは女性人気が高く、地酒などのお酒を集めて地酒フェアを行えばお酒好き人気を獲得できます。また、普段は扱っていないお酒もフェアでアンケートを取って人気が高かったものをメニュー化してみるのはいかがでしょうか?

    イベントにお客様を集めよう!

    イベントにもよりますが、1ヵ月くらい前から準備をして店内でビラを配布したり、お店のLINE@やSNSで告知をしておきましょう!また、イベントの内容に合わせて実施する期間や重視して配信する客層を変えるのも面白いですね。

    アンケートを取って次回に繋げよう!

    イベントを行ったらお客様、スタッフ両方にアンケートを取り、お客様の満足度を確認したり、改善点を上げて次回はよりよいイベントにできるようスタッフに共有しましょう。

    ユニークなノベルティを配ろう!

    オープンしたときや周年記念などの際に用意しておきたいのが、お店のロゴが入ったノベルティです。ノベルティは作成するのに費用もかかりますが、来店してくれた人にお店の印象を残したり、お店のチラシ代わりにもなりますので、ぜひ余裕があれば作成してみましょう。

    ノベルティの種類はお店の業態やニーズに合わせて作成しよう!

    ノベルティといっても種類はいろいろあります。今ならマスクケースとエコバッグなども面白いですね。エコバッグはすでにもっている人が増えていますが、マスクケースはまだもっていない人も多いかと思いますので、ノベルティとして渡したら使ってくれてお店のロゴが他の人の目に止まるかもしれません。会社や大学が近くにあればボールペン、スナックやバーなどで喫煙可のお店であれば、ライターのノベルティも面白いでしょう。

    ノベルティを貰った人が広告塔になる

    よく道端でチラシの入ったティッシュを配っているのを目にしますが、そこまで人に貸すこともないですし、チラシのみを取って捨てられてしまったりします。ノベルティを受け取った人がすぐに捨ててしまっては意味がありません。ボールペンやライターなどは人に貸す機会があるので、受け取った人の周りの人にもお店の存在を知ってもらうことができます。ノベルティを作成する際はお店のロゴや店名が分かりやすいようにデザインして、お客様自身にお店の広告塔になってもらいましょう!

    ユニークなクーポンを打ち出そう!

    クーポンは基本的な販促なので、ユニークな販促と言われると「?」となるかもしれません。安見えに見られるのは嫌だとクーポンを懸念している人もいるかもしれません。ですが、クーポンはお店を知ってもらったり、思い出してもらうきっかけとして、とても効果のある販促なんです!

    例えば、「デザートサービスしてもらえるから今日のランチはここにしよう」や「ティッシュ買わなきゃ。そういえばクーポンがあったなぁ」となることありますよね。

    クーポンといっても様々ありますので、お店の客層や集客したい時間帯に合わせて発行するのがおすすめです。

    例えば、「ランチご利用でミニデザートサービス」や「サイコロ振って奇数が出たらお会計から半額無料」、最近は人との関わりが減ってきているので「じゃんけんで買ったらお会計20%OFF」などもあると、スタッフとお客様のコミュニケーションも取れて良いですね。

    クーポンの配り方

    クーポンを発行してもお客様に気づいてもらえないと意味がありません。お会計時に次回使えるクーポンを渡したり、店前でチラシを配布したり、お店のSNSで発信したり、インターネットのクーポンサイトに載せるという手段もあります。

    それぞれ印刷代や人件費などかかるので、自分のお店ではどんな手段を使うべきか見極めるのが大事です。

    インターネットのクーポンサイトは大手のサイトから地域で運営しているサイトまで様々です。
    それなりに経費もかかりますが、無料で掲載できるクーポンサイトもあります。

    クーポンサイトに載せるなら「一歩目クーポンがおすすめ」

    一歩目クーポン」は中小飲食店向けのクーポンサイト!
    登録費・掲載費が無料で、クーポンが実際に使われると1回30円の成果報酬型です。

    どこのサイトよりも経費を抑えてクーポンサイトに掲載することができます。
    また、サポートも充実しているのでインターネット集客が初めての方でもカンタンに始めることができます。

    一歩目クーポンを見る

    まとめ

    いかがでしたか?お店をただ開いているだけではなかなか集客できない立地もあります。代り映えがないと飽きられてしまいお客様が離れてしまうケースもあります。

    飲食店にとって販促はお店を続けて行くうえで欠かせない存在です。
    定期的に新しいことに挑戦するとスタッフのモチベーションも変わりますので、ぜひどれかお店で試してみてください。

  • ラーメン屋開業メニュー作成時に大事な、コンセプトと価格設定方法とは?

    ラーメン屋開業メニュー作成時に大事な、コンセプトと価格設定方法とは?

    ラーメン屋開業メニュー作成時に大事な、コンセプトと価格設定方法とは?

    ラーメンは今や「国民食」として日本では親しまれており、年齢、男女問わず人気のメニューです。また、ラーメン屋以外にも、居酒屋やレストランでもラーメンを取り入れるお店が増えてきています。

    ここ最近は、独創性のあるラーメンを提供している、他店との差別化を図るお店も増えてきています。

    メニュー制作、構成、価格の設定など、メニュー作成は、売り上げに直結する「売上の要」ですので、時間をかけて決めておきましょう。
    ここではラーメン屋開業のメニュー作成時に大事なポイントを紹介します。

    1.コンセプトに基づいて

    ラーメンのメニュー作成の際、まず大事なポイントがコンセプトです。

    コンセプトを設定した上で、ターゲットの客層からラーメンの味、量、食器、盛付け方を決定していきます。
    コンセプトを決める際、ターゲットによって、ラーメンの種類、サイドメニューが変わってきます。


    ターゲットの例として、健康志向や美容を意識した「20代~40代の働く女性」、安い料金でボリューム満点、高カロリーを意識した「サラリーマンや食欲旺盛な20代~30代男性」など、様々です。
    上記のように、どんなコンセプトで提供するか、サービスをするかは、ターゲットを細かく設定し、行動傾向を調査する事が必要です。


    また、コンセプトを決める上で、立地条件もメニュー作成に大きく関わってきます。
    駅前や・繁華街などの比較的店が密集する立地では、個性、強いインパクトのあるメニュー、品目は少なめにし、逆にデザートなどの滞在時間が長くなるメニューの提供は避け、店内の回転率を上げる工夫が必要です。

    逆に夜の飲み客が期待できる時間帯のみ、お酒、おつまみ、デザートなどメニューの種類をふやすのが効果的です。
    ロードサイドなどの郊外の場合は、家族連れなど老若男女問わず受け入れられるために、品数を多めにし、幅を設けることが大切です。サイドメニューやデザートで、1人当たりの客単価のUPも狙えます。

    ※ロードサイドの注意点は、車で店に訪れる客層が多い場合、アルコールの提供が難しいため、アルコールを仕入れる際は、事前に行動の調査をしておくことが必要です。

    2.価格設定と原価率を抑える

    全国から見たラーメン1杯の価格は700円~800円であることが多い一方、最近では、1000円を超える高価なラーメンを提供するお店も増えてきています。また、格安チェーン店では、500円前後と値段は様々です。

    価格設定のポイント1:「業態」「周辺エリア」の相場を元に決定

    価格の設定は、「業態」「周辺エリア」の相場をもとに決定します。
    まずは、自身のお店に近い「業態」の立地、雰囲気、サービスの飲食店を調査しましょう。その他、出店エリアで、ライバルになりそうな店、その数と質、サービス価格などの「周辺エリア」の店をチェックしましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニューの価格を決定する際は、トータルの客単価から考えるのがポイントです。

    単品のメニューを決めるだけでは、コンセプトから大きく外れてしまうため、トータル客単価は、原価率30%前後になるよう設定するのが理想です。

    メニューの価格は、「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の2つから考えます。
    目玉となるラーメンの原価率は、平均で30%~35%程度と少し高めです。他の料理と比べると材料費がかかるため、ラーメンと合わせて、利益が出る原価率の低いメニューを組合せ、適切な原価率を出しましょう。

    安易に原価率を下げると、ラーメンの質の低下を招き、お客様離れにつながりかねません。しかし、粗利率の高いメニューへの注文が予想以上に集中し、トータルの原価率が40%近くになってしまうと経営を圧迫し、立ち行かなくなる可能性もあります。

    ラーメンの原価率を高く設定する場合は、原価率を抑えたほかのメニューを併せて注文してもらえるような見せ方、メニューの構成で、トータル原価率を30%程にできるようにしましょう。

    価格設定のポイント3:価格はそろえる

    メニューの価格がバラバラの場合、選ぶのに時間がかかり、悩むほどに注文点数は下がる傾向にあると言われています。価格は「シンプルに分かりやすく」というポイントを抑え、価格を揃えたり、下2桁を統一したり、わかりやすい価格設定にしましょう。

    原価率を抑える方法1:食品ロスを減らす

    食品ロスが起こる原因としてよく言われるのは、保存や管理の仕方と調理ミスによる食品ロスです。

    保存や管理については、あらかじめ食材の保管場所を確定し、先に仕入れたものから使用していく「先入れ先出し」を徹底することが大切です。また、貯蔵庫に食材を詰め込みすぎない、開閉時間をなるべく短くし、温度管理に注意しましょう。衛生管理についてはマニュアル化徹底しましょう。

    調理ミスを防ぐためには、あらかじめ注文の受け方や動線の確保、異物が混入していないかなど事前に準備、管理しておくことが必要です。

    原価率を抑える方法2:オーバーポーションしないよう気をつける

    ポーションとは「一人前」という意味で料理では言われます。オーバーポーション(決められた量より多めに盛り付け、しようすること)により、原価率を挙げてしまうことにつながります。
    オーバーポーションを防ぐには、あらかじめ量を決め、仕込み時に計測してわけておくと簡単です。

    原価率を抑える方法3:効率の悪いメニューの廃止

    時間や手間のかかる効率の悪いメニューを廃止にし、ランチタイムなど回転率を早くしたい時間帯は、効率のより
    良いメニューに集中させることで、少ない人員でお店を回すことができます。

    3.仕入先

    メニューが決まれば、次は仕入です。
    決まったそれぞれのメニューで、手作りする分、仕入れる分を決定します。
    その後は、仕入れ方法や調達ルートなど確保する必要があります。

    食材仕入れ先の開拓

    飲食業界.comは、食材、厨房設備、サービスなど、料理人と卸業者を結ぶマッチングサイトです。飲食店の仕入れのお手伝いを致します。

    問合せはこちら

  • お金をかけずに飲食店のweb集客に繋げられる販促ツール

    お金をかけずに飲食店のweb集客に繋げられる販促ツール

    飲食店オーナーが必ず悩む集客方法。
    ビラ配り、折込チラシ等もあるが、昨今はインターネットで飲食店を探す人が大半です。

    さらにコロナの影響もあって販促費をなるべく抑えたいと考える飲食店オーナーが多くなりました。
    そんなお悩みを解決できるweb販促ツールを紹介します。

    飲食店のweb集客につながる販促ツールの種類とは

    具体的には、下記を抑えていればweb集客の要点は押さえられます。

    ・Googleマイビジネス
    ・SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)
    ・ホームページ
    ・グルメサイト
    ・地域限定の飲食店情報サイト

    これだけは抑えておきたいツール5選

    1. Googleマイビジネス
    どのようなツールかというと、例えば「新宿 居酒屋」で検索をかけた時に、検索一覧の最初に地図が出てきます。その箇所のことをGoogleマイビジネスと言います。web集客に力を入れている飲食店はまずここから登録を済ませていることが多いです。

    お客様が「ここで食べたい」と地域を絞って検索をかけると、登録していれば検索一覧に表示されます。そこに表示されないと、まず発見してもらえる機会を失っているということになります。

    まだ登録をしていない場合はまずここから登録をすることをおすすめします。

    2.SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)
    よく耳にするのが「Instagram(インスタグラム)」。まだSNSを始めていない方は、まずはInstagramの投稿から開始しましょう。

    Instagramの良い点は、写真投稿が必須である点と、住所が登録できる点です。

    写真があることで飲食店の要である料理をアピールできることと、「食べに行きたい」と思ったらどこにお店があるのかを確認します。

    すぐに住所が確認できたらそのまま来店に繋がる可能性が高いです。
    他にもFacebookやTwitterもありますが、一番注目されやすいInstagramから始めましょう。

    3.ホームページ
    お客様がGoogleマイビジネスやSNSでお店の情報を発見したあとの行動を考えてみましょう。

    料理のおすすめや口コミは確認出来ますが、実際にその情報が本当に正しいのかと思ったり、他にどんなメニューがあるのか確認がしたいからという理由でホームページを見にいき、本当に行くか判断をするケースが多いです。

    そこで、メニューが一覧で確認でき、今なんのキャンペーンを行っているのかひと目で確認できるホームページの存在が非常に重要になります。

    特に現在はコロナ禍で営業時間がサイトごとに異なり信用できないという意見も見かけるようになりました。ホームページで最終確認をするという人もいます。

    まだホームページを用意していないという場合は、自分で無料で作成できるサイトもあるため、作成を検討すべきツールです。

    たくさん管理するのは大変!という方は、これだけは始めたほうが良い集客ツールをご紹介しています。

    費用を少しかけるべきツールもご紹介

    1.グルメサイト
    食べログやぐるなびなどのグルメサイトを指します。
    無料登録もできますが、登録店舗数が多く、大手飲食店も登録をしているため、検索上位に上がりにくい傾向にあります。グルメサイト内で検索順位をあげたい場合は、少し費用をかけてでも登録をするほうが見つけてもらえる可能性が高まります。

    2.地域限定の飲食店情報サイト
    例えば栃木県の栃ナビ!や熊本県のひごなび!といったその地域に特化した飲食店情報サイトに掲載することも認知度アップに役立ちます。

    掲載するのに費用が発生するケースがほとんどですが、主要都市以外では地域限定のサイトに掲載することで、地元の人に認知してもらえるため、宣伝効果が高い傾向にあります。

    費用をかけずに始められるツール

    特に今はコロナ禍で販促費がかけられない、チラシの印刷費や人件費を考えると、冒頭で説明した「Googleマイビジネス」「SNS」「ホームページ」から着手することがよいでしょう。

    それぞれのメリットと費用対効果

    しかし、Googleマイビジネスなどを始めたからといって実際に効果が出なかった場合の、それまでにかけた時間が勿体無いのではと考えることもあるでしょう。

    実際にどれくらいの効果があるのかをツールごとに見ていきましょう。

    費用対効果について

    1.Googleマイビジネス
    無料で登録できる上に、電話予約がすぐに出来るような表示がされていたり、行こうと思ったらマップにルートが表示されるなど、簡易的なホームページやSNSのような使い方ができるツールです。

    大きなメリットは無料で多数の情報を掲載できるということです。
    さらに、地図で検索して行くということは、地域に結びついたツールということですので、近隣の人に知ってもらい、さらにリピーターにつなげられるチャンスです。

    一時的な集客アップは見込めることは出来ませんが、コツコツと地域で愛されるお店として認知度を高められるという効果があります。

    2.SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)
    自分のお店を全く知らない人に知ってもらえるきっかけが一番多いのがSNS。
    またこちらも登録費や運用費が無料です。

    このツールで効果を出すためには、少なくとも週に一回は投稿を行うことが重要です。
    SNSは日数が経つと他の投稿に埋もれてしまう可能性がありますが、一度見つけて貰えたら拡散されることで一躍人気店になるチャンスも兼ね備えています。

    諦めずにコツコツと投稿回数を重ねることが肝心です。

    3.ホームページ
    ホームページ単体では費用対効果を出すことは難しいです。

    GoogleマイビジネスやSNSの運用をした上で役立つツールですが、集客とは「知ってもらうだけではなく来店してもらうこと」です。

    そのゴールの手前にあるのがホームページであるため、こちらの更新も信頼獲得のために準備をしましょう。

    始めただけでは効果は出ない

    「一度始めたらしばらくは更新しなくてもいい」というわけではありません。

    人気のYouTuberですら、毎日投稿を行っています。それほどこまめな情報更新は大切なことです。

    更新内容に困ったら些細なことでも構いません。
    「今日はこんな出来事があった」「仕入れでこんな食材が手に入った」など、投稿主の生活感が感じられると食べにいく側も信頼感を持って来店してくれる可能性が高まります。

    少々面倒くさくても、更新はこまめに行いましょう。

    始めた後の注意点

    自分が運用しているツールで、プロフィールと呼ばれるお店の基本情報の更新を行う際は、必ず全てのツールを更新しましょう。

    どれか1つだけでも更新していればいいというわけではありません。
    お客様はどのツールを見て来店されるか分かりません。どこかが誤った情報だと、来店した際に異なる情報を伝えられたら、もう一度来ようとは思わないでしょう。

    情報を発信するからには、正しい情報をツール全てで統一する必要があります。

    新規のお客様だけではなく、リピーター集客も大事

    飲食店の売り上げは、新規顧客の集客だけでは成り立ちません。再来店につなげ売り上げを安定させることが店舗継続につながります。

    リピーター集客に強い販促ツールとは

    先述したツールは新規のお客様に見つけてもらい来店につなげるものでしたが、リピーター対策に強いインターネット集客もご紹介します。

    リピーター対策に強い販促ツールの種類

    ・LINE公式アカウント
    店内にポップなどを置き登録を促し、2回目ご来店時は10%引きなどを配信できるツールがLINE公式アカウントです。数年前までは、メルマガで集客するという手段がありましたが、それがLINEへ移行したと考えると分かりやすいかもしれません。

    一般向けのLINEとは異なり、メルマガのように登録者に一斉配信ができるシステムや、ショップカード代わりになるシステムも搭載されています。

    今やLINEの普及率は国内で2020年時点で90%と言われています。
    LINEでキャンペーンやサービスクーポンを定期的に配信し、再来店の動機づけにつなげましょう。

    効果的な活用方法

    店内ポップLINEのQRコードを掲載しておくことが一般的な導入となりますが、ただ掲載しているだけではお客様に読み取ってもらうことは難しいです。

    「友達追加したら次回来店時ドリンク一杯無料」など、LINEで友達追加をしてもらうきっかけを必ず提示して、登録をしてもらうというハードルを下げましょう。

    コロナ禍だからこそのツール活用方法

    昨今の時短要請や休業などの影響で、行ってみたら休業していたなどのケースが多発してます。

    なぜ誤った情報を見て来店してしまったのかというと、インターネット上で情報が以前の営業時間のままで残ってしまっており、それを見て来店してしまうということが大半です。

    Googleマイビジネスの情報を更新しよう

    まずは、一番最初にお客様が飲食店を見つける入り口になるGoogleマイビジネスの情報に謝りがないか確認をしましょう。

    営業時間は、登録をしていると「営業中」「営業時間外」と表示されます。
    こちらが誤った情報だと、すでに閉店したにもかかわらず「営業中」と表示されてしまい、間違って来店してしまいます。

    特にコロナ禍は営業時間に注意して、変更をした際はリアルタイムで更新を行いましょう。

    特にテイクアウトやデリバリーの受付時間が異なる場合は要チェック

    営業時間とテイクアウト・デリバリーの受付時間が異なる場合は、設定箇所がそれぞれ存在するため確認をしましょう。

    テイクアウト・デリバリーの受付時間は長く設けているにも関わらず、時短営業の時間のみ表示されたら、折角の来店のチャンスが失われる可能性があります。

    コロナ禍以降のGoogleマイビジネスの登録項目は、以前より細かく登録できるようになっています。まだ見直していない場合は、情報を新しく登録してより正確な情報を登録しましょう。

    正しい情報に更新する重要性

    インターネットが普及してから、Google上に約1兆以上のページが存在しており、残念ながらその中には不正確な情報も混ざっています。しかし、インターネット上の情報はほとんど正しいと思っている人が大半です。

    お客様がお店の情報を見て正しい情報だと思っていたら、誤った情報だったと知ると信頼性がなくなり、来店すらされないという状況になります。

    お客様に来店されるからこそお店が経営できるということを忘れずに、信頼性の高いツールを維持しましょう。

    まとめ

    さまざまなウェブ販促ツールをお伝えしましたが、登録や情報修正などを全て管理することはやはり時間がかかり大変です。

    テンポスフードプレイスでは、管理が難しい飲食店オーナー様向けに登録・運用代行を行っています。

    窓口ひとつで複数のツールの情報修正を行うことが可能なため、集客のためにかかっていた時間を経営やメニュー開発などに集中することができます。

    例えば営業時間が変更になった場合は、Googleマイビジネス、ホームページ、SNSの情報をテンポスフードプレイスが更新を行います。

    こんな状況だからこそ、飲食店の新規開業、経営を徹底的にサポートいたします。
    詳しい情報はテンポスフードプレイスのサイトをご覧ください。

    飲食店の集客対策サービスはこちら

  • 開業準備ができたらいよいよオープン!飲食店オープン前と当日の流れとは?

    開業準備ができたらいよいよオープン!飲食店オープン前と当日の流れとは?

    飲食店を開業する準備ができたらいよいよオープンです。
    お客様に喜んでいただき、リピーター獲得のためにもオープン初日は重要です。
    本営業でキッチンもホールもバタバタ大慌てで失敗!こんなことにならないようしっかりと準備をしましょう。
    今回はオープンのポイントをお伝え致します。

    オープン準備

    まずはオープン準備です。
    時間がかかるものもございますので、しっかりスケジュール管理をしましょう。

    日にちの決定

    オープンの日取りの決め方は各人各様ですが、やはり「大安吉日」を選ぶオーナー様が多いです。
    また、語呂合わせで決めるのもよいでしょう。
    ただし、日取りにこだわりすぎて開店日を遅らせてしまうのは本末転倒なので、必要以上にこだわりすぎないようにしましょう。

    プレオープンの日程は、オープン前日~1週間前を目安に設定します。
    できれば、問題点を改善するためにオープン3日前程までに行うのがベターです。

    招待の準備

    家族や知人だけの招待だけであれば、メールや電話などの案内でよい場合もあります。
    親会社や店舗物件のオーナーなどの場合は招待状を用意したほうが無難です。
    FAXやメールに招待状の文書を添付して送る方法もあります。

    アンケートの準備

    来店してくれた方には、アンケート用紙を用意しておきましょう。
    直接言いにくいことでも、アンケート用紙を使うことによって書いてもらえる可能性が高まります。
    料理の味はもちろん、価格、雰囲気、スタッフ対応などチェック形式にすると、お客様も書きやすいです。
    アンケート内容は、あまり細かくなりすぎないようにしましょう。

    オペレーションの確認

    お客様が来店されてからお帰りまでの流れを確認します。以下を重点的にチェックしましょう。

    ・仕入れ、食材・備品の配置
    →食材の仕入れ量、食材の保管場所、調理備品の配置場所
    ・キッチン
    →配線・動線、味と提供時間、厨房機器の動作、衛生チェック
    ・接客
    →席への案内、注文の受け方、トラブルへの対応、片付けのタイミング
    ・会計
    →レジの操作、電子マネーやクレジットなどの端末操作、領収書の書き方

    他にも店によってオペレーションは異なりますので、チェックシートを作成するのもよいでしょう。

    告知準備

    オープン前販促は種類によって準備期間や費用が異なります。
    あらかじめどのような販促をするのかを考えて行動しましょう。

    また、プレオープン時に、招待客でないお客様が間違って来店される場合があります。
    店頭に「本日はご招待の方のみのプレオープンです」など書いた張り紙と、グランドオープンお知らせの張り紙を忘れないようにしておきましょう。
    せっかく来ていただいたので、ショップカードなどはきっちり渡して再来店に繋げましょう。

    オープン方法

    店舗オープンには3パターンありますので、それぞれメリット・デメリット含めて説明していきます。
    オープンの仕方は店の状況・特徴などによって変わりますので、しっかり考えましょう。

    プレオープン

    プレオープンとは飲食店開業の「実践練習」です。
    実際にお客様をお迎えし、キッチン・ホール共に問題なく行動できるか最終確認をします。
    また、プレオープンによって、近所の方や通りすがりの方への宣伝効果も期待できます。

    プレオープンのメリット

    ・仕入れ、仕込み、キッチン、接客などのオペレーション確認ができる
    ・店内の設備の動作確認ができる
    ・問題点がでた場合、グランドオープンまでに改善ができる
    ・宣伝、販促効果が期待できる

    プレオープンのデメリット

    ・客層など本営業とは状況が違う場合があり、プレオープンの経験が生かせない場合もある
    ・無料で行う場合、費用をかけすぎて赤字になるリスクがある
    ・しっかりトレーニングができていないと悪評になり、逆効果になる可能性がある

    推奨する招待客

    プレオープンでは、オープンするにあたりお世話になった人、友人、家族を招待するとよいでしょう。
    遠慮なく意見を言ってくれる身近な方や、多少の失敗を許容してくれる方がいいですね。

    ご招待した方の人数が多すぎて、店舗に入りきらないということがないように、立食式にしたり、複数日に分けたりしましょう。

    サイレントオープン

    サイレントオープンとは宣伝を一切せず、こっそりと店をオープンさせる方法です。
    来店数をコントロールしながら、オペレーションに磨きをかけていきます。

    サイレントオープンのメリット

    ・工事の遅れ、仕入れ不足、機器の不具合などの事態にも対応ができる
    ・来店数をコントロールすることで、お客様に丁寧な接客ができ、サービスの質を高められる
    ・接客やオーダーミスによる評判の低下を起こしにくい

    サイレントオープンのデメリット

    ・混雑した状況に対応できない可能性がある
    ・その後の集客、販促がうまくいかない場合がある
    ・売上があがらず、赤字になる可能性がある

    サイレントオープン後

    サイレントオープンをして一定期間がたち、徐々に安定してきたら、広告宣伝を始め集客を行いましょう。
    スタッフが店に慣れた段階で宣伝することで、様々なトラブルを防ぐくことができます。

    宣伝方法としては通常オープンと同様、チラシを配ったり、インターネットの口コミサイトなどの登録を行いましょう。

    グランドオープン

    グランドオープンとは、いわゆる正式な開店のことです。
    チラシやSNSによる告知と共に、ドリンクサービスなどのオープニングキャンペーンを行い、華々しくオープンしましょう。

    グランドオープンのメリット

    ・宣伝告知となり集客、販促効果が高い
    ・多くのお客様に訪れてもらい、いちおしメニューを食べてもらえる
    ・高評価を得ることができれば、口コミにより来店数を増やすことができる
    ・ランニングコストの回収ができる

    グランドオープンのデメリット

    ・対応しきれないほどのお客様が来店する可能性がある
    ・慣れないオペレーションで、多くのミスをする可能性がある

    集客・販促方法

    プレオープン、グランドオープンには宣伝することが欠かせません。
    お客様を万全に受け入れる体制ができたら、積極的に集客も仕掛けていきましょう。

    チラシ

    近隣の住む方への認知度をあげる集客方法です。
    多くの情報をいれることができるので、短期間での効果が見込めます。

    インターネットを使わない層へのアプローチだけでなく、Webサイトやアプリと連動させることも可能です。
    配布するエリア、チラシデザイン、キャッチコピーなどをしっかり決めて作成しましょう。

    SNS

    多くの方がやっているSNSでの集客は優秀なツールといえるでしょう。
    拡散力が高いため、短期間での集客が見込めます。
    SNS用に店内や料理の写真はきれいなものを選びましょう。

    基本的に宣伝コストがかからないこともこの集客方法の魅力の一つです。

    看板

    看板での集客方法は、長期にわたってオープンすることの認知をしてもらえることができます。
    基本的に1つ作成するだけでいいので、宣伝コストもかかりません。
    しかしチラシよりも具体性が低いため、訴求力が弱いです。
    工事中の時からしっかり告知しましょう。

    オープン後

    店舗開業はスタート地点です。これから自分の店を繁盛させていかなければなりません。オープン後にしっかりスタッフ同士で反省会をし、次回までに必ず改善しましょう。
    スタートアップ直後の経営者は代わりがいませんので、無茶をしすぎて心も体も壊さないよう気を付けながら仕事をしていきましょう。

    基本が重要

    成功に不可欠なのは「味」「サービス」「経営力」です。
    「店内、トイレが綺麗」「サービスの質」「料理がおいしい」「提供時間が早い」「雰囲気が良い」「適正価格」は顧客満足には欠かせませんので、必ずチェックするようにしてください。

    オーナーのみなさんは、常に客観的に状況を把握し、分析していかなければなりません。
    どのメニューが売れているのか、サービスの充実さ、仕入れや設備のランニングに無駄がないか、様々な角度から検証し改善を重ねていく必要があります。

    将来を見据えて一つ一つ努力を積み重ねていくことが、お店を繁盛させ、長く続けていく秘訣です。

    リピーターの重要性

    新たに開業した飲食店は、物珍しさから、開店して2~3ヶ月は客足が伸びます。しかしリピーターが付かなければ、尻すぼみとなってしまいます。
    開店期の集客が多い時期に、次に来店してもらうための動機付けとなる販売促進を行い、リピーターを獲得することが大切です。

    リピーターになってくれるかどうかは、2回目の来店が関係していると言われています。
    初めて来店したお客様が再来店する確率は40%程、2回目に来店したお客様が3回目も来店する確率は80%程に大きく伸びるとされています。
    つまり、2回目に来てもらったときに満足してもらえれば、リピーターを増やすことができるといえます。

    継続的に集客するためには、飽きさせないことです。また来たいと思っていただけるよう、リピーターを大切にし、しっかりとしたアフターフォローとサービスをしていきましょう。

    リピーターを増やすためには

    リピーターを増やすための方法をご紹介致します。

    SNSの活用

    様々なSNSが普及していますのでLINEやInstagramなどを積極的に活用しましょう。
    メニュー表やお手洗いなど、お客様の目につきやすいところにQRコードなどを貼っておきましょう。「友達追加特典」や「フォロー特典」といった表示の仕方をしておくと、リピーター確保に繋がります。

    お客様の好みの把握

    アンケートを用意し、ご要望の多いものはメニューやサービスに反映させましょう。

    また、予約台帳や顧客管理システムの導入をしている場合も、よりよいサービスを実現しましょう。
    例えば前回来店された時に窓側の席を希望したお客様には、「本日も窓側のお席ご用意できますがいかがでしょうか。」と声をかけるなど、さりげない気遣いでお客様の心を掴みましょう。

    キャンペーン

    ご自店でしか食べることのできない期間限定のメニューを作り、キャンペーンを実施することで、定期的に通いたくなる店作りができます。
    期間限定メニューで評判の良いものは定番メニューにして、リピート率を上げる方法もあります。
    キャンペーンが盛り上がりSNSなどで紹介されれば、新規のお客様を獲得するきっかけにもなります。

    見送りの挨拶

    お客様がお帰りの際、「ありがとうございました。」は必須ですが、その後に「またいらしてくださいね。」や「またお待ちしております。」など一言付け加えるだけでも、お店の印象アップに繋がります。

    また、「来月は季節のメニューが増えます。」や「旬の食材が入ります。」など、季節感を伝えられるとよりよいでしょう。

    お見送りの挨拶が、次回来店を促すようなものであるかを見直し、忘れられないうちに再度来店してもらえる店舗づくりを目指していきましょう。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    繁盛する店を作るにはスタートが肝心です。お客様が何度も行きたくなるようなお店にするために努力していきましょう。
    リピート顧客を一気に増やす手段はありませんので、お店に合ったやり方で一歩一歩取り組んでみてはいかがでしょうか。