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  • キャッシュレス決済ってなに?キャッシュレス端末比較!

    キャッシュレス決済ってなに?キャッシュレス端末比較!

    それぞれの決済方法を詳しく教えて!

    キャッシュレス普及率は近年消費者の中に浸透してして、日常生活に置いてキャッシュレスでお会計するといった人は世の中の半分以上を占めていています。

    今後、飲食店を経営する上でキャッシュレスの導入は必要不可欠となってくるでしょう。
    そのためキャッシュレスについて理解を深めておく必要があります。

    今回の記事では「キャッシュレスなにを導入したらいいか分からない。」や「キャッシュレスってなに?」といった方でも理解できるように説明しましたので、ぜひ参考にしてください!

    どんなキャッシュレスがあるの?

    キャッシュレス決済には基本的に以下の4つがあります。

    ・クレジットカード決済

    主に「Visa、Mastercard、American Express、JCB」などがあります。

     クレジットカードを受け入れることで、顧客はカードで支払いをすることが可能です。
    主要なクレジットカードブランドはVisa、Mastercard、American Express、JCBなどがあり、カードを受け付けることができるととても便利です。

    ・電子マネー

    主に「Suica、nanaco、楽天Edy、WAON」などといったものがあります。

    スマートフォンやプリペイドカードなどを使用した支払いが可能です。
    利用者は、事前にあらかじめチャージ(入金)を行っておく必要があります。

    支払い時には、カードやスマートフォンを対応するリーダー機器にタッチすることで支払いが完了します。
    お店に導入する場合は多くの人が利用している電子マネーサービスを選ぶと良いでしょう。

    ・QRコード決済

    主に「 PayPay、LINE Pay、d払い、auPay、楽天Pay」などといったものがあります。

    スマートフォンを使用した支払いです。QRコード決済では、支払いを行う際に加盟店が生成したQRコードをスマートフォンのカメラでスキャンします。

    スキャンして支払い金額を入力していただきますと決済完了となります。
    手軽で便利なため、特に若い世代の顧客に好まれる傾向があります。

    PayPay、d払いを申し込むなら

    ・一括端末

    主に「ステラ端末やAirペイ」などといったものがあります。
    一括端末とは、複数のキャッシュレス決済手段を一つの端末で受け付けることができる決済端末のことを指します。

    一括端末を導入することで、上記で述べた、クレジットカード決済、電子マネー、QRコード決済、交通決済など、複数の決済手段を一つの端末で受け入れることができます。
    これにより、顧客は自身が利用したい決済手段を選ぶことができ、より便利に支払いができます。

    ステラ端末を申し込むなら

    キャッシュレス端末は二種類に分けられます。

    キャッシュレス端末は大きく据え置き型、モバイル型と大きく二つに分けられます。

    ・据え置き型端末

    店舗やレジ台に設置される固定されたタイプの決済端末です。一般的にはカウンター上やレジ周辺に設置され、店員が操作することが一般的です。

    特徴
    ・物理的なカードリーダーやタッチパネルディスプレイを備えており、カードやスマートフォンのタッチ決済に対応している。
    ・電源とネットワークに接続され、安定した動作が求められる。

    多機能で決済の幅が広く、クレジットカードやデビットカード、電子マネー、QRコードなど様々な支払い方法に対応してる。
    ・一度設置すれば常に同じ場所にあり、店舗のレジシステムと統合してデータ管理や一括が簡単。

    ・モバイル型端末

    店舗内や外で移動しながら使用できる携帯性の高い決済端末です。一般的にはスマートフォンやタブレットと組み合わせて使用​​されます。

    特徴
    ・スマートフォンやタブレットをベースにしたアプリケーションを使用して、支払い処理を行う。
    ・通常、Wi-Fiやモバイルデータ通信を利用して、ネットワークに接続する。
    ・スマートフォンのカメラやQRコードリーダーを使用して、顧客の支払い情報を読み取る。
    ・持ち運びやすく、店内外のさまざまな場所で使用できます。特に、テーブルサイドでの支払いや移動販売などの用途に適している。

    キャッシュレス端末まとめ

    それぞれのタイプのキャッシュレス端末には、利点と注意点があります。

    据置型端末は、多機能で信頼性が高く、店舗の中心的な支払いポイントとして適しています。
    一方、モバイル型端末は携帯性と柔軟性があり、店内外での決済を行いたい場合や移動販売などの用途に適しています。

    飲食店や小売店などの業態やニーズに応じて、どちらのタイプのキャッシュレス端末が最適かを検討することが重要です。

    一括端末を導入したいけど何がいい? ステラ端末×Airペイ

    ステラ端末とAirペイは上記で述べた据え置き型のステラ端末とモバイル型のAirペイの2種類に分けられます。
    複数のキャッシュレスを導入したいと検討している飲食店の選択肢の一つです。

    以下では、手数料、導入のしやすさ、機能性、便利さの観点から見て比較し、どちらが飲食店にとってより良いか選択肢を検討します。

    ・比較|手数料 

     手数料は、飲食店にとって重要なコスト要素です。

    テンポスで紹介しているステラ端末は基本的に3.24〜3.26%かかります。
    一方、エアペイは競争力のある手数料体系を持っており、他のモバイル決済サービスと比較しても比較的安い手数料でご利用いただけます。
    手数料の面では、airペイがコスト面で利点を持っているでしょう。

    ・比較|導入までの期間、設置のしやすさ

    決済端末の導入は、手続きや設定の容易さも重要な要素になります。

    ステラ端末は物理的なカードリーダーを使用するため、設置や接続に一定の時間と技術的な知識が必要です。
    一方、Airペイはモバイルベースのサービスであり、アプリのダウンロードとアカウントの設定を行うだけで利用できます。導入のしやすさの面では、Airペイが快適性を提供します。

    ・比較|機能性

     機能性は、飲食店にとって欠かせない要素です。

    ステラ端末はクレジットカードやデビットカード、タッチ決済(NFC)に対応しており、多様な決済方法を提供します。一方、エアペイはモバイル決済に特化しており、スマートフォンからの支払いが主な機能です。決済の機能性ではステラ端末が便利な機能を提供しています。

    ・比較|利便性

    利便性は、顧客の利用性において考慮すべき重要な要素です。

    Airペイは顧客が自分の消費から支払いを行うため、持ち物を減らし、スピーディな支払いを実現します。
    また、Airペイは複数の通貨に対応しています。

    一方、ステラ端末は物理的なカードリーダーを使用するため、スマートフォンを持っていない顧客にも対応できます。
    便利さの面では、Airペイがよりスマートな決済体験を提供します。

    まとめ

    ステラ端末は多機能で信頼性があり、様々な決済方法に対応していますが、手数料や導入の手続きが容易である一方、エアペイはモバイルベースの便利な決済体験を提供し、低手数料で利用できますが、一部の機能や物理的なカードに依存する顧客には問題があります。

    上記の比較を考慮すると、ステラ端末とAirペイの選択は飲食店のニーズや状況によりますが、最終的な選択は、飲食店のニーズ、顧客の支払い傾向、快適性、予算などを総合的に考慮する必要があるでしょう。

    テンポスでは飲食店キャッシュレス導入支援を行っております。

    QRコードを導入したいということであれば「PayPay、d払い」、一括端末を導入したいということであれば「ステラ端末」をご紹介することができます。

    その他にもテンポスでは様々なサービスに対応しておりますのでご興味がある方は以下よりご確認ください!

    飲食店経営支援サービス

  • Wi-Fiとキャッシュレスで変化する飲食店の需要と集客ターゲット

    Wi-Fiとキャッシュレスで変化する飲食店の需要と集客ターゲット

    近年ではWi-Fiスポットやキャッシュレスを導入してる飲食店が増えています。
    この2種類のこちらかでも導入することで集客ターゲットの増加、満足度の向上につなげることができます。

    この記事ではWi-Fiとキャッシュレスそれぞれの導入する時に気を付ければならないことを踏まえて、自分のお店にあったサービスを検討しやすいように紹介していきます。

    飲食店でWi-Fiの導入で増える需要

    家庭や駅など最近では、Wi-Fiはどこにでもあるといっていいほど普及しています。
    飲食店でもカフェをはじめとして至る所で設置されています。
    設置することでメリットが多く集客にもつながります。

    しかし、求めていた顧客ターゲットと異なったり、セキュリティに不満が出てきたりする可能性があります。
    そこでまずはメリットとデメリットを理解したうえで導入の検討をしましょう。

    メリット

    Wi-Fiを入れることで多くのメリットを得ることができますが、デメリットもいくつか出てきてしまいます。そこで今からWi-Fiを導入するにあたってのメリットとデメリットを見ていきます。

    集客ターゲットが広がる

    店内で通信制限を気にせずに動画やゲームを利用できるのはお客様にとって大きなメリットになります。また外国人観光客もインターネット環境を必要としているため新たな顧客ターゲットとして見込むことができます。

    待ち時間をストレスフリーにできる

    店内が混んでいるときに料理の提供や席に行くまでに待ち時間が発生します。待ち時間中に通信制限を気にせずに動画やゲームを利用できます。

    そしてより快適に過ごせるためクレームが減り顧客満足度が上がります。

    配線をすっきりさせられる

    有線LANを使用しているとケーブルがごちゃごちゃになってしまいます。
    そこからスタッフやお客様が足を引っかけてしまいけがや断線の原因になりかねません。

    席の空きを減らすことができる

    Wi-Fiがあると快適に利用できるため自然とお客様の滞在時間が増えます。
    滞在時間を増やすことでお客様が誰もいない時間を減らすことができます。

    デメリット

    お店の回転率が下がる

    お客様の滞在時間が増えることはお店の回転率を下げるためデメリットにもつながります。
    食事が終わってからも動画やゲームを利用するため回転率が下がることは覚悟しなければなりません。
    そこで改善策としてWi-Fiの利用時間を制限することや忙しい時間は席の時間を設ける必要があります。

    セキュリティリスクがある

    Wi-Fiは不特定多数のお客様が利用するため電波を利用して情報を盗んだり、不正アクセスをしたりするリスクがあります。
    そこで解決策としてWi-Fiにパスワードをかけることやお店側とお客様側のWi-Fiを分けることで不正アクセスをしのぐことができます。

    Wi-Fiを導入する時に気を付けること

    コスト

    Wi-Fiの設置・利用にはコストがかかります。設置費用は3万~5万円程度が相場となりますがお店の規模に合わせて同時接続端末数や通信速度を試算して導入を考える必要があります。

    セキュリティ

    不正アクセスをされない多延にはセキュリティにも目を向ける必要があります。
    Wi-Fiには通信を暗号化する機能が備わっているものがあります。
    暗号化方式にはWEP、TKIP、AESなどがあり、それぞれ安全度や特徴が異なります。現在ではAESが最も安全性が高いので、AESに対応したWi-Fiルーターを導入するのがおすすめです。

    Wi-Fiの設置で高まる需要はお客様だけじゃない!

    従業員の福利厚生の1つとして使える

    Wi-Fiの利用はお客様だけではなく従業員も使用できるようにすることで休憩時間を快適に過ごすことができます。休憩時間にWi-Fiを使用することができるため福利厚生の1つとしてアピールすることができます。

    POSレジの導入

    POSレジは操作がしやすく会計ミスが起こりにくいです。締め作業も簡単なのでお店の業務効率も上がります。

    POSレジとWi-Fi

    posレジをWi-Fiに接続することで会計情報をパソコンにも保存することができます。
    最近ではオフラインで使用できるものもありますが、Wi-Fiがあることでタブレット型のposレジを使用することができます。

    またレジに使用するWi-Fiはお客様用と分けることがおすすめです。統一してしまうと回線が混んでしまったときにお会計に時間がかかってしまい作業効率が落ちてしまいます。

    国も推進しているキャッシュレス

    近年ではクレジットカード以外のキャッシュレスを使用する人が増えています。
    また国が増税に合わせてキャッシュレス還元事業を行ったために、キャッシュレス決済があたりまえになってきました。

    キャッシュレスの種類

    クレジットカード・デビットカード

    クレジットカードは使用できる場所が一番多いです。ショッピングだけではなく水道光熱費や保険金の支払いにも使用することができます。
    デビットカードは利用すると口座から即時で引き落とされるのでクレジットカードのような審査がなく高校生でも持てるカードとなっています。

    電子マネー

    電子マネーはクレジットカードとは違い暗証番号が必要ありません。
    また流通系と交通系の2種類があります。
    流通系はwaonやnanakoなどがあり関連店舗で様々なサービスが受けられます。
    交通系はsuicaやpasmoといった交通機関の利用や定期券として使用することができます。

    QR・バーコード決済

    国が政策でキャッシュレス還元事業を行い、近年で最も使用人口が増えた支払い方法になります。
    種類はたくさんありますがそれぞれご自身がお持ちのクレジットカードによって使い分けることがポイントもたまりやすくおすすめです。
    また期間限定でポイントを大量還元するといった企画も行われるので非常にユーザー数の多い決済方法となっています。

    QR決済はどこのを導入すればいいの?

    QR決済には非常に多く種類があります。
    今回はお店にQR決済を導入するに当たって押さえておきたいポイントを紹介いたします。

    paypay

    使用人口が1番多いQR決済になります。またアリペイにも対応しており、中国人観光客が多い地域では使用率が高いので特におすすめです。
    2021年9月30日まで決済システム料が無料なので迷ったらまずはこちらから導入してみてもいいでしょう。

    楽天ペイ

    会員が1億人以上いる楽天のQR決済となっています。
    導入費がかからず手数料が3.24%~3.74%となっていて簡単に導入することができます。
    またカードリーダーをご購入したら電子マネーや
    クレジットカードで決済がご利用できるキャンペーンも実施しています。

    LINEペイ

    lineペイはチャットアプリ「LINE」の決済サービスです。
    支払い方法がチャージしたお金で支払うプリペイド型とQR決済の2つが可能です。
    ユーザー同士で送金・割り勘ができるので飲食店にはお勧めの決済となっています。

    Airペイ

    端末1台とipadで様々な決済が可能で、レジ周りがすっきりとします。
    月額費・固定費が無料で決済手数料も楽天ペイと同じ3.24%~3.74%となっています。
    お店の規模を問わず簡単に導入することができます。

    キャッシュレスのメリット・デメリット

    メリット

    支払いの効率化

    お金を出すことがなくなるので支払いの時間短縮ができます。
    また金銭のやり取りがなくなるので、相違が発生するリスクが減ります。

    集客ターゲットの拡大

    支払い方法が増えると集客ターゲットも広がります。
    特にQR決済はポイント還元率が高く、定期的に大量還元の企画も行っていたりするので支払い方法でお店を探すお客様もいます。

    防犯対策

    金銭のやり取りがなくなるので窃盗されるリスクが減ります。

    衛生管理の向上

    お客様のスマホなどでの支払いになるので金銭での間接的な接触がなく非接触接客としてコロナ対策にもなります。

    デメリット

    決済手数料がかかる

    売り上げから約3%~4%の手数料がかかるため現金よりも売り上げが下がってしまいます。
    業態によって導入するか検討する必要があります。

    不正利用

    お客様がお支払いで不正利用した場合、お客様との間で問題が発生してしまいます。

    まとめ

    以上が、Wi-Fiとキャッシュレスの導入した時のメリットと気を付けなければならないことになります。

    Wi-Fiの導入にはお店の回転率や集客ターゲットを検討する必要があります。
    また、費用や同時接続対応数もお店の大きさと相談する必要があります。
    今後も増えていくキャッシュレスを導入するときは見込み客を検討して導入する必要があります。
    特にQR決済は導入がしやすく新しい集客ターゲットも見込めるのでおすすめです。

    皆様のお店でもWi-Fiとキャッシュレスをぜひ検討してみてください。

    テンポスでは下記のようなサービスをご案内しております。
    気になる方はぜひお申し込みください。

    Wi-Fiのご相談はこちらから

    キャッシュレスのお申し込みはこちらから

  • 飲食店におけるキャッシュレス決済の導入とそのメリット

    飲食店におけるキャッシュレス決済の導入とそのメリット

    飲食店においても「キャッシュレス決済」を導入することが一般的になってきました。

    キャッシュレス決済の種類や特徴、そしてメリットを知ることで、自分のお店に合わせたキャッシュレス決済の導入のヒントにすることができます。

    自分のお店に合うキャッシュレス決済をぜひ見つけてみてください。

    キャッシュレス決済とは?

    キャッシュレス決済とは、文字通りの意味で、現金(Cash)なし(less)で支払いをすることで、一般的な硬貨や紙幣を使った、現金支払い以外の決済方法のことです。

    最近よく耳にするけどそもそもキャッシュレス決済って?

    現金以外での決済方法と一口に言っても、さまざまなものがあります。
    事前にお金を払っておいてそのあとに商品を受け取る前払い方式や、商品の提供を受けると同時に現金以外の方法でお金を支払う同時払い方式、商品の提供を受けた後にお金を支払う後払い方式のもの。

    これらの全てが「キャッシュレス決済」です。

    既に普及しているこれも実はキャッシュレス!

    改めて「キャッシュレス」と聞くと、イメージが湧かない人たちも実はもうすでに使っています。
    例えば、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードもキャッシュレスです。

    事前にお金をICカードにチャージして、交通代として使ったり、コンピニ・スーパーでの買い物に使っている時、現金なしで決済しています。
    クレジットカードもキャッシュレスです。先に買い物はしても実際の支払いは翌月という後払い式の決済方法です。

    特に注目されるスマホ決済

    最近特に「キャッシュレス」といって、イメージされるものはスマホ決済です。

    スマートフォン1つで買い物ができるので、とても便利な決済サービスです。

    非接触型IC決済と呼ばれる、「iD」「QUICPay」「楽天Edy」などのサービスや、それらの決済方法まとめて管理する「Apple Pay」や「Google Pay」なども利用者が増えています。

    一方で、QRコード(バーコード)決済として、何度も還元キャンペーンを行い有名になった「PayPay」をはじめ、多くの人が利用しているLINEの決済サービス「LINE Pay」、携帯会社が運用する「d払い」、「au Pay」などのサービスも利用者を増やしています。

    キャッシュレス決済の利用者が増えている

    キャッシュレス決済の利用者は、新たなサービスがリリースされる中で増えています。

    世界の傾向としても、日本内においてもキャッシュレス化は進んでいますが、海外に比べ日本はまだまだ普及していないと言われています。

    世界のキャッシュレスの普及

    キャッシュレス決済の普及率は、2016年時点で韓国で9割、中国で6割、アメリカ・イギリス・オーストラリアなどでも5割前後となっています。特にお隣の韓国や、中国では国を挙げたキャッシュレス化の推進により高水準の普及率になっています。

    日本のキャッシュレスの普及

    一方、日本のキャッシュレス決済の普及率は2016年時点で2割弱と諸外国に比べ、まだまだ現金が決済の中心となっています。しかしながら、2020年には28.5%にまで増加し、少しずつ普及率を伸ばしています。

    日本でもキャッシュレスが浸透してきた

    特に2019年10月から2020年6月まで、消費税が10%に引き上がるとともに実施された、「キャッシュレス・ポイント還元事業」において、加盟店の導入時の費用負担軽減や、利用者へのポイント付与により、利用者が増えました。

    また、2021年3月までにマイナンバーカードを申請すると上限5,000円分のポイント還元を行う、「マイナポイント」事業もはじまり、ますます日本においてもキャッシュレス化が拡大しています。

    キャッシュレス決済の種類と特徴

    そんな日本でも普及し始めた、「キャッシュレス決済」ですが、大きく分けて3種に大別されます。
    それは、クレジットカード決済、電子マネー決済、QRコード決済です。
    それぞれの種類と特徴を見てみましょう。

    クレジットカード決済

    キャッシュレスの中でも主流で、30〜40代を中心に幅広い年代で利用され、高額な決済にも対応しています。商品の提供を受けた後にお金を支払う後払い方式のものが中心です。VISA、MasterCard、JCB の他にも、American Express、Diners Club、DISCOVER、中国銀聯などの決済ブランドがあります。

    電子マネー決済

    Suicaや PASMO などの交通系 IC カードや、イオン系列の WAON、セブン系列の nanaco などが有名です。特に、交通系ICカードは、交通機関の発達した地域で、サラリーマンや学生などを中心に利用されています。大手飲食店などでも、比較的、客単価の低い飲食店で導入されている傾向があります。

    QRコード決済

    PayPayや、d払い・メルペイなど、スマホでQRコードやバーコードを表示させて決済する方法です。今、一番利用者を拡大している決済方法で、20~30代を中心に若者の利用も多くなっています。インターネット環境があれば、設備が不要で、どのようなお店でも導入可能です。

    自分のお店はどのキャッシュレスが合うのか、詳細をまとめた記事もございますので是非参考にしてみてください。

    飲食店のキャッシュレス決済の導入メリット

    キャッシュレス決済がどういうもので、どういった種類や特徴があるのかを理解した上で、キャッシュレス決済導入にはどのようなメリットがあるかを見てみましょう。

    レジ業務の効率化

    会計時のお客様と店員のやりとりが減り、レジの打ち間違いや、おつりを渡す際のミスもなくなり、効率よくレジ業務が行えます。また、お客様がレジに並ぶ際にも、キャッシュレス決済であれば会計がすぐ済むので、行列ができにくくお客様が不満を持つ「レジ待ち」の防止にも繋がります。

    集客効果アップ

    キャッシュレス決済を導入することで、決済アプリの地図情報にお店が掲載されることで集客効果にも繋がります。ホームページやグルメサイトで利用可能な決済方法を掲載することや、お店の外装に利用可能な決済方法をステッカーとして貼ることにより、キャッシュレス利用者の入店の動機にも繋げられます。

    キャッシュレス利用者の中には、「クレジットカードが使えないなら他の店にしよう」、「今、スマホしか持ってないから、スマホ決済できる店にしよう」と考える人もいるようです。

    インバウンド集客

    新型コロナウイルスの影響で、現在は外国人観光客が少ないですが、インバウンド集客の対策の入口はキャッシュレス対応です。東京オリンピックが開催されるとなった際には、当初より少ないとは言え訪日外国人数は増加します。
    世界的に利用されているVISA、MasterCardなどのクレジットカード決済への対応はもちろん、中国人観光客向けに、クレジットカードの銀聯(UnionPay)や、QRコード決済のAlipayやWeChat Payの導入をすることで、インバウンド集客にも対応できます。

    現金手渡しがなく衛生対策にも

    新型コロナウイルスの影響といえば、衛生対策も必須です。
    もともと現金の受け渡しは、多くの人の手を渡っているので不衛生とされていましたが、最近は特に感染症の広がりにおいても現金手渡しを避ける傾向があります。
    キャッシュレス決済を導入することで、お客様・店舗スタッフともに現金の受け取りや、おつりの受け渡しがなくなり衛生対策にもなります。

    まとめ

    以上が、キャッシュレス決済の種別や特徴、そのメリットのまとめでした。

    これからさらに進むキャッシュレス化に対応するために、キャッシュレス決済を導入して波に乗り遅れないことが大切です。現状のキャッシュレス需要やターゲットをまとめた記事もありますので、参考にしてみてください。

    導入する決済サービスをどれにするか悩んだ時には、あなたのお店のターゲット層の年代や客単価、立地としてサラリーマンが多いのか、外国人観光客が多い地域なのかも合わせて考えることで、導入のヒントにもなります。一括で多くの決済に対応することができるサービスもあります。

    あなたのお店にあったキャッシュレスサービスを導入しましょう。

    キャッシュレス導入についてのご相談は、テンポスフードプレイスでも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

    キャッシュレス導入支援はこちら