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  • 【北陸地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    【北陸地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    北陸地区で焼き鳥屋を開業するメリットとは

    北陸地区で飲食店を開業するメリットは以下のようなものがあります。

    新鮮な海産物が豊富:北陸地区には日本海に面した石川県、富山県、福井県があり、新鮮な海産物が豊富にあります。例えば、加賀野菜や越前蟹、能登牛などがあります。これらの食材を使った料理を提供することで、地元の味覚を堪能できるメニューを提供することができます。

    観光客の増加:北陸地区には、能登半島や白川郷などの観光地があります。これらの観光客に向けたメニューやサービスを提供することで、需要を拡大することができます。

    地場産業の支援:北陸地区は、農業や漁業が盛んな地域です。地場産業を支援することで、地元の生産者とのコミュニケーションを深め、食材の安定的な調達ができるようになります。

    交通の便が良い:北陸新幹線の開業により、東京から北陸地区へのアクセスが大幅に向上しました。そのため、観光客だけでなくビジネスマンなどの需要も取り込むことができます。

    これらのメリットを生かして、北陸地区で飲食店を開業することは、成功の可能性を高めることができます。ただし、地域の風土や文化を理解し、それに合わせたメニューやサービスを提供することが重要です。

    今回は、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【北陸地区】食品衛生責任者取得に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    ※開業に関して少しでも興味がある方におすすめ!「メインコンセプト・だれに・どこで・いくらで・いつ・何を・なぜ・だれが・どのように」の9つの項目を簡単に整理できる「開業コンセプトシート」と「記入例」を「無料」でダウンロードできます。

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

    テンポスドットコムHP

    お問い合わせはこちら

    ▼テンポスではフランチャイズでの開業支援も行っております。まずはお気軽にご相談ください

    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

  • 【東北地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    【東北地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    東北地区で焼き鳥屋を開業するメリットとは

    東北地区で飲食店を開業するメリットは以下のようなものがあります。

    地元食材の豊富さ:東北地方は、新鮮で美味しい海産物や山菜、果物など、豊富な地元食材があります。これらの地元食材を使った料理を提供することで、地元民からの支持を得ることができます。

    観光客の増加:東北地方には、世界遺産の登録された「白神山地」や「奥入瀬渓流」など、自然豊かな観光地が多くあります。また、仙台や青森、秋田などの都市部でも、多くの観光客が訪れます。観光客向けのメニューやサービスを提供することで、需要を拡大することができます。

    ブランド力の高さ:東北地方には、牛タンやわんこそば、ずんだ餅などの名物料理があります。また、東北地方は日本酒の産地でもあり、美味しい日本酒が数多くあります。これらのブランド力を生かした飲食店を開業することで、集客力を高めることができます。

    安定した需要:東北地方は、年間を通じて需要が安定しているといえます。特に、冬季にはスキー場や温泉地への観光客が多く、需要が高まります。また、東北地方は豪雪地帯でもあるため、スノーリゾートや、雪の結晶をテーマにしたカフェなど、季節感を生かしたビジネスも展開できます。

    これらのメリットを生かして、東北地区で飲食店を開業することは、成功の可能性を高めることができます。ただし、地域によっては厳しい気候や交通の便が悪い場合もあるため、地域の特性に応じた戦略が必要です。

    今回は、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【東北地区】食品衛生責任者取得に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    ※開業に関して少しでも興味がある方におすすめ!「メインコンセプト・だれに・どこで・いくらで・いつ・何を・なぜ・だれが・どのように」の9つの項目を簡単に整理できる「開業コンセプトシート」と「記入例」を「無料」でダウンロードできます。

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

    テンポスドットコムHP

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    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

  • 【四国地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    【四国地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    四国地区で焼き鳥屋を開業するメリットとは

    四国地区で飲食店を開業するメリットは、以下のようになります。

    四国独自の食文化がある:四国地方には、讃岐うどんや四万十川の天然ワサビなど、独自の食文化があります。また、四国は海に囲まれた地域でもあるため、新鮮な海の幸も豊富です。地元の食材を使ったメニューを提供することで、地元民からの支持を得ることができます。

    観光客の需要が高い:四国地方には、琴平町の金刀比羅宮や徳島県の阿波踊り、道後温泉などの観光地があります。観光客が多く訪れる地域で、独自のメニューやサービスを提供することで、需要を獲得することができます。

    地域のイベントに参加できる:四国地方には、多くの地域イベントが開催されています。例えば、徳島県の阿波踊りや香川県のうどん県国体などがあります。イベントに参加し、地元の人々に自分の店を知ってもらうことができます。

    人口密度が低いため、競合が少ない:都市部に比べて人口密度が低いため、飲食店の競合が比較的少ないです。ただし、地域によっては店舗数が少なく、需要と供給のバランスを見極める必要があります。

    地元の食材を安価に調達できる:四国地方は、自然が豊かで農業も盛んです。そのため、地元の農家から安価に食材を調達することができます。また、四国各地には飲食店向けの卸売市場もあります。そのため、コスト面でもメリットがあると言えます。

    以上のように、四国地方で飲食店を開業することには、独自の食文化や観光地、イベントへの参加、人口密度が低いこと、地元の食材を安価に調達できることなどのメリットがあります。

    今回は、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【四国地区】食品衛生責任者取得に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    ※開業に関して少しでも興味がある方におすすめ!「メインコンセプト・だれに・どこで・いくらで・いつ・何を・なぜ・だれが・どのように」の9つの項目を簡単に整理できる「開業コンセプトシート」と「記入例」を「無料」でダウンロードできます。

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

    テンポスドットコムHP

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    ▼テンポスではフランチャイズでの開業支援も行っております。まずはお気軽にご相談ください

    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

  • 【中国地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    【中国地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    中国地区で焼き鳥屋を開業するメリットとは

    中国地区で飲食店を開業するメリットは、以下のようになります。

    地元の食材を活用したメニューが作りやすい:この地域は、日本海と瀬戸内海に面しており、海の幸や山の幸が豊富です。特に瀬戸内海は、魚介類や牡蠣などが有名で、地元の食材を使った料理を提供することで、地元民からの支持を得られます。

    観光客の需要が高い:鳥取県には、鳥取砂丘や琴浦町などの観光地があり、島根県には、出雲大社や石見銀山などの観光地があります。また、広島県には、広島平和記念公園や宮島などの観光地があり、山口県には、秋吉台などの観光地があります。これらの観光地で飲食店を開業することで、多くの観光客から需要を得ることができます。

    交通の便が良い:鳥取県から山口県にかけては、高速道路や鉄道、空港などの交通手段が充実しており、アクセスが比較的容易です。特に、瀬戸内海を渡るフェリーや、山口県の関門トンネルなどのユニークな交通手段があり、観光客からも人気があります。

    人口密度が低いため、競合が少ない:都市部に比べて人口密度が低いため、飲食店の競合が比較的少ないです。そのため、需要に合わせたメニューやサービスを提供することで、比較的容易に顧客を獲得することができます。

    地域の食文化に注目が集まっている:鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県には、地域に根付いた独自の食文化があります。例えば、広島県には広島風お好み焼きや、山口県には関門海峡に面した海鮮料理などがあります。地元の食材や料理を取り入れたメニューを提供することができます。

    これらのメリットを生かして、中国地区で飲食店を開業することは、成功の可能性を高めることができます。ただし、地域の風土や文化を理解し、それに合わせたメニューやサービスを提供することが重要です。

    今回は、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【中国地区】食品衛生責任者取得に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

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    ▼テンポスではフランチャイズでの開業支援も行っております。まずはお気軽にご相談ください

    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

  • 【北海道地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    【北海道地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    北海道地区で焼き鳥屋を開業するメリットとは

    北海道地区で飲食店を開業するメリットは以下のようなものがあります。

    地産地消の需要が高い:北海道は、広大な自然と豊かな農林水産資源に恵まれており、地産地消の需要が高まっています。開業する飲食店で、地元産の食材を使ったメニューを提供することで、地元の消費者から支持されやすくなります。

    観光客の多さ:北海道は、豊かな自然や美しい景色が魅力的な観光地として有名です。夏は野外音楽フェスやキャンプ、冬はスキー場や温泉など、季節を問わず多くの人々が訪れます。観光客をターゲットにしたメニューやサービスを提供することで、需要を拡大することができます。

    外国人観光客の増加:北海道は、中国や東南アジアなどからの外国人観光客が増加しています。外国人向けのメニューを提供することで、海外からの需要を取り込むことができます。

    ブランド力の高さ:北海道は、牛乳やバター、チーズ、ジンギスカンなどの食品が全国的に有名です。また、地酒やワイン、クラフトビールなどの地元酒類も多数あります。北海道産というブランド力を生かした飲食店を開業することで、集客力を高めることができます。

    これらのメリットを生かして、北海道地区で飲食店を開業することは、成功の可能性を高めることができます。ただし、地域によっては厳しい気候や交通の便が悪い場合もあるため、地域の特性に応じた戦略が必要です。

    今回は、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【北海道地区】食品衛生責任者取得に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    【北海道地区】食品衛生責任者取得に関する参照リンク集はこちらからダウンロード

    ※開業に関して少しでも興味がある方におすすめ!「メインコンセプト・だれに・どこで・いくらで・いつ・何を・なぜ・だれが・どのように」の9つの項目を簡単に整理できる「開業コンセプトシート」と「記入例」を「無料」でダウンロードできます。

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

    テンポスドットコムHP

    お問い合わせはこちら

    ▼テンポスではフランチャイズでの開業支援も行っております。まずはお気軽にご相談ください

    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

  • 【甲信越地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    【甲信越地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    甲信越地区で焼き鳥屋を開業するメリットとは

    甲信越地区で飲食店を開業するメリットは以下のようなものがあります。

    高級食材の豊富さ:甲信越地区には、高級な食材が豊富にあります。例えば、信州牛や長野県産のリンゴ、魚沼産のコシヒカリなどがあります。これらの食材を使った料理を提供することで、高級感のあるメニューを提供することができます。

    観光客の増加:甲信越地区には、多くの観光地があります。例えば、上高地や白馬などの山岳リゾート、長野市や軽井沢などの都市部、湖畔や温泉地などがあります。これらの観光客に向けたメニューやサービスを提供することで、需要を拡大することができます。

    多様な需要のある地域:甲信越地区は、都市部と山岳リゾート、湖畔や温泉地など、多様な需要がある地域です。そのため、ビジネス戦略を地域の特性に応じて調整することで、需要を上げることができます。

    飲食店の競合が少ない:甲信越地区は、大都市圏に比べて人口が少ないため、飲食店の競合が少ない傾向があります。そのため、競合に勝つために独自性のあるメニューやサービスを提供することが重要です。

    これらのメリットを生かして、甲信越地区で飲食店を開業することは、成功の可能性を高めることができます。ただし、地域によっては交通の便が悪い場合もあるため、地域の特性を踏まえたビジネス戦略が必要です。

    今回は、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【甲信越地区】食品衛生責任者取得に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

    テンポスドットコムHP

    お問い合わせはこちら

    ▼テンポスではフランチャイズでの開業支援も行っております。まずはお気軽にご相談ください

    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

  • 【東海地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    【東海地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    東海地区で焼き鳥屋を開業するメリットとは

    東海地区で飲食店を開業するメリットは以下のようなものがあります。

    観光客の増加:東海地区には、伊勢神宮や鳥羽水族館、名古屋城などの観光地があります。これらの観光客に向けたメニューやサービスを提供することで、需要を拡大することができます。

    人口が多い:東海地区は、人口が多い地域です。そのため、多様な人々の需要を取り込むことができます。また、大都市圏に近いため、若年層や外国人観光客にもアピールすることができます。

    地場産業の支援:東海地区には、農業や漁業が盛んな地域があります。地場産業を支援することで、地元の生産者とのコミュニケーションを深め、食材の安定的な調達ができるようになります。

    交通の便が良い:東海地区には、新幹線や高速道路が発達しています。そのため、全国各地からアクセスしやすく、ビジネスマンや観光客など幅広い需要を取り込むことができます。

    これらのメリットを生かして、東海地区で飲食店を開業することは、成功の可能性を高めることができます。ただし、地域の風土や文化を理解し、それに合わせたメニューやサービスを提供することが重要です。

    今回は、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【東海地区】食品衛生責任者取得に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    ※開業に関して少しでも興味がある方におすすめ!「メインコンセプト・だれに・どこで・いくらで・いつ・何を・なぜ・だれが・どのように」の9つの項目を簡単に整理できる「開業コンセプトシート」と「記入例」を「無料」でダウンロードできます。

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

    テンポスドットコムHP

    お問い合わせはこちら

    ▼テンポスではフランチャイズでの開業支援も行っております。まずはお気軽にご相談ください

    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

  • 【九州・沖縄地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    【九州・沖縄地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    九州・沖縄地区で焼き鳥屋を開業するメリットとは

    九州・沖縄地区で飲食店を開業するメリットは、以下のようになります。

    地域独自の食文化が豊か:九州・沖縄地区には、郷土料理や地元の食材を使用した料理が豊富にあります。例えば、長崎県のちゃんぽんや、沖縄県のゴーヤーチャンプルーなどです。そのため、地域に根ざした飲食店を展開することで、地元の人たちから支持を得られる可能性が高くなります。

    観光客が多い地域が多い:九州・沖縄地区には、温泉や観光スポットが数多くあります。特に沖縄県は、海外からの観光客も多く訪れるため、多様な需要に対応することができます。

    食材が豊富:九州・沖縄地区は、海に面した地域であるため、新鮮な魚介類や海産物が豊富にあります。また、農業も盛んであり、地元の野菜や果物も多種多様に取り扱われています。これらの食材を活用したメニューを提供することで、飲食店の魅力を高めることができます。

    ライバル店が少ない:人口密度が低いため、競合する飲食店が少ない地域が多いです。そのため、自分たちの店の個性を出しやすく、地域住民からの支持を得ることができます。

    消費者の意識が高い:九州・沖縄地区は、健康志向や環境に対する意識が高い地域と言われています。そのため、無農薬野菜や有機野菜、地元産の食材を使用した料理に対する需要が高くなっています。

    以上のように、九州・沖縄地区で飲食店を開業することには、地域独自の食文化や観光地、食材の豊富さ、競合店の少なさ、消費者の意識の高さなどのメリットがあります。、イベントへの参加、人口密度が低いこと、地元の食材を安価に調達できることなどのメリットがあります。

    これらのメリットを生かして、九州・沖縄地区で飲食店を開業することは、成功の可能性を高めることができます。ただし、地域の風土や文化を理解し、それに合わせたメニューやサービスを提供することが重要です。

    今回は、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【九州・沖縄地区】食品衛生責任者取得に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

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    ▼テンポスではフランチャイズでの開業支援も行っております。まずはお気軽にご相談ください

    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

  • 【近畿地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    【近畿地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    近畿地区で焼き鳥屋を開業するメリットとは

    近畿地区には、日本有数の観光地や大都市があり、多くの人々が集まるため、飲食店を開業するメリットがいくつかあります。

    観光客の多さ:近畿地区には、京都や奈良、大阪など、多くの世界遺産や観光スポットがあります。そのため、多くの国内外の観光客が訪れます。飲食店を開業すれば、その観光客をターゲットにしたメニューやサービスを提供することで、需要を拡大することができます。

    地域の特色:近畿地区には、豊かな歴史や文化があります。例えば、京都ではおばんざいや鴨料理、大阪ではたこ焼きやお好み焼きなど、地域特色のある食文化があります。そのため、地域の特色を生かしたメニューを提供することで、集客力を高めることができます。

    交通の便が良い:近畿地区には、多くの鉄道やバス路線が通っています。また、関西国際空港や大阪国際空港もあり、国内外からのアクセスが容易です。そのため、交通の便が良いことにより、多くの人々が飲食店に足を運ぶことができます。

    飲食文化の発展:近畿地区は、飲食文化の発展が進んでいます。多くの人々が、美味しい食事を求めて、新しい飲食店を開拓することに興味を持っています。そのため、新しいアイデアやメニューを提供することで、注目されることが期待できます。

    これらのメリットを生かして、近畿地区で飲食店を開業することは、成功の可能性を高めることができます。しかし、競合が激しいため、緻密な市場調査や戦略の立案が必要です。

    また、近畿地区で焼き鳥屋を開業することにはいくつかのメリットがあります。

    今回は、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【近畿地区】食品衛生責任者取得に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    (※上記ボタンをクリックし、ぜひダウンロードして活用してください!)

    ※開業に関して少しでも興味がある方におすすめ!「メインコンセプト・だれに・どこで・いくらで・いつ・何を・なぜ・だれが・どのように」の9つの項目を簡単に整理できる「開業コンセプトシート」と「記入例」を「無料」でダウンロードできます。

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

    テンポスドットコムHP

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    ▼テンポスではフランチャイズでの開業支援も行っております。まずはお気軽にご相談ください

    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

  • 【関東地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    【関東地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    関東地区で焼き鳥屋を開業するメリットとは

    関東地区は、多くの飲食店がひしめき合う東京都をはじめ、ベッドタウンとして発展してきた埼玉県・神奈川県・千葉県、そして、国内最大の消費地である東京都に近接し、自然豊かでありながら首都圏への通勤も可能というアクセスの良さもあり、移住先として人気の高い茨城県・群馬県・栃木県の1都6県を指します。

    そんな関東地区で焼き鳥屋を開業するメリットとはなんでしょうか。

    まずは圧倒的に集客が見込みやすい土地柄でしょう。特に、東京は人口が集中していて、国内有数の乗降者数が多い駅が複数あり、地の利があることから平日、休日問わず人が集まりやすい土地です。

    例えば、東京では、銀座などの一等地・サラリーマンが集まる新橋エリア、新宿のような夜間営業がしやすいエリアといったように、特徴があるエリアが多数存在しそれぞれに大きな魅力がありますので、新たに開業するお店のコンセプトに合ったターゲットや立地を見つけやすいでしょう。

    また、埼玉県・神奈川県・千葉県といった南関東は、東京に本社がある大企業の支店が多くあり、駅前の集客需要は高いでしょう。また、東京都に比べ、自家用車で訪れるロードサイド店が多いのも特徴です。

    さらに、茨城県・群馬県・栃木県といった北関東は、地域密着の店舗が数多く存在し、休日は季節を問わず観光客の需要を取り込みやすいメリットがあります。

    関東地区1都6県には、それぞれの特徴があり、立地・賃料・集客の面などを考慮し、新たに開業するお店のコンセプトに合った場所を調べましょう。

    また、関東地区で焼き鳥屋を開業することにはいくつかのメリットがあります。

    今回は、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【関東地区】食品衛生責任者取得に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

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    ▼テンポスではフランチャイズでの開業支援も行っております。まずはお気軽にご相談ください

    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

  • 焼き鳥屋開業は儲かる?焼き鳥屋開業のメリット・デメリットを解説!

    焼き鳥屋開業は儲かる?焼き鳥屋開業のメリット・デメリットを解説!

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    ※開業に関して少しでも興味がある方におすすめ!「メインコンセプト・だれに・どこで・いくらで・いつ・何を・なぜ・だれが・どのように」の9つの項目を簡単に整理できる「開業コンセプトシート」と「記入例」を「無料」でダウンロードできます。

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    【人気の記事】目的を明確化し、店の成長につなげる! 戦略的会議のススメ
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

    下記URLでは、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。
    合わせてチェックしてみてください。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!全国10地区版の「食品衛生責任者取得に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

    ダウンロードは下記10地区のご希望の記事リンクをクリックし、該当記事上部からダウンロードしてください。

    【北海道地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/9406

    【東北地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/9441

    【関東地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/9341

    【甲信越地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/9401

    【北陸地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/9449

    【東海地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/9396

    【近畿地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/9384

    【中国地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/9409

    【四国地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/9420

    【九州・沖縄地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法
    https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/management/9391

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    ▼テンポスではフランチャイズでの開業支援も行っております。まずはお気軽にご相談ください

    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。