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  • 【ラーメン店・麺場voyage】「今までにないラーメン店を作りたい。」開業への強い想いが生んだ独自の発想!コロナ禍でも顧客のニーズを引き付けたそのワケとは?

    【ラーメン店・麺場voyage】「今までにないラーメン店を作りたい。」開業への強い想いが生んだ独自の発想!コロナ禍でも顧客のニーズを引き付けたそのワケとは?

    JR京急本線「京急蒲田駅」から徒歩5分程。飲食店が並ぶ商店街とは反対方向にあるにも関わらず、平日の昼はサラリーマン客でにぎわう「麺場voyage」は、海を意識したラフだけどどこか「おしゃれ」な雰囲気を醸し出す人気店。基本メニューは「ラーメン」に「つけ麺」に「和えそば」。更には、様々な期間限定メニューが顧客を魅了させているヒミツを店主の貝原光さんに探ってみました。

    開業までの経緯

    貝原さんがラーメン店の開業を志したのは、一般的には就職先が決まり一段落し、最後の学生生活を満喫する時期でもある大学4年生のとき。地元、金沢から東京に上京し、大学に通いながら新横浜のラーメン店でアルバイトを始めました。大学の学園祭で「ラーメン」のお店を出し大盛況となるなど、ラーメンを作る面白さに日々「どっぷり」とはまっていきました。

    今でこそ、人気のご当地ラーメンは数多くありますが、上京した当時、地元の金沢に比べ、東京・神奈川に美味しいラーメン店が数多くあり、それもひとつの理由だったそうです。

    大学では中学・高校の教員免許を取得し、地元で教員になることも考えましたが、「本当に自分のやりたい事は何か。」と考えたときに答えはひとつしかなかったそうです。

    開業に際し、周囲から猛反対されたそうですが、「今までにないラーメン店を作りたい。」という貝原さんの開業への強い想いは揺らぐことなく、卒業後はラーメン店開業のための道へと進んでいきました。

    ラーメン店は基本的に、「単一メニュー」を出す業態でトッピングやサイドメニューの数も少ないのが普通です。しかし開業前に、定期預金で開業資金を貯めるとともに、幅広い食材やお酒の知識を身に付けておくことは最低限しておきたいと考え、ラーメン店以外にも居酒屋やバーで5年間の修行を積まれました。そして貯まった開業資金をもとに、2010年の27歳の時にラーメン店「麺場ながれぼし」を南蒲田で開業されたのです。

    その後、「麺場ながれぼし」で提供していた「限定麺メニュー」を定番化し、今の場所に「麺場voyage」を開業し今に至ります。

    「麺場voyage」一番人気の看板メニュー「潮ラーメン」830円(税込)

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    苦労したこと、失敗したこと、それらを乗り越えたエピソード

    正直、毎年苦労の連続です(笑)と冗談交じりに話された貝原さん。

    最初の3ヶ月位は全くお客さんが入らず、6月末に開業し8月末には「廃業かな?」と正直感じたそうです。しかし、そこで転機となったのが「取材依頼」が入り始めたこと。それを機にどん底の状態は抜けられたのだそうです。

    その後は、様々な期間限定麺や新しいコンセプトのラーメン作りに力を入れました。「新しいメニューに対しお客様がどのような反応をしてくれるのか。」にすごく興味があったのだそうです。お客様が食べた後のスープの残量や顔色などをいつも「ピリピリ」しながら見ていましたが、後の看板メニューになっていきます。

    そんな中、どの飲食店をも苦しめた「コロナ」が襲来してきたのです。「緊急事態宣言」時などギリギリの状態を味わった貝原さんを救ったのが、コロナ禍前から取り組んでいた「ラーメンの冷凍販売」と「テイクアウト」。コロナ禍になってから対応しノウハウに苦戦した飲食店が多い中、それまでほとんど売れていなかったのが「うそ」のように売れだします。イベントに出てプラスチック容器に入れてラーメンを提供したこともあったので、不安はなく、保健所の許可など、も見直し、あらゆる対策を先手先手で打っていきました。時には店舗内飲食の売上を上回る日も。

    たまたまノウハウがあったからコロナ禍を乗り越えられました。『今後もどういった状況になるか全くわからないので「いろいろなことをやってみる」「挑戦」が大事。』と貝原さんは語られました。

    コロナが落ちついた今でもテイクアウトのリピーターが多く、1人で来店され、4~5食のテイクアウトもご購入いただくと、「客単価も一気に上がり本当にありがたいです。」と感謝を述べられる貝原さんでした。

    地元金沢では定番の「宝の麩」もモチーフにしたホタテ貝型のお麩が印象的なビジュアル。お麩を開けると、中には小さなホタテが現れます。

    開業してみてはじめてわかったこと

    「いろいろなことに対応していかなければいけないということ。個人的には大学まで行っていて良かった。」こう語られるには、飲食店を運営する顧客が目にすることがない裏側の世界の苦労です。

    例えば「お店のレポート作成」。エクセルを使って資料を作成するといった基本的なことも知識がないと苦労します。「知らない・出来ない・分からない」で通用する世界ではないですね。

    自分で調べ学習する力がないと、思いつかないような問題が起きた時に対処方法が浮かばず苦労するので身に沁みますよ。「柔軟な対応」と一言でいっても、こういったベースがあって初めて対応できるのだと思います。

    1~2年目にやらなければいけないこと、3~4年目以降にやらなければいけないことは違ってきます。長くやっていると、様々な情勢の変化があるでしょうから日々考えていかなければならないのでしょうね。

    生ほたてと香ばしいキノコ風味がガツンとくる磯の薫りが豊かな塩清湯スープ
    同じ蒲田にある「菅野製麺所」のストレート麺は、分厚いスープが絡み、バツグンのハリと弾力を残した瑞々しい食感。期間限定メニューに合わせ20種以上の麺を合わせるのだとか。細かい対応に感謝されているとのこと。

    テンポスとのかかわり

    大学の頃、1Kのアパートでラーメンをしていたので、寸胴鍋やレードルを川崎店や新宿店で買ったのを覚えています。自宅でスープを作ったりチャーシューを作ったりして、先程お伝えした学園祭でのラーメン販売もここがきっかけです。

    最初の「麺場ながれぼし」開業時に、川崎店で中古の厨房機器やうつわを購入しました。また、「麺場ながれぼし」を閉めて今の「麺場voyage」をオープンする際に、テンポスの買取り(造作譲渡)を利用しました。一部ではなく、飲食店に関わるほとんどのことをサポートしてくれるテンポスさんには安心感がありますね。

    今後の展望・開業する方へのメッセージ

    物価高で大変な時期で、今週もいつも使っている生卵のサイズが指定で手配できず、いつもより大きなサイズが届き、ゆで時間の調整に苦労しました。少し時間が違うと全く別物になりますから。このようにいろいろなことに対応できる心構えをもつことでしょうか。

    また、キャッシュレスの時代になってきているので「券売機」を変えようかと。「新しい500円玉が使えない」など、時代の流れには対応していかないといけないですね。「キャッシュレス使えないの?」というお客様もそれなりにいらっしゃいますし。また、外国人のお客様も徐々に戻りつつありますので、ここも先手先手で対応が必要かなと思っています。

    券売機のお追い合わせはこちら

    最後に開業する方へのメッセージは、シンプルに「頑張ってください。」かな(笑)あらゆる準備をして色々な対応が出来るようにしておかないと、時代の変化にはついていけないですから。

    季節に合わせた旬の鮮魚貝や野菜を使った期間限定メニューを常時提供されている。

    とめ

    初期投資が低く開業がしやすい一方で、トレンドに左右されやすいことから、ラーメン店は3年で7割が閉店すると言われている。そんな中、東京都大田区、蒲田エリアで移転も含め約13年(2023年時点)ラーメン店を営なんできた麺場voyageの店主、貝原さんに創業から現在までの経営の道のりを伺ったところ、いつまでもチャレンジし続ける店主の強い想いがあふれていました。

    「鮮魚貝」を使った店舗の特徴を覚えてもらえるように、店内のカラーや装飾はマリンテイストで統一した。そのため女性客の利用も多いのだそう。

    また、貝原さんの故郷、金沢の文化からヒントを得た最中のアイディアは、斬新な印象でした。

    「移店のタイミングで何か新しいものを作りたいと考えた時、地元の食材にたどり着きました。金沢には、最中のような焼き麩(ふ)の入れ物の中に、乾燥させた野菜や調味料を入れ、お湯を注ぐだけでお吸い物ができる『宝の麩』という金沢名物のお土産があります。そこから、今のホタテ最中のヒントを得たのですが、いつもメニュー作りでは、美味しいことはもちろん、感動や驚きをお客様に感じてもらう事を切にしています。だからこそ、他の人とは違う視点で物事を考えるように心掛けています。」と東京で開業されても地元を愛する気持ちの強さが印象的でした。「地元愛」は忘れず持ちたいですね。

    ちなみにラーメン店では珍しく、830円までの麺メニューとチャーシューなどのつまみ、そして飲める場所が比較的少ない「ハートランド」のビールなどが2時間飲み放題付きで3,400円(税込)も。「ラーメン+つまみ+アルコール」でゆっくり楽しむのもおすすめです。

    テンポスドットコムでは、様々な視点からラーメン店の開業成功を全力で応援します。
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    #取材協力
    店名:麺場voyage
    店主:貝原光氏
    住所:東京都大田区蒲田4-37-7
    TEL:03-6424-5596

  • 【ラーメン店・あさひ町内会】まさに「ピンチをチャンスに」を体現!コロナ禍に反転攻勢できたヒケツとは?

    【ラーメン店・あさひ町内会】まさに「ピンチをチャンスに」を体現!コロナ禍に反転攻勢できたヒケツとは?

    東京都・都営三田線板橋区役所前駅から徒歩3分の立地にある、ラーメン店「あさひ町内会」はオープンから1年で人気店となった。店主は、北海道・札幌にある味噌ラーメンの名店で10年以上の修業を積んだ本山敬也さん。後悔のない人生を送りたいとオープンしたラーメン店。しかし、オープンから2カ月後にコロナが・・・。

    開業までの経緯

    当初は、北海道でオープン予定だったが、修行中にいろいろなラーメン店を回っているうちに、「関東でやってみたい。」という気持ちが強くなり、結果的に、東京での独立は修行先で一緒に働いていた先輩方の後ろ姿が後押し、道を作ってくれて決意したのだそう。

    「田舎でやるよりも都心でどれだけできるのか、自分の腕を試したい。」と本山さんは当時を思い出します。

    そして、北海道・札幌にある味噌ラーメンの名店で13年ほどの修業を積んだ後、最終的に東京都・「都営三田線」板橋区役所駅前から徒歩3分の立地にオープン。新店ながら「純すみ系都内御三家」の一軒に数えられる「知る人ぞ知る」人気店になったのです。

    「あさひ町内会」一番人気の看板メニュー「味噌らーめん」900円(税込)

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    苦労したこと、失敗したこと、それらを乗り越えたエピソード

    苦労したことといったら、「コロナ」に尽きるとのこと。

    2020年2月16日にオープン。ところが、オープンしてわずか2カ月後、2020年4月に第1回緊急事態宣言が発令され、売上はカクンと落ち、給料が無い状態が半年も続きました。

    38歳で独立し借金がある状態で、毎日が不安な日々が続きます。行先は見えなかったが、自分だけが厳しいのではなく、周囲の店舗でも同様の声があったので、何とか踏みとどまれたのだそうです。

    今後どうなるのか先行きの見えない状態に不安が募っていくそんな時、女性アルバイトスタッフが、「テイクアウトやりませんか?」と言ってきました。最初は本山さんもプライドがあり渋りました。

    しかし、その子はまた「テイクアウトやりましょうよ」と言ってきたのです。結果的に彼女に押され、テイクアウトを始めることになりました。すると、すぐにテイクアウトだけで1日3万円売れ、4万円売れる日もありました。予想外の結果に驚きつつ、落ち込んでいた気持ちが高まるのを感じたそうです。

    また、味には自信があったので、忘れられないために2か月おきぐらいに限定メニューを試し、外部に発信をし続けた本山さん。

    「こういう時には、いろんな施策を仕掛けることが大切。味には絶対の自信があるからこそ、お店を忘れられてしまうことが一番怖い。今どれだけ悪あがきするか、それが未来を必ず明るくするという思いだった。」と振り返ります。

    渾身の限定メニュー「20年前恋した味噌ラーメン」を1日10食で販売開始。

    今では、定番メニュー化するまでになったが、通常提供しているマイルドな味噌ラーメンと比べて、あえて暴力的な濃さにした中毒になる味噌ラーメンだが、修行時代から、2種類を作ることに抵抗があった本山さん。「1種類で自分が磨き上げてきたものだけで勝負がしたい」と。

    しかし、先輩方からの助言や、お客様から「限定ではなく夜も出してほしい。」という声から、土日通しで販売をすることに。すると、売上自体が一気にアップ。それを限定15→20食と徐々に増やすと、それを目当てにお店の前には朝から行列が出来始めたのだそう。

    その結果、9月頃に雑誌4社の取材、YouTubeの撮影2件が入り、約半年後にラーメンのレビューを中心に活動しているYouTuberが取り上げてくれるまでに。なかでも当時登録者90万人(今では110万人を超える)のラーメンYouTuberが取り上げてくれたことは大きかったそうです。

    そこから「何とかやっていけるかな?」と反転攻勢が始まります。

    本山さんは、こうも語ります。「コロナ禍で何か仕掛けた人と、何も仕掛けなかった人では大きな差が出来てるんじゃないかな。」と。

    「ステイホーム」が続き日常が始まり、「テイクアウト」と「限定メニュー」というコロナ禍前では決して実施しなかったアイデアが、結果的に「ピンチがチャンス」となりました。

    少しは世間から興味を持たれ始めていると感じた本山さんは、さらに自分の思いのたけを綴った動画をSNSに投稿すると、なんと2万回も再生されたのです。

    結果的に、2020年10月以降はコロナ禍の中でも、困らない業績に戻ることに。

    「売上が上がった理由が何だったのか分からない。しかし諦めずに手を打ち続けてきたことが一つ一つ繋がった結果なのだと思う」と、本山さんは話します。

    「テイクアウトを薦めてくれたスタッフに感謝しています。最初にすすめてくれたときは、『少し早いかな』と濁した返事をしていて、“ちょっとしつこいな”とも思っていました。それでも、また言ってくれたんですよね。本当に感謝しています。」と嬉しそうに振り返られました。

    開業してみてはじめてわかったこと

    「自分の規模はまだまだ小さいな。」と思います。

    北海道・札幌にある味噌ラーメンの名店で、当たり前の環境のなか13年修行しているうちは、他の店主の方も同じかと思いますが、「大変さ」が勝り気付きませんでしたが、振り返るとそこから技術など様々な学ぶことが大きく、「楽しかったな」と思います。

    「こんなにすごいところで修業をしていたんだな。」と今更ながらにじみじみと感じます。

    テンポスとのかかわり

    鈴木さんと大脇さんにはお世話になっています。2020年2月の開業前からはもちろんですが、開業後の今でも連絡をさせていただいています。

    店舗の工事業者が元テンポスの方で、その先輩が鈴木さん。そして鈴木さんから業務を引き継いだのが大脇さんで、「テキパキテキパキ」と連絡が速くストレスなく進められ、鈴木さんからも「大丈夫?」と来店してくれます。なので、お二人からの依頼は何でもやってあげようと思ってしまいます。

    「自分でもドン引きの金額です」と言った上で、内装工事に1700万円をかけたと話す本山さん。もともと居抜きとスケルトンの間の状態だった物件は、厨房区画がとても狭かった。それを広げるために一度、内装を壊して作り直した。それだけで300万円の費用がかかったという。「こんなにお金をかけてと、周囲からは心配されましたが、それでも中途半端でやるくらいならという気持ちでした。これまで時間もお金も全部ラーメン作りに費やしてきました。ここで妥協しては意味がない。それに、へんにお金を残しておくと、うまくいかなかったときの逃げ道になってしまうなと。このお金があるから大丈夫、みたいな。だから、運転資金はしっかり確保した上で、後悔しない店を作りました。」

    今後の展望・開業する方へのメッセージ

    今は、「店舗数を増やすのではなく、板橋の店舗を守って少しでも良くしていきたい。」と思っています。

    これから開業される方へのメッセージとしては、「ピンチの時こそチャンス」ということでしょうか。「どれだけピンチの特に悪あがきしてネタを蓄積させ、ピンチを乗り越えた時にいかに爆発させるか。」

    「あきらめないでやり続ければ、きっと報われますよ。」最後の本山さんの言葉が胸に響きました。

    ぜひ開業を目指している方は、自分だけが大変なのではなく、他の店主も苦しみ様々な試練を乗り越え今に至っていることを忘れないでほしいです。

    また、しいて言うなら「自分の店で頑張ってくれている従業員は大事にしてほしい」ということ。店主になると、雇われていた時と違って、自分一人では何もできません。自分の事やお金のことだけを考えず視野を広く持ち、ゆとりを持つべきだと思います。

    とめ

    開業して人気店となった今でも、ほとんど贅沢はしていないという。総菜も割引にならないと買わないよと、ニカッと話す本山さん。

    今後は店舗展開するよりも、この店をもっと良いものにしていきたいと考えていらっしゃいます。「本当においしいものをずっと、ずっと追求していく。お客様に喜ばれているか、自分は知らず知らず手を抜いていないか。ひたすら、良いものを作っているか?お客様は喜んでくれているか?」 を考え、100%のものを提供していきたいと力強く話してくれました。

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    #取材協力
    店名:あさひ町内会
    店主:本山敬也氏
    住所:東京都板橋区板橋3-5-1 リビオタワー板橋 1F
    TEL:03-6915-5569

  • 【まとめ】ラーメン店開業成功のヒケツ7選~ポイントと成功事例~

    【まとめ】ラーメン店開業成功のヒケツ7選~ポイントと成功事例~

    ラーメンは消費者人気が高く、メディアでも頻繁に取り扱われる人気業態です。
    需要の高さに加え、初期投資が他業態に比べて少なく済むため、新規開店が盛んな業態で、どこの町にも必ずと言っていいほどラーメンを扱う店舗はあります。しかし、ラーメン屋を開業するメリットは大いにあります。
    今回は、ラーメン店開業を検討中の方々に「新規開業前に要チェック」すべき「成功のヒケツ」に関して7つの記事をピックアップして紹介します。

    そもそもラーメン屋の厨房にはどういった機器が必要なの?

    ラーメン店で必要なものは、まずはどういったコンセプトのお店にしていくのかということですが、それによって必要な機器が異なってきますので、まずはそこを決めてから次に物件・資金繰り・内装工事・厨房機器と選んでいただければと思います。

    まずは、ラーメン屋の厨房機器はどういうものが良いのか、事前に準備することはあるのかなどポイントを踏まえて説明いたします。

    ラーメン屋の厨房にはどういった機器があるの?おすすめ厨房機器を紹介!

    ラーメン店は他の飲食店と比べても油の量や、店内外の匂いなど周囲への影響が出やすい業態でもあります。ラーメン屋を営業するにあたって、まずは事前に確認しておく必要があるのが借りられる物件が、重飲食可能かどうかも重要ですのでこちらも忘れず確認してください。

    ラーメン屋開業時の機器・什器・備品に関しておすすめの選びかたは?

    ラーメンづくりのかなめとなる麺とスープ。
    いうまでもなくラーメンはシンプルなメニューです。シンプルだからこそそれぞれが非常に重要になります。
    ここでは自家製麺による麺づくりと圧力寸胴鍋によるスープづくり、また、お店の差別化にあたって重要なポイントのひとつでもある「ラーメン丼や箸、レンゲ」などについて整理分類し、提供されるラーメンに合う食器探しについて詳しく解説していきます。

    ラーメン屋開業の機器・什器・備品の選びかた~製麺機と圧力寸胴編

    1日当たりの売上数100食とした場合、仕入れ麺より年間で約83万円も節約できる「テンポスオリジナルの製麺機」情報も必見です!

    ラーメン屋開業の機器・什器・備品の選びかた ラーメン丼と箸、レンゲ編

    メニューの数が少ないラーメン屋だからこそひとつひとつのアイテムが重要な役割を担います。是非他の繁盛店などで使われている食器類を調べて導入のヒントにしてください。

    せっかく開業するなら繁盛店にしたい!ファン作りのヒミツとは?

    いざ開業したなら、ラーメン店にとって「何度も足を運んでもらうこと」がファン作りの近道です。ユーザーにとって「通いたい店」とはどんな店なのでしょうか。2店舗の事例から、通いたくなる仕掛けやファン獲得の取り組みを紹介します。

    商品と接客の改善で繁盛店に成長したラーメン店とは

    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    辛さの中にも旨みやコクのある旨辛スープと、独特の弾力のある麺をベースに、様々なアレンジが可能な「旨辛ラーメン表裏(ひょうり)」は、学生など若い世代を中心に、固定ファンを増やしています。

    斬新な商品で新市場を開拓するフレンチ×ラーメンとは

    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    2022年1月にオープンした東京・神楽坂にある「サーモンnoodle3.0」は、フランス料理の技法を生かし、サーモンを丸ごと使った独特のラーメンを提供。1日平均200人が来店しており、その約半数を女性が占めています。

    飲食店にとっては「何度も足を運んでもらうこと」「リピーターを獲得すること」が肝になっていますが、ユーザーにとって「通いたい店」はどんな店なのか?事例を見れば必ずヒントがあるはずです!

    コンセプトと価格設定は念入りに!原価率をしっかり抑えて利益を生もう!!

    いざ開業となると、原価率をしっかり抑えて利益を生むことがラーメン店を長く続けられるポイントになります。

    メニュー制作、構成、価格の設定など、メニュー作成は、売り上げに直結する「売上の要」ですので、時間をかけて決めておきましょう。
    ここではラーメン屋開業のメニュー作成時に大事なポイントを紹介します。

    ラーメン屋開業メニュー作成時に大事な、コンセプトと価格設定方法とは?

    メニューの価格は、「目玉商品」と「利益が出やすい商品」の2つから考えます。
    目玉となるラーメンの原価率は、平均で30%~35%程度と少し高めです。他の料理と比べると材料費がかかるため、ラーメンと合わせて、利益が出る原価率の低いメニューを組合せ、適切な原価率を出しましょう。

    意外と知らない!?「コスパ」や「お得感」がカギ~2022年外食の振り返りと2023年の展望~

    2022年はコロナの影響が徐々に弱まり、経済活動や消費行動などに回復の兆しが見えてきました。では、2023年の外食動向はどのようになるのか。専門家が徹底解説します。

    2023年、外食は本格的に回復へ。「コスパ」や「お得感」がカギ~2022年外食の振り返りと2023年の展望~

    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    いよいよGW後の5月8日に、飲食業界に大打撃を与えた要因のひとつである「新型コロナウイルス」の感染法上の分類が、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」へとの引き下げが行われます。
    これを機に一気に飲食店の反転攻勢が始まる可能性が高いので、出遅れないよう準備していきましょう。

    とめ

    いかがでしたでしょうか。
    ラーメン店を開業するには様々な対応が必要になりますので、抜け漏れが無いよう、事前にチェックをして準備をしていきましょう。
    また、法改正により、必要な届け出や書類、提出先が変更する可能性もありますので、随時チェックをするようにしましょう。

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  • お金をかけずにレストランを運営するには?【レストラン開業】

    お金をかけずにレストランを運営するには?【レストラン開業】

    飲食業界は5年で7割が閉店するとも言われるほどの厳しい世界です。
    そんな厳しい世界で長く運営していくためには、常に粗利をあげ続けることが求められますが、一つの鍵はなるだけお金をかけずに開業し運営していくことです。今回はお金をかけずにレストランを開業し、運営する方法についてご案内します。

    お金をかけずにレストランを運営をするためのポイント

    お金をかけずにレストランを運営するためにはいくつも方法があります。
    どれも大切なことですが、まずレストラン運営を軌道に乗せるまでの期間においては、初期費用の削減と、家賃を低く抑えることがとりわけ大事です。

    今回はこれから開業する予定の方や、開業して間もない方向けに参考になるように、いくつかのヒントを挙げだしてみました。

    開業資金の削減

    最も重要なのが初期費用となる開業資金の軽減です。開業資金には、内外装工事費(約40%)、厨房機器・テーブルなどを含む什器・備品費(約20%)、運転資金(約20%)、テナント代(約17%)などがあります。
     (※()内の数字は日本政策金融公庫による「創業の手引き+(2012年)」による。)

    開店当初からすべてを理想通りに揃えようとすると、費用の削減は難しくなり、その後の運営への負荷になることもあります。必ず必要な部分と、多少見栄えが悪くても抑えても良いところを見極めて、効果的に開業資金を使うことが大切です。

    メニューを絞り込む

    メニューの種類を絞り込むことで、調理用の料理や材料の費用を削減することができます。
    最初からたくさんのメニューを作るより、まずはお客さんが好んでくれるメニューを見つけるために、自分が提供したい盛りだくさんのメニューを絞り込んでいくことも大切です。

    最終的にウリになるオリジナルのスペシャリテが見つかればよくて、それが当初自分の提供したかったメニューとは全く別物であることもよくあるようです。

    効果的なプロモーションの実施

    広告費用を抑えるために、まずは無料の広告手法を採用するのも一案です。
    例えば、Googleマップにおける自店の情報を充実させたり、TwitterやInstagramなどを積極的に活用すれば、かなり低コストで販促ができます。

    そのうえで、リピーターがついてきた時点で積極的にプロモーションになっても決して遅くありません。

    よい場所を選ぶ

    集客が容易な場所を選ぶことで、顧客獲得の費用を削減することができます。
    スペインにサンセバスチャンという平方メートルあたりのミシュランの星付き店舗が最も多い地域があります。このバスク地方では街全体が美食都市として集客力を持っているため、各レストランが特別な集客に取り組まなくとも、世界から美食を求めて人が集まってきます。良い場所を選びましょう。

    一方で、ライバルの多い大都市の繁華街で開業するより、地方都市などで開業するほうが過度な競争にさらされないですむ側面もあります。自分にあった場所をイメージしてみて下さい。

    家賃を低く抑える 

    開業時の事業計画を作られた方であれば、固定費と変動費について学ばれたと思います。固定費のうち最も負荷が大きくなるのが家賃です。
    ある内装業者さんから聞いた話を紹介します。
    「板橋本町あたりで7~10坪の小さなラーメン店をやるとして、家賃20万円くらいでやっているところは続いているけれど、家賃30万を超えてやっているところはほとんどが1年で閉業してたよ。」

    変動費は努力で抑えることは出来ても、固定費は途中から努力して減らすことが困難です。
    よい場所ほど家賃が高くなるため、非常に難しいことですが、家賃が低いことは1年間通して黒字を確保するためにとても重要になります。

    相談できる仲間を持つ

    飲食店経営のなやみごとはなかなかスタッフや家族とは相談しづらかったりします。
    飲食業に詳しい人や、飲食業の仲間など相談できる人がいるとアイデアを得たりしやすくなります。SNSのコミュニティを活かしてネットワークを作るのも良いですし、テンポスのドクターに相談したり、ぐるなびなどの飲食店検索サイトの販促担当に相談してみるのも良いでしょう。

    開業支援のご相談はこちら

    最後に小さなTIPSとして、厨房機器を安く入手するコツを3つお伝えします。

    厨房機器を安く入手する3つのコツ

    訳あり中古商品を探す

    訳ありと言っても中古商品は出荷前に動作確認がされていることが通常で、商品紹介をしっかり読むと1年間の保証がついている場合が多いです。
    たとえば冷蔵機能はしっかりしているけれど、うどん熟成機能がついている冷蔵庫などは通常の販売価格の7割引などで販売されていることもあります。

    また食器洗浄機などはボタンの部分の凹みがあるだけで、通常通りに使用できるのに、正規品の半額以下で販売されているものもあります。賢く利用しましょう。買い替えるのはレストラン経営が軌道にのったあとで十分です。

    セールやディスカウント情報を探す

    ときおり、楽天やPaypayなどでポイントバックキャンペーンがあります。
    毎年クーポンが配布される時期もあるので、タイミングを見計らって購入することで、実質10%OFFで購入できたりします。しかも中古品にも適応できることも多いです。

    最初はブランドにこだわらない

    最初からブランドにこだわって、高額なスチームコンベクションオーブンや外国製の食器洗浄機を購入するのではなく、まずは基本的な厨房機器を使ってなんとかして経営していくことも考えましょう。
    フライパンと鍋があれば大抵の料理はできます。格安ストッカーを導入するだけで食材のロスを減らせます。

    家具類もこだわらなければかなり安く揃えることが可能です。値段の割に、機能はしっかりしている製品は多くありますので、冷静に品揃えをしていきましょう。

    今回は、これから開業する予定のある方に向けて、できるだけ安くレストランを開業・運営していくヒントを紹介してみました。
    もちろんこの内容はほんの一部です。理想のレストラン運営には、並々ならぬ創意工夫とたゆまぬ努力が必要です。

    途中で息切れをおこなないために、開業時にはお金についてはあえて厳しく見つめ直して、スモールスタートを考えてみてはいかがでしょうか?

  • 【業種別】飲食店の開業費用はどれくらいかかる?開業費用の詳細をご紹介!

    【業種別】飲食店の開業費用はどれくらいかかる?開業費用の詳細をご紹介!

    飲食店を開業する際に、どのくらいの費用がかかるかご存じでしょうか。
    飲食店の開業には、物件取得や内外装工事、家具、厨房機器など様々な費用がかかります。

    費用を正しく把握できていなかったことが原因で必要な資金を用意できず、希望していた開業時期よりも大幅に延びてしまったという方もいらっしゃいます。

    そのため、開業する際には、何にいくらぐらいかかるかを事前に把握しておくことが大切です。
    今回は、飲食店を開業する際にどの程度の費用がかかるのかを業種別にご紹介いたします。
    いざ開業する際、少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

    飲食店を開業する際の相場

    金融機関の日本政策金融公庫の新規開業実態調査によると、2022年度の開業費用の平均値は1,077万円、中央値は550万円でした。
    また、開業時の資金調達額は平均1,274万円でした。

    開業費用の分布をみると「250万円未満」(21.7%)と「250万~500万円未満」(21.4%)で4割以上を占めており、「250万円未満」で開業する割合は増加傾向にあります。

    500万円~1,000万円が28.5%と最も多い割合となっております。
    そのため、開業費用は1,000万円前後かかることを想定しておいた方がいいでしょう。

    参考:日本政策金融公庫2022年度新規開業実態調査

    開業費用の内訳

    次に、1,000万円前後かかると言われている開業費用の内訳についてご紹介いたします。
    それぞれ要点を把握することで開業費用を抑えることも可能です。

    物件取得費・テナント賃借費

    物件を取得する際にかかる費用のことです。
    家賃、保証金(敷金)、礼金、仲介手数料などがかかります。

    こちらは「開業費用の約20%」と言われています。
    物件には、スケルトンと居抜きの2パターンがあります。

    スケルトンの場合、店舗内の内装が何もないコンクリート打ちっぱなしの状態のため、費用はかかるものの、イチから自分の思い通りの内外装にカスタマイズすることができます。

    居抜きは、前テナントが使用していた内装や厨房機器、家具などが残っている状態のため、造作譲渡代はかかるものの、スケルトンよりはトータルのコストと時間を抑えて開業可能です。

    ただ、自分のやりたい業種と前テナントが大きく異なる場合、内外装工事や厨房機器の買い替えなどが必要になります。
    費用を抑えたい場合は、自分のやりたい業種にあった居抜き物件を選択するのが主流です。

    物件についてのお問い合わせはこちら

    内外装工事費

    店舗の天井や壁面、床の塗装やクロス貼りなどの工事にかかる費用のことです。
    「開業費用の約40%」と言われています。
    こちらも自分のやりたい業種にあった居抜き物件を選択することで費用を抑えることができます。

    内外装工事についてのお問い合わせはこちら

    機械・什器・設備費

    シンクや冷凍冷蔵庫、作業台などの厨房機器、イスやテーブルなどの家具、食器にかかる費用のことです。
    こちらは「開業費用の約20%」と言われています。
    費用を抑えたい場合は、中古品の導入をおすすめしています。

    開業後の運転資金へ回すために開業費用はなるべく抑えることが大切です。
    特に近年では、SDGsの観点からも新品ではなく中古品を導入される方もいらっしゃいます。
    こだわりがない場合は、一度中古品も検討してみましょう。

    また、条件によっては開業後に補助金や助成金を活用して新品に買い替えることも可能なため、まずは開業時の費用を抑えることを考えましょう。

    厨房機器等についてのお問い合わせはこちら

    運転資金

    人件費や広告宣伝費、水道光熱費などにかかる費用のことです。
    「開業費用の約20%」と言われています。
    費用を抑えたい場合は、ランニングコストの見直しが大切です。

    水道光熱費は安い電気会社やガス会社に切り替える、人件費はシフトや給料などの見直しを行うなど、お店を運営するうえで毎月かかってくるランニングコストの削減について見直しましょう。

    運転資金についてのお問い合わせはこちら

    資金の調達の内訳

    先ほどの日本政策金融公庫総合研究所の「新規開業実態調査」のデータによると、開業資金調達総額に占める自己資金の割合は24%となっています。
    自己資金以外の開業資金の調達額は下記の通りです。

    金融機関等:803万円(68%)
    自己資金:282万円(24%)
    親族:46万円(4%)
    その他:45万円(4%)

    参考:創業の手引

    【業種別】飲食店開業費用

    続いて業種別にかかる開業費用についてご紹介いたします。
    あくまでも概算にはなりますが、少しでも開業費用について考える際の参考になりますと幸いです。
    また、LINEで簡単に開業費用を診断することができます。
    詳しくは下記をご覧ください。

    居酒屋

    スケルトン / 10坪 / 目安席数10~16席

    ①物件取得費:約2,000,000円
    ②内外装工事費:約7,050,000円
    ③家具:約423,400円(新品)/約317,600円(中古品)
    ④厨房機器:約1,693,000円(新品)/約1,269,800円(中古品)
    ⑤調理道具:約639,400円(新品)/約479,600円(中古品)
    ⑥食器/グラス:約523,400円(新品)/約258,000円(中古品)

    ◎総合計:約12,329,200円(新品)/約11,375,000円(中古品)

    スケルトン / 20坪 / 目安席数30~36席

    ①物件取得費:約3,800,000円
    ②内外装工事費:約9,420,000円
    ③家具:約672,400円(新品)/約504,300円(中古品)
    ④厨房機器:約2,032,000円(新品)/約1,524,000円(中古品)
    ⑤調理道具:約804,700円(新品)/約603,500円(中古品)
    ⑥食器/グラス:約785,100円(新品)/約483,100円(中古品)

    ◎総合計:約17,514,200円(新品)/約16,334,900円(中古品)

    居抜き / 10坪 / 目安席数10~16席

    ①物件取得費:約3,000,000円
    ②内外装工事費:約2,468,000円
    ③家具:約423,400円(新品)/約317,600円(中古品)
    ④厨房機器:約507,900円(新品)/約355,500円(中古品)
    ⑤調理道具:約639,400円(新品)/約479,600円(中古品)
    ⑥食器/グラス:約523,400円(新品)/約258,000円(中古品)

    ◎総合計:約7,562,100円(新品)/約6,878,700円(中古品)

    居抜き / 20坪 / 目安席数30~36席

    ①物件取得費:約4,800,000円
    ②内外装工事費:約3,297,000円
    ③家具:約672,400円(新品)/約504,300円(中古品)
    ④厨房機器:約609,600円(新品)/約426,700円(中古品)
    ⑤調理道具:約804,700円(新品)/約603,500円(中古品)
    ⑥食器/グラス:約785,100円(新品)/約483,100円(中古品)

    ◎総合計:約10,968,800円(新品)/約10,114,600円(中古品)

    ラーメン屋

    スケルトン / 10坪 / 目安席数9~15席

    ①物件取得費:約2,000,000円
    ②内外装工事費:約7,420,000円
    ③家具:約396,000円(新品)/約297,000円(中古品)
    ④厨房機器:約1,847,200円(新品)/約1,385,400円(中古品)
    ⑤調理道具:約441,200円(新品)/約330,900円(中古品)
    ⑥食器/グラス:約294,600円(新品)/約221,000円(中古品)

    ◎総合計:約12,399,000円(新品)/約11,654,300円(中古品)

    スケルトン / 20坪 / 目安席数25~30席

    ①物件取得費:約3,800,000円
    ②内外装工事費:約9,750,000円
    ③家具:約594,000円(新品)/約445,500円(中古品)
    ④厨房機器:約2,217,000円(新品)/約1,662,800円(中古品)
    ⑤調理道具:約585,700円(新品)/約439,300円(中古品)
    ⑥食器/グラス:約441,900円(新品)/約334,800円(中古品)

    ◎総合計:約17,388,600円(新品)/約16,432,400円(中古品)

    居抜き / 10坪 / 目安席数9~15席

    ①物件取得費:約3,000,000円
    ②内外装工事費:約2,597,000円
    ③家具:約396,000円(新品)/約297,000円(中古品)
    ④厨房機器:約554,200円(新品)/約387,900円(中古品)
    ⑤調理道具:約441,200円(新品)/約330,900円(中古品)
    ⑥食器/グラス:約294,600円(新品)/約221,000円(中古品)

    ◎総合計:約7,283,000円(新品)/約6,833,800円(中古品)

    居抜き / 20坪 / 目安席数25~30席

    ①物件取得費:約4,800,000円
    ②内外装工事費:約3,413,000円
    ③家具:約594,000円(新品)/約445,500円(中古品)
    ④厨房機器:約665,100円(新品)/約465,600円(中古品)
    ⑤調理道具:約585,700円(新品)/約439,300円(中古品)
    ⑥食器/グラス:約441,900円(新品)/約334,800円(中古品)

    ◎総合計:約10,499,700円(新品)/約9,898,200円(中古品)

    カフェ・喫茶店

    スケルトン / 10坪 / 目安席数10~18席

    ①物件取得費:約2,000,000円
    ②内外装工事費:約6,710,000円
    ③家具:約592,900円(新品)/約444,700円(中古品)
    ④厨房機器:約3,194,000円(新品)/約2,395,500円(中古品)
    ⑤調理道具:約298,500円(新品)/約223,900円(中古品)
    ⑥食器/グラス:約192,300円(新品)/約144,200円(中古品)

    ◎総合計:約12,987,700円(新品)/約11,918,300円(中古品)

    スケルトン / 20坪 / 目安席数30~40席

    ①物件取得費:約3,800,000円
    ②内外装工事費:約8,820,000円
    ③家具:約725,400円(新品)/約544,100円(中古品)
    ④厨房機器:約3,833,000円(新品)/約2,874,800円(中古品)
    ⑤調理道具:約361,300円(新品)/約271,000円(中古品)
    ⑥食器/グラス:約357,200円(新品)/約267,900円(中古品)

    ◎総合計:約17,896,900円(新品)/約16,577,800円(中古品)

    居抜き / 10坪 / 目安席数10~18席

    ①物件取得費:約3,000,000円
    ②内外装工事費:約2,349,000円
    ③家具:約592,900円(新品)/約444,700円(中古品)
    ④厨房機器:約958,200円(新品)/約670,700円(中古品)
    ⑤調理道具:約298,500円(新品)/約223,900円(中古品)
    ⑥食器/グラス:約192,300円(新品)/約144,200円(中古品)

    ◎総合計:約7,390,900円(新品)/約6,832,500円(中古品)

    居抜き / 20坪 / 目安席数30~40席

    ①物件取得費:約4,800,000円
    ②内外装工事費:約3,087,000円
    ③家具:約725,400円(新品)/約544,100円(中古品)
    ④厨房機器:約1,149,900円(新品)/約804,900(中古品)
    ⑤調理道具:約361,300円(新品)/約271,000円(中古品)
    ⑥食器/グラス:約357,200円(新品)/約267,900円(中古品)

    ◎総合計:約10,480,800円(新品)/約9,774,900円(中古品)

    スナック・バー

    スケルトン / 10坪 / 目安席数10~18席

    ①物件取得費:約2,000,000円
    ②内外装工事費:約6,910,000円
    ③家具:約721,500円(新品)/約541,100円(中古品)
    ④厨房機器:約725,400円(新品)/約544,100円(中古品)
    ⑤調理道具:約514,900円(新品)/約386,200円(中古品)
    ⑥食器/グラス:約448,400円(新品)/約336,300円(中古品)

    ◎総合計:約11,320,200円(新品)/約10,717,700円(中古品)

    スケルトン / 20坪 / 目安席数30~40席

    ①物件取得費:約3,800,000円
    ②内外装工事費:約9,220,000円
    ③家具:約1,321,000円(新品)/約990,800円(中古品)
    ④厨房機器:約943,000円(新品)/約707,300円(中古品)
    ⑤調理道具:約669,400円(新品)/約502,100円(中古品)
    ⑥食器/グラス:約597,900円(新品)/約448,400円(中古品)

    ◎総合計:約16,551,300円(新品)/約15,668,600円(中古品)

    居抜き / 10坪 / 目安席数10~18席

    ①物件取得費:約3,000,000円
    ②内外装工事費:約2,419,000円
    ③家具:約721,500円(新品)/約541,100円(中古品)
    ④厨房機器:約217,600円(新品)/約152,300円(中古品)
    ⑤調理道具:約514,900円(新品)/約386,200円(中古品)
    ⑥食器/グラス:約448,400円(新品)/約336,300円(中古品)

    ◎総合計:約7,321,400円(新品)/約6,834,900円(中古品)

    居抜き / 20坪 / 目安席数30~40席

    ①物件取得費:約4,800,000円
    ②内外装工事費:約3,227,000円
    ③家具:約1,321,000円(新品)/約990,800円(中古品)
    ④厨房機器:約282,900円(新品)/約198,000円(中古品)
    ⑤調理道具:約669,400円(新品)/約502,100円(中古品)
    ⑥食器/グラス:約597,900円(新品)/約448,400円(中古品)

    ◎総合計:約10,898,200円(新品)/約10,166,300円(中古品)

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    以上、飲食店を開業する際に必要となる費用についてお話しました。

    重要なことなので改めてお伝えしておきたいのは『飲食店を開業する際は、何にどのくらいかかるかを事前に把握しておく』ことが大切です。

    事前に把握することで、開業の遅れや開業後の資金繰り悪化といったトラブルを避けることができます。
    テンポスでは、物件探しや内装業者の紹介、厨房機器の提案など開業を目指している方向けに総合サポートを行っております。

    開業に向けて不安がある方、相談したい方はぜひ下記よりお気軽にお問合せください!

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  • 【まとめ】チャンス到来!「新規開業前に要チェック」記事8選~GW後の新型コロナ「5類」移行後に始まる飲食店の反転攻勢~

    【まとめ】チャンス到来!「新規開業前に要チェック」記事8選~GW後の新型コロナ「5類」移行後に始まる飲食店の反転攻勢~

    いよいよGW後の5月8日に、飲食業界に大打撃を与えた要因のひとつである「新型コロナウイルス」の感染法上の分類が、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」へとの引き下げが行われます。
    このチャンスをものにしたい新規開業を検討中の方々に「新規開業前に要チェック」すべき8つの記事をピックアップして紹介します。

    そもそも飲食店の新規開業ってどうすればいいの?

    「飲食店を開業したいけど、資金がいくら必要かわからない」「飲食店の開業までの流れを知りたい」という方は多いのではないでしょうか。中でも、飲食店の開業する際の大きなポイントである金銭面について不安もっている方は多いと思います。

    そこで、飲食店を開業する際に必要となる資金額の相場や、実際の開業までの流れについて解説します。

    相場のイメージ画像

    飲食店開業資金の相場はいくら?開業の流れも含めて解説!

    融資金額も大事ですが、それだけに頼らずに、自身でできる事業計画の見直しや中古品の導入などを検討して、無理のない事業計画を立てていきましょう。「今すぐできる!開業資金を抑えるコツ」も見逃せないですよ。

    低コストで開業できる!小さな飲食店のメリットと準備のポイント

    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    小規模の飲食店を開業するのに必要な自己資金は、500~1,000万円程度あれば可能。低コストで開業できる小さな飲食店のメリットや、出店のために必要な準備、失敗しないポイントを紹介します。

    見逃し注意!これが無いと開業できない?!開業に必要な資格・保険とは?

    飲食店を開業する際に、営業許可証を取得するためには、「調理師」、「栄養士」、「食品衛生責任者」などいずれかの資格が必要になりますが、「食品衛生責任者」がもっとも簡単に取得できます。

    食品衛生責任者は、飲食店開業には必要になる資格です。
    1日で取得できる資格ではありますが、東京都や大阪など人口の多い地域では1~3ヶ月先の予約が埋まっている場合がある為、早めに予約しましょう。

    また、どんなに気を付けていても飲食店経営には、トラブルがつきものです。
    そのため、自分のお店に起こりうるであろうリスクに以前に備えておきましょう。保険会社によって補償内容や保険料は様々なので、まずはいろいろな保険会社の話を聞いてみましょう!

    食品衛生責任者の取得方法を解説!飲食店開業に向けた重要な資格!

    食品衛生責任者は、食中毒、食品衛生法違反を起こさないために、管理・運営をする責務があります。資格は、各都道府県の食品衛生協会が開催している講習を受講することで取得できます。
    講義内容は、衛生法規、公衆衛生学など6時間ほどの受講となります。

    飲食店経営にはトラブルがつきもの!店舗総合保険に加入しリスクに備えましょう

    飲食店の経営を行っているとトラブルがつきものです。飲食店の経営を行っていく上でもしものトラブルに備えるために必要な店舗総合保険について、保険の種類や選び方についてご紹介します。

    せっかく開業するなら人気店にしたい!ファン作りのヒミツとは?

    いざ開業したなら、飲食店にとって「何度も足を運んでもらうこと」がファン作りの近道です。ユーザーにとって「通いたい店」とはどんな店なのでしょうか。3店舗の事例から、通いたくなる仕掛けやファン獲得の取り組みを紹介します。

    通いたい店になる!~ファンを獲得し、再来店につなげる~

    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    飲食店にとっては「何度も足を運んでもらうこと」「リピーターを獲得すること」が肝になっていますが、ユーザーにとって「通いたい店」はどんな店なのか?事例を見れば必ずヒントがあるはずです!

    開業しても意外とかかる様々な経費を削減して利益を生もう!

    いざ開業すると、自分のお店の経費を見直す機会が出てくるはずです。そんな時「他のお店って大体どれくらいの経費で経営してるの?」とふと疑問に感じるのでは?また、手元に資金を残しておきたいところ。経費削減の手段もご紹介いたします。

    飲食店オーナー必見!7つの電気料金削減術で利益を増やそう!

    ここ数ヶ月上がり続けている電気料金を抑えることは利益を上げることにつながるため、メリットが多くとても大切な取り組みです。実施する時にかかる費用やサービス面を考慮し、うまく自分のお店に取り入れていきましょう。

    【最新版】いま、飲食店が使える補助金&助成金

    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    国や自治体でさまざまな補助金や助成金が用意されていますが、今、飲食店が使えるものにはどんなものがあるのでしょうか。条件や補助額、対象経費、活用法などを専門家が詳しく説明します。

    意外と知らない!?現代の「たばこ事情」

    2020年4月1日に全面施行された「改正健康増進法」。飲食店は原則屋内禁煙が義務化され、分煙などの対応が求められています。意外と分からない対応について専門家が徹底解説します。

    飲食店×たばこの新ルール~健康増進法改正に合わせて要チェック!

    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    法律施行後、違反者には罰則が生じています。例えば、禁止されている場所で喫煙した人には30万円以下の過料が、店舗入口への標識掲示(喫煙場所がある場合)を怠ったり、喫煙禁止場所に灰皿などを置くと、施設管理者に50万円以下の過料が課せられます。「基本的には『指導→勧告→命令→罰則』の流れで適用となりますが、しっかり対策・対応を行いましょう!

    とめ

    いかがでしたでしょうか。
    飲食店を開業するには様々な対応が必要になりますので、抜け漏れが無いよう、事前にチェックをして準備をしていきましょう。
    また、法改正により、必要な届け出や書類、提出先が変更する可能性もありますので、随時チェックをするようにしましょう。

    テンポスドットコムでは、「飲食店の反転攻勢を全力で応援!」様々な業態に合わせた開業支援を行っております。
    自分のお店の業態に合わせて必要なものは何があるのか、詳細を確認することができますので是非ご覧ください!

    開業支援の詳細を見る

  • タコ焼き屋開業に必要な準備とは?開業準備に必要なノウハウ4選

    タコ焼き屋開業に必要な準備とは?開業準備に必要なノウハウ4選

    たこ焼き屋は粉もののなかでも競争率の高い業態の一つです。
    たこ焼き屋の開業っていっても何から始めればいいの?オープンしてからどうやって運営していけばいいの?
    そんなオーナーさんの相談は少なくはありません。

    たこ焼き屋をこれから開業しようと思っているオーナーさん、ほかの競合と差をつけたいオーナーさんのために、たこ焼き屋開業までに必要な内容を説明していきます。

    タコ焼き屋開業に必要な資金とは?

    タコ焼き屋開業に限った話ではないですが、飲食店を開業しようとするとさまざまな費用が掛かってくるものです。タコ焼き屋だからそこまで費用は掛からないだろうと考えていては大間違いです!

    タコ焼き屋の開業だけでも物件取得費、内装費、厨房機器、家具、販促費、人件費など上げればキリがないほど出費があり、これらの出費を考慮した上で開業資金を用意する必要があります。

    またどのような業態、どんなコンセプトにするかでタコ焼き屋を開業するかによっても必要となってくる開業資金は大きく異なります。
    ここではそんなタコ焼き屋開業に必要な資金と、その説明について記載していきます。

    たこ焼き屋の業態ごとの資金

    店舗を構えて開業をする場合

    タコ焼き屋を開業する場合に、一番初期投資が必要になる開業方法になります。
    物件を契約して、店舗を構える際には保証金、礼金、仲介手数料、前家賃、居抜きの場合には造作譲渡料などの物件取得費というものが掛かってきます。

    地域や物件の広さ、状態にもよりますが、ここでは東京都内の物件で一例を上げたいと思います。

    【東京都内物件取得費事例】

    家賃50万円
    敷金6ヵ月
    礼金1ヵ月
    仲介手数料1ヵ月
    造作譲渡料50万円
    合計450万円

    上記例の場合、物件を取得するのに合計で450万円の費用が発生します。
    また、この他に内装工事費用で100万円~200万円が掛かってくる場合があります。

    しかし、費用が掛かってくる分、顧客の定着がしやすい開業方法になっており、一度経営が軌道に乗れば安定した利益を生み出しやすいといったメリットもあります。

    キッチンカー・移動販売の場合

    キッチンカーでの開業を検討している場合は、人件費がそこまでかかってこないため、車代、厨房機器、販促費などが費用としてかかってきます。

    もともと自宅や店舗を構えている場合は、そこで種を仕込んで販売するため、わざわざ厨房を用意する必要がなく、費用を抑えることができます。

    キッチンカー移動販売を開業するのに必要な資金の目安としては300万円~450万円程度で開業することができ、多くの人が集まるイベントにも参加しやすいというメリットもあります。

    デメリットとして、一般的な店舗での開業と違い、車での販売となるため保健所の審査、車両の改造による車検などの基準が高くなっています。

    屋台の場合

    イベントや、祭りなどでよく見かける屋台を利用したたこ焼き屋の開業の場合、初期投資は100万円程度となることが多いです。
    店舗型、キッチンカーでの開業方法に比べれば初期投資は格段に安く抑えることができます。

    屋台、テント、厨房機器、調理道具を用意することで容易に開業はできますが、祭りなどのシーズンは夏場が多く、タネや、食材などの衛生管理に気を付ける必要があります。

    FC・個人

    他の飲食店もそうですが、タコ焼き屋を開業する方法として2つの方法があります。
    1つが個人で開業を行う方法、もう一つが、チェーン店などとフランチャイズ契約を行って開業をする方法。ここではその2つの開業方法のメリット、デメリットをそれぞれ説明していきます。

    フランチャイズのメリット・デメリット

     メリット
    ・開業支援、店舗経営のノウハウを提供してくれる
    ・開業後の集客が見込める

     デメリット
    ・あくまで名前を借りての営業となる為、自由度が低い
    ・ロイヤリティを払う必要がある

    個人開業のメリット・デメリット

     メリット
    ・自由度が高く、フランチャイズの型にはまらない営業ができる
    ・ロイヤリティを払わないため、利益率が高い

     デメリット
    ・開業してからの集客に苦戦する
    ・開業・経営するためのノウハウを自信で培う必要がある

    たこ焼き屋を開業するために必要な資格・届け出

    タコ焼き屋開業に限った話ではないですが、飲食店を開業するためには「食品衛生責任者」・「防火管理者」の2つ資格を取得する必要があります。
    この資格を取得しないで経営をおこなった場合、罰則があるので注意しましょう。

    「食品衛生責任者」・「防火管理者」の2つ説明については下記を参考にしてください。

    [clink url=”https://test-cms-foodmedia.tenposfoodplace-hp.com/open/4265/”]

    設備

    たこ焼き屋を開業する上で忘れてはいけない設備といえば、タコ焼き機です。

    タコ焼き機にはさまざまな種類があり、ガス式か電気式、鉄板の種類、フチ高、穴の種類、大きさなどあるので、どんなたこ焼きを提供するかしっかり考えて、タコ焼き機を選んでいきましょう。

    https://www.tenpos.com/c/warmer-all/griddles-all/griddles4

    また、食材を保存する為の冷蔵庫や冷凍ストッカー、テイクアウトではなく席を設けるのであればテーブルやイスなどの家具、店頭で集客するための販促用品、提供方法だけでもパックや、皿など盛りだくさんです。
    買い忘れがないように厨房機器、開業のプロに相談しながら揃えていきましょう。

    立地

    たこ焼き屋を開業するために最も重要になってくるのが立地です。
    飲食店の集客に一番重要になり、立地で売上が変わるともいわれる立地、大手飲食店チェーンの店舗開発の担当者は必ず交通調査や立地調査をおこない、売上予測をしていくほど重要視されています。

    立地といっても駅前、ロードサイドでの出店方法、繁華街、住宅街、ビジネス街などの地域の種類などがあります。
    いくら味が良くても、立地が悪ければお客さまが来てくれません。徒歩の交通量が多い場所を選ぶことが大切です。

    まとめ

    ここまでたこ焼き屋の開業で抑えるべきポイントを説明していきました。
    たこ焼きといっても開業にはこれだけの注意を払っていかなければなりません。
    出店の仕方、設備、立地などを抑えて、失敗しないたこ焼き屋を開業していきましょう。

    テンポスドットコム
    たこ焼き関連ページはこちら

  • 飲食店経営にコンサルタントは必要?コンサルタントに依頼するメリットや選び方について

    飲食店経営にコンサルタントは必要?コンサルタントに依頼するメリットや選び方について

    飲食店を経営しようと考えた際に、「何から行ったらいいのかわからない」や「経営が上手くいかない」、「集客や販促をどうしたらいいのか」など様々な悩みを抱えている方が多くいらっしゃいます。
    その際にコンサルタントに依頼し、問題解決を行おうと考えている方は多いのではないでしょうか?

    しかし、コンサルタントに依頼する際に「どのくらい費用がかかるのか」「どういったコンサルタントに依頼をしたらいいのか」「どのタイミングで頼んだらいいのか」などの疑問を抱えていると思います。

    この記事では、コンサルタントに依頼するメリットや選び方について解説をしていきます。
    ぜひ参考にしてみてください。

    飲食コンサルタントとは?

    飲食コンサルタントとは、飲食店の経営に特化したコンサルタントです。
    飲食店オーナーが抱えている経営に関する悩みの解消をサポートいたします。

    飲食コンサルタントは、大きく「特化型コンサルタント」と「総合型コンサルタント」の2つに分けられます。
    それぞれについて解説をしていきます。

    特化型コンサルタント

    特定の分野に特化したサポートや問題解決を行うコンサルタントのことを指します。
    経営不振の原因が明確になっている飲食店オーナーが依頼されるケースが多いです。

    店舗全体の経営に関する問題解決を行うのではなく、メニュー開発やオペレーションの向上、従業員の教育など細かい部分のサポートをするのが特徴です。詳しくは、以下のような内容です。

    集客/販売促進

    SNSや紙媒体などでの来店客数を増やす施策についてアドバイスをいただけます。
    今日では、店舗独自のSNSアカウントを運用して集客を行っている飲食店が多いため、SNS集客に特化したコンサルタントも多数存在しております。

    メニュー開発

    自社独自の新メニューや利益向上のためのメニューなどの開発のサポートをしてくれます。
    特にデリバリー/テイクアウトを行う飲食店が増えてきたため、デリバリー/テイクアウト用のメニュー開発に強いコンサルタントもいます。

    人材育成/教育

    ホールスタッフへは、接客のレベルの向上のための研修を行います。
    接客用のマニュアル作成など様々な方法で接客のレベルの向上に向けてサポートしてくれます。

    キッチンスタッフへは、オペレーション上の動作や動線を確認し、食材や調味料、料理道具の配置や調理工程の適正化など、より効率的に料理を作るためのオペレーションへの変更を行います。

    出店立地

    新規出店する際に商圏調査や立地調査、物件状態などを踏まえてアドバイスを行います。

    内装

    コンセプトに合った内装デザインや動線の提案や施工管理などを行っています。

    総合型コンサルタント

    総合型コンサルタントは、1つに特化した特化型コンサルタントとは違い、総合的に飲食店経営に関する問題解決のサポートを行います。
    経営不振の原因があまり明確になっていない飲食店オーナーが依頼されるケースが多いです。

    以下が詳しい業務内容です。

    経営全般

    経営不振の原因を分析し、適切な改善策の提案から実行をしていきます。
    売上・利益が減少している店舗へは、原価や経費、メニュー構成の見直し、より効果のある集客・販売促進の提案など幅広く総合的なサポートを行っています。

    業態変更

    営業中の店舗の業態変更におけるコンセプト設計や内装デザイン、集客・販売促進などトータルでのサポートを行っています。
    今日では、時間帯や曜日で業態を変える二毛作ビジネスやデリバリー・テイクアウトを始める方が多く、業態変更を行う際にコンサルタントに依頼される方も増えてきています

    海外展開

    中国やベトナムなどアジア、アメリカなど欧米への海外展開に関する全般的なサポートを行います。具体的には、現地の市場調査や国や行政への手続きのサポート、メニュー開発や仕入れ先の開拓、人材確保など海外展開に必要なことを全て行います。

    フランチャイズ

    フランチャイズビジネスを展開するための準備をサポートしています。
    反対にフランチャイズに加盟する際に選定も行っています。

    コンサルタントに依頼するメリット

    コンサルタントに依頼するメリットについて紹介します。
    メリットは主に2つあります。

    経営状態を改善できる

    お店の経営状態を客観的に把握し、改善できることがメリットです。
    実際に飲食店を経営してみるとお店の経営状態を客観視することは難しく、何が原因で経営不振になっているかわからなくなります。
    そんな時にコンサルタントに依頼をすることで分析や調査をもとに客観的に経営不振の原因を発見することができます。

    また、いざ経営不振の原因を発見しても飲食店としての通常の業務と並行して改善していくことは、時間的にも体力的にも難しいものです。
    コンサルタントに依頼することで飲食店各々に合わせて経営改善に向けたあらゆるサポートを受けることが可能です。

    プロのアドバイスをもらえる

    飲食コンサルタントは、飲食店の経営におけるプロフェッショナルです。
    オーナーのみで飲食店経営を行っていると間違った方向に進んでしまうこともあります。
    時にはプロからのアドバイスを取り入れることも重要です。

    飲食コンサルタントの中には、長年飲食店を経営している方や複数店舗のオーナーの方など出身も様々で飲食店に関する知識も豊富です。

    そのため、アドバイスをもらいサポートをしてもらうことは、将来的にも知識や経験として飲食店経営において様々な面で役立てることができます。

    コンサルタントを選ぶ際のポイント

    コンサルタントを選ぶ際のポイントについて紹介します。
    ポイントは主に3つあります。

    実績

    コンサルタントになるために資格などは必要ないため、誰もがコンサルタントを名乗ることができます。
    そのため、依頼する前にコンサルタントのこれまでの実績をしっかりと調べることが大切です。
    ただ、コンサルタントの実績を判断することは難しい面もあります。

    例えば、売上はさほど上がらなくても顧客満足度や従業員のモチベーションは上がったなど、短期的な改善ができていなくても、中長期的に見ると改善されていく可能性がある場合があります。
    ですので、実績だけに囚われずコンサルタントが人として自分に合うかも見極める必要があります。

    稼働内容

    先ほどお伝えしたように飲食コンサルタントといっても特化型コンサルタントや総合型コンサルタントなど得意なことや行えることはコンサルタントによって様々です。
    そのため、自分が解決したい問題とコンサルタントが解決できる問題がマッチしているかを確認することが大切です。
    事前に自分が解決したい問題を明確にし、コンサルタントに正確に伝えることが大切です。

    費用

    コンサルタントへの依頼時の費用は、コンサルタントによって様々です。
    コンサルタントの実績、相談内容、稼働時間などで大きく変わるため、一概には言えませんが1時間1万円ほどが相場です。
    そのため、月に大体10万円ほどはかかると考えておいた方がいいでしょう。

    また、コンサル費用が高いからといっていいコンサルタントとは限りません。
    コンサルタントとしての実績や自分が解決したい問題とコンサルタントが解決できる問題がマッチしているかなど様々な面から判断する必要があります。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    以上が、飲食コンサルタントに依頼するメリットや選ぶ際のポイントのまとめでした。

    コンサルタントに依頼する場合、コンサルタントとしての実績や稼働内容、費用を確認することが非常に大切です。
    コンサルタントに依頼することで客観的な視点でアドバイスをいただくことができ、経営改善を行えます。

    テンポスでは、初月税込み23,100円と格安で対応しているコンサルタントをご紹介しております。
    契約前に初回無料相談を設けておりますので、確実に自分が解決したい問題とコンサルタントが解決できる問題がマッチしているかを確認することができます。

    記事を読んで飲食コンサルタントに依頼したい方、気になっている方は是非下記よりお気軽にお問合せください!

    飲食コンサルタントマッチングの詳細はこちら

  • 【飲食店開業の失敗談】物件契約後に発覚した失敗事例と注意点を解説!

    【飲食店開業の失敗談】物件契約後に発覚した失敗事例と注意点を解説!

    みなさまこんにちは!ブログ執筆者の自称ふーみんです。
    今回は、趣向を変えて、敢えての失敗事例について、いくつかピックアップしていきます。

    人の振り見て我が振り直せではないですが、なぜに失敗したのか、ちゃんと原因と対策を掴んでおけば、ご自身がこれから締結する不動産賃貸借においても、後悔はしなくなるはずです。

    今までの記事で何度も記載してますが、不動産契約は一度締結しますと、後戻りするのは非常に難しいです。かといって、想定外事項も発生するのが常です。少しでも想定外が起きないよう、こちらの記事で予備知識を蓄えていただければ幸いです。

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    居抜き物件の失敗事例

    居抜き物件を賃貸借した場合に起こりうる失敗事例について、こちらで記載します。
    居抜き物件は、その設備の程度にもよりますが、大なり小なり何かしらの『えーこんなはずじゃないのに・・・』的な事態は発生すると思っておいた方が賢明です。

    以下に典型的な失敗事例について記載いたします。

    ダクトのトラブル発生

    本章の主人公テンポス居酒屋は、やっとの思いで気に入った物件を見つけ、不動産会社を通じて交渉を重ね、無事に賃貸借契約まで終えることになりました。併せて、設備についても見たところ程度が良く残されており、居抜き物件として設備譲渡費用も併せて支払うことになりました。

    開業に向けて、手直しとして内装工事を入れて各種監督官庁へ書類の届け出のみを残すのみです。そのうちの1つ、消防検査の届け出をした際に事件は発生しました。消防署より、過去に本物件はボヤ騒ぎを起こしており、その際に消防署から指摘を受けたダクトの是正事項を何もやってない、とのこと。よって今回についても、消防の許認可を下すことは、このままなら難しいという回答でした。

    テンポス居酒屋は、正しく寝耳に水の状態。
    急いで契約時の不動産会社に問い合わせたところ、不動産会社自体も本当に認識はなかったようですが、前の借主に改めて状況確認したとこと、確かにそういったことは過去にあったとのこと。なぜに予め言わなかったのかと不動産会社に問い詰められたところ、前の借主は、聞かれなかったから言わなかった、という回答・・・

    テンポス居酒屋は契約時のことを振り返ると、自分自身もやっと契約できると舞い上がっていた、他に競合もいる模様だったので、とにかく契約を先にするということで、諸々のことを確認しておくことを失念してしまった。不動産会社としても、前の借主に事前にヒアリングしておきべきところを失念しており、不動産契約書や重要事項説明書にその旨の記載がなかったのです。

    結末は、、

    テンポス居酒屋は結局どうしたかと言いますと、消防署の指摘事項通りにダクトの是正工事を行うために、改めて内装工事業者に見積を取得したところ、なんと300万円近くも費用が発生するではありませんか。多額の費用ですがここでクレーム炎上してしまうとお店の開業時期が後ろにズレるだけなので、冷静に当事者間で話合うことになりました。

    結論は、当該300万円をテンポス居酒屋・不動産会社・前の借主の3者で均等割という結論となりました。3者全員に落ち度があるということでの結論です。ちなみに不動産会社はかなりの重たい出費ですが、これを理由に監督官庁へ駈け込まれてしまうと、なかなか苦しい立場になってしまうことも予測されるので、しぶしぶ話をのんだ模様です。

    何を確認すべきだったか

    今回のダクト系のトラブルは、典型的な事例です。

    特に個人店の場合ですと、今使えているから何も是正する必要はないと消防署等から指摘されてもそのまま対応にしてしまうことはザラにあります。今回については、前の借主が事前に伝えていなかったのが諸悪の根源かもしれませんが、一方で次に借りる人も、当然に気を付けるべき事項であり、完全に前の賃借人のみの落ち度とは言い切れないです。

    設備系はとにかくトラブルが発生した際の是正工事について、多額の費用が発生します。使える居抜物件だからと言って安心しきるのではなく、確認すべき事項は予め確認しておくことが必須です。

    用途地域での失敗事例

    次に、これもかなりの頻度で起こりうる内容ですが、用途地域に起因する失敗事例について解説します。

    これは法律論の話ですので、店の努力等でどうにかなる問題でもありません。その法律が存在することを見落とした貴方が悪いという結論です。よくよく確認しておくべき内容です。

    なお、用途地域自体ですが、都市計画法といういわゆる街づくりの法律の中で定められており、この地域は住宅街、この地域は商業地域、この地域は工場が集積する地域、などエリアごとに内容が異なります。ターミナル駅周辺を住宅街指定にしてしまうと、せっかく人が多く集まるとこころなのに、大きなビルや商業施設は建築できないです。このように地域ごとにどんな街づくりなのかは決まっています。

    詳しくは物件が所在する市区町村に確認してください。役所の方は色々と教えてくれるはずです。

    深夜営業できない!?

    テンポス居酒屋は新業態として、バーを展開しようと、バーの居抜き物件を探していました。
    ちょうど手ごろな物件が出てきて、とくに設備系もトラブルはなさそうですし、すぐに契約しました。内装も特に手を加える余地がないほどキレイだったので、ほぼそのままの状態でお店を開業することになりました。

    予定してある開業日も近くなり、監督官庁へ書類の申請を行う手はずとなりました。バー業態なので深夜営業を予定しており、ついては警察署へ深夜営業の届け出を行う必要があります。さっそく警察署へ届け出したとこと、受理できない回答が・・・理由は、物件所在地は用途地域でいう住居系の地域に所属しており、深夜営業、12時以降のアルコール提供は不可とのこと。

    いやいや・・・と前の借主も深夜営業でバーをやっていたと警察に伝えたところ、それは警察としてあずかり知らない。隠れてコソコソやっていたのではないか、との回答。今更コソコソ深夜営業するわけにもいかず、途方に暮れるテンポス居酒屋です。

    大家との交渉

    改めて物件契約時の契約書や重要事項説明書を確認したところ、用途地域の記載はあり、本物件は住居系の地域に存すると説明がありました。確かにこの話を聞いたとき、これって何?と気にはなったものの、前の借主さんもバーをやっていたし特に問題ないだろうとスルーしてしまっておりました。

    今回ばかりは法律の話なのでどうしようもありません。深夜営業を諦めるしかありません。大家に事情を説明の上、文字通り泣きつき賃料をいくばくか減額してもらうことになりました。不動産会社自体はちゃんと説明している!の一点張りで自分に非はないとのこと。

    確かに説明していますが、具体的にどうなのかの説明はなかったので、クレームを付けたいところですが、弁護士に確認したところ、裁判をしてもお金と時間の無駄というアドバイス。結局は深夜営業をしない状態でお店を開業することになりました。

    何を確認すべきだったか

    今回の話は法律論の内容です。
    お店の努力次第でどうこうできる代物ではありません。

    また、不動産会社としても契約事でこの点をミスるとかなり重たいペナルティーを受けるので、必ず契約書や重要事項説明書に記載があります。法律なので、知らない貴方が悪いという結論です。不動産会社からこの辺りの説明を受けた場合、スルーせず必ず具体的に何なのかと確認をすべきです。

    隣地とのトラブルにおける失敗事例

    隣地との揉め事は非常に多く発生します。
    被害を被っている隣地は、その隣地が変更したタイミングで豹変することは非常に多いです。特に今まで我慢してた鬱憤が爆発して手が付けられないことは、不動産のあるある話です。特に都心部で隣地との距離がほぼ無いような物件は注意が必要です。

    ダクトが隣地の敷地に越境していた

    テンポス居酒屋は、新たに焼肉業態をやろうと都心部で手ごろな物件を探していたところ、良さそうな焼肉の居抜物件に出会えました。この物件の良いところは、路面の店舗ですが、排煙ダクトが外壁にそって屋上まで上がっており、匂い・煙の心配が少ないことです。すぐに契約を終え。開業準備に取り掛かりました。

    新規開業に先立ち、お隣に挨拶しに行ったところ、大炎上事象が発生します。開口一番、いますぐ壁沿いに上に伸びている排煙ダクトを撤去しろ!とのこと。隣地の敷地内にダクトが大きく食い込んでおり、自分の敷地自体に影響を及ぼす。テンポス居酒屋が何も是正措置をしないならば、裁判を起こすとのこと。

    焦ったテンポス居酒屋は、不動産会社に事の顛末を伝えたところ、当該ダクトがある場所は、かなり敷地の奥にあり、目視が確認できないので、そういったことがあるかは知らなかったとのこと。前の借主に確認したところ、前の借主の先代の借主がどうやら設置したダクトであり、前の借主は特にそういった認識はない、とのこと。不動産会社を攻めても何か事態が好転するわけでもないので、テンポス居酒屋としてどうするか対応策を練りました。

    結末は、、

    ダクトの存在自体が隣地にとって嫌悪施設である以上、撤去するほかありません。よってダクトを撤去しました。

    なお、ダクトは居抜き設備に含まれているので、費用負担はテンポス居酒屋となりました。その上で、ちょうど本当に煙が出にくい無煙ロースターの存在を知り合いから聞きつけ、結局はこの無煙ロースターを全席に導入することになりました。

    当然にそれなりの予算外追加費用が発生してしまいますが、背に腹は代えられないです。対応の上、無事に焼肉店を開業できました。その後隣地とトラブルは起きていません。

    何を確認すべきだったか

    飲食店に限らず、不動産全般として隣地とのトラブルは日常茶飯事です。
    とくに売買や賃貸で入居者が変わるタイミングで今まで我慢していた側が一気に爆発することが多いです。とはいえ、何がトラブルの火種になるのか、素人の方には見当不可能です。

    本件のような重要事案になりそうなトラブルは事前に不動産会社が調べておくべき内容です。特に物理的なトラブルのためは物件調査段階で確認しておくべき内容です。
    完全に不動産全般の手落ちですが、こちらも物件の契約をする際に、隣地と何か揉め事はないか、確認しておくことも重要です。

    まとめ

    今回は、よくあるトラブル3点を記載しています。
    不動産はクレーム産業と言われるくらい、かなりの頻度でトラブルが発生します。すべてにおいて予め準備をしておくことは不可能に近いです。

    それでは、あれ?この内容おかしいな?大丈夫?などを気づくことが、余計なトラブルを起こさせない第一歩です。特に重要事項説明書や契約書に記載の文言について、これってどういう意味?本当に大丈夫?等、何か心配になる場面がありましたら、お気軽にテンポスまでお問い合わせください。セカンドオピニオンとして対応します。

    テンポスは、飲食店の開業にあたり、事業計画の策定方法、効果的な不動産物件の探し方など、厨房機器等以外のソフト面でも、全力で飲食店の開業をサポートします。詳しくは下記までお問合せください。お問い合わせ、心よりお待ち申し上げます。

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  • 最小限の資金でパン屋を開業!居抜き物件を利用しての方法

    最小限の資金でパン屋を開業!居抜き物件を利用しての方法

    パン屋の開業を目指している皆様。パン屋を開業するのにどのくらいの費用が必要かご存じでしょうか。
    通常の飲食店とは違い、パン屋の場合はオーブンやミキサーなどの高額な機材をそろえる必要があります。
    今回は、これらの機材を安くそろえるための居抜き物件についてご説明いたします。

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    パン屋を開業するときの必要資金

    パン屋で必要な機材で代表的なものは以下になります。

    ホイロ:50万円~
    オーブン:30万円~
    冷蔵庫・冷凍庫:20万円~
    ミキサー:10万円~
    モルダー:70万円~
    フライヤー:10万円~
    パイローラー:30万円~

    これだけでも200万円をオーバーしますが、販売するパンの種類によっては包餡器(150万円〜)やバケットモルダー(70万円〜)など、より高額な機材も必要になってきます。

    居抜き物件とは

    そうすると、これらの機材をできるだけ安く手に入れたいと考えると思います。
    安く手に入れるには新品より中古のものになると思いますが、中古のものでも各機材を個別に買うより安く手に入れることができるのが、物件についているものを利用する、すなわち居抜き物件を買う(借りる)ことになります。

    居抜き物件とは、もともと存在した店舗の家具などがそのまま残った状態の物件のことを言います。なので、パン屋の居抜き物件を見つけた場合は、上述した機材の有無を確認してそれに見合った価格で交渉すればパン屋の機材が安く手に入ります。

    居抜き物件で開業するときのメリット・デメリット

    では、機材が安く手に入る以外のメリットとデメリットについてご説明します。

    メリット

    改装費などのコストダウンが可能

    居抜き物件の場合、機材が手に入るだけでなく前の店舗が利用していた設備(壁、パーテーション、テーブル、椅子、空調設備など)を利用することができるため、店舗の改装費や設備費を抑えることができます。

    店舗の改装期間の短縮

    前の店舗が利用していた設備の状態がよければそのまま使えるので、全てを改装工事する必要がありません。
    そうすると物件を手に入れてからお店をオープンするまでの期間が短くなります。一日でも早くお店を開店できるのは大きなメリットではないでしょうか。

    前のお店のポジティブなイメージの引継ぎ

    前のお店の評判がよかった場合、そのイメージを引き継ぐことができ、前のお店を知っているお客様にポジティブなイメージを持って来店していただけます。ポジティブなイメージを持って来店されたお客様には、自分のお店のいいところを受け入れてもらいやすいかと思います。

    数の多さ

    賃貸のアパートなどを借りるときもそうですが、一般的には退去するときは原状回復することを求められます。
    これは飲食店などのお店の場合もそうですが、貸主の了解が取れれば居抜きで退去することができます。

    別の場所でパン屋をするために閉店する場合を除けば、使用していた機材を撤収するよりも、そのままにして退去した方が費用が掛からないのでそうしたいと考える店主が多いのではないでしょうか。
    そのため、居抜き状態の物件は多数存在しています。

    デメリット

    大幅に内装を変更すると費用がかさむ

    物件を取得した時のレイアウトで営業していく必要があります。大幅にレイアウトを変更する場合は、居抜きではなくスケルトンの物件を探した方が安くなる場合もあります。

    物件についていた機材が使えない可能性がある

    物件取得時についていた機材が、使われすぎていたまたは長期間使われていなかったなどの理由により使えない場合があります。
    物件契約後に機材の不具合が発覚した場合、その機材のメンテナンス費や撤去費用は基本的に自己負担となります。

    前のお店のネガティブなイメージの引継ぎ

    前のお店の評判が悪かった場合は、そのネガティブなイメージが残ってしまう場合があります。

    居抜き物件で開業するときの注意点

    お店のレイアウトを確認する

    大幅にレイアウトを変更する場合、現状のものを壊す作業が発生するので時間もお金もかかります。
    また、大きなオーブンでパンを焼きたい、と考えていても、そのオーブンを置くスペースがなかったりそれを搬入することができない狭い入口の物件を選んでしまったのでは、実現できません。

    自分が経営したい店舗のコンセプトをしっかり考えた上で、妥協できる点とできない点を明確にして物件を探してください。

    残っている機材や設備を確認する

    物件についている機材や設備はきちんと動くか、また自分のお店で必要なものなのかを確認してください。
    物件契約後に撤去などを依頼する場合、費用は自己負担になってしまいますので、使えないものや不要なものは物件契約時に撤去してもらうなどしてください。

    前のお店について確認する

    近隣の方とのトラブルが原因で閉店した場合など、前のお店がネガティブなイメージを持たれていた場合、そのイメージを引き継いでしまい来店されにくくなってしまいます。
    また、前のお店の閉店理由が経営悪化だった場合は、同じように経営悪化になってしまうリスクがあります。

    必ず収益を得られるようしっかりとしたコンセプトを立てて経営するようにしてください。

    造作譲渡費用を確認する

    造作譲渡費用というのは、居抜き物件の店内にある設備を買い取る際の費用のことをいいます。
    居抜き物件の場合は造作譲渡費用がかかることが多いです。物件は大家さんや不動産会社との交渉で金額が決まりますが、造作譲渡費用は売主(前のお店のオーナーの場合が多い)と交渉します。
    そのときの相場や物件の有益性などを考慮して交渉してください。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。初期費用を抑えることと自分の理想とする内装や機材をそろえることは、相反しているようで難しい問題かと思います。

    そのような方に向けてテンポスドットコムでは、飲食店の開業支援のお手伝いを行っています。

    ちょっとした疑問などありましたらこちらからどうぞ。

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  • 飲食店のロゴに向いている色や形ってなんだろう?ロゴってそもそも必要?

    飲食店のロゴに向いている色や形ってなんだろう?ロゴってそもそも必要?

    本記事では、飲食店開業時に気になる「ロゴ」についてまとめています。「ロゴ」は作るべき?どんな「ロゴ」にしたらいいの?とお悩みの方はぜひこちらの記事もご覧ください。

    飲食店にロゴってそもそも必要?

    想像してください。同じ店名の「てんぽす」という飲食店が並んでいます。

    2つの看板を見てみると、A店は、シンプルにゴシック体で書かれた「てんぽす」、B店は、筆文字の「てんぽす」の下にえび天のイラスト、背景が市松模様です。

    それぞれどんな印象を受けますか?
    A店は何屋なのか分かりにくいですが、B店は看板を見ただけで天ぷらがウリの和食のお店ということが分かります。

    商業施設のレストランのように、店前に食品サンプルやメニュー表が置いてあれば、看板はシンプルでも何屋でどんなメニューがどのくらいの価格であるのかが容易に想像できます。

    しかし、個人経営のお店であれば店前に食品サンプルを置いたり、メニューを置いたりするのは難しいと思います。その際にお客さんが無意識に見ているのが看板、ロゴです。

    すなわち、ロゴを使用することで、お客様にお店のイメージをスムーズに伝えることができるようになるのです。

    ロゴがあることのメリット・デメリットは?

    ロゴがあることのメリットは、入店前にお店のイメージをお客様へ伝えることができるだけではありません。お店のブランディングにも役立ちます。ブランディングとは、企業名や商品名、店舗名など、名称を冠したものの価値を高めることを指します。

    ブランディングと聞くと、「うちは大企業じゃないし、ブランディングなんて向いてない」と感じるでしょう。しかし飲食店でもブランディングはぜひ行ってください。お店のブランド価値を高めることで、価格競争に巻き込まれず、店舗の質で顧客に選ばれることが可能になります。「値段が高くても、美味しいから行きたいお店」というイメージを作り上げることができれば、自ずとリピーターも増え、収益化へとつながります。そしてロゴは、そうしたお店のブランドイメージを想起させ、来店へと誘導する強力なツールになります。

    あなたのお店はどんなイメージ?色が与える印象の違い。

    あなたは何色が好きですか?ロゴは、使用する色によってかなりイメージが異なります。例えば、オレンジは「元気・陽気・温かい・健康的で親しみやすい」などのイメージがあります。
    色の持つイメージが人の心理に与える効果は、科学的には十分に解明されていません。しかし、さまざまな研究によって報告されている色の持つイメージと心理的効果は、チラシや店舗の看板など多様な場面で活用できます。
    下記に色の持つイメージやその心理的効果についてまとめましたので、ぜひご活用ください。

    :太陽の色でもある赤は、情熱的でエネルギーを感じさせる色です。やる気がない時や、エネルギーを補充したい時に惹かれる色でもあります。また食欲増進にもなる色のため、某ハンバーガーチェーンや、某フライドチキンチェーン、某牛丼チェーンなどチェーン飲食店に赤が多いのも頷けます。

    また、視覚的に訴える力が一番強い色だと言われているため、目立たせたい箇所に1つポイントとして使うと効果的です。スーパーの特売セールのチラシも値段を赤くしているお店が多いと思うので、ぜひ見てみてください。

    【赤が与える印象】
    情熱的・積極的・攻撃的・闘争心・元気・エネルギー・勝利・強い・活発的・興奮・派手・危険・辛い

    ピンク:柔らかさや女性らしさ、味覚の甘さを感じさせる色で、女性に好まれる色の一つです。色にはプラスとマイナスのイメージがそれぞれありますが、ピンクはマイナスイメージがあまりありません。最近流行りの韓国デザートなど、女性がターゲットのお店はピンクの看板も多いです。

    【ピンクが与える印象】
    かわいい・甘い・幸せ・柔らかさ・幸福感・愛情・優しさ・可憐・恋・子供っぽい

    オレンジ:温もりを感じさせ、親しみやすく年齢や性別に関係なく万人受けする色です。勇気を与えてくれる効果もあり、不安やプレッシャーを和らげてくれます。
    さらに、オレンジには食欲増進の効果もあり、飲食店の店内やWebデザインに取り入れることが多いです。温かみのある定食屋やチェーン店でも赤の次にオレンジが多い印象です。

    【オレンジが与える印象】
    活力・陽気・健康的・暖かい・温もり・明るい・ノリが良い・賑やか・親しみやすい・安っぽい・マイペース

    :クールさや神秘性、穏やかさを感じる色です。青を見るとセロトニン(幸せホルモン)が分泌され、興奮を沈めたり、人を落ち着かせる効果があります。海の色でもあるので、海鮮など海に関連する食材や料理のお店では見たことがあると思います。ただし、食欲減退の色でもあるので、飲食店のロゴで使用する際は、注意が必要です。また、青は平和の象徴の色とも言われ、国際連合の旗のメインカラーとしても使われています。

    【青が与える印象】
    静か・クール・安全・かっこいい・謙虚・神秘的・平和・水・空・慎重・眠り・信頼感・冷たい

    :明るく希望を感じさせ、活動的・活発的なイメージを与える色です。有彩色の中で一番明るく、視覚的に訴える力の強い色です。暗い中でも認識しやすいので、注意を促す標識などにも使われています。飲食店では、卵料理を中心としたお店や、バナナジュース専門店、カレー屋など食材の色を表したい時に使用していることが多いです。

    【黄が与える印象】
    幸運・ユーモア・希望・喜び・明るい・活動的・純粋・幸福感・豊さ・奇抜・警告・注意・騒がしさ

    :木や森などの自然を想像させ、安心感、癒しを与えてくれる色です。また、生鮮食品などの新鮮さをイメージさせることもできます。中間色のため様々な色と調和することができ使い勝手が良い色です。飲食店ではヘルシー思考なお料理が中心のお店で使われているイメージがあると思います。
    欧米では、死、毒などをイメージさせる色でもあるので注意が必要です。

    【緑が与える印象】
    自然・癒し・安全・健康・安らぎ・落ち着き・エコ・回復・再生・生命力・未熟・苦い

    白:清潔感や純粋なイメージを与える色です。最も明るい色で、どんな色にも合わせる事ができます。飲食店では、小洒落た雰囲気を出すことができたり、清潔感を打ち出すことができます。居酒屋では赤提灯よりも白提灯を出しているお店の方が女性客が入りやすいと言われています。

    【白が与える印象】
    清潔感・透明感・新しい・信頼・雪・祝福・無垢・神聖・高潔・真実・儚さ・潔癖

    グレー:上品で落ち着いた印象を与えます。グレーは多くの色に合わせる事ができる柔軟性の高い色です。メインではなくベースの色として使用すると全体が安定します。シックなデザインに適しています。

    【グレーが与える印象】
    上品・高級感・都会的・落ち着き・洒落た・知的・穏やか・曖昧

    黒:威厳や重厚さ、高級感を与える色です。他の色と組み合わせやすく、白と反対色で収縮色なため、周りの色を引き締め際立たせる効果があります。
    また、黒には不吉なイメージも多くあるので使い方には少し注意が必要です。

    【黒が与える印象】
    高級感・重厚・・スタイリッシュ・エレガント・上質・洗練・威厳・クール・真面目・強さ

    どんな印象を与えたい?形が与える印象の違い。

    「〇」を見て、「堅苦しい」と感じる人はいますでしょうか?
    ロゴマークで重要なのは色だけではありません。形もお店の印象を左右します。形というと本当に様々あるので、今回はその中でも基本的な形についてお話していきます。

    丸みを帯びたフォントやデザインは、和やか、女性的、子供っぽい、カジュアルなどの親しみやすい印象を与えます。

    逆に四角などの角ばったフォントやデザインは、堅実、優しい、男性的、大人っぽい、フォーマルなどすっきりした印象を与えます。

    そのため、女性や家族連れがターゲットの場合は丸みを帯びた形にした方が、ターゲット層が来店しやすくなります。

    試しにフォントで見てみましょう。フォントの異なる「tenpos」を見て、あなたはそれぞれどのようなカフェだと想像しますか?

    ① Cafe Tenpos
    ② Cafe Tempos
    ③ Cafe Tenpos

    ①はワンプレートランチもやっているような、おしゃれで女性客が多いカフェ
    ②はゴシック体であまり特徴があるようには感じられない
    ③はコーヒーが1杯700円くらいでシックな黒ソファがあり、ジャズが流れている落ち着きのあるカフェ

    このようなイメージを持たれたのではないでしょうか?
    ロゴマークを作る際は、事前にお店のコンセプトやターゲット層をはっきりさせ、それぞれのお店にあった色、フォント、形でデザインするようにしましょう。

    看板だけじゃない!ロゴはどんなものに活用できる?

    ロゴマークを作成したら、次はそれをどのように活用するかを考えます。
    お店の看板にも使えますし、コップやプレートなどにもロゴマークを入れることで、ブランディングにも繋げられます。「ブランディングなんて小難しいことはできない。」というお店でも、ロゴマークを入れておくだけでメリットがあります。

    ロゴを使って作れるものは?

    まず、ロゴマークを使ってどんなことができるのでしょうか?いくつか例を挙げてみましょう。

    ・お店の顔になる看板の作成
    ・手に取ってもらいやすいショップカードの作成
    ・インスタグラムなどのSNSのアイコン画像への使用
    ・箸袋・器・カップへの名入れ
    ・お土産や店内販売もできるステッカーの作成

    などなど他にもたくさん使用用途はあります。お店とお客さんとの接点にロゴを用いることで、効率的に認知拡大できるようになるのです。

    ロゴを使ったSNS活用術

    また、今は飲食店に訪れたお客さんが、料理をスマートフォンで撮影するのが当たり前になってきました。特に若者は必ずと言っていいほど写真を撮っていますよね。写真を撮った若者はそのあとどうしているのかというと、インスタグラムやTwitterなどのSNSにお店の情報を投稿しています。

    せっかく無料で宣伝・拡散してくれているのならここを上手く使いませんか?
    ロゴマークが入っていたら、若者は無意識にロゴが入るように写真を撮ってくれます。

    投稿した人のフォロワーがその投稿を見てお店を知ってくれる、お店に興味を持ってくれる、そして来店してくれる。さらにその人がまたSNSに投稿をしてそのフォロワーが見てくれて…と良い循環が生まれます。

    ただし、悪い情報も簡単に拡散されてしまうというのがSNSの怖い点です。若者は写真映えする料理だけでなく、店員さんの接客態度や店内の清潔感も実はきちんと見ているので、ぜひそういった点も意識してくださいね。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?飲食店のロゴを作成する際は、どんな印象にしたいか、どんなイメージのお店にしたいか、というところを明確にしてから作成しましょう。
    お店のコンセプトは決まったけど、

    ・どんなロゴを作ったら良いのか分からない
    ・こういうイメージにしたいけどイラストを描くセンスがない

    と悩んでいる方や

    ・今すぐお店のロゴを作成したい

    という意気込みのある方も、ぜひテンポスにおまかせください。
    お店のコンセプトにあったロゴマークを作成いたします。
    皆さまからのお問い合わせ、ご相談をお待ちしております。

    ロゴ作成について詳しく見る

  • 焼肉屋を開業するのに必要なものは?焼肉店に必要な厨房機器リスト

    焼肉屋を開業するのに必要なものは?焼肉店に必要な厨房機器リスト

    これから焼肉店を開業しようとお考えの方、焼肉店への業態変更を検討されている方へのご参考に、必要となる機器や設備をまとめました。
    焼肉店を開業するにあたり、どんな機材が必要なのか、金額はどれくらいかかるのかをみてみましょう。

    焼肉屋の開業に必要な予算感

    飲食店の初期投資額は一般的に60~80万円×坪数で計算します。例えば10坪の店舗の場合、600万円〜となります。ただし焼肉店の場合、通常のレストランとは異なりここにテーブル毎のロースターやダクトなどの設備が必要となってきます。焼肉店の場合、面積の比率として厨房が20%、ホールが80%というのが目安となり、10坪の店舗ですと20席が標準的な客席数となり、後述するロースター、ダクト工事費用を考慮すると初期費用の目安は1,000万円以上かかってくることになります。
    居抜き物件の場合は、厨房や内装をそのまま流用して使うこともできるので、ここから予算を抑えて準備することもできます。また厨房機器を導入するにあたっては中古品を選ぶことで予算を削減することもできますので、新規物件や新品を探すだけでなく、冷蔵庫や什器などの中古品を取り入れることも検討してみると良いでしょう。

    焼肉店で必要な機器・什器・備品は

    焼肉店を開業する場合は、レストランや居酒屋など多くの飲食店と同様に厨房機器や調理道具が必要なことはもちろんのこと、テーブル、椅子とともに客席で使う焼肉コンロ・ロースターや焼網・トングなどが必要となります。実際にどのような機器が必要になるのかチェックしてみましょう。

    厨房設備

    冷蔵庫・冷凍庫がまず最初に考える大きな機器かと思います。作業台やシンク、吊戸棚、換気フード、エアコンの設置など配置や大きさを確認して準備しましょう。
    ガスコンロ、フライヤー、食器洗浄機、炊飯器、保温ジャー、電子レンジなど、使い勝手を考えながら配置していきましょう。

    冷蔵庫・冷凍庫

    業務用の冷蔵庫や冷凍庫、調理の作業台にもなる冷蔵・冷凍コールドテーブル、食材を保管しておく冷凍ストッカーは様々な形状やサイズがあり、厨房の大きさや食材の量により必要なサイズが変わってきますのであらかじめ厨房の形状や仕入れる物、量を考えて選びましょう。
    またスライド扉の冷蔵ショーケースは、肉などの食材を『お客様に見せる』保存ができるので、集客のアピールの一つにも考えられます。厨房に食材を保存しておくだけでなく、客席から見える場所に保存場所を確保するのも一つです。
    お冷やドリンク、料理の演出や食材を載せるアイスベッドとして使うため、キューブアイスやチップアイス、フレークアイスなどを作れる製氷機も必要なものの一つです。

    →縦型・横型・大きさなどから選ぶ冷蔵庫/冷凍庫

    [clink url=”https://www.tenpos.com/c/cold-equipment-all”]

    調理道具

    寸胴鍋、料理鍋、キッチンポットやバット、ボウル、食材の保存ケース、ざるなど一般的に飲食店で使う調理道具が必要です。フードプロセッサーやスライサーは、ねぎ、大根おろしなどは焼肉で大量に使う薬味の準備の時間短縮になります。
    牛刀、骨スキ、ペティナイフ、ハサミなどの包丁や砥石、肉と野菜切りなどに使い分けるまな板も複数用意が必要です。

    ホール備品

    ロースター・焼き網

    テーブルに埋め込み型のロースターの場合、本体が一台につき25~30万円、ダクト工事が一台につき10万~15万円程かかります。客席数や1テーブルの着席人数を考えた予算組みが必要です。
    またロースターの変え網も必要です。数をあまり用意せず、洗いながらの営業で大変だった、という話もしばしば聞きます。変え網はロースターの数の5倍くらいの枚数は必要と考えて準備しておくと良いでしょう。
    無煙焼肉ロースターを導入することで、ダクト工事をせずに初期投資を抑えることができるものもありますので検討してみても良いでしょう。

    →ノンダクト無煙焼肉ロースター「無煙焼肉ロースター 鉄人29(ニク)号New」

    [clink url=”https://www.tenpos.com/c/special-contents1/smokeless-roaster”]

    一方で、埋め込み型ではなくテーブルに置く型のロースターでも十分利用できますので、お店の規模やコンセプト、費用に合った設備を導入しましょう。

    →卓上コンロ・ロースター

    [clink url=”https://www.tenpos.com/c/warmer-all/gas-range-all/gas-range”]

    炭火・七輪

    遠赤外線効果があり、肉がふっくらと焼ける炭火焼きは演出効果も高く、「炭火焼は美味しい」というイメージを持つ人も多いので、焼肉店を開くにあたり検討する方も多いのではと思います。七輪は軽量でコンパクトですのでテーブルに載せるだけで使えるという手軽さがあります。確かにメリットがありますが、火力の調節が難しく、炭の補充や灰の清掃などに手間取るという面があります。炭火の消し方や2度目の使用方法など炭の取り扱い方法を覚えることや、炭や七輪を保管しておく場所も安全面を考えながら確保しておくことが必要です。

    ▼形状や大きさも様々な七輪やコンロはこちら

    [clink url=”https://www.tenpos.com/c/cooking-tool-all/utensil24/stove”]

    食器・椅子など

    お店のコンセプトに合ったデザインの食器を揃えることも大事ですが、実用性を考えることも重要です。小皿や取り皿などの使用頻度の高い食器は、割れにくさや使いやすさも考えられた業務用として作られているものを選んだ方が良いでしょう。業務用の食器は、収納しやすくスタッキング性のあるものや、お皿の縁が厚く、欠けたり割れたりすることが少なくなるように作られています。また、洗いやすいものか、食器洗浄機の利用が可能かも確認しておく必要があります。

    →大きさやデザインもさまざま。業務用食器

    [clink url=”https://www.tenpos.com/c/on-table”]

    焼肉店は油やにおいが付きやすいので、椅子の座面は布製よりもレザーなどの張地のものを選ぶ方が拭き掃除がしやすいでしょう。通常の椅子やソファだけでなく、上着や荷物を入れられるよう、ベンチ型の椅子の導入など、デザインだけでなく機能性も考えてみましょう。

    →店舗を知り尽くしたテンポスだから作れる!テンポスオリジナルの業務用家具

    [clink url=”https://www.tenpos.com/c/table1″]

     

    他にもある必要な備品など

    エプロンや前掛け、コックコートなど、洗いやすく動きやすいお店のユニフォームを用意することも必要です。お店の名前やロゴ、お店のコンセプトなどを入れたオリジナルのユニフォームはお店を覚えてもらいやすくなり、宣伝効果を得られるものの一つです。メニューブックや箸袋、暖簾やグラスなどとあわせて名入れのものを揃えてみるのも良いかもしれません。

    →テンポスでは、お店のロゴの作成からオリジナル商品一括で制作するサービスがございます。

    [clink url=”https://www.tenpos.com/c/special-contents1/naire”]

    まとめ

    コロナ禍にあって多くの飲食店が苦戦を強いられる中、客足が好調なのが焼肉店とあって、焼肉店での開業検討や業態変更などを考える方々も多いと思います。厨房調理が少なく通常の飲食店よりも運営がしやすいと考えられている焼肉店ですが、初期費用がかかるという面を忘れずに準備していきたいものです。中古機器を導入したりポイントを押さえて準備をすることで費用を抑えることも可能です。開業・運営を成功させるためにぜひ事前にシミュレーションをして準備をすすめていきましょう。

  • コロナ禍で焼肉屋開業する方必見!機器・什器・備品で感染対策を

    コロナ禍で焼肉屋開業する方必見!機器・什器・備品で感染対策を

    新型コロナウイルスの感染拡大で飲食業界が打撃を受ける今、その中でも焼肉屋は極めて好調と言われ、注目されています。その理由は何か、ひも解いていきたいと思います。
    一方で焼肉屋業態への参入も増え、競争激化リスクも懸念されています。その中で確実な感染対策をした焼肉店を開業するには、どのような機器・什器・備品の準備が必要かをチェックしましょう。

    焼肉屋はなぜ好調?

    新型コロナウイルスの感染拡大により、厳しい状況に直面している飲食店業界。
    そんな中、大手居酒屋チェーン店が焼肉店を開業するなど、異業種の参入が多く見られるのはなぜなのでしょうか。
    そこにどんな理由があるのか、主な要因はなにかを挙げていきたいと思います。

    換気設備が整っている

    新型コロナウイルスの感染対策には換気が十分にされているか、ということが重要であるとされています。外食をするにあたって、お店選びに換気機能が備わっているかはチェックしたいところですが、焼肉店には強力な換気システムが整備されていて、居酒屋などレストランに比べ、十分に換気がされている印象が強いことが有利になっていると考えられます。

    外食の特別感を得られる

    外食が懸念され、頻度が減ったことにより、「外食」=「特別」という認識がより高くなり、外食の価値が高くなったとされています。
    家庭では臭いが残ることや焼肉店の味は家庭での再現が難しいということから、普段食べられない「特別」なメニューとして、少ない外食の機会により選ばれるのではないでしょうか。

    感染対策に必要な機器・什器・備品の準備

    好調な焼肉店ですが、感染対策には手を抜かずにしっかりと準備をすることで、お客様はもちろんですが、従業員も安心し、働きやすい環境になります。
    どんなものが必要になるかチェックしておきましょう。

    無煙ロースター

    無煙ロースターとは、お肉を焼いた時に出る煙と一緒に、店内の空気も外に排出するという機能がそなわっています。
    そのため、無煙ロースターを設置することにより一般の飲食店よりも換気性能が非常に高くなり、お店全体の空気をいつでもクリーンな状態に保つことが出来ますので、大きな感染対策のひとつとなるでしょう。
    無煙ロースターの種類は大きく分けて、以下の2つになります。

    ダクト式無煙ロースター

    ダクト式無煙ロースターとは、店内から店の外に向けて排気ダクトを引き、煙を外に排出するタイプのものです。
    ロースターと排気ファンをダクト管でつなぎ、排気ファンで煙を吸い上げて屋外へ排出します。
    ダクト式無煙ロースターには、「下引きフードタイプ」と「上引きフードタイプ」の2種類があります。

    下引きフードタイプ
    無煙ロースターのテーブルで吸引した煙を、床下に通した排気ダクトから店の外に出すタイプです。
    床下に排気ダクトを通すことで見た目がすっきりするので、使用されることが多いです。

    上引きフードタイプ
    無煙ロースターのテーブル上の焼き面から、天上からおりてきたフードを通し煙を上に吸い上げる排煙フードです。
    ダクト式の中では低コストで、メンテナンスや清掃も比較的簡単なところがメリットとなります。
    ダクト式で気を付けなければならないのが、外に排出される煙や臭いです。
    消煙装置や消臭装置をダクトへ取り付けるなど、対策をしましょう。

    無煙ロースターはこちら

    ノンダクト式無煙ロースター

    ノンダクト式無煙ロースターとは、発生する煙をロースター内部の集じん機を通過させる事で煙を吸着させ、フィルターを通して店外に出る煙、臭いを軽減させることができます。
    ダクトを設置する必要がないためメンテナンス不要、ダクト工事が不要でコストも抑えられ、ダクトを設置するスペースが必要ないのでお店の空間を広く使うことができるメリットがあります。
    煙を処理する機能が無煙ロースターのテーブル内に組み込まれているので、自由に移動することができ、テーブルの位置も自由にレイアウトできることもメリットの一つです。

    自動食器洗浄機(食洗器)

    自動食器洗浄機(食洗機)を導入することで、強い水圧で洗い残しを防ぎ、80℃という高温ですすぎ食器を衛生的に洗いあげる事ができるため、人の手で洗いあげるよりも減菌効果があります。
    コロナウイルスの感染対策だけでなく、食中毒の原因となる菌も防ぐことが出来るでしょう。

    パーテーション、衝立(ついたて)

    感染防止には飛沫対策も不可欠です。
    テーブルのあいだは飛沫対策としてパーテーションで区切るか、できるだけ1m以上の間隔を空けて座れるように配置を工夫し、カウンター席は密着しないように適度なスペースを空けるか、隣席とのパーテーションを設置することが推奨されています。
    スペースを空けることが難しい場合に、パーテーションでテーブル間を区切ることで飛沫対策、パーソナルスペースの確保が出来ます。
    席と席の間に設置する衝立(ついたて)には、お店の雰囲気を壊さないスタイリッシュなデザインのものを選びお店の雰囲気を守りつつ、お客様が安心してお店で過ごせるスペースを作ることも出来るでしょう。

    トング

    焼肉屋でトングはお肉を焼く際に使う必需品ですが、感染対策としてトングの共有は避けたいところです。
    トングを用意する際には多めに用意をしましょう。
    一人一本のトングがあると理想的で、安心して焼肉を楽しんでいただけます。

    番外編 あったら嬉しい〇〇

    感染予防とまではいかないけれど、コロナ禍ならではのお店にこんなものが用意してあったら助かる備品のご紹介をします。

    使い捨てマスクケース

    マスクが必須となった今、飲食店でマスクの置き場所に困ったことはありませんか?
    特に焼肉屋では油跳ね、臭い移りも気になります。
    お食事中にマスクを衛生的に保管し、油跳ねや臭いも防げる「マスクケース」があったら嬉しいと思われる方が多いのではないでしょうか。
    使い捨ての紙製マスクケースなら衛生的で比較的低コストです。内側に抗菌加工がほどこされている、紙製抗菌マスクケースというものもあります。

    抗菌マスクケースはこちら

    こんなコンセプトの焼肉屋の開業も

    コロナ禍で大人数での外食を控えざるをえなかったり、お客様同士や、従業員とお客様の接触を最小限にしなくてはならない中で、お店のコンセプトを工夫して焼肉屋の開業をしているお店が注目されています。

    1人焼肉推薦

    1人焼肉を推進したお店です。
    1人1台専用ロースターが設置されていて、席はカウンター席にパーテーションを設置することで1人の空間をつくっています。中には注文もタッチパネルで、卓上にセルフのウォーターサーバーを設置しているお店もあります。
    感染対策にもなり、気兼ねなく焼肉を楽しむことが出来るのでウィズコロナにあったコンセプトだと考えられます。

    セルフ焼肉店

    通常では従業員が行うことを、お客様にセルフシステムでお願いする形のお店です。
    1階の精肉店で自らお肉を購入し、2階で焼いて食べるといったパターンや、お肉などをお客様自ら取りにきていただき、飲み物はドリンクバーで。などさまざまな形で接触機会を低減しています。
    中には注文から後片付けまで全てセルフシステムのお店もあり、従業員とお客様の接触を最小限にするセルフ焼肉は、これからも注目されていきそうです。

    まとめ

    いかがだったでしょうか。
    新型コロナウイルスの終息を願いながらウィズコロナ時代を乗り切れるよう、開業前にしっかりと感染対策をした安心・安全なお店づくりをしましょう。

    テンポスは、焼肉屋開業を全力でサポートします!

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  • ロゴ作成の相場は何円!?プロのデザイナーに依頼しても格安で作成できる方法とは!?

    ロゴ作成の相場は何円!?プロのデザイナーに依頼しても格安で作成できる方法とは!?

     飲食店に行ったときに、グラスや箸袋、コースターなどが名入れされていると写真を撮るときに、無意識にロゴが映るように写真を撮っていたという経験はありませんか??

    実はロゴマークをお店で使うものに入れることで、お店のブランドイメージや他のお店との差別化だけでなく、SNSに投稿されたときの宣伝になったりと様々なメリットがあります!

    迷っている方は、この記事を読んだらきっとロゴを作りたくなるはずです!ロゴは一つ作れば様々なことに利用することができるため、メリットもたくさん!ぜひロゴ作成もご検討ください!

    ロゴ作成を検討されている方は、こんなこと思ったことありませんか?

    ・せっかく作るならいいものを作りたい

    ・できるだけ費用は抑えたい

    ・お店の想いをロゴに込めたい!

    ただ、プロのデザイナーに依頼するとかなり高額になってしまう可能性があります。サービス内容によって異なりますが、安くても3万円、プロデザイナーに依頼すると6万円から15万円、大手企業ともなると100万円もの費用をかけてロゴマークを作成します。だからと言って自分で作成しようとなるとセンスや、デジタルデザインとしての知識も必要です。

    そこでロゴ作成を依頼する際に気を付けるポイントや費用を抑えたロゴ作成の方法をご紹介します!

    ロゴは必要なの?

     ロゴは本当に必要なのでしょうか??ロゴの役割を考えてみましょう。

    ①ロゴで信頼感を与えられる

    きちんとしたロゴを使用しているお店は、お客様が見た時の印象として「安心感・信頼感」を与えることができます。逆に不格好であったり、ロゴがないお店にはお客様は「不安」を感じてしまう傾向にあります。実際に、「ロゴマークがない、ロゴが不格好な企業に不安を感じるか」といったアンケートに対して少しでも不安が感じると回答した方は全体の6割以上を占めていました。

    そのため、きちんとしたロゴの作成はお客様の信頼感にも直接つながります。

    ②お店のイメージが一目でわかる

    ロゴは視覚で伝わる情報です。文字のフォントや色などによって与えられる影響は非常に大きいです。どんな客層をターゲットにしているのか、このお店にどんな思いが込められているのか、店主の趣味などロゴマーク1つでお客様に様々なイメージを与えることができます。

    ③売上アップにつながる?!

    ロゴを作るとグラスやコースター、タペストリーやのれんなど汎用性が高いです。また、きちんと作ることでお客様が写真を撮る可能性も上がります。

    写真を撮るとSNSに投稿される確率も高くなりますので、お客様からお客様へ自然と宣伝につながるという良い流れが生まれます。

    新規顧客への呼び込みが、結果的に売上アップにもつながります。

    ロゴ作成の相場

    ロゴ作成の相場はご存じですか??どこの企業に頼むか、どんなデザイナーに頼むかによって費用は変わってきます。デザイン会社に依頼すれば、30,000円〜100,000円程、提案数や修正回数などによっても料金は変動します。

    サービス別金額の差

    他のデザイン会社での料金はどのようになっているのでしょうか?

    例えば、A社のロゴ作成サービスの内容は、ロゴマークのみの場合は3万円、ロゴマークと社名を入れる場合は4万円など掲載内容によって異なる料金になる会社もあります。

    また、B社ではロゴのご提案数によって料金が変動します。1案なら5万円、3案なら10万円と提案する数を増やせば一デザイン当たりの費用は安くなりますがその分料金も発生します。

    また、C社では、修正回数によって料金が異なります。修正回数が2回の場合は3万円、3回の場合は4万円です。また、無制限の場合はさらに料金がかかる会社も数多く存在します。

    費用を抑える方法

    費用を抑える方法は、二つあります。

    (1)自分自身で作る。

    ご自身で作成する場合、もちろん作成費用は無料です。最も費用を抑えて作成することができます。デザインのセンスがある方、自分で妥協せず作成したい方、イラストレーター等のイラストを作成できるソフトやアプリが使える方はこの方法をお勧めします。

    (2)作成費用が抑えられる会社に依頼する。

    デザイナーの過去の作成事例を見てから、デザイナーや料金を自分で選ぶことができるロゴ作成会社もあります。テンポスなら他社よりも格安で経験10年以上のデザイナーにロゴ作成を依頼できます。また、3デザイン案も提出してもらえるので他社に比べてもかなり安心して依頼することができます。詳細は後ほどお伝えするとしてまずは(1)自分自身で作る方法からご覧ください。

    ロゴを無料で作成する方法

    費用を抑えて作成する方法として、「自分自身で作成する」方法を紹介しました。

    実際にどのような方法で作成すればよいのでしょうか?作成方法をご紹介します。

    Canvaでロゴ作成

    あまりデザインに自信のない方は、「Canva」をお勧めします。このサービスの良いところは、テンプレートを基に作成が可能であるところです。

    ご自身の店舗の雰囲気に合ったロゴやデザインをテンプレートから選びます。
    文字の部分に店舗名を入れることや、フォントを変えることもできます。

    しかし、無料で簡単に作れるからこそ、デメリットもあります。

    Canvaは無料でテンプレートを配布しているため、他の店舗のロゴと被ってしまう可能性があります。

    また、テンプレートを使っているため、オリジナリティーを出すことが難しいです。こだわりが強い方は、それをなかなか表現することができないもどかしさがあるかもしれません。

    パワーポイントで作成

    officeの「 パワーポイント 」を使って作成する方法もあります。パワーポイントで作成する場合には、デザインはゼロからのスタートになるため、いらすとやなどで画像を探す必要があります。この時、著作権が大きく関わってくるので、ネット上にある画像をむやみやたらに使用しないように注意しましょう。もし使用する場合は、著作権フリーの画像を探すようにしましょう。

    ご自身で作成するメリットとデメリット

    メリットの一つ目は、なんといっても費用が抑えらえられることです。

    もっとも安い「無料」で作成することができます。

    二つ目は、自分が納得いくまで作成ができるところです。

    修正回数に制限がないため、ご自身が納得いくまで修正することができます。

    また、使用したい画像や写真イラストなども著作権で問題がなければ入れることができます。

    デメリットは、ロゴの使用用途によってデザインデータの形式に制限があることです。

    例えば、看板でロゴを使用したい場合「AIデータ」を提示されるとします。Aiデータは、illustratorと呼ばれるソフトを持っていなければ作成ができません。

    もしロゴ作成をご自身でするようであれば、そのあとにどんな用途で使用するかを考えてから動くようにしましょう。

    格安!プロのデザイナーに依頼してもこの価格!

    フードプレイスのロゴ作成は、16,500円(税込)で作成しております!

    テンポスのロゴ作成

    料金・サービスの内容

    ①お電話、ご希望があればzoomでのヒアリング

    ②ヒアリング内容を基にデザイン案を三つご提案

    ③デザインの修正は1回まで可能

    ※2点以上の納品や2回以上の修正は別途お見積りとさせていただきます。

    お渡しするデータの形式は、PDF/GPG/PNGからお選びいただけます。

    Aiデータ納品ご希望の方は、ロゴマークの権利ごと11,000円(税込)でお渡し可能です。

    フードプレイスで作成する強み

    過去の作成数は、150件以上!

    飲食店に特化したロゴマークの作成ができます。

    お客様のヒアリングを基に3案ご提示しますので、お客様のイメージに合ったロゴが最終的に出来上がります。

    ご依頼から納品までの期間は約2週間ですので、スピード感を持った作成が可能です!

    過去の作成事例

    ①炭火焼肉 花翔様

    高級感のある、落ち着いた雰囲気にしました。

    ②神の海老天ラーメン様

    客単価は高めで少し変わったラーメンを提供しているお店です。

    ③彩菓生粋様

    彩のあるお店にしたいという思いからこのロゴマークになりました。

    ④わたしの村~my village~様

    生産から消費者にすべてを届けるという工程をロゴで表現しました。

    こちらのお客様は、3案ご提案した中で2案気に入っていただけましたので、

    どちらも納品させていただきました!

    ご提案した3案の中での追加の納品は、1点あたり11,000円(税込)でご案内可能です。

    他にも弊社で作成したロゴ作成の作成事例があるので、どうぞご覧ください!

    16,500円(税込)で対応しております。

    ロゴマーク作成事例はこちら

    まとめ

     ロゴ作成の費用を抑える方法を紹介しましたが、いかがでしたか?費用を抑えて、本格的なロゴが作りたい!と思った方はぜひテンポスフードプレイスまでお問い合わせください。

     

  • カフェ・喫茶店を開業するのに必要なものは?カフェ・喫茶店開業前厨房機器リスト

    カフェ・喫茶店を開業するのに必要なものは?カフェ・喫茶店開業前厨房機器リスト

    カフェや喫茶店を開業しようとすると様々な物が必要になりますよね。
    これからカフェや喫茶店を開業しようとしている方、開業しようか検討されている方へ向けて必要になる機械や設備をまとめました。
    何を揃えたらいいかわからない、全部揃えたら金額はいくらくらいになるのか知りたい、さらに初期費用を抑えたい未来のカフェオーナーも一度費用をシミュレーションしてみましょう。

    カフェ・喫茶店を開業する場合の営業許可種は?

    設備や機械の話に入る前に、カフェや喫茶店を開業するには営業許可が必要です。
    以前までは「飲食店営業」と「喫茶店営業」の2種類に営業許可種は分類されていました。
    しかし、喫茶店営業の許可は2021年5月31日をもって廃止になりました。

    現在では、「飲食店営業」に統合されているので、これからカフェや喫茶店を開業される方は、飲食店の営業許可を取るようにしましょう

    カフェ・喫茶店で必要な設備・道具とは?

    カフェや喫茶店を開業する場合は、他の飲食店と同様に多くの厨房設備や調理道具、リラックスできる空間を演出するインテリアなどが必要になります。
    実際にどのような物が必要になるのかチェックしてみましょう。

    厨房設備

    カフェや喫茶店を開業する場合、他の飲食店でも使用されているような冷蔵庫などの一般的な厨房機器に加えて、カフェや喫茶店ならではの設備もさらに必要になります。
    道具によって再現できる味も様々ですので、お客様には見えなくてもオーナーのこだわりが発揮される非常に重要な要素になります。

    冷蔵庫・冷凍庫

    他の一般的な飲食店でも食材を保管するために必ず使用される冷蔵庫や冷凍庫。大容量の縦型冷蔵庫や、上が天板になっていて作業が調理作業が可能な横型冷蔵庫(台下冷蔵庫、コールドテーブル)等の種類があります。
    また、冷蔵庫と冷凍庫が一体になっているもの、冷蔵機能のみのもの、冷凍機能のみのものがあり、サイズや容量も機種によって様々です。
    厨房内のサイズや使用する食材の量により必要な大きさが変わってきます。あらかじめ、厨房のレイアウトや仕入れる食材の量に合わせて、必要なスペースを考えることが大切です。
    加えて、飲食店営業の許可を取る場合には、庫内温度が外から確認できる冷蔵庫・冷凍庫である必要があります。
    大手メーカーの製品には基本的に温度計が搭載されていますが、中古製品などの購入を検討されている方は念のため確認しておきましょう。

    製氷機

    ドリンクを扱うカフェや喫茶店では、使用する氷の量も非常に多いです。
    冷凍庫の中で氷を作り、保管することも可能ですが、カフェや喫茶店では必ず氷が足りなくなってしまうでしょう。
    そこで活躍するのが製氷機です。
    製氷機にも製氷する氷の形や、1日に製氷できる氷の数など種類は様々です。
    一般的にコールドドリンクの氷に適しているのは「キューブタイプ」の製氷機です。
    また、製氷機の機種には「25kg」や「35kg」などの種類があります。これは「1日あたりの製氷能力」を表しています。
    お店にあった製氷能力の製氷機をお探しの時は「席数×1.5」で算出される数値を参考にしましょう。
    もし席数が20席の場合には、「20席×1.5=30」となりますので、35kgのキューブアイス製氷機が適していると考えられます。
    しかし、コールドドリンクが人気なお店の場合は、余裕をもって1サイズ上の製氷機をお選びになると安心ですね。

    ガステーブル・ガスレンジ

    ガステーブル・ガスレンジにも種類は様々です。
    まずは、ガス機器の基本的な部分として、設備のガス種にあった製品を選びましょう。
    ここからはガステーブルとガスレンジの違いを抑えた上で、さらに細かい種類の違いを確認していきましょう。
    ガステーブルとはガスコンロのみが内蔵しているものであるのに対し、ガスレンジとはガステーブルとコンベクションオーブンが一体になっているもののことを呼びます。
    ガスレンジはコンロで調理しながらオーブンでも調理する事も可能なので、作業時間の短縮・効率化と厨房スペースの有効活用を図ることができます。
    コンロとオーブンをどちらも導入予定の方はガスレンジも候補に入れてみてはいかがでしょうか?
    また、ガステーブルもいくつかの種類に分けることができます。
    まず初めに「外管式」です。ガステーブル本体にヘッダーが取り付けてあるタイプで、ヘッダーにノズル付きのガス栓があり、そのガス栓を手動で空けチャッカマンなどで点火します。
    火が自動で消えるなどの安全装置はついていませんが、コックで火力を調整することができ、火加減の微調整が可能です。コックで火力調節するタイプなので、火加減の微調整を手動で行いたい人におすすめです。
    次に「内管式」です。外管式とは異なり、圧電点火式でつまみを回すと自動で点火します。着火はほとんどが圧電点火方式で、イメージとしては家庭用コンロに近い作りになっています。
    掃除の際は五徳を外し、工具無しでもお手入れできます。扱いやすく、安全装置が装備されている機器もありますが、外管式のような火力の微調整ができないので、とろ火を多用する調理には向いていません。
    最後に「IHテーブル」です。炎を使わないため、安全・清潔・熱気のこもらない環境の良さ、高火力でオールマイティのIH調理器です。
    IHはフラットな天板なため、汚れてもさっとひと拭きでお掃除が済むので、掃除時間の短縮で回転率もアップ。
    厨房が熱くなりにくく、お湯を沸騰させる速度が速いなど、メリットもたくさんあります。
    このように、ガステーブル・ガスレンジだけでもかなりの選択肢があります。こういった加熱調理の機器は種類によって展開できるメニューも変わる、まさに「売上を作る機器」ですので、慎重にご検討の上お選びください。

    食器棚

    飲食店営業の許可を得るためには、食器棚を一つ以上設置することが必須になります。理由としては、食器にほこりやその他の汚れがついてしまうことを防ぐことが目的であり、戸がついていることも条件の一つになります。
    ここまででご紹介した厨房機器は、比較的どんな業態の飲食店であっても導入される一般的な製品になります。
    テンポスドットコムなら新品・中古の厨房機器から飲食店で活躍するインテリア、調理道具と幅広く揃っております。

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    エスプレッソミル・グラインダー

    ここからはカフェ・喫茶店においてメインの商品となるコーヒーにまつわる製品のご紹介になります。
    ミルやグラインダー、エスプレッソマシンなどは、これまでの機器よりもさらに機種によって性能が繊細に変わり、オーナーの再現したい味や香り等によって採用する機種も変化してきます。
    最初はミル・グラインダーです。
    ミルやグラインダーにも様々な種類がありますが、1日に何杯程抽出するのか、テイクアウトにも対応できるようにするのか、浅煎りか深煎りか等で採用したほうが良い機種は変化します。
    一日の抽出回数が多い店舗やテイクアウトのお客様に対してすぐに商品をお渡ししなければならない店舗、浅煎りの硬い豆を挽きたい店舗などはモーターが大きく、パワフルなミルを採用しましょう。

    エスプレッソマシン

    エスプレッソマシンも抽出回数や設備によって変化します。
    コーヒー豆を挽くところから自動で抽出まで完了してくれる全自動タイプ、豆を自分で挽いてセットすると抽出を行うセミオートタイプ、手動で圧力をかけて抽出するため大量に販売することはできないがこだわりの一杯を提供できる手動レバー式などの種類に大別されます。
    また、エスプレッソマシンには1日の供給杯数に上限があるため、忙しい店舗や抽出回数が多い店舗では1連のマシンではお客様を待たせてしまったり、すぐにマシンが故障してしまったりということが発生する恐れがあります。
    1日に50杯を目安として、それ以上抽出する回数が多い場合は2連タイプのエスプレッソマシンを導入しましょう。
    エスプレッソマシンで使用する水を水道と直結して間に浄水器をかませる方式、タンクに水を入れて使用する方式の2種類もあります。水の入れ替えが難しい場合には水道と直結させるタイプのエスプレッソマシンを導入しましょう。

    カフェは準備するものがたくさん!そこにオーナーのこだわりが現れる

    カフェや喫茶店を開業する場合には様々な物を用意しなければならないことが分かりました。
    それぞれの機器にメーカーが複数存在するので、決めるのはとても時間がかかり大変な作業になるかもしれません。
    しかし、そこで悩んで決めた機器がそのお店の個性となり、お客様に美味しい一杯やくつろぎのひとときを提供します。
    一人ですべて決めるのはが大変な場合は、すぐに飲食店のプロに相談しましょう。
    テンポスドットコムには20万点以上の幅広い品ぞろえで、あなたのお店にあった商品が見つかります。
    探すのが難しい場合は電話にてご相談も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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    また、カフェや喫茶店を開業予定の方向けの専門サイト「カフェ・喫茶店開業ドットコム」なら、実際のカフェの厨房図面を参考にしながら商品をお選びいただけます。

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  • 一度は行ってみたくなる!?ユニークなコンセプトの飲食店

    一度は行ってみたくなる!?ユニークなコンセプトの飲食店

    飲食店を開業するにあたり、コンセプトを決める必要があることは以前ご紹介しました。
    そうは言われても、どのように決めればよいかすぐには思いつかないと思います。
    そこで、今回はユニークなコンセプトで営業している飲食店をご紹介します。

    【人気の記事】目的を明確化し、店の成長につなげる! 戦略的会議のススメ
    ※ぐるなびの飲食店向けサイト「ぐるなび通信」へジャンプします。

    関連記事はこちら▼

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    東京都内で気になるコンセプトの飲食店10選

    ・NINJA TOKYO
    ・馬刺居酒屋 竜ノ介
    ・新宿駄菓子バー
    ・京町恋しぐれ 新宿 本館
    ・キハ
    ・ルイーダの酒場
    ・赤羽霊園
    ・プラネタリウムBAR
    ・学校居酒屋 6年4組 渋谷分校
    ・science bar INCUBATOR

    NINJA TOKYO

    忍者屋敷のような居酒屋

    赤坂見附駅の近くにある、忍者をコンセプトにした居酒屋です。
    店内は忍者屋敷が再現されており滝が1つ、池が5つあります。店員は忍者の格好をしておりパフォーマンスもしてくれます。外国人の利用も多く英語が話せる店員さんも多くおります。様々なコースの中にはベジタリアン向けのコースもあります。開業から2021年で20年になり、長きにわたって支持されてきた居酒屋でもあります。

    馬刺居酒屋 竜ノ介

    隠れ家のような居酒屋

    新宿三丁目駅の近くにあります。看板が一切なく、入り口は「冷蔵庫のドア」で、隠れ家的な雰囲気があふれています。この冷蔵庫のドアを開けて中に入ると、昭和30年代を漂わせるなんともレトロな雰囲気を醸し出しています。店名にもある馬刺が様々な種類用意されていますが、それだけでなく鮮度がウリなホルモン、鍋、焼物、刺身など様々なバリエーションがそろっています。

    新宿駄菓子バー

    昭和レトロな居酒屋

    新宿駅の近くにある、昔懐かしいレトロな雰囲気の居酒屋です。店内の中央に駄菓子屋さんがあり、100種類以上ある駄菓子は食べ放題です。昭和レトロな店内には銭湯や郵便ポストなど、楽しい雰囲気が盛りだくさんで童心に返って楽しめます。給食や駄菓子を使ったメニューは懐かしさを感じられます。新宿だけでなく渋谷や恵比寿など複数の場所で営業しています。

    京町恋しぐれ 新宿 本館

    昔の京都のような居酒屋

    新宿駅の近くにあります。京都の街並みをモチーフとした店内で、大正から昭和に掛けて醸成されたモダンな雰囲気です。外国の方はもちろん、日本人にも喜ばれています。大きいテーブルもあるので大人数の宴会でも利用できます。レトロモダンな純喫茶風のメニューや京都の銘酒をアレンジしたカクテルなどお洒落なメニューが多数そろっています。

    キハ

    鉄道ファン御用達の居酒屋

    人形町の近くにある、列車旅をイメージした立ち呑み居酒屋です。1Fは通常のカウンター席ですが、2Fは鉄道車両が再現されており、つり革が下がり通勤電車のシートが設置されています。缶詰とお酒のワンカップで、電車の中で飲んでいる雰囲気を味わえます。2021年には大阪にも姉妹店を出しています。

    ルイーダの酒場

    ドラクエの世界に来たようなバー

    六本木駅の近くにある、ドラゴンクエストに出てくるルイーダの酒場をモチーフとしたバーです。店内には色々なドラゴンクエストにまつわるアイテムが置かれています。メニューはドラゴンクエストに出てくるアイテムやキャラクターにちなんだものもあり、キャラクターそっくりに作られた料理は食べるのが惜しいくらいです。都内は六本木だけでなく秋葉原にもあり、大阪や名古屋など全国各地にあります。

    赤羽霊園

    お化け屋敷の居酒屋

    赤羽駅の近くにある、お化け屋敷のような居酒屋です。この場所で30年以上営業しています。お店の外にはお面が並んでいて怖そうに感じます。店内はストロボをたかないと写真撮影ができないほど暗く、食事中には驚く仕掛けがあり恐怖心があおられます。塔婆のようなものに書かれているメニューには、「目玉親父」、「窯茹で地獄」、「ぬりかべ」といったユニークなものがあります。

    プラネタリウムBAR

    星空を眺めながら飲めるBAR

    白金台駅の近くにあるBARです。世界初のプラネタリウムとBARが融合したお店です。プラネタリウムを上映するときは500万個の星を映し出しています。幻想的な雰囲気の特別な夜になること間違いありませんので、結婚式の2次会などイベントやパーティーでも利用されています。

    学校居酒屋 6年4組 渋谷分校

    小学生に戻れる居酒屋

    渋谷駅の近くにある居酒屋です。小学校にこだわった内装なので懐かしい気持ちになります。コースメニューの中には「抜き打ちテスト」などもありますので見た目だけでなく、食事中も色々楽しめるよう工夫されています。小学生に戻った気分で楽しんでみてはいかがでしょうか。都内はほかに新宿、池袋にあり、また大阪、名古屋、福岡にもあります。

    science bar INCUBATOR

    科学を肴に楽しむBAR

    四谷三丁目駅の近くにあるBARです。食器はほとんどが実験器具。白衣を着て、アルコールランプやピンセットを使って食事をするスタイルです。食事をしながら学生時代の実験の話で盛り上がるのではないでしょうか。カフェもオープンしていますので、お酒はちょっと、という方はこちらにどうぞ。

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    まとめ

    いかがでしたでしょうか。いくら素晴らしい料理が準備できるお店でも、来店していただかないと食べてもらうことはできません。印象に残るようなとがったコンセプトのお店でしたら、来ていただけるお客様も増えると思います。

    テンポスドットコムHP

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  • ニューノーマル時代こそ小さい飲食店で開業するチャンス!

    ニューノーマル時代こそ小さい飲食店で開業するチャンス!

    2019年末頃より始まったコロナ禍により人々の生活は一変しました。コロナ禍が長引き、この生活の変化は定着してニューノーマル(新しい生活様式)と呼ばれるようになりました。
    ニューノーマルとして話題になったものといえば、マスクの着用、リモートワークの普及とおうち時間の増加、黙食などが思い浮かびます。いくつかは飲食店の経営に大きな影響を与えています。では、具体的にどのような影響があったのでしょうか?

    ニューノーマル時代と飲食店の変化

    リモートワークの普及は、-ランチ、ディナー、宴会の需要が激減、客数や売り上げの減少という形で都市部の飲食店を直撃しました。特に大きな飲食店では収益の柱となる宴会需要の減少が大きく響き、賃貸料・光熱費・人件費が負担となってやむなく一定期間営業を中止したり閉店する店舗も多くみられました。コロナ禍がいつまで続くか、コロナ禍が過ぎ去った後にコロナ禍以前のように都市部に人が戻ってくるかも不透明な状況では、都市部での飲食店の開業や大規模な店舗の経営は大きなリスクとなっています。

    ニューノーマル時代における生活の変化と飲食店の変化

    リモートワークの普及により、郊外への移住が促進されました。これにより、日中の郊外の人口が増え、都市部とは逆に郊外における飲食需要は高まりました。
    また、飲食時にはマスクを外しますが、飲食中の感染リスクを避けたい人が増えてテイクアウトやデリバリーの利用も増えました。
    都市部だけではなく郊外で、さらに様々な営業形態で飲食店を開業するチャンスが増えています。

    郊外へ出店する

    都市部に比べると賃貸料が安いことが魅力でしたが、ニューノーマルにより客数も見込めるようになりました。これから飲食店を始めるなら、郊外もおすすめです。

    飲食店物件サーチ

    [clink url=”https://www.tenpos.com/bukken-search/”]

    テイクアウトのお店

    お弁当屋さんのように店頭販売のみの営業形態です。客席が不要で厨房とフロントのみで済むため賃貸料や接客の人件費を節約できます。最近では唐揚げ屋がブームになりましたね。

    デリバリー・ゴーストキッチンのお店

    デリバリーといえば配達の人員を雇用するイメージがありましたが、昨今は飲食向け配達ビジネスが進化して手軽に開業できるようになりました。
    ゴーストキッチンは厨房だけで営業する飲食店で店頭販売はしません。ネットや電話で注文を受け、作った料理の配達も業者などに任せます。
    接客を行わない分、調理や経営に専念しやすい営業形態です。

    イートインとテイクアウト兼用のお店

    テイクアウトできますが、客席も用意してその場での飲食も可能な営業形態です。
    すぐに食べたい人、持ち帰って食べたい人の双方の需要に応えられます。

    テイクアウト・デリバリーを始めよう!

    [clink url=”https://www.tenpos.com/c/special-contents1/takeout”]

    キッチンカー

    少し特殊ですが、キッチンカーという営業形態もあります。需要に合わせて売り場を変えられるのは大きなメリットです。

    移動販売(キッチンカー)はじめませんか?

    [clink url=”https://www.tenpos.com/kitchen-car/”]

    小さな飲食店で開業するメリット

    宴会需要が減少していて大規模な店舗がリスクとなりうる今、小さな飲食店で開業するチャンスです。なぜでしょうか?

    初期投資が小さく済み、雇用の手間が省けて人件費が安く済む

    お店が小さければ内装工事や厨房機器購入などの初期投資が小さく済みます。月々の支出においても賃貸料、光熱費、人件費を節約できます。
    一般的にお店の経営が軌道に乗るまでには時間がかかるものです。開業資金を節約して、万が一への備えも含めて運転資金に余裕を持たせて長期的に経営できるようにすることは、成功のために必要です。

    ターゲットとする客層を明確にイメージすることでリピーター獲得につなげやすい

    小さなお店では厨房も小さくなります。主力メニューを決めて保存する食材の種類を少なくする、旬の食材を使った日替わりメニューを主力にするなど、工夫しましょう。
    メニューが少ないことは必ずしもデメリットとは言えません。そのメニューが好きな客が集まりますし、客層がつかみやすくなるとともにリピーター獲得にもつなげやすくなります

    自分の思い通りの店づくりがしやすい

    最初のコンセプトで成功したり満足できるとは限りません。小さなお店なら内装工事などの費用も安く済みます。客層や理想に合わせて変えていくことで、思い通りのお店を実現しましょう。

    店構えプロデュース

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    テンポス内装サーチ

    [clink url=”https://www.tenpos.com/diy_interior/”]

    初期投資を抑えるコツ

    お店を小さくすること以外にも初期投資を抑える方法があります。中古やプライベートブランド商品の活用です。

    中古の活用

    不動産物件、厨房機器など、閉店した店舗のものを再利用することで大きなコスト削減につながります。

    居抜き

    閉店した飲食店の不動産物件を再利用します。厨房機器や内装などを引き継げるケースも多く、大きな節約が見込めます。

    厨房機器、家具、食器

    業務用厨房機器は中古品も流通しています。新品に比べて安いというメリットがありますが、品質面での不安があります。
    テンポスが取り扱う中古品は動作確認を行ったうえで販売しているため、安心です。

    テンポスならまとめて対応できます

    一括見積サービス

    [clink url=”https://www.tenpos.com/c/order/estimation02″]

    テンポスオリジナル商品の紹介

    プライベートブランド商品を購入する方法です。有名メーカーの商品と同等の品質ながら価格が抑えられているのが特長です。
    テンポスで販売しているプライベートブランド商品の一部をご紹介します。

    冷凍ショーケース

    テンポスオリジナル冷凍ショーケース特集

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    保温ジャー

    テンポスオリジナル保温ジャー特集

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    シンク・作業台・ガス台・調理台

    シンク・作業台・ガス台・調理台・他板金類の中古商品

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    食器

    食器の中古商品

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    家具

    家具の中古商品

    [clink url=”https://www.tenpos.com/c/table1?q=TB&exq=&pl=&ph=&n9l=&width__from=&width__to=&depth__from=&depth__to=&height__from=&height__to=&sort=sales_ranking&limit=80#zs-search-box”]

    失敗を次につなげるコツ

    場合によってはやむなく閉店するケースもあります。しかし、これまでの経験が次に生きるなら無駄とは言えません。次にチャレンジするために、今回の閉店の痛みは極力小さくしましょう。

    閉店で行うこと

    閉店にあたっては、厨房機器を処分したり不動産物件を原状回復するといった費用がかかります。
    節約のコツをご紹介します。

    中古厨房機器などの買い取り

    処分は費用がかかりますが、中古として売却できれば逆に損失を補填できます。

    居抜き活用で内装工事費用を節約

    現状のまま渡すことで、原状回復のための内装工事費用を節約できます。

    テンポスならまとめて対応できます

    飲食店業態変更支援ドットコム

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    得する飲食店閉店術

    [clink url=”https://www.tenpos.com/heiten/”]

    まとめ

    小さい飲食店で開業するメリットをご紹介しました。
    失敗は悪いことだけではありません。次につなげられれば財産です。
    小さい飲食店で開業することは、これから飲食店を経営したい方にとってチャンスを増やすコツなのです。

    開業、厨房機器販売・買取、経営や閉店に関するサポートなど飲食店のことなら、ぜひテンポスドットコムへご相談ください。

    [clink url=”https://www.tenpos.com/”]

  • 店舗探しの最重要ポイント!賃貸募集図面の見方、注意点について解説【教えてふ~みん!】

    店舗探しの最重要ポイント!賃貸募集図面の見方、注意点について解説【教えてふ~みん!】

    みなさまこんにちは!

    ブログ執筆者の自称ふーみんです。
    今回は、実際に物件を探すにあたり、避けては通れない賃貸募集図面の見方について解説させて頂きます。

    住居でも事務所でも店舗でも、必ず物件を探している方は、この募集図面を一次情報として集め、内容を吟味し、内覧するかしないか等、実際に賃貸借契約を締結する上で、最初の一歩として非常に重要な資料となります。

    但し、この募集図面は作成する不動産会社次第で、内容にムラがあり、形式としては千差万別な側面もあります。
    今回のコラムでは、どんな募集図面を見たとしても、抑えるべきところ、確認すべきところ等を解説させて頂きます。

    みなさんにおかれましては、本コラムをご覧の上で改めて募集図面を見て頂き、自分に必要な情報が何なのかをご確認ください以下、内容の解説となります。

    飲食店の賃貸募集図面について

    まずは、そもそも賃貸募集図面とはなんぞや?について改めて解説致します。導入部分なので、前提知識としてご確認ください。

    賃貸募集図面とは

    賃貸募集図面とは、文字通り、大家がテナントに入居してもらうに際し、物件の一次的な情報を1枚の図面にマルっと入れ込んだ物件資料になります。
    この資料を見れば、大まかな物件情報を一目で確認することができます。

    大家としても、この募集図面の出来栄え次第で、テナント側に物件のことを第一印象として気に入ってもらえるか否かに関わるので、非常に重要な物件資料となります。

    逆に、店舗を探している方々にとっても、いかにこの資料を多く集め、より自分の希望に近い条件に近づけるか、より良い出店に結び付けられるかに関わる非常に重要な物件資料となります。

    この資料集めを怠けてしまっていると、良い物件は他の飲食店に持ってかれてしまいます。飲食店の皆様は、気合を入れてこの資料を集めてください。

    作成者は誰?

    この賃貸募集図面を誰が作っているのか?たまに大家自身が作成していることもありますが、世の中の賃貸募集図面の大半は、元付の不動産会社が作成しております。元付の不動産会社とは、大家から不動産管理の代行を受けたエージェント会社であり、テナント募集業務もその一環に含まれます。

    よって、元付会社のセンス次第で、大家にとって早くテナントが集まるかが決まります。

    元付会社と客付会社

    上記にて、元付会社という名前が出てきました。

    不動産の世界では、賃貸でも売買でも、大家側(売買なら売主側)のエージェントとして動く会社、借主側(売買なら買主側)のエージェントとして動く会社、の2社が存在します。

    賃貸の世界では、大家側のエージェントとして動く会社のことを【元付会社】、借主側のエージェントとして動く会社のことを【客付会社】と呼びます。

    なぜ、2手に分かれているのか。理由は色々とありますが、本来、大家と借主は利益相反の関係です。大家はより高い賃料で貸したい。借主はより安い賃料で借りたい。賃料だけみても、互いの利益は一致しません(利益相反)。

    もし大家と借主双方のエージェントを1社が行ったらどうなりますでしょうか。そのエージェントは大家と借主双方の顔色を見ながら、『よりいじめやすい側』に厳しいことを言って、契約を無理に結ばせてしまうでしょう。

    こういったことを防ぎ、大家・借主それぞれの利益を最大限に追求する会社として、元付会社・客付会社が存在します。

    なお、賃貸ではそれほどではないですが、不動産売買においては、元付会社(売主のエージェント)でありながら客付会社(買主のエージェント)でもある状態で不動産売買に携わることが多いです。

    これが悪名高い『両手仲介』です。特に売買の場合、物件によっては数千万、億単位の金額が動きます。売主・買主それぞれに立場があり、利益を追求しないといけないにかかわらず、不動産会社によっては売主・買主双方のエージェントとして不動産会社の都合だけで物件契約をさせてしまうことが多いです。

    なお、例えば弁護士は特に民事裁判においては、双方の弁護士業務を1人の弁護士が行う『双方代理』は禁じられています。当たり前と言えば当たり前ですが、不動産業界においては、古くから続く商慣習からなのか、双方代理が明確に禁じられていません。

    飲食店の皆様は、不動産会社に当たった際、担当者に「貴方の会社は客付け会社ですか?」と聞いておいた方がいいでしょう。客付け会社と答えたら、貴方のために頑張ると思います。そうでないとその担当者も売上も上がりませんからね。

    募集図面の見方、注意点について

    前置きが長くなってしまいましたが、それでは早速、賃貸募集図面の見方について下記で解説していきます。このコラムを読むことで、今まで何となく見ていた物件情報が、そうだったんだ!と分かるかもしれませんので、よくよくご確認ください。

    募集図面の構成

    最初に、募集図面の構成について解説します。本コラムに参考資料として一般的な募集図面のひな型をアップしていますので、併せてご確認ください。

    まず、向かって左上側は、その物件のキャッチコピーや訴求したいポイントを掲載します。もし物件近くの駅が人気の駅ならば、●●駅最寄!!とかデカデカと記載したりします。(添付資料①の箇所)

    次に、その下、右下から中央にかけては、物件の写真やスペースが許せば区画の平面図などを掲載します。(添付資料②の箇所)

    最後に、右側の上から下全部にかけて、物件の概要を文字情報として記載します。(添付資料③の箇所)

    多くはこの3段構えで募集図面が作成されています。たまに、元付会社の怠慢で、物件概要だけ記載とか、写真資料が無いとかの募集図面が散見されます。

    こういう物件資料を作成している元付会社は、やる気がないために、具体的なタイミングになっても真剣に動こうとしないかもしれません。そんな物件は避けた方が賢明です。

    左上のキャッチコピーについて(資料の①)

    上記の説明のうち、左上のキャッチコピーや訴求ポイントについて解説します。

    良いことしか書いてない!?

    この箇所に記載されている内容は、大家からテナントに対し、『貴方がここを借りたらこんなに良いことがあるよ!』と訴える箇所です。

    当然ですが、良いことしか書いてないです。もちろん、良いことが無い物件を借りる訳にはいかないので、良い箇所はあるべきです。

    しかし、この点だけに目が行ってしまうと、この物件に潜んでいるかもしれないデメリット事項が埋没してしまうかもしれません。あくまで、賃貸募集図面を見てる段階においては、飲食店の皆様はなるほどなるほど、こんな感じの物件なのね、くらいで気持ちを留めておいた方が無難です。

    なお、逆にここに何にも書いてない賃貸募集図面は、それはそれで本当に良いところが無いかもしれないですし、作成した元付会社のやる気がないということもあるので、こういった物件は、前述の通り避けた方がいいです。変な物件を捕まされるオチです。

    左下の物件写真・平面図について(資料の②)

    次に、物件写真や記載があれば平面図について解説します。

    信じちゃいけない!?

    正直に告白しますと、私自身も過去に努めていた不動産会社で、物件写真を撮影しますが、100点満点は青空で逆光にならない、美しい写真を撮影することです。

    しかしながら、曇りだったり逆光だったり交通量が多ければ余計な人が入ったり、建物の形がいびつで上手く1カットに収まらない等、なかなか100点満点の写真は撮れないものです。

    では、どうするか。加工します。
    画像の加工ソフトを使えば素人でも簡単に60点の写真を100点の写真に変身させられます。

    もちろん、大半の不動産会社はこんなことは行いません。しかし、賃貸募集図面はただの文字情報です。百聞は一見に如かず、あくまで写真は参考資料の立場として、ご自身の目で確認することが必須です。

    特に写真に掲載されてない箇所にこそ真実ありというのは不動産業界のあるある話。不動産会社は見せたくない箇所はわざわざ写真に撮らないです。必ずご自身で現地に行き、本当に写真と一緒か、写真に載ってない箇所に何があるのか、絶対に確認してください。

    次に、当該区画の平面図が記載されていることがあります。

    これは、非常に要注意!ポイントです。一般的に図面資料は、建物を作ったゼネコンが作成した資料を元に作成されていますが、基本はPDF資料ないし、青焼きの分厚い大型図面です。

    要はこの資料を無理やりコピーや写真にとって掲載されています。しかも、賃貸募集図面のわずかなスペースに小さく縮小して掲載したりしています。もしかしたら縮小の過程で縦横比率を変更してるかもしません。

    こちらも写真と同様に参考レベルに留めておくべきです。

    また、平面図に現れない内容として、ありがちなのは『デッドスペース』です。平面図上は貸し床面積として記載されてますが、その箇所だけ階段下でまともに使えない、鋭角な角で物が置けないなど、いろいろパターンがあります。

    結局は写真と同様に、実際に現地に足を運び自身の目で区画の形がどうなっているかを確認する必要があります。

    右側の物件概要(資料の③)

    それでは、最後に右側の物件概要について解説します。

    募集図面の中で一番重要な箇所

    右側の物件概要の欄は、賃貸募集図面の中で一番重要な箇所です。

    一言一句、注意して確認してください。ここに記載の内容に誤りがあると、最悪はご自身の店舗経営に支障をきたすこともありえます。なお、本当に致命的な間違いとして誤認したまま物件契約をして、後から気づいた場合は、作成した不動産会社の責任です。その場合、最寄りの都道府県に不動産相談窓口がありますので、こちらにご相談ください。

    最悪は行政処分等のペナルティーが不動産会社に課されます。

    それぞれ箇所のポイント

    では、概要記載欄について上から解説していきます。

    通常、上段部分には、物件の種目、最寄り駅、賃貸条件が記載されています。物件種目について、万一『事務所(店舗可)』となっている場合、要注意です。あくまで事務所仕様として貸してるので、飲食店を行う場合は、配管工事等多額の工事が発生します。

    賃貸条件は、賃料や保証料について要確認です。特に賃料は税別か税込かで実際に支払う賃料が異なるので大事です。保証料について多くは償却が発生します。償却の内容はだいたい下の備考欄に記載されています。併せて確認ください。

    賃貸契約期間も要確認です。添付資料では普通3年契約と記載されています。これは普通賃貸借契約で、3年契約満了時に更新が発生する意味です。更新のタイミングでその時の経済情勢に合わせて賃料増減の交渉が発生する場合もあります。

    また、居抜き譲渡物件ですと、譲渡対価費用が記載されていますので確認ください。もし記載が無い場合は、譲渡対価0円もしくは記載漏れのどちらかです。必ず不動産会社に確認してください。

    次に、中央の箇所です。

    ここは、面積や建物自体の概要が記載されていることが多いです。賃貸面積、所在階は当たり前ですが要確認です。また築年数も必ずチェックしてください。

    例えば昭和40年代の建物ですと、遅かれ早かれ建替え時期となります。本当に建替えするとなれば、大家からテナントへ立ち退き要請が来ます。せっかく繁盛している店舗でも立ち退きされてしまえば元子もありません。

    また、この資料に記載の『設備』の欄は空欄となってます。ここはダクトやガスの容量のことです。ほとんどの募集図面ではここまで記載されていません。しかしご自身のお店の業態によっては、多くの設備容量が必要になるかもしれません。

    記載が無いなばら、必ず不動産会社に確認してください。これを怠ると、後で発生する内装工事の際にとんでもないことになるかもです、、、

    最後に、下のその他欄です。ここは超重要です!

    よくあるパターンは、可能な業態や営業時間が記載されています。例えば中華料理不可となっている場合、どこまでが可能で不可なのか、これだけでは分かりません。

    これを見て、そうか中華料理はダメなのか、、と諦めるのではなく、何がOKでNGなのか絶対に確認してください。同じ中華料理でも飲茶系はOKかもしれません。

    また、賃貸条件の箇所で出てきた保証金の償却について記載されています。通常、収めた保証金に対して、退去時に差っ引かれる分が償却と言う表現で記載されています。保証金10ヶ月で償却3ヶ月ならば、退去時は7ヵ月分の保証金が返却されることになります。大きなお金なので、必ず確認してください。

    賃貸借契約更新時に更新料が発生するならば、更新料の目安も記載されているケースが多いです。賃料100万円で更新時1.5ヵ月ならば、更新料として150万円を支払うことになります。こちらも大きなお金が動くことなので、よくよく確認です。

    とにかく、このその他欄は、実際にお店を行う上で致命的に関係する内容が多く記載されています。面倒がらず、必ず下の下まで確認してください。

    まとめ

    本コラムでは、賃貸募集図面について解説を行いました。

    今は不動産会社が掲載しているインターネット上からでも容易に募集図面を取り寄せることが出来ます。あくまで物件探しにおいて最初のとっかかり資料の位置づけですが、最初が肝心。

    ここでつまづくと、全てつまづきます。繰り返しになりますが、あくまで参考資料です。

    実際はどうなのか、ご自身の目で確認してください。募集図面の見方や、こう記載あるけどどういうこと?等、何かご不明点などありましたら、お気軽にテンポスまでご相談ください。誠意対応して参ります。

    テンポスは、飲食店の開業にあたり、事業計画の策定方法、効果的な不動産物件の探し方など、厨房機器等以外のソフト面でも、全力で飲食店の開業をサポートします。詳しくは下記までお問合せください。お問合せ、心よりお待ち申し上げます。

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  • 飲食店の設備投資と定期借家契約の関係性とは?注意点についても解説!【教えてふ~みん!】

    飲食店の設備投資と定期借家契約の関係性とは?注意点についても解説!【教えてふ~みん!】

    みなさまこんにちは!ブログ執筆者の自称ふーみんです。

    今回は、前回のコラムに引き続き、最近よく目に付く【定期借家契約】に関係するコラムとなります。前回コラムでは、そもそも定期借家契約とは何ぞや?の内容にて解説しましたが、今回は意外と多くの飲食店のみなさまが見落としがちとなる、定期借家契約と設備投資との関係性について解説します。以下、内容の解説となります。

    前回のコラムはこちら:「店舗賃貸借契約書は実は2種類!? 飲食店が結ぶ賃貸借契約それぞれの解説、注意点」

    飲食店の設備投資について

    この段では、飲食店の設備投資および【投資】をしたならば切っても切り離せない【減価償却】について、考え方の解説となります。
    なお、減価償却については、どちらかと言えば税務会計面での要素が強い内容なので、本コラムに記載内容は、あくまで考え方の解説となります。

    記載の数値が実は細かく見ると間違っているかもしれません。詳しくは必ずお近くの税理士先生にご相談・確認ください。

    ただし税理士先生に相談するにしても、減価償却の「げの字」も知らない方に相談に来られても、そこから税理士先生が説明するのは、税理士先生も疲れちゃいます。

    少なくても税理士先生と普通に会話ができるレベルまで予備知識として押さえておきましょう。

    設備投資とは

    ここで言う設備投資とは、いわゆる飲食店のみなさまが開業するに必ず行う内装関連の工事のことです。
    厨房機器を入れたり、机椅子を用意したりetc細かいのまで入れればけっこう膨大な内容かなと思われます。なお、一般的に建物に入居するテナントが行う工事については、それが商業施設内でも、普通のビル内であったとしても、大きく3区分(A工事・B工事・C工事)に分かれます。

    また、ビルオーナー側から工事区分表という資料が賃貸借契約と同時に渡されるのが一般的であり、この工事区分にもとづいて入居テナントは内装工事を行います。以下、それぞれの工事区分の内容です。

    ●A工事:その建物の構造上根幹に関わる工事です。例えば柱の工事、基礎の工事、建物の共用部にある設備の工事(エレベーター等)が挙げられます。
     ⇒A工事であるならば、大家の責任と負担において行われる工事のため、テナントに金銭負担等は発生しません。

    ●B工事:直接建物の根本に影響は及ぼさないが、テナントの都合で発生する工事の内、好き勝手テナントにいじくられると大家としては困る工事内容です。代表的なのは電気の分電盤の工事、空調関連の大元の工事、床下の配管工事等が挙げられます。
     ⇒あくまで「テナント都合」の工事のため、責任と負担はテナントに発生します。ただし、大家としてはテナントに勝手に行われると困る工事のため、大家都合で工事指定業者が選定されます。一般論として、大家の指定業者による工事のため、工事金額は高くつく傾向です。

    ●C工事:上記AB工事に該当せず、テナント都合にてテナントが自由に行える工事です。いわゆる一般的な内装工事が該当します。
    上記ABC工事のうち、特にB工事がくせ者です。これが意外と高くつきます。極端な話、もともと事務所だった場所を飲食店として使うとなった場合、根本的なインフラ工事を行う必要があり、これの大半がB工事にあたります。

    よって飲食店のみなさまには、特にスケルトンから内装工事を始めるにあたり、従前のテナントが何だったのかは、よくよくご確認ください!!!

    設備の資産計上とは

    上記でB工事にしろ、C工事にしろ、飲食店のみなさまが内装工事を行う場合、税務会計上は「設備投資」を行うことになります。

    具体的には10万円以上の物品を購入した場合、費用計上するのではなく、「固定資産」として計上することになります。例えばお皿を1枚300円で購入したら、飲食店のみなさまが記入する帳簿には、お皿1枚300円として費用計上することになります。

    一方で、20万円の業務用冷蔵庫を購入した場合、その20万円を費用計上は出来ません。固定資産として帳簿につけることになります。そして、固定資産としてつけられた場合、「減価償却」が発生します。

    減価償却とは

    上記にて、大型の物品を購入したら、単純に費用計上ではなく固定資産計上となり、そこから減価償却が発生します、と記載しましたが、そもそも減価償却とは何ぞや?について以下で簡単にご説明します。ただし、あくまで考え方であり、詳細は本コラム冒頭に記載のとおり、お近くの税理士先生にご確認ください。

    減価償却とは、色々と考え方がありますが、分かりやすく言いますと、その物品設備の耐用年数に応じて、購入金額(いわゆる簿価)を分割で費用計上してね!という内容です。例えば100万円の設備を購入し(簿価100万円)、耐用年数が10年ならば、毎年費用計上できるのは、100万÷10年=10万円となり、この10万円が帳簿に記載されるその物品設備に対する減価償却費=経費算入できる金額です。

    よくある話で、Aという会社が、今期はたくさん儲かって利益が凄くある。でも来期の利益見込みは少ない。このままだと来年払う法人税が経営上重たくなる、、、どうしよう、、、そうだ!せっかく利益がたくさん出てるから、この際に大型の設備投資をして、それを一括で費用計上すればその分利益が相殺されて来期の法人税負担が軽くなる!!!

    と、誰しも考えてしまうかもしれませんが、そんな都合のいいことを税務署は許しません。

    その大型設備投資は固定資産として計上され、減価償却として耐用年数に応じて分割で経費計上されます。よって来期の法人税が劇的に軽くなることはありえません。

    ちなみに、話はそれますが、みなさまの中には自宅としてマンションや戸建てを所有している方もいらっしゃると思います。ご自宅を売却する際、翌年の確定申告ではしっかり自宅の建物については減価償却が発生します。普段は居住用として減価償却のげの字も意識することはないですが、いざ税務処理となった場合は、否応なしに減価償却に向き合うことになります。

    動産(設備)でも、不動産(建物)でも減価償却は発生します。なお、土地の減価償却は発生しません。土地は地球であり、地球には耐用年数がない為です。正確には数億年なのでしょうが、、、

    飲食店に関わる減価償却について

    上記で、設備投資と減価償却の関係性について解説しました。では、飲食店のみなさまには具体的にどう関わるかについて、以下で解説します。

    飲食店設備の耐用年数

    引用:国税庁 「耐用年数表」
    https://www.keisan.nta.go.jp/h29yokuaru/aoiroshinkoku/hitsuyokeihi/genkashokyakuhi/taiyonensuhyo.html

    上のリンクは国税庁のHPに記載されている耐用年数表です。資産計上された物品設備に対して、それぞれの項目ごとに耐用年数が決められております。

    細かく見るとキリがないのですが、大雑把な考え方しては、そのものの体重が軽いと耐用年数は短く、体重が重たいと耐用年数は長い傾向です。ただ、設備投資の場合、概ね最長でも15年の耐用年数=償却期間です。一般論的に、飲食店のみなさまが開業するにあたり内装設備を色々と用意しますが、それトータルでの平均化した耐用年数期間は8年~10年くらいかなと思います。

    つまり、飲食店の開業にあたり、内装工事を例えば1000万円かけて行いました。この場合、この1000万円÷10年=100万円を毎年、減価償却費用として経費計上することになります。

    減価償却期間と定期借家契約との関係性

    さて、ここで前回のコラムでも取り上げた定期借家契約との関係性について解説します。
    上述の通り、設備投資をしたら一括費用計上は不可であり、毎年減価償却が発生します、と述べました。

    一方で、こちらも解説の通り定期借家契約には契約期間が存在し、期間満了後は基本的には契約終了、さようならということで飲食店のみなさまはそこから退去する運びとなります。

    この退去時の取り扱いが非常にトラブルの種となりやすいです。

    償却期間内での退去とは

    普通借契約時でも起こりえますが、一番わかりやすい例が定期借家契約でのパターンなので、 定期借家契約でのパターンで記載します。

    例えば期間3年での定期借家契約を締結、スケルトンから内装工事を行った場合、上述の通り、設備の耐用年数はざっくり10年となります。

    そして、3年を満了して泣く泣く本当に退去することになったとしたら、、、確かに退去するという物理的な行為は原状復帰工事を対応すれば行えます。しかし、税務会計は別の問題が発生します。原状復帰を行い、用意した設備を撤去したら、自分の資産から外されることになります。

    しかし、ここで外された資産に耐用年数が残っている、つまり減価償却の期間が残っている(残存簿価が残っている)場合、税務会計上は、どのような扱いとなるのでしょうが。これは、【設備の除却損】という処理を行います。具体的には、開業に伴い、1000万円の設備投資を行いました。3年後に退去する場合、7年分の資産価値(700万円分)が残っており、これを一括で除却損として計上することになります。

    本コラムの第一回目のコラムで記載した飲食店の収支構造とは?で解説した、飲食店の損益計算書の下の方にある【特別損益】がこれに当たります。想定外に発生した費用計上です。

    損益計算書との関係

    上述の通り、残存耐用年数が残っているのに退去の節目に合うならば、その設備については除却損により損益計算書上は計上すると解説しました。

    損益計算書に、除却損として多額の金額が計上されてしまうと、果たしてどうなるのか、、、
    一番分かりやすい例が、金融機関が良い顔しません。

    退去して、では少し休憩して来年にまたお店をやろう!と思い、内装設備投資を行うとして、その資金を金融機関に借りる場合、金融機関は当然にそのお店の財務資料を3期分くらい要求します。

    多額の除却損を計上してると、その財務資料に傷をつけることになり、結果として飲食店のみなさまが借りたい金額を金融機関は融資してくれないかもしれません。除却損が発生した結果、純利益が赤字計上となることもありえます。

    なお、本コラムではたまたま減価償却からの除却損の話をしておりますが、第一回目のコラムに記載のとおり、飲食店を営むことは、1つの会社経営と同じです。

    経営者である以上は、自社の財務諸表を常に睨めっこしておかなければ、いざ金融機関から資金を融資してもらいたい!と思っても、金融機関からケチをつけられしまう可能性があるので、常日頃、注意深く取り扱うことが大切です。

    対応策

    上述の通り、何も考えずに平気で定期借家契約を締結し、スケルトンから内装工事を行い、馬鹿正直に退去したとしたら、目も当てられない結末が待っているかもしれません。そうならないようにするには、どうしたら良いでしょうか。以下にて考えらえる対応策を解説します。

    定期借家契約の期間

    この問題は、定期借家契約の期間と設備投資の減価償却の期間とのミスマッチにより発生する問題です。ならば、定期借家契約の期間を予め長期で結べばいいのでは!?と思うところです。

    これは、確かに1つの正解です。極端な話、期間10年の定期借家契約を締結し、本当に10年間お店を継続し10年後に退去したとしたら、その頃には設備の減価償却の期間もなくなっているので、除却損のトラブルは発生しにくくなります。

    ただし、あくまで10年という長期にわたり、お店を継続させることが前提です。定期借家契約のコラムでも記載の通り、原則10年間は大家もテナントも退去に関して動かすことはできません。これはこれでリスクがあります。

    中古の設備を購入

    ならば、賃貸借の期間を長くするのではなく、設備側の減価償却の期間を短くすればいいのでは!?という発想です。具体的には中古の設備機器を購入することです。

    例えば中古の大型冷蔵庫を購入した場合、それの製造年月日が2015年だとしたら、今年は2022年なので、7年経過しております。当然に減価償却の期間をその分進んでおります。中古の設備機器を購入した場合、考え方としては減価償却の期間は経過した分の減価償却の期間をそのまま引き継ぐことになります。

    中古の設備機器を用意して、例えば5年お店を行いその後に退去するとなれば、当該設備機器の減価償却の期間はほとんど終了していることが想定されます。よって多額の除却損が発生する可能性は低いです。これはかなり現実的な対応策です。

    なお、中古での設備購入と似た形で、設備の居抜き譲渡による方法もあります。要はこれも中古でマルっと設備を譲り受けることになります。

    程度の良い居抜き物件は裏を返すと新しい設備であり、耐用年数がバッチリ残っています。
    程度の悪い居抜き物件は、耐用年数は短いですが、そもそもこれ使えるの?ので結局新品を泣く泣く用意するケースも多いです。個人的には同じ中古でもメンテナンスされた中古設備を購入した方がトータルバランスで理にかなってるかと思います。

    リースで設備を用意

    その他の対応策としてリースでの対応もあります。設備の所有権を飲食店に持たず、リース会社に所有権が存在し、リース物件として毎月リース料を払う形式です。

    これは、初期のイニシャルコストが発生せず、直接的に飲食店に減価償却が発生しないこともあり、所謂オフバランスの観点では優れた対応策です。

    ただし、リースには必ず契約期間があり、飲食店の退去の結果リース契約を中途解約する場合、基本的には残存リース期間分のリース料を一括で支払うことになります。レンタルみたいに簡単にさよならは出来ません。居抜き譲渡により、後継テナントにリース物件を譲るとして場合でも、そもそもリース会社によってはリース物件の中途名義変更が許されてない場合もあります。

    リース契約の名義変更でなく、中途解約前提で対価をもって後継テナントにリース物件を売却し、その売却益で残存リース料を支払う方法もありますが、こちらも後継テナントありきの話なので、うまく行く保証はどこにもありません。

    そもそもリース料には、リース会社の利益も当然に乗っかってますので、単純な分割払いよりも割高です。リースで設備を用意する場合、イニシャルコストがかからないメリットはありますが、入り口が良くても出口で失敗するケースもあります。飲食店開業時の事業計画と照らし合わせて、よくよく検討が必要です。

    個人的には、トータルバランスを鑑みるに、中古での設備機器の導入がベターな方策かと思います。

    まとめ

    本コラムでは、定期借家契約の契約期間と設備耐用年数(=減価償却期間)との関連を考察しました。どちらかと言えば飲食店を閉める時の話になりますが、一人の経営者としては、飲食店をどうやって後始末するかは重要な経営課題です。何も考えずに突っ走るのは非常に危険です。

    飲食店の経営開始から終わりまで、どのようなスタンスで臨むべきか、お気軽にテンポスまでご相談ください。誠意対応して参ります。

    テンポスは、飲食店の開業にあたり、事業計画の策定方法、効果的な不動産物件の探し方など、厨房機器等以外のソフト面でも、全力で飲食店の開業をサポートします。詳しくは下記までお問合せください。お問合せ、心よりお待ち申し上げます。

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  • 店舗賃貸借契約書は実は2種類!? 飲食店が結ぶ賃貸借契約それぞれの解説、注意点 【教えてふ~みん!】

    店舗賃貸借契約書は実は2種類!? 飲食店が結ぶ賃貸借契約それぞれの解説、注意点 【教えてふ~みん!】

    みなさまこんにちは!ブログ執筆者の自称ふーみんです。

    今回は、飲食店のみなさんが締結する不動産賃貸借契約について、解説致します。
    みなさん、実は不動産賃貸借契約には大きく分けて2種類存在することは、ご存じでしょうか?

    【普通賃貸借契約】【定期借家契約】の2種類が実は存在します。それぞれにメリット・デメリット、注意点が存在します。

    何も予備知識無しに契約をしてしまうと、数年後にこんなはずでは、、ということにもなりかねません。実際に店舗を探して不動産契約を締結する際には、よくよく確認の上、契約書に署名・捺印することをお勧めします。以下、内容の解説となります。

    前回のコラムはこちら:「物件の賃料が決まれば損益収支が分かる?飲食店の損益計算の出し方」

    2種類の店舗賃貸借契約について

    冒頭記載の通り、店舗賃貸借契約書には【普通賃貸借契約】【定期借家契約】の2種類が存在ます。以下に、その成り立ちの背景、それぞれの契約について解説致します。賃貸借契約の根幹を成す内容なので、よくよく注意してください。

    普通賃貸借契約とは

    普通賃貸借契約とは、いわゆる世の中一般に使われる、従来通りの賃貸借契約です。賃料、契約期間、保証金、礼金など、住居から事務所、飲食店含め、幅広く使用される賃貸借契約です。

    以下、借主から見てのメリットです。

    ●契約方法:書面or口頭での契約も可能(とは言え、基本は書面による契約です)

    ●契約更新:特段に正当な事由がない限りは更新される
    ※更新時に新賃料等折り合いつかなくても、法定更新という方法もあり、基本は借主の意思で退去しないかぎりは、ずっと借り続けることができる。

    ●借主からの解約:契約の定めに従い中途解約可能(半年前予告による解約等が一般的)

    ●大家からの解約:契約の定めがあれば可能だが、通常は多額の違約金が発生したり、借主の移転先を手当するなど、大家にとってはハードルが相当に高い。

    住居でも飲食店でも同じですが、普通賃貸借契約はどちらかと言えば借主の力が強いです。一度借りてしまうと、大家都合で借主をどうこうするのは、なかなか難しいです。これが、昔から今に至るまで広く一般に認識されている賃貸借契約の中身となります。

    定期借家契約とは

    上記普通賃貸借契約の内容は、借主からすると慣れ親しんだ契約内容であり、一度借りれば居座り続けられるメリットもありますが、裏を返すと大家にとってはデメリットと言える部分もあります。こういったデメリットを解消し、且つ賃貸マーケットを活性化させるためにも、新しい契約の形態が生まれました。

    それが、平成12年3月より施行された【定期借家契約】となります。定期借家契約は、上記の借主メリットと照らし合わせて下記の通りです。

    ●契約方法:書面による契約のみ、且つ「定期借家契約です!」と改めて書面による差し入れが必要

    ●契約更新:更新せず、契約満了により賃貸借契約は終了となります。もし継続して賃貸借契約の状態を維持したい場合は、新たに一から契約を締結し直すことになります。契約条件等もその際に改めて交渉し直すとなります。

    ●借主からの解約:原則は解約不可。ただし、契約の定めがあれば例外的に可能だが、基本的には中途解約する場合は、残り契約期間分の残存賃料を支払う等の特約が存在する。借主にとって金銭的な負担が非常に大きく、事実上は解約できないパターンが多いです。
    ※残存賃料の支払い・・・例えば契約期間3年、1年を迎えて残り2年を残して中途解約したい場合、賃料が10万円だとしたら2年/24ヶ月分の残存賃料(10万×24ヶ月=240万)を支払うことで中途解約が可能

    ●大家からの解約:原則は解約不可。ただし、契約の定めがあれば例外的に可能だが、普通賃貸借契約の時と同様に、多額の金銭負担など、大家が負担する金銭負担が大きく、事実上は解約できないパターンが多いです。

    ●その他:普通賃貸借契約と比べて、一般的に定期借家契約の方が契約賃料は安いです。普通借契約との比較で借主にリスクを寄せている部分があるので、そのリスク分を賃料で調整する=普通借契約よりも賃料が低いことが多いです。

    定期借家契約が適用される不動産について

    次に、どういう不動産の場合に定期借家契約が多く存在するか、以下に解説します。みなさまが入居される不動産(建物)について、どのパターンに当てはまるかご確認ください。

    商業施設

    一般的に、イ●ンやらら●ーとに代表される商業施設内の飲食店に入居する場合、大半は定期借家契約での賃貸借契約となります。理由は以下の通りです。

    ・大家からみて、テナントを定期的に入れ替えることで、その時のトレンドに沿った施設のコンセプト作りを行える。
    ※タピオカ屋が流行ってるからと普通借でタピオカ屋を入れた場合、タピオカブームが去った後もタピオカ屋が残ってしまっていれば、次のブームに沿ったテナントを入居させられない。

    ・定期的なフロア大規模改装等を行うケースが多いが、定期借家契約なら大規模改装の時期に合わせてテナント退去を促すことは可能だが、普通借契約の場合、その時期を合わせることが難しく、計画通りの大規模改装ができない。

    概ね、有名商業施設の場合、上記の理由としてテナントに対しては定期借家契約を求めることが、現在は常態化しております。

    築古物件

    建物自体の築年数が例えば昭和40年代の築年数の物件の場合、当然に近い将来の建て替えが想定されます。

    大家の立場からすると、築年数が古い物件の場合、建物・内部施設等の老朽化が進んでいるため、周辺の新しい物件と比較して不動産としての競争力が低下しております。建て替えをすることで、不動産の競争力を元に戻すことは、大家としての当然の仕事の1つです。

    この場合、普通借契約のテナントをいくら建て替えするからと、契約期間の途中で大家都合にて解約を促すのは、上述の通り、金銭負担等のハードルが高いです。

    一方、予め定期借家契約で契約を締結しておけば、建て替えの時期に合わせて契約満了を調整すればよく、建て替えもスムーズに行えます。商業施設でもないのに、定期借家契約を求められる場合、建物自体が古いか否かもチェックポイントです。

    不動産会社が保有する建物物件

    商業施設でもなく、築年数が経過してる訳でもないのに、定期借家契約を求められる場合、大家が不動産会社の場合が想定されます。

    不動産会社が事業として不動産を所有している場合、今は純粋大家業として入居テナントから賃料を受領しているが、何かの拍子に事業計画が変更となり、建て替えを行う、もしくは建物を取り壊してマンションを建設する、不動産自体を売却する等、様々なケースが想定されます。

    どのパターンになったとしても、普通借契約でテナントが入居していると不動産会社としての事業計画に支障をきたしてしまうので、予め定期借家契約での入居を求められる場合があります。

    まとめ

    上記で、普通借契約と定期借家契約の違いについて解説しました。2つの違いについて、掘り下げると、本当はもっと細かい違いは多数ありますが、予備知識としては本コラムで記載されていることを頭に入れて、不動産会社と向き合っておけば大丈夫かなと思います。

    なお、定期借家契約の場合、賃貸借契約の期間と飲食店が入居時に投資した設備における償却年数の整合性など、クリアする課題はありますが、それは別のコラムで解説させて頂きます。

    なお、定期借家契約だからといって過度に身を引く必要もありません。普通借契約と比較して、賃料が比較的安いというメリットもあります。それでも、これ大丈夫かな?など、ご心配事等があれば、お気軽にテンポスまでお問い合わせください。

    テンポスは、飲食店の開業にあたり、事業計画の策定方法、効果的な不動産物件の探し方など、厨房機器等以外のソフト面でも、全力で飲食店の開業をサポートします。詳しくは下記までお問合せください。お問合せ、心よりお待ち申し上げます。

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