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  • 【ラーメン店・麵屋さくら井】「今あるものを大事にしたい」毎日食べられる「らぁ麺」誕生の成功の秘話とは?

    【ラーメン店・麵屋さくら井】「今あるものを大事にしたい」毎日食べられる「らぁ麺」誕生の成功の秘話とは?

    JR中央線または総武線三鷹駅から徒歩12分。住宅街に佇む人気の名店『麵屋さくら井』。

    2016年11月にオープンして以来、店主の櫻井祐太さんによる自慢のスープで味わう美味しいラーメンが好評を呼び食べログで星3.90、「食べログ ラーメン 百名店 TOKYO」も受賞する大人気店へと成長しました。

    店主の櫻井さんは名店「ラーメン処ほん田」の2号店で修行を積み、自身の地元である三鷹に出店、地道な努力を重ねてここまでやってきました。そんな櫻井さんの苦労や失敗、今後の目標についてお聞きしました。

    開業までの経緯

    始まりは年間500杯のラーメン好き

    大学在学中、ラーメンにハマった櫻井さん。年間500杯も食べるほどラーメン沼に浸かっていました。
    当時はラーメン屋さんになりたいという願望はなく、ただ純粋にラーメンを食べることが好きだったそう。
    そんな時、好きでよく行っていた「ラーメン処ほん田」が2号店をオープンすると知り、アルバイトを募集していたので軽い気持ちで大学の1年間やってみようかな、とバイトを始めました。

    働いていくうちに社員さんの仕事のモチベーションのすばらしさや仕事の楽しさを感じそのまま社員となりました。

    ラーメン処ほん田からの独立とタイミング

    ほん田での修行を始めて5年、徐々に物件を探し2年ほどして「あ、ここいいな」という物件を見つけ、様々な良いタイミングが重なり、元々30歳での独立を目標にしていたこともあり独立しての開業を決めました。

    三鷹を選んだ理由は、三鷹を盛り上げたいという思いから

    完全に独立という形で円満に送り出してもらい、三鷹での開業を決めた櫻井さん。
    三鷹を選んだ理由は実家が三鷹にありお店の回りがホームタウンであるということが大きな決め手となったそう。
    初めから三鷹での物件探しをしていたそうです。

    三鷹を盛り上げたい!そんな思いから地元に出店し、今や行列の絶えない人気店となりました。
    外観は住宅街ということもありシックな雰囲気です。

    特製醤油らぁ麺 1,400円(税込)

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    苦労したこと、失敗したこと、それらを乗り越えたエピソード

    イメージ通りにはいかなかった

    5年間の修行中、ほん田さんの所でも色々なお店で働かせてもらったそう。
    東十条の本店、中箱のお店からラーメンストリートの地下で20席以上ある大箱のお店まで様々なタイプのお店を経験し、仕込みのサイクルやお店のキャパごとのサイクルというのを学びました。

    しかし、いざ自分のお店をオープンしたところ、理解していたはずのイメージ通りには行かず全く思うようにはいかなかったそうです。
    オープン当初は1日1時間寝られるか寝られないか、という日々が続いたそうでこんなにイメージした通りに出来ないものかと思い悩んだんだそう。

    大変だったのはシステムの構築

    忙しさで寝られないというよりは、お客さんは今に比べたら断然少なかったのですが、自分でシステムを作り上げるまで苦心したとのこと。

    最初は社員やスタッフも雇っておらず、アルバイトと櫻井さんの二人三脚でこの時間にこれをやって、など時間や作業のシステム作りが軌道に乗るまでが大変で、1か月くらいは1時間睡眠という日々が続いたそうです。

    苦労とは感じない味づくり

    倒れるまではいきませんでしたけど、今はもう完全に落ち着いて、7年の月日が経ちました。社員もスタッフもいるのできちんとサイクルができているとのこと。
    味づくりに関しては、最初と今では全く違うものになっている、と櫻井さんは語ります。

    「苦労とは感じません。そこは日々、本当にちょっとずつ変えてやっていったことなので」と力強い言葉を頂きました。

    飽きないための味づくり

    味を変化させていくことについては、お客さんの反応も見つつ、櫻井さん自ら1日1杯は必ずラーメンを食べるそう。
    毎日食べていると「ん?あれ?」と思うことがあるそうで、それはお客さんの為でもあり自分が飽きない為にも日々変え続けているとのこと。

    新たな挑戦

    他に苦労したことは?と尋ねると「2号店の開業」を挙げてくださいました。
    2号店は1回目の緊急事態宣言のさなかだったそう。
    不動産屋さんにも「本当に大丈夫ですか?」と聞かれるほどだったと笑う櫻井さん。

    しかし、ずっとやってみたかったラーメン居酒屋という業態を良い物件を見つけたことでいいタイミングだ、「今しかない!」と思って始めたのだそうです。
    今は人の流れも戻ってきて2店舗とも順調とのことです。

    日々の努力が実を結ぶ

    やはり日々の努力、日々味を変化させていくことが一番大事だと力強く語ります。
    「人気店はみんなやっていることだと思う」と強い信念を伺わせました。

    開業してみてはじめてわかったこと

    居ぬき物件の落とし穴

    元々スナックだった物件を居ぬき物件として使うことになった櫻井さんでしたが、お店の工事の知識とかは全くなく、「同じ飲食店だしある程度行けるだろうな」と思っていたのが失敗だったそう。

    スナックとラーメン屋という全く違う業態だったため内装が違い過ぎてほぼ全部壊してからの着工となり1から作り直すという状況でかえってお金がかかってしまったそうです。

    始めてみないとわからなかった事がいっぱいありました。「ちょっと狭いな」と思いつつも8坪の物件を選びましたが、「グリストラップ」の容量などの点からも改めて「狭いとちょっと大変だな。」と思ったとのこと。

    テンポスとの関わり

    さくら井をオープンする前から新宿店にお世話になった、と櫻井さん。
    厨房道具は寸胴や鍋、ポットなどあらゆるものをテンポスで揃えたそう。
    何かなくなるとすぐ中央線で1本のテンポスへ駆けつけました。

    「かっぱ橋」とかも行くそうですが、やはり「あそこ(テンポス)に行けばたぶん求めてるものはあるだろうな」と頭にあるそうで今は行く頻度も減ったようですが、1、2年目は1か月に1回は利用していたようです。

    今後の展望・開業する方へのメッセージ

    今後の展望:今あるものを大事に

    「無理にお店を広げたいって想いはない」と櫻井さんは語ります。
    2号店も同じ駅圏内にあり、「自分の中では味が見れる範囲でやっていきたい。」と強くおっしゃっていました。
    人が育ってタイミングが合い次第次があるかな。とのこと。

    広げれば広げるほど苦労があるため「今あるものをよりよくしていきたい」という気持ちが大きいということでした。

    開業する人へのメッセージ

    開業してから分かったことや苦労した話にも通じることだけれど、本当にやってみないと分からない事も多いので、と言う櫻井さん。

    ある程度の覚悟が必要だという気持ちと、味づくりもそうなんですけどオープンして、そこから日々ブラッシュアップしていくので「踏み出すことも大事かな、踏み込む第1歩」と櫻井さんは力強く語ってくれました。

    まとめ

    櫻井さんにやりがいを感じる時は?と聞くと

    「僕は、お客さんが美味しいって言ってくれるのもめっちゃ嬉しいんですけれども、
    お客さんの為でもあり割と自分のためにラーメン毎日作り続けてるってところもあるので。
    現場に絶対立って味見てああ、良い営業したな美味しかったなっていうのは日々の1番ですね」

    と清々しく返ってきました。

    ラーメンが大好きな櫻井さんにとって天職ともいえるラーメン作りは、「毎日食べても飽きない味」を追求した日々の努力の積み重ねなのだと感じました。

    好きこそものの上手なれ、という言葉通り好きなものを努力して追求し続けているからこそ人気店へと成長したのだと思います。

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    #取材協力
    店名:麵屋さくら井
    店主:櫻井祐太氏
    住所:東京都武蔵野市西久保2-15-27
    TEL:非公開

  • 【まとめ】飲食店に関する「意外と知らない」ためになる相場記事8選~ポイントと参考事例~

    【まとめ】飲食店に関する「意外と知らない」ためになる相場記事8選~ポイントと参考事例~

    「飲食店を開業したいけど、相場を知らないので資金がいくら必要か分からない」「飲食店の開業までの流れを知りたい」という方は多いのではないでしょうか。中でも、飲食店を開業する際の大きなポイントである金銭面について不安をもっている方は多いのではないでしょうか?

    飲食店を開業された方の誰もが抱える永遠のテーマは「経費削減」。しっかりと収益を上げて安定経営を保っていただくために、多岐にわたりますが、しっかりと儲けていただくためのいくつかの重要な要素に関して、今回は、『飲食店に関する「意外と知らない」ためになる相場』に関してポイントと成功事例を取り上げた8つの記事をピックアップして紹介します。

    一般的な飲食店に関連する相場や費用について

    飲食店に関する「意外と知らない」ためになる相場は、多くの要因によって異なります。以下は、一般的な飲食店に関連する相場や費用についての一般的な情報ですが、地域や店の種類によって大きく異なることを理解しておいていただいたうえで、以下にいくつかの主な要因を挙げてみましょう。

    賃貸料

    飲食店の場所は、地域や立地によって賃貸料が大きく異なります。都市部や繁華街にある店舗は通常高い賃貸料を要求します。賃貸料は月額で支払われ、場所や店のサイズに応じて異なります。

    内装と設備

    飲食店の内装や設備にかかる費用は、新しい店舗を開業する場合や既存の店舗を改装する場合にかかります。これには、家具、キッチン機器、照明、装飾品などが含まれます。

    食材と調理器具

    食材や調理器具の調達にかかる費用は、メニューに応じて異なります。新鮮な食材を提供する場合、供給源や季節によって価格が変動することも考慮に入れる必要があります。

    従業員の給与

    シェフ、ウェイター、調理補助などの従業員を雇う場合、それぞれのポジションに応じた給与や福利厚生費用がかかります。

    光熱費

    店舗の電力、ガス、水道などの光熱費は、運営コストの一部です。これらの費用は季節や地域によって異なります。

    衛生規制とライセンス

    飲食店は衛生規制を守る必要があり、食品衛生証明書などのライセンスを取得するための費用がかかります。

    広告とマーケティング

    顧客を引きつけるために広告やマーケティング活動を行う必要があり、これにかかる費用も考慮に入れる必要があります。

    利益目標

    最終的な相場は、所望の利益目標に大きく影響します。収益と利益を確保するために、価格設定や経営戦略を検討することが重要です。

    これらの要因は、飲食店の経営において考慮すべき基本的な相場や費用です。しかし、地域や市場状況、競合店の存在など、状況によって異なるため、具体的な情報を収集し、ビジネスプランを構築することが重要です。また、業界関連の規制や法律も地域によって異なるため、適切な情報を確認し、法令を遵守することも不可欠です。


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    開業前に知っておきたい!飲食店開業資金・飲食店清掃業者の相場はいくら?

    「飲食店を開業したいけど、資金がいくら必要かわからない」「飲食店の開業までの流れを知りたい」という方のために、飲食店を開業する際に必要となる資金額の相場や開業までの流れについて解説します。

    相場のイメージ画像

    飲食店開業資金の相場はいくら?開業の流れも含めて解説!

    まとめとして、開業資金の内訳としては、内装外装の工事費用が最も高く、次いで厨房機器などの設備資金が高く、平均で1000万近い開業資金が必要となります。そのため、多くの新規開業者は金融機関から融資をもらうことが多いです。

    融資金額も大事ですが、それだけに頼らずに、自身でできる事業計画の見直しや中古品の導入などを検討して、無理のない事業計画を立てていきましょう。

    飲食店清掃業者の相場はいくら?開業の流れも含めて解説!

    飲食店を開業したけど、毎日の清掃だけではどうしても行き届かない部分があります。
    知らず知らずのうちに汚れて美観を損ない、お客様に悪い印象を与えてしまうことになりかねません!
    そういった時は、清掃サービスを利用し、店内を清潔に保ちましょう!

    開業前に知っておくとためになる「飲食店の看板」基礎知識

    飲食店の集客において、重要な役割を果たす「看板」。開業前に知っておきたい、看板の役割や種類、費用、設置の際に気を付けたいポイントなどをまとめて紹介します。

    【人気の記事】開業前に知りたい「飲食店の看板」基礎講座~設置の目的や看板の種類、費用、注意点などを紹介~

    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    昨今はSNSでの集客が重要視されますが、不特定多数に店の魅力を知らせることができる「看板」は重要な案内板であり販売促進ツールです。お店のコンセプトや予算を考慮しながら適切な看板デザインと設置場所を検討し、利用客に選ばれる店づくりに役立てましょう!

    開業後に知っておくと役に立つ!飲食店のホームぺージ制作費用や厨房機器の買取価格の相場はいくら?

    飲食店探しにおいてホームぺージを見てから来店するという機会が多くなりました。
    やはり飲食店は、マーケティングの基盤になる自分のお店のホームページを持っておくことが大切です。

    しかし、今では自分で作成できる制作ツールや、知人に依頼する、制作会社に依頼するなど多数の制作パターンがありますので、それぞれ、どれくらいの費用がかかるのか、またそれぞれの制作においてのメリット・デメリットも含めご紹介します。

    飲食店のホームぺージ制作にかかる費用の相場ってどれくらい?

    また、買い替えや、飲食店の移転をする際に、お店の中の厨房機器をどうするかお考えの場合は、そのまま処分するのではなく買取依頼をすることで、移転・閉店にかかる費用を抑えることができます。一体いくらで売れるのか、機器別に買取価格の相場をご紹介していきます。

    厨房機器の買取価格の相場はいくら?高価買取ポイントも解説!

    ※機器の状態・季節商品・市場の状況によって価格は変動しますので、参考としてご覧ください。
    ※相場は2023年時点で、2015年式~2022年式までの間で算出しております。2014年以前と2023年は別途ご案内となります。予めご了承ください。

    開業後の売上・利益アップのために知っておきたい考え方は?

    飲食店を経営する中で「いかに売上をアップさせるか」は、厳しい時代を生き残るための至上命題です。その基本的な考え方や具体的な対策について紹介します。

    【人気の記事】飲食店が売上を上げるには?~客数・客単価アップの考え方、具体的な対策を紹介

    【人気の記事】繁盛につながる「メニューの価格」の決め方

    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします

    飲食店経営においてメニューの価格は、売上や利益にダイレクトに影響する重要なポイントです。メニュー全体の原価率を30%前後に抑え、さらに集客や繁盛につながるメニュー価格の決め方に関して、「売上=客数×客単価」を意識し、客数と客単価を上げていきましょう。

    飲食店向け低価格POSレジ「tenposAirPro」を導入する際の相場とは?

    飲食店向けの低価格POSレジ「tenposAirPro」は、抜群の操作性と安心安全な設計が特徴です。。業界最安値基準で、補助金を活用すればさらに半額(最大)に!「テンポス情報館」による補助金申請サポートも充実しています。

    【人気の記事】飲食店向け低価格POSレジ「tenposAirPro」。導入費用が半額になる補助金の申請も全面サポート!

    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    2023年秋からスタートするインボイス制度への対応などで、POSレジの導入や買い替えを検討している飲食店も多いのではないでしょうか?
    しかし、POSレジを導入する際に、「ネット環境やBluetoothの接続状況が悪いと、業務ができなくなるのでは?」「システム利用料やハンディ追加料金など、コストがかかりそう」「異なる会社の製品とシステム連携できないのでは?」といった不安を抱く人も少なくないはずです。
    「tenposAirPro」は、こうした課題を解消しつつ、業界最安値基準かつ飲食店に特化した機能を充実させたPOSレジですので、ぜひご検討ください!

    とめ

    いかがでしたでしょうか。
    『飲食店に関する「意外と知らない」ためになる相場』に関してポイントと参考事例を紹介した8つの記事を紹介しました。相場観をしっかり把握し、お店の現状や規模に合わせて活用して少しでも経費削減につなげ、利益のアップを目指しましょう。

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  • 【ラーメン店・ラーメン久保田】目指すは「3世代に愛される老舗」と語る店主が、東京・阿佐ヶ谷の名店「阿佐谷ホープ軒」から独立後の成功秘話とは?

    【ラーメン店・ラーメン久保田】目指すは「3世代に愛される老舗」と語る店主が、東京・阿佐ヶ谷の名店「阿佐谷ホープ軒」から独立後の成功秘話とは?

    JR中央線荻窪駅から徒歩4分の立地にあるラーメン店「ラーメン久保田」。2011年にオープンして以来、地域密着系のTV番組やメディアで取り上げられる実力店になりました。店主は、東京・阿佐ヶ谷にある創業75年の「阿佐谷ホープ軒」「ホープ軒本舗」の製麺所で7年の修行を積んだ久保田雄(ゆう)さん。修行先でのノウハウをさらに高めて完成させた、「毎日食べられる一杯」を極めた濃厚な豚骨醤油なのに優しい味わいが特徴の中華そばが大人気!「ホープ軒」愛が半端ない店主のこだわりが詰まった一杯が誕生し、荻窪を代表するラーメンの人気店となった経緯やエピソードを紹介していきます。

    開業までの経緯

    母親と叔父が東京・阿佐ヶ谷にある1983年創業、今年で85年の「ホープ軒本舗」で働いていたこともあって、小さい頃からラーメンをよく食べていました。その縁もあってか、2005年21歳からここで働き始めました。最初は店舗でしたが、2007年から「ホープ軒本舗」の製麺所で麺づくりを学び、合計7年間の修行後、2011年にJR中央線荻窪駅から徒歩4分の立地に「ラーメン久保田」を開業しました。

    「ホープ軒本舗」の製麺所は、いまだに頼まれれば行って製麺作業を行っています。2007年~2014年くらいまでは開みっちり麺づくりを学びましたので、開業後の4年間は、開業しながらも麺づくりを学んでいたことになりますね。これは他の店主さんと比べれば珍しいことかもしれないですね。

    身内が「ホープ軒本舗」で働いていたこともあり、苦労することもなくスムーズに「阿佐谷ホープ軒」で働くことが出来たのは運が良かったですね。

    このように、東京・阿佐ヶ谷にある創業75年の「阿佐谷ホープ軒」「ホープ軒本舗」の製麺所で7年の修行を積んだ後、自分が生まれ育った「荻窪」で、2011年11月28日に荻窪駅から徒歩4分の場所に「ラーメン久保田」をオープン。新店ながら「知る人ぞ知る」人気店になったのです。

    「ラーメン久保田」一番人気の看板メニュー「中華そば」800円(税込)

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    苦労したこと、失敗したこと、それらを乗り越えたエピソード

    開業する前に苦労したことは、融資に関して地域密着の信用金庫など3件に断られたこと。最終的には大手都銀で融資を受けられましたが、すんなりいくかと思いましたので、早めに準備し行動するに越したことはないです。

    また、自分が思っていた以上にお客様を付けることがものすごく大変でした。修行していた「阿佐谷ホープ軒」は大人気のお店で、当たり前のようにお客様が来店されていましたが、実際に自分のお店を知ってもらうのも大変で、お店になかなか入ってきてもらえない状態が続きました。

    その状態を打開するために開業後すぐに行ったのが、地道に手作りのビラ配りを行うことでした。奥さんにも客引きや声がけなどを手伝ってもらいました。開業当時の2011年は今ほどSNSが浸透していなかったので、アナログではありますが徐々に効果が出てきました。開業当初は1日100人くらいの来店を見込んでいましたが、実際には40人くらいで苦労しました。

    いちばん大きかったのは、TVで紹介されたこと。開店して2年目くらいに地域密着系の人気TV番組で紹介いただき、コロナ禍でも、日曜お昼の旅バラエティ番組で紹介され反響がありました。雑誌での紹介もあり、メディアのパワーには驚かされましたし、ありがたかったです。

    また、開業したのが生まれ育った「荻窪」ということもあり、大きな失敗もなく今に至ります。恐らく失敗していたら今はないかなと思いますが。(笑)

    もちろん、コロナ禍は他の店舗様同様きつかったですよ。コロナのように誰も想像がつかないことや、自然災害が発生したら大変な状況になりますが、コロナ禍では、一切休まずに行政の指導に従いながら営業をしました。なんとかお客様も来店いただき生活をすることができました。

    カウンターのみ7席のスッキリとした店内。

    開業してみてはじめてわかったこと

    開業してみて、お客様目線になった時にすごく見つめ直すことがあったと思います。開業してからは、自分がお客として他の飲食店に食べに行った時、店員さんの態度など、ちゃんとなっているのかなと思うことがあり、お客として来店しても、なるべくお店側の視点に立って、嫌われないように自然と気遣うようになりました。

    修業時代はこのようなことは一切思わなかったのですが、自分のお店に来店してくれるお客様が教えてくれたのではないかと思います。というのも、今のご時世なのか良いお客様が多く来店されます。例えば行列時には、端によって他の人の妨げにならないよう配慮してくれて、そんな気遣いに自分が育てられているような気がしています。

    背油が浮く豚骨醤油のスープが程よい濃さで歯切れのよい麺と絶妙にマッチ。チャーシューはしっかりとした味付けで素朴な麺の味を引き立てます。濃厚そうな見た目ですが、毎日でも食べたくなる優しい味わいが特徴。

    東京・阿佐ヶ谷にある創業75年の「阿佐谷ホープ軒」「ホープ軒本舗」の製麺所で7年の修行を積んだ後、自分が生まれ育った「荻窪」に「ラーメン久保田」を開業。

    テンポスとのかかわり

    開業時に新宿店でお世話になり、様々な調理器具を購入させていただきました。また、最近でも五徳が壊れたので、車で川口店に行き購入(新品)しました。通販だと明日使いたいという時には難しいですが、店舗だと、商品がものすごく揃っているので重宝しています。

    新宿店に行った際に、厨房機器以外に、椅子やテーブルも置いてあり、お店に行って商品を見ているだけでも楽しいですね。来店頻度は何か壊れたりよっぽど困ったことが起きたりしないと行きませんが、メンバーズカードを作成しましたので、機会があったらまた利用したいと思っています!

    今後の展望・開業する方へのメッセージ

    今は、お店を増やすことは考えていないので、地域の皆さんが知ってくれる老舗店舗になることを目標にしています。修行した「阿佐谷ホープ軒」が創業75年と老舗で、「ホープ軒本舗」にいたっては、1935年の屋台創業から続く、昭和の空気感を今に残す中華そば店として創業88年の超老舗。

    そういったお店は、当たり前のように3世代の家族が来店されていますので、こういう店舗にあこがれを持っています。自分の店舗も開業から13年ほど経ちますので、オープン当初から来店されていたお客様が結婚されたり、子供が高校生になったり、高校生が成人され来店されるのがとても嬉しく、子供の頃だけではなく、大人になっても来店され、食べてもらえるのがやりがいになっています。

    開業する方へのメッセージとしては、どうせ開業するなら勢いよくやった方が良いと思います。自分がそうだったのですが、開業される方は若い方もたくさんいらっしゃるかと思うので、今の時代の風潮などをうまく取り入れチャレンジしてほしいですね。今の時代をうまく使った営業方法などは見てみたいし、それを勉強させてもらいたいし、それが見られるのが楽しみでしかないです。

    今回、「麺壁九年」の石岡さんから紹介してもらいましたが、彼も勢いをもって営業をされている。ずっと、考えていて頭でっかちになってしまうよりは、勢いでやって開業した後に失敗したら反省すればいいと思います。やらずに後悔するよりは、やって後悔した方が悔いは残らないかと。

    また、自分もそうですが、誰かに背中を押してもらった方が助かるタイプ。実際に後押しをいただいた先輩は、高田馬場でラーメン店を開業後、閉められましたが東京・石神井の「辛辛魚」が人気の「麺処井の庄」でやられていますので、一度失敗してもまたチャンスはやってきます。このように、自分の周囲には、成功者の方や、開業後お店を閉められた方もいますが、みんな「やってから考えればよくない?」という方ばかりでしたので、皆さんも積極的にチャレンジしてください。

    自分も今振り返り、見つめ直すと様々な苦労は過去のことで、今が幸せだなと感じています。前向きに取り組めば、結果はついてくると思います!自分に常に言い聞かせていますよ!!

    とめ

    東京・阿佐ヶ谷にある創業75年の「阿佐谷ホープ軒」「ホープ軒本舗」の製麺所で7年の修行を積んだ後、自分が生まれ育った「荻窪」に開業された久保田さん。「ラーメン久保田」のメニューは、最近のラーメン店には珍しく、中華そばとチャーシューメン、そして定番のトッピング類とライスのみ。ラーメン激戦区「荻窪」で生まれ育ち 「阿佐谷ホープ軒」への思いと、店主のこだわりが詰まった一杯が誕生するまでのこだわりを強く感じました。

    また、「前向きな姿勢と今が幸せ。」というお言葉は、チャレンジをした後には、必ず幸せが待っているという、これから開業を検討されている方には深く刺さるものではないでしょうか?

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    店名:ラーメン久保田
    店主:久保田雄氏
    住所:東京都杉並区上荻1-4-3
    TEL:03-3398-8357

  • テンポスバスターズ川口食器・調理道具専門館に行ったら「調理道具2万点!皿グラス類8万点!」もある日本最大の調理道具専門館だった!

    テンポスバスターズ川口食器・調理道具専門館に行ったら「調理道具2万点!皿グラス類8万点!」もある日本最大の調理道具専門館だった!

    1997年、株式会社テンポスバスターズ(「テンポス」=店舗の複数形と「バスターズ」=掃除人に由来)として、厨房機器専門のリサイクル販売を目的に営業を開始。今では、国内最大の中古厨房機器販売店となり、新品・中古商品を実際に見て、商品を選べるので、飲食店の方に限らず、個人の方にも多くの愛用者がいらっしゃいます。

    そのなかでも、テンポスバスターズ川口食器・調理道具専門館 (旧:川口AB館)は、なんと「テンポス発祥の地」なのです。業務用食器調理道具の在庫数は日本一、いや世界一だと自負している店内を直撃すると、なんと「調理道具2万点!皿グラス類8万点!」もある日本最大の調理道具専門館だったのです。そんな、国内最大の調理道具専門館の普段見られない「裏側」に迫ります!

    他店舗とは違う、「川口食器・調理道具専門館」のポイント

    早速、店長の中村さんに聞いてみました!

    テンポスの全国の店舗の中で、中古食器・調理道具の種類と量は一番だと思います。さらに中古食器の中に程度の良い割烹の器や元々値段が高い高級和食器などは他店になかなかないと思います。

    中村店長のコメントにもあるように、中古食器・調理道具の種類と量では、テンポス最大級の品揃えとのこと。さらに調べてみると「調理道具2万点!皿グラス類8万点!」もある日本最大の調理道具専門館ということが判明!

    こちらの店内画像を見ていただければ一目瞭然であろう!

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    「川口食器・調理道具専門館」の注力商品・目玉商品を教えてください!

    特価)葉つなぎ天丼

     値段が他のどんぶりと比べて半分以下。葉つなぎの柄は女性にも人気です。

    なんと1個396円(税込)!名前の通り、天丼をはじめとした丼物に最適ですが、うどんやそばなどの和麺にも合いそう。ランチタイムに、丼物と和麺のセットでこの丼2つが出てきたら、ボリューム満点でお腹いっぱいになりますね!ちなみに、現品限りだそうなので気になったあなたは、川口のお店に急ぎましょう!!

    「川口食器・調理道具専門館」の看板店員さん、いらっしゃい!

    看板店員の富樫芳之(とがしよしゆき)さんにインタビューしてみました!

    看板店員さん!店舗の魅力を教えてください。

    「食器調理道具の中古が多く、経験豊富で商品知識に詳しいベテランスタッフがたくさんいるところですね!」

    「調理道具2万点!皿グラス類8万点!」もある日本最大の調理道具専門館なのに、経験や知識が乏しいスタッフばかりだと、多くの商品の中から店舗の規模や職種、また予算に応じてベストマッチの提案が出来ない心配もありますが、「川口食器・調理道具専門館」のスタッフに聞けば安心ですね!!

    看板店員さん!お客様との印象的なエピソードを教えてください。

    「ラーメン屋さんを展開しているお客様に商品リストを作成して提案したら、継続的に出店の度にお買い上げいただけるようになりました。」

    テンポスは、一見さんも大事ですが、最初にご来店いただいた後の関係性も大事にしています。仮に、お店にない在庫商品を多店舗で探したり、店頭に無い商品もカタログからお取り寄せしたりすることが可能です。お店では対応できなかったりするご要望にも下記子会社・グループ会社がありますので、きっと皆さんの「お悩み解決」に一役立てられるかと思いますよ!

    株式会社テンポスフィナンシャルトラスト ファイナンス事業及び飲食物件の仲介
    株式会社テンポスドットコム 厨房機器等のネット通販事業
    株式会社テンポスフードプレイス WEB集客支援事業・飲食店経営支援サービス事業
    株式会社テンポス情報館 情報機器販売・販促支援
    株式会社スタジオテンポス 内装工事の請負
    株式会社あさくま ステーキレストラン運営(店舗:全国67店)
    株式会社あさくまサクセッション ビュッフェレストラン、居酒屋運営(店舗:20店)
    株式会社プロフィット・ラボラトリー マーケティング・販促支援(店舗:新宿区1店)
    キッチンテクノ株式会社 業務用厨房設備機器販売、設計・施工等

    「川口食器・調理道具専門館」が開業サポートした飲食店を紹介してください!

    2023年6月11日、西武新宿線新所沢駅から徒歩2分の場所にオープンした、スリランカカレー専門店「ラジャラタ 新所沢店」(埼玉県所沢市緑町1丁目19-16 ルミアン第二ビル 1F)を紹介します。

    こちらのカレー店は航空公園近くにある所沢店に次いで2店舗目になり、席数は1人がけのテーブル3席と2人がけのテーブル4卓の計11席。スリランカ出身の夫婦が営むお店は、本場スリランカ産スパイスが美味しさの決め手!

    店主のハランゴダ・デェラニさんにお話を伺いました。

    開業に至ったきっかけ・エピソード

    飲食のビジネスはいつかやりたいと思っていた。故郷のスリランカでいいスパイスの仕入先を開拓し、これでいけると思ったからです。

    開業してみてはじめてわかったこと

    今まで足場の輸出入のビジネスをしていたが、それに比べると働く時間が長いと思います。仕込みの時間も結構とられるし、それと毎日同じ味を提供するのは大変だと感じています。

    テンポスとのかかわり

    1店舗目の開業のときから備品はほとんどテンポスで揃えさせてもらっています。色々なサービスも紹介していただいて助かっています。

    看板メニュー

    数量限定かつ不定期で提供されている「バナナ葉っぱ包みカレー」

    内容はインゲンと炒めた煮干し、ジャガイモカレー、豆カレー、ビーツカレー、ゆで卵揚げ、ココナツサンボル、自家製バナナのつぼみふりかけなどが入っているのだそう。バナナの葉に数種類のおかずとライスを包んで食べるのが一般的。「自家製バナナのつぼみふりかけはカレーと一緒に食べてほしい」とのことでした。

    バナナの葉っぱ包みカレー1,700円(税込)

    Google に寄せられたクチコミを一部ご紹介します!

    これまで、テンポスバスターズ川口食器・調理道具専門館について紹介してきましたが、Googleに寄せられたいわゆる「生の声」もいくつか紹介します。あくまでも口コミですので皆さんの「目」で確かめてみてくださいね!

    合羽橋よりも充実しているかも??

    広い売り場!そして品数が豊富。
    ネット通販では実物に触れない事が大きなデメリットだが、ここでは実物を触れる強みが最大の強さか。
    値段も安い。中古品もある。見るだけでも楽しくなる。合羽橋よりも充実しているかも??

    定員の対応が素晴らしい(感謝)

    店員さんの対応が素晴らしかったです。
    中古の鍋を探しに行ったのですが、無いと分かって色々調べてくれました。

    他の店員さんも気さくで話しかけやすい雰囲気。
    新古品も多数あって、無くなり次第終了なので条件が合えばとってもお買い得。私もケーキの型を超安く買えました! まだ迷って買えなかったものがあるので、また行こうと思います。

    一般的な食器店にはないレアな商材もあります!

    韓国土鍋トゥッペギありました 通販で買えばいいと言われますが、見て買いたいし、送料バカになりません 併せて、韓国の箸も買ってしまいました 丈夫で大好きさー また、掘り出し物探しに行こうっと。

    広さにびっくり!

    広い倉庫に、びっくりするくらいの量のお皿など、卓上用品がズラリ!新品も中古もあり、自分の必要な用途で選べます。欲しいお皿や調味料入れがお安く買えました。店員さんのご対応も親切丁寧で好印象でした。川口がテンポスさんの発祥の地なのだそう。また伺います!

    食器を愛する方のご自宅用にも!

    自宅用カトラリーや食器を求めて、都内からわざわざ足を運んでいます。フレンチのシェフをされている方から教えていただきました。新宿店、秋葉原店などもありますが、この店舗は比較にならない位の広さと品揃えです。駅からも少々遠いですが、それでも行く価値があります。ブランド食器やステキなカトラリーが、本当にびっくりするような破格で手に入ります。毎回違う品揃えなので、出会えない日もあります。それも含めて楽しいところです。店員さんたちも皆さん気さくで親切です。皆んなに教えたいような、内緒にしておきたいようなすごく素敵なお店です。また行きます。

    とめ

    「テンポス発祥の地」テンポスバスターズ川口食器・調理道具専門館 (旧:川口AB館)の普段見られない「裏側」に迫りましたがいかがでしょうか?業務用食器調理道具の在庫数は日本一、いや世界一だと自負している店内は「調理道具2万点!皿グラス類8万点!」もある日本最大の調理道具専門館ですが、ぜひ、皆さんの目で度肝を抜かれる圧倒的な品揃えをご確認してみてください!

    テンポスバスターズ川口食器・調理道具専門館では、飲食店の方々を全力で応援します。
    自分のお店の業態に合わせて必要なものは何があるのか、詳細を確認することができますので是非ご覧ください!

    川口食器・調理道具専門館の詳細はこちら

    また、店舗への来店が難しい方には、「テンポスドットコム」をご利用されてはいかがでしょうか?

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    店名:テンポスバスターズ川口食器・調理道具専門館
    店長:中村 純一郎(2023年9月時点)
    住所:埼玉県川口市榛松278
    TEL:048-284-0319 営業時間:10:00~19:00 年中無休(年末年始をのぞく)

  • 居酒屋の裏側「ドリ場」とは?「ドリンカー」の生産性を追求してみる

    居酒屋の裏側「ドリ場」とは?「ドリンカー」の生産性を追求してみる

    「ドリ場」―その名は、カウンターの裏側で繰り広げられるドリンクを作る場所です。
    ビールやチューハイがメインであるここで、スタッフは、ひっきりなしに入る注文をこなしお客様の注文に答えていきます。

    忙しい中でも、彼らは笑顔で素早く、正確にサービスを提供し、居酒屋の魅力を高めています。飲食業界の魅力と苦労、その両面に迫る「ドリ場」の舞台裏に、一度注目してみませんか?

    居酒屋人気再び! ドリ場は大忙し!

    居酒屋、再び忙しさが戻ってきています。最初の乾杯ドリンクは早さが命、飲み放題の追加注文とひっきりなしに注文が入ってきます。キッチンプリンタの印刷が止まらない!
    ドリンクはすぐに出せるようになっているでしょうか?

    氷はすぐに準備できる状態?

    ハイボール、チューハイ(サワー)、ホッピー‥‥氷を多く使うメニューですね。
    氷をいかに早く準備できるか? これにかかっているといっても過言ではありません。
    トングで氷を丁寧にひとつずつグラスへ‥‥まったく話になりません。

    かといってジョッキで製氷機内の氷を直接抄う行為はNGです。
    衛生的に問題ありです。

    氷スコップ

    ではどうするか? やはり氷スコップではないでしょうか?
    こんなタイプ<写真>が使われてると思います。
    小さめのスコップだといっぺんにすくいきれない。

    でも大き目のスコップだとどうしても片手を沿えてしまいがちになります。
    そこでこんなのを使ってみてはいかがでしょうか?
    2杯分すくえる「氷スコッププロ」!

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    ・1度でジョッキ2杯分の氷がすくえる
    ・形状がジョッキに合わせた形になっているのでするっと氷が入る
    ・氷を砕ける強度

    どれくらいスピーディーに出来るか計測して早さを実証済みで説得力ありますよね。

    氷の保管

    また氷の保管はどうされてるでしょうか?
    製氷機にスコップを突っ込んで抄わてれるケースがほとんどではないでしょうか?
    作業動線を考えると氷は手元に準備したいですよね。

    スペースに余裕があるところではアイスビンの導入を考えてみるのはいかがでしょうか。

    断熱材で氷が溶けにくくなっており、スライドドアが氷へ迅速にアプローチできます。
    また溶けた氷水はすのこ下に逃げるためびちゃびちゃになることもありません。さすが専用に作られただけあって使い勝手は最高です。

    アイスビンをお探しの際はこちらから!

    でもうちはそんなの置けるスペース無いよ。そんな時はコンテナを活用してみてはいかがでしょうか?

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    作業台の上に設置するため少し高めの位置になりますが、製氷機よりは各段に作業動線は短くなります。

    お酒を測る

    次はお酒です。決め手は正確な量を素早く注げることに尽きます。
    ハイボールやチューハイを例に考えてみましょう。
    マルチサーバーが設置されているお店以外はお酒を都度はかって炭酸とまぜなければいけません。

    メジャーカップ

    ウィスキーで30cc、45cc 焼酎で60cc、90ccというところが多いのではないでしょうか。

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    基本はこういったメジャーカップで測って入れたいところです。
    が、すり切り一杯入れる必要があるためどうしても慎重に注がなくてはならなくなります。
    一般のグラスにテープやマジックで線を入れて定量を測られてるとこもあります。
    こちらのほうが少しスピードは早く測れそうですね。

    こういう商品はどうでしょうか? 90ccまで測れます。
    広口でこぼさず注げる!斜め上から目盛りが読める! ポアラーが使用できない紙パック入り酒類なども、簡単に定量計測が可能です。

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    定量ポアラー

    ポアラーってなんだ? こちらです。
    一定量が注げる「定量ポアラー」

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    色分けで 測れる量は18ccから60ccまで用意されています。ただしこちらはウィスキー専用となりリキュール・日本酒・焼酎などは正しくはかれません。

    ワンショットメジャー

    ドリ場の上に取り付けるならこちらのタイプです。
    棚板にクランプで固定して使用します。量は30cc、45cc、60cc、90ccとなります。

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    並べて使うとカッコいいですね。カッコだけじゃなく生産性も高そうです。

    こちらは最近増えてきた紙パックにも対応した商品です。

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    お酒はもとよりシロップなどにも使用可能です。こちらも量は30cc、45cc、60cc、90ccとなります。

    ポンプディスペンサー

    焼酎やウィスキーのペットボトルに取り付けて使用するタイプです。
    一回のプッシュで定量の原液が出てきます。
    一押し君プラス

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    専用タイプだった従来の一押し君が進化! 30ccと45ccの切り替えが選べるようになりました。

    他にもある便利なもの

    酒タンポ

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    「なんだお酒入れる容器でしょ!?」はい確かにそうですが、これをホッピーなどのナカのお代わりに使用します。氷と焼酎を入れてテーブルに持っていってドバっと注ぐだけです。
    口の大きさがジョッキより小さいと氷の入れやすさがアップします。

    ビール泡きり

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    グラスに盛り上がったきめの粗い余分な泡をキレイにカットできる専用アイテムです。
    飲んだ時の口当たりが全然違ってきます。

    さじかげん

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    商品詳細はこちら!

    もともと厨房用ですが、10cc、25cc、30ccがひと押しで出ます。シロップなどには使えそうですね。
    シロップを紙パックから直接出そうとすると持つ場所で一気に出たりするのでコントロールが難しいですよね。

    マドラースプーン

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    使用イメージです

    最後にこちらもおすすめさせてください。果肉を使ったドリンクに相性抜群のスプーンです。混ぜやすく果肉もすくいやすいので女性受けが非常にいいアイテムです。

    まとめ

    いかがでしょうか。「ドリ場」で生産性を上げるアイテムを集めてみました。
    お客様のお店に合いそうなものはございますでしょうか?
    いろいろと試して最高に作業しやすい「ドリ場」を作りましょう。

    テンポスの業務用バー用品はこちらから!

  • 【ラーメン店・味噌ラーメン 雪ぐに】「新潟に対して、何かしらの恩返しをしていきたい。」郷土愛が紡いだ成功秘話とは?

    【ラーメン店・味噌ラーメン 雪ぐに】「新潟に対して、何かしらの恩返しをしていきたい。」郷土愛が紡いだ成功秘話とは?

    横浜市営地下鉄ブルーライン中田駅から徒歩5分の立地にある、ラーメン店『味噌ラーメン 雪ぐに』。
    2015年にオープンして以来、確かな味が評価され、2017年にはラーメン業界最高権威「TRY」で新人優秀賞を受賞。
    また、ラーメン界隈では超有名なYouTuber、SUSURUさんが選ぶ「2021年 SUSURU Ramen of the Year味噌部門」で「新潟妙高味噌ラーメン」が 選出されました。

    店主は、新潟上越妙高にある味噌ラーメンの名店『食堂ミサ』で修業を積んだ柴田雅大(まさひろ)さん。生まれの地である新潟で修行され、ここまで来るには一筋縄ではいかない数多くの苦労があったのです。

    開業までの経緯

    ラーメン店開業を目指すまで

    幼いころから飲食店のオーナーになることを目指していたわけではなかった柴田さん。
    なんと学生を卒業してから働いたのは”旅行会社”でした。21歳から26歳までの5年間、法人営業を
    していました。

    旅行会社に就職した理由は、「誰かを喜ばせたり、楽しませたりすることを考えるのが好きな性格だから」。
    法人営業という仕事を通して、様々な会社の人たちと出会いました。
    特に中小企業の経営者の方々と毎日何人も会っていく中で、
    「僕自身も、いつか何かしらの事業を起こしたい」
    という思いが芽生えました。

    当時は旅行会社での成績も良く、トップセールスを2年守ることができたそうです。
    「そろそろかな」と思い始めた25歳の頃、次にやりたいことについて考えました。

    どのような仕事をしようか考えた時、すぐに浮かんだのは、故郷である”新潟県”のことでした。

    新潟県生まれ神奈川県育ち。新潟県のことがとても大好きで、郷土愛が強いという柴田さんは、新潟に関わる・携わる仕事、新潟をキーワードにした何かしらの仕事に就きたいと考えます。
    そして行きついたのが、好きだった”ラーメン”と”新潟”に関する仕事。
    「新潟の一番好きなラーメンの味を勉強して、関東に広めること」でした。

    「ラーメン店をやりたい!」という目標があったわけではなく、
    故郷である”新潟県”に何かしら関わる仕事がしたいという思いから始まった、ラーメン店開業の道でした。

    『食堂ミサ』での修行

    目標が決まればすぐに行動開始。
    新潟県の有名ラーメン店『食堂ミサ』で修業を始めました。
    ですが、修行は簡単に始められたわけではありませんでした。

    そもそも、当時の『食堂ミサ』の店主は「レシピを広める気はない」と語っていました。
    その言葉の背景には、男性社員を雇うと、すぐに味を盗んで辞めていってしまうという現実がありました。
    そのため、スタッフの募集をしているか確認の電話をかけても、「独立希望は」という理由ですぐに断られてしまったそうです。

    しかし、柴田さんは決して諦めませんでした。
    何度も電話をかけては断られ続ける中で、「お願いだから、断る理由で会ってください」と伝えます。すると、「そんなに言うなら…」とやっと会うことを許されました。

    やっと掴んだチャンスを逃すまいと、承諾を得てすぐ旅行会社に辞表を出し、新潟へ向かいました。

    仕事を辞め、何もない状態でお店まで足を運びましたが、「お金もいらないので」と言い、本気度を伝えたといいます。その様子を見た『食堂ミサ』の店主は、「熱意に負けた」と柴田さんの入社を許可しました。

    やはり弟子入りするには、覚悟が伝わらないとなかなか難しいということを身に染みて感じることができた経験でした。

    縁が導いた開業までの道

    念願であった『食堂ミサ』での修業が始まったものの、当初は「レシピだけ覚えたら辞め、1年ほどで神奈川に戻ろう」と考えていました。
    しかし、修行をしていく中において新潟で学びたいことがどんどん増えていき、気が付けば約3年が経っていました。

    スタッフも定着し、各々の技術も安定してきた頃、「20代のうちにお店を開きたい」と考えていた柴田さんは、ついに動き出します。

    28歳で円満退社の末、元々住んでいた神奈川県へ戻りました。
    戻ってしばらくは、昼はラーメン店、夜はバーのウェイターでアルバイトをしながら開業資金を貯める生活。忙しい日々の中でも、物件を毎日探すなどして、着々と開業へ準備を進めていました。

    開業の準備が整い、2015年に念願の初出店を果たしました。
    出店場所は、横浜市にある”中田”。
    当時戸塚に住んでいたため、自宅からそこまで離れておらず、開業後に家族や友だちに支援してもらいやすいという理由から、戸塚に近い中田で、中華料理店の居抜き物件に出店を決めたそうです。

    また上記の理由の他に、中田に出店した一番の決め手があったといいます。
    それは、居抜き物件を経営していた方が、新潟の上越出身 ということでした。

    ちなみに、柴田さんが修行をした『食堂ミサ』の社長の苗字が「中田さん」なのだそう…!
    いくつか物件を見ていた中でも、これらの偶然に縁を感じ、出店場所を決定しました。

    開業までの細かい準備の部分は、現在戸塚にある『自家製麺カミカゼ』(旧『中華そば 尋』)の店主、大山さんに助けてもらいました。
    業界についてのアドバイス、物件探し、自家製麺の製麺方法や仕入先の紹介まで、開業するにあたって、大山さんに一番お世話になったといいます。

    お店を開業する際、横のつながりがないと分からないことを解消しにくいため、
    同じ業界の方との関係性を築いておくことが大切だと感じました。

    「味噌ラーメン 雪ぐに」一番人気の看板メニュー「味噌ラーメン」950円(税込)

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    苦労したこと、失敗したこと、それらを乗り越えたエピソード

    「有名店である『食堂ミサ』のラーメンが関東に進出する」ということで、オープン時はメディアで話題になりました。
    オープンすると、関東在住の『食堂ミサ』を知っている方が続々と来店。1ヵ月はお客様が途絶えませんでした。

    しかし、数ヵ月経つと客数は激減する事態に。
    今でこそ、1日約200人来店していただけるお店になれたものの、来客数が減った当時は、昼営業・夜営業含めて1日で20人以下も来ないという状況でした。
    特に、気温の高い夏場の売上が悪かったといいます。

    この事態に危機を感じ、「なぜここまで客数が落ちてしまったのだろう」と考えました。
    自分なりに分析をしていく中で、ラーメンの味の質がまだまだ未熟だったというのはもちろんのこと、それ以上に、「新潟出身のお客様は味を懐かしんではくれるものの、”普段使い”をしてくれない」という点が気になりました。

    そもそも中田は昼間人口がとても少なく、大きな商業施設もない地域。有名な駅の近くでご当地ラーメンをやるのとは全く状況が違います。
    「このままではダメだ」と感じた柴田さんは、”首都圏に合わせた味づくり”をするのではなく、”地元に根付いた店舗を目指す”ことを決めました。以降、徐々にラーメンを研究していきます。

    ラーメンの味を変えていくだけでなく、「お客さんの顔を徹底的に覚える」ことや、お店にお客様が1人もいない時は、「外に出て店前を通る人全員に挨拶する」など、人とのコミュニケーションに重きを置きました。
    お友達にご協力いただき、中田駅の交差点で”ビラ配り”も実施。その甲斐あって、「何か頑張っている人たちがいる」と応援がてらご来店いただくお客様が増えていきました。

    また、当時同時進行でラジオに出演したり、ラーメン雑誌に掲載されたりする機会があり、ジワジワと名が知られていったといいます。
    これにより客足を取り戻し、常連の方をどんどん増やすことができました。
    中田といった小規模な駅だったからこそ、柴田さん含むスタッフの方々の頑張りが周囲の人に伝わったのでしょう。
    今では毎日来店してくださるお客様もおり、多い人では1日3回食べに来てくれる人もいるそうです。

    『雪ぐに』では、ラーメンだけでなく、新潟県産の日本酒も提供していました。
    そのため、夜はおつまみメニューがないものの、飲み屋として地元の1つのコミュニティのような場所となっていました
    ちなみに、おつまみの代わりに提供していたのは野沢菜や味玉、メンマなど。ラーメンのトッピングだけで楽しんでもらえていたそうです。

    このように、様々なアプローチによって売上を伸ばすことに成功。”ほぼ8割のお客様が常連の方”というようなお店に育っていきました。
    お店の成長を通し、改めて「地元に根付き地域に密着した店舗」の面白さを知ることができました。

    開業してみてはじめてわかったこと

    「想像力」の大切さ

    開業にあたりお店を決める際、”最悪1人で回せる店舗”を探していましたが、実際にやってみてわかったことは『大は小を兼ねる』ということでした。

    例えば製麺機。1人でお店を回すことを考えたら、そこまで大きくなく、値段も張らない小さめのサイズの購入を検討しがちです。しかし、大きいサイズの方が出来ることの選択肢が広がり、作れるものの幅も広がるため、逆に効率が良くなります。

    また、冷蔵庫に関しても同じことが言えます。当初購入した冷蔵庫のサイズが小さかったため、お店が繁盛するにつれ、もやしの収納スペースがなくなってしまいました。さらに、新潟から味噌を直送で仕入れていることを売りにしていたにもかかわらず、その味噌を収納するスペースがなくなってしまったこともありました。

    これらの経験を通し、厨房機器を購入する際は「想像よりもワンサイズ大き目」なものを買った方が良いということを学びました。当時を振り返り、お店が忙しくなり、在庫を抱えてしまうところまできちんと考え、店舗の準備をしておくべきだったと反省しているとのこと。


    また、駐車場に関しても気が付いたことがありました。
    当初『雪ぐに』には駐車場がありませんでした。その理由は、「美味しいラーメンを作れば、お客様は公共交通機関を利用してでも訪れてくれるだろう」という考えがあったから。

    しかし、この考えはどこでも通用するわけではなく、場所によるものだと後々気付くことになります。特に中田駅はブルーラインしか通っておらず、他に用事があって乗車する方は少ないイメージ。車で来店される方が圧倒的に多かったといいます。
    その結果、路上駐車が増えてしまい、近所の方々からお叱りを受けてしまいました。これに関しても、「想像力が足りなかった」と反省しています。
    2021年に同じ中田で、これまでの店舗の3~4倍の大きさ、駐車場付きの店舗に移転をし、何とか解決にいたりました。


    開業してからわかったことは、
    「美味しいラーメンをどうやって作っていこうか」という想像よりも
    「繁盛した時のこと」を想像していた方が良い
    ということでした。

    お店が繁盛することは喜ばしいことですが、お客様が増えることによって出てくる弊害は必ずあります。その時の対応を間違えてしまうと、せっかく手に入れたお客様を手放してしまうといった最悪な事態にもなりかねません。

    居抜き物件について

    また中田に出店後、商店会にも加入しました。
    さまざまな飲食店の方と仲良くなっていく中で、店舗の移転を相談していたといいます。
    すると、新型コロナウイルスが流行した際、中華料理をやられていたマスターの方が、高齢やコロナの流行を理由に閉店を考えているとの情報が入りました。

    共通の友人が繋げてくれたことで、前店舗のマスターの方と直接契約を結ぶことができたそう。不動産を介さない契約となり、手数料がかからずコスト削減に繋がりました。

    居抜き物件に関して、漏水などの不備はやはりあったとのこと。そのため、居抜きを選ぶ際には余裕を持って考えることが大切だといいます。
    また、最大人数を収容した時の想定も必要です。物件を見ているときと、最大人数を収容した時の店内の温度にはとても差が生まれてしまいます。そのため、満席時を想定した空調設備の設置が大切になります。
    『雪ぐに』では、室内の待合室を設けていますが、お客様が最大人数入ってしまった際にとても気温が上がってしまったため、エアコンを買い替えた経験があるそうです。

    何でも「大きめに想定しておくこと」が、開業後に後悔しない秘訣であるといいます。

    テンポスとのかかわり

    普段は戸塚店を利用しているとのこと。開業時の厨房機器もすべてここで揃えました。
    しかし設置まではテンポスを利用せず、安い業者に頼んで失敗…。設置までテンポスに頼めばよかったと後悔しています。

    来店の頻度は週に一度ほど。前を通ったら立ち寄るそうです。
    担当の方とももう8年の仲だそうで、来店すると気さくに話しかけてくれるといいます。そこで、(言える範囲の)横の業界の話なども教えてもらえ、情報収集ができるのだとか。

    このように、気軽にコミュニケーションをとれる、”人が良い”という点がテンポスの魅力だと感じるそうです。

    今後の展望・開業する方へのメッセージ

    今後の展望

    今後に関しては、「〇年以内に〇店舗展開しよう」「ECを立ち上げよう」などの計画は立てていません。
    店舗を移転して2年目、このお店でまだまだやりたいこと、やれていないことがたくさんあります。それらをスタッフ全員で、「一丸となって今できることをやっていこう」というのが共通の目標としてあります。

    「ほぼ家族経営みたいなもの」だというスタッフの方々一同

    現在在籍しているスタッフのうち、3人が何と元お客様なのだそう。自然と『雪ぐに』というお店に愛着を持った人が集まっているといいます。
    今学生のスタッフが、後々『雪ぐに』での就職を希望しているという話も出ているため、スタッフが充分に育った後、ゆくゆくは店舗展開をしていけたらといった具合で、全く強制はしていないとのことです。今は「楽しくやっていきましょう」という気持ちです。

    また、多店舗展開するようなレベルにはまだ達していないという考えもありました。

    開業する方へのメッセージ

    柴田さんは、休みが週に一度しかなかったり、労働時間が長かったりときつく大変な仕事ですが、楽しくやれているといいます。
    それは、「新潟に対して、何かしらの恩返しをしていきたい」という揺るがない軸があったから。

    頑張れる原動力が、ただお金を儲けたい人とは違います。そのため、働いているという感覚があまりなく、”自分にしか出来ないことをやっている”という使命感の方が強いのです。

    実際にお店を初めてみると、簡単に儲かるものではないことがわかりました。素材にこだわり、従業員を抱えたら、どんどんコストはかかっていきます。

    その職を通して自分は何をしたいのか、どんな影響を誰に与えたいのか、何がしたいのかという部分を明確に持つことで、強く経営していけるのだといいます。

    まとめ

    郷土愛から生まれたラーメン屋『味噌ラーメン 雪ぐに』は地域に深く根付き、今や多くの人の「地元の味」として親しまれています。
    ここまでお店が成長したのは、研究に研究を重ねた”ラーメンの味”はもちろんのこと、
    「誰かを楽しませたり、喜ばせたりするのが好き」という店主の柴田さんのお人柄が大きく影響していると感じました。

    ”新潟への恩返し”といったぶれない軸をもちながらお店を続ける姿勢は、今後開業を考えている方だけでなく、現在お店をやられている方にとっても、良い刺激になったのではないでしょうか。

    強い信念を持っていれば、様々な苦労や困難を乗り越えていけるのかもしれません。


    テンポスドットコムでは、様々な視点からラーメン店の開業成功を全力で応援します。
    自分のお店の業態に合わせて必要なものは何があるのか、詳細を確認することができますので是非ご覧ください!

    ラーメン店開業支援の詳細を知る

    開業に関するお問い合わせはこちら


    #取材協力
    店名:味噌ラーメン雪ぐに
    店主:柴田雅大
    住所:横浜市泉区中田東2-6-13
    TEL:045-410-6988

  • 【まとめ】飲食店経費削減のヒケツ8選~ポイントと成功事例~

    【まとめ】飲食店経費削減のヒケツ8選~ポイントと成功事例~

    様々な目標や夢を描いて開業された飲食店。開業された後は、想像していた以上に大変なことが多く苦労されている方も多いのではないでしょうか?

    飲食店を開業された方の誰もが抱える永遠のテーマは「経費削減」。しっかりと収益を上げて安定経営を保っていただくために、多岐にわたりますが、しっかりと儲けていただくためのいくつかの重要な要素に関して、今回は、「飲食店経費削減のヒケツ」に関してポイントと成功事例を取り上げた8つの記事をピックアップして紹介します。

    飲食店の経費が上がっている7つの理由

    飲食店の経費が上がる理由はいくつか考えられます。以下にいくつかの主な要因を挙げてみましょう。

    食材価格の上昇

    食材の原価は飲食店の収益の大部分を占めるため、食材の価格が上がると経費も増加します。気候変動や供給不足などが食材価格の上昇を引き起こすことがあります。

    労働コストの増加

    最低賃金の引き上げや労働市場の競争激化により、従業員の給与が増加することがあります。また、労働力不足により人材の確保が難しくなることもコストを押し上げる要因となります。

    家賃・賃貸料の上昇

    飲食店の場所や面積によって家賃や賃貸料が大きな経費となります。地域の不動産市場の変動や需要供給の影響で、これらの費用が上昇することがあります。

    衛生・安全基準の厳格化

    衛生や安全に関する法規制が厳しくなることで、飲食店はこれに適合するための設備や手続きを整える必要があります。これにより、改装や新たな設備投資が必要になり、経費が増加する可能性があります。食品衛生責任者の証明書または終了書を紛失した場合は、再発行のために、受講証明書の番号が必要になります。

    エネルギーコストの上昇

    飲食店は調理や冷暖房などのために多くのエネルギーを必要とします。エネルギーコストの上昇は、経営に負担をかける要因となる可能性があります。

    宣伝・広告費の増加

    競争が激化する飲食業界では、集客やブランドイメージの維持のために宣伝や広告が不可欠です。これに伴い広告費が増加し、経費が上昇することがあります。

    デリバリーサービスの導入

    近年ではデリバリーサービスの需要が増加しており、飲食店がデリバリーサービスを提供するための仕組みを整える必要があります。これにはウェブサイトの開発やデリバリースタッフの配置などが含まれ、コストの増加に繋がることがあります。

    これらの要因は、飲食店の経費が上昇する理由の一部です。経費の増加を適切に管理することは、飲食店の持続可能な経営を維持するために重要です。


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    飲食店の光熱費(電気・水道・ガス)を削減しよう!

    自分のお店の経費を見直す上で、「他のお店って大体どれくらいの経費で経営してるの?」と考える場合があると思います。今回は飲食店の平均的な光熱費をご紹介していきたいと思います。

    飲食店の光熱費(電気・水道・ガス)の平均と利益を残すためにできる経費削減

    利益を確保するためには、売上を伸ばすほかにも経費の見直しという手段があります。そのお店に合った経費削減方法で、資金運用を行っていくことが今後大切になるでしょう。

    飲食店オーナー必見!7つの電気料金削減術で利益を増やそう!

    「飲食店の電気代は高い」と言われていますが、電気料金を抑える工夫は多くあります。この記事では電気料金を抑える方法と注意点を紹介します。すぐにできること、費用が発生するものなど、削減する方法はたくさんあります。できることから自分のお店に取り入れ、少しづつでも利益を伸ばしていきましょう。

    【飲食店向け】ガス代削減で利益をあげる、都市ガスとプロパンガスの違いや削減方法を伝授!

    飲食店において必要不可欠なのが「ガス」です。機材によっては電気で済むモノもありますが、限界がありますよね。業種や業態によっても異なりますが、水道光熱費は売上の5-10%ほどかかると言われています。例えば、売上が月に100万円で、5%の場合は5万円、10%の場合は10万円もかかってしまいます。

    ガス代に限らず、電気代、水道代といった費用に関しては「見える化」することで実際お店でどれくらい使われているのか確認することが大切です。

    自分が思っていた以上に使ってしまっていたり、無駄なところでお金を使っているなんていうこともわかってきます。これを機に水道光熱費を見直してみてください。

    売上アップで経費の構成比率を下げていきましょう!

    飲食店を経営する中で「いかに売上をアップさせるか」は、厳しい時代を生き残るための至上命題ですし、これにより「経費削減」にもつながります。その基本的な考え方や具体的な対策について紹介します。

    【人気の記事】飲食店が売上を上げるには?~客数・客単価アップの考え方、具体的な対策を紹介

    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    売上アップを図るために、まずは売上予測を立てて実際の売上と比較し、「集客に力を入れて客数を増やす」「メニュー・価格などを見直して客単価を上げる」という2つの方法を検討しましょう。店のコンセプトや客層をよく分析し、Web販促やSNSでの情報発信・拡散で集客に努め、回転率を上げるなどの工夫もポイントになります。同時に、客単価アップのためにメニューやサービス内容を再検討して注文率を上げることも検討していきましょう。

    【人気の記事】繁盛につながる「メニューの価格」の決め方

    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします

    飲食店経営においてメニューの価格は、売上や利益にダイレクトに影響する重要なポイントです。メニュー全体の原価率を30%前後に抑え、さらに集客や繁盛につながるメニュー価格の決め方に関して、「売上=客数×客単価」を意識し、客数と客単価を上げていきましょう。

    飲食店が使える補助金&助成金を活用しよう!

    コロナ禍の中では、国や自治体でさまざまな補助金や助成金が用意されていましたが、今、飲食店が使えるものにはどんなものがあるのでしょうか。条件や補助額、対象経費、活用法などについて中小企業診断士に話を聞きました。

    【人気の記事】いま、飲食店が使える補助金&助成金

    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします

    中小企業を対象にした補助金は、現状の利用率は約6%と言われており、まだまだ認知度も低いのが実情です。「特に飲食店は、コロナを機にイートイン以外の事業に参入するケースが増えましたので、利用しないのはもったいない。うまく活用すればリスクを抑えながら新事業にチャレンジできます」という専門家の声を参考に、飲食店が使いやすい補助金や助成金を活用していきましょう。

    飲食店用ロボットや作業効率がアップする厨房機器の導入も進んでいます!

    現在、労働力人口の減少や働き方改革により、人手不足や人件費の高騰に悩める企業は、少なくありません。飲食業界においても、人材の問題は同じようあります。そんな悩みを解決する手段の一つが、飲食店用ロボットや作業効率がUPする厨房機器の導入です。人手不足や人件費を削減するロボットや機器たちをご紹介していきます。

    飲食店用ロボット・機械で人件費削減!最新ロボットや作業効率アップの厨房機器を一挙ご紹介!

    人材不足や人件費高騰が問い沙汰されている中で、これらを解決する手段の一つとして、特殊機器や、配膳ロボットの導入も検討してみてください。

    意外な落とし穴!?飲食店の予約キャンセルでの経費圧迫を防ごう!

    飲食店にとって死活問題でもある無断キャンセル。事前に防止したり、発生した後にどのような対応をしたりすれば被害を最小限に抑えられるのでしょうか。被害の実状などと合わせて紹介します。

    【人気の記事】飲食店の予約キャンセル防止策~悪質な「無断キャンセル」を防ぐテクニックと発生後の対応策を紹介~

    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    飲食店にとって死活問題の「無断キャンセル」。しっかりとした対策で回避&被害を最小限に抑えて、無駄な経費を発生させないようにしていきましょう。

    とめ

    いかがでしたでしょうか。
    「飲食店経費削減のヒケツ」に関してポイントと成功事例を紹介した8つの記事を紹介しました。お店の現状や規模に合わせて活用いただき、少しでも経費削減につなげ、利益のアップを目指しましょう。

    テンポスドットコムでは、様々な視点から飲食店の経費削減について全力で応援します。
    自分のお店の業態に合わせて必要なものは何があるのか、詳細を確認することができますので是非ご覧ください!

    飲食店経営支援サービス一覧​の詳細はこちら

  • 【北陸地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    【北陸地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    北陸地区で焼き鳥屋を開業するメリットとは

    北陸地区で飲食店を開業するメリットは以下のようなものがあります。

    新鮮な海産物が豊富:北陸地区には日本海に面した石川県、富山県、福井県があり、新鮮な海産物が豊富にあります。例えば、加賀野菜や越前蟹、能登牛などがあります。これらの食材を使った料理を提供することで、地元の味覚を堪能できるメニューを提供することができます。

    観光客の増加:北陸地区には、能登半島や白川郷などの観光地があります。これらの観光客に向けたメニューやサービスを提供することで、需要を拡大することができます。

    地場産業の支援:北陸地区は、農業や漁業が盛んな地域です。地場産業を支援することで、地元の生産者とのコミュニケーションを深め、食材の安定的な調達ができるようになります。

    交通の便が良い:北陸新幹線の開業により、東京から北陸地区へのアクセスが大幅に向上しました。そのため、観光客だけでなくビジネスマンなどの需要も取り込むことができます。

    これらのメリットを生かして、北陸地区で飲食店を開業することは、成功の可能性を高めることができます。ただし、地域の風土や文化を理解し、それに合わせたメニューやサービスを提供することが重要です。

    今回は、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【北陸地区】食品衛生責任者取得に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

    テンポスドットコムHP

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    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

  • 【東北地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    【東北地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    東北地区で焼き鳥屋を開業するメリットとは

    東北地区で飲食店を開業するメリットは以下のようなものがあります。

    地元食材の豊富さ:東北地方は、新鮮で美味しい海産物や山菜、果物など、豊富な地元食材があります。これらの地元食材を使った料理を提供することで、地元民からの支持を得ることができます。

    観光客の増加:東北地方には、世界遺産の登録された「白神山地」や「奥入瀬渓流」など、自然豊かな観光地が多くあります。また、仙台や青森、秋田などの都市部でも、多くの観光客が訪れます。観光客向けのメニューやサービスを提供することで、需要を拡大することができます。

    ブランド力の高さ:東北地方には、牛タンやわんこそば、ずんだ餅などの名物料理があります。また、東北地方は日本酒の産地でもあり、美味しい日本酒が数多くあります。これらのブランド力を生かした飲食店を開業することで、集客力を高めることができます。

    安定した需要:東北地方は、年間を通じて需要が安定しているといえます。特に、冬季にはスキー場や温泉地への観光客が多く、需要が高まります。また、東北地方は豪雪地帯でもあるため、スノーリゾートや、雪の結晶をテーマにしたカフェなど、季節感を生かしたビジネスも展開できます。

    これらのメリットを生かして、東北地区で飲食店を開業することは、成功の可能性を高めることができます。ただし、地域によっては厳しい気候や交通の便が悪い場合もあるため、地域の特性に応じた戦略が必要です。

    今回は、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

    テンポスドットコムHP

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    ▼テンポスではフランチャイズでの開業支援も行っております。まずはお気軽にご相談ください

    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

  • 【四国地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    【四国地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    四国地区で焼き鳥屋を開業するメリットとは

    四国地区で飲食店を開業するメリットは、以下のようになります。

    四国独自の食文化がある:四国地方には、讃岐うどんや四万十川の天然ワサビなど、独自の食文化があります。また、四国は海に囲まれた地域でもあるため、新鮮な海の幸も豊富です。地元の食材を使ったメニューを提供することで、地元民からの支持を得ることができます。

    観光客の需要が高い:四国地方には、琴平町の金刀比羅宮や徳島県の阿波踊り、道後温泉などの観光地があります。観光客が多く訪れる地域で、独自のメニューやサービスを提供することで、需要を獲得することができます。

    地域のイベントに参加できる:四国地方には、多くの地域イベントが開催されています。例えば、徳島県の阿波踊りや香川県のうどん県国体などがあります。イベントに参加し、地元の人々に自分の店を知ってもらうことができます。

    人口密度が低いため、競合が少ない:都市部に比べて人口密度が低いため、飲食店の競合が比較的少ないです。ただし、地域によっては店舗数が少なく、需要と供給のバランスを見極める必要があります。

    地元の食材を安価に調達できる:四国地方は、自然が豊かで農業も盛んです。そのため、地元の農家から安価に食材を調達することができます。また、四国各地には飲食店向けの卸売市場もあります。そのため、コスト面でもメリットがあると言えます。

    以上のように、四国地方で飲食店を開業することには、独自の食文化や観光地、イベントへの参加、人口密度が低いこと、地元の食材を安価に調達できることなどのメリットがあります。

    今回は、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【四国地区】食品衛生責任者取得に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    (※上記ボタンをクリックし、ぜひダウンロードして活用してください!)

    ※開業に関して少しでも興味がある方におすすめ!「メインコンセプト・だれに・どこで・いくらで・いつ・何を・なぜ・だれが・どのように」の9つの項目を簡単に整理できる「開業コンセプトシート」と「記入例」を「無料」でダウンロードできます。

    「開業コンセプトシート」はこちらからダウンロード

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

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    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

  • 【ラーメン店・中華そば 麺壁九年】「開業=スタートでゴールじゃない。」良い意見は「すぐに取り込め」、悪い意見は「即改善」と語る店主が東京・新宿にある「らぁ麺はやし田」から独立後の成功秘話とは?

    【ラーメン店・中華そば 麺壁九年】「開業=スタートでゴールじゃない。」良い意見は「すぐに取り込め」、悪い意見は「即改善」と語る店主が東京・新宿にある「らぁ麺はやし田」から独立後の成功秘話とは?

    西武新宿線井荻駅から徒歩2分の立地にあるラーメン店「中華そば 麺壁九年」。2020年にオープンして以来、すぐに2020年上半期(1月〜6月)の都内新店ランキングでラーメンデータベースの得点10位以内に入る実力店になりました。店主は、東京・新宿にある「らぁ麺はやし田」で5年、その他店舗も含め9年の修行を積んだ石岡文仁(ふみひと)さん。「ブランド鶏と野菜」「数種類の節とアゴ煮干し」それぞれの素材から長時間かけて抽出した2種類のスープを合わせたWスープの中華そばと、季節により産地を厳選した数種類の煮干しを使用したいりこそば。上品な味わいの中に素材の個性をしっかり感じられる二種類の看板メニューが人気となっていますが、ここまで来るには一筋縄ではいかない数多くの苦労があったのです。

    開業までの経緯

    東京・井草の出身で、ラーメンの人気エリアなので幼少期から父親に、中華そばの名店「春木屋」「丸福」「丸信」に連れて行ってもらっていました。また、地元に「御天(ごてん)」というとんこつラーメンの名店があり、好きで10代の頃から通っていました。そういったラーメンに対する親近感や、飲食店でのアルバイト経験が多く、料理にも興味があったことから、28歳で「自分のラーメン屋を持ちたい」という気持ちが生まれました。そのため、30歳前にはラーメン業界に入り、35歳までには独立したいという人生プランを考え、28歳でラーメン業界に入りました。新宿の「麺匠 竹虎」で約3年、別のラーメン店で数年、そして「らぁ麺はやし田」で5年修行をしました。

    株式会社INGSが展開するラーメンブランド「煮干中華そば 鈴蘭」に社員として入社し、その後店長を務め、新ブランド「らぁ麺はやし田」を立ち上げる際の店長を任され、立ち上げから拡大、さらに数店の別店舗立ち上げを経験し、最終的にはマネージャーをやらせていただきました。

    開業のきっかけは、「らぁ麺はやし田」の新店舗立ち上げ経験を生かして、「自分の力で出来るな。」と見極めたから。味づくり・店舗の運営に関して勉強させてもらったので、このタイミングで決めた感じです。

    そして、2020年3月10日にラーメン業界に入って9年目の37歳で、西武新宿線井荻駅から徒歩2分の場所に「中華そば 麺壁九年」をオープン。新店ながら「知る人ぞ知る」人気店になったのです。

    「中華そば 麺壁九年」一番人気の看板メニュー「特製中華そば」 1,300円(税込)※トッピングは、レアチャーシュー、味玉、ネギ、三つ葉、ワンタン、穂先メンマ。

    開業されている店舗様におすすめ!ラーメン店に必要な「厨房機器や調理道具用品」全てがそろう業種別専門通販サイト「ラーメン屋開業ドットコム」をご紹介します。一括見積サービスもぜひご利用ください!

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    苦労したこと、失敗したこと、それらを乗り越えたエピソード

    2020年3月10日にオープンしましたが、翌月の4月にコロナの緊急事態宣言が発令。物件を契約したのが、2020年1月で、その頃はまだコロナに関しては、出始めでそれほど騒がれていなかったので、何の心配もせず「地元でいい物件が見つかった。」と喜び、開店まで楽しみや不安と毎日葛藤しながら準備をしていました。

    しかし、日が経つごとにどんどんコロナに関して状況が悪化し、良くない方向に向かっているなと実感しているなかでいざオープン。オープン直後は、同業のラーメン屋の店主の方や、出店した地元の友人たちが来店しサポートしてくれたのでおかげさまで順調でしたが、一般のお客様は、通常だったら電車に乗って来店することが多いので、緊急事態宣言が発令された頃は、そういった方々の来店が減り影響を受けました。その後は、コロナ禍のなかで、外出される方とされない方の二極化がはっきりしアップダウンがありましたが、しっかり対策をされて来店いただいたお客様には感謝しかないですね。

    また、2020年4月の緊急事態宣言発令後の2~3ヶ月後には「テイクアウト」を開始。これで売上をカバーできたところが大きく助かりました。早い段階で動き始めたのが結果的には良かったと思います。

    失敗したことは、2020年12月。厨房内の漏水が発生し、地下にも水漏れするほど。お店を3週間ほど休むことになり、階下のテナント店舗への補償やスタッフへの給与面の補償が必要で、その期間は収入がなくなっても支出が多かったです。実際に「居抜き」で契約し、築年数も45年ほどだったのでリスクはあったかもしれませんが、契約時は勉強不足もあり、水回りの状況確認まで気が回っていなかったですね。「居抜き」の物件は実際に入ってみないと分からない事の方が多いので、この点は意識しておいた方がいいかと思いますよ。こんな失敗はありましたが、テナントの大家さんがとても良い方で、様々な面を考慮いただき本当に助かりました。

    このコロナ禍のなかで、乗り越えられたのは、スタッフが辞めずに残ってくれたことで、本当にありがたかったですね。アルバイトスタッフさんも含め1人も辞めなかった。無事に漏水の工事も終えて営業再開時には、みんなが揃っていたのですぐに再スタートできました。スタッフがいてくれるから自分もお店を運営出来ています。自分でいうのもあれですが、スタッフへの感謝の気持ちはだれにも負けない自信がありますよ(笑)。

    こんな状況だと、人件費を削る飲食店が大半かと思いますが、そうするとスタッフが離れてしまう。コロナ禍が過ぎ通常営業を開始する際に、人手不足で体制が整わないことも多いと聞きます。しかし、この部分に関しては人件費を削らず、うまくシフトを組んで営業をしていましたので、通常営業に戻った際も影響がなかったので、スタッフには感謝しかないですね。この場を借りて声を大にして言っておきたいです。

    カウンター7席・テーブル2名席2卓のため、行列が絶えない日が続いています。

    開業してみてはじめてわかったこと

    開業した場所の最寄り駅が西武新宿線井荻駅なのですが、なかなか人が少ないエリアなんです。都心からも少し離れているので、こういった状況でどう集客をしていくべきかは大きな悩みで、「味づくり・見せ方・広告」に関しての悩みは尽きないです。

    こういった環境なので、出来ることと言えば簡単な事ですがSNSで毎日・毎朝発信をし続け、例えば、来店されたお客様が撮影しアップされている画像を、お借りし使用するために、コメントしコンタクトを取ことでつながりを持つことが出来ました。また、感謝の気持ちを込めてDM(ダイレクトメッセージ)を送ることは毎日サーチをして対応し、コメントも必ず返させてもらっています。

    こういったこともあってかは分かりませんが、少しずつ来店される方の数・頻度が増え始め、良い方向に進んでいるかなと思います。

    今は、2号店として、西武新宿駅上井草駅からすぐの場所に2022年6月23日「麺や 麟子鳳雛」を開店させましたが、これまでの取組みは継続し、良い意見も悪い意見も全てチェックしています。悪い意見は一見見ないようにしたくなりますが、そこに改善のヒントが隠されていると良い方にとらえています。ですので、スタッフたちにも悪い意見はすぐに改善につなげるよう共有しています。

    良い意見は「すぐに取り込め」、悪い意見は「即改善」と口うるさく、店長会議やスタッフミーティングで言っていますよ。

    「ブランド鶏と野菜」「数種類の節とアゴ煮干し」それぞれの素材から長時間かけて抽出した2種類のスープを合わせたWスープ。

    東京・新宿にある「はやし田」で5年、その他店舗も含め9年の修行を積んだ後、2020年に「中華そば 麺壁九年」を開業。店名の「麺壁九年」は「面壁九年」のアレンジ四字熟語からで、意味は『一つのことに忍耐強く専念して、やり遂げることのたとえ』だそうです。

    テンポスとのかかわり

    初めてテンポスさんを知ったのは、株式会社INGSが展開するラーメンブランド「煮干中華そば 鈴蘭」に社員として入社し、新ブランド「らぁ麺はやし田」を立ち上げる際でした。

    店舗の中心が新宿エリアだったので、休み時間に歩いて行ける距離に新宿店があって、良く買い出しに行っていました。

    今となっては、それがきっかけで必要なものが出てきた際には新宿店に行って購入しています。「中華そば 麺壁九年」開業時は「居抜き」だったので、厨房機器は間に合っていましたが、調理機器は全てテンポスさんで揃えましたよ。

    ここで購入する決め手は、店舗からのアクセスの良さ(新宿店)と品揃え・広さもプラスの要素ですね。特に「中華そば 麺壁九年」開業時は初期費用を抑えたかったので、新品より割安な中古を探していたので、中古の品数が多かったのには助かりました。もし、厨房機器が故障した際には、新宿店に相談をする予定ですよ!

    今後の展望・開業する方へのメッセージ

    今は、「中華そば 麺壁九年」「麺や 麟子鳳雛」に続き3店舗目の開業を目指していますが、それはスタッフがいてくれるから考えられるし出来ること。「人」という部分を大事に考えてもらいたいですね。

    多店舗展開していなくても、優秀なスタッフが独立したり、辞めたりして店主一人で切り盛りしている店舗の話もよく聞きますので、多店舗展開が良いのか良くないのかは一概には言えないですね。

    ただ、自分が一人になっても働いてくれるスタッフがいないと成り立たないと思いますので、やっぱり「人」は大事です。

    最後、開業する方へのメッセージとしては、「運転資金は予定より多めに準備をしておいた方が良い」ということ。開業するには「絶対に成功してやる。」という野望が強くないと成功しない。「なんとなく自分のラーメンはこれくらいだったら出来るだろう。」といった安易な考えでは絶対に失敗すると思います。

    また、「学ぶ力」も大切。常にいろいろ調べたり探求心を持って取り組んだりしていかないと成長しません。「開業=スタート」なのでそこからどう成功していくかは、自分の考えと行動次第です。

    「失敗を経験しないと成功はない」ので色々なチャレンジをしてほしいです。実際にやってみないと分からないことだらけなので。やってみたらいい方向に繋がることもあれば、逆にやってみて違う成功パターンが見つかることもあります。何事もチャレンジ!怖がらずにやっていきましょう!!

    とめ

    「中華そば 麺壁九年」「麺や 麟子鳳雛」に続き3店舗目の開業を目指しているとのことでしたが、それはスタッフがいてくれるから考えられるし出来ること。「人」という部分を大事に考えてもらいたいという言葉が印象的でした。

    「コロナ禍のなかでもスタッフが辞めずに残ってくれたことで、本当にありがたかったですね。」とのことですが、人件費を削る飲食店が大半のなか、人件費を削らず、うまくシフトを組んで営業を続けるには相当の覚悟がないと出来ないことです。これによって、コロナ禍が過ぎ通常営業を開始する際に、人手不足で体制が整わないこともなかったそうで、一貫して「人」という部分を大事にされている姿に頭が下がりました。

    『開業するには「絶対に成功してやる。」という野望が強くないと成功しない。「なんとなく自分のラーメンはこれくらいだったら出来るだろう。」といった安易な考えでは絶対に失敗すると思います。』という石岡さんの信念は、今後開業される方の心には大きく刺さるお言葉ではないでしょうか?

    テンポスドットコムでは、様々な視点からラーメン店の開業成功を全力で応援します。
    自分のお店の業態に合わせて必要なものは何があるのか、詳細を確認することができますので是非ご覧ください!

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    #取材協力
    店名:中華そば 麺壁九年
    店主:石岡文仁氏
    住所:東京都杉並区上井草1-24-22 小山ビル 1F
    TEL:なし

  • 【中国地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    【中国地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    中国地区で焼き鳥屋を開業するメリットとは

    中国地区で飲食店を開業するメリットは、以下のようになります。

    地元の食材を活用したメニューが作りやすい:この地域は、日本海と瀬戸内海に面しており、海の幸や山の幸が豊富です。特に瀬戸内海は、魚介類や牡蠣などが有名で、地元の食材を使った料理を提供することで、地元民からの支持を得られます。

    観光客の需要が高い:鳥取県には、鳥取砂丘や琴浦町などの観光地があり、島根県には、出雲大社や石見銀山などの観光地があります。また、広島県には、広島平和記念公園や宮島などの観光地があり、山口県には、秋吉台などの観光地があります。これらの観光地で飲食店を開業することで、多くの観光客から需要を得ることができます。

    交通の便が良い:鳥取県から山口県にかけては、高速道路や鉄道、空港などの交通手段が充実しており、アクセスが比較的容易です。特に、瀬戸内海を渡るフェリーや、山口県の関門トンネルなどのユニークな交通手段があり、観光客からも人気があります。

    人口密度が低いため、競合が少ない:都市部に比べて人口密度が低いため、飲食店の競合が比較的少ないです。そのため、需要に合わせたメニューやサービスを提供することで、比較的容易に顧客を獲得することができます。

    地域の食文化に注目が集まっている:鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県には、地域に根付いた独自の食文化があります。例えば、広島県には広島風お好み焼きや、山口県には関門海峡に面した海鮮料理などがあります。地元の食材や料理を取り入れたメニューを提供することができます。

    これらのメリットを生かして、中国地区で飲食店を開業することは、成功の可能性を高めることができます。ただし、地域の風土や文化を理解し、それに合わせたメニューやサービスを提供することが重要です。

    今回は、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【中国地区】食品衛生責任者取得に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    ※開業に関して少しでも興味がある方におすすめ!「メインコンセプト・だれに・どこで・いくらで・いつ・何を・なぜ・だれが・どのように」の9つの項目を簡単に整理できる「開業コンセプトシート」と「記入例」を「無料」でダウンロードできます。

    「開業コンセプトシート」はこちらからダウンロード

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

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    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

  • 【北海道地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    【北海道地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    北海道地区で焼き鳥屋を開業するメリットとは

    北海道地区で飲食店を開業するメリットは以下のようなものがあります。

    地産地消の需要が高い:北海道は、広大な自然と豊かな農林水産資源に恵まれており、地産地消の需要が高まっています。開業する飲食店で、地元産の食材を使ったメニューを提供することで、地元の消費者から支持されやすくなります。

    観光客の多さ:北海道は、豊かな自然や美しい景色が魅力的な観光地として有名です。夏は野外音楽フェスやキャンプ、冬はスキー場や温泉など、季節を問わず多くの人々が訪れます。観光客をターゲットにしたメニューやサービスを提供することで、需要を拡大することができます。

    外国人観光客の増加:北海道は、中国や東南アジアなどからの外国人観光客が増加しています。外国人向けのメニューを提供することで、海外からの需要を取り込むことができます。

    ブランド力の高さ:北海道は、牛乳やバター、チーズ、ジンギスカンなどの食品が全国的に有名です。また、地酒やワイン、クラフトビールなどの地元酒類も多数あります。北海道産というブランド力を生かした飲食店を開業することで、集客力を高めることができます。

    これらのメリットを生かして、北海道地区で飲食店を開業することは、成功の可能性を高めることができます。ただし、地域によっては厳しい気候や交通の便が悪い場合もあるため、地域の特性に応じた戦略が必要です。

    今回は、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【北海道地区】食品衛生責任者取得に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

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    ▼テンポスではフランチャイズでの開業支援も行っております。まずはお気軽にご相談ください

    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

  • 【甲信越地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    【甲信越地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    甲信越地区で焼き鳥屋を開業するメリットとは

    甲信越地区で飲食店を開業するメリットは以下のようなものがあります。

    高級食材の豊富さ:甲信越地区には、高級な食材が豊富にあります。例えば、信州牛や長野県産のリンゴ、魚沼産のコシヒカリなどがあります。これらの食材を使った料理を提供することで、高級感のあるメニューを提供することができます。

    観光客の増加:甲信越地区には、多くの観光地があります。例えば、上高地や白馬などの山岳リゾート、長野市や軽井沢などの都市部、湖畔や温泉地などがあります。これらの観光客に向けたメニューやサービスを提供することで、需要を拡大することができます。

    多様な需要のある地域:甲信越地区は、都市部と山岳リゾート、湖畔や温泉地など、多様な需要がある地域です。そのため、ビジネス戦略を地域の特性に応じて調整することで、需要を上げることができます。

    飲食店の競合が少ない:甲信越地区は、大都市圏に比べて人口が少ないため、飲食店の競合が少ない傾向があります。そのため、競合に勝つために独自性のあるメニューやサービスを提供することが重要です。

    これらのメリットを生かして、甲信越地区で飲食店を開業することは、成功の可能性を高めることができます。ただし、地域によっては交通の便が悪い場合もあるため、地域の特性を踏まえたビジネス戦略が必要です。

    今回は、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【甲信越地区】食品衛生責任者取得に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    ※開業に関して少しでも興味がある方におすすめ!「メインコンセプト・だれに・どこで・いくらで・いつ・何を・なぜ・だれが・どのように」の9つの項目を簡単に整理できる「開業コンセプトシート」と「記入例」を「無料」でダウンロードできます。

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

    テンポスドットコムHP

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    ▼テンポスではフランチャイズでの開業支援も行っております。まずはお気軽にご相談ください

    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

  • 【東海地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    【東海地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    東海地区で焼き鳥屋を開業するメリットとは

    東海地区で飲食店を開業するメリットは以下のようなものがあります。

    観光客の増加:東海地区には、伊勢神宮や鳥羽水族館、名古屋城などの観光地があります。これらの観光客に向けたメニューやサービスを提供することで、需要を拡大することができます。

    人口が多い:東海地区は、人口が多い地域です。そのため、多様な人々の需要を取り込むことができます。また、大都市圏に近いため、若年層や外国人観光客にもアピールすることができます。

    地場産業の支援:東海地区には、農業や漁業が盛んな地域があります。地場産業を支援することで、地元の生産者とのコミュニケーションを深め、食材の安定的な調達ができるようになります。

    交通の便が良い:東海地区には、新幹線や高速道路が発達しています。そのため、全国各地からアクセスしやすく、ビジネスマンや観光客など幅広い需要を取り込むことができます。

    これらのメリットを生かして、東海地区で飲食店を開業することは、成功の可能性を高めることができます。ただし、地域の風土や文化を理解し、それに合わせたメニューやサービスを提供することが重要です。

    今回は、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【東海地区】食品衛生責任者取得に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

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    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

  • 【九州・沖縄地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    【九州・沖縄地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    九州・沖縄地区で焼き鳥屋を開業するメリットとは

    九州・沖縄地区で飲食店を開業するメリットは、以下のようになります。

    地域独自の食文化が豊か:九州・沖縄地区には、郷土料理や地元の食材を使用した料理が豊富にあります。例えば、長崎県のちゃんぽんや、沖縄県のゴーヤーチャンプルーなどです。そのため、地域に根ざした飲食店を展開することで、地元の人たちから支持を得られる可能性が高くなります。

    観光客が多い地域が多い:九州・沖縄地区には、温泉や観光スポットが数多くあります。特に沖縄県は、海外からの観光客も多く訪れるため、多様な需要に対応することができます。

    食材が豊富:九州・沖縄地区は、海に面した地域であるため、新鮮な魚介類や海産物が豊富にあります。また、農業も盛んであり、地元の野菜や果物も多種多様に取り扱われています。これらの食材を活用したメニューを提供することで、飲食店の魅力を高めることができます。

    ライバル店が少ない:人口密度が低いため、競合する飲食店が少ない地域が多いです。そのため、自分たちの店の個性を出しやすく、地域住民からの支持を得ることができます。

    消費者の意識が高い:九州・沖縄地区は、健康志向や環境に対する意識が高い地域と言われています。そのため、無農薬野菜や有機野菜、地元産の食材を使用した料理に対する需要が高くなっています。

    以上のように、九州・沖縄地区で飲食店を開業することには、地域独自の食文化や観光地、食材の豊富さ、競合店の少なさ、消費者の意識の高さなどのメリットがあります。、イベントへの参加、人口密度が低いこと、地元の食材を安価に調達できることなどのメリットがあります。

    これらのメリットを生かして、九州・沖縄地区で飲食店を開業することは、成功の可能性を高めることができます。ただし、地域の風土や文化を理解し、それに合わせたメニューやサービスを提供することが重要です。

    今回は、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【九州・沖縄地区】食品衛生責任者取得に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

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    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

  • 【近畿地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    【近畿地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    近畿地区で焼き鳥屋を開業するメリットとは

    近畿地区には、日本有数の観光地や大都市があり、多くの人々が集まるため、飲食店を開業するメリットがいくつかあります。

    観光客の多さ:近畿地区には、京都や奈良、大阪など、多くの世界遺産や観光スポットがあります。そのため、多くの国内外の観光客が訪れます。飲食店を開業すれば、その観光客をターゲットにしたメニューやサービスを提供することで、需要を拡大することができます。

    地域の特色:近畿地区には、豊かな歴史や文化があります。例えば、京都ではおばんざいや鴨料理、大阪ではたこ焼きやお好み焼きなど、地域特色のある食文化があります。そのため、地域の特色を生かしたメニューを提供することで、集客力を高めることができます。

    交通の便が良い:近畿地区には、多くの鉄道やバス路線が通っています。また、関西国際空港や大阪国際空港もあり、国内外からのアクセスが容易です。そのため、交通の便が良いことにより、多くの人々が飲食店に足を運ぶことができます。

    飲食文化の発展:近畿地区は、飲食文化の発展が進んでいます。多くの人々が、美味しい食事を求めて、新しい飲食店を開拓することに興味を持っています。そのため、新しいアイデアやメニューを提供することで、注目されることが期待できます。

    これらのメリットを生かして、近畿地区で飲食店を開業することは、成功の可能性を高めることができます。しかし、競合が激しいため、緻密な市場調査や戦略の立案が必要です。

    また、近畿地区で焼き鳥屋を開業することにはいくつかのメリットがあります。

    今回は、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

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    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

  • 【関東地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    【関東地区】焼き鳥屋の集客に役立つコンセプトシートの活用法

    焼き鳥屋開業

    焼き鳥屋は、飲食店の中で、初期投資が比較的少なく利益率が高いなどの理由から、比較的開業しやすく新規開店数の多い業態です。

    今回は焼き鳥屋開業のメリット・デメリットと開業資金について解説していきます。

    関東地区で焼き鳥屋を開業するメリットとは

    関東地区は、多くの飲食店がひしめき合う東京都をはじめ、ベッドタウンとして発展してきた埼玉県・神奈川県・千葉県、そして、国内最大の消費地である東京都に近接し、自然豊かでありながら首都圏への通勤も可能というアクセスの良さもあり、移住先として人気の高い茨城県・群馬県・栃木県の1都6県を指します。

    そんな関東地区で焼き鳥屋を開業するメリットとはなんでしょうか。

    まずは圧倒的に集客が見込みやすい土地柄でしょう。特に、東京は人口が集中していて、国内有数の乗降者数が多い駅が複数あり、地の利があることから平日、休日問わず人が集まりやすい土地です。

    例えば、東京では、銀座などの一等地・サラリーマンが集まる新橋エリア、新宿のような夜間営業がしやすいエリアといったように、特徴があるエリアが多数存在しそれぞれに大きな魅力がありますので、新たに開業するお店のコンセプトに合ったターゲットや立地を見つけやすいでしょう。

    また、埼玉県・神奈川県・千葉県といった南関東は、東京に本社がある大企業の支店が多くあり、駅前の集客需要は高いでしょう。また、東京都に比べ、自家用車で訪れるロードサイド店が多いのも特徴です。

    さらに、茨城県・群馬県・栃木県といった北関東は、地域密着の店舗が数多く存在し、休日は季節を問わず観光客の需要を取り込みやすいメリットがあります。

    関東地区1都6県には、それぞれの特徴があり、立地・賃料・集客の面などを考慮し、新たに開業するお店のコンセプトに合った場所を調べましょう。

    また、関東地区で焼き鳥屋を開業することにはいくつかのメリットがあります。

    今回は、焼き鳥屋開業にあたり、重要な資格のひとつ、これがないと開業できない「食品衛生責任者」について深堀し、最後に、「これはありがたい。」と思っていただける、各エリアごとに異なる連絡先窓口などをダウンロードできる便利な「コンテンツ」と「開業コンセプトシート(記入例もあり)」をご紹介します。

    ※問い合わせ先が一目瞭然!すぐに分かる!!「【関東地区】食品衛生責任者取得に関する参照リンク集」を「無料」でダウンロードできます。

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    焼き鳥屋の現状

    焼き鳥の市場は約2,000億円と言われており、売上は年々増加している業態です。
    店舗数は全国に20000店舗以上あると言われています。

    現在焼き鳥屋は様々なところで見かけます。焼き鳥居酒屋の形態であったりテイクアウト専門店だったり多種多様なスタイルで営業され、活気づいているように見える業界です。

    近年では、制限時間付きの食べ放題があるコースであったり、高級地鶏を使用した焼き鳥屋など様々な新しいスタイルのお店も増えてきています。

    逆に言えば、その分ライバルも多い業界です。そのため、曖昧な対策になってしまうと、他との差別化ができず、経営不振に陥ってしまう場合があります。

    他業態以上に準備・調査が事前に必要です。事業計画、コンセプトの明確化、メニュー作成をしっかり行い、他との差別化を図っていきましょう。
    焼き鳥の種類・味などの分析・調査、市場規模、参入障壁など現状を把握し焼き鳥屋開業の戦略・方向性を立てていきましょう。

    焼き鳥屋開業資金

    焼き鳥屋は、他の業態と比べ、初期費用は少ないですが、それでも都内30坪くらいで、約500万~800万前後はかかります。平均の客単価が2~5000円程度の焼き鳥屋で利益を上げるには、収支バランスをしっかりと考えておくことが必要です。

    オープンから1か月ほどは、目新しさで集客はできますが、2、3ヶ月目頃からは客足が落ちてきます。ここからリピーターを増やしていくには運転資金がどれだけ残せているかで決まります。

    新規オープンの際には、居抜き物件を探したり、厨房設備を中古で探したりなどイニシャルコスト(開店のための初期費用)抑える工夫をしていきましょう。

     焼き鳥屋開業メリット・デメリット

    メリット・デメリット

    ここでは焼き鳥屋開業の際のメリット・デメリットについて解説していきます。

    メリット

    幅広い人気

    焼き鳥は子供から大人まで広い層で人気があります。
    お店のスタイルによっては、団体客も見込めるため、集客はしやすい業態といえます。

    他の業態と比べて低コストで開業できる

    焼き鳥屋は、10席ほどの小さなお店でも受け入れられやすいので、物件費や内装費など少ない初期投資で開業することが可能です。

    また、焼き鳥は他の肉料理と比べると原価が安く、アルコール類の注文も入りやすいため、高い利益率が見込めます。

    利益が上がれば上がるほどダイレクトにつながる

    オーナーになった場合、従業員への給料や原材料費、その他費用を差し引いても、月収300万以上を稼ぐ焼き鳥屋オーナーも沢山います。

    まずは、客層のターゲットや、取り扱うメニューなど明確なコンセプト設定から、他店との差別化が必要になります。

    デメリット

    ライバルの多さ

    焼き鳥屋は開業しやすい業態という一方、その分ライバルが多く存在します。
    また、焼き鳥屋は1年以内に4割の焼き鳥屋が閉店し、3年以内には7割も閉店するというデータが現実にあり、他との

    差別化、その時々の環境の変化への対応力がないと生き残りの厳しい業態とも言えます。
    他業態以上に近隣の事前準備・調査が必要です。

    メニュー作成と価格

    焼き鳥

    ここでは焼き鳥屋のメニュー考案、価格設定などメニュー作成作成までのポイントを項目ごとに紹介していきます。
    メニュー作成は売上の要であるため、物件を決める前段階から時間をかけて決めておきましょう。

    メニュー作成

    まずはコンセプト

    まず大切なのは、コンセプトで設定したターゲットから焼き鳥の味、ボリューム、器、盛り付けなどを決めていきます。

    ターゲット別

    ターゲットが女性であれば、美容や健康を意識したオーガニック野菜の串やアボカドなど美容や健康に良い食材を使い、量は少なめ、彩の良いおしゃれな盛り付けが好まれやすいでしょう。

    逆に若い男性やサラリーマンがターゲットであれば、こってりとした味でお酒にも合う料理、ボリューム満点で、ご飯もの、丼ものなど最大公約数的なおいしさが求められます。

    ファミリー向けであれば、子供用のサイドメニューやデザート品などメニュー数を多くし、広い客層に受け入れられるメニュー構成が求められます。

    ターゲットは「20代~30代の働く女性」「会社が近くの20代~40代のサラリーマン」など細かく設定し行動傾向を調査してください。
    それにより、どんなメニュー、サービスが必要か見えてきます。

    立地別

    駅前や繫華街など人が多く行き交う場所はピーク時は回転率を上げるよう、品数は少なめにし、「おすすめ商品」に、注文メニューの種類を集中させ、効率を上げる工夫が必要になります。
    夜の飲み客が期待できる場合は、お酒の品揃えを増やしたり、おつまみ、一品料理を充実させるなどが必要です。

    ロードサイドなどの郊外店であれば、幅広い客層に受け入れられるよう、品数を多めにし、サイドメニューやデザート類を充実させる工夫が必要です。

    ロードサイドで車での来店が多い場合は、アルコールの提供が減る為、事前の調査が必要になります。

    価格設定

    ここでは、価格設定のポイントを解説していきます。
    有名な焼き鳥屋の価格は1本100円~200前後、高くても300円くらいが相場です。
    また、地域によって80円~350円前後と多少の開きがあるものの、100~250円くらいであることが多いようです。

    価格設定のポイント1:「業態」の相場、「周辺エリア」の相場を元に決定

    自身の出すお店と立地、サービス、雰囲気の近い他のお店の相場を調査しましょう。
    また、出店エリアでライバル店となりそうなお店のメニュー、価格帯、入店状況などチェックしましょう。
    その上で、その地域に受け入れられる価格を考えていきましょう。

    価格設定のポイント2:トータルの客単価から考える

    メニュー価格はトータルの客単価が原価率30%前後になるように設定するのが理想的です。
    メニュー価格は「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の両面から考えます。

    お客様に喜んでもらえる原価率の高いメニューと、利益を生み出す原価率の低いメニューを組み合わせ、適切な原価率を出しましょう。
    自身のお店の「看板メニュー」にはこだわりを持ち、他との差をつけたいところです。
    しかし、粗利率の高いメニューへ注文が集中すると、トータルの原価率が40%近くになり、経営を圧迫してしまいます。

    「看板メニュー」の原価率を高く設定した場合は、原価率を抑えたメニューを一緒に注文してもらえるような仕組み、メニュー構成を考えることが大切です。

    価格設定のポイント3:価格は揃えて分かりやすく

    商品の価格がバラバラであると、お客様は選ぶのに時間がかかってしまいます。お客様が悩めば悩むほど、注文される点数は下がる傾向にあるので、まずは「シンプルに分かりやすく」を念頭に価格を設定することが大切です。

    そのために、価格は揃えて表示したり、下2ケタを統一したりと、パット見やすくわかりやすい価格設定を心がけましょう。

    まとめ

    テンポスでは、焼き鳥屋開業のための厨房機器はもちろん、開業のトータルプロデュースをしております。
    焼き鳥屋開業についてのご相談・物件・内装などにお困りの際は、是非テンポスへお問合せください。

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    番外編:焼き鳥メニュー一覧

    鳥、豚、牛に野菜と様々な種類の串があります。その素材にあった味付けで提供しましょう。

    ■鳥の部位

    ねぎま
    モモ肉やムネ肉をネギと交互にはさんだもの。鶏ネギ、ハサミなどとも呼ばれる。塩、タレどちらでも。

    つくね
    食感を楽しむため、軟骨を混ぜるなど、さまざまな工夫をこらすことができ、店の特色が一番出せるメニュー。形も小判や団子など、まちまち。

    ささみ
    さっぱりしているため、大葉や明太子、梅シソ、山葵などを加える店もある。塩焼きがメイン。

    手羽
    先を切り落とした手羽先部分をつかうことが多い。塩焼きで味わう。

    もも
    骨つきで焼くため、時間がかかる。香川県の骨付鳥、宮崎県ももも焼きなどの名物もある。


    ネギマなどでつかった肉の残りの皮をつかう。襞に串刺す店がほとんどだが、拡げてつかう店も。愛媛県今治では鉄板で焼き、一風変わった味わいが楽しめる。

    小肉
    スキミ、セセリ。首部分の肉をとると首小肉、首ツル、ネックなどという。よく動く場所の肉なので深みのある味だ。

    はつ
    ハツとはハートの転訛。ココロ、ヤサキ(形状が矢の先に似ていることから)とも。塩、タレどちらでも。

    きも
    レバ、レバーともいう。鮮度により、旨味が違い、刺身でだす店もある。好き嫌いの差がはげしいため、タレで味わうことが多い。

    砂ぎも
    スナズリ、ズリともいう。鶏の内臓の中でも人気が高い。塩焼きが多い。

    ムネ軟骨
    三角形の形からヤゲンとも呼ばれる。ヒザ軟骨ヒザ部分の軟骨。

    ぼんじり
    ボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールともいう。

    玉ひも
    チョウチンともいう。仕入れが大変なので、メニューに取り入れる店は限られる。

    とさか
    カンムリともいう。出す店は余り多くない。

    ■鶏以外の鳥

    すずめ
    国内では、雀の狩猟期間が11月~2月と定められているため、この期間以外は冷凍品か輸入物となる。

    うずら
    野鳥焼き用に養育されているものが多い。

    あいがも
    濃厚で脂が強い。高級メニュー。

    しゃも
    薩摩若しゃもなど。古来、闘鶏用に飼われていた鶏。

    地鶏
    比内地鶏、名古屋コーチン、はかた地とりなど、地鶏や銘柄鶏をつかう店も多い。

    ■豚肉の部位

    豚バラ
    バラ肉をつかう。豚精、正肉とも呼ばれる。塩、タレどちらでも。野菜焼きの場合、バラ肉で巻いて供することが多い。

    カシラ
    歯ごたえとコクがあり、人気が高い。

    ハツ
    心臓を小切りにしたもの。タレで焼かれることが多い。

    タン
    牛よりもさっぱりしている。

    レバー
    臭いが気になる人のためにタレ焼きが多い。

    ガツ
    臭みが少なく、塩焼きでも食べる。

    シロ
    小腸や大腸の串。串に刺す前に熱湯を駆ける。タレをつけて焼かれることが多い。

    軟骨
    喉や食道部分の軟骨。こりこりした食感を楽しむ。

    テッポー
    直腸のこと。

    コブクロ
    柔らかく淡白な味わいで、脂肪が少ない。

    ■牛肉の部位

    カルビ
    牛バラ肉。一般的に牛肉は高級店や串焼き店でつかわれる。

    ロース
    風味のある部位で、人気が高い。

    ハラミ
    焼き肉用としてよくつかわれる。

    サガリ
    適度に脂肪があり、やわらか。九州の屋台でよくつかわれる。

    レバー
    タレ焼きが多い。

    タン
    ほとんどの店が塩焼き。

    ミノ
    焼肉屋や串焼き店でつかわれる。

    ハツ
    こりこりした食感を楽しむ。

    ■野菜

    ねぎ
    東京ネギの白い部分をつかう。形状からいかだともいう。

    たまねぎ
    素焼き、または中心部にミンチをつめる。

    なす
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ししとう
    素焼きで供されることが多い。

    ピーマン
    素焼き、またはミンチをつめる。

    ぎんなん
    銀杏の種からとり、串に刺して供される。

    アスパラ
    素焼き、またはベーコンや豚バラで巻いて供される。

    しいたけ
    そのまま焼いて供されることが多いが、裏にミンチをつけることもある。

    しめじ
    素焼き、または鶏肉で挟んで供される。

    えのき
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

    ポテト
    ゆがいたジャガイモにベーコンなどを巻いたり挟んだりする。

    トマト
    ベーコンや豚バラで巻いて供される。

  • 【ラーメン店・YOKOHAMA中華そば かみ山】妻と「二人三脚」で「ナンバーワンではなく、オンリーワンを目指したい。」様々な試練を乗り越えて「町中華」と「ラーメン専門店」のハイブリッドを実現させた成功秘話とは?

    【ラーメン店・YOKOHAMA中華そば かみ山】妻と「二人三脚」で「ナンバーワンではなく、オンリーワンを目指したい。」様々な試練を乗り越えて「町中華」と「ラーメン専門店」のハイブリッドを実現させた成功秘話とは?

    小田急小田原線 経堂駅から徒歩4分の立地にある、ラーメン店「YOKOHAMA中華そば かみ山」。2017年にオープンして以来、店主実家の町中華と、修行した有名老舗ラーメン専門店で学んだ経験を生かした数多くのメニューから、超人気ラーメンYouTuberが2度来店するなど実力店となりました。店主は、老舗ラーメン店で7年修業を積んだ神山潤(じゅん)さん。開業後、口コミやSNSで広まりあっという間に人気店となりましたが、ここまで来るには一筋縄ではいかない数多くの苦労があったのです。

    開業までの経緯

    男ばかり3兄弟の末っ子で、小さいころから学生時代まで両親が東京・品川区大崎で営む中華料理店を手伝っていました。残念ながら16歳の時、父がくも膜下出血で急に他界。服部栄養専門学校卒業後、21歳で実家を継ぎ、母とともに出前もやるような、いわゆる「町中華」として頑張ってきましたが、建物の老巧化で立ち退きをすることになりました。

    ずっと実家で働くというよりも、一度しっかりとした修行をしなければと漠然と考えていました。また、当時「第2次ラーメンブーム」で「武蔵・くじら軒・青葉」などが一気に流行り新規の行列店が出来た頃でした。そういうのもあり「自分もラーメン屋を目指したい。」という気持ちが高まり、立ち退き後の31歳で老舗ラーメン店に就職し修業。本店で1年、そのお店が出店されていた横浜で7年間勤務をし、店長も経験しました。その複合施設で同い年だった「三ん寅」の菅原さんと出会い志も同じで意気投合。

    その後、身内の紹介でうどんのフランチャイズ店で社員として4年働いた後、妻と妻の両親が背中を押してくれたこともあり、「あなたが本当にやりたいと思うのならやってみたら。」という声をもらい、臆病で二の足を踏んでいた自分の気持ちを払拭することが出来ました。

    そして、2017年9月13日に小田急小田原線 経堂駅から徒歩4分の立地にオープン。新店ながら「知る人ぞ知る」人気店になったのです。

    「YOKOHAMA中華そば かみ山」一番人気の看板メニュー「サンマーメン (トッピングあり)」1,100円(税込)

    超人気ラーメンYouTuberが来店されて紹介された「肉ニラスタミナメン」1,000円(税込)紹介後、注文されるメニューがほとんどこちらになったそうです。

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    苦労したこと、失敗したこと、それらを乗り越えたエピソード

    物件探しは本当に苦労し大変でした。個人で小さなキャパシティのラーメン屋を開業しようと思っても、なかなかいい物件が出てこない。たまたま良い物件があったとしても、どうしても大手の法人には負けてしまいます。飛び込みで不動産屋さんに入っても、時には相手にしてもらえないことも。「ここでやりたい」と思ってもなかなか実現させるのは難しいです。

    何十件も不動産屋さんを回り、たまたま飛び込んだところから紹介をもらい、縁があって今の経堂の地に開業することが出来ましたが、これからどうなっていくかも分からないので、初期投資も大きくかけられない。スケルトンの状態から立ち上げると莫大な費用がかかります。もともとあった居酒屋を「居抜き」の状態で契約し、ラーメンの機器は新しく導入したものばかりです。

    使えたのは製氷機と冷蔵庫一台、トイレのみで、カウンターも作り直しましたし、冷蔵庫、冷凍庫も買い足しました。使える機材・商材は極力使うようにしコストを抑えようと思うと、そのような物件を見つけるのは至難の業でした。

    普段、経堂という場所に来ることはなかったので、全くイメージは沸きませんでしたが、駅の乗降客が多く人の流れも多い。駅から徒歩4分の場所だったので、自信というよりも「ここだったらお店に人が流れてくるんじゃないか。」という期待値の方が大きかったです。

    最終的には、いくら自分の味に自信があっても、場所選びを妥協してしまうと、うまくいかないと思います。

    失敗したことと言えば、大きなものはありませんが、実際に毎日小さな失敗をしながら覚えていくことが多く、この繰り返しです。「何をもって失敗というのか。」と改めて考えると、開業時に出来るだけ必要なものは揃えておいた方が良いということですかね。5年半やってみたからこそ見えてくる営業スタイルがあり、例えば、洗浄機や券売機。私たちは夫婦2人で営業していますが、最初はない状態で始めましたが、調理や接客をしながらの、洗い物やお金のやり取りはかなりしんどいです。少ない人数での営業をする場合は、最初からの導入を強くお勧めします。

    自分の場合は、妻が自営をしていたこともあり、開業前に支えてもらった部分が非常に大きかったですが、開業を考えている方は、何かしらの「力添え」がないとやっていけないと思います。

    開業を決めてから実際に開業するまでに半年、長い場合は1年以上かかる場合もあると思いますが、その時に副収入があれば心に余裕があるかもしれませんが、個人で開業される場合は、開業するまで無職の方も多いはず。自分は開業を決めた後、体調を崩し入院する事がありました。妻には本当に苦労を掛けましたが、その際の「力添え」があったからこそ今があり、感謝してもしきれないくらい感謝しています。この記事が「感謝状」になるかな?(笑)

    本当に周りの人の支えがないと無理。精神論だけではやっていけない。ここはぜひ念頭に置いておいてもらいたいですね。

    また、じぶんは開業までは雇われている立場でしたが、新しい社員・スタッフが入ってきた場合、一生懸命に戦力になるように教えて育てて、仕事後も飲みに行って相談に乗るなどしてきて、もう少しで一人前となる頃に、残念ながら辞めてしまうことが多い。期待していたのに辞められると寂しく残念で仕方がなく、人を雇ってこういう思いをするなら、家族経営がいいなと思っています。まさに妻と「二人三脚」で、様々な試練を乗り越えて来たかなと思います。

    カウンター6席のため、週末は行列になることも。

    たくさんありますが、初めはお店を出すことで正直精一杯。開業が目標だったので、忙しい日もあれば暇な日もある感じで。「これからどうなるかな。」という不安もありました。

    徐々にお客様が付いてくるようになりましたが、最初は洗浄機・券売機もない状態だったので、器など手洗いで行っていました。また、オーダーミスなどのトラブルも起きた際に、すごく時間が取られました。現金のやり取りも意外と大変です。昼は妻と2人でしたが、夜は私だけで営業(今は昼営業のみ)だったので、ラーメンを作りながらお客様の対応はとにかく大変でした。

    こういうこともあり、洗浄機を導入し、更に券売機も導入。お店がすごく狭いので設置スペースをなんとか確保しました。この2つは導入しないとお店が回らないですね。今振り返ると、洗浄機・券売機がない状況は考えらえないです。よく洗浄機・券売機がない状態でやっていたなと思いますし、よく当時の事を話しています。開業してみないと分からない事でしたが、はじめてわかったことですね。

    今のいちばんの働き手は、「洗浄機様」・「券売機様」です。(笑)

    オーダーミスに関して、券売機だと、お客様が購入された商品名が印字されるので、トラブル時にお客様の勘違いかどうかはすぐ分かりますが、口頭でのやり取りだと、こちらの聞き間違いかもしれないので、謝るしかないですから。

    また、「手洗いの無駄」も実感しました。最初は導入スペースもなかったので何とかやっていけるかと思いましたが、省スペースでも設置できる新商品を見つけ、洗浄機の扉を開けると1cmくらいしかない状態ですが大活躍です。

    当初は、自分だけでの営業を予定していたのでカウンター7席。ただ、きつくなってきたので妻の力も借りることにしました。「券売機」を設置するとお客様が食券を買っている際に、食べ終わって帰ろうとする人の道をふさいでしまうので、その際は「ごめんなさい。」と伝えてご理解をいただいています。お互いに譲りながらご対応をいただいているので、本当に良いお客様ばかりで良い人間臭さが日々見られて微笑ましいくらいです。

    コロナ禍になり、夜営業を辞めましたが、逆に昼しかやっていないということで昼間に集中的に来店いただけるようになり、長い時間営業すればいいというわけでもないことを実感。コロナがいいきっかけでした。

    今では、夕方に営業が終わり、夜は妻・娘との時間を過ごせるようになりました。娘がもう少し大きくなれば、夜営業の再開もあるかもしれませんが、中学に入るくらいまではこのスタイルを続けたいですね。

    飲食をやられているご家庭は、皆さんお忙しく家族のすれ違いが多いと思います。妻からも「土曜か日曜は休みにしてほしい。」と言われていましたから。今は主に日曜が休み。日曜休みは飲食店にとって稼ぎ時を失い痛手と言えますが、5年半このスタイルでやれていますので、本当に「お客様に感謝」です。

    こだわりは、「丸鶏ベースのコラーゲンたっぷり秘伝スープ」「豚肉とシャキっと炒めたたっぷり野菜の旨味」「浅草開化楼特製のもっちり平打ち中太麺」だそうです。

    老舗ラーメン店に就職し修業。本店で1年、そのお店が出店されていた横浜で7年間勤務をした後、うどんのフランチャイズ店で社員として4年働き、2017年に「YOKOHAMA中華そば かみ山」を開業。屋号の「YOKOHAMA」は特に横浜とは所縁はないものの、メニューに神奈川のご当地ラーメン「サンマーメン」があることや、横浜=中華・中華街のイメージで伝わりやすいことが由来。店名内の「中華そば」も中華そばを提供する予定はないが、単純に麺類もやっていますの意を込めて。』だそうです。

    テンポスとのかかわり

    開業時に丼・小鉢・レードル・中華鍋・寸胴など、調理道具一式を新宿店で購入させていただきました。

    寸胴の大きいものは、妻の父が解体屋をやっているので、店舗の解体時に出たものを使っています。

    お客様からのリクエストで「大盛り」メニューを導入した際もその丼はテンポスさんで購入。テンポスさんの会員カードも持っています。テンポスさんで買ったものは丈夫なものが多く助かっています。1年に1回ほどの来店ですが、「かゆい時に手が届く。」お店として気に入っていますので、これからもお願いします。

    今後の展望・開業する方へのメッセージ

    今年で50歳になるので、今みたいに最前線で鍋を振り続けることも徐々にできなくなると思います。でもこの仕事が「天職」だと思っているので、細く長くではないですが、営業形態を状況によって変えていくかもしれません。「経営者」になると現場に出なくなる方も多いかと思いますが、自分は「現場主義」なので、現場で少しでもお客様と触れ合っていくことを大切にしていきたいです。

    鍋を振り続けることが大変になってくれば、メニュー数を絞ったり、いろいろな対応ができなくなったりすると思います。最終的に2~3種類でやるかもしれないです。

    何が一番大変かというと、中華鍋をあおり体に負担がかかることで、ラーメン屋をやっている方は共通で言えることですので、体のケアが大切ですので、しっかりしていかなければと思っています。

    また、現状に満足せずもっともっと美味しくなるように工夫し、味・サービスなどを追及していきます。現状に満足をすると、そこで止まってしまうと思いますし、大切な事です。「昨日より今日、今日より明日」と追及し続けないといけないと思っています。常に自分たちがブラッシュアップしていかないと駄目だと思っています。

    お客様から「変わらないね。」と言われるためには、「変わっていかなければいけない。」人の味覚はどんどん進歩していくので、同じ味を提供し続けると「まずくなった。味が落ちた。」と言われるので、気付かれない程度のマイナーチェンジを行い、一歩でも二歩でも先を行くような味作りをやっていかないと思っています。

    色々なところにヒントは落ちています。常にアンテナを伸ばして情報をキャッチし「細く長く」やっていきたいですね。

    自分たちは夫婦2人で経営していますが、時間が経つとお互いの考えが変わる場合もあります。自分の事だけを考えず、相手の生活パターンやメンタルの部分などを配慮していかないとやっていけなくなります。ましてや妻としてだけではなく仕事においても大事なパートナーですから。

    話は変わりますが、娘も料理が好きで、両親の姿を見ているからという理由もあるかと思います。料理の世界に入ってもらいたいというのではなく、料理を楽しんでやってもらいたいですね。自分が作ったラーメンを食べて喜んでいただいているお客様の顔を娘が見てくれれば響くものはあると思います。

    また、ここ最近YouTubeのような新しい媒体が流行っていて、私も超人気ラーメンYouTuberに2度紹介してもらいましたが、娘が学校で友達から「見たよ。」と言われると親としても冥利に尽きるというか嬉しくなりますね。

    ちなみに動画がアップされた次の日は、来店客の数がえげつない状態でした。注文されるメニューが後ほとんど紹介された「肉ニラスタミナメン」で、影響力の大きさを感じました。2回来店され紹介してもらったことはとても光栄です。

    正直、自分のお店よりも美味しいお店はたくさんあると思いますが、自分も妻も目指しているのが、「ナンバーワンではなくオンリーワン」。ここにしか来ないと食べられないというものを作っていきたいと思っています。流行りを求めると、みんなが食いつきますが、いずれすたれてしまい、また新たな流行りを求めて違うところにいってしまうと指針がブレてしまう。自分は、今後も雰囲気も味も「オンリーワン」を求めていきます。

    なぜ、自分が「タンメン」や「サンマーメン」を選んだかというと、「昔からあるもの」だから。何十年も前の「昭和の頃から中華料理屋に行くとあるメニュー。そういうものを磨き続けていきブラッシュアップをし「町中華」と「ラーメン専門店」のハイブリッドを目指していきます。

    自分は、たまたま実家が「町中華」で、修行先が「ラーメン専門店」、そこに「ラーメンのスペシャリスト」たる仲間が多かった。今思うと、全てにおいて恵まれていたのかもしれないですね。お客様はもちろん、妻や自分と妻の両親、「三ん寅」の菅原さんに感謝。これに尽きます。

    開業してからいろいろなことが絶対にありますので、自分の場合は、妻が自営をしていたこともあり、開業前に支えてもらった部分が非常に大きかったですが、開業を考えている方は、何かしらの「力添え」がないとやっていけないと思います。これによって精神面などがだいぶ変わってくると思いますよ!ぜひしっかりとした信念をもって頑張っていきましょう!

    とめ

    タイトルにもあるように、妻と「二人三脚」で「ナンバーワンではなく、オンリーワンを目指したい。」と、様々な試練を乗り越えて「町中華」と「ラーメン専門店」のハイブリッドを実現させた「YOKOHAMA中華そば かみ山」店主の神山潤さん、かおりさんご夫妻。

    夫婦2人での経営やカウンター7席での営業など、ミニマムな経営スタイルの成功事例は、今後、夫婦での開業を考えられている方には、とても参考になると思います。

    また、取材をさせていただき、店主である神山潤さんの、妻かおりさんへの感謝の気持ちを強く感じました。

    妻には本当に苦労を掛けましたが、その際の「力添え」があったからこそ今があり、感謝してもしきれないくらい感謝しています。この記事が「感謝状」になるかなというお言葉、また、「本当に周りの人の支えがないと無理。精神論だけではやっていけない。ここはぜひ念頭に置いておいてもらいたいですね。」というお言葉が特に印象的で、「自分一人だけでは何もできない。」という一見当たり前のことを再認識させられました。

    脱サラし夫婦2人で新規開業される方もいらっしゃると思いますが、このような経験と心構えが開業後の様々な苦労と困難を乗り越える根源なのかもしれません。

    テンポスドットコムでは、様々な視点からラーメン店の開業成功を全力で応援します。
    自分のお店の業態に合わせて必要なものは何があるのか、詳細を確認することができますので是非ご覧ください!

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    #取材協力
    店名:YOKOHAMA中華そば かみ山
    店主:神山潤氏
    住所:東京都世田谷区経堂5-29-21
    TEL:なし

  • 酒類免許から販売戦略まで:成功を収める飲食店開業者のためのお酒メニュー開発

    酒類免許から販売戦略まで:成功を収める飲食店開業者のためのお酒メニュー開発

    飲食店開業にあたり、お酒の提供予定はありますでしょうか。
    お酒を提供するためには免許を取得する必要があります。
    今回の記事では酒類免許の取得方法から販売戦略まで詳しく解説していきます。

    酒類免許: 開業に向けた第一歩

    飲食店を開業する際には、酒類免許の取得が重要なステップです。
    酒類免許を取得することで、お客様にアルコール飲料を提供することができます。
    酒類免許の取得には、いくつかの手続きが必要です。

    まず、地元の市町村役場や行政機関に問い合わせ、必要な書類や申請手続きについての情報を収集しましょう。免許申請書や経営者の個人情報、店舗の場所や設備に関する情報など、様々な情報を提出する必要があります。
    また、営業形態や営業時間、年齢制限などの規制もあります。

    地域の法律や規則を確認し、免許の取得条件を理解しておくことも重要です。
    必要な手続きを進める際には、関連する法律や規制を遵守することが求められます。
    酒類免許の取得には時間がかかる場合もあるため、開業計画の初期段階で早めに取り組むことが重要です。

    免許の取得に成功すると、飲食店でアルコール飲料を提供することができ、お客様に多様な選択肢を提供することができます。

    酒類免許を取得する際には、地域の法律や規制に従いながら、正確かつ迅速に手続きを進めることが重要です。
    専門家や法律の専門家の助言を受けることもおすすめです。酒類免許を適切に取得し、飲食店の開業を成功させるためには、この「酒類免許: 開業に向けた第一歩」を着実に進めることが重要です。

    カクテルの魅力: 創造的なメニュー開発のヒント

    カクテルは多様なフレーバーや見た目の美しさで人気を集めています。

    カクテルメニューの開発では、季節やトレンド、お店のコンセプトに合った独自のアイデアを取り入れることが重要です。新鮮なフルーツやハーブ、スパイスを使ったカクテルは、お客様に驚きと満足感を与えることでしょう。
    また、カクテルのネーミングやグラスの選定など、細部にもこだわりましょう。

    https://test-tenpos.tenposfoodplace.jp/foodmedia/management/8148/

    ワインの世界: 選び方と提供方法のポイント

    ワインは多くの人々に愛される高級なお酒です。
    ワインメニューの開発では、さまざまな品種や産地を取り入れることが大切です。お客様の好みや予算に合わせた幅広い選択肢を提供することで、幅広い層のお客様に満足していただけます。

    また、ワインの提供方法にも注意が必要です。
    正しい温度で提供し、適切なグラスを使用することで、お客様に最高のワイン体験を提供しましょう。

    日本酒の奥深さ: 食事との相性を引き立てる方法

    日本酒は日本文化の一部として、国内外で人気があります。
    日本酒メニューの開発では、さまざまな種類の日本酒を取り入れ、お客様に幅広い選択肢を提供しましょう。また、食事との相性を考えたマリアージュも重要です。

    日本酒の風味や酸味が料理と調和する組み合わせを見つけることで、お客様に深い満足感を与えることができます。

    ビールの新たな可能性: 差別化を図る戦略とアイデア

    ビールは飲食店で提供される定番のお酒ですが、他の飲食店との差別化を図るためには工夫が必要です。クラフトビールや地元の醸造所のビールなど、特色あるビールをメニューに取り入れることで、お客様に新鮮な体験を提供しましょう。

    また、ビールのサービスやグラスの種類にもこだわりましょう。
    美しい見た目や適切な注ぎ方で、ビールの魅力を最大限に引き出しましょう。

    お酒のメニュー開発: 人気を集めるためのアプローチ

    お酒メニューの開発には、お客様の好みや嗜好に合わせたアプローチが重要です。

    幅広い種類のお酒を取り入れるだけでなく、アルコール度数や味わいのバランスにも注意しましょう。また、オリジナルのカクテルやシグネチャードリンクを提供することで、他店との差別化を図り、人気を集めることができます。

    お酒メニューは定期的に見直し、新しいトレンドや季節に合わせて更新することも忘れずに行いましょう。

    お酒の販売戦略: 集客と売上最大化のための戦術

    お酒の販売戦略は、開業者にとって重要な要素です。
    ターゲット顧客層を明確にし、そのニーズに合わせた販売戦略を策定しましょう。
    SNSやウェブサイトを活用したマーケティングや宣伝活動、イベントの開催など、さまざまな手法を駆使して集客を図りましょう。

    また、セットメニューや食事とのセット割引など、お酒と食事の組み合わせに魅力を持たせる戦略も有効です。
    売上最大化のために、創意工夫を重ねながら効果的な販売戦略を展開しましょう。

    お酒の仕入れ先が探せるサイト:テンポスフードサーチ

    飲食店でお酒を提供する場合、「仕入れ先をどうするか」が重要になっています。
    テンポスフードサーチでは全国各地の酒販店を紹介しております。
    また、酒販店だけでなく、肉や野菜、魚、米などの食材を扱っている業者も紹介しております。

    仕入れ先を探されている飲食店の方はぜひお気軽にお問合せください。

    食材仕入れ先が探せる:テンポスフードサーチはこちら

    まとめ

    飲食店の成功には、酒類免許取得からお酒メニュー開発、販売戦略まで、さまざまな要素が関わっています。開業者は、それぞれの領域において研究と情熱を注ぎ、最高のお酒体験を提供するための努力を惜しまないことが重要です。

    成功するためには、お客様のニーズに合わせた創造的なアイデアと戦略的なアプローチが必要です。
    是非、これらのポイントを参考にしながら、素晴らしい飲食店を開業してください。
    テンポスでは飲食店の開業から運営までトータルサポートをしております。

    様々なサービスを扱っておりますので、気になるサービスがございましたらお気軽にお問い合わせください。

    テンポスフードプレイス:サービス一覧はこちら