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  • ラーメン屋開業の機器・什器・備品の選びかた~製麺機と圧力寸胴編

    ラーメン屋開業の機器・什器・備品の選びかた~製麺機と圧力寸胴編

    ラーメンづくりのかなめとなる麺とスープ。
    いうまでもなくラーメンはシンプルなメニューです。シンプルだからこそそれぞれが非常に重要になります。
    ここでは自家製麺による麺づくりと圧力寸胴鍋によるスープづくりについて詳しく解説していきます。

    自家製麺を導入しよう~メリット

    街中で目にする「こだわりの自家製麺」「製麺所併設」などの看板。見ているだけで美味しそうなイメージが湧いてきます。
    本当に自家製麺はメリットがあるのでしょうか?

    1.納得がいくまで追求した麺作りが可能

    ラーメンにとって、麺はスープと並んで主役の一人です。
    製麺機を使えば、 材料にも仕上がりにもこだわった麺をお店で使用することができます。

    2.店のこだわりをアピールしやすい

    「自家製麺を使用」と訴求できるため「あっ、この店はラーメン専門店だな!」と周囲から見られます。堂々と自家製麺のアピールができます。

    3.顧客ニーズに合わせることができる

    常にお客様のニーズにあわせて麺を作り変えることがでるようになります。
    例えば麺の太さや柑橘系を少し加えたさわやかな麺など、閃いたらすぐに実践して製麺できるようになります。

    4.生麺の販売も可能

    今、流行りのラーメンの持ち帰りですが、こちらも簡単に出来るようになります。
    持ち帰り用に仕様を変えた麺も作れます。

    5.商品開発がしやすい

    期間限定などの新メニューを開発する際、思い立ったらすぐに製麺機で開発・研究・実験が可能です。
    期間限定メニューも必要な分だけ作ることが可能です。

    6.仕入れ麺よりコストを抑えられる

    仕入麺よりもコストを抑えることができます。

    自家製麺を導入しよう~テンポスオリジナルの製麺機


    「製麺機がいいのはわかった。でも種類が多すぎて何を選べばいいかわからない」ですよね。
    ここではテンポスオリジナルの製麺機に絞ってみていきたいと思います。

    格安の秘密は、商品数を絞った集中生産

    テンポスオリジナルは、2タイプのみの開発に注力することにより低価格を実現しています。

    テスオリジナル製麺機は2タイプです。ミキサーの有無のみの違いとなります。
      ミキサー付き:150万円
      ミキサーなし:125万円
     ☆おすすめはミキサー付きです。

    ご購入いただいたお客様の多くは1年半〜2年ほどで機械代を償却できる計算です。

    熟成期間を含まず製麺のみですと約1時間程度で100食〜150食の製麺が可能です。
    通常の大きさのラーメン屋であれば充分な生産能力と言えます。

    麺づくりを全力でサポート

    製麺機導入には開発から携わった専門スタッフが担当いたします。
    粉の配合や熟成、圧延までのすべての工程レシピを提案させていただきます。
    レシピがあれば誰でも作ることができ、常に安定した品質を保つことが可能になります。

    動画をチェック!

    製麺機 導入までの流れ

    では実際の導入する場合の流れをみてみましょう。

    1.問い合わせ
    ラーメン屋を開業予定の方や、既に開業済で仕入れ麺から自家製麺に変えることを検討中のかたなど、麺のことや製麺機導入について、是非一度 お問い合わせください。

    2.作りたい麺の相談
    どんな麺を作りたいのかお客様の理想の麺についてお聞かせください。
    粉の選定からスタートして お好みの麺、太さ・細さ、スープに合わせて、加水率など細かな部分まで相談しながら決めていきます。 気に入っているお店を教えていただくことも理想の麺づくりの近道となります。

    3.サンプル麺の調整・試食・決定(製麺デモ)
    製麺デモは、在庫の製麺機で製麺したり、製麺機メーカーのテストキッチンで製麺したり・・などの方法をとりながら確認していきます。

    4.購入製麺機の選定
    製麺機を置けるスペースを考慮し、ロール式・手打ち式・押し出し式などの機器選定やミキサーなどの周辺機器の有無、価格と、使いやすさなども検討しながら最終決定していただきます。

    5.製麺機納品
    搬入導線、設置環境など事前に現調したうえで日程調整後、納品いたします。

    6.アフターケア
    導入後も製麺相談や機器のメンテナンスなどを行っております。

    圧力寸胴を導入しよう~メリットは?

    時間のかかるラーメンのスープづくりですが、圧力寸胴の導入を検討されてみてはいかがでしょうか?
    圧力寸胴を使用してのスープづくりはメリットがたくさんです。

    調理時間の圧縮

    従来の寸胴鍋を使ったスープ作りでは、1日に10時間以上スープを煮込む必要がありました。しかもときどかき混ぜながらの作業ですので大変でした。 しかし、圧力寸胴なら 沸点120℃で調理するので4時間で旨味の凝縮されたスープを作ることができます。 営業中にスープを炊く場合も作業に気を取られず営業に専念できます。

    人件費、光熱費も圧縮可能

    沸騰して圧力がかかるまでは強火ですが、いったん圧力がかかってしまえば、後は弱火で調理するのでガス代を抑えることができます。
    また、調理時間も約1/4の時間(※1)で済みますので、ガスの使用時間から考えてもガス代が安くなります。
    作業にかかる人件費やエアコンなどの電気代も削減できコスト削減につながります。

    ※1 通常の寸胴でのスープ炊き込み時間を15時間で計算しています。

    骨も粉砕できるほど高圧調理!

    通常の寸胴で10時間以上炊いた高濃度スープ、これが圧力寸胴を使えば1時間程で抽出が可能になります。
    圧力寸胴に入れたガラ用の骨も簡単に細かくすることができます。
    骨も軽くつつくだけで粉々に砕けるので通常の生ごみとして廃棄できます。
    スープは専用ホースで別の寸胴に移すことができるので手間いらずです。
    出来上がったスープは何時間もかき混ぜたように乳化させることができます。

    お手入れが簡単

    本製品では汚れの落ちやすいステンレスを採用しております。
    アルミ寸胴に付いてたしつこい汚れともオサラバです。
    ステンレス製は手入れが簡単で、金タワシで洗えるのも本製品の特徴となります。

    安全性:日本ボイラ協会 小型圧力容器 検定合格済!

    圧力鍋って怖い印象を受けられる方が多いと聞きます。
    きちんとした検査をうけているのでご安心ください。
    日本ボイラ協会の「小型圧力容器」の検査・検定を受け、合格済みの安全性が確認された商品となります。

    格安レンタル料金

    他社では月額45,000円~70,000円が相場です。
    テンポスでは、一番汎用性のある90Lに特化しており月額¥35,000を実現しました。
    ※契約料10万円/2年契約のプランになります。

    圧力寸胴鍋で作れる料理例

    白湯スープ、豚骨スープなどのラーメンのスープはもちろんですが他にもチャーシュー(焼豚)、 スペアリブ・薬膳スープ、煮豚なども作ることができます。

    レンタルのメリット

    毎年機器の点検に伺い消耗品の交換など行います。
    7年経過した時点で丸ごと新品に交換しています。(他社ではやってません)

    実際に導入いただいたお客様の声

    ラーメン屋を数店舗展開してますが今回白湯スープの新メニューの投入にあたって導入しました。
    3気圧の他社製品と比べましたが、時間的にもあまり変わらず口当たりなど総合的に2気圧のほうがよかったので選びました。悩みましたが担当の方が親切で頼りになりました。
    (東京都・ラーメン屋オーナー様)

    新メニューで豚骨スープを始めるためにレンタルで申し込みました。
    細かい味の調整の相談にも乗ってもらえたので大変ありがたかったです。
    (福岡ラーメン屋オーナー様)

    動画をチェック!

    圧力寸胴を導入しよう~導入の流れ

    1.テストキッチンの予約申し込み
    お電話やメールなどにて受付ております。ご希望日時などをお伺いし、デモ日程を調整いたします。 受付の際に、スープ・具材・濃度などどんなスープを作りたいかをヒアリングいたします。
    現在の使用中のスープをお持ち頂いて確認させて頂く場合もございます。

    2.圧力寸胴でのスープ作りデモ
    事前ヒアリング内容を前提にして再度念入りに打ち合わせた上で、ご希望に沿った具材で、圧力調理を行い確認いたします。同時に、圧力寸胴の使用方法・使用上の注意点・圧力調理の方法・乳化の度合いなどもご説明させていただきます。

    3.ご利用の申し込み・ご契約のご説明など(納品前までに)
    ご契約金・レンタル料(リースご契約ご希望の場合はリース料)のお支払い方法(振込・口座振替など)、及びご契約内容全般の説明をいたします。

    4.圧力寸胴の納品
    お客様のご使用店舗に当社担当が直接搬入設置を行います。設置時は、再度、使用説明を詳細にさせていただきます。

    5.レンタル開始
    実際に使用しながらレンタル料のお振り込み(初回または2回目)、レンタル料の口座振替(口座振替書類の申請により2回目以降)をお願いいします。

    6.アフターケア
    都度スープ作りのアドバイスや機器のメンテナンス(年1回のメンテナンス)などをいたします。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか? 今回はラーメン屋の自家製麺と圧力寸胴についてまとめてみました。
    お客様が追求される麺づくりとスープづくりのお手伝いが出来れば幸いです。

  • ラーメン屋開業メニュー作成時に大事な、コンセプトと価格設定方法とは?

    ラーメン屋開業メニュー作成時に大事な、コンセプトと価格設定方法とは?

    ラーメン屋開業メニュー作成時に大事な、コンセプトと価格設定方法とは?

    ラーメンは今や「国民食」として日本では親しまれており、年齢、男女問わず人気のメニューです。また、ラーメン屋以外にも、居酒屋やレストランでもラーメンを取り入れるお店が増えてきています。

    ここ最近は、独創性のあるラーメンを提供している、他店との差別化を図るお店も増えてきています。

    メニュー制作、構成、価格の設定など、メニュー作成は、売り上げに直結する「売上の要」ですので、時間をかけて決めておきましょう。
    ここではラーメン屋開業のメニュー作成時に大事なポイントを紹介します。

    1.コンセプトに基づいて

    ラーメンのメニュー作成の際、まず大事なポイントがコンセプトです。

    コンセプトを設定した上で、ターゲットの客層からラーメンの味、量、食器、盛付け方を決定していきます。
    コンセプトを決める際、ターゲットによって、ラーメンの種類、サイドメニューが変わってきます。


    ターゲットの例として、健康志向や美容を意識した「20代~40代の働く女性」、安い料金でボリューム満点、高カロリーを意識した「サラリーマンや食欲旺盛な20代~30代男性」など、様々です。
    上記のように、どんなコンセプトで提供するか、サービスをするかは、ターゲットを細かく設定し、行動傾向を調査する事が必要です。


    また、コンセプトを決める上で、立地条件もメニュー作成に大きく関わってきます。
    駅前や・繁華街などの比較的店が密集する立地では、個性、強いインパクトのあるメニュー、品目は少なめにし、逆にデザートなどの滞在時間が長くなるメニューの提供は避け、店内の回転率を上げる工夫が必要です。

    逆に夜の飲み客が期待できる時間帯のみ、お酒、おつまみ、デザートなどメニューの種類をふやすのが効果的です。
    ロードサイドなどの郊外の場合は、家族連れなど老若男女問わず受け入れられるために、品数を多めにし、幅を設けることが大切です。サイドメニューやデザートで、1人当たりの客単価のUPも狙えます。

    ※ロードサイドの注意点は、車で店に訪れる客層が多い場合、アルコールの提供が難しいため、アルコールを仕入れる際は、事前に行動の調査をしておくことが必要です。

    2.価格設定と原価率を抑える

    全国から見たラーメン1杯の価格は700円~800円であることが多い一方、最近では、1000円を超える高価なラーメンを提供するお店も増えてきています。また、格安チェーン店では、500円前後と値段は様々です。

    価格設定のポイント1:「業態」「周辺エリア」の相場を元に決定

    価格の設定は、「業態」「周辺エリア」の相場をもとに決定します。
    まずは、自身のお店に近い「業態」の立地、雰囲気、サービスの飲食店を調査しましょう。その他、出店エリアで、ライバルになりそうな店、その数と質、サービス価格などの「周辺エリア」の店をチェックしましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニューの価格を決定する際は、トータルの客単価から考えるのがポイントです。

    単品のメニューを決めるだけでは、コンセプトから大きく外れてしまうため、トータル客単価は、原価率30%前後になるよう設定するのが理想です。

    メニューの価格は、「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の2つから考えます。
    目玉となるラーメンの原価率は、平均で30%~35%程度と少し高めです。他の料理と比べると材料費がかかるため、ラーメンと合わせて、利益が出る原価率の低いメニューを組合せ、適切な原価率を出しましょう。

    安易に原価率を下げると、ラーメンの質の低下を招き、お客様離れにつながりかねません。しかし、粗利率の高いメニューへの注文が予想以上に集中し、トータルの原価率が40%近くになってしまうと経営を圧迫し、立ち行かなくなる可能性もあります。

    ラーメンの原価率を高く設定する場合は、原価率を抑えたほかのメニューを併せて注文してもらえるような見せ方、メニューの構成で、トータル原価率を30%程にできるようにしましょう。

    価格設定のポイント3:価格はそろえる

    メニューの価格がバラバラの場合、選ぶのに時間がかかり、悩むほどに注文点数は下がる傾向にあると言われています。価格は「シンプルに分かりやすく」というポイントを抑え、価格を揃えたり、下2桁を統一したり、わかりやすい価格設定にしましょう。

    原価率を抑える方法1:食品ロスを減らす

    食品ロスが起こる原因としてよく言われるのは、保存や管理の仕方と調理ミスによる食品ロスです。

    保存や管理については、あらかじめ食材の保管場所を確定し、先に仕入れたものから使用していく「先入れ先出し」を徹底することが大切です。また、貯蔵庫に食材を詰め込みすぎない、開閉時間をなるべく短くし、温度管理に注意しましょう。衛生管理についてはマニュアル化徹底しましょう。

    調理ミスを防ぐためには、あらかじめ注文の受け方や動線の確保、異物が混入していないかなど事前に準備、管理しておくことが必要です。

    原価率を抑える方法2:オーバーポーションしないよう気をつける

    ポーションとは「一人前」という意味で料理では言われます。オーバーポーション(決められた量より多めに盛り付け、しようすること)により、原価率を挙げてしまうことにつながります。
    オーバーポーションを防ぐには、あらかじめ量を決め、仕込み時に計測してわけておくと簡単です。

    原価率を抑える方法3:効率の悪いメニューの廃止

    時間や手間のかかる効率の悪いメニューを廃止にし、ランチタイムなど回転率を早くしたい時間帯は、効率のより
    良いメニューに集中させることで、少ない人員でお店を回すことができます。

    3.仕入先

    メニューが決まれば、次は仕入です。
    決まったそれぞれのメニューで、手作りする分、仕入れる分を決定します。
    その後は、仕入れ方法や調達ルートなど確保する必要があります。

    食材仕入れ先の開拓

    飲食業界.comは、食材、厨房設備、サービスなど、料理人と卸業者を結ぶマッチングサイトです。飲食店の仕入れのお手伝いを致します。

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